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	<title>新書館</title>
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	<description>おすすめBL作品紹介サイト</description>
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	<title>新書館</title>
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	<item>
		<title>木原音瀬「パラスティック・ソウル」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜近未来が舞台の愛の物語</title>
		<link>https://blmania.net/novel/parasitic-soul-series-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 15 May 2025 14:46:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[木原音瀬]]></category>
		<category><![CDATA[ディアプラス文庫]]></category>
		<category><![CDATA[カズアキ]]></category>
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					<description><![CDATA[犬耳と尻尾を持つ”ビルア種”の世界を舞台にしたSFBL、木原音瀬先生「パラスティック・ソウル」シリーズを読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x26 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>犬耳と尻尾を持つ”ビルア種”の世界を舞台にしたSFBL、<strong><span style="background-color: #ffff99;">木原音瀬先生「パラスティック・ソウル」シリーズ</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21513"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">本作をもっとよく知るための小ネタ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">パラスティック・ソウル（１）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">パラスティック・ソウル（２）</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">パラスティック・ソウル（３）</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">パラスティック・ソウル（４） endress destiny</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">パラスティック・ソウル love escape</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">パラスティック・ソウル unbearable sorrow</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29371667.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29371667_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>「願いが叶う薬」で恋をさせられていた不良×復讐のために薬を飲ませた優等生</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>とある科学者が死に、『最後の晩餐』に招かれた縁もゆかりもない四人に“願いの叶う薬&#8221;が配られる。</strong><br />
大学生の八尋(やひろ)は、その薬を大嫌いな相手・ジョエルに飲ませた。<br />
自分を好きになるように──意趣返しにそう願って。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>SF×BLに興味がある&#x1f6f8;</strong></li>
<li><strong>犬耳犬しっぽの半獣にときめく&#x1f436;</strong></li>
<li><strong>愛や生、死について立ち止まって考えたい&#x1f4ad;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">本作をもっとよく知るための小ネタ</span></h2>
<p>①<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「パラスティック・ソウル」の本編は、新書館発行のコミック雑誌とノべル雑誌の全誌を横断するという異例の連載形態で、BL雑誌以外にも一般雑誌や少女漫画雑誌に掲載されました。</strong></span><br />
そのため、同性カップルだけでなく、男女カップルや性別という概念がない種族も登場します。</p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://note.com/yakijakechan/n/na1ddb9932eed">「パラスティック・ソウルシリーズ」単行本と文庫本の違いとオススメの読む順番＆ドラマCD情報【木原音瀬】｜商業BLまとめ|焼き鮭ちゃん</a></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc5">パラスティック・ソウル（１）</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ハイビルア研究所の元所長であるブロイルス・ヒルが亡くなると、彼の屋敷に住んでいたビルア種の美青年 ライヴァンは、屋敷に関係する4人を集め「願いがなんでも叶う薬」を与えます。4人は全く別々の用途にその薬を使い…。</strong></span></p>
<p>まずは、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本巻の主役カプであるジョエル・ハワードと八尋惣について。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ジョエルは両親が権力者であることを笠に着て、金とコネの力で進学し、女を侍らせていました。楽単と名高いゼミで偶然出会った優等生の八尋が、実はホープタウンという貧民街出身だと聞いて、ジョエルは彼を必要以上に嬲ります。しかし、「願いがなんでも叶う薬」を飲まされたジョエルは、知らず知らずのうちに八尋に恋をしてしまうのです！</strong></span></p>
<p>ジョエルの八尋イジメは陰湿（ホープタウンの悪い噂を流したり、八尋の恋人を寝取ったり）で、この生々しさこそ木原先生作品の良さ…としんどさを噛み締めました。<br />
ジョエルが八尋を好きになってからの「後悔攻め」っぷりもまた素晴らしい。ジョエルは親との縁を切ってまで八尋と付き合おうと必死になるんですが、八尋はなかなか靡かないんです。どれだけ後悔しても過去を消すことはできなくて、苦しむジョエルにゾクゾクします。<br />
ジョエルに薬を盛って自分を好きにさせたものの、根が真面目な八尋が罪悪感に苦しんでしまうのもしみじみと良い展開です。誰かが幸せな時、誰かは不幸せなんですよね。<br />
ジョエルに薬のことを打ち明けて結婚話はなかったことにする八尋ですが、まるでその罪を罰するかのようにホープタウンで金目のものを盗まれた上に尻尾を切られるという事件にも巻き込まれてしまいます。この、受けが容赦なくとことん酷い目に遭う展開…木原先生作品でしか経験できません。<br />
割とあっさりハッピーエンドになってしまったので、この二人の話だけで小説上下巻読みたい！！と強欲にも思っちゃいました。<br />
ジョエルが八尋にアプローチしてた頃（結婚まで）の話とか、もっとじっくり知りたいですね。</p>
<p>次に、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ブロイルスの屋敷に食事を運んでいたレストランの従業員である芭亜斗・荒木</strong></span>について。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>芭亜斗は反社会的組織のチンピラで、ボスに上納する金が足りず困っていました。父の斗桝の遺産がないかと探し回ったところ、兄の祁壜に「ロワゾの鍵のありかを知る者に遺産は渡す」と遺言が残されていることを知ります。しかし、祁壜は数日前に何者かに射殺されたばかり。芭亜斗は「鍵のありかを言ったら死ね」と願いを込めて、薬を祁壜の死体に飲ませます。</strong></span><br />
暴力で人を支配することしかできない芭亜斗のクソチンピラっぷりに半目になっていたのですが、途中から強烈なマザコン・ブラコンの気配が。立派な成人男性である祁壜の乳首を甘えながら吸う芭亜斗は倒錯的で、自分の新たな萌えどころを発見してしまいました。えっちだ…。<br />
最後は生き返ったと思っていた祁壜が実は死んでいたというなんとも悲しいラストで、芭亜斗の「愛されたかった」という悲痛な願いが叶わないことが切なかったです。</p>
<p>次に、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ブロイルス邸の庭の薔薇をかすめ取っていた薄汚い少女・ミア</strong></span>について。<br />
ホープタウンでハイビルアの男と共に物乞いをしています。多分、芭亜斗に監禁された祁壜を救ったのは彼女だと思うのですが、いまいち確信が持てません。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ハイビルア研究所で最初の被験体だったBBB1の母親と同じ名前</strong></span>ですが、実際のところはどうなのか…。</p>
<p>最後に、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ブロイルス邸の庭を老犬の散歩道にしていた少年・ニコラス</strong></span>についてです。<br />
彼は「最後の晩餐」に招かれた当時はハイビルア研究所に住んでいると話していたのですが、BBB1は6歳頃に研究に連れてこられて早々に薬でショック死させられたとのことだったので、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ニコラスはWBH23という名前で呼ばれていた被験体ではないかなと想像しています。WBH23はハイビルア研究所が火事になった際に逃げ出したようで、今は行方不明です。</strong></span></p>
<p>1巻ではジョエルと八尋の恋の行方がはっきりしたものの、それ以外の人々については謎が深まるばかり。2巻が楽しみです。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル（１）</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
とある科学者が死に、『最後の晩餐』に招かれた縁もゆかりもない四人に“願いの叶う薬”が配られる。大学生の八尋は、その薬を大嫌いな相手・ジョエルに飲ませた。自分を好きになるように――意趣返しにそう願って。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">パラスティック・ソウル（２）</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ハイビルア研究所で住み込みの雑用員として働くニコラスは、老犬のジョンだけが親友です。研究所では秘密裏に、ビルア種の幼児・ラビ（通称BBB1）に違法な薬物を投与して人体実験を行っていました。思うような成果が出ず焦った副所長はラビに大量に薬物を投与してショック死させてしまい、彼の遺体を抹消しようと躍起になりますが…。</strong></span></p>
<p>1巻でざっくり語られていた、ニコラスとジョンのハイビルア研究所からの脱走劇について詳しく語られます。それに加えて、ラビの両親であるミアとスタンリーについても。</p>
<p>まずは、ニコラスとジョンについて。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ニコラスとジョンは、祁壜やミジュンをはじめとする研究員たちによってハイビルア研究所に閉じ込められ火事で殺されかけるものの、機転を効かせたジョンのおかげで一命を取り留めます。ニコラスはライヴァンにもらった「願いがなんでも叶う薬」をジョンと自分で分け合いますが、ニコラスは「ジョンと話せるようになりたい」・ジョンは「ニコラスと同じ歳の少年になりたい」と願い、どちらの願いも叶ってしまいます。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>そして、ホープタウンでささやかに生き延びるうちに、ヤク漬けの売春婦になったミジュンから「ニコラスはジョンの脳を移植され、ジョンはニコラスの脳を移植された」事実を知るのでした。</strong></span></p>
<p>あまりにもおぞましい事実に、最初は理解が追いつかず…ハイビルア研究所はハイビルアについて研究する場所のはずなのに、なぜそんなことをしたのか全く理解できません。ブロイルスが面白半分でやったとしか思えない…。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>犬に人間の脳を、人間に犬の脳を移植できたとして、ブロイルスは一体何を証明したかったのでしょうか？あまりにも人間も犬もどちらの命をも軽んじていて、怒りのあまり体がぶるぶると震えました。</strong></span><br />
それまで軽蔑していた人間の脳が自分の頭の中に入っていることに衝撃を受け、自分は犬なのか人間なのかと混乱するジョンの姿に胸が苦しくなります。</p>
<p>最後にミジュンの死体を埋めてやるニコラスの姿を見ながら、なんともいえない気持ちになりました。自分を殺そうとした人間をニコラスは覚えておらず、ただ慈悲をかけてやろうとしている…。ニコラスの無垢な優しさが胸に痛かったです。<br />
ニコラスの爪先にキスをするジョンの姿はまるで敬虔な信者のようで…神々しささえ感じる美しいシーンでした。</p>
<p>もっと二人のお話が読みたいけれど、あとがきに「ジョンとニコラスは田舎に引っ越して幸せに暮らす」というようなことが書かれていたので、もう続きはないのかな。寂しいです。</p>
<p>次に、ミアとスタンリーについて。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ミアがどうやってホープタウンで生きてきたのか。そしてどうやってスタンリーと出会ったのか。ラビとの関係は。スタンリーが八尋惣の弟だと分かってからどうなったのか。それらが詳しく語られます。</strong></span></p>
<p>ミアとスタンリーは捨て子だったラビを短い間育てていたようですが、短くともとても深い愛情を込めていたことが分かりました。<br />
スタンリーは「僕は頭が悪いから」といつも恥ずかしそうにしてミアの言う通りにしているものの、ミアのことに関してだけはとても頑固で…ミアがどれだけ家族の元に戻れと怒っても全然言うことを聞かない姿は、主人の心を読み取る忠犬のようで、なんだか泣けてきてしまいました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ミアが双子を産んだ時、惣のお母さんのマディソンが彼女ごと慈しんでいるのも素敵でした。</strong></span>惣とミアの間にはまだ確執があるかもしれませんが、徐々に打ち解けていけたらいいな。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29430929.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_05%23productInfomation%26partnerid%3D02vc01"><img decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29430929_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル（２）</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
五歳児前後の知能しか持たない少年ニコラスと、人間並みの頭脳を持つ老犬ジョン。ハイビルア研究所で暮らす一人と一匹はいつも一緒だった。けれどジョンの寿命が迫ったある日、研究所が火事になり……？</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc7">パラスティック・ソウル（３）</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>世界政府への抗議から始まったテロ組織の一員である芭亜斗・荒木は、3ヶ月前に亡くした最愛の兄を生き返らせるため、「願いをなんでも叶える薬」をくれたライヴァンを監禁し、さらに薬をよこせと強請ります。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかし、ライヴァンは頑なに「あの薬は私が死なないと手に入らない」と言い…。</strong></span></p>
<p>3巻では「ハイビルア」の謎が明らかになります。2巻まででは、ビルア種の子供の中には5歳頃からハイビルアになる子供が稀に含まれ、彼らは非常に知能が高いものの、30歳になるとフェードアウトといって急に5歳ほどまで知能が退行してしまうという現象が起きていました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>実はハイビルアとは症状の名称ではなく、寄生体の名称でした。ハイビルアは5歳ほどのビルア種の子供に取り憑くも、25年間しかその体を乗っ取れない（宿主が死ぬ時などに白い粒になって口から吐き出され、新たな宿主に粒を飲ませればその体を乗っ取れる）ため、5歳のビルア種の体を乗っ取り続けて永遠の命を貪っているのです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>つまり、「願いをなんでも叶える薬」はハイビルアの命そのものだったのです。</strong></span></p>
<p>2巻でブロイルスがジョンにニコラスの脳を移植していたことを知った時は、なんのためにそんなことをするのかと激しい怒りを覚えたのですが、3巻でようやくその真意を理解できました。ブロイルスはハイビルアが犬に寄生できるのかを調べたかったようです。実際、3巻ではブロイルスは白い犬に寄生していました。</p>
<p>ただ、謎なのが、ハイビルアの寄生している宿主が30歳を迎え、死などの危機に瀕した時に真珠のような塊（ハイビルアの命）を吐き出させ、それを5歳のビルア種に飲ませればその体に寄生できる…というのは分かるのですが、例えばスタンリーのように生きたままの30歳過ぎのビルア種（過去にハイビルアに寄生されていた）もいるんですよね。宿主が死ななくても、宿主が30歳になれば自然とハイビルアは外に出てくるのかな？<br />
あと、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ブロイルスは「ライヴァンを仮死状態にして、彼の精神をベースに増殖させて自らの精神を移行させることで自分もハイビルアになることができた」と言っていましたが、これがよく分からない…。ライヴァンの「命」はブロイルスのせいで欠けているそうですが、真珠のような塊を割って増殖させるところまでは想像できるものの、精神を移行というのが…？うーん、どういうことなんでしょう。</strong></span></p>
<p>最終的に、ビルア種の体がほしいブロイルスと、彼の研究を手伝えば永遠の命が手に入ると思っていた生命保険会社社長アダム・シェぺレンは、ハイビルアのテロ組織（ハイビルアの秘密を漏らした者を始末する）「虫」に一掃されてしまいます。<br />
ブロイルスの前例があるので、シェペレンの目論見は当たっていましたが、死んだ自分の体を生き返らせることはできませんでしたね。（ライヴァンも「願いをなんでも叶える薬」で生き返らせることはできないとは言っていましたが）<br />
ただ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>リサの前例から、脳死状態の体を生かすことはできるようなので、心臓さえ止まっていなければハイビルアはビルア種を蘇生させることができるということなのかな？</strong></span>と思いました。</p>
<p>あと、ライヴァンの別人格であるケント・マグワイアは、別人格なのではなくてライヴァンが乗っ取った体ということでしょうね。ケントの人格が時々出てきてしまうのは、ライヴァンの命が欠けた状態だからかなと思いました。ということは、人工体に乗り移った時は別として、リサの時もライヴァンはリサの人格と行き来していたのかな？</p>
<p>ミアとスタンリー夫婦は6人もの子供を作ったようで、惣とジョエルが嬉しそうだったのが嬉しかったです。ミアも怒りっぽさは健在ですが、元気にママをやっているようで。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>芭亜斗とライヴァン（リサ）の息子、芭蘭・荒木のエピソードは、予想外でした！</strong></span>ライヴァンが「自分が死んだ後に真珠のようなものを見つけたら芭亜斗の墓のまわりに撒いてくれ」と頼んでいたのも、人間という有限の命を生きる自分にはしっくりくるものでしたが、ハイビルアの秘密を知っているかどうかを調べるために芭蘭を騙して結婚したクリス・ファガーソン（ハイビルア、元「虫」の隊長）は倒れるほどにショックを受けていて、悠久の命を持つ生き物にとって「死」はそれほど恐ろしいものなのだと死生観の違いを感じさせられて趣深かったです。</p>
<p>3巻までで、1巻で登場したキャラクターのその後のエピソードが全て回収されてしまったので、なんだか寂しいです。4巻はどんなお話なのか楽しみ！</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29471274.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_04%26partnerid%3D02vc01"><img decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29471274_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル（３）</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
もう一度“願いの叶う薬”で兄・祁壜を生き返らせたい芭亜斗は、何度頼んでも“薬”をくれないライヴァンを監禁する。だが拘束したライヴァンの世話をするうちに、脅迫する側とされる側のはずの二人の間にある感情が芽生え……？</p>
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</div>
</div>
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<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc8">パラスティック・ソウル（４） endress destiny</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>いわゆるハイビルアと呼ばれる「O」という精神体だけの種族であるハル・エヴァンズは、ワポリス大学教授として勤務しています。最近、気象科学科三年生のジェフリー・三峯から匿名で花を贈られ続けており、鬱陶しく思っていました。しかし、最初の寄生体の時から気に入ってつけている指輪を彼が拾って届けてくれたことから、交流が始まり…。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>これまで「ハイビルア」と呼ばれていた種族、O視点での物語ということで、彼らの生態がかなり明らかになりました。Oの存在意義は、知恵のある人類としてこの世界を牽引していくために、色々な経験をし成長して崇高なものになっていくこと。人間はOを「30歳までしか生きられないかわいそうな生き物」と思っており、Oもまた人間を「80年かけて劣化していく卑小な存在」だとお互いに侮蔑しあっています。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>主人公のハルもOらしい考え方の持ち主で、寄生体には興味がなく、ただ知識を得ていくことだけを目的に生き続けていました。しかし、ジェフリーがハルを愛したことで、彼女は徐々に「心から愛し、愛される」ことの喜びを知っていきます。</strong></span></p>
<p>ジェフリーはOの生態を知らないので、愛する人の抜け殻を愛し続け、それがなくなれば喪失感に苦しみ、再び誰かを愛して失うことを恐れます。しかし、ハルは寄生体を変えながらずっとジェフリーのそばにい続け、「愛している」と伝え続けました。<br />
日に日にハルの中ではジェフリーの愛おしさは増すのに、ジェフリーは80年経てば死んでしまう。そして、ジェフリーはハルの心を持つ新たな寄生体には興味を示さず、かつての寄生体である抜け殻にばかり愛を注ぐ…。Oは自分たちの種族の秘密を話すことが生理的に不可能なため、ハルはどれほどジェフリーを愛しても、自分の正体を明かすことはできません。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ハルが「自分の存在意義はどこにある？ここにいる意味は？愛しているのに、愛されていたのに、愛されないなんて……どうすればいい？こんなに愛してるのに、愛されていたのに。ジェフリーと同じように年をとりたかった。ジェフリーとだったら、限りある命で終わってもよかった」と新たな寄生体に宿るたびに苦しんだり、「もうすぐ……ジェフリーに会える。嬉しい。姿形が消え失せて、精神だけの世界に行ったなら……自分は彼に何の説明もしなくても、そのままで愛してもらえる筈だった」と自殺しようとしたりするのを見るたびに、ハルがどれほどジェフリーに愛し愛されたかったのかが伝わってきて、涙が止まりませんでした。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>Oの同胞たちは恋愛にうつつを抜かすハルを馬鹿にしていますが、ハルは「愛は苦しい。愛は切ないが……それ以上の至上の喜びを自分に与えてくれる。そして全てが消え去ったあとも「想い」は永遠に続くのだろう」と語ります。</strong></span>ハルにとってジェフリーとやりとりした愛は、途方もなく豊かで、価値あるものだったのですね。</p>
<p>作中で一番好きなセリフがあって…それは、ハルの「絶対に、返さない。……これはジェフリーを愛した者だけがつけられる指輪だ」です。もともとはハルが最初の寄生体だった時に気に入ってつけていた指輪だったんですが、ジェフリーを愛するようになってからは、ジェフリーと自分を繋いでくれた思い出の品になっていきます。最初はジェフリーの控えめながら情熱的な求愛に渋々応えていたハル。次の寄生体に移る時も、「人間は嘘つきだから、ジェフリーが本当に抜け殻の寄生体を世話するのか見届けてやろう」という少しいじわるな気持ちで、彼の近所のビルア種に寄生することを決めるんです。なのに、ジェフリーがあまりにもその抜け殻への愛を大切にするので、ハルはいたたまれなくなって、「心はここにあるのに」とジェフリーを必死で支えようとするようになっていくんです。ジェフリーは生涯ハルしか愛せないと思っていたけれど、ハルの精神を持つアーノルドを愛するようになるんですね。そして、アーノルドにハルの指輪をプレゼントするんです。そこでアーノルドが「これはジェフリーを愛した者だけがつけられる指輪だ」とふざけるんですね。アーノルドは自分がハルだとは言えない。自分はハルなんだと言えるギリギリのラインがこのセリフだったのだと思うと、ハルのジェフリーへの必死のラブコールが伝わってきて胸が苦しくなります。</p>
<p>ああ、ハルとジェフリーのお話がもっと読みたい。でもジェフリーはもう死んでしまって…。ハルがジェフリー亡き後、どうやって生きていくのか気になります。Oを滅ぼしたいと考えているようですが、どうなるのか…。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル（４）　endress destiny</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
銀耳に銀尻尾、美しい銀の髪を持つハイビルアのハルは、年下のジェフリーの一途な想いに応える形で夫婦となった。だが寄生体の交換期限である“フェードアウト”を迎え、ハルの精神はジェフリーの隣家に住む五歳の男児アーノルドに移された。黒髪に黒耳・黒尻尾と容れ物は変わっても、そばにいるのは彼の愛した魂。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc9">パラスティック・ソウル love escape</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>世界的な「O狩り」でOが絶滅して30年後のフランス中央刑務所には、テロ組織「zo」にOを飲まされたとされる前世界大統領の息子 ヨシュア・ハマスが収監されています。彼の担当になった、ホープタウン出身の刑務官 ケイン・向谷は、好みの外見をした彼に惹かれていき…。</strong></span></p>
<p>設定からして衝撃的です。あれほど猛威を振るっていたOがなんとたった30年ほどの間に絶滅されたと言われるほどまで激減。Oは密かにホープタウンなどで生き延びているようだ…とまことしやかに囁かれる程度になり、堂々とは生きられなくなっているようです。これにはハルも関係しているのでしょうか。</p>
<p>Oを飲まされた（と言われている）ヨシュアは、30歳になったら精神体を排出するので、それまでは刑務所に収監されています。ケインは余命半年のヨシュアを管理することになりますが、予想外だったのが、ヨシュアがケインの好みのタイプの外見（赤毛のビルア種の男）であったこと。そして、そんなヨシュアにケインが恋に落ちてしまったこと。</p>
<p>刑務官を惑わして脱獄などしないよう、ヨシュアはケインと話すことができないようになっています。しかし、ヨシュアはケインの示すささやかなサインを受け取っては、素直に喜んだり照れたり怒ったり悲しんだりと、感情を豊かに表します。そのうち、ケインは自分だけに「愛してる」と訴えてくるヨシュアを愛してしまうんですね。</p>
<p>ヨシュアは前世界大統領の息子ではありますが、13年間もテロ組織に誘拐されてホープタウンで監禁されていました。ケインも大学まではホープタウンで生まれ育っています。ヨシュアには父がいますが、息子を自分の道具としてしか見ていません。ケインの母は彼が幼い頃に水死し、父は客の誰かということしか分かりません。ケインもヨシュアも、誰からも特別に愛されなかった孤独な人なんです。だからこそ、二人は共鳴したのかもしれません。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>それまでの人生…ホープタウンを抜け出して都市部の人間になり何不自由ない豊かな生活を送るように努力した日々を棒に振ってでも、ヨシュアが見たいと願ったヒースの丘へ彼が死ぬ前に連れて行ってあげたかったケイン。自分の人生が壊れようとも、ヨシュアに愛を伝えられなくとも、ヨシュアに喜んでほしくて、その一心で、脱獄を企てたケイン。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>そして、ケインを失って、初めて自傷行為をしたヨシュア。狂ったように泣き喚いて、ものは食べなくなり、尻尾の毛をむしり取り、頭を壁にぶちあてて血まみれになり…己が壊れるほどケインを求めたヨシュア。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>二人の凸凹の愛は、互いの形でしか存在しないように感じられます。お互い以外ではその形にはまらない、最初で最後、唯一無二の恋人たち。</strong></span><br />
ヨシュアがケインに甘えるさまが愛おしくて、何度も読み返しては「よかったね」とあたたかい涙が溢れます。人々の偏見に惑わされて苦しめられてきた二人。やっと自分の人生を歩み出せます。二人で手を取り合って、ずっとずっと幸せに暮らしてほしいです。</p>
<p>ああ、パラスティック・ソウルシリーズも、もう残り1巻！寂しいです。ずっと続いてほしいのに。</p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル love escape</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
己の性癖と出自を隠して生きてきた刑務官ケインは、ある日極秘人物Ｈ３の独房担当となる。彼は寄生体Ｏに魂を乗っ取られており、半年後フェードアウトして元の精神に戻るまで、自傷行為防止のため全裸で生活させられていた。赤毛の犬耳・犬尻尾を持つ美しい男を日々監視するうち、ケインは一方通行でしか届かない彼の声に夢中で耳を傾けるようになり、H３もまた自身に好意的な刑務官の存在に気付き始める――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc10">パラスティック・ソウル unbearable sorrow</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ヨーロッパ地区のOが共同生活を送る「ネスト」のEクラスという、最も傷ついた精神体として多重人格に苦しむシド・オイラーは、親身になってくれる乗り換えコーディネーター パトリックに片思いをしています。しかし、ある事件をきっかけにパトリックが乗り換えの際に故意に何百もの精神体に傷をつけていたのではという嫌疑がかけられ…。</strong></span></p>
<p>「endless destiny」でハルがOを滅亡させたいと野望を抱いていたので、このままでは終わるはずがないとは思っていたのですが…まさか乗り換えコーディネーターになることで精神体に傷をつけ、Oの秘密を暴露するOを作ろうとしていたとは驚きでした。たしかに自分が告発したくても、自分で自分の精神体に傷をつけることはできませんものね。<br />
さらに驚くべきことに、パトリックはシドの手違いで乗り換えし、パトリックはシドを殺害しようとするものの、結局シドに情が湧いてしまい、シドの乗り換え（フランという子供に精神体を飲ませた）を引導します。結局「欠け」が大きすぎたシドはパトリックの記憶を失うんですが、愛情だけは残り続けるんですね。</p>
<p>パトリックがフランを溺愛する様子を読みながら、なんとも言えない気持ちになりました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>パトリックは一貫してジェフリーを愛し続けていて、その後にどれだけセックスをしようと「ただのスポーツ」と割り切っていました。シドにどれだけ愛されても愛し返さないと決めてもいました。けれど、いざシドが死ぬと、パトリックはシドにもう一度会いたいという思いに苦しめられます。あれほどまでにOを滅亡させることを夢見ていたのに、シドに優しく愛された記憶がいつの間にかパトリックの心にも愛として根付いていたんですね。どれだけ「最後の一人になろう」と固く決意していても、どんなに非情であろうと努力しても、どんな生き物も、ひとりでは生きていけないのかもしれないと感じました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛して、愛されて、情を傾けられる時間にこそ、生き物は生きている実感を覚えるのではないかと…。</strong></span><br />
フランを甘やかすパトリックの挿絵が、網膜に焼き付いて離れません。</p>
<p>14年間も続いた「パラスティック・ソウル」シリーズは、本巻で完結です。<br />
Oの呆気ない最期に、拍子抜けしたような、でも不思議とリアルさを覚えるような、もの寂しい読後感を覚えました。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル unbearable sorrow</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
精神だけの生命体Ｏ（オー）が集まって暮らすコロニー“ネスト”。魂に傷を抱え、不安な日々を送っていたシドは、肉体の【乗り換え】をサポートするコーディネーターのパトリックを慕っていた。彼はシドには特別に親切で、望めばセックスもさせてくれるけれど、どこか底知れないところがあって……？</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc11">まとめ</span></h2>
<p>世界で猛威を振るった感染病のワクチンの副作用として、犬耳・犬しっぽを持つ人類「ビルア種」が生まれた近未来のお話です。<br />
ビルア種にのみ寄生する、永遠の命を持つ精神体「O」と人間の、愛と闘いを描きます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>木原先生作品の中では最もライトな読み応えのシリーズだと思われます。</strong></span>痛い、辛い、悲しい展開はあれど、先生の代表作である「美しいこと」や「箱の中」のような激しさはなく、多くの場合、あたたかなハピエンで終わっています。なので、初めて木原先生作品を手に取る初心者の方にぜひおすすめしたいシリーズです。<br />
また、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>SFものが好きという方にも読んでいただきたい！</strong></span>まさかと思う設定がどんどん出てくるので、よくぞこの世界観を思いついたなあ…そんな未来がもし来たら…といろいろ考えさせられて楽しいです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>稀代のストーリーテラー・木原音瀬先生が送る、衝撃のSF×BLの名シリーズ「パラスティック・ソウル」。愛とは、生きるとは…普遍的なその問いへの答えが、そこにはあります。あなたもぜひこの魅力に満ちた木原ワールドで、自分自身と対話してみませんか。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>KJ・チャールズ「カササギの魔法」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜19世紀英国を舞台にしたファンタジー・ロマンスBL</title>
		<link>https://blmania.net/novel/magpie-magic-series-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 19 Apr 2025 16:29:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[鴬谷祐実]]></category>
		<category><![CDATA[モノクローム・ロマンス文庫]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[yoco]]></category>
		<category><![CDATA[KJ・チャールズ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21346</guid>

					<description><![CDATA[KJ・チャールズ、待望の新シリーズ開幕！KJ・チャールズ「カササギの魔法」シリーズを読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>KJ・チャールズ、待望の新シリーズ開幕！<strong><span style="background-color: #ffff99;">KJ・チャールズ「カササギの魔法」シリーズ</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21346"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">カササギの王 カササギの魔法シリーズ (1)</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">カササギの魔法シリーズ（２）捕らわれの心</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">カササギの魔法シリーズ（３）カササギの飛翔</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32204672.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32204672_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>20年ぶりに英国に帰った貿易商×超常能力の濫用者を取り締まる審犯機構の能力者</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>父と兄の原因不明の死のせいで伯爵位を継承するため、戻りたくもなかった故郷のイギリスへ帰ってきたクレーンは、強烈な自殺願望に襲われる。</strong><br />
追いつめられた彼は超常的な力に救いを求め、能力者（プラクティショナー）のスティーブン・デイを頼るが、デイにはクレーンの家族を憎む十分な理由があった。<br />
彼の家族は暴君であったクレーンの父親によって破滅させられていたのだ――。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>ヒストリカル・ロマンスを求めてる！&#x2694;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>超能力など科学で説明できない不思議な力にワクワクする&#x1f9e0;</strong></li>
<li><strong>イギリスを舞台にした物語が読みたい&#x1f1ec;&#x1f1e7;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">カササギの王 カササギの魔法シリーズ (1)</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>悪逆非道の父 クエンティン・ヴォードリー と、兄 ヘクター・ヴォードリーが2年前に自殺したことをきっかけに、クレーン伯爵ルシアン・ヴォードリーは20年ぶり4ヶ月前に中国から英国へと帰国しました。遺産整理のためにクレーンの領地の屋敷（パイパー）に行ってから、ルシアンは何度も望まない自殺衝動に駆られます。彼を案じた従者のフランク・メリックは、英国のシャーマンこと「超常能力の濫用者を取り締まる審犯機構の能力者」であるスティーヴン・デイを呼び出し、ルシアンの自殺衝動を止めてほしいと頼みますが…。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作の魅力はなんといっても、ルシアンの身に降りかかる奇妙な「呪い」のような出来事たち。</strong></span><br />
最初はルシアンが猛烈な自殺衝動に駆られることに始まり、次に、死んだはずのヘクターの幽霊が侍女やルシアンを襲い、さらにはルシアンが使う馬たちがひどい苦痛を与えて死に至らしめられたり…と、ルシアンの身の回りに不可解な出来事が次々に起こります。<br />
それを華麗に解決するのが、能力者のスティーヴン！見た目はちびでがりがりの貧相で、口も決して良くはない男ですが、その手腕は天下一品。事件を前にすると、なぜそんなことが起こるのかを丁寧に調査し、確実にその「呪い」の元を取り除いていき、その「呪い」を植え付け操っている元凶へとひたひたと近づいていきます。<br />
その過程の心高鳴ること！！<span style="background-color: #ffff99;"><strong>一つの呪いを解決しても、次から次へと起こる呪いはさらに危険度を増していくようで、まるで「私に近づくな」と呪いの主人に警告されているようでした。しかしその警告を振り切って進む、スティーヴンの勇敢さには惚れ惚れします。そして、そんなスティーヴンに負けじと、呪いの対象とされながらも決して怯まないルシアンの心の強さ、しぶとさにもメロメロです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>そして、「能力者」たちの鬼気迫る死闘も本作の魅力の一つでしょう。</strong></span><br />
悪逆非道のクエンティンとヘクターへの恨みを持ち、さらにルシアンを自分たちの「能力」による呪いで脅して傀儡にし国家転覆を図ろうとする、悪の「能力者」たち。<br />
ルシアンの先祖であるフォーチュンゲート卿は、英国にかつて存在した中で最も強力な魔法遣い（能力者）の一人であり、通称「カササギ王」と呼ばれていました。ルシアンもカササギ王の力（能力を使うためのエネルギーのようなもの）は引き継いでいるようですが、彼は能力者ではないため、力を使うことはできません。<br />
悪の「能力者」たちはルシアンをただの放蕩息子だと侮り、自分たちの思い通りにならないルシアンに苛立ち、スティーヴンもろとも痛めつけて殺そうとします。しかし、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>スティーヴンはルシアンの力を土壇場で引き出すことに成功し、何人もの強力な「能力者」たちを、ルシアンの力×スティーヴンの技術で、ばったばったと薙ぎ倒していくんです！！</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ここの爽快感ときたら！！たまりません！！</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>これまで散々姿を隠してルシアンとスティーヴンをいたぶってきた悪の「能力者」たちが、因果応報とばかりに悲惨な傷を負っていく姿は快感でした。</strong></span></p>
<p>そして、さらに言うならば、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ルシアンとスティーヴンの情時のエロティックさも魅力の一つです。</strong></span><br />
普段は至って紳士的なルシアンですが、セックスの時は支配的な言動になりがち。対するスティーヴンは、普段はバッサバッサと切り捨てるような切り口鋭い物言いをするにも拘らず、セックスの時は被虐的。この二人のセックスの相性が良くないはずがありません！！<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>一番好きなセックス中のセリフは、「お前は私がそうしたいと思った時にはいつでも受け入れるんだ。ファックして欲しいと懇願してごらん」「お願いです 閣下 僕をファックして マイロード ファックして ファックして───」。</strong></span><br />
良すぎる。良すぎます。スティーヴンがえっちすぎる。普段は対等な関係の二人だからこそ、セックス中はあえての支配・被支配の関係なのが、すごく倒錯的で、めちゃめちゃすけべなプレイだな…と燃えてしまいます&#x1f525;</p>
<h4>刺青に纏わる間奏曲</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本編後のルシアンとスティーヴンの関係と、それに口を出すメリックの小話です。</strong></span></p>
<p>ルシアンは数ヶ月後に中国に戻る予定のようで、スティーヴンはそれを寂しく思いながらも「女々しく引き留めはしない」と己に誓いながら、彼とのスリリングな情事に溺れます。一方、メリックはスティーヴンが視線一つで悪の「能力者」を殺したところを見たために、自分の主人も同じ末路を辿るのではと猛烈に心配します。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>このお話で一番たぎったのは、「スティーヴンとセックスをする（絶頂の快感を得る）たびに、彼とのセックスの時だけ、ルシアンの体に入れられたカササギの刺青が1羽だけスティーヴンの体に移ってしまう」という珍事件。</strong></span>最初はルシアンにカササギを戻そうと躍起になっていたスティーヴンですが、途中からもう諦めかけているのがお互いにやりとりする書簡から垣間見えて、笑ってしまいました&#x1f602; カササギの刺青に振り回されるスティーヴンがかわいい！&#x1f602;<br />
セックス中、カササギの刺青が楽しそうに二人の体の間で羽ばたき合う描写もなんともロマンチックで素敵でしたし、「愛する人に自分の刺青が移ってしまう」って想像もしない展開でときめいちゃいました。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">カササギの王 カササギの魔法シリーズ (1)</span></strong><br />
著：KJ・チャールズ,訳：鴬谷祐実<br />
父と兄の原因不明の死のせいで伯爵位を継承するため、戻りたくもなかった故郷のイギリスへ帰ってきたクレーンは、強烈な自殺願望に襲われる。追いつめられた彼は超常的な力に救いを求め、能力者（プラクティショナー）のスティーブン・デイを頼るが、デイにはクレーンの家族を憎む十分な理由があった。彼の家族は暴君であったクレーンの父親によって破滅させられていたのだ――。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">カササギの魔法シリーズ（２）捕らわれの心</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>20年振りに中国から帰国した貿易商 クレーン伯爵ルシアン・ヴォードリーは、自分および家族が次々と死に至らしめられる事件を解決してくれた、超常能力の濫用者を取り締まる審犯機構の能力者 スティーヴン・デイと4ヶ月前から付き合い始めました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかしルシアンにスティーヴンを紹介した知人 テオ・ラッカムは、ルシアンとスティーヴンが男色だと協議会（スティーヴンの所属する組織）に言いふらさない代わりに5000ポンド貸せとルシアンを脅迫します。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ルシアンはラッカムがなぜ急に自分を脅してきたのかを突き止めようと動き始めますが、その矢先に彼は巨大なネズミたちに食い殺されてしまい…。</strong></span></p>
<p>1巻では「カササギの魔法」の世界観を理解するのに必死で、胸踊るストーリーもどうしても咀嚼するので精一杯だったのですが、本作は世界観の知識があったので、思う存分、ルシアンとスティーヴンの追う謎と二人の恋の行方を堪能できました。</p>
<p>まずはサスペンス部分について。最初にルシアンがラッカムに脅された時は、本巻は「ルシアンvsラッカム（同性愛者vs同性愛差別者）」というお話になるのだろうと想像していました。しかし、ラッカムは早々に死に、しかもラッカムと同じ殺され方をする人々が続出していきます。さらにはルシアンの中国滞在時代の親友であるレオノーラまでその毒牙にかかり、死にかけてしまいます。全員が巨大ネズミに襲われて死んでいるのですが、共通点が全く見えず、レオノーラの次は一体誰が被害者になるのか想像もつきませんでした。そこからの、まさかのメリック（ルシアンの従者）の大活躍！<br />
さらにシャーマンに己を乗っ取られかけるという瀕死のルシアンが「カササギの王」とスティーヴンとの愛の力で、シャーマンの霊を打ち破るのも素晴らしい展開でした。まさかここでも「カササギの王」の力が役立つなんて。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>まさか！と思うような人物が犯人であったり、その犯行動機が同情すべきものだったりと、今回のサスペンスは辛い場面も多かったのですが、敵を打ち破るルシアンとスティーヴン、そしてスティーヴンの部下たちのチームワークは素晴らしく、鬼気迫る戦いの様子には興奮させられっぱなしでした。</strong></span></p>
<p>次にラブロマンス部分について。1巻でルシアンとスティーヴンは両想いになり、次に二人が直面する問題があるとしたら「ルシアンは中国に戻りたいと思っているが、スティーヴンは英国を離れる気がない」という部分だろうなとは思っていました。<br />
しかし、それをどうやって解決するのかは想像がつかず、現代のように携帯電話があるわけでもなし…と答えを出せずにいたんです。<br />
実際に2巻を読んでみると、二人はまさに予想通りの危機に直面していましたが、その解決法は予想をはるかに超えて素晴らしいものでした。<br />
富も名声も権力も容姿にも優れ、同性愛を恥だと思わない堂々としたルシアン。それに対し、富も名声も権力もなければ容姿に優れているともいえず、己の性的指向を暴かれて仕事を追われることを過度に恐れています。家族も友達もいないスティーヴンには、仕事しか拠り所がないのです。自分の今後の長い人生を考えるならば、ルシアンとの不確定な恋よりも、仕事を選ぶと断言するスティーヴン。<br />
これは全くその通りだと思ったけれど、同時に、ルシアンとの恋はどうなるのだろうという不安でもいっぱいでした。<br />
ルシアンはスティーヴンを喪失する不安に怯え悲しみながらも、富や権力でスティーヴンを自分の意のままに操ろうとせず、スティーヴンの意思をあくまで尊重し続けます。親友であるレオノーラがシャーマンの呪いで殺されかけている時でさえも、発狂しそうな心を鉄の意志で押さえつけ、スティーヴンが自分と「カササギの王」の力を共有していることを彼の仲間に知らせてはならないからと、力のことを自分の口からは決して言い出しはしませんでした。それは、スティーヴンの生き方に影響してしまうからと。<br />
スティーヴンはルシアンのその行動に心を打たれ、自分が同性愛者であることを同業者に打ち明ける勇気を出すのです。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>人を愛するということは、ただ愛しているからこうしてあげる、ああしてあげると何かを与えるだけではなく、大事な場面で一歩引くことでも示すことができるのだと改めて教えられました。愛しているからこそ、自分と相手のそれぞれの領域には口を出さない…それこそが、相手を一人の人間として尊重しているという愛の証明でもあるのだと、痛感しました。</strong></span></p>
<h4>酒を巡る事件</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ラッカムの事件を終えてスティーヴンと甘い一夜を過ごしたルシアンは、帰宅したメリックから「ハンフリスが見える」「亡き妻ユアンユアンが見える」と訴えられ、彼の目が異常をきたしていることに気づきます。訪ねてきたエスターに話を聞くと、どうやらこの一帯で同じ症状の者が続出しているらしく、ルシアンはスティーヴンとともに問題を解決するために動き出します。</strong></span></p>
<p>一難去ってまた一難！今度は、まさかのメリックが標的となってしまいました。ルシアンに恨みを持つ者が、彼の大事な右腕であるメリックに復讐したのか…？と思いましたが、どうやらメリックと同じ被害を受けた者たちは皆性別も職業もばらばら。唯一の共通点は、誰もが安い密造のジンを売る場所で酒を買ったということだけです。<br />
意外にも結末はあっけなく訪れましたが、ルシアンとスティーヴンに関するお話は、こういったショートストーリーも面白いのかと嬉しい発見がありました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>このお話の中で一番好きだったのは、ルシアンが「スティーヴンに移った自分のカササギの刺青を見るのが嬉しい」「スティーヴンに自分の刻印を押したよう」と言っていたことです。何者にも縛られない強靭な心と能力を持つスティーヴンが、ルシアンにだけは屈服しているというか、体を預けているというのが、なんとも背徳的でエロティックだなあと思ったのでした。</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">カササギの魔法シリーズ（２）捕らわれの心</span></strong><br />
著：KJ・チャールズ,訳：鴬谷祐実<br />
思いがけず貴族の地位を相続し、望みさえすれば英国最上階級の仲間入りをすることも可能となったクレーンだが、神出鬼没で審犯者として多忙を極める恋人・スティーヴンとの時間はつくれず、想いを募らせていた。そんなある日、そのスティーヴンからクレーンあてに助けを求めるメモが届く。ロンドンの貧困街で巨大な化けネズミがらみの殺人事件が起き、スティーヴンの属する審犯者チームがその調査に乗り出していたのだ――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">カササギの魔法シリーズ（３）カササギの飛翔</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>レオノーラの事件にカタがつき、ルシアンはいよいよスティーヴンを連れて中国に戻りたいと考え始めていました。同性愛を犯罪とする英国では二人が愛し合うにはあまりに窮屈、かつ、多方面から「持つべき者」である義務を果たせとせっつかれるのが鬱陶しかったからです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかしそれと反比例するように、協議会からスティーヴンに割り振られる仕事はどんどん増えていき、二人は思うように会えなくなり…。</strong></span></p>
<p>「好きでもない仕事に人生をすり減らすな、お前を養えるほどの財を持っている恋人に甘えろ」と主張するルシアンに対して、協議会からどれだけ冷遇され無茶な任務を与えられようと「与えられた仕事は全うしなくては」と他の能力者の問題まで抱え込んで限界以上の働きをしてしまうスティーヴン。<br />
能力が高いだけに問題を押し付けられ、うまくこなしてしまうスティーヴンの器用貧乏さは理解できるところがあります。それに、12歳で両親を亡くしてから審犯機構で働き続けているスティーヴンにとっては、人生＝仕事であり、仕事をこなしている時こそ人に必要とされ生きがいを感じられる時間なのだとも思え、一概に「ルシアンに甘えられないスティーヴンは頑固」と非難することはできませんでした。むしろ、スティーヴンにとって、仕事かルシアンかと選ばなくてはならなくなるほど、ルシアンが彼の中で強固な精神的支柱になっていることが嬉しかったです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>3巻はスティーヴンに「仕事か？恋か？」を選ばせる展開になるのかなと想像しながら読み始めたのですが、予想外の鬼気迫る展開に大興奮！！</strong></span><br />
まず最初に「透明人間の加害者に警官が惨殺される」という連続殺人事件が起こりますが、事件現場でエーテル（魔法の力）がまったく感じられないと判明し、一体犯人はどうやって被害者を殺したのかと謎に包まれます。<br />
さらには、スティーヴンの部下であるセイントが連続窃盗事件を起こしている（しかもメリックの「カササギの王」の指輪を盗んだ！）という疑惑が持ち上がり、しかもメリックが自分の1/3ほどの年齢のセイントに結婚を申し込んでいるという事実も発覚し、ルシアンとスティーヴンの間に大きな亀裂が。<br />
そして、実は1巻で取り逃していたブルートン夫人が警察官連続殺人事件も窃盗事件も裏で手を引いていたことが分かるものの、協議会委員のジョージ・フェアリーとジョン・スリーも彼女とグルだったことが明らかになり、巨大な悪にルシアンとスティーヴンは飲み込まれそうに…！！</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>最終巻だからと決して手を緩めない、この怒涛のスリルとサスペンスにドキドキが止まりませんでした。明らかにルシアンとスティーヴンは過去一で絶体絶命！！死はもう目の前！！</strong><strong>どれだけルシアンの口がうまかろうと、金を持っていようと、スティーヴンに「カササギの王」の力が分け与えられていようと、一発逆転は絶対に無理だ…と思われたその時！！メリックとスティーヴンの部下が勢揃いしてブルートン夫人の部下たちを叩きのめし、ブルートン夫人自身は強大な魔力を持っていたにもかかわらず、ルシアンとスティーヴンが「カササギの王」の指輪の力を借りてフュージョンし、彼女を遥かに上回る魔力で彼女を葬り去るのです！！</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかもそのトドメの刺し方の美しいこと！！ルシアンの体に彫られたカササギたちがにわかに飛び立ち、ブルートン夫人を絞め殺すのです。まさにカササギの王の末裔に相応しい、劇的なトドメの刺し方でした。素晴らしかった…。</strong></span></p>
<p>また、スティーヴンが今回の騒動を経て、ルシアンが（自分自身が思っていたよりもずっと）スティーヴンを愛していることを知り、それゆえにルシアンはスティーヴンが仕事に殺されるのではないか（協議会はスティーヴンを使い捨ての駒としか見ていないので）と心配しているからこそ「仕事を辞めてほしい」と願っていることを真に理解して、ルシアンとともに生きていく覚悟を決めるのです。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>私がルシアンをかっこいいなと思ったのは、どんなにスティーヴンに仕事を辞めてほしくても、自らの富を必要以上に見せつけたり、言動で圧力をかけたりしなかったこと。とにかく、辛抱強く待つ。スティーヴンに自分の不安な気持ちや、二人でこんな未来を作りたいという展望は伝えても、それ以上の決定は必ずスティーヴンを信頼し、委ねているところに、真の愛を感じました。自分の考えややり方が正しいと思っていても、押し付けない。自分と違うからこそ愛しているのだと本人にも周囲にも伝えられるルシアンの率直さが素敵でした。</strong></span></p>
<h4>スティーヴンの祝祭</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>12/26聖スティーヴンの日、ロスウェルの別荘で過去の冒険譚を話す、ルシアン・スティーヴン・メリック・セイントのお話です。</strong></span></p>
<p>暖かい暖炉のまわりで、中国で遭った大変な騒動について面白おかしく語るルシアン。ルシアンは大金持ちのいけすかない男だと思っていたふうのセイントが、話を聞いてから急に打ち解けた様子だったのが微笑ましかったです。</p>
<p>ただ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>最後に数行だけ登場した、ジョナ・パスターンの様子…なんとも哀しかったですね。ルシアンたちが幸せいっぱいの様子だっただけに、対比が感じられました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本編ではジョナには男の恋人がいたようでしたが、ニューハウスに殺されたのか、それとも愛想を尽かされたのか…ジョナは死ぬまで追われる身なのかもしれないし、ジョナ自身が孤独ゆえにそれを望んでいるのかもしれないとも思いました。</strong></span></p>
<h4>五つは天国のため</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ルシアンとスティーヴンが英国を脱出して3年後のお話です。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>なんとセイントがメリックの子・ルーシーを出産！しかも長崎で！！てっきりルシアンたちは中国に移住したものだと思っていたので、日本に来てくれたの！？と嬉しい驚きでした。ルシアンたちは長崎の出島に住み、そこでセイントは出産したようです。さらに、スティーヴンは日本の風光明媚さを気に入って、しばらく長崎で暮らしながら能力者として仕事をしたいともルシアンに申し出てくれて…。ルシアンも乗り気だったのがまた喜ばしかったです。</strong></span><br />
英国と日本という遠い二つの国が、こんな形で結びつくことがあるのだと幸せな気持ちになりました。ルシアン、スティーヴン、心ゆくまで日本での日々を堪能してね！</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32325109.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_01%23productInfomation%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32325109_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">カササギの魔法シリーズ（３）カササギの飛翔</span></strong><br />
著：KJ・チャールズ,訳：鴬谷祐実<br />
審犯者としてのスティーヴンはますます忙しくなり、クレーンの不満は募る。そんある晩、部屋に何者かが侵入し、カササギの王の指輪が奪われた。クレーンはその犯人に見覚えがあった――。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32325109.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_01%23productInfomation%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13209 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/F9565350-126E-44F7-A35E-95CAF52A4881.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=886645407&amp;vc_url=https%3A%2F%2Frenta.papy.co.jp%2Frenta%2Fsc%2Ffrm%2Fitem%2F316770%2Ftitle%2F2273245%2F%3Fref%3Dvc"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13209 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/renta.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">まとめ</span></h2>
<p>悪逆非道の父 クエンティン・ヴォードリー と、兄 ヘクター・ヴォードリーが2年前に自殺したことをきっかけに、クレーン伯爵ルシアン・ヴォードリーは20年ぶり4ヶ月前に中国から英国へと帰国しました。遺産整理のためにクレーンの領地の屋敷（パイパー）に行ってから、ルシアンは何度も不可解な自殺衝動に駆られます。彼を案じた従者のフランク・メリックは、英国のシャーマンことスティーヴン・デイに、ルシアンの自殺衝動を止めてほしいと頼みます。</p>
<p>ルシアンに降りかかった突然の激しい自殺衝動…そこから、ヴォードリー家にかけられたおぞましい呪いの数々が明らかになっていきます。しかも犯人である能力者のグループを特定したものの、主犯のブルートン夫人だけは捕らえきれず…。<br />
その後、ルシアンの上海時代の親友・レオノーラが巨大ネズミによる連続殺害事件に巻き込まれ、最後はなんと宿敵・ブルートン夫人による警官大量虐殺とルシアン＆スティーヴンへの復讐劇が展開されます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>丁寧に張り巡らされた謎と罠に混乱させられながらも、テンポよく進む物語に胸がときめきます。予想もしない人物の思惑にいつもあっと驚かされ、結末は予想もつきません。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>生まれながらの貴族で美しく傲慢なルシアンと、クエンティンにより両親を死に追いやられて貧しくみすぼらしく暮らしてきた痩せっぽちのスティーヴンという凸凹カップルがおりなす、濃密でエロティック（支配的な攻めvs被虐的な受け）な濡れ場も見どころです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>押しも押されもせぬ、ヒストリカル・サイキックロマンスBLの圧倒的名シリーズです。</strong></span><br />
英国を舞台にした作品が好き、歴史の香り漂う作品が好き、魔術などファンタジックな設定が好き、ミステリーやサスペンスが好き、軽いSMっぽいプレイが好き…そんなあなたにぜひともおすすめしたい作品です！！ぜひ読んでみてほしいです！！&#x1f4da;&#x2728;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>鈴丸みんた「タカラのびいどろ」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜一度会っただけの先輩を追って上京！？クーデレ先輩×ピュア方言後輩♡</title>
		<link>https://blmania.net/comic/takaras-marbles-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 16 Mar 2025 11:25:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コミック]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[鈴丸みんた]]></category>
		<category><![CDATA[Dear+コミックス]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21119</guid>

					<description><![CDATA[大注目・鈴丸みんたがおくる珠玉の育み愛♡ 鈴丸みんた「タカラのびいどろ」を読みました！ ドラマ版の全話ネタバレ感想はこちらから&#x2b07;&#xfe0f; 404 NOT FOUND &#124; ShippersおすすめBL [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>大注目・鈴丸みんたがおくる珠玉の育み愛♡ <strong><span style="background-color: #ffff99;">鈴丸みんた「タカラのびいどろ」</span></strong>を読みました！</p>
<p>ドラマ版の全話ネタバレ感想はこちらから&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-popular">

<a target="_self" href="https://blmania.net/drama/marbles-of-takara-review" title="404 NOT FOUND | Shippers" class="blogcard-wrap external-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard external-blogcard eb-left cf"><div class="blogcard-label external-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail external-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/47ba0090b9b16c61bd6f4471c6681b14.png" alt="" class="blogcard-thumb-image external-blogcard-thumb-image" width="160" height="90" /></figure><div class="blogcard-content external-blogcard-content"><div class="blogcard-title external-blogcard-title">404 NOT FOUND | Shippers</div><div class="blogcard-snippet external-blogcard-snippet">おすすめBL作品紹介サイト</div></div><div class="blogcard-footer external-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site external-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon external-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net/404" alt="" class="blogcard-favicon-image external-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain external-blogcard-domain">blmania.net</div></div></div></div></a>
</div>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21119"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">本作をもっとよく知るための小ネタ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">タカラのびいどろ</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">描き下ろし</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">いつかまた</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">気に食わない</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_31868091.html%23productInfomation%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/31868091_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>世話焼きクーデレ(先輩)×天然ピュア方言男子(後輩) </strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
泣いているところを慰めてくれた大学生・宝のことが忘れられず地元・福岡から上京した大進。<br />
再会を果たすも、冷たく突き放され……！？</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>綺麗な絵柄のBL漫画が好き&#x1f4da;</strong></li>
<li><strong>クールでSっ気のある攻めが好き&#x1f9ca;</strong></li>
<li><strong>先輩×後輩の学生同士ラブにときめく&#x1f3eb;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">本作をもっとよく知るための小ネタ</span></h2>
<p>①作品紹介をお願いします「受が攻に会いたくて福岡から上京！ 無事に会えたけど…!? みたいな感じです。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>着想というと、ただただ「方言男子描きた～い！」という軽いノリでした多分…… なんて無謀な……。</strong></span>」</p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/801authors108/no/31236/">鈴丸みんた先生インタビュー 2022/07/30 作家インタビュー｜BL情報サイト ちるちる</a></span></p>
<p>②当て馬や重要な脇役は？「今までもわりと脇キャラを多めに描きがちだったんですが、今作特に脇キャラが多いなと思います。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>念願のモブおじさん描けて楽しかったです。</strong></span>」</p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/801authors108/no/31236/">鈴丸みんた先生インタビュー 2022/07/30 作家インタビュー｜BL情報サイト ちるちる</a></span></p>
<p>③今作にまつわる裏話はありますか？「<span style="background-color: #ffff99;"><strong>連載のネタ出しのときに出した簡単なプロットと、いざ出来上がった今作が、クールな先輩&amp;方言男子以外かすりもしてなかったです。なぜ。</strong></span><br />
あとコミックス本体表紙(カバー下)に初期設定画を載せてあるんですが、それよりさらに前に提出していたラフの受の方がなんというか……。<br />
今作→ 会いたい人に会いに行く健気なピュア！ おめめキラキラ！<br />
ラフ→ 会いたい人を地獄の果てまで追いかける！ 包丁を握ってる！<br />
って感じでして、どこで方向転換したんだ?? って大笑いしました。<br />
担当さんと「ラフの世界線も読んでみたいですね～」って話しましたけど、絶対メリバorバッドエンド。」</p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/801authors108/no/31236/">鈴丸みんた先生インタビュー 2022/07/30 作家インタビュー｜BL情報サイト ちるちる</a></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc5">タカラのびいどろ</span></h3>
<p>大親友だったインコのおかめくんを亡くして傷心の中野大進は、山で泣いているところをたまたま慰めてくれた登山客の志賀宝に一目惚れ。彼を追って東京の大学に進学するも、「たかがそんな理由で追いかけてくるなんて気持ち悪いし怖い」と突き放されてしまいます。それでも「お礼が言いたい」と追い縋る大進ですが…？</p>
<p>先にドラマを見たので、ストーリーの流れ自体は知っていました。<br />
ただ、ドラマ版はドラマオリジナルストーリー（大進が宝への好意を「推し」への愛情だと勘違いしてオタクっぽい行動をとるというお話）や、オリジナルキャスト（ドラマでは大進の母や妹がお話のスパイスとして何度も登場するけれど、原作ではほぼ登場しない）などがあり、あれは原作とは違っていたんだなと答え合わせをできたのは面白かったです。</p>
<p>それと<span style="background-color: #ffff99;"><strong>意外だなと思ったのが、本編に濡れ場がないこと。本作は本編ではキスするだけで、描き下ろしに濡れ場がある構成になっていました。</strong></span><br />
ほとんどのBL作品において、漫画でも漫画でも最低でも一回以上は濡れ場が入っているものなので、それに慣れて読んでいると、なかなかエッチしないな…と不思議な気分になりました&#x1f602;</p>
<p>本作で好きだったシーンは、小さい頃から好きなものには一直線の宝が中学生くらい？の時に、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「手に入ったら大事にして隠してずっと手放さない 手に入らなかったらずっと追い求めてもっともっとって相手のことを考えずに？それってすげー怖くないか」と自分の「好き」の強さに怯えてしまうシーン。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>これはドラマになかったので、宝ってこんなこと考えてたのか…と意外に思いましたし、「相手のことを考えずに」と怯えているのは、彼の不倫して離婚した母がママ友たちに見せびらかすためだけにいつも自分の意見を聞かずに着飾らせていたことを指しているのかなと思います。</strong></span><br />
原作ではあまり宝が母と自分が似ていることについて不安がる描写はありませんでしたが、ドラマではよくそのセリフが出てきていたので、余計にそう感じたのかもしれません。<br />
「好き」の強度が強すぎるのではないかと怯えるというところに、宝の意外な優しさを感じます。相手を傷つけたくない、自分の独占欲で壊したくないという理性がそんなに幼い頃からあったのだと褒めてあげたいくらいです。</p>
<p>あと、その後の<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「山登りももっとしたい。世界一周したい。このままだと連れて行きたくなる。将来のことは考えてるけど、手を出しちゃったしそんなに人を好きになったことがないから、関係を続けるかどうかお前が決めて」と宝が言った後に「先輩も俺と同じで、どんどん好きになるのが怖いですか？」と大進が返すところはグッときました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>あんなにオドオドして言いたいことも言えないというふうにしているのに、ここぞという時には言うやん！！大進！！とその勇気に嬉しくなると同時に、実際に宝は大進を好きになりはじめて怖がっていたし、その真を突く言葉選びをすごいなとも感動してしまいました。</strong></span></p>
<p>クールなSっ気のある先輩に懐くわんこ系方言男子の王道系キャンパスラブをしつつも、意外と宝が「大学卒業後は世界一周」と決めていたり、大進は大進で「先輩と一緒にいると色ボケで勉強できないから」と自分なりに将来のことを考えていたり、二人が両思いになって結ばれた後もなかなか前途多難そうなところに余計に興味をそそられました。<br />
続編か出るとしたら、二人がどんな愛の形を選ぶのかが気になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">描き下ろし</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>三日間で体を慣らして初セックスをするお話。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>大進はあまりに宝が慣れた手つきで大進のものをしごいたり、穴を慣らしたりするので「慣れとんしゃあ」と恨み言を言っていたんですが、最後の最後に宝は実はセックスするのも付き合うのも大進が初めてと分かり…&#x1f602; 仰天していた大進が面白かったです&#x1f602;</strong></span></p>
<p>しかし、三日間丸々使ってセックスするとはなかなか贅沢な…。大進のとろけ顔がたくさん見られて、めっちゃえっちでした&#x1f64f;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc7">いつかまた</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>宝が「もうインコ飼わないのか？」と大進に持ちかけるお話です。</strong></span></p>
<p>宝は「お前が大丈夫になったらまたインコ飼うのも楽しいかなって」と言っていましたが、卒業後は世界一周するならしばらくこの夢は叶わなさそうですよね。もしくは、宝がどこかに定住して、そこでインコを飼って、宝が旅の途中でそこに寄って…みたいな形になるのかな？二人がどんな未来予想図を描いているのか、気になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc8">気に食わない</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>大進がおしゃれなことに不思議がる宝のお話です。</strong></span></p>
<p>田舎から出てきたばかりの芋ボーイにしてはピアスも開けてるしめちゃくちゃおしゃれな大進。宝が服の選び方を聞くと、なんと「店員さんに全部選んでもらっている」と。<br />
それを聞いて<span style="background-color: #ffff99;"><strong>早速自分の好みの服を大進におすすめする宝がかわいすぎました。俺色に染めるってか…！</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>宝は自分の家に大進を泊めたがったり、自分の服を大進に着せたがったりと、結構マーキング癖があるよな…と思いながら読んでいました。大型わんこみたいでかわいいですよね。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc9">まとめ</span></h2>
<p>大親友のオカメインコを失い、喪失の苦しみに泣きじゃくっていた中野大進。そこにたまたま通りかかった登山客の志賀宝が慰めてくれ、大進は彼にお礼が言いたい一心で上京することに。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>人を寄せ付けないクールでSっ気のある、でも超絶イケメンで世話焼きなところもある優しい先輩。なんでもかんでもすぐ信用してしまうお人好しで、いつもぼんやりしている天然な後輩。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>全く性格の違う二人が、「慰めてもらったお礼が言いたい」ということだけをきっかけに、徐々に距離を縮め、最後には「こんなに好きになるなんて」とお互いに思ってしまうほど愛し合ってしまう展開は、王道かもしれませんが、だからこそ良い！！と大声で叫びたくなります。</strong></span></p>
<p>ドラマ化もされている作品なので、漫画を読むのが苦手な方はそちらもおすすめです。<br />
逆に漫画が好きだからこそドラマも見てほしいという気持ちもあります！（ドラマのキャスティングが原作ぴったりすぎて素晴らしいので！！）</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ウブでかわいい、ピュアで一途なキャンパスラブ。ただ一心に誰かを愛する人を見つめたい。恋する気持ちの喜びを、愛することの怖さを、思いを通じ合わせた時の感動を体感したい。そんなあなたにぜひ捧げたい一冊です。</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_31868091.html%23productInfomation%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/31868091_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">タカラのびいどろ</span></strong><br />
作者：鈴丸みんた<br />
泣いているところを慰めてくれた宝のことが忘れられず、地元福岡から上京した大進。しかし、大学で再会した宝には冷たく突き放されてしまう。めげずに追いかける大進だが、一方の宝も大進のまっすぐな瞳から目が離せなくなっていき……？</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_31868091.html%23productInfomation%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13209 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/F9565350-126E-44F7-A35E-95CAF52A4881.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=886645407&amp;vc_url=https%3A%2F%2Frenta.papy.co.jp%2Frenta%2Fsc%2Ffrm%2Fitem%2F302309%3Fref%3Dvc"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13209 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/renta.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>N•R•ウォーカー「好きだと言って、月まで行って。」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜疲労困憊のシングルファーザーとデキるナニーの優しいベビーシッター・ロマンス</title>
		<link>https://blmania.net/novel/to-the-moon-and-back-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 11 Mar 2025 14:57:33 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[N・R・ウォーカー]]></category>
		<category><![CDATA[小野ユーレイ]]></category>
		<category><![CDATA[モノクローム・ロマンス文庫]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[冬斗亜紀]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21082</guid>

					<description><![CDATA[胸がじんわり暖かくなる、N・R・ウォーカー「好きだと言って、月まで行って。」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&# [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>胸がじんわり暖かくなる、<strong><span style="background-color: #ffff99;">N・R・ウォーカー「好きだと言って、月まで行って。」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21082"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-8"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-8">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">プロローグ</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">エピローグ</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">エピローグ2</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33867574.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33867574_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>企業財務マネージャー、甥っ子を育てるシングルファーザー×ロンドン帰りのプロの住み込みナニー</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
生後12週の甥・ベンソンと同居する34歳の有能な財務マネージャー・ギデオン（口髭あり）。<br />
<strong>素敵な家でシングルファーザーとして奮闘する彼のもとに、子ども大好きなイタリア系のトビーが住み込みナニーとしてやってきた。</strong><br />
思いやりがあって気配りができ明るい性格のトビーは、疲れ切ったギデオンをとびっきりの笑顔で迎え、癒しと元気を与えてくれる。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>シングルパパ子育てのリアルを知りたい&#x1f476;</strong></li>
<li><strong>育児の楽しい面も辛い面も知りたい&#x263a;&#xfe0f;&#x1f62d;</strong></li>
<li><strong>オーストラリアでの「家族」の形の例を体感してみたい&#x1f9d1;&#x200d;&#x1f9d1;&#x200d;&#x1f9d2;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">プロローグ</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>1980年代の私立探偵マグナム（トム・セレック）みたいにイケてる有能な企業財務マネージャー、ギデオン・エレリー（34）は、生後6週間の甥・ベンソンを前に、男一人で育児することに疲れ切っていました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>さほど仲良くない妹・モニークが妊娠したものの、子どもは養子に出すと言うので、それなら自分が引き取ると申し出たのです。しかし6年間連れ添ったパートナー・ドリューは大反対。二人の話し合いは平行線を辿り、彼は1ヶ月半前に家を出て行ってしまいました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>そして一人での育児が限界だと悟ったギデオンは、プロの住み込みナニーを雇うことに。ギデオンの担当になったのは、トビー・バーロウ。</strong></span></p>
<p>最初はトビーがベンソンに「チキンナゲットちゃん」「ぴよぴよチッキーナッギー」など変なあだ名をつけまくるので困惑していたギデオンですが、徐々に「これこそ俺がドリューに求めていたものだ」とナニーとして認めるだけでなく恋愛対象として捉えるように。<br />
逆にトビーは最初からギデオンを恋愛対象として好ましく思っており、日を追うごとにその思いは強くなっていきます。</p>
<p>トビーの作ったチキンのてりてり煮で食中毒になりギデオンとトビーが同じベッドでのたうちまわったり、歯がなかなか生えずにむずかるベンソンをあやしたり、ギデオンが普段ろくなものを食べていないのではと心配してトビーのお母さんが家族の食事会に呼んでくれたり。そんななんでもない、でもちょっと特別な日々を重ねて、二人は思いを通わせあっていきます。</p>
<p>毎日変わらないようにみえて少しずつ成長していくベンソンも愛らしいです。元気にうんちを漏らしつつ、頭から被ったのではと思うほど離乳食を飛び散らせながら、すくすくと育っている姿を見ながら、小説では比較的育児の楽しい側面だけを描いているけれど、実際はそうとう大変だろうな…と世の中のお父さんお母さんたちへの感謝も込み上げました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">エピローグ</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>トビーが派遣会社を通してではなく、個人でギデオンとナニー契約を結び直し、ギデオンの家で託児サービスを始めたお話です。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ギデオンとトビーが恋愛になかなか踏み切れなかった原因の一つは、トビーを派遣している会社から「ナニー契約では雇用主との恋愛を禁じる」と言われていたから。仕事を取るか、恋愛を取るかで二人は苦しんでいたのでした。</strong></span><br />
実際、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ギデオンもトビーも「俺たちの最優先事項はベンソンだ」との思いは一致していたものの、だからといってたがいへの恋心も捨てられず悩んでいました。</strong></span><br />
なので、トビーが独立したことで二人は誰の目も気にせずのびのびと恋愛できるようになったわけです。<br />
トビーはギデオンの家を託児所にして近所の井戸端会議を通じて仲良くなったママ友の子どもを預かっており、変わらずギデオンからの給料ももらいながらなので、個人の収入はかなり上がったようです。ギデオンは一人で家のローンを返さなくてはならず家計的になかなか苦しいはずなので、トビーと二馬力になったことに加え、トビーの収入が上がったのは朗報ですね。<br />
「3人で幸せに暮らす」ということが夢物語ではなく、ギデオンもしくはトビーにばかり皺寄せがいくことなく、健やかに暮らせているようでほっとひと安心しました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">エピローグ2</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>モニークが再度妊娠し、ギデオンたちに新たな家族が加わるお話です。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>モニークがまた別の男の子を妊娠し、中絶できる週数を越えていたので産むしかないがどうしたらいいか分からないとギデオンに泣きつきます。それをきっかけに、ギデオンはトビーにプロポーズ。そしてモニークの子ども（女の子）を迎え入れないかと提案するのでした。（子ども好きのトビーはどちらにももちろんイエスと答えました&#x1f64c;）</strong></span></p>
<p>まさかの展開でした。モニーク、ちゃんと避妊して！と頭を抱えましたが、ギデオンとトビーが幸せそうだからいいかと思い直し…。<br />
しかしモニークはギデオンに用のある時（特に厄介ごとを押し付けたい時）にしか電話してこないのに、ギデオンはよく愛想を尽かさずに毎回律儀に電話に出るよな…と不思議に思います。日本では親子や兄弟でもドライな関係ってありがちですが、オーストラリアでは家族をすごく大事にするというか、結構ウェットな関係だな〜と感じました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">まとめ</span></h2>
<p>有能な企業財務マネージャー、ギデオン・エレリーは、生後6週間の甥・ベンソンを男一人で育児することに疲れ切っていました。プロの住み込みナニーであるトビー・バーロウを雇うのですが、ギデオンはトビーのすばらしい育児能力に感謝することになります。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作の魅力はなんといっても、ベンソンのかわいさ。そして、新米パパ・ギデオンの右往左往する姿と、そんなギデオンを優しく力強く支えるトビーの存在です。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>寝返りがうてた、お昼寝をしなくなった、ミルクを飲むのを嫌がるようになった、離乳食を食べるようになった、歯が生えた…など、たった一歳になるまでの間に、ベンソンはどんどんできることが増えていきます。読者である自分もまるで彼の親になったような目線で成長を見られることがとても楽しかったです。次のシーンでは一体何ができるようになっているかな？とページをめくるたびにワクワクしました。</strong></span></p>
<p>また、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「片親であるぶん、二人分の愛情と努力をしなければ」と気張っているギデオンは、やる気が空回りしがち。理想が高い分、うまくいかないとすぐに自分を責めてしまいます。そんなギデオンを心身ともに支えてくれるのがトビー。何人もの子どもをナニーとして育てた経験から、肩肘張らなくていい、ゆっくりやればいい、誰でも間違うことはある、とギデオンのこともあやしながら一緒に楽しく子育て（＆親育て）をしてくれます。</strong></span><br />
自分自身がどちらかというとギデオンの気質に近いので、トビーのおおらかなアドバイスは育児をしていない私にとっても心癒されるものでした。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>子育てBLは日本でも人気なジャンルですが、本作は比較的育児に関してリアルな側面も見せてくれるので、育児のいい面だけでなく辛く苦しい面も疑似体験できて面白かったです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>育児経験のある方もない方も、家族愛を感じたい全ての人に読んでみてほしい作品です&#x1f4da;&#x2728;</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">好きだと言って、月まで行って。</span></strong><br />
作者：N・R・ウォーカー<br />
生後12週の甥・ベンソンと同居する34歳の有能な財務マネージャー・ギデオン（口髭あり）。素敵な家でシングルファーザーとして奮闘する彼のもとに、子ども大好きなイタリア系のトビーが住み込みナニーとしてやってきた。思いやりがあって気配りができ明るい性格のトビーは、疲れ切ったギデオンをとびっきりの笑顔で迎え、癒しと元気を与えてくれる。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>キム・フィールディング「犬晴れのクリスマス」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜穏やかでほのぼのしたクリスマス・ロマンス</title>
		<link>https://blmania.net/novel/the-dog-days-of-december-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 10 Mar 2025 11:43:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[モノクローム・ロマンス文庫]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[冬斗亜紀]]></category>
		<category><![CDATA[キム・フィールディング]]></category>
		<category><![CDATA[Dite]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21077</guid>

					<description><![CDATA[キム・フィールディング「犬晴れのクリスマス」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728; パッと読む目次 登 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="background-color: #ffff99;">キム・フィールディング「犬晴れのクリスマス」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21077"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-10"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-10">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">プロローグ</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">エピローグ</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33737294.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33737294_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>気さくな大学技術部の部長×内気な大学心理学科教授</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>引っ越してきた街でひとりきりのクリスマスを過ごしていた心理学教授のショーンは車で轢きかけた野良犬にアンナと名づけ引き取ることに。</strong><br />
そんなアンナが、「彼」との素敵な出会いを導いてくれた――。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>犬が好き&#x1f436;</strong></li>
<li><strong>自分に自信のない主人公に共感する&#x1f493;</strong></li>
<li><strong>クリスマスには大人も特別なプレゼントがほしい&#x1f381;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">プロローグ</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>心理学部教授のショーン・デイリーは、半年前にこの街に引っ越してきました。年々出てくる腹を食い止めるため、今日こそはジムに…と気乗りしないまま車で向かっていたところ、車道に突然現れた迷い犬を轢きかけてしまいます。慌てた犬を確認すると、無事ではありましたが衰弱している様子。すぐさま病院へ連れて行きますが、犬は捜されている形跡はなく…犬好きのショーンはその子にアンナと名付けてともに暮らすことにします。</strong></span></p>
<p>しばらくたったある日、アンナもショーンとの生活に慣れてきて、二人は散歩を満喫していました。その時、アンナが突然走り出し、ショーンは凍った道に足を取られて転倒。アンナはなんと近くに寄って来ていた黒い熊のような犬・ローラにじゃれつきはじめます。ローラの飼い主はなんとショーンと同じ大学に勤める技術部部長。不思議な縁で、二人は毎日散歩を一緒にする仲にまでなります。</p>
<p>もとは幸せな家庭で愛されて育ったアンナでしたが、その家族が引っ越しするにあたって彼女を他の家庭に譲渡し、そこの家庭でアンナはひどい虐待を受けていました。食事だけはもらえても、外に繋がれ、誰にも気に留めてもらえない。寂しさのあまり家出してしまったアンナの気持ちが痛いほどよく分かります。むしろよく耐えずに逃げたと褒めてあげたいです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>アンナは偶然出会ったショーンに拾われ、愛を注がれ、「心に決めた。持てる力すべてを使ってでもこの人間を 自分と同じくらい幸せにしてあげようと」と心の中で思うのですが、この健気さに涙が溢れます。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>アンナは無邪気にローラと犬同士のじゃれあいを楽しんだり、ショーンの食事やおやつのおこぼれをもらおうとおねだりしたりと犬らしい天真爛漫さもあるのですが、ショーンがオースティンへの恋心を自覚したにも関わらず勇気が出ずにモダモダしているのを見て、わざとブレーカーを全部落としてオースティンを呼び出させたりと、驚くべき叡智を発揮することがあります。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>それはひとえに、アンナがショーンを幸せにしたいと願ったからこそできた奇跡なのだと思います。</strong></span></p>
<p>アンナは人間と共に暮らしてきたので人間のことをよく知っている…と思いきや時々ズレた解釈をしていることがあり、それもまた愛おしいポイントです。<br />
ショーンのことを自分の飼い主ではなく、アンナの方が主人だと認識していたり。ショーンがオースティンと付き合い始めると、二人とその家族は「アンナの群れの一員」なのだと認識していたり。さらには、ショーンがアンナとしつけ教室に通って修了書をもらった時も「ショーンのしつけが成功した」と喜んでいたり。人間側の認識とはちょっと違うアンナの考えがかわいくて、大好きだよ〜と頬擦りしたくなります。</p>
<p>アンナのことばかり語ってしまいましたが、ショーンとオースティンの恋についても話さなくてはいけません。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ショーンもオースティンも、バツイチ子持ち独身同士。二人ともゲイであることをカミングアウトしています。</strong></span><br />
ショーンはオースティンに出会った時から彼のハンサムさに一目惚れしており、オースティンはアンナとローラを通してショーンと交流するうちに徐々に彼に惹かれていったようです。二人とも大学の終身雇用職という共通点があるので、同じ悩みを抱えているところも仲を深める要因になったようです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>安定した職を大学で得るために、ポスドク 非常勤講師 客員講師とあらゆる仕事を転々としてきたショーンは、二、三年起きに転職・引っ越しするせいで、固定の友人というものがほとわどいません。そのせいで、オースティンという素晴らしい友人を失うのは嫌だと恋愛に踏み出すのを躊躇してしまうのですが…そこで後押ししてくれたのがアンナでした。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>アンナが「ローラに会いたい」と無邪気におねだりするおかげで、それを口実にオースティンに会いに行ったり、一緒に食事をするお誘いができたのです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>アンナという心強い助っ人のおかげで、ショーンの恋は成就しました。ショーンがアンナと出会ったのは奇跡ですが、もしかしたら孤独な二人に愛を与えたいと願う神様が必然的に引き合わせてくれたのかもしれません。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">エピローグ</span></h3>
<p>夏の湿気にぐったりしているローラとアンナを横目に、ショーンはオースティンとの結婚式の計画を何度も何度もチェックしています。オースティンの息子・コナーはアンナにこっそりと「うちのパパたちはかわいいジジイだね」と惚気るほど。<br />
そんな中、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>アンナは庭で片目の腫れた汚い子猫を見つけます。子猫をそっと甘噛みで持ち上げると、アンナは心の中で言うのでした。「ほらーすぐにパパたちもそう言ってくれるよ いい子だって。そしたらここがおうちになるよ。そして幸せになれる 私たちみたいにね」と。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ショーンとオースティンの結婚式というだけで幸せいっぱいなのに、なんとそこに子猫まで！アンナは早速心の中で子猫を「ちいちゃな妹」と呼んでおり、アンナの群れにまた新たな一員が追加されたのだと嬉しくなってしまいました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ショーンとオースティンが子猫の育児に右往左往するのを想像してにやにやしてしまいました。アンナとローラ、ショーンとオースティン、そして子猫の5人家族。ずっとずっと賑やかに幸せに暮らして欲しいです。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">まとめ</span></h2>
<p>ショーン・デイリーは大学教授の職に就くため、半年前に中西部のとある街に引っ越してきました。そこで出会ったのは、今にも車に轢かれそうになっていた不幸な捨て犬・アンナ。孤独な二人はともに暮らすようになりますが、ある日二人の散歩中に大きな熊のような犬に出会って…？</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>犬好きとしては、アンナの賢さとかわいさ、愛情深さに熱弁を振るわずにはいられません！</strong></span><br />
ショーンに拾われるまでは、一度は優しい家族に愛されたものの、その後譲渡された家では外に追い出され、あまりの寂しさに脱走。それからは街中でのけ者扱いされ、物を投げつけられることも。食べ物も水もなく死にかけていたところをショーンに拾われます。<br />
最初はショーンに「いい子」なところを見せようと頑張りすぎるほど頑張ってしまうものの、徐々に落ち着いて、ショーンのためにいたずらをしたり、ショーンの前で気ままに振る舞うことができるように。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>アンナのこの変化の過程を知るだけでも涙が出てきて、読んで良かったと思わざるを得ません。不幸な犬が、優しい男と出会って幸せになる。これだけでも素晴らしい物語だと思いませんか？</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>もちろんBL作品なので男×男のロマンス要素もあります。内気なショーンがお茶目なオースティンに惹かれ、同じバツイチ子持ちでありながら独身で孤独という境遇に共感し合い、恋心を感じていく様子は、まるで初恋のように甘酸っぱくて…読みながらニヤニヤが止まりません。</strong></span>明確な濡れ場はなくキスシーンだけですが、それもまたこのハートフルな物語にぴったりの展開ではないかなと思います。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>アンナが起こしたクリスマスの奇跡、そして芽生えたご主人たちの恋。クリスマスなど寒い時期に部屋でぬくぬくと温まりながらじっくり読みたい、愛と優しさに溢れた素晴らしい一冊です&#x1f4da;&#x2728;</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33737294.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33737294_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">犬晴れのクリスマス</span></strong><br />
作者：キム・フィールディング<br />
引っ越してきた街でひとりきりのクリスマスを過ごしていた心理学教授のショーンは車で轢きかけた野良犬にアンナと名づけ引き取ることに。そんなアンナが、「彼」との素敵な出会いを導いてくれた――。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ライリー・ハート「ボーイフレンドをきわめてみれば」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜自閉スペクトラム症の青年は、タトゥーパーラーの店員に恋をする</title>
		<link>https://blmania.net/novel/boyfriend-goals-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 08 Aug 2024 15:15:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[モノクローム・ロマンス文庫]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[冬斗亜紀]]></category>
		<category><![CDATA[ZAKK]]></category>
		<category><![CDATA[ライリー・ハート]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=19127</guid>

					<description><![CDATA[優しさにあふれるリトル・ビーチに咲いた小さな恋。ライリー・ハート「ボーイフレンドをきわめてみれば」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>優しさにあふれるリトル・ビーチに咲いた小さな恋。<strong><span style="background-color: #ffff99;">ライリー・ハート「ボーイフレンドをきわめてみれば」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-19127"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-12"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-12">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">①町からも家族からも「はみ出し者」のギデオンと、「変わり者」の自閉スペクトラム症のマイロ。2人の共通点。</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">②マイロを大好きなギデオン、ギデオンを大好きなマイロ。どれほどお互いを愛しているか打ち明ける2人が尊い&#x1f62d;&#x2728;</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">③愛してるから、守りたい。でも、守らないことも愛の証。</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33036531.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33036531_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>自閉スペクトラム症の元会計士×タトゥパーラーの経営者</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>ある日存在も知らなかった祖母の死と、遺産として残された書店のことを知らされたマイロは書店のあるリトルビーチにやってきた。</strong><br />
受け継いだ建物の隣はタトゥショップで、オーナーのギデオンは素敵な笑顔で彼を迎える。<br />
住居に困ったマイロはギデオンの部屋で一緒に暮らすことになるが——！？</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>破れ鍋に綴じ蓋なカップルが好き&#x1f372;&#x2728;</strong></li>
<li><strong>受けのことが大好きすぎる優しい攻めが好き&#x1f979;&#x1fa77;</strong></li>
<li><strong>両想いのはずなのに、大喧嘩してしまったり、一方的に腹を立ててしまったり…そんなすれ違いにドキドキハラハラしたい&#x1f979;&#x1fa77;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">①町からも家族からも「はみ出し者」のギデオンと、「変わり者」の自閉スペクトラム症のマイロ。2人の共通点。</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-1728 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/friends_boys-e1640159720615.png" alt="" width="230" height="150" /></p>
<p>家族全員が大学を卒業している中、ギデオンだけは大学に行っていません。また、家族はタトゥーを入れておらず、父と兄は弁護士業で大きく稼いでいる一方で、ギデオンは体中にタトゥーを入れ、自転車操業のタトゥーパーラーを経営しています。ギデオン以外は全員ノンケで、ギデオンの暮らすリトルビーチ島では彼だけが唯一のオープンリーゲイ（ゲイだと公表している男性）です。そんなわけで、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ギデオンは家族の中で浮いています。自分だけが父と、母と、うまくやれない。そんな疎外感を感じています。</strong></span></p>
<p>他方で、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>マイロ。彼は自閉スペクトラム症という病気（性質）を抱えており、人とのコミュニケーションが苦手・物事に強いこだわりがあるといった特徴を持っています。そのせいで、彼は母にひどく行動を制限されてきました。</strong></span></p>
<p>母に言われるがまま学校に通い、彼女の経営する会社で会計士として働いていました。しかし、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>マイロはずっと自分だけの夢や自分だけの人生が欲しいと願っていました。母に敷かれたレールの上をひた走る安全な人生ではなく、痛みや悲しみを伴おうとも自分の手で切り拓いた人生を走りたいと。</strong></span></p>
<p>そんな2人が、リトルビーチ島で出会います。すぐに意気投合し、仲良くなっていく2人。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ギデオンは誰にも話したことのない「疎外感」について、マイロに打ち明けます。</strong></span>すると、マイロはこう答えるのです。</p>
<blockquote><p>「ぼくにもわかります、自分がその場にうまくはまらない感じや、ほかの誰かだったらと思われる感じ。たとえそれを誰にも理解されなくとも、大丈夫です、自分の心から湧き出た気持ちなのですから。ぼくは……思うんです。皆、周りと同じであろうとがんばりすぎていたり、または、自分の感じるものだけが正しいと思いこんでしまっているんじゃないかと。わかりますか？　ぼくが感じるのと同じようにあなたも感じるべきで、それ以外は間違いや愚かだ、というようなことです。でも本当は、誰もが独特で、それぞれの思い、経験、考え方は、孤独かどうか、寂しいかどうか、どんなふうに苦しむかなどに関係なく……どんな状況でも……どれも間違ってなどいないのです。それが人間であるということだから。どの人生も同じではない。だから……つまらないことなどではありません。ぼくを信頼して話してもらえて光栄です。もし、自分がうまくはまっていないと感じたら、思い出してください、ぼくにとっては、あなたはぴったりはまります。それが助けになるかはわかりませんが。ぼくは、あなたで同じことをしているのです」</p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>どの人生も同じじゃないし、つまらないことなんてない。</strong></span>そう言い切るマイロの言葉を読みながら、目頭が熱くなりました。そして、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ギデオンが「自分はここにうまくはまっていないんじゃないか？」と疎外感を感じた時は自分を思い出してほしいと言うのにもぐっときました。</strong></span></p>
<p>マイロは思ったことを全部口に出してしまうし、マイルールがとても厳しいので、知能が足りないのではと思われたり、鬱陶しがられたりして、人から距離を取られがちです。ずっと幼い頃からマイロはこの問題（自分は社会の中で浮いている）について考えてきたはずです。</p>
<p>そんな<span style="background-color: #ffff99;"><strong>マイロは、自分の方がもっと苦しんでいるとギデオンを糾弾するのではなく、「辛い時は自分もそばにいる」とギデオンの苦しみに寄り添っている。それが、マイロの心根の優しさ、強さを示していると思いました。</strong></span><br />
これは、ギデオンがマイロを愛する理由が分かると思ったシーンの一つです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">②マイロを大好きなギデオン、ギデオンを大好きなマイロ。どれほどお互いを愛しているか打ち明ける2人が尊い&#x1f62d;&#x2728;</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-676 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/hug_couple_men-e1620028402770.png" alt="ゲイ、同性愛、ハグ" width="210" height="230" /></p>
<p>ゲイという得体の知れない腫れ物に触るように家族から接されてきたギデオンは、マイロのストレートな物言いを面白く感じます。それと同時に、マイロの素直で優しいところをすぐに好きになります。<br />
マイロも、決して自分を馬鹿扱いしたり腫れ物扱いせずに一人前の男として扱ってくれるギデオンに心を開き、彼の人情深さや温かさにどんどん惹かれていきます。</p>
<p>マイロが祖母から遺産でもらった本屋に勤めるレイチェルは、こう言います。</p>
<blockquote><p>「ギデオンがあなたを見つめる目つきはね、まるであなたの重力圏に自分がいられるだけで幸運だって噛みしめてる感じなのよ、マイロ。まるで、あなたがいなくなったら、いいものが一緒に残らずなくなっちゃうみたいなね」</p></blockquote>
<p>マイロもその言葉を受けて、ギデオンにこう言うんです。</p>
<blockquote><p>「あなたのそばにいるとぼくはいつもあなたの重力圏にいられてよかったなと思っていますし、あなたがいないと時々、自分に何かが欠けたような気がするんです」</p></blockquote>
<p>ギデオンはマイロに深い愛を打ち明けられて、こう答えます。</p>
<blockquote><p>「ああ、俺はきみを生きたまま食っちまいたいよ。きみが好きすぎて、それもセックスのためだけじゃなくて、死にそうな気分だよ、ロー（マイロの愛称）。きみといると、本当はずっとそれがほしかったんだと、自分でも気付いてなかった幸せでいっぱいになる。ああ、きみの世界にいられて俺は幸運だと思うよ。時々怖くなるくらいだ」</p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>マイロの世界に自分がいることが信じられないと思うくらい、マイロのことが大切なギデオン。ギデオンがいなければ世界に、自分に、何かが欠けていると感じてしまうほど、彼が必要不可欠になったマイロ。</strong></span></p>
<p>ここ以外にも2人がお互いに愛を打ち明けるシーンはいくつかあり、その全てがとにかく尊いです&#x1f62d;&#x2728;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>全く違う場所で全く違う人生を送ってきた2人が、ばったり出会って、互いの凸凹をぴったり合わせられる相手と恋に落ちる…。なんてロマンチックなんでしょうか。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">③愛してるから、守りたい。でも、守らないことも愛の証。</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-4075 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/baby_shake_hands-e1593090855843.png" alt="" width="200" height="200" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/baby_shake_hands-e1593090855843.png 200w, https://blmania.net/wp-content/uploads/baby_shake_hands-e1593090855843-100x100.png 100w, https://blmania.net/wp-content/uploads/baby_shake_hands-e1593090855843-150x150.png 150w" sizes="(max-width: 200px) 100vw, 200px" /></p>
<p>マイロの母・ベバリーは、マイロのために生きてきました。マイロが障害を持っているからこそ、彼が少しでも躓くことがないようにと、彼の歩く道に石があれば事前にどける努力をしてきました。マイロはそれに感謝はしていても、これからは自分で自分の人生は選びたいと言います。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ベバリーはマイロがタトゥーパーラーの店員であるギデオンと交際することに強く反対していました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>きっと彼は大なり小なり、未来でマイロを傷つけるだろうと彼女は思ったからです。</strong></span>しかし、マイロはベバリーにこう言うのです。</p>
<blockquote><p>「もし未来が見えて、ギデオンがいつかぼくの世界を壊すとわかって、それを変える方法がないとしても、ぼくはやっぱり彼と恋がしたい。悲劇に酔いたいからではなく、〝もし〟を避けて刈りこんだような人生を生きていきたくないからです。これは、ぼくには簡単なことではありません。ぼくの脳も、理屈も、これは愚行だと言うんです。でもここが勝つ時もある」　ぼくは胸元をさすった。「ぼくは、ここに勝ってほしい」</p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>何事もきっちりと合理的にやる性格のマイロが、自分の心を信頼するのはとても怖いことだと思います。ものすごく勇気のいることだと思います。それでも、マイロはその道を選んだ。ギデオンを愛しているから。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>マイロのギデオンへの愛の強さを感じられる、感動的な言葉です。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">まとめ</span></h2>
<p>自閉スペクトラム症のマイロは、サンディエゴで母の経営する会社で会計士として働いていました。母に愛され、守られ、何不自由ない生活を過ごしています。<br />
けれど、ある日突然、聞いたこともない祖母が死んだために、リトルビーチ島というところにある本屋とタトゥパーラーを遺産として相続することになったと弁護士から報告されます。<br />
自分の力で人生を切り開きたいと常々思っていたマイロは、喜んでその機会に飛びつきます。そして、タトゥパーラーの店員であるギデオンと知り合うのですが…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>自閉スペクトラム症という困難を抱えながらも、それを決して困難とみなさず、常に前へ前へと進み続けるマイロがかっこいいです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>また、家族の中でははみ出しもののギデオンがマイロと出会うことで疎外感とちきんと折り合いをつけ、家族と和解し、マイロと愛情深い関係を築いていくさまも感動的です。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>とにかく優しい溺愛攻めと冒険心の強い受けのドタバタ恋愛物語。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong><span style="font-size: 24px;">これが嫌いなBL好きはいません！！！！！</span></strong></span></p>
<p>全BL好きに読んでほしい、心温まる愛の物語です&#x1f4da;&#x1fa77;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33036531.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33036531_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">ボーイフレンドをきわめてみれば</span></strong><br />
作者：ライリー・ハート<br />
ある日存在も知らなかった祖母の死と、遺産として残された書店のことを知らされたマイロは書店のあるリトルビーチにやってきた。受け継いだ建物の隣はタトゥショップで、オーナーのギデオンは素敵な笑顔で彼を迎える。住居に困ったマイロはギデオンの部屋で一緒に暮らすことになるが——！？</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ショーン・マイケル「偽りの夜が終わる時」のネタバレ・あらすじ｜濃厚SMプレイに溺れる名短編</title>
		<link>https://blmania.net/novel/when-the-false-night-ends-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 10 May 2024 08:10:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[モノクローム・ロマンス文庫]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[冬斗亜紀]]></category>
		<category><![CDATA[スカーレット・ベリ子]]></category>
		<category><![CDATA[ショーン・マイケル]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=18761</guid>

					<description><![CDATA[ショーン・マイケル「偽りの夜が終わる時」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728; パッと読む目次 登場人 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="background-color: #ffff99;">ショーン・マイケル「偽りの夜が終わる時」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-18761"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-14"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-14">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">①ねっとり濃厚な濡れ場のオンパレード！！言葉選びが絶妙</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">②短編とは？と思うほど、心も体もしっかり描写</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">③個性溢れるキャラが魅力！実写化熱望する一作</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=890537197&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32587160.html%3Fpartnerid%3D02vcnew%26cid%3Deu_eb_af_vc"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=890537197" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32587160_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>普段はネコ役の大柄なゲイ・殺人課捜査官×強気なチビ・SWAT課員</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>BDSMクラブでの潜入任務の後、捜査官ブライアン・ハーリーは、潜入パートナーであったグリフィン・マクマヌスへの思いにとらわれていた。</strong><br />
一方でグリフィンもまた任務の余波で自身の問題を抱えていた。<br />
もう二度と会わないはずだったふたりが再び出会う――。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>ハードめSMプレイが見たい&#x1f440;</strong></li>
<li><strong>はねっかえりな強気受けが好き&#x1f60a;&#x1f495;</strong></li>
<li><strong>攻めはどっしりと器のデカい男が好き&#x270a;&#x2728;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">①ねっとり濃厚な濡れ場のオンパレード！！言葉選びが絶妙</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-11730 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/FD405029-7EC8-4087-AFA4-56DFCD8AD926.png" alt="" width="254" height="230" /></p>
<p>例えば、このワンシーンを読んでみてください。</p>
<blockquote><p>芯までなじんだ欲望が湧き上がり、陰嚢でせき止められる。ブライアンは下着を着けていなかった。あの太くて素敵なペニスがグリフの顔をぴしゃりと打つ。ブライアンが漏らした低い呻きに、グリフの陰嚢がますます張りつめた。口を開け、膝立ちでのび上がり、ゆっくりとブライアンの屹立に唇をかぶせていく。一切ふれないように。根元に達するまで。</p></blockquote>
<p>ついていないはずのちんちんが勃起してイっちゃいそうになる名文です。<strong><span style="font-size: 24px;">エロすぎる…！</span></strong></p>
<p>本作は原作が英語で書かれているので日本語訳をされてるわけですが、翻訳者さん、訳がうますぎませんか！？屹立とか陰嚢とか、言葉の選び方も好きです。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>警察ものということもあり、硬派な言葉なのがより禁欲的な彼らの雰囲気を増させているのと、どすけべプレイのギャップを感じさせて、どえろくて最高…！！</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかもこんな濡れ場が作品の8割（体感）を占めています！！ほとんど濡れ場！！</strong></span><br />
エッチなBL作品が好きだけど、小説はあまりそういうのを見かけないな〜と思われてる方は、ぜひ本作を読んでみてほしいです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">②短編とは？と思うほど、心も体もしっかり描写</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-1861 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/slump_good_write_woman-3-e1713103825601.png" alt="" width="230" height="230" /></p>
<p>本作は、たった85ページしかない短編小説。にも関わらず、この少ないページ数の中に、半年間もハードなSMクラブに潜入捜査していたこと、初めはお互いに全く恋愛対象ではなくいがみあっていたこと、けれどプレイをこなすうちに「お互いでしかダメだ」と信頼関係と愛が生まれてきたこと、捜査を終えて数ヶ月も経ったのにまだお互いが忘れられずにいること…が丁寧に描かれます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>濡れ場のプレイ内容、お互いの感じている快感が臨場感たっぷりに描かれるだけでもかなりの文字数を割いているはずなのに、互いの心が近づいていく描写もこれ以上ないほどに丁寧で、こんなに少ないページに一体どうやってそれらが入っているのか不思議になるほどです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>短編なのでサクッと隙間時間で読める。なのに、内容は超濃厚。こんなにコスパの良い買い物はありません！！</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">③個性溢れるキャラが魅力！実写化熱望する一作</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-11545 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/38314784-29E8-41BD-BA48-E2A9C0D8B63C.png" alt="" width="261" height="230" /></p>
<p>普段は殺人課でマイペースに仕事をしているブライアン。対して、SWAT課で頭のおかしい犯罪者に日夜バンバン銃を撃ちまくっている、短気で血の気の多いグリフ。根っからの善人であるSMクラブオーナー、薬を売ろうとしてくる暴力的なメンバー、陽気なピザ屋店員…と、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>登場するキャラは千差万別。一人として似たキャラはいません。文章を読みながら、それぞれのキャラの口調や背格好、体臭までもが想像できるよう。</strong></span></p>
<p>実写化、映像化に耐えうるような、文章として噛み砕くだけでなく、目にも楽しい作品です！！ああ、誰か本作をドラマ化、映画化してくれ…！！</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">まとめ</span></h2>
<p>六ヶ月間もSMクラブで潜入捜査していた、ブライアンとグリフ。<br />
パートナーとして過激なプレイもこなしてきた二人ですが、捜査後は精神科医の治療を受け、SMプレイとはおさらば…したはずでした。</p>
<p>けれど、体はお互いを激しく求めます。彼のプレイ以外では射精できない、自分はEDになってしまったのか？そんな焦りと不安を覚え、心の求めるままに、グリフはブライアンの家に向かいます。<br />
そして、衝動のままに抱かれ…。</p>
<p>捜査中を思わせるような主従関係を匂わせる言葉責めや、卑猥なおもちゃたち。高まる射精感とともに、頑ななグリフの唇から溢れる懇願と愛の言葉…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>短編とは思えないほど濃密なプレイ描写、丁寧な心理描写に感動しました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本場の（？）SMプレイをじっくり堪能したい方、小悪魔強気受けが好きな方、どっしり構えた男前攻めが好きな方、ぜひぜひ本作を読んでみてほしいです！！</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=890537197&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32587160.html%3Fpartnerid%3D02vcnew%26cid%3Deu_eb_af_vc"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=890537197" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32587160_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">偽りの夜が終わる時</span></strong><br />
作者：ショーン・マイケル<br />
BDSMクラブでの潜入任務の後、捜査官ブライアン・ハーリーは、潜入パートナーであったグリフィン・マクマヌスへの思いにとらわれていた。一方でグリフィンもまた任務の余波で自身の問題を抱えていた。もう二度と会わないはずだったふたりが再び出会う――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>N.R.WALKER「BOSSY」のネタバレ感想｜シドニーを舞台に繰り広げられる、デキる男×デキる男のセフレ騒動！？</title>
		<link>https://blmania.net/novel/bossy-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 10 May 2024 07:55:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[モノクローム・ロマンス文庫]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[冬斗亜紀]]></category>
		<category><![CDATA[N・R・ウォーカー]]></category>
		<category><![CDATA[松尾マアタ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=18734</guid>

					<description><![CDATA[N.R.WALKER「BOSSY」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728; パッと読む目次 登場人物とあ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="background-color: #ffff99;">N.R.WALKER「BOSSY」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-18734"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-16"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-16">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">①「セフレ関係が一番」と言いながらも、お互いにベタ惚れな二人がかわいい&#x1f495;</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">②濡れ場が丁寧でエッチすぎる…&#x1f51e;</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">③両想いの「その先」を見せてくれる喜び！！</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=890537197&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32521814.html%3Fpartnerid%3D02vcnew%26cid%3Deu_eb_af_vc"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=890537197" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32521814_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>起業準備中の有名ホテルチェーン御曹司×高級不動産営業マン</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
シドニーのデキる不動産業者の一人であるマイケルの恋の相手は1夜限り。<br />
一方、2年間海外にいた後、家族のホテル帝国を離れ自分自身のビジネスを始める予定のブライソンは、友人たちと一緒にバーに行き、目の前の美しいブロンドの男性＝マイケルと出会う。<br />
<strong>お互い深入りしない気楽な関係を楽しんでいた二人だが、関係が深まるにつれ、仕事やプライベートを巻き込み自分達の関係を考えはじめる――。</strong></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>セフレだったのに本気になっちゃう展開に燃える&#x1f525;</strong></li>
<li><strong>仕事のできる男が好き&#x1f454;&#x2728;</strong></li>
<li><strong>オーストラリアなど海外の風景を感じる物語に興味がある&#x1f1e6;&#x1f1fa;&#x1f428;&#x1f998;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">①「セフレ関係が一番」と言いながらも、お互いにベタ惚れな二人がかわいい&#x1f495;</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-17436 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/A0B10171-2445-43FE-BE61-5C06D9380968.png" alt="" width="196" height="230" /></p>
<p>攻めのブライスは、受けのマイケルのことを考えながら、こんなふうに彼を形容します。</p>
<blockquote><p>肌は夏の雨のようなボディソープの香りで……。おいおい。夏の雨の匂いにたとえたのか、俺が？これまで誰に対しても、夏がどうとかなんて思ったことは一度もない。俺はどうかしてしまったのか。</p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>こんなメロメロな形容をしていて面白いのが、これがマイケルと出会って二度、三度目程度の時点ということです&#x1f602;</strong></span>セフレが最高とか言いながら、もう初っ端からマイケルのこと大好きじゃん！！とつっこみたくなります&#x1f602;</p>
<p>ブライスの親友ホアンも</p>
<blockquote><p>ブライス、よーく聞け。片方がマジになったら、もうゲームじゃないんだよ。</p></blockquote>
<p>と言っていて、フフッと笑ってしまいました。</p>
<p>一方、マイケルの方も</p>
<blockquote><p>どうしよう、こいつ無茶苦茶かわいいぞ。僕はうなずきながら、カラダのみの関係というルールを破りたい衝動に蓋をしようとしていた。</p></blockquote>
<p>なんて心の中でつぶやいていて、早速セフレだけの関係を撤回しようとしています&#x1f602;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>セフレ関係が一番だよな！とお互い言い合った手前、本当は好きになっちゃって…と言い出せない二人。そうモダモダしているところもまた可愛くて、はたから見ているとニヤニヤしてしまいます&#x1f601;</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">②濡れ場が丁寧でエッチすぎる…&#x1f51e;</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-11730 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/FD405029-7EC8-4087-AFA4-56DFCD8AD926.png" alt="" width="254" height="230" /></p>
<blockquote><p>欲情に黒ずんだ目で、彼が僕をじろりと眺め回す。</p></blockquote>
<blockquote><p>割れ目に舌を入れて彼の息を絞り出す。先端を吸い上げ、片手でしごくと、彼が呻いた。</p></blockquote>
<p>読んでいるだけでドキドキする描写ですよね…！！<br />
特に私が好きなのは「欲望に黒ずんだ目」という表現です。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作ではこういう詩的な表現が濡れ場でよく使われていて、「割れ目に舌を〜」のような読者の欲望を煽るような直接的な表現だけではないことで、濡れ場がとてもロマンティックな雰囲気に仕上がっています。</strong></span></p>
<p>特に本作は、富豪の御曹司×高級不動産の営業マンということで、かなりゴージャスなカップル。詩的な表現のおかげで、濡れ場もかなり上質な印象です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">③両想いの「その先」を見せてくれる喜び！！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-3596 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/wedding_ring_koukan.png" alt="" width="300" height="219" /></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>BL小説というのは、基本的に、他人だった二人が「この人だからこそ一緒に生きていきたい」と思える相手と出会い、両想いになるまでを描いた物語です。両想いになってくれたら満足！！ではありますが、欲を言うならば、両想いの「その先」を見せてほしい！！そんな欲望を、本作は華麗に叶えてくれます。</strong></span></p>
<p>私が本作で一番好きなのは、ブライスがマイケルに跪き言った、この言葉。</p>
<blockquote><p>俺も誓うよ。お前を永遠に愛する。今の俺は汗まみれでベタベタしてるし、疲れきってるし、コーヒー挽き器みたいな匂いがしてるけど。でも今しかなくて……今夜見ていて、言わずにはいられなかった。正式に結婚するかどうかなんてどうでもいい。指輪がほしいなら好きなやつをどれでも買うから。この誓いがリアルになるように、何だろうとするよ。マイケル・ｅつきの・ピアソン、お前を愛してるし、この先も永遠に愛するよ。</p></blockquote>
<p>そしてこれに対して、マイケルはこう答えるんです。</p>
<blockquote><p>心が二倍の大きさにふくれ上がったようでとても息ができない。またもや、彼に不意打ちされてしまった。ブライソン・シュローダーによってあらゆる方向からなぎ倒されてしまい、僕は前よりも彼が好きになる。</p></blockquote>
<p><strong><span style="font-size: 24px;">あああ…！！これこそ、両想いの「その先」ですよ…！！</span></strong></p>
<p>ただ、「好き」と伝え合うだけじゃない。愛していると伝え合う。しかも、永遠に愛してると誓う。<br />
もともとは他人だった二人がここまで想いを交わし合えるようになるなんて…感動です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">まとめ</span></h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>起業計画中の有名ホテルチェーン御曹司・ブライスと、高級不動産のやり手営業マン・マイケル。何もかも違う二人に共通しているのは、「最高のセフレを探している」ということ。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>恋人はいらない！セフレが気楽で一番！そう言って憚らない二人ですが、なんと「最高のセフレ」であるお互いと寝れば寝るほど、相手のことを本気で好きになってしまいます。</strong></span>相手に彼氏の影がちらつけば気になって何も手をつけられないし、名前などパーソナルな情報を知るたびに嬉しくなってしまう。</p>
<p>じわじわと距離を詰めていく二人ですが、二人の間には大きな壁が立ちはだかっていて…？</p>
<p>両想いの「その先」を見せてくれる、稀有なBL小説です。読み終えた後は、幸せいっぱいすぎて、顔がニヤけ顔から元に戻らないほど&#x1f602;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>メンズたちの恋の多幸感に包まれたい方に、ぜひ読んでほしい一冊です！！</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">BOSSY</span></strong><br />
作者：N.R.WALKER<br />
忙しいキャリア志向の不動産業者・マイケルがバーで出会った、一夜限りの相手は海外生活から帰ってきたばかりのブライソン。名前も聞かない気楽な関係のはずだったが……！？</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ベッカ・シーモア「帰郷」のネタバレ感想｜故郷に残した幼馴染への恋が今、燃え上がる</title>
		<link>https://blmania.net/novel/homecoming-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 24 Mar 2024 07:42:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[冬斗亜紀]]></category>
		<category><![CDATA[ベッカ・シーモア]]></category>
		<category><![CDATA[Dite]]></category>
		<category><![CDATA[モノクローム・ロマンス文庫]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=18501</guid>

					<description><![CDATA[ベッカ・シーモア「帰郷」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728; パッと読む目次 登場人物とあらすじこん [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="background-color: #ffff99;">ベッカ・シーモア「帰郷」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-18501"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-18"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-18">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">①まるで映画！短編とは思えない緩急あるストーリーが素晴らしい</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">②愛していたからこそ、想いを伝えられなかった…相手を想って気持ちを殺した8年間</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">③ラストに向けて駆け上がる、圧倒的幸福感！！</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=887911437&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32467006.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=887911437" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32467006_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>幼馴染の巡査部長×NASAの技術者</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>8年間のNASAでの海外生活を終えて故郷に戻ってきたショーンは、幼なじみのミッチと再会した。</strong><br />
ミッチはかつてショーンが救いようもないほどに恋していた相手。<br />
ショーンはNASAで夢だった仕事に情熱を燃やすか、愛する人の近くで暮らすかの選択を迫られる――。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>幼馴染同士の恋に萌える&#x1f495;</strong></li>
<li><strong>周囲に祝福されているカップルにホッとする&#x1f46c;</strong></li>
<li><strong>過去の叶わなかった恋の、叶う瞬間が見たい&#x1f440;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">①まるで映画！短編とは思えない緩急あるストーリーが素晴らしい</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-9570 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/81E110C6-4322-46D1-8749-206CC85D4ED7-e1620549092433.png" alt="" width="272" height="230" /></p>
<p>主人公ショーンと幼馴染ミッチとの再会から、物語は始まります。楽しげに見えた再会は、徐々に不穏な雰囲気に…。そして、ショーンが、ミッチからアメリカに発つ、8年前にキスされた日のことをずっと引きずっていることが明かされます。</p>
<p>そこから、主人公の家族を巻き込み、ミッチの企みが分かり、ショーンの気持ちは揺れ…。読みながら、ショーンの気持ちに共感したり、ミッチの葛藤に心揺さぶられたり、心がジェットコースターのように動き回ります。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>全部でたった60ページしかない（一般的なBL小説の1/4ほど）のに、2時間ほどの映画をじっくりと鑑賞しているような、丁寧な心理描写、次々出てくる驚きの事実、少しも飽きる瞬間がありませんでした。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">②愛していたからこそ、想いを伝えられなかった…相手を想って気持ちを殺した8年間</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-2907 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/calender_himekuri-e1637448093756.png" alt="" width="246" height="230" /></p>
<p>ミッチはショーンがNASAに就職するためにアメリカに発つ日に、彼に餞別のキスをします。しかしミッチはキスの理由を明かしませんでした。ショーンは訳もわからぬまま、しかし片想いの幼馴染からのキスに心を乱され、アメリカへと向かいます。</p>
<p>しかし、ミッチも、ショーンの家族も、実はそのキスの意味を知っていました。ミッチは既にショーンを愛していたのです。けれど、ミッチたちが住むオーストラリアのど田舎では、類稀なる天才児のショーンが力を発揮することはできません。<br />
ミッチはショーンの夢を応援するために、自分の恋心に蹴りをつけるために、ショーンにキスをして送り出したのでした。</p>
<p>それから8年間、二人はずっと互いのことを想いつづけていました。あの時、NASAに行かなければ？キスの意味を尋ねていたら？ショーンを引き留めていたら？<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本気で愛していたからこそ、キスをして送り出したミッチの覚悟。8年間ずっと互いを想い続けていた二人の純愛。涙が止まりません&#x1f62d;</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">③ラストに向けて駆け上がる、圧倒的幸福感！！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-14616 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/E1C3876E-DD86-4D36-AD8F-A71388542210.png" alt="" width="324" height="230" /></p>
<p>ミッチはショーンに地元で転職しないかと誘い、ショーンはそれに応えるのですが…それに至るまでの幸福感がたまらないんです。</p>
<p>ミッチがショーンを口説き落とすためにもぎ取った1週間の休暇の間、二人は思いきり愛を交わし合います。そして、互いの未来について考え抜きます。周囲の視線をものともせず、ショーンを一途に愛するミッチ。少年時代と同じように、楽しげにショーンをいたずらに誘うミッチ。ミッチの自分への無邪気な愛に、ショーンは心打たれます。<br />
ショーンが「お前と一緒にいたい」と決断してから、二人が心も体も結ばれるまでの怒涛の展開は、言葉では言い表せないほど、幸福感に溢れ、官能的です&#x1f48b;&#x2728;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>最後の一文、「あるべき場所に帰る時が来たのだ」を読んで、ぜひ二人の深い愛に涙してほしいです&#x1f62d;</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">まとめ</span></h2>
<p>オーストラリアに残してきた幼馴染ミッチへの恋心を、8年間も引きずっているショーン。もう恋心に別れを告げて、アメリカに骨を埋めようと決意して帰省した際、なんとミッチから愛を告げられます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>噴き出す8年分の想い。ミッチとショーン、それぞれがどんなふうに互いへの想いを積み重ねてきたのか。そして8年間、どんな想いを抱えて過ごしてきたのか。</strong></span></p>
<p>ぜひ、本編でじっくりと噛み締めてほしいです&#x1f97a;&#x2728;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=887911437&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32467006.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=887911437" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32467006_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">帰郷</span></strong><br />
作者：ベッカ・シーモア<br />
8年間のNASAでの海外生活を終えて故郷に戻ってきたショーンは、幼なじみのミッチと再会した。ミッチはかつてショーンが救いようもないほどに恋していた相手。ショーンはNASAで夢だった仕事に情熱を燃やすか、愛する人の近くで暮らすかの選択を迫られる――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ルイーザ・マスターズ「マネとフリならおまかせの恋」のネタバレ感想｜オタク社長の恋は波瀾万丈！？</title>
		<link>https://blmania.net/novel/if-you-want-to-imitate-and-pretend-leave-it-to-me-im-in-love-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 24 Mar 2024 07:38:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[モノクローム・ロマンス文庫]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[スカーレット・ベリ子]]></category>
		<category><![CDATA[ルイーザ・マスターズ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=18499</guid>

					<description><![CDATA[ルイーザ・マスターズ「マネとフリならおまかせの恋」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728; パッと読む目 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="background-color: #ffff99;">ルイーザ・マスターズ「マネとフリならおまかせの恋」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-18499"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-20"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-20">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">①好きな人の前で挙動不審な主人公が、愛おしすぎる！</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">②「実は…」。好きな人の隠していた秘密がかわいすぎる！</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">③タイトルが伏線回収になっていて、爽快</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=887911437&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_31759476.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=887911437" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/31759476_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>親友の兄×SFオタクのイケメンIT社長</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>IT長者のマイケル・ジョーンズは実は仮面をかぶったSFオタク。</strong><br />
海外出張から帰国したばかりのマイケルは長年の友人・ケイレブからパーティに誘われる。<br />
パーティでも笑みを絶やさないマイケルだったが、そんな彼の仮面を破ることができる唯一の人間ジェームズと再会する。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>オタクが恋にあたふたしてるのを見たい&#x1f440;</strong></li>
<li><strong>周りから応援されてる、幸せな恋がいい&#x1f495;</strong></li>
<li><strong>イケメンなオタクにキュンとする&#x1f979;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">①好きな人の前で挙動不審な主人公が、愛おしすぎる！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-11920 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/E59CEB02-AFC7-4F9E-BC5D-81FF021D45A3.png" alt="" width="225" height="230" /></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>普段は「大富豪のイケメンIT企業社長」、でもその実態は！好きな人の前ではどもってしまう、ただの「スターウォーズ」オタク！</strong></span></p>
<p>主人公マイクの好きな人は、親友の兄・ジェイムズ。ハンサムでマッチョで優しくて仕事ができる、完璧な男。<br />
長年片想いをしている彼の前では、マイクはただのオタクに逆戻りしてしまいます。普段は、大富豪のイケメンIT企業社長の仮面をしっかり被ることができるのに。<br />
会話もままならないほど必死で恋するマイクはかわいくて、胸がキュンキュンします&#x1f979;&#x1f495;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">②「実は…」。好きな人の隠していた秘密がかわいすぎる！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-14663 size-full" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/F82478DE-CB9E-450C-AD49-03B450298558.png" alt="" width="230" height="230" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/F82478DE-CB9E-450C-AD49-03B450298558.png 230w, https://blmania.net/wp-content/uploads/F82478DE-CB9E-450C-AD49-03B450298558-100x100.png 100w, https://blmania.net/wp-content/uploads/F82478DE-CB9E-450C-AD49-03B450298558-150x150.png 150w" sizes="(max-width: 230px) 100vw, 230px" /></p>
<p>ジェイムズのアプローチのおかげで、マイクとジェイムズは晴れてお付き合いを始めます。しかし、ジェイムズは何やら隠し事がある様子。</p>
<p>マイクはジェイムズの秘密を暴こうと、調査を始めます！そして<span style="background-color: #ffff99;"><strong>見つけたのは、大量の「スターウォーズ」秘蔵コレクション！！</strong></span></p>
<p>「オタクな男は嫌いかと思った」「もし俺のこういうところが嫌なら、捨てるから」と決意をあらわにするジェイムズに、マイクは自分がどれほど愛されているかを痛感します&#x1f97a;&#x2728;</p>
<p>実はマイクと同じものを好きなオタクだったジェイムズ。マイクが「スターウォーズ」を好きだから好きになったのか、それとも彼より前から好きだったのか？詳細が気になるところです&#x1f92d;&#x2728;続編はないのかな〜！！</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">③タイトルが伏線回収になっていて、爽快</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-90 size-full aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/2019/06/bikkuri_me_tobideru_woman-e1620834918939.png" alt="驚く、女性、イラスト、びっくり" width="248" height="230" /></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>物語の最後の一文は、「何年もフリを続けてきた結果、僕はついに本物のゴールへと辿り着いたのだった」なのですが…、これが作中のジェイムズの決め台詞に絡んでいる上に、しっかりタイトルの伏線回収にもなっているんです。</strong></span></p>
<p>「モノになるまでフリをするんだ」と攻めに言われ、その言葉を忠実に守ってイケてるIT社長のフリをしてきたマイク。オタクじゃない恋人のフリをしてきたジェイムズ。二人が両想いになることで、本物のゴール（フリではなく、ありのままのお互いを愛しあえるという状態）に辿り着いた。</p>
<p>まさに、「マネとフリならおまかせの恋」を二人はしていたというわけです。う〜ん、うまい！座布団十枚！&#x2728;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">まとめ</span></h2>
<p>優等生のジェイムズにずっと片想いしていた、大富豪のIT企業社長・マイク。しかしその実態は、ただの冴えない「スターウォーズ」オタク。大人数を前に講演をするのも、美女をあしらうのも、「社長」の仮面をかぶっていれば簡単にできるのに、ジェイムズを前にすると素の自分に戻ってしまい、うまく話すこともできません。</p>
<p>そんなマイクを「かわいい」と愛でるジェイムズ。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>二人はあっさり両想いに…&#x1f495;と思いきや、あれもこれもと問題が続出します！</strong></span></p>
<p>オタク社長のドタバタな恋模様、かわいいなあとニマニマしながらぜひ読んでみてほしいです&#x1f606;&#x1f495;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=887911437&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_31759476.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=887911437" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/31759476_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">マネとフリならおまかせの恋</span></strong><br />
作者：ルイーザ・マスターズ<br />
IT長者のマイケル・ジョーンズは実は仮面をかぶったSFオタク。海外出張から帰国したばかりのマイケルは長年の友人・ケイレブからパーティに誘われる。パーティでも笑みを絶やさないマイケルだったが、そんな彼の仮面を破ることができる唯一の人間ジェームズと再会する。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/43vkExi"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13206 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/amazon.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
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<p>&nbsp;</p>
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