あす/柚月美慧「狼国王の溺愛オメガ 続きのお伽噺と可愛い天使たち④」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
他者を信じられない狼族の俺様国王×異世界転生した健気な洋食料理人の『胃袋掴んじゃう系♡』ラブストーリーの続編コミカライズ。ある日、お城に不思議な吟遊詩人がやってきて、奏多はその吟遊詩人の唄に夢中で!?
ハラハラドキドキのコミカライズ版第二幕!
こんな人におすすめ
- 「狼国王の溺愛オメガ」シリーズが大好き!
- あす先生のあったかい絵柄が好き💕
- 魅力的な間男キャラに惹かれる💕
ネタバレ感想
ローウェルのナイスアシスト
王妃である奏多が拐われて、大騒ぎの城内。
でも、ランヴェルト自身が探しに行こうとすると周りに全力で止められてしまいます。
なぜなら、国の後継ぎであるシオンとルーチェは無事なのだから、王妃に何かあっても最悪、大きな問題ではないから…ということですね。
悔しいけれど正論で、ランヴェルトは 宰相ローウェルたちに諌められて奏多を探しに行くことはできませんでした。
でもその夜、ローウェルが「たまたま国王が馬で夜の散歩をしていた」なら問題ないでしょうとアドバイスをしてくれます。さすがこの国のブレーンだ〜!!🧠✨
喜び勇んで探しに行くランヴェルト様。
待ちきれない!!というように、窓から飛び降り、急いで駆け出していくのが愛おしいです😚❤️
奏多を拐ったディナートの思惑と重苦しい過去
ディナートは奏多を拐った後、肉体関係を迫ります。
ディナートの母は叔父に無理やり孕ませられたのだそう。叔父のもとから逃げて親子2人暮らしだったようですが、母は病死。
それからはずっと吟遊詩人としてディナートはその日暮らしの生活をしてきたようです。
ディナートは奏多に「やっと見つけたΩ」と言っていましたが、奏多がほしいというよりは、亡くしてしまった母との優しい母を取り戻したいという気持ちなのかな…と胸が苦しかったです。
狼半獣の象徴の一つでもある尻尾を切り落としてまでΩである奏多を求めるほど、それほど愛に飢えていたのかな…と…。
生まれた時から罪人の子として生きざるを得ず、Ωからの愛を求めて亡霊のように生きてきたディナートを思うとつらいです。
でも、もし奏多がディナートの子を孕んでしまったらディナートはより自分を見失うだろうし、ランヴェルト様も奏多もみんな深い傷を負うことになりますよね。
どうかみんなのために未遂で終わってほしいです…。
ランヴェルト様(奏多セコム)ー!!奏多を見つけてくれー!!😭🙏✨
まとめ
3巻で登場した新キャラ・ディナートが奏多へ迫る回でした。
ディナートの過去を知るほど、彼が自分の快楽のために罪を犯す人ではないと感じられて胸が苦しくなります…。
どうか、みんなが幸せになる結末であってほしいです😭🙏✨
ああ〜早く次巻を読みたい〜!!!!