ドラマ「ミス・マープル シリーズ1」のネタバレ感想

ドラマ

「アマプラ同時上映会」第53弾!

当サイトの運営者3人が、Amazonプライムビデオでアニメやドラマ・映画を同時視聴する企画です🎬✨

今回観るのは、上品でチャーミングな老婦人マープルが抜群の人間観察力と鋭い推理力で難事件を解決していく「ミス・マープル シリーズ1」

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ


元犯罪心理学者の英国貴婦人探偵 のお話。

<あらすじ>
冴え渡る観察力で事件の謎を解き明かす貴婦人探偵ミス・マープル!

アガサ・クリスティー・ミステリーの傑作シリーズ!!

「書斎の死体」、「動く指」、「予告殺人」、「ポケットにライ麦を」などのエピソードをお届けする。


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こんな人におすすめ

  • 本格派ミステリーが大好き!!
  • イギリスの昔ながらの衣食住に興味がある🇬🇧❤️
  • アガサ・クリスティが好き!!

 

 ネタバレ感想

第1話「死体の書斎1」

とあるのどかな村に住むバントリー夫婦の書斎で、若い女性の死体が発見されます。女性の名前は、ルビー・キーン。

バントリー夫妻への恨みが殺人の動機ではと考えたマープルは、バントリー大佐と喧嘩ばかりしているご近所さんで、プラチナブランドの若い女性を好きな、撮影所の大道具係ブレイクを最初の容疑者に据えます。

しかし、彼は当日パーティーに出かけていてアリバイはある上、彼には熱をあげている恋人がおり、ルビーを殺す動機はありません。

 

エピソード2「死体の書斎2」

捜査の中で、ルビーは富豪のコンウェイから目をかけられ、養子にしたい、相続金は10万ポンドにすると事前に発表されていたことが発覚します。

アデレイドの息子ピーター(熱狂的なミステリーマニア)は、ルビーが殺された時に父が「1人片付いたな」と言い、叔母が「恐ろしいことにね」と会話したのをたまたま聞いていました。ナイスだ少年!

一方その頃、新聞記者のマーカムが、コンウェイたちが泊まっていたマジェスティック・ホテルから無くなっていたバートレットの車・ボクスホールと女生徒ウエストクリフ・パメラの焼死体を発見します。

また、ダンサー兼テニス教師のスターは、亡くなったルビーの身辺について「ルビーの姉のジョージーは殺されたルビーのことについて、コンウェイに交友関係を知られたら困る。しっかりしろと怒っていた」「事件の日、夜10:30頃に姿が見えず控え室に彼女と行ったらドレスだけがあり、”また映画屋のブレイクと一緒かしら”と独り言を言っていた」と供述します。やはりブレイクが犯人なのでしょうか?

そして、ヘンリー卿に捜査を依頼するコンウェイでしたが、犯罪学者ミス・マープルに頼むといいと薦められたため、マープルが捜査に協力することに。

ルビーの遺体を調べたところ、シロイワヤギという上質で貴重な毛がついていたため、ルビーを殺したのはコンウェイではとの疑惑が浮上します。
マープルは「コンウェイはアデレードやマークたちとは、家族を失った悲しみで繋がっていたけれど、2人は若いからしばらく経つと悲しみを忘れてしまったのね。」と、コンウェイの孤独を見抜きます。

そして、頑固者ですが実は繊細なバントリー大佐が、事件の噂のせいで塞ぎ込み、夫婦仲が悪化していくことにも不安を抱きます。

正直、ここまで観ててもまっっったく犯人が分かりません。コンウェイが怪しそう、でも動機があるのは遺産相続権のある義理の娘・息子たちだし…ルビーと焼死体との関係性も謎です。人間関係が深掘りされるほど、迷路に迷い込んでいくような気持ちになります…🌀

メープルはアデレードとマークの殺人動機を探ります。
マークもアデレードも、ルビーを詐欺師だと忌み嫌っていました。

アデレードはヒューゴから熱烈なアプローチを受けながらも、スターとテニスばかりしていちゃついています。彼女が相続権を失わないことをスターもヒューゴも望んでいる(彼女への愛に加えて、彼女と結婚すれば自分も徳をする)ことから、彼女のためなら2人は手を汚すことを厭わないだろうと推測するマープル。

しかし、ヒューゴもスターもアデレードも、ルビーの推定殺害時刻である10:30〜12:00過ぎまでブリッジをしており、アリバイがあります。

そして、焼死体パメラについても、3人は殺す動機がありません。

マープルは、女生徒は殺人現場をうっかり見てしまったから殺されたのでは?と考えます。

さて、バントリー大佐の自宅からゴシントンホールまで15マイル。ルビーが最後に発見されたのは夜11:30。検死結果では殺人前に睡眠薬を飲まされ、遅くとも夜12:00頃には殺されていました。

バントリー大佐に推定殺害時刻のアリバイがなかったことからルビーの殺害容疑がかかっていましたが、ブレイクが夜11:00頃にホテルと自宅の中間地点にある見張り所でホテルへ向かうところを目撃されており、ブレイクがルビーとパメラを殺したのではとメープルは考えます。

 

エピソード3「死体の書斎3」

ブレイクは午後11時少し前にマジェスティック・ホテルから20マイルほどのところにある撮影所を出ており、ホテルのパーティーに午前2時頃いたという証言もあります。ブレイクがルビーとパメラ殺しの最有力容疑者になります。
マークにはかなり借金があり、アデレードと彼女の恋人たちも金目当てで彼女に近づいているようでしたが、メープルは彼らは殺人を犯すほどルビーを憎んではいないと見抜きます。そして、コンウェイについて調べ始めます。

コンウェイは普段は穏やかに見せていますが、実はとても高圧的。コンウェイの執事はメープルに対し、「コンウェイ様はこれまでは亡くなられた奥様や御子息への悲しみをマーク様方と共有することで生きておられましたが、今は自分の進行をさまたげるものへの怒りで生きておられます」と証言します。コンウェイはルビーを実の娘のように可愛がっていましたが、事件の1週間前、彼女のハンドバッグからブレイクが彼女に贈ったと思われる写真が落ち、しらを切る彼女に対して激しい憎悪を抱いたようで、それからはずっと「ルビーを監視しろ」と執事に言いつけていたのでした。

そして、メープルはパメラの身辺調査を始めます。パメラの親友フローリーにメープルが尋問したところ、パメラは両親には嘘の予定を話し、「デインマスで行われるカメラ・コンテストにこっそり行くと言っていた」と証言します。

ブレイクの車を警察が調べていると、なんとルビーのドレスについていた毛と同じものが発見されます。

そして、メープルはブレイクの家を訪問し、ブレイクと彼の恋人を尋問します。ブレイク夫人と名乗っていたプラチナブランドの髪の女性の実名は、ミス・リー。既婚者でした。

真実を次々と言い当てられ怖気付く2人に、メープルは「このままだとミス・リーの本当の夫に殺人容疑がかけられ、殺される」と予言し、2人は真実を打ち明けます。

ブレイクはリーと喧嘩しパーティーから早々に帰宅しましたが、泥酔していました。家の中ではルビーがすでに死んでおり、酔っ払いつつも焦ったブレイクは嫌がらせ目的でバントリー大佐の家に投げ込んだと自白します。

さて、コンウェイはアデレードたちに対し、ルビーに与えるはずだった10万ポンドを若いダンサーたちの寮のために寄付すると宣言します。

そして、メープルが全ての謎を解き明かすのでした。

 

ルビーおよびパメラ殺害の真犯人は、ジョージー(ルビーの姉)とマークでした。
実は、マークはジョージーと結婚していましたが、隠していたのでした。ルビーが養子になることで遺産の取り分が減るのを恐れて殺害したのです。

メープルがジョージーの犯行に気づいた一番のきっかけは、ルビーの部屋に切った爪が捨てられていたことでした。ルビーは爪を噛む癖があったので、爪切りを使う必要がなかったのです。ではなぜ爪を切る必要があったのか?

それは、バントリー夫妻の書斎に捨てられていた死体はパメラだったからです。

パメラが最初に会った「映画関係者」と名乗る男はマークでした。

犯人をブレイクに仕立て上げるため、ブレイクの写真をルビーのバッグに入れたり、警察に映画屋とルビーの関係を匂わせたり、パメラの髪を漂白して爪を短く切ってルビーに似せた化粧をしたのは、ジョージー。

そして、ルビーに似せたパメラをマークに引き渡し、マークは10時過ぎにブレイクの家に運び、そこで殺してホテルに戻ったのです。
そのため、ルビーに似せたパメラの推定死亡時刻には2人のアリバイができていました。

ルビーには睡眠薬と頭が痛くなる薬をあらかじめ飲ませておき、ジョージーは次のダンスまで自分の部屋で休むように言いました。
そして、ルビーが休んでいる時に殺し、パメラの着ていたガイドの制服を着せ、バートレットの車を盗んで車ごと焼いたのです。

 

エピソード4「動く指1」

主人公は、戦時中に飛行機事故で左脚に重傷を負ったジェリー・バートン。彼は静養のため、妹ジョアナとともに、リムストックという田舎町にあるリトル・ファーズ邸にやって来ます。
彼らが引っ越してきて数日後、差出人不明のいやがらせの手紙が届きます。内容は「妹はあばずれだ」というようなもの。

ジェリーが町医者のオーエンに診療にかかった時に尋ねてみると、どうやら以前からこの町では、どの家の女性にもこんな中傷誹謗の手紙が届いているようです。

手紙の内容は女性に向けたものばかりだったので、ひねくれた年老いた女性が若い女性に嫉妬して送っているのだろうと、住人たちは苛立ちながらも無視していました。

主人公のジェリーもジョアンナも、バカバカしく思ってその手紙を破り捨ててしまいますが、この「怪文書事件」はなんと殺人事件を生んでしまいます。
事務弁護士のディックの妻モナが「子供の本当の父親が誰かばらしてやる」という怪文書を受け取り、「私には無理」という書き置きを残し死んでしまったのです。
この事態に、町の牧師の夫人が、知人のミス・マープルを呼び寄せ、知恵を借りようと試みます。

ディックには子供が3人おり、息子2人のうち次男コリンとは血が繋がっておらず、長女ミーガンは妻の連れ子でした。

ミーガンは自分が元夫に似ている自分をモナが厭わしく思っていることに勘づいており、両親を嫌っていました。

シミントン法律事務所の事務員ギンチや、シミントン家の家庭教師エルジーがリチャードを好いているようなのも、ミーガンにとっては腹立たしかったのです。

そしてさらに事件は続きます。シミントン家のお手伝いであるアグネスが行方不明になったのです。

彼女は行方不明になる前に、リトル・ファーズ邸のメイドであるパトリッジに相談したいことがあると電話していました。パトリッジはアグネスと会う約束をしていたが、現れなかったのだといいます。

殺人事件の雲行きはどんどん怪しくなっていきます☁️

 

エピソード5「動く指2」

ジェリーはミーガンからの「すぐに来て!」と焦ったような電話で叩き起こされます。

ジェリーがシミントン家へ向かうと、行方不明になっていたアグネスが階段の下の戸棚で他殺死体となって発見されました。

そんな中、ジェリーは治療のためにロンドンは向かいます。愛と自由を求めてもがくミーガンに惹かれ始めていたジェリーは彼女を攫い、2人は束の間のロンドン旅行を楽しみます。帰り際にはキスをして別れる2人。

浮かれるジェリーでしたが、その翌日またしても妹への中傷文が届きます。しかし、今回の中傷文はそれまでのもの(何かの本の単語を切り貼りしたもの)とは異なり、タイプライターで書かれたものでした。
町医者オーエンの妹、エメが昨晩深夜に町に一台しかないタイプライターを使っている現場をジェリーは見ており、これまでの文もエメが送っていたのかとジェリーは訝しみます。

そんな時、ジェリーはリトル・ファーズ邸の書斎にある一冊の本からごっそりとページが切り取られていると気がつきます。

これまでの中傷文は、リトル・ファーズ邸の元の持主である、オールドミスの姉妹の最後の1人、エミリーが送っていたのではと疑うジェリー。しかし、最新の中傷文のみエメがミーガンへの嫉妬で送ったのであり、それ以外は彼女が書いたものではないとメープルは推測。

一方、ジェリーとの旅行をきっかけに、ミーガンはリチャードとエルジーができていること、モナの薬(抗うつ剤)をリチャードがいじって早く死ぬようにしていたことを告発する代わりに独り立ちできるだけの金を要求しました。

ミーガンから脅された夜、リチャードはミーガンの飲み物に睡眠薬を入れ、モナを亡くしたガス自殺に見せかけようとするのですが…リチャードを怪しんでいたマープルが警察を呼び込み、ミーガンは一命を取り留めます。

リチャードは始めは無実を訴えますが、彼の取り乱す様を見てエルジーは辞職。

エルジーが去ったのを見ると、それまでの中傷文は自分が妻を追い詰めるためにやったものだと認めるのでした。

エルジーの変わり身の早さよ…😂

 

エピソード6「予告殺人」

ある日、地元紙「ギャゼット」の広告欄に「殺人お知らせ申し上げます。10月29日金曜日、午後6時30分よりリトル・パドックス館にて…」 という物騒な文章が掲載されました。

リトル・パドックス館があるチッピンググレグホーン村の人々は、何が起こるのかとふざけ半分で集まります。

時計が6時30分を指したとき、部屋の明かりが消え、突然銃声が響きます。

明かりがつくと、そこには村のホテルに勤める従業員の男の死体があり、集まった人々は阿鼻叫喚。

警察はその場に居合わせた村人たちをひとりずつ調べていきます。

しかし、殺人予告と書いてあるのにわざわざ行く村人たち…心強すぎますね…ww

 

エピソード7「予告殺人2」

リトル・パドックス館の女主人レティシアは、ゲドラーという資産家の秘書を長年勤めていました。

レティシアが死んだ場合、ゲドラーの遺産は彼の妹ソニアの子供、ピップとエマに相続されます。しかしソニアは男と駆け落ちして行方知れずのため、レティシアがゲドラーの遺産を相続する可能性が高くなっていました。

リトル・パドックス館にはレティシアだけでなく、彼女の再従兄弟であるパトリックとジュリアが住んでいます。ピップとエマが生きていた場合、彼ら2人と同い年であることから、マープルは彼らが本当にレティシアの再従兄弟なのかを怪しみます。

一方、小説家のエドマンドは、リトル・パドックス館に下宿しており草いじりばかりしている無口な女性フィリッパをしきりに口説きに来ていました。

リトル・パドックス館に住むレティシアの親友、バニーはパトリックが前々からレティシアに金の無心をしてるのを憎らしく思っていました。「金にあんなに執着するなんて」と怒り狂うバニーを見て、違和感を感じるマープル。

そんな矢先、バニーの誕生日パーティー中、バニーは頭が痛いと言い出し、レティシアが自分のベッドサイドに頭痛薬があると言い、飲ませると、バニーはその場で死んでしまいます。

マープルが村の人々の過去を調べていると、パトリックが元兵士であること、ジュリアが薬剤師見習いでさまざまな薬を入手できることが分かります。バニーは麻酔性の毒薬を飲んで死んだので、ジュリアに容疑がかかります。
…というか、「この村ではどこの家も鍵をかけない」って日本のド田舎か!?ってなりましたw

 

エピソード8「予告殺人3」

フィリッパはエドマンドに、元旦那から金をせびられ困っていることを見ぬかれて困惑していました。

一方、マープルはソニアの写真を見たいとジュリアに頼むのですが、彼女の写真だけが屋根裏にあるアルバムから抜かれていました。誰が一体犯人なのか?と思いめぐらせるマープル。

しかしそんな中、新たな殺人が起こります。

第一の事件について自宅で再現・検証していたヒンチクリフとエイミー。エイミーは事件の日、1人だけドアの陰に立っていたので強盗が照らす懐中電灯の光から逃れることができ、犯人について思い出せたのです。ヒンチクリフは買った犬を迎えに行くため一時的に外出しなくてはなりませんでしたが、「犯人を忘れないで!」と彼女に声をかけます。しかしエイミーは「でも、彼女はあそこにいなかったのよ」と困惑気味。そしてヒンチクリフが外出している間に、エイミーは犯人に絞殺されます。

そして事件の全貌を理解したマープルは、フレッチャー巡査部長やミッチーに協力を頼み、犯人を罠にはめます。

村人一同が揃っている前で、料理人のミッチーに「レティシアがピストルを持って立っているのを見た」と嘘の証言をさせたのです。

焦ったレティシアはミッチーを殺そうとして、現行犯で逮捕されました。

実は、マーガトロイドが見たのは、犯人そのものではなく弾痕が残った「壁」でした。

男を撃てたのは部屋にいなかった人物のみ、つまりレティシアのみ…「部屋にいない」ことこそが犯人である証拠だったのです。

そして、マープルとクラドック警部によってさらに事件の詳細が語られます。

レティシアと名乗っていた女性は、実はシャーロットという双子の妹でした。

レティシアは随分前に病死していましたが、シャーロットは首にある傷痕を隠せば姉の瓜二つだったため、首を常にネックレスで隠し、姉として生き、遺産の相続を待ち続けていました。

しかしシャーロットは良心の呵責ゆえに、昔なじみのバニーにだけ、真実を打ち明けてしまいました。

バニーはシャーロットに同情してくれましたが、嘘が下手なバニーは、「レティー」と呼ばなくてはいけないのに時々「ロティー」と呼んでしまうという重大なミスをたびたび犯すようになります。

シャーロットはバニーを家族同然に愛していましたが、そのミスが段々と許せなくなっていきます。

そして話は最初の事件に戻ります。

新聞に殺人予告を出し、強盗のふりをしてリトル・パドックス邸を訪れたルディーは、レティシアに頼まれて「殺人ごっこ」の強盗役を引き受けただけでした。

実はルディーはシャーロットと面識があり、彼女がレティシアではないことを知る数少ない人物だったのです。

ルディーは遺産問題については何も知らず、少しだけお金を借りたいだけでした。しかし、シャーロットはルディーに遺産を取られると勘違いし、殺してしまったのです。

そして、遺産を本来受け取るべきだったソニアの子、ピップはフィリッパ、エマはジュリアでした。

フィリッパもジュリアもお金に困っており(フィリッパは元夫との息子の養育費、ジュリアは売れない役者なので生活費。ちなみにパトリックはレティシアの実の従兄弟でジュリアの婚約者)、レティシアにいつか打ち明ければお金を貸してもらえるのではないかと思っていたのでした。

アガサ・クリスティの著作の中でも人気の高いお話と聞いていましたが、「分かる…!!!」ってなりましたw

全員のあちこちに犯行動機が隠されていて、翻弄されまくりでした…!!!///

 

エピソード9「ポケットにライ麦を1」

投資信託会社の社長レックス・フォテスキューが、上着の右ポケットにライ麦の穀粒をいっぱいに詰めた状態で毒殺されました。

ニール警部はフォテスキュー一家が住むイチイ荘に乗り込みますが、どうやら一家は家族仲が最悪な様子。

レックスの後妻アディールは夫の前では猫をかぶっていますが、日中はゴルフに夢中で、ヴィヴィアンという男友達と人目も憚らずいちゃついていました。

レックスの長男パーシヴァルは非常に優秀な男で、レックスの後継として父の会社の重役を任されていましたが、父とは経営方針が全く合わず、大勢の前で「能無し」と罵倒されることが多々あったようです。

父亡き後の遺産について話し合うため帰ってきた次男ランスロットは、窮屈な会社勤めは嫌だと、アフリカで根無草のような生活をしていました。

なぜライ麦がレックスの上着に入っていたのかを家族や家政婦・執事らに警部は聞いて回りますが、全員分からないと口を揃えます。

小間使いのグラディスから勤め先の異変を聞いたマープルは、かつて自分が行儀作法を教えた子だから会わせてくれと警部に頼みますが、頭のおかしいおばあさんだと思われて厄介払いされてしまいます。

しかしそんな中で、アディールが毒殺されます。

マザー・グースの童謡「ポケットにライ麦をつめて歌うは街の唄」の歌詞どおりの殺され方でした。

死ぬ前にアディールがアフリカにいたランスロットに電話でSOSを出していたのが気になります。2人は愛人関係にあったのか…な?🤔

 

エピソード10「ポケットにライ麦を2」

長男パーシヴァル夫婦は、レックス亡き後に怒鳴り合いの喧嘩をしていました。レックスはパーシヴァルの妻ジェニファに、レックスとは別に遺産を残していたからです。

また、アディール亡き後、何者かがアディールの部屋からヴィヴィアンがアディールへのラブレターを取り戻しにきていました。

後日ヴィヴィアンを警部が尋問すると、アディールと仲良くしていたのは遺産目的だったこと、それがバレると殺人容疑がかかると思ったからだと白状します。しかし彼はアディールを殺していないと必死で弁解。

そして、アディールが死んで間もなく、グラディスが洗濯バサミで鼻を挟まれた絞殺死体として発見されます。

ここでやっと、グラディスの関係者としてマープルが操作に加わることができました!!
マープルが家族それぞれに聞き込みをしてみると、どうやらレックスは、ツグミの死骸を一年ほど前からパイや枕元に置かれていたのだそう。なぜツグミかというと、以前レックスはアフリカのツグミ鉱山を発掘・開発していましたが、その時に大規模な事故が起き、事故の被害者からは裁判を起こされていたのでした。鉱山からは何も出ず、被害者からは「自分がお前を殺せずとも、子供にお前を殺すように教育する」とまで言われ、恨まれ続けていました。

しかしツグミの死骸がどれだけ出てこようと、「くだらない嫌がらせだ」とレックスは取り合わなかったのです。

そして、グラディスの部屋を調べ始めるマープル。すると、「約束の日を忘れないで バート」と書かれたラブレターが見つかります。

グラディスはあまり良いとはいえない容姿でしたが、昔から異性にとても興味を持つ少女でした。夢想家で、ある意味バカ正直な性格でした。

マープルはその手紙を見て、家政婦のダブから「グラディスは殺害された日、ある電話に出た後、全てをほったらかして外へ走り出してしまった」と聞いたことなどを思い出し、事件の全貌を理解するのでした。

時同じくして、ランスロットはパーシヴァルに遺産について交渉していました。4年間の1500ポンド払ってくれればいい、そのかわりアフリカのツグミ鉱山をくれと話をつけてさっさとアフリカへトンボ返りしようとしていました。

ニール警部はマープルの推理をすでに聞いて、ランスロットを監視していました。

そして、ランスロットはアフリカ行きの飛行機場に向かう車の中で、妻のパトリシアに事件の真実を語ります。

ランスロットは「バート」という偽名でグラディスと接触し、「真実を話せるようになる薬」と嘘をついて、レックスとアディールの食事に毒を入れさせたのです。

そして、電話で外で呼び出し、絞殺。グラディスは待ちに待った王子様が現れたと思い、何もかもを信じてしまった結果、知らず殺人を犯した上、殺されてしまったんですね。

ランスロットは自分たちを追跡する警察の存在に気づき、パトリシアに自分を許してくれるかと尋ねますが、彼女は「私、疫病神って言ったよね」と涙ながらに彼の元から離れます。

レックスやパーシヴァルは知りませんでしたが、ここ数年、ツグミ鉱山からは大量の貴重な鉱物が産出されていました。なので、ランスロットがマープルに犯行を気づかれなければ、彼はアフリカで大金持ちになって暮らせたのです。

しかし、結局妻に見放され、やけになって逃走しようとしたところ、車にはねられ即死。

マープルはフォテスキュー邸を去る前に、ジェニファに会いに行きます。

実は今回の作戦を考えたのは、ジェニファの母、ツグミ鉱山事故の被害者だったのです。

マープルの推理を聞いた後、パーシヴァルとは離婚すると淡々と言うジェニファ。

マープルは「レックスはあなたの正体を知ってたんじゃない?(だからあなたにだけ遺産を別に残したんじゃない?)」と聞きジェニファは動揺しますが、その真相は闇の中なのでした。

 

エピソード11「牧師館の殺人」

マープルの住むセント・メアリ・ミード村の牧師館で殺人事件が起こりむした。

殺害されたのは、裕福な村の名士プロズロー大佐。被害者は極度にケチな上、自分の意見を曲げない頑固者で誰からも疎まれていたため、たくさんの人々から恨まれていました。

マープルはまず、プロズローの身辺調査をしていきます。

プロズロー大佐の娘のレティスは画家のローレンスに水着の自画像を描いてもらっていることを父に叱責されたことに腹を立てていました。

妻のアンは後妻のため娘とうまくいっておらず、娘と同じくローレンスと不倫していました。

そんな中、レストレンジ夫人という謎の美女が村に引っ越してきます。

そうこうするうちに、ロレンスが犯人として自首しますが、アンまでもが自首。

殺害時間の判定をめぐり事態は混乱していきます。

 

エピソード12「牧師館の殺人2」

本作一番のポイントは殺人事件の時間差トリックです。

事件当日のタイムスケジュールを追ってみると

時間内容
18時前レストレンジが魚屋を訪ねる。牧師館内で男性のくしゃみが聞こえる。森でピクリン酸の痕跡発見。
18時15分プロズロー大佐が牧師館に到着
18時16〜7分アンが裏の小道から牧師館へ行き、牧師館を覗いた後アトリエへ行くのをマープルが目撃。その後、ローレンスがアトリエへ。
18時26〜7分アンとローレンスがアトリエから出て、小道から牧師館を出るのをマープルが目撃。この時、アン、ローレンス、メアリが森から銃声を聞く。
18時30分頃アンは考古学者ストーン博士と合流し、7時近くまでハートネル夫人と話す。リドリー夫人が謎の電話を受け取り、その後銃声を聞く。
〜18時35分大佐が銃殺される(死亡推定時刻)
18時45分ローレンスが牧師館到着
18時48分クレメントが玄関でローレンスと会い、机に突っ伏している大佐の死体発見。時計は18時22分でストップ。(普段から時計は15分進んでいる)机には18時20分と書かれた牧師宛の手紙があった。
18時〜19時レストレンジ夫人が医者を訪ねる(ヘイドック医師の証言)

複雑で分かりにくいんですが、プロズロー大佐は18時前に「男性のくしゃみが聞こえた」という段階で殺されていました。

サイレンサー付きの銃で殺した時の音がくしゃみのように聞こえたんですね。

18時30分頃にマープルたちが聞いた銃声は録音されたものを流していて、殺害時刻や殺人犯を撹乱させるためのものだったんです。

プロズロー大佐を殺したのは自首したアンとローレンスで、単純に結婚生活が苦痛だったからでした。

密漁人アーチャーと牧師館の女中メイドが付き合っていて、アーチャーはプロズロー大佐に脅されていたり、レティスはレストレンジ夫人の実娘だったり、牧師補のホーズは寄付金泥棒だったりと小さなびっくり事実はあるんですが、時間に絡んでいそうに見えてそうではありません。

ものすごく手の込んだ時間差トリックでありながら、殺人動機は超単純という事件でした。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

無害そうなただの田舎のおばあちゃんが、実はキレッキレの犯罪心理学者というギャップ!!!!かっけえええ!!!!こんなおばあちゃんになりてえええ!!!!って内心ずっと叫んでました。来世はミス・マープルの親族になりたい。

小錦あや
小錦あや

上質なミステリーだけでなくイギリスの昔ながらの風景や文化が楽しめるので、一石二鳥でした🕊✨

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

実は過去に一度観たことがあったんですが、内容をすっかり忘れていて新鮮な気持ちで見られましたw

樋口美沙緒先生「パブリックスクール」などイギリスを舞台にしたBL作品好きは、ぜひ見てみてほしいです。まさに本の中の風景が広がっていますよ🇬🇧✨

今回3人が見た「ミス・マープル シリーズ1」は、Amazonプライムビデオで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

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