「鋼の錬金術師」シリーズ、地雷ポイントまとめ

アニメ

「鋼の錬金術師」シリーズ、アニメ1期と2期、OVA、映画2つを見終えました。

2003〜2011年に大人気だった本作は、今なお「アニメ1期派」と「アニメ2期および原作派」に分かれて愛され続けています。

「鋼の錬金術師」シリーズを通して見て、令和に生きるBLオタク目線で各作品のネタバレ感想と地雷ポイントを書いてみました。

ちなみに私はアセクシャル傾向強めのレズビアンのBLオタクなので、異性愛・同性愛を好きなフラットに描く作品が好きであることを先にお伝えしておきます。

アニメ「鋼の錬金術師」


傑作です。

人間の愚かさ、弱さを突きつけられ絶望すると同時に、無償の愛の強さ、あたたかさを痛感させられます。

とにかく見てほしい。この言葉に尽きます。

詳しい感想はこちら💁‍♀️

地雷ポイント

アルの中途半端な正義感が空回りしていて、イライラさせられることも。でもまだ彼は10歳前後と考えると、そんなに腹立たしくはなかったです。

 

映画「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」


アニメ「鋼の錬金術師」の続編です。これも本当に素晴らしかった。

エドとアルの深く強い兄弟愛、エドとロイの確かな信頼関係が丁寧に描写されていたとともに、ホムンクルスたちの最期がどれも哀しくも美しく愛に溢れていて、見た後に思わず「ありがとう…」と言葉が漏れました。

アニメ1期と本作を作ってくれた方々にただただ感謝の思いでいっぱいです。

詳しい感想はこちら💁‍♀️

地雷ポイント

なし

 

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」


見終えた時、正直「見なければよかった…」と思いました。1期と映画「シャンバラを征く者」だけで止めておけばよかった。64話見た時間を返してほしい…。

「ホムンクルスたちが求めていたものは仲間」「エドとウィンリィ、ロイとホークアイが恋愛したら大団円」とか、異性同士の恋愛頼りのチープな展開が多いと感じました。

地雷ポイント

出番の多い男性キャラは必ず女性キャラと恋愛するので、この作品の世界には異性愛しか存在しないんですね、と皮肉な気持ちになりました。

ギャグ調のシーンが多く、シリアスな気持ちの時に雰囲気を壊されるので腹立たしかったです。

BLヲタ的にはエドとウィンリィ、ロイとホークアイの恋愛エンドが相当しんどかったです。記憶を消したい。エドとウィンリィが2児をもうけるくらい公式で何度もセックスしたと思うだけでもう…🤦‍♀️

 

OVA「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」


アニメ2期の続編です。2期が嫌いすぎてほぼ流し見でした。

アニメ2期の設定でイズミやロイの過去が深掘りされているので、好きなキャラが登場する人にはおすすめです。

地雷ポイント

アニメ2期自体が地雷だったので、OVA自体が地雷でした。全4話なんですがどれも異性愛前提なので、BLオタクは見るのしんどいんじゃないかな。

 

映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」


どちらかというと原作・アニメ2期に雰囲気が近い、オリジナルのストーリーです。原作・アニメ2期派にはおすすめです。

全体的にジブリっぽい描写が多いので、ジブリ好きも好きかも。

地雷ポイント

アルとジュリア恋愛エンドが微妙。ウィンリィはほぼ出番ないのになぜわざわざ戦場についてきたのか、謎でした。

 

 

まとめ

「呪術廻戦」「ハイキュー!!」を好きな人は、絶対1期の方が好きだと思います。各キャラの人生観を深掘りする、哲学的な作品が好きな人は1期ですね。

「鬼滅の刃」「ワールドトリガー」が好きなら、原作・2期かな。

私は「人気のある男性キャラがヒロインと結婚して家庭を作るのが”最高”の人生」というのが理解できないので、原作・2期は苦手です。

全ての人間が異性愛者、かつ、子供を作ったらもっと幸せであるような描き方をする作品は理解できません。

アセクシャルでレズビアンである私はこの作品の世界に居場所がないな、私みたいな存在はないことにされてるんだな、って思うんですよね。

1期は各キャラの性嗜好に踏み込まず、あくまで「人間とは何か?」「人間を錬成した罪とは何か?」「永遠の命や不老不死の肉体を人間が得た時、どうなるのか?」を徹底的に追及していたので、命や人間、人間の罪についてとても考えさせられて面白かったです。

これから「鋼の錬金術師」シリーズを見る方は、「アニメ1期と原作・2期は名前が同じだけの全く別作品」と思いながら見ることをおすすめします。

 

この記事を書いた人

逆襲のゆりこ
光の腐女子。たなとさん「あちらこちらぼくら」、重い実さん「アホエロ」など、ほっこり~ギャグエロが好き。来世は、両想い前から無自覚にいちゃつく男子が通う学校の壁になりたい。