麻々原絵里依先生「この世は金しだい」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
駆け出し弁護士の内村は、所長命令で急成長のゲーム会社社長・白石を調査することに。
ところが白石は一筋縄ではいかない食えない男で、返り討ちに遭った内村は、恥ずかしい写真をネタに脅されてしまった!
「成金社長☓新米弁護士」痛快ラブコメディ❤️
こんな人におすすめ
- お仕事BLが好き👔
- 大人の恋の駆け引きが見たい💥
- SMプレイ描写もどんと来い😤
ネタバレ感想
①仕事に情熱を注ぐ主役カプがかっこいい!
新米弁護士の内村達也(受け)は、上司に命じられて探偵まがいの仕事をしていました。今回のターゲットは、新進気鋭のIT社長・白石玲(攻め)との交渉材料を探すこと。彼の弱みを握ろうとする達也ですが、逆に玲に弄ばれてしまいます。
天才エンジニアでありながら、自分の外見すらゲームのプロモーションの一つだと完璧にコントロールする玲は、まさに火の打ちどころがない超人!
ものぐさなところもありながらも、自分の仕事に全ての情熱を捧げています。
こそこそと玲の弱みを握るために盗人のようなことをしていた達也ですが、そんな玲の働きぶりを見て心を打たれます。自分もこんなふうに情熱を持って仕事がしたい…そう思うようになった頃、とある転機が訪れます…!この転機はぜひ本編で見てみてください💕
淡々と描かれるお仕事シーンですが、だからこそ玲と達也それぞれの仕事にかける想いが真っ直ぐに読み手の心に飛び込んできます。
お仕事BLの名作です。
②雰囲気に流されない、あくまで自分軸な恋の仕方が素敵
玲の弱みを握ろうとこそこそと動き回る達也。そんな達也を玲は呆れるか嫌っているだろうと思いきや…意外にも玲は初めから達也を「可愛い顔」だと褒め、言葉尻を捉えてイジワルしたりしつつも、自分に会いにくるように何度も仕掛けます。
一方、達也も玲が男も女もちぎっては投げ…とやりたい放題なことをバーのママから聞いていたにも関わらず、一目で玲に惚れてしまいます。
それでも、二人ともたがいに決してなあなあな関係にはせず、「流されたとかじゃなく、自分の意思であなたを好きだ」とはっきり言葉と行動で表す姿が「大人の恋」だと感じさせてとても良かったです。
特に達也は終始、玲に振り回されていましたが、こと恋愛においては、むしろ玲よりも自分軸をしっかり持っていて、むしろ玲が振り回されているのが小気味良かったです😂✨
③主役カプのSMプレイも見たかった…かも?
本作品はSMクラブを舞台にお話が繰り広げられます。玲は大物国会議員からS役をお願いされて渋々プレイをやっていたのですが…なんとそれがとんでもない事態を引き起こすことに。
途中で一瞬だけ玲が達也に手錠を嵌めたり、SMプレイっぽい言葉遊びをしたりするんですが、結局は達也をびびらせるための「冗談だよ」というオチでした。
いやいや、むしろそのまましてくれてもよかったのよ…💕と生き生きとS役をしていた玲の横顔を思い出してときめいてしまったり…☺️💕
まとめ
新米弁護士の内村は、路頭に迷いかけたところを拾ってもらった恩から、仕事でスパイまがいのことをしている。今回は新進気鋭のIT企業社長・白石の弱みを握るために、彼が通うSMクラブに潜入捜査することに!しかし、白石に内村の意図はあっさりと暴かれ、逆に恥ずかしい写真まで撮られてしまい…!?
手に職のついた大人同士の恋愛なので、どちらかに過剰に肩入れすることなくフラットに読めるのが、精神衛生上とてもよかったです!
それに、弁護士、IT企業社長(エンジニア)のお仕事BL的側面が強いので、ビジネスマンとしての二人がばちばちと睨み合っている様子も面白かったです。お仕事BL好きに勧めたい一作ですね。
えっちシーンは朝チュンのみなのであっさりしていますが、絵柄全体にどことなく禁欲的なエロスが漂っているので、「濡れ場が少ない!」という不満は感じませんでした。むしろさっぱりした二人にはこれくらいのえっちの割合が合っているな!と思うくらい。
脇役キャラたちが個性的で、癖や味がある人たちを麻々原絵里依先生がうまく描いてくださっています。読み終えると、まるで一本のドラマを見た後のような充実感があります。登場人物ひとりひとりに人生や感情があることをしっかり描いてくださっているからだと思います。主役カプだけでなく脇役も好きになりがち…という方にぜひ読んでいただきたい!
新米弁護士vs若手IT企業社長のお仕事バトルBL!ぜひワクワクしながら読んでほしいです!🤜💥🤛