木丈ですく「弱気なきみと永いしあわせ」シリーズのネタバレ感想|人見知り系弱気×遠慮系弱気の臆病カプの恋のゆくえは?

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木丈ですく先生「弱気なきみと永いしあわせ」シリーズを読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ


人見知り系弱気先輩×遠慮系弱気後輩 のお話。

<あらすじ>
大学生の月野諒は、「俺って男が好きだったりする?」と悩んでいた。
一歩踏み出したい、そんな思いで、ゲイのサックスサークル「ポラリス」への参加を申し込むが、当日、いざ相手とホテルへ…というところで怖気付いてしまう。
そこに突然現れたのは、どこかで見たことがあるイケメンでーー?

 

こんな人におすすめ

  • 自分に自信のないキャラは、かわいそかわいい🥺💕
  • 受けのことを大大大好きな攻めって、サイコー!!😆✊✨
  • 大学生たちの青い恋にキュンキュンしたい💻🎨

 

ネタバレ感想

弱気なきみと永いしあわせ

①人見知り系弱気VS遠慮系弱気、弱気同士の気の使い合いがめっちゃ「あるある」😂

受けの諒は、「遠慮系弱気男子」。とにかく心の声(モノローグ)が多いですw もしかして気を遣ってくれた?いやいやここで引き下がっちゃだめだ…など、周囲の一挙一動にずっとあたふたしています。
繊細な諒の心の声を読んでいると、「ああ、こういう対応されたら、こう考えちゃうよね」だったり「いや、気を遣いすぎじゃない!?」とつっこんだり、いろんな気持ちにさせられて面白いです。

一方、攻めの慎士は「人見知り系弱気男子」。言葉少なで、何を考えているか分からない感じです。相手のパーソナルスペースに入らないように一生懸命気を遣って自分を抑えているのですが、それがすごく理解できて、つい頷いてしまいます。

弱気あるあるを別角度から教えてくれる二人、面白いですw

 

②受けが思うよりずっと、攻めが受けのことを大大大好きすぎてびっくり💕

男性、カップル、手を繋ぐ

諒は、自分が慎士に出会ったのはセックスサークルきっかけだと思っていますが、実はもっと前から二人は知り合っていました。諒が大学受験をする時に、慎士が会場まで案内してあげたのです。それ以降も慎士はずっと諒のことを一方的に気にかけていて、ひっそり片思いをしていたのでした。

でも作品中盤までは慎士に全っっっくそんな気配がなく、「えっそんなに諒のこと好きだったの…!?」と後でネタばらしをされた感じで、かなりびっくりしました!!

 

③意外とエッチな二人の性生活にニヤニヤ😁💕

添い寝、一緒に寝る、カップル

慎二が意外にも諒のことが大好きで、付き合った後は、その気持ちをしっかり行動で表すんですね。朝からエッチしたりとか、「あと5分しかない!」って時も「まだ5分はイチャイチャできる…」と駄々を捏ねたりしてw

二人で旅行に行って、温泉宿で浴衣エッチしたり、慎士の家で朝まで裸で抱き合ってたりして、かわいい絵柄とは裏腹にエッチな二人にニヤニヤしちゃいます😆💕

弱気なきみと永いしあわせ
作者:木丈ですく
大学生の月野諒は、「俺って男が好きだったりする?」と悩んでいた。一歩踏み出したい、そんな思いで、ゲイのサックスサークル「ポラリス」への参加を申し込むが、当日、いざ相手とホテルへ…というところで怖気付いてしまう。そこに突然現れたのは、どこかで見たことがあるイケメンでーー?

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弱気なきみと永いしあわせ reflect

恋人になった慎士と諒のあまあま蜜月後日談です。

本編では寡黙なクールキャラだった慎士ですが、諒と恋人同士になってからは激変。「諒の顔を見たいから」とわざわざ別学科まで会いに来たり、「誰にも諒をとられたくないから」と子供っぽい約束で諒を独占しようとしたり…溺愛の極みです。

そして諒はというと、相変わらず自分に自信はなくとも、慎士への感謝やえっちのお誘いは積極的に言葉にできるようになって…でも、そんな自分に恥ずかしくなって照れたりして…というのがめちゃくちゃかわいくて、慎士が溺愛する気持ちがすごくよく理解できました。

本作最大のポイントは、諒の憧れの先輩・楓が当て馬として登場したこと。
慎士はまんまと嫉妬してしまうのですが、諒の友人・佐原がうまくフォローしてくれて大事には至らず。
ただ、すれ違いそうになっても、自分の気持ちをしっかり言葉にして伝えようと慎士と諒がお互いに努力しているので、これからもし二人に波風が立ったとしても、多少のことでは揺るがないな、と安心できました。

ちなみに、佐原はかなりのスパダリキャラだったので、彼のスピンオフを望む声もXのタイムラインでは多く見られました!本シリーズはかなり人気が高いので、佐原主人公の続編かスピンオフかが始まるかも?

弱気なきみと永いしあわせ reflect
作者:木丈ですく
大学生の月野諒は、とあるピンチを助けてくれた先輩・目黒慎士と紆余曲折の末、お付き合いをすることに。イケメンでモテモテな慎士の恋人にふさわしいのか弱気になってしまう時も、慎士の溺愛っぷりに蕩かされ甘い日々を送っている。慎士の卒業が近づき、何か思い出を作りたいと考えていた矢先、憧れの先輩・楓からスノボ合宿の引率バイトの誘いを受ける。

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まとめ

「弱気」なのにどうやって恋をするんだろう?と思ったのが、この作品を購入しようと思ったきっかけでした。

受けの諒が、攻めの慎士のことを好きなのに気を遣ってなかなか踏み出せない様子が焦ったく、それと同時に、好きな人に嫌われたくないという気持ちに共感しました。
慎士も、諒のことが好きなのに、彼はあんなに魅力的だからこの恋は叶うはずもないと諦めて片想いに背を向けていたのが切なくて、胸を掴まれました。

ロマンティックで非現実的なところもありながら、どこまでも等身大でリアル。優しい気持ちになれるラブストーリーでした。

この記事を書いた人

夜明けの腐女子。樋口美沙緒先生「パブリックスクール」シリーズ・葵居ゆゆ先生「愛傷コレクション」・伊勢原ささら先生「嫌われ魔物の大好きなひと」・中庭みかな先生「沈まぬ夜の小舟」シリーズが愛読書。
スパダリ執着攻め×一途健気受けが性癖。

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