「アマプラ同時上映会」第80弾!
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韓国BLコミックの実写ドラマ、「ハッピーメリーエンディング ~君にかけた魔法~」。
全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。
早速見てみましょう!
登場人物とあらすじ
引用:ハッピーメリーエンディング ~君にかけた魔法~|フジテレビの人気ドラマ・アニメ・TV番組の動画が見放題<FOD>
結婚式場のピアノ伴奏を代打することになったカフェオーナー×うつ病パニック症の結婚式のシンガー のお話。
<あらすじ>
ボーカルトレーナーでありながら、結婚式でシンガーのバイトをしているスンジュンはある日、ピアノ伴奏者の代打で来たジェヒョンに出会う。
スンジュンはパニック症で人前に出ることも、サングラスなしで歌うこともできない。
しかし、ゴールデンレトリーバーのように人懐っこいジェヒョンの助けを借りて、少しずつ過去のトラウマを克服していく。
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予告編・予告動画
こんな人におすすめ
- 韓国BLドラマが好き🇰🇷
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本作をもっとよく知るための小ネタ
①結婚式場でピアノの伴奏者をしているジェヒョン役は、PRODUCE X 101(プデュX)出身のピョン・ソンテ。歌い手として雇われるスンジュン役は、韓国グループKNK(クンナン)のイ・ドンウォンが演じています。クンナンは、セマンティックエラーでジェヨン役を演じたパク・ソハムが所属していたグループでもあるので、ご存知の方も多いかもしれません。
②本作は「Oh! My Assistant」や「5番地シェアハウス」を企画・制作したKidariStudioの作品です。
③助演には、韓国グループSS501・SS301に所属するキム・ギュジョンと、俳優のシン・ミョンソンが務めています。
ネタバレ感想
EP01 僕の中に入ってきた男
<あらすじ>
結婚式でシンガーのアルバイトをするスンジュンは、式場でピアノ伴奏をすることになったジェヒョンと出会う。
スンジュンに一目惚れしたジェヒョンは猛アピールをし、スンジュンをウェディングホールスタッフたちの会食に参加させた。
実はスンジュンは深刻なパニック障害を患っていて、人前がとても苦手。
橋から川を眺めていたスンジュンは、ジェヒョンと再会します。
スンジュンは自分のベッドに入ってきたホヨンに「1人で寝ろよ」と悪態をつきますが、ホヨンは「一緒にいるために上の階に越してきたんだ」と拗ねます。時計を見ると遅刻の時間です。
慌ててウェディングホールに向かうスンジュンですが、ホールでは他のスタッフたちが彼の到着はまだかと青ざめていました。まもなく式が始まります。電話をしてもスンジュンに繋がらず、チーム長は顔面蒼白です。
スンジュンは式場に入る前にサングラスをかけると、深呼吸します。ピアノ伴奏をするジェヒョンに合わせて、スンジュンは歌います。美声に酔いしれる参列者たち。
ジェヒョンは本業で店をしつつピアノの助っ人をしていますが、ぜひアルバイトとして雇われないかとチーム長にスカウトされます。スンジュンを一目見た瞬間、ジェヒョンはぜひ働かせてほしいと言い出します。ジェヒョンは歓迎会をしないかと言いますが、スンジュンは返事をせずに帰ろうとします。強引に誘うジェヒョン。
2年も同じ職場に勤めているのに、スンジュンは初めて飲み会に参加したようです。居心地が悪そうなスンジュン。
ジェヒョンは「なぜハンサムなのにサングラスをするの?」とスンジュンに無邪気に尋ねます。「人の視線が怖くて…」と言い淀むスンジュンの脳裏には、「お前は見捨てられた」「勘違いするな」といった罵詈雑言が流れます。妙な雰囲気になる場に、「思ったより気難しい人なのね」と同僚たちは不満そうです。
抗うつ剤を忘れたことに気づくスンジュン。不安を消すように酒を一気に煽る彼を、ジェヒョンは心配して止めようとしますが、スンジュンが手を払ったせいで、コップが地面に落ちて粉々に割れてしまいます。
EP02 関係
<あらすじ>
勢いでたくさんお酒を飲んでしまったスンジュンは、昨日のことが思い出せない。
スマホのメッセージを元に記憶をたどると、ジェヒョンが酔っぱらった自分を自宅まで送ってくれたことに気づく。
酔っぱらったスンジュンは、タクシー代の代わりにジェヒョンに歌のレッスンをすると約束したのだ。
焼酎2本を一気飲みしたスンジュンの手を止めさせるジェヒョン。川でSUPの講習をしていたホヨンは、生徒から、川辺で佇むスンジュンを訝しむように指さされます。
焼肉を食べながらホヨンに愚痴るも、「パニック障害のくせに飲み会なんかに行くからだ」と注意されてしまいます。スンジュンには昨日の記憶が全くありませんが、ホヨン曰く夜中の2時頃に帰宅したそうです。鍵を開けられないスンジュンのために、ホヨンが開けてくれたのだそうです。
チャットアプリを見ると、午後11:55に「気をつけて帰ってね」と職場の人から連絡がありました。2時まで一体自分は何をしていたのか…思い悩むスンジュンのスマホに、ジェヒョンから「体調はどう?」とチャットが入ります。「どうなってるんだ…どうしよう…」とホヨンに助けを求めるスンジュン。
昨晩、スンジュンは泥酔してしまい、ジェヒョンが彼を介抱していました。スンジュンは「僕は昔はこうじゃなかった。悪い奴のせいなんだ…」と泣きじゃくり、鼻を噛んだティッシュをジェヒョンに押し付け、挙げ句の果てには彼の肩を借りて眠ってしまいます。
スンジュンを背負って家まで送り届けてやるジェヒョン。スンジュンは酔って、本業であるボーカルトレーナーの名刺を彼に渡します。「タクシー代の代わりにレッスンして」というジェヒョンの頼みに快諾するスンジュン。
カフェで働くジェヒョンは、「紙ナプキンをください」という女性客の言葉に、紙ナプキンで鼻をかんでいたスンジュンのことを思い出しては頬を緩めてしまいます。恋人のことを考えているのかと揶揄う同僚たち。
スタジオで踊るチャヌの動画を見ていた生徒は、「この人たちがここに通うって本当?」とスンジュンを問い詰めますが、彼は「知らない」と嘯きます。「なぜここにはアイドルが通ってないの?」と不満そうな彼女を横目に、スンジュンはレッスンを始めます。
ジェヒョンはスンジュンに「忙しい?」「体調はどう?」と何度も連絡をします。返事がないことに焦り、ジェヒョンはスンジュンのもとへ急ぎます。同僚たちは「今回は長く続くんじゃないか?1ヶ月に賭ける」「3週間」などと賭けを始めます。
レッスンを終えたスンジュンはジェヒョンに返信しようとしますが、なんと連絡したら良いか分かりません。会社の前で待っていたジェヒョンに「僕のカフェはこの近所なんですが、失礼なことをしてしまってすみません」と謝られます。自分も謝って帰ろうとするスンジュンですが、ジェヒョンに突然肩を掴んで振り向かされます。その感触で過去をフラッシュバックするスンジュン。
「驚いた?今日は遅かったね。昼飯を食べに行こう。マネージャーにはもう連絡したから」と甘い言葉で誘う恋人・ジュウォンに、スンジュンは言われるがまま嬉しそうに従います。
夕食はどうかとジェヒョンに誘われますが、スンジュンは断ります。「僕をダメにした男…あいつのせいで対人関係や恋愛まで防御的になった。消そうとするほど傷が広がって…」と、ジュウォンを思い出しながら苦しくなり、夜道を歩きながら思わず涙してしまうスンジュン。
帰宅したスンジュンは急いで薬を飲みます。震える呼吸を必死で抑えます。
EP03 僕の人生をダメにしたX
<あらすじ>
スンジュンはジェヒョンと接する際に自分にトラウマを与えた過去の恋人、ジュウォンを思い出してしまい苦しみに陥る。
ある日、スンジュンのもとに将来有望なアイドル候補生・チャヌがボーカルレッスンに訪れる。
だが、これはチャヌの所属事務所社長であるジュウォンが企んだことだった。
息も絶え絶えに帰宅したスンジュン。彼を見て、ホヨンは心配します。酒を飲んで忘れようとするスンジュンに、「初恋はいつまでも忘れられないものだ。最初にクズと付き合うとその後もずるずるクズを引き寄せてしまう。その男(ジェヒョン)とは距離を置けないのか?」と心配しますが、同じ職場だから無理だと言われ、頭を悩ませます。
ジェヒョンは行きつけのバーで、スンジュンを落としたいのに難易度がMAXだと愚痴を言っていました。バーテンと馴染みの常連からクラブのオープンパーティーに誘われますが、気分ではありません。
誰かと恋愛を始めればきっと元彼を思い出してしまいます。ホヨンも「もっと病気が良くなってから恋愛はしたら」とアドバイスします。ジェヒョンのことが気になって仕方ないものの、スンジュンは彼を忘れようと躍起になります。筋トレをし終えて半裸でぼうっとしていたスンジュンは、レッスンの生徒から声をかけられます。どぎまぎする彼女を見て水が欲しいのかと勘違いしたスンジュンは、飲んでいた水入りのペットボトルを渡し、去っていきます。
スンジュンのレッスンを受けにきたチャヌ。チャヌの動画を見ていた女子生徒は思わず歓声をあげてしまいます。チャヌは何度も自分が有名アイドル候補生だとアピールしますが、スンジュンは気付きません。
ジェヒョンのカフェでは、付きまとっていた男とヒョンジという同僚が付き合い始めたようです。もう付き合って20日目だと言い、少しだけと彼に会いに店の外に出ていきます。「付きまとえば恋愛対象になれるかな?」と尋ねるジェヒョンに、「可能性はありますね」と他人事のように答えるもう1人の同僚。同僚に店を任せて、ジェヒョンは店を出て行ってしまいます。
レッスンを終えたチャヌは、「ワンポイント」というグループに入っているとアピールします。歌が上手くなればソロデビューさせてもらえると言われていると胸を張る彼に、「なら頑張らないと」と微笑むスンジュン。チャヌはグループを離れる寂しさよりも、早く独り立ちしたいようです。「ソロ曲はダンスとバラードのどちらがいい?」「まずは練習曲を選ばないと」と話しながらレッスン室を出たチャヌとスンジュン。2人をジェヒョンが呼び止めます。スンジュンはチャヌを引き止めますが、彼は「迎えが来たから」とそそくさと行ってしまいます。
チャヌが乗り込んだ車には、ジュウォンが乗っていました。「レッスンはどうだった?先生は?」と尋ねるジュウォンに、チャヌは「すごく優しかったです!」と興奮したように答え、ジュウォンは「ふうん…」と遠い目をします。
ピッソル公園まで散歩するジェヒョンとスンジュン。ジェヒョンは改めて、強引に飲み会に誘ったり、何度も連絡したり、余計な質問をしたりしたことを謝りたかったと言います。「明日空いてる?」と尋ねるジェヒョンに、「忙しくて…」と言葉を濁すスンジュン。「僕に(泥酔した時の)借りを返すはずでは?」と言うジェヒョンに、スンジュンは何も言えなくなります。
スンジュンはジェヒョンを引き止めたがりますが、スンジュンは「また明日」とバスの窓越しに手を振り続けます。恋愛には僕にはない言葉だけれど、友達ならいいんじゃないかな…と思い始めるスンジュン。
そこにチャヌから電話がかかってきます。社長と練習曲の話をしていたのだけれどと言うと、すぐにジュウォンに話し手が代わります。「元気だったか?随分探したぞ。近々会おう」と言われ、呆然と電話を切るスンジュン。
EP04 近づくにつれて僕たちの距離は…
<あらすじ>
当時、芸能事務所の取締役だったジュウォンは、高校生だったスンジュンをキャスティングし大切にしていた。
スンジュンはそんな優しいジュウォンに心を開いて、やがて彼と付き合うことになる。
ところがある日、スンジュンはジュウォンが複数の人と会っていたことを知る。
スンジュンは帰宅するバスの中でジュウォンからの電話に出ると、鎮痛な面持ちでバスを降ります。5年前のことを思い出しながら公園を歩きます。
5年前、スンジュンは公園で1人、ギターを片手に歌っていました。それなりに観客もいて、声援を送られます。ジュウォンも客席からスンジュンに拍手を送ります。
なにかと食べさせようとするジュウォンに、スンジュンは「太ったらマネージャーに怒られる」と言いつつ、嬉しそうです。ジュウォンはスンジュンが幼い頃から親戚の家で育ち寂しかったろうと言い、自分を兄だと思えと言います。
身寄りのないスンジュンはジュウォンのことを心から信じきっていました。しかし、ジュウォンはスンジュンのいないところで他の男と遊んでいたのです。事務所のダンス講師の男とキスしているのを見てしまったスンジュンは「こんな仕打ちはあんまりです」と言いますが、ジュウォンは「家まで送ってやる」と意に介しません。
スンジュンはアイドル候補生としてジュウォンと講師の前でダンスを披露しますが、「他の候補生に恥ずかしくないのか?」とジュウォンに激怒されてしまいます。講師は「気の毒で優しくしただけだってよ。お前は見捨てられたんだ」と鼻で笑い、部屋を出ていきます。スンジュンはジュウォンに「冷たくしないで」と縋りますが、ジュウォンは「お前は俺なしでは何もできない。努力してももう手遅れだ」と笑い、部屋を出ていきます。
事務所を辞めたスンジュンを救ってくれたのは、同じ候補生の友達・ホヨンでした。
ホヨンは寝ずにスンジュンを待っていましたが、スンジュンは「自分の家に帰れ」とだけ言い残し、憔悴しきった様子でベッドに向かってしまいます。
翌朝もホヨンは早朝からスンジュンを待っていましたが、「仕事に行ってらっしゃい」とスンジュンはそっけない態度です。夕食でも食べて気晴らししようというホヨンの提案に、スンジュンは渋々乗ります。
ジェヒョンは朝早くからスンジュンの家の前で、彼への挨拶の練習をしていました。ホヨンを見送ると、ジェヒョンはスンジュンの家のチャイムを鳴らします。ジェヒョンの顔を見た瞬間、扉を閉めてしまうスンジュン。ジェヒョンとの約束をすっかり忘れていたスンジュンは、慌てて準備します。「レッスン、自宅でもいいですか?」とスンジュンは尋ねると、早速レッスンを始めます。
ジェヒョンがやたらとボディタッチしようとすることに赤面するスンジュン。「暑いかも」とブラインドを下げようとした時、足が絡まり、ジェヒョンに押し倒されるような態勢になってしまいます。鋼の意思で飛び起きるジェヒョン。
ジェヒョンは「レッスンは終わりにしてビールでも飲みませんか」と誘い、スンジュンは「サボりたい生徒の常套句みたいだ」と笑い、一緒に酒を飲み始めます。
一方その頃、ホヨンはスンジュンを待たせるまいと、急いで仕事を終わらせていました。
スンジュンはジェヒョンとテラスで夕食中です。「歌が上手くなるには程遠いですよね?」と尋ねるジェヒョンに「練習量によります」とスンジュンが真面目に答えます。すると、ジェヒョンは「スンジュンさんにじっくり長期間教えてほしい」と言い出し、スンジュンがあまりにもフリーズしていたので、ジェヒョンは慌てて冗談だと打ち消します。
よかったら口調を崩してみないか、そうしたら少しずつ距離が縮まる気がするからとジェヒョンが提案し、スンジュンは頷きます。
「なぜ歌が上手くなりたいの?」と尋ねられたジェヒョンは、「結婚式で愛する人に歌を贈るのが夢なんだ。相手はまだいないけど」と恥ずかしそうに打ち明けます。「作曲は任せて」と言うスンジュンに、「曲も書けるの!」と驚くジェヒョン。スンジュンは、アイドルを目指して、歌やダンス、作曲も学んだのだと話します。アイドルを辞めた理由を聞かれ、「サングラスを手放せないから」と答えるスンジュン。ジェヒョンはおもむろにスンジュンを立たせます。
「ここはウェディングホールで、僕はピアノを弾いている。想像するんだ。歌う前に僕と目を合わせる。そして、ここにいるのはお前と僕だけだ。僕しか見えなければ動じずに歌えるかも。やってみて。お前に魔法をかけてみたから」
そう言うジェヒョンに、スンジュンは嫌だ嫌だとふざけたように拒否します。そこにホヨンが帰ってきます。表情の抜け落ちた顔で2人を見つめるホヨン。
EP05 その男のスキンシップ
<あらすじ>
突然現れたホヨンによって、スンジュンとジェヒョンのいいムードはぎこちない空気に変わってしまう。
ジェヒョンは急いでその場を去り、ホヨンはずっと隠していたスンジュンへの気持ちが報われず寂しさを感じる。
一方、スンジュンは自分を探し続けるジュウォンのことが気になるが、結局ジェヒョンの積極的なアピールにほだされ、ついに二人は恋人関係に発展することになる。
ジェヒョンとスンジュンはいい雰囲気でしたが、ホヨンの登場によって打ち壊されます。ホヨンは不機嫌なのを隠そうともせず、「彼はジェヒョン兄さん」と親しげに呼びます。ジェヒョンはホヨンの「早く帰って」という刺々しい言葉に後押しされるように、すぐさま帰ってしまいます。スンジュンはホヨンと夕食を食べようとしますが、ホヨンは「食べてきた」と嘘をついて自宅に戻ってしまいます。
出勤中、「忙しい?いつ会える?」というチャットがジュウォンから届き、挙動不審になるスンジュン。しかしジェヒョンが見つけてくれたおかげで、どうにか職場まで辿り着けました。しかし、2人をジュウォンが車内から見つめていました。
式場に入り、ピアノの前に座るジェヒョンを見ると、なぜか彼もサングラスをつけています。思わず笑ってしまうスンジュン。
「君のサングラスを見て笑いそうになっちゃったよ」と笑うスンジュンに、「笑顔がいいね」と褒めるジェヒョン。すぐ硬い表情に戻ってしまったので残念そうです。レッスンはないだろうから家まで送ると言い、ジェヒョンは自分の車にスンジュンを乗せて帰ります。
携帯を気にしては「出たくない電話がある…」と言うスンジュンに、「少し寄りたいところがある」と車を飛ばすジェヒョン。寝ていたスンジュンは、いつの間にか海に来ていたことに気づきます。ジェヒョンは「これは僕が預かる」と言ってスンジュンの携帯を奪うと、「悩み事があるんだろ?聞いても言わなさそうだから」と微笑むと、海辺を歩こうと誘います。ジェヒョンは時折ここに来ているようです。スンジュンが「僕みたいな人になぜ優しくするの?」と尋ねると、「守ってあげたいんだ。キスしても?」とジェヒョンは答えるなり、スンジュンにキスします。
その頃、ホヨンはスンジュンが何をしているのか気にしていました。雑念を打ち消すようにサーフボードに乗ります。
ジェヒョンは何度もジュウォンからかかってくる電話を気にしています。スンジュンは「僕がこうなった原因だよ」と携帯を見ながら説明します。「久々に頭が空っぽだ」と微笑むスンジュンに、ジェヒョンは「僕はお前のことで頭がいっぱいだよ」と笑い、空いている片手でスンジュンの手を握ります。
休日、2人は手を握り合って散歩します。ジェヒョンの家に行き、彼の手料理を食べるスンジュン。美味しいと言うと「毎日作ってやる」と言うジェヒョンに、スンジュンは思わず微笑んでしまいます。
チャヌのレッスンを終えたスンジュンは、他の講師に代えないかと提案します。「僕も社長も先生がいいのに」と渋るチャヌに、「ダンスボーカルは専門外だし、レッスンを休みたいから」と説明するスンジュン。
チャヌとともに会社を出ると、チャヌはもうスンジュンに会えないのかと落ち込みます。「何かあったら電話して」とスンジュンが答えると、チャヌは嬉しそうです。そこに社長であるジュウォンが現れます。先に車に戻るチャヌ。
「一体何のつもり?わざと僕のところへ?」と尋ねるスンジュンに、「チャヌはお前と似てるところが多いから」と言うジュウォン。苦労しているみたいだと言いながら顔を触ろうとするジュウォンの手を、スンジュンははたき落します。帰ろうとするスンジュンに、「お前に提案があるんだ」と言うジュウォン。
EP06 迫り来る彼
<あらすじ>
ジュウォンはスンジュンに自分の会社で働くことを提案する。
それ以降、スンジュンはストレスからパニック症が悪化し、ジェヒョンと一緒に働いていた結婚式のシンガーのアルバイトも辞めることとなる。
ジュウォンはスンジュンの生徒であるチャヌをクビにするとスンジュンを脅迫し、再び付き合おうとする。
ジュウォンはスンジュンを自分の特権で会社にスカウトしに来たと言います。跳ねつけるスンジュンに、「どっちみち俺を訪ねてくることになるが」と意味深な言葉を吐くジュウォン。ジュウォンが去った後、思わず座り込みそうになるスンジュン。
帰宅し、ホヨンに愚痴を聞いてもらうスンジュン。なぜジュウォンは自分を苦しめ続けるのか理解できません。ホヨンはジュウォンが異常なだけだと慰めます。「全てを諦めるからそっとしておいてほしいのに」と泣きじゃくるスンジュンの肩を抱き、慰めるホヨン。
ジェヒョンはスンジュンからの連絡をカフェで待ち続けていました。しかし、カフェの閉店時間になっても連絡は来ません。
「心配だから連絡をくれ」というジェヒョンのチャットにも電話にも、スンジュンは出られません。疲れてそのまま寝てしまいます。
結婚式場に出勤したジェヒョンは、チーム長にスンジュンの居場所を尋ねます。すると「先週急に辞めた。休みたいそうよ。決意が固くて慰留できなかったの」と言われ、驚くジェヒョン。
スンジュンは暗い部屋の中で食べることも寝ることもせず、ただじっとしていました。「準備したからお粥でも食べろ」とホヨンは声をかけていきます。スンジュンが黙っていると、チャヌから電話がかかってきます。「社長から出て行けと言われました。練習も頑張って、来週はレコーディングなのに。助けてください」という彼の言葉に、ジュウォンの去り際の言葉を思い出すスンジュン。
ジュウォンはジェヒョンとスンジュンの隠し撮り写真を見ながら、「そろそろ電話が来る頃だな」と独り言をつぶやきます。と同時にスンジュンから電話が入り、「今からそっちに行く」とだけ言うと、一方的に電話は切れてしまいます。ほくそ笑むジュウォン。ジュウォンはチャヌをねぎらいます。「これでデビューできますか?」と不安がるチャヌに、「当然だよ」と微笑み、練習に戻るように言うジュウォン。
カフェではジェヒョンが落ち込んでいるので、恋人と別れたのではと同僚たちが心配していました。美人を紹介しようとしたり、美味しいものを食べさせようとする同僚たちですが、ジェヒョンは気が乗らないようです。
スンジュンはジュウォンの会社に赴きます。講師になるという話ではなく、チャヌの可能性を奪わないでほしいという話をしに来たと言うスンジュン。ジュウォンは「お前に未練がある。お前も俺といる時間が一番だったろ?俺が散々尽くしたから」と言いますが、スンジュンは「全てを消したいくらいだ。僕の人生は崩壊した。あなたはただおもちゃが欲しかっただけだ」と言い、「チャヌもそのうち気づく。それまでに心を入れ替えてほしい。そばに誰もいなくなるのは寂しいことだよ」と続けます。しかし、ジュウォンは「俺に説教するとは偉くなったものだな」と意にも介しません。帰ろうとするスンジュンに、「お前の言うとおりにするからヨリを戻そう。もっと尽くすから」と縋るジュウォンの手を振り払い、スンジュンは「嘘をつくな」と冷たい目で言い放ち、帰ります。
ジェヒョンがスンジュンのことを心配しながら歩いていると、かつての自分たちのようなカップルを見かけてしまいます。バスに飛び乗るジェヒョン。
スンジュンは「そばに誰もいなくなるのは寂しいことだよ」という言葉をジュウォンにかけましたが、それは自分に向けた言葉でもありました。
ジェヒョンはスンジュンの家の前で彼を待っていました。心配なあまり家の付近をうろついていると、よろよろとスンジュンが帰ってくるのが見えます。彼に声をかけようとした時、ジュウォンが車でスンジュンに近寄ってきました。そして、車から降りると乱暴にスンジュンの手を掴み、「絶対逃さない。逆らえばあいつ(ジェヒョン)を痛めつけるぞ」と車に強引に乗せようとします。ジェヒョンはスンジュンが嫌がっていることに気づき、反対側の歩道から走り寄ると、ジュウォンの手を離させます。それに激昂したジュウォンは、ジェヒョンを殴りつけます。殴り返そうとしたジェヒョンを止めるスンジュン。ジェヒョンは「昔はどうだったか知らないが、今度は俺が守る。今度彼の前に現れたら俺が許さない」と激怒します。
EP07 別れの温度
<あらすじ>
ジェヒョンとジュウォンが喧嘩をしてしまい、ジェヒョンは暴れるジュウォンからスンジュンを守る。
だが、スンジュンは極度のストレスを耐きれず、ジェヒョンに別れを告げてしまう。
好きな人の前で惨めな自分でいたくなかったスンジュンは、変わるために必死で努力をすることに。
スンジュンの手を引いて立ち去るジェヒョンですが、ジュウォンは「スンジュン!そいつも俺と同類だぞ!」と吐き捨てます。
ジェヒョンはスンジュンを家まで送ろうとしますが、スンジュンは「ジュウォンが僕の前に現れた理由が分かる?あなたが僕に近づくからだ。誰にも会いたくないから帰ってくれ」「苦悩する僕を見て自信が湧いた?」と矢継ぎ早に言い、ジェヒョンを攻撃します。ジェヒョンは「そばにいたい」と言いますが、「ジュウォンと同じようにあなたも僕を苦しめてる。僕の前から頼むから消えてくれ」と必死で頼むスンジュンに、ジェヒョンは表情を無くし、「帰る」と立ち去ります。
スンジュンはこれ以上、惨めな自分をジェヒョンに晒したくなかったのです。その場で泣きじゃくるスンジュン。
1年後、スンジュンは変わろうと必死に努力していました。芸能プロダクションに作曲家として出向いては、自分を積極的に売り込んでいます。努力は身を結び、スンジュンは歌手としても少しずつ成功してきていました。レコーディングを終えたスンジュンのもとに、チャヌは同じ事務所の後輩として差し入れを持って来ます。ジュウォンはチャヌに手を出した男として知れ渡っているようで、「思ったよりも腹黒い人だった」とチャヌは苦しげな顔をします。焼肉を食べに行かないかと同僚に誘われますが、スンジュンは先約があるからと帰ってしまいます。
ホヨンがサーフボードを片付けていると、スンジュンが訪ねて来ます。「恋人が来てるぞ」と先輩におちょくられ、「友達ですってば」と言いつつ嬉しそうなホヨン。
元気になったスンジュンと隣に並んで川を見つめながら、「元気になったのは俺のおかげだな」と笑うホヨン。素直に感謝するスンジュンに、真剣な顔で「飯でも奢れ」と言うホヨン。笑って承諾するスンジュンですが、「あの人は何してるかな」とぽつりとこぼします。ジェヒョンのことなら会いに行けばいいのにと言い、「鈍感なふりをしてるのか…いやこいつは本気で鈍感なんだった」とひとりごちると、「気になるなら会いに行けばいい」とホヨンは背中を押します。
ジェヒョンの経営するカフェに来たスンジュン。ジェヒョンの姿を探しますが、いつまで待っても彼はいません。とうとうカフェにはスンジュン1人になってしまい、閉店時間になってしまいました。落ち込み、1人で家路に着くスンジュン。彼の前にもう一度自信を持って立つために、スンジュンは歌を再開したのです。
顔を洗ったスンジュンが「一緒に来くだろ?」とホヨンに訊ねると、ホヨンは「お前のために休みを取ったんだぜ」と言い置いて浴室のドアを閉めます。
「君に届きますように」という歌を歌うことになったスンジュン。サングラスをかけて準備万端です。スンジュンはヨノという名前で歌手デビューすることになっており、WEBライブには26000人ものアクセスが来ているようです。抽選で選ばれた20名のファンを前に、シンガーソングライターヨノとして自己紹介します。今朝発表した新曲はランキングの10位以内にランクイン。実体験を元にした曲ということで、インタビュアーから詳しく話をと求められます。
スンジュンは「パニック症がひどかった時、その人に会いました」と言いながらジェヒョンとの出会いから別れまでを思い出します。スンジュンは新曲「君に届きますように」を生で歌うことになります。
EP08 ハッピーメリーエンディング!?
<あらすじ>
ジェヒョンもスンジュンを忘れられずに過ごしていたところ、偶然スンジュンのデビューショーケースの開催を知る。
ジェヒョンは急いで会場に向かうが入り口で阻止されてしまう。
スンジュンの想いを知るホヨンがジェヒョンを通すのだった。
乾杯をするジェヒョンと同僚たち。ジェヒョンは店を手放すようです。今後は歌を歌ったり旅行したり気ままに暮らすと言うジェヒョン。
結婚式場でのピアノのバイトはいまだに続けています。スンジュンと別れた後も、ジェヒョンの頭にはずっとスンジュンが残り続けていました。あの時、手を離さなければ…と後悔するジェヒョン。
そんなある日、結婚式場でスタッフたちが「スンジュンが手の届かない人になっちゃった」と言いながらヨノのライブを見ているところに遭遇します。ヨノはちょうど「この曲を君の前で歌いたかった」と語りかけているところでした。ジェヒョンは思わず走り出してしまいます。ライブ会場に入りたいと警備員に懇願するジェヒョンですが、止められてしまいます。そこにホヨンが現れ、「この人は知人です」と証明してくれます。
ヨノが歌う会場に入っていくジェヒョン。ヨノを最後列からじっと見つめます。
歌う前に俺を見て、ここには俺とお前だけー。そんなことをスンジュンに言った記憶が蘇ります。
思わず微笑んでしまうジェヒョン。ファンたちとの写真撮影に協力した後は、スンジュンは会場を後にします。ホヨンから「かっこよかったぞ」と褒められるもの、スンジュンは「あの人は?」とジェヒョンを探しています。ホヨンを置いて、「先に帰る」と慌ててあたりを探し回るスンジュン。ジェヒョンのカフェに行くと、「社長は?」と尋ねます。しかし、女性スタッフが後を引き継いだとだけしか言われず、スンジュンは店を後にします。ずっと連絡していなかったジェヒョンの電話番号に電話をかけるスンジュン。
「どうして先に帰ったの?話をしたかったんじゃないの?どこにいるの?」と尋ねられ、口籠もるジェヒョン。実はスンジュンの家の前まで来ていましたが、散歩していたととっさに嘘をつきます。「会わない?」と提案するスンジュン。
橋の上で久々に再会する2人。ジェヒョンは駆け寄るとスンジュンを抱きしめ、「生き返った気分だ」と言います。抱きしめ返すスンジュン。
ジェヒョンが「嫌われたかと思った」とこぼすと、スンジュンは「あなたに愛想を尽かされて傷つくことを恐れたのと、ジュウォンから守りたかったんだ」と打ち明けます。ジェヒョンは「二度と別れたくない」と言い、スンジュンは「手を繋いでも?」と恥ずかしそうに答えます。「それ以上のことでも」と軽口を返しながら、2人は手を繋いで歩き出します。
2人でベッドで眠った翌朝、「一緒にシャワーを浴びようよ」とジェヒョンは甘えます。スンジュンの弾き語りを聞きながら嬉しそうなジェヒョン。ジェヒョンの手料理をスンジュンは破顔して平らげていきます。ジェヒョンの膝枕でテレビを見つつ、彼にキスされ、幸せを満喫します。
後日、仕事終わりのスンジュンは、スーツを着てめかしこんだジェヒョンに連れ出されます。ウェディングホールに行くのかと尋ねるスンジュンに、ジェヒョンは「うん」と頷きつつ何か意味深な表情をします。平日だからガラガラかもねと言うスンジュン。
綺麗に飾り付けられた結婚式場のバージンロードを進んでいくジェヒョン。おもむろにピアノの前に座り、演奏し始めます。
ジェヒョンは歌を歌い始めます。スンジュンもの思い出を反芻しながら歌いきったジェヒョン。「あなたの気持ちがわかった。我慢できない」と言うなり、スンジュンはジェヒョンに熱くキスします。
まとめ
ホヨンがいい人すぎて…😭 途中でホヨンがスンジュンに想いを告げるのでは、そこから波乱の展開になるのではとハラハラドキドキしていたのですが、ホヨンは最後まで「親友」であり続けましたね…。スンジュンが迎えにきてくれた時のウキウキっぷりとか、ほんとかわいくて仕方なかったなあ…。ホヨンにも幸せになってほしいです。
スンジュンが手に入らないと分かった瞬間のジュウォンの激昂ぶり、あの演技が素晴らしかった!おもちゃが自分のものに、思い通りにならないという怒り、フラストレーションが地団駄と食いしばった歯の間から漏れる悲鳴と唸りに凝縮されていて、ああ、いい俳優さんだなあ、この人の演技をもっと見たいなあと思いました。韓国には本当に名優さんが多い!こういう方が1人おられるだけで作品の完成度がぐっと上がるし、視聴者の満足度も桁違いに上がりますね🎵
最後のキスシーンが美しすぎました…✨思わず何度も巻き戻して見てしまったくらい。
それに、甘々なラストもいいですね。膝枕でテレビ見るとか。不意打ちでキスするとか。褒めてもらった手料理を振る舞うとか。弾き語りで愛を歌うとか。ああ〜こういうシーンだけ詰め込んだドラマが見たい!
ラストに向かって甘々度が右肩上がりになっていくのが爽快感があって良かったです。また見たい作品の一つになりました。
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