コードギアスシリーズ、制覇しました〜!!!
で、コードギアスシリーズって2000年代初頭の作品なので、令和のBLオタクから見ると「考え方古っ!」ってモヤモヤするところも多いんですね。
なので、これからコードギアスシリーズを見る人のために、地雷ポイントをご紹介します。
ちなみにこの記事を書いている私は、アセクシャル傾向強めなレズビアンのBLオタクというなんともニッチな人間です。
アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」
ストーリー的には地雷ほぼゼロ。
地雷ポイント
女の子の裸とか、ローアングルとかスケベなシーンがちょくちょく挟まれる。
映画「コードギアス 亡国のアキト」
兄と弟の物語のはずが、いつのまにかそれぞれの恋人(異性)との痴話喧嘩みたいなラストでした。
正直おすすめしない作品ですが、ルルーシュがシャルル(父)に記憶を書き換えられ「天才軍師ジュリアス・キングスレイ」になるも、深層心理で本来の自分と戦い幼児退行し、スザクと牢屋の中で寄り添うシーン(映画のいっちばん最後)があるので、スザルル・ルルスザ好きはそこだけ見てほしいです。
地雷ポイント
異性愛カプが特に理由なく大量生産される。コードギアスの世界には異性愛者しかいないのか?同じだけ同性愛や無性愛も描いてほしい。
アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュR2」
特になし。終わり方が最高なので絶対見てほしいです。
スザクの考え方が、私はすごく独善的かつ高圧的に感じられて理解できないんですが、そのイライラさえもスパイスに感じる、衝撃と感動のストーリーです。
地雷ポイント
スザクが自分の罪(父を殺したことで、結果的に日本をブリタニアに蹂躙・占領させた)を棚上げし、まるで自分は何の非もない人生を歩んでいるかのように、いちいちルルーシュに「君を罰する」「君は間違っている」と上から目線で説教するのが腹立つ。
映画「コードギアス 復活のルルーシュ」
C.C.が自分のエゴでルルーシュを復活させる物語なので、ルルーシュはこの魔女のせいで死ぬことさえ自分の自由にできないのか…と気の毒になりました。
あと、反逆のルルーシュと反逆のルルーシュR2では狂人かってくらいナナリーを守り一緒に生きようと必死だったのに、本作では急に手のひらを返し、ナナリーとスザクを置いてC.C.とお手手繋いで旅立つので謎すぎ胸糞エンドです。
地雷ポイント
C.C.とルルーシュのキャラがブレブレ。C.C.は凛とした強さがなくなり、ルルーシュに依存している。
ルルーシュはナナリーやスザクへの愛が薄れ、C.C.にべったり。
アンチが多いキャラへの救済的なシーンが多い。(扇がゼロに謝罪して自殺しようとしたり)
まとめ
コードギアスシリーズは本編がすごく面白かったので映画も観たんですが、映画はスザクとルルーシュの絡むシーン以外は観る必要なかったかな〜。
私は異性愛を描くなら、同じだけ無性愛や同性愛も描いてほしいと思っているので、女性だけが胸や股間や尻を強調して描かれるのは異性愛の男性の性的な視線を視聴者に強要する感じが気持ち悪いな〜と思ったし、異性愛ばっかりでうっとおしいな〜と思いました。
作品から受ける感情は人それぞれなので、コードギアスファンの方もそうでない方も、「ふーんあなたはそう思うのね」と参考程度にしてみてください。