冥花すゐ「I〜イトウさん2〜」のネタバレ感想|「イトウさん」出生の秘密と、運命の恋人キョウスケとのその後を描く

コミック

冥花すゐ先生「I〜イトウさん2〜」を読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ


暗殺鬼×男娼 のお話。

<あらすじ>
組織から殺人と性の技術を教え込まれたコードネーム”I(アイ)”。

機械のように生きてきた“I”は、娼夫のキョウスケから”イトウ”という名を貰う。

これは、“イトウ”と”キョウスケ”の始まりと再生の物語―。

 

こんな人におすすめ

  • 人を愛すること、生きることについて再考させられたい
  • 人を愛する尊さに涙したい
  • 自信を持っておすすめできる名作を教えてほしい

 

ネタバレ感想

「愛は人間が繁栄するために進化の中で獲得した脳のシステムに文学的な名を与えたものに過ぎない。愛は存在しない」という考えも、「狂いそうなほどそれを求める魂があるのだから愛は存在する」という考えも、どちらも興味深くて、しばらく言葉の余韻に浸りました。

愛を知ろうとして拾い殺された黒猫と、暴力男に買春され震えていた幼い恭介を重ねるイトウさんに心震えます。

Iがイトウさんになった日、イトウさんは初めて愛を知り、恭介への愛が命をかけられるほどの想いだということを知ったんだな…。

幸せそうに恭介を口説くイトウさんを見るたび、嗚咽が止まりません…🤦‍♀️

 

まとめ

イトウさんの過酷な半生と恭介との出会いの物語です。現パロ1編。

記憶を失った恭介を真摯に愛し続けるイトウさんが眩しいです。

恭介の涙、「愛してる」の言葉…ただただ号泣します。

2人が生涯幸せでありますように。

心揺さぶる素晴らしい名作です😭✨

I-イトウさん2-
作者:冥花すゐ
組織から殺人と性の技術を教え込まれたコードネーム”I(アイ)”。機械のように生きてきた”I”は、娼夫のキョウスケから”イトウ”という名を貰う。これは、”イトウ”と”キョウスケ”の始まりと再生の物語―。
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