志木見ビビ先生「服従と甘噛み」シリーズを読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
狼に変身してしまう体質の入間は、 うっかり狼姿で事故にあい、獣医の湊に救われる。
動物好きの湊から執拗に可愛がられる日々に 「犬扱いするな! 」とムカムカ反発しつつも、 湊からのエッチでいじわるな「命令」に従うと、 ずくずくとした甘い快感と昂りに襲われしまって…。
家族のようにあたたかな時間と、刺激的な服従の快感にゆれる、 ひとりぼっちだった人狼のツンデレ主従デイズ。
こんな人におすすめ
- 変態S攻めが好き😏✨
- ケモ化や、モフモフ動物ものが好き🐺💕
- アブノーマルなプレイに萌える🔥
ネタバレ感想
服従と甘噛み
試し読みで本作を読んだ時、か細い線で描かれる繊細な絵柄にときめきました。さて、どんな物語だろうと購入して読み始めたら…オイ!!!めちゃくちゃエッチやんけ!!!🔞(歓喜)
本作は全部で4回のセックスシーンがあるのですが、
①おすわりをうまくできない飼い犬の虎徹にばかりかまう啓介に苛立ち、「それくらい俺にだってできるけど!?」と攻めの膝の上でおすわりした後、フェラをさせられる→啓介曰く「そういうの、すごくそそられる」
②啓介の出張時、彼の服をかき集めて匂いをかぎながら入間がオナニー
③首輪つけて玄関でおすわりしながら「お帰りなさい」と出迎え、いきりたった啓介に襲われてセックス
④お尻にローター入れられて散歩し、病院でセックス→啓介曰く「だっていじめたくなっちゃうんだもん。かわいいから」
ローター入れたまんまお散歩とか、おすわりとか、どことなく飼い主と犬の関係性を匂わせながらセックスしてるのがかなり背徳的ですよね…。
絵柄だけ見るとか細く優しいほんわかしたお話かな?と思いがちですが、予想外にドスケベ!!なので心臓の弱い方は要注意(?)です😂✨
また、本作に主に登場するわんこは3匹おり、
1匹目は、入間(狼ですが)。完全に体全部が狼になった入間は、まるで大型犬。顔立ちは切れ長の瞳にマズル長めのイケメン。モフモフでめちゃくちゃかっこいいしかわいいです。
2匹目は、啓介の飼い犬のアンジェラ。女の子です。外見からして、ラブラドールっぽいですね。入間と初めて会った時も人懐っこくじゃれようとしていて、こちらもめちゃくちゃかわいいです。
3匹目は、入間が啓介の病院前に捨てられているのを見つけて保護した、虎徹。まだ子犬で、右も左も分かりませんが、啓介と入間のことが大好きです。めちゃくちゃかわいいです。
3匹3様のかわいさとかっこよさがあり、見ているだけで幸せな気持ちになります。犬が大好き、とにかく犬が出てくるBLを摂取したいんや!!という腐女子の皆さんはぜひとも読んでみてください🐕🎵
服従と甘噛み(2)
入間に続き二人目の狼男・ルカが登場し、「湊と入間の関係はパートナーではなく飼い主とペット」と指摘します。湊は自分本位な入間とのプレイを反省しますが、「好き勝手にして幸せそうにしている湊が好き」ということで、主従プレイは続行に。
湊の許可がないとイケなくなった、入間の天然射精管理には滾るものがあります😍
1巻では「湊のモラハラ感が苦手」「湊がサイコパスっぽくて怖い」という声も聞かれましたが、2巻ではややその成分は薄まっていたように感じました。ただ、あくまで湊と入間は主従、御主人様とペットという関係軸でプレイしているので、溺愛ものを求めて読まれるとショックを受ける方もおられるかもしれません。
まとめ
小さな街で獣医として働く湊啓介は、道端で行き倒れている傷だらけの狼を拾う。しかし実は彼は発情期の狼男で…!?という、獣医×狼男のお話です。
狼男の入間は基本的には「人には頼らない!」と自立心が強い性格なんですが、根っこに犬っぽさがあるせいか、啓介に「命令」されるとついつい従ってしまいます。たとえそれがエッチな命令であっても…🤫💭
一つ注意点を挙げるとすれば、攻めと受けに対等な関係性を求める方には地雷の多い作品かもしれません。
啓介は入間のことが恋愛感情として好きですが、入間の犬っぽさー例えば、押しに弱いところや根が従順なところーをやはり特別愛しているので…啓介と入間の間にはどうしても主従関係のようなものがあります。
ただ、入間は徹頭徹尾めちゃくちゃかわいいです。モフモフ狼姿の入間with啓介の飼い犬・アンジェラ+入間が拾った捨て犬・虎徹のお昼寝シーンなんてかわいすぎて昇天しそうでした🐺✨
入間の可愛さを見るためだけにも本作は買う価値がある…と犬好き腐女子私は思いました。同じく犬好き腐女子の皆様はぜひ参考にされてください🐾