緋色れーいち「DOUBLE CALL」シリーズのネタバレ感想|バツイチ子持ちの伝説のバッター×期待のルーキー のドタバタ野球ラブコメBL❤️

コミック

緋色れーいち先生「DOUBLE CALL 」シリーズを読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ


バツイチ子持ちの伝説級バッター×期待のルーキーを主軸にした複数カプの短編集。

<あらすじ>
プロ野球界のアイドル的存在でオリオールズのエース・堀田はメッツの主砲・秋吉の前ではその実力を発揮できずにいる。
そんな堀田に、キャッチャーの塔馬は不調の原因は秋吉に惚れているせいだというのだが…。
一方、そんな塔馬を熱く見つめるもう一つの視線があって…?

 

こんな人におすすめ

  • 野球×BLが読みたい⚾️
  • 緋色れーいち先生のいろんな物語を一冊で楽しみたい📕✨️
  • 美しい男たちのギャグ〜切ない恋バナを堪能したい🥺💭

 

ネタバレ感想

DOUBLE CALL 1巻

プロ野球界のアイドル的存在でオリオールズのエース・堀田は、メッツの主砲・秋吉の前ではその実力を発揮できずにいる。その理由をキャッチャーの塔馬は「秋吉に惚れているせいだ」と言い…というお話です。

基本的にはメインカプである野球選手たち周辺のお話なんですが、唯一、異色のSF系短編「宇宙より遠い人」が入ってて、これが一番好きでした。兄だと思っていた人は自分自身だった…という設定にゾワリ。もしタイムマシンが開発され、人生がメビウスの輪のように繋がっていたら…と妄想が広がります🛸💭

DOUBLE CALL 1巻
作者:緋色れーいち
プロ野球界のアイドル的存在でオリオールズのエース・堀田はメッツの主砲・秋吉の前ではその実力を発揮できずにいる。そんな堀田に、キャッチャーの塔馬は不調の原因は秋吉に惚れているせいだというのだが…。一方、そんな塔馬を熱く見つめるもう一つの視線があって…?

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DOUBLE CALL 2巻

恋人同士としての甘い日々を送り始めた塔馬と千堂だが、千堂は塔馬のあまりにも慎重すぎる態度に不満を抱く。塔馬は千堂に失ったかつての初恋の話を語り始め…というお話です。

塔馬のトラウマ級の悲しい初恋が語られるんですが、だからこそ塔馬は千堂のようにストレートに執着を向けてくれる相手を欲していたんだな…と納得しました。終始シリアス回です。

DOUBLE CALL 2巻
作者:緋色れーいち
恋人同士としての甘い日々を送り始めた塔馬と千堂。ところが、千堂は塔馬のあまりにも慎重すぎる態度に不満を抱く。そんな千堂に塔馬は失ったかつての初恋の話を語り始める…。

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DOUBLE CALL 3巻

キャンプシーズン開幕し、千堂の身体を気にした塔馬はキャンプ中・一カ月の禁欲生活を宣言する。それを不服とした千堂は、あの手この手をつかって塔馬を誘惑しようと試みるが…というお話です。

本巻では千堂の過去が明かされるんですが、これがかなりヘビー。なんと兄・臣人に恋心を抱いて近親相姦未遂をしたり、不良のグループに入るために体を差し出すものの騙され輪姦されたり…そのせいで、塔馬とはバックでえっちができません。えっちは控えめな描写なのですが、エピソードが劇薬すぎて衝撃を受けてしまいました…。

ちなみに臣人はチームドクターの真崎とその後カップルに。

DOUBLE CALL 3巻
作者:緋色れーいち
ついにキャンプシーズン開幕。千堂の身体を気にした塔馬はキャンプ中・一カ月の禁欲生活を宣言する。それを不服とした千堂は、あの手この手をつかって塔馬を誘惑しようと試みる。

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DOUBLE CALL 4巻

シーズン突入前、塔馬は自分の中の千堂への気持ちが確かに変化してきたことに気が付いていた。一方千堂は塔馬に愛されながらも、なぜか言い知れぬ不安に襲われて…というお話です。

塔馬と千堂はラブラブ甘々な日々を過ごしており、お互いへの愛は増すばかり。特にテレフォンセックスはえちえちで最高☺️♥️しかし開幕戦初日、塔馬がデッドボールを受けて昏倒してしまうという大アクシデントが発生します。塔馬は大丈夫なのか?そして千堂は?

巻末では堀田のかわいいエピソードが明らかに。秋吉と堀田の仲はあまり進展しそうにないのですが、堀田は癒やしですね☺️♥️

DOUBLE CALL 4巻
作者:緋色れーいち
シーズン突入前、新人ピッチャー・国東とミニキャンプをすることになった塔馬は、しばしの別離に千堂の身体を楽しんでいた。そんな中、塔馬は自分の中の千堂への気持ちが確かに変化してきたことに気が付いていた。一方千堂は塔馬に愛されながらも、なぜか言い知れぬ不安に襲われていた…。

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DOUBLE CALL 5巻

命に別状はなかったものの、意識が戻らない塔馬に千堂は不安を抱く。必死で塔馬の帰ってくる場所を作ろうとする千堂をみて、新人ピッチャー国東はふたりの関係に気づき始め…というお話です。

塔馬は本巻では一度も目覚めることはなく、代わりに、塔馬の野球に対する情熱を支える過去(千堂との大学時代のお話とか)の回想がいろいろ出てきます。千堂はこれまで塔馬との関係性では比較的受け身な態度であることが多かったものの、塔馬の不在を埋めようと能動的に動きます。一方で、塔馬のプロテクターを抱いてひっそり涙してしまったりもして…ううっ、千堂😭
二人の関係が、一つの転換期を迎えようとしている感があります。

番外編では、そんな千堂を見た新人選手2人が、塔馬と千堂の関係を邪推し、それを自分たち二人に投影していました。

DOUBLE CALL 5巻
作者:緋色れーいち
試合中、側頭部に危険球を受けて塔馬が倒れた!命に別状はなかったものの、意識が戻らない塔馬に千堂は言葉にできない不安を抱く。そんなとき、千堂は塔馬が居ない間のキャッチャーとして球団の指名を受け、塔馬のプロテクターに身を包み、塔馬のバットで打席に立つ。

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DOUBLE CALL 6巻

デッドボールを頭に受け昏睡状態だった塔馬が目覚めたものの、塔馬は秋吉の声にばかり反応を返す。塔馬への求める愛と、ウイングスの犬埼の強く求められる愛の間で千堂の心は大きく揺らぎはじめる…というお話です。

塔馬がやっと目を覚ましたものの、なんと軽い記憶喪失状態。さらに、千堂と付き合う前に憧れていた秋吉への恋愛感情を取り戻したかのように振る舞います。塔馬と秋吉とのキスシーンまで見てしまい、むしゃくしゃした千堂は塔馬とホームラン王争いを繰り広げる犬崎と浮気。ものすごい神テクでイかされまくる千堂ですが、最後は塔馬が記憶を取り戻し…千堂との仲は何とかなるか?🤔💭

DOUBLE CALL 6巻
作者:緋色れーいち
デッドボールを頭に受け昏睡状態だった塔馬が、遂に目覚めた。ところが千堂は塔馬が目覚めたときの状況が気になって素直に喜べない。自分の声でなく、秋吉の声に反応したということが不安となって千堂にまとわりつく。

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DOUBLE CALL 7巻

千堂が犬埼と関係を持ったことを知った塔馬は、ホームラン王争いに決着が付くまで、千堂には触れるなと犬埼に宣戦布告する。そして、塔馬は千堂を取り戻すためにある人物に会いに行き…というお話です。

千堂が犬埼と関係は持ったものの、ワンナイトラブという感じて軽く話は収まる…と思っていたのは大きな間違いでした。実は千堂が犬崎とえっちしている一晩中、堀田と塔馬は戻らない千堂をずっと待ち続けていたんですね…。大きな墓穴を掘ってしまった千堂。塔馬は犬崎に千堂に触れるなと宣戦布告し、さらに千堂の母にまで会いに行き…うーん、どうなることやら。

DOUBLE CALL 7巻
作者:緋色れーいち
塔馬と秋吉のキスシーンを見て、ショックを受けた千堂は遂に犬埼の誘惑に乗ってしまう。傷ついた心を癒してもらうために…。一晩中、千堂が犬埼の与えてくれる快楽に身を任せていた頃、堀田と塔馬は戻らぬ千堂を待ち続けていた。

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DOUBLE CALL 8巻

塔馬と犬崎、ホームラン王になった方が、千堂を得る…思いがけない展開に千堂自身が戸惑いを隠せないでいる中、勝負は白熱していく、というお話です。

結果的には塔馬が勝つんですが、千堂に「もし塔馬より先に出会っていたら惚れた」と言わしめる犬崎のイケメンっぷりには感服です。過去のトラウマを克服し、千堂への思いに正面から向き合うことを決意した塔馬は、やはりかっこよかったです。ああ、でも犬崎の挑戦者としての燃える瞳、少年のような輝き、こちらも捨てがたかった…。
犬崎という大きな壁を経て、塔馬と千堂の仲が一層深まりました。

DOUBLE CALL 8巻
作者:緋色れーいち
過去のトラウマを克服し、千堂への思いに正面から向き合うことを決意した塔馬。昨年の王のプライド、そして天才と呼ばれた男へ挑戦する高揚感を抑え切れない犬崎。ホームラン王になった方が、千堂を得る…。

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DOUBLE CALL 9巻

つかの間の休息に、二人は思い出の土地ハワイを訪れていた。過去の想いを全てぶつけ合うような甘々な蜜月を過ごしていた塔馬と千堂だが、そんな中、塔馬が千堂にもちかけたある提案とは…というお話です。

千堂をかけた犬崎との勝負に勝った塔馬と、塔馬への愛を再確認した千堂。千堂の高校時代の話を経て、塔馬からようやくプロポーズされます。このままぜひ結婚してほしい💒♥️

一方、秋吉&堀田。こちらはキス止まりの関係ですが、一歩関係が進展するかと思いきや…やはり進まず😂 最後に秋吉が夢の中で千堂に弄ばれているんですが、ぜひそれを塔馬に話して反応を知りたいものです。

DOUBLE CALL 9巻
作者:緋色れーいち
千堂をかけた犬崎との勝負に勝った塔馬と、塔馬への愛を再確認した千堂。つかの間の休息に、二人は思い出の土地ハワイを訪れていた。過去の想いを全てぶつけ合うような甘々な蜜月を過ごしていた二人。

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DOUBLE CALL 10巻

新シリーズ犬崎編!千堂のことが吹っ切れない犬崎がワンナイトした相手・ラスティーはなんと敵チーム・清水オリオールズのピッチャーだった!というお話です。

ラスティーは誰も打てないナックルボールを武器にする天才的なピッチャーなのですが、辛い過去を背負っており、寂しい心を満たすために誰とでも寝る男になってしまいました。しかしラスティーが、初めて本気になった男が犬崎。初めて体験する恋の情熱に身を焦がします。一方、犬崎もラスティーが気にかかって仕方がありません。

そしてまたも、犬崎はラスティーとホームラン競争をすることになります。長かった髪をばっさりと切り、ラスティーも本気を見せます。この競争、はたしてどっちに軍配が上がるんでしょうか?

塔馬×千堂のラブ読みきりも収録(仮装パーティで、堀田・鴻波・塔馬・千堂の女装あり)です!

DOUBLE CALL 10巻
作者:緋色れーいち
オープン戦、開幕。千堂を賭けた塔馬との勝負がまだ頭から離れない犬崎の前に現れた、淫乱な男・ラスティ。犬崎は、千堂を吹っ切れない苛立ちのままに、彼と身体を重ねてしまう。

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DOUBLE CALL 11巻

犬崎への恋愛感情を封印して戦うと決意したラスティは、髪をばっさりと切り、犬崎の前に立った。そして今、本気の恋と本気の勝負に決着がつく!という犬崎編一応の完結のお話です。

「シーズンが終わったらアメリカへ帰り、そちらで野球を続ける」と犬崎に告白するラスティですが、明らかに寂しそう。犬崎も「賭けのためにホームランを打った訳じゃない」と不完全燃焼気味。
シーズン終了後、犬崎は「出会いが間違っていたのなら、最初からやり直せばいい。新しい場所で」とラスティを追いかけてなんと渡米します。

塔馬×千堂の描き下ろし長編マンガもえちえちで読み応えありでした👍️♥️

DOUBLE CALL 11巻
作者:緋色れーいち
犬崎への恋愛感情を封印して戦うと決意したラスティは、髪をばっさりと切り、犬崎の前に立った。─―─そして今、本気の恋と本気の勝負に決着がつく!塔馬×千堂の描き下ろし長編マンガも読み応えありのシリーズ最終巻!

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まとめ

全編をとおして野球のシーンはさほど多くないので、野球のルールに詳しくない方も大丈夫!安心して読めます。

塔馬×千堂編と犬崎×ラスティ編の大きく二つの構成に分かれているので、見た目や上のネタバレ感想をチェックして、好きな巻から読み始めるのもありです。

ちなみに特に濡れ場が充実しており、千堂のパンツが大変エッチでした…😇⚰(遺言)