宮本佳野「一期ノ夢」のネタバレ感想|夏にピッタリ!妖怪お江戸BL

コミック

宮本佳野先生「一期ノ夢」を読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ


堅物の学者×ビッチな何でも屋 のお話。

<あらすじ>
幕末近くの江戸の町で始末屋を営む利助(りすけ)のもとに最近、頻繁に起こる怪異についての相談が持ち込まれた。
武家の次男坊で学者もどきの宗次郎(そうじろう)とともに調査に乗り出すが、徐々に明らかになる事件の裏の悲しい真相とは…?
チャラくてビッチな利助と真面目で朴念仁な宗次郎の迷コンビが事件を解決する毎に、互いの距離も縮めていき…!?

 

こんな人におすすめ

  • お江戸BLが好き👘
  • 妖怪などおどろおどろしいものが好き👻
  • 友達以上恋人未満のようなもどかしい関係にときめく❤️

 

ネタバレ感想

1話を読んだ時に、予想外のおどろおどろしいお話でびっくりしました。あ、妖怪とかそういうお話なの!?って😂

かむろのお話は本気で理由が分からなくて怖かったな…得体のしれなさにゾッとする感じでした。

違う種類の怖さでいうと、死者が起き上がる話も怖かったです。こちらは理由はわかってるけど主人公が死ぬかもって点でゾワっとしました😨

柳の精霊のお話は切なかったな。柳ってなんとなく女の幽霊が出たりするから女性的なイメージだったんですが、男の精霊なんですね。興味深かったです。
お亮がお亮らしく生きるのには時代が昔すぎたのだろうなと切ない気持ちです。

攻め受けの距離感…受けが奔放で攻めが堅物、受けは攻めの真面目にどこか惹かれる…って構図がすごくもどかしくて面白くて、ついつい読み進めちゃいます。

攻めは受けのことを好きだからこそ、自分を遊びの相手に思って欲しくなくて(あと、自分も一緒にいるほど受けへの情が深まって辛くなるので)遠ざけるところがすごく純情で愛おしかったです。

終始ニヤニヤが止まらなかったな〜!!

ほんと、攻めがかわいいです。堅物で、恋に慣れてなくて、受けに好意を示したいけど弄ばれたくない…と気持ちが邪魔して動けなくて。
受けは奔放なように見えて意外と一途で。

ミケが猫又?だったのが意外なオチで、最後の最後まで楽しく読めました。

 

まとめ

暑い夜を少しひんやりさせてくれる、妖怪お江戸BLです。

ゾッとしたり、ときめいたり。江戸の片隅で暮らす凸凹な2人の破れ鍋に綴じ蓋な恋物語をぜひ楽しんでほしいです😘❤️

皆さんもぜひ読んでみてください〜!!

一期ノ夢
作者:宮本佳野
幕末近くの江戸の町で始末屋を営む利助(りすけ)のもとに最近、頻繁に起こる怪異についての相談が持ち込まれた。武家の次男坊で学者もどきの宗次郎(そうじろう)とともに調査に乗り出すが、徐々に明らかになる事件の裏の悲しい真相とは…?チャラくてビッチな利助と真面目で朴念仁な宗次郎の迷コンビが事件を解決する毎に、互いの距離も縮めていき…!?

購入する