タイBLドラマ「ラブ・バイ・チャンス2/A Chance To Love」のネタバレ感想|5組の複雑な恋模様

ドラマ

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累計PV数2億回を超えた「ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance」の続編、「ラブ・バイ・チャンス2/A Chance To Love」

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:ラブ・バイ・チャンス2/A Chance To Love | 動画配信/レンタル | 楽天TV

セレブ一家の次男坊×純真無垢なサッカー少年 のお話。

<あらすじ>
スポーツ科学部に通うキャンは、講義に遅れそうになり走っていたところを国際学部のティンが運転する車にひかれそうになる。
その後、出会う度に衝突していた2人。
しかし、ティンはこれまで出会った人たちとは違うキャンに興味を持ち始めていた。

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こんな人におすすめ

  • 「ラブバイチャンス」シリーズが好き❤️
  • タイBLが好き🇹🇭
  • コミカルだけどシリアスな、真剣な恋の物語を見たい🥺

 

人物相関図

引用:タイドラマ「ラブ・バイ・チャンス2/A Chance To Love」動画・相関図 | 楽天TV

エー(低身長男前攻め)とピート(お人好しおぼっちゃま受け)は、前作「ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance」のメインカプです。

キャンとティンは名前だけ聞くと分かりづらいけど、キャンキャン喚いてる方が「キャン」です😂

 

 ネタバレ感想

第1話

<あらすじ>
負傷したノーの代わりにサッカーの試合に出たキャン。
ノーにとって大学最後となる試合で勝つことができず、自分を責めるキャンをティンは優しくなぐさめる。
さかのぼること3か月前、ティンとキャンは大学の構内で最悪な出会いをする。

試合中に相手のスライディングで負傷したノーの代わりにサッカーの試合に出たキャン。結果は0:2で敗退。ノーにとっては今日から大学最後の試合だったため、エーとキャンは落ち込みます。自分を責め泣きじゃくるキャンをティンは「おいで」と受け止めます。
「ノー先輩が怪我しなければ勝てたんだ。俺が最後2分交代しなければ…」と言うキャンに、「苦しくても全力出す奴が下手なのか?お前の気が済むまで泣いていいよ」と抱きしめ頭を撫でて慰めるティン。「ティンごめんな、傷つけるようなことして…俺の前から消えたりするな」「俺はずっとお前のそばにいる」と、2人は抱きしめ合います。

遡ること3か月前、優雅に起きるティンとは正反対にキャンは「なんで起こしてくれないんだよ!」と母と妹に当たり散らしながらパンを咥えてタクシーを捕まえようと必死でした。校内を走っていると車に轢かれそうになり、運転手に怒鳴りつけると、土地神様の方を向いて拝みます。

エーは最近ご機嫌斜めだから気をつけようと話しながら校内を歩いているポンドとポウ。そこに新しいバイクに乗ったエーが通りがかりますが、講義をフケて「1人になりたい」とどこかへ行ってしまいます。

放課後、サッカー部の部室に来たキャンは「寝坊してパンは喉に詰まるし渋滞のせいで大学までダッシュしたし国際学部の奴に車で轢かれそうになるし今朝は大変だったんですよ!」と憤慨。「嫌うと逆に関係を持つことになるぞ」とノーに言われ、「じゃあお金を嫌います」とお金の神様嫌いだから降ってきて〜と謎祈祷をし始めます。呆れるノー。

エーは自分のためとピートが別れを選んだ苦しみのあまり、部活にも出ずずっと悲しみに暮れていました。エーを見て「愛って面倒だな、恋人より食べ物の方がいい」と呟くキャン。

帰宅したティンは「ティンが工学部の生徒やエーを嫌いなことは知ってるけれど、どうか彼らと向き合ってほしい。エーを友達として助けてほしい。これが最後のメールになるかもしれない」と懇願するメールをピートから受信します。

ポンドはエーを救えないことに落ち込み、その横でマイはゲームで遊んでいます。

なぜあんなに愛し合っていたエーとピートが別れたのかとキャンが立ち止まって考え込んでいると、後ろからきたティンが「邪魔だ、俺の父親を知らないのか?俺の苗字は”メタナン”だ」と凄みます。しかしキャンはその凄さが分からず威嚇し続け、ティンは馬鹿呼ばわりして去ります。

「あいつ馬鹿呼ばわりしやがって!」と喚き散らすキャンに呆れる同級生のジョブ。

帰宅したティンは、「インターンシップにはまだ早いんじゃないかな」と電話しているトゥンに「こんなことだろうと思ったよ」と吐き捨てます。
ティンは父の会社でインターンシップをしようとしていましたが、トゥンが父にティンを働かせないよう進言したのです。トゥンは優しい兄の顔をして「お前は甘やかされて育ったからな。まだ早い」と言った後、「覚えておけ。お前は生きる価値などないし、俺にも追いつけない」と笑い去っていきます。

学校でキャンは振り向きざまにティンの制服を持っていたお菓子で汚してしまい、「汚した責任は取る」と無理やり洗面所に連れ込みます。「どうせ捨てる」「俺は洗ってくれなんて頼んでない。何が欲しいんだ」と睨みつけるティンに、キャンは「見返りが欲しくて洗ったわけじゃない」と喚きます。しかしキャンの大きな腹の虫が鳴ったためふとティンは笑い、飴を握らせます。そして「”お前”じゃなくて”ティン”だ」と訂正し帰っていきます。

エーは1人夜のグラウンドに座り込み、ピートのことを思い出して泣いていました。

 

 第2話

<あらすじ>
バーで荒れるエーを見つけたボウはポンドを呼び出す。
気遣うボウにまで八つ当たりするエーだったが…。
一方、国際学部のフォーンはティンが有名なメタナン一族の息子だと知りティンを追いかけるが、兄トゥンの名前を出した途端にティンは激怒。

グラウンドで泣きじゃくるエーを見つけたポンド。

相変わらず部活中にノーをからかってふざけるキャン。何日も部活に来ていないエーを心配するノーに、キャンはあの健康的なエーが講義にも出ず酒と煙草に溺れるなんて恋はそんなに悲しいものなのかとつぶやきます。
帰宅中に空腹のあまり近くの車に寄りかかりながらエナジーバーを食べるキャン。なんとその車はティンのもので、「汚い」を連呼するティンにキャンは嫌がらせで抱きついたり車に体を擦り付けます。ティンはドン引きし、除菌ウェットティッシュで手を拭くとキャンに投げつけて去ります。

部活を終えて帰宅するノーはクラ(ケンクラ)からの連絡を受け取って戸惑います。クラとセックスしたノーは、「俺もすごく気持ちよかったなんていえないよ!」と頭を抱えます。

高校の友人とバーで飲んでいたボウは荒れるエーを見つけ、ポンドを呼び出します。なぜピートは来ないのと言うボウに「愛し合っていないから別れたわけじゃない!ピートを悪く言うな!」とエーは八つ当たりしてしまいます。「あいつを愛してる」と泣きじゃくるエー。

何も言わないエーを心配してボウはポンドになぜエーとピートが別れたのか尋ねます。ポンド曰く、帰国したピートの父親が自分の息子の交際相手が男だと知り、2人が別れようとしないためエーを退学させようとし、ピートは別れを選び留学したのだそうです。ピートは「エーをお願いします」と憔悴しきって去ったのだそう。「2人は何も間違ったことはしていない。愛し合っているだけなのに」と憤り、「助っ人が必要だ」と言うポンド。

一方、国際学部の女学生フォーンは、ティンが海外の経済雑誌に載るほど有名な”不動産の父”と呼ばれるトゥン・メタナン率いるメタナン一族の息子だと知り、ティンに擦り寄り、レポート作成のペアを組んでくれと懇願します。
ジョブに「国際学部の食堂は値段の割に味がいい」と言われたキャンはたまたま国際学部に来ており、たまたまその光景を目撃。

フォーンがトゥンの名前を出した途端、ティンは「メタナン家の男は安っぽい女が嫌いだ」と静かに怒ります。キャンは2人が喧嘩になりそうなのを察知してその場から連れ出します。
メタナンの姓を覚えていないと言うキャンに機嫌を良くしたティンは食事を奢ってやります。「言ったことは絶対じゃないから取り消してもいいんだぞ」と助け舟を出すキャンに、「俺は借りは作らない。お前が助けたと言っても俺は誰にも助けを求めてない」と言うティン。
ティンは「あの女よりは可愛い」と口の周りについた汚れを指で拭ってやり、「捨てておけ」とハンカチを投げつけます。

エーは眠れない夜を過ごしていました。ピートからもらった手作りのブレスレットに口付け涙します。

ゲームのアイテムが手に入るお菓子を食べてはゲームで遊ぶポンド・ボウ・マイの3人組。ボウとマイは初対面。2人は気が合わないようです。

キャンはサッカー部に入部したいというジョブをサッカー部に連れていき、彼は無事入部が許可されます。ノーに水をもってこいと言われたキャンは「タイプ先輩に言い付けてやる」と文句を言いつつ運びます。するとキャンが電話しながらこちらへ向かってきます。

「母さんいい加減にしてくれ。息子を見せ物に?でもそれは俺じゃない。行きません。煩わしいです」と言うティンに「母親になんてことを!」と食ってかかるキャン。「お前が謝るまで許さない」と言うキャンに「お前に関係ない」と去るティン。キャンは「お前は愛されない奴なんだな」と何度も繰り返し、ティンは「黙ってろ」と嫌がらせにキスします。呆然とするキャン。

 

第3話

<あらすじ>
ティンから口封じのキスをされてしまったキャン。
家でも大学でもティンとのキスが頭から離れない。
そんな中、ティンと向き合ったキャンは自分の一言がティンを傷つけていたことに気づく。

帰宅したティンは仲良し親子を演じるトゥンにうんざりしていました。「その仮面をいつか必ず剥がしてやる」と睨みつけるティンに、トゥンは「そんな日は来ない」と持っていた石を見つめながら言います。

キャンは家でも大学でもティンとのキスが頭から離れず悶々としています。ジョブとノーに揶揄われ、拗ねるキャン。
エーに会いに来たティンと偶然会いまた食ってかかるキャンですが、「愛されない奴」とティンに復唱されて後悔します。慌てて追いかけ、「お前をよく知りもしないのに傷つけて悪かった。許してくれ。もう怒ってないよな?」と指切りしようとします。しかし「お前に怒っても仕方ない、キャン」と言われ名前を覚えてくれたことにホッとします。

帰宅したティンはトゥンの息子であるプーパーにじゃれつかれていました。トゥンは仕事で忙しく、彼の妻も子供より他の遊びに夢中なようでプーパーはつまらなさそうです。
「友達はいないのか、寂しくないか」とティンは尋ねますが、プーパーは「お父さんやおじさんと一緒にいられたら寂しくない」と微笑みます。
プーパーは”岩山のように堅固で揺るぎない父の愛”という意味です。プーパーはその名前が好きらしく、トゥンが帰ってくると嬉しそうに抱きつきます。

ティンは「あいつ、まるで子供みたいだったな」とキャンがティンに謝るために自分の車の前に飛び出して来たことを思い出し笑います。そしてどこかへ電話をかけ、何かを調査する依頼を出します。

一方、エーは食事を食べもせず酒ばかり飲んでバーで酔って荒れていました。「そんな姿をピートが見たら悲しむぞ」とポンドは言いますが、エーは「もうピートはいない」と泣き喚きます。
ポンドはマイに助けを求め、マイは泥酔したエーをサッカーグラウンドへ連れていきグラウンドに転がすとサッカーボールを彼にめちゃくちゃにぶつけて「俺の友達のエーがこんなに弱いはずない。真っ直ぐで強いエーはどこに行ったんだよ!自分を傷つければ相手が喜ぶとでも?一体いつまでこんなこと続けるつもりだ」と激怒します。「俺だってもうどうしたらいいか分からない」と泣くエーを抱きしめるポンドとマイ。

翌朝、エーはポンドに抱きつかれた状態で自室で目を覚まします。マイは「俺たちの気持ちを考えたか?どれだけ心配させる気だよ。お前が死んだらお前の両親も俺たちもどんなに悲しむか。何のために友達がいるんだ。俺たちに頼ってくれよ」とエーに怒ります。マイの叱咤を聞き、エーは少し自分を取り戻します。

マイはエーがサッカー好きなのでサッカーボールで目が覚めると思ったらしく蹴りつけたのだとポンドにふざけながら言います。

キャンが家でゲームしていると、妹のレー(レモン)が買い物をするから荷物持ちをしてくれとエロ本の隠し場所を暴露するのと引き換えに頼んできます。レーに引き回されるキャン。

荷物のせいで腕が痛いと喚くキャン。そこにティンが現れて隣に座ります。妙に距離を詰めてくるティン。「偶然じゃなく会いたかったからだと言ったらどうする?」とティンに顔を近づけられ困惑するキャン。
ティンから食事に誘われるもキャンは恋人と買い物中だからと胸を張って断ります。しかしふと現れたレーが「こんな兄に恋人なんかいません」と笑顔で言ったので、ティンは生温かい笑みを浮かべます。

 

第4話

<あらすじ>
ショッピングモールで偶然ティンと出会ったキャン。
ティンに誘われ大喜びのレーに引きずられ、しぶしぶ3人で食事をすることに。
ティンは、キャンが席を外したすきにレーからキャンの意外な一面を聞かされ…。

食事を奢ってやるとティンに誘われて大喜びのレーに引きずられ、キャンはしぶしぶ3人で食事をします。ティンがレーになぜキャンを「キャンタロープ(メロンの意味)」と呼んでいたのか尋ねると、レーはそれぞれ母がつわりの時に食べたかったものらしいですと笑います。「全ての親がいい意味を込めるわけじゃない。いい名前だな」と鉄面皮で言い、キャンとレーは口籠もります。
キャンがその後どういう意味かと尋ねると、ティンは「俺は望まれない子だったから、”兄のように立派な人になれ”と兄のトゥンとそっくりの名前をつけられた。俺は一生兄の陰に生きなければいけない」と言います。しかしキャンが心配した途端、ティンは芝居だと言うのでキャンは心配して損したと怒りだします。

ティンは、キャンが席を外したすきにレーから「兄は楽観的で馬鹿正直でマヌケなので、よかったら気にかけてやってください」と頼まれます。ティンはキャンを信じたいという気持ちと、そんなことしても無駄だという気持ちの間で揺れ動きます。

ノーは弟のニックの手引きでケンクラを家にあげられ慌てていました。しかもニックは「全部知っている」とワケ知り顔でその場を後にします。
「怒っていますか?なぜ避けるんですか?先輩が許してくれるならなんでもします。本当に好きなんです」と懇願するケンクラの手を振り解き「タイプと約束があるから!」と逃げるノー。「兄貴はいつも逃げてばかりだ」と慰めるニック。ノーはケンクラのイケメンさにノックアウトされており、高鳴る鼓動を必死で抑えながら「もう少し待ってくれ…」と1人つぶやいていました。

一方、マイはエーに元気を出させるため、恋人を思う時間を役に立つことに使えと大学のボランティアキャンプに応募するよう背中を押します。エーは「人生を更新するのが嫌だった」と言いながらも足を踏み出そうと懸命にもがきます。

ティンの車で家まで送ってもらったキャンとレー。妹にやり込められるキャンを見て笑うティン。レーとティンはすっかり仲良しで、「ティンさんにありがとうは?お母さんに言いつけるわよ」と脅されます。レーにブランド物のプレゼントをあげるティンに怒るキャンですが、レーはどこ吹く風。
意地でも礼を言わないキャンに「言葉よりキスがいい」と口付けるティン。キャンは硬直しますがティンは不遜に笑って去っていきます。戸惑うキャン。

ポンドはエーを気遣う奴がいないとイライラしています。

ラブソングを作りたいがいいアイデアが思い浮かばないとギターを爪弾くタムのもとに現れるキン。「ラブソングを作りたいなら恋愛をすべきだ」とアドバイスするキンはタムの横顔を見つめています。

帰宅したティンは家で酒を飲むトゥンから「学生のくせに帰りが遅いぞ。父さんたちが心配する」と咎めますが、ティンは「兄貴面するな。俺の兄さんは愚かだった俺と一緒に死んだ。あんたは仮面を外せないんだな。本性を知られたら皆あんたから離れていく。そうだろ?」と挑むように言い去っていきます。石ころ(ゴンヒン)に話しかけながら酒を煽るトゥン。

学生時代、部屋で自習していたヒンは友人のトゥンに恋人がいるかどうか女学生たちから尋ねられます。教授に呼ばれていたトゥンはヒンを「教授の話がある」と連れ出します。静かに涙するヒンに「誰がお前を泣かせた?お前が泣くのは俺のためだけ、分かったか?お前は俺だけのものだ」と言い、抱きしめるトゥン。ヒンはそんなトゥンを抱きしめます。

自室に戻ったティンは兄とのツーショット写真を伏せ、キャンとのキスを思い出してにやけます。

その夜、キャンはティンのことでドキドキして挙動不審です。
翌日、遅刻寸前だ!と慌てて家を出ると、そこにはティンが愛車と共に立っていました。「送ってくれてありがとな!」とキャンが吐き捨てるも、「感謝の言葉だけじゃ物足りない」とキスを要求するティン。「俺を動揺させるためにキスするんだろ」と困惑するキャンですが、ティンは「お前を口説きたい。初めてでやり方は分からないが」と真面目な顔でキャンの手を取りその甲に口付け、去っていきます。固まるキャン。

 

第5話

<あらすじ>
ティンの車に携帯を忘れたキャンは、ティンを捜しに国際学部へ。
ようやく会えたティンに尋ねると無残に壊れた携帯と新しい携帯を渡される。
壊したことへの謝罪もせずに物で解決しようとするティンを激怒するキャン。

ティンの車に携帯を忘れたキャンは、講義をほっぽり出してティンを捜しに国際学部へ向かいます。偶然会った先輩に「彼のファンクラブメンバーに聞いてあげる」と言われ、大喜び。

キャンがティンにずっと待っていたと言うとティンは喜びます。しかしキャンは無残に壊れた携帯を渡され、悲嘆に暮れます。壊したことへの謝罪もせずに新しい物を買って解決しようとするティンに激怒するキャン。俺は「ごめん」と謝ってほしいだけで弁償なんか望んでないと怒るキャンに、ティンは素直に謝ります。
さらに、キャンを口説きたいティンが携帯番号を手に入れるためにわざと壊したと白状します。キャンは呆れ、借りを作りたくないから新しい携帯を受け取りますが代金は払うと主張します。

ジョブは看護師に貢いでいるらしく、ノーの恋模様についても尋ねますが、彼はうっかり「知るか!俺は気づいたら寝た後だった!」と叫んでしまい、周囲から面白がるような目で見られます。

「点数稼ぎに」とティンはキャンの部活にお菓子を持って現れます。美味しそうなお菓子!と大喜びするキャンの唇を「お菓子代」と奪うティン。キャンは唇を奪われたと大騒ぎするもすぐにお菓子に気を取られます。

ケンクラはノーの自宅にお菓子を贈り「あなたに会いたい」とメッセージを残して 、ノーはそれを見て「あのバカ!」と赤面します。

その夜、「俺は一括じゃ買えないけど分割払いでいいって言ってくれたし、お前はいい奴だ」と言うキャンに「付き合ってくれるんだよな?」と尋ねるティン。「口説かれても鳥肌は立たなくなったけど…分からないよ!」と電話を切るキャン。ティンは電話を見つめ、「お前が本当に欲しいんだ」と微笑みます。

ターは兄のタムとテレビ電話をしています。歌が作れないと悩む兄にラブソングはどうかと提案するター。いつ帰ってこられるのかと言われ、長期休みは帰る、お菓子作りのクラスを受けてるから美味しく作れるよとターは言って電話を切ります。

トゥンはプーパーに退屈だからお話を聞かせてとねだられていました。「二人の兄弟」は?「二人の兄弟と一人の召使い」は?と提案するトゥンに、「面白くなさそう」と顰めっ面のプーパー。トゥンは一方的に話し始めます。
昔々あるところに兄弟がいました。兄は嫉妬深く周りを恨んでおり、弟は甘やかされて育ちわがままでした。兄は弟が誰からも愛されないように誰よりも甘やかしました。しかしある日…」

幼いティンは兄を侮辱されたことに仕返しに行こうとするも、使用人のヒンが「奥様とお兄様が外出禁止だと」と指図をすることに激怒します。ティンが癇癪を起こし彼にコップを投げつけると、ヒンはこめかみから流血してしまいます。それを見たトゥンはティンを憎悪します。

「兄は弟のわがままに我慢できなくなり、弟は罰を受けました」と言うトゥン。プーパーが「僕はその子みたいに悪い子じゃないよ」と言うと、「そうだ。悪い子は罰を受けなくてはならないし、誰からも愛されない」とほくそ笑み、帰宅したティンを見るトゥン。
ティンは「善人の皮を被った悪魔に騙されるなよ」とプーパーに言って去っていきます。怯えるプーパー。
トゥンは「お話の兄弟のように、特に兄のようにはならないで。今罰を受けているんだ」とプーパーを抱きしめます。その頃、ヒンはこめかみの傷が疼き、「トゥン様」と壁に飾った彼の写真を見つめていました。

服を着たまま泣き叫びシャワーを浴びるティン。必死で感情を抑えベッドに戻ると、キャンから「お菓子ありがとう」と無邪気な連絡が。ティンが「お前に話したら信じてくれるか」と決死の思いで電話をすると「信じるよ。だって友達じゃないか」と言うキャン。

「俺はかつて兄が自分の全てだと思っていた。兄は全てを持っていて、兄の言うことは何でも信じた。兄は”両親はお前を愛していない”と言った。たとえ嘘でも信じた。薬物使用で告訴され”俺が助ける”と言われた時も。俺は甘やかされてわがままな悪い子に育ち、その罰として留学させられた。とあるパーティーに俺は出かけ、薬物使用の罪で捕まった。麻薬パーティーだとは知らなかった…。大きく報道され俺は有名になった。”富豪の息子 海外で薬物使用”…兄は俺を助けると言ったけれど、事件の黒幕は兄だった…兄は俺を嫌いで、俺が死ねばいいと思っていて全てを奪っていった!」と泣きじゃくるティン。

キャンは「今どこにいる?今からお前の兄貴を殴りに行く」と怒り、それを聞いたティンは「会いに行ってもいいか?」と泣きます。「ダメなわけないだろ」と言われ、すぐさま出かけるティン。グッチを撫でながら家でそわそわと待っているキャン。家の前に車が着いたのを見て、キャンは慌てて外に出ます。

ティンはキャンを見るとホッとしたように泣き出し、抱きつきます。「俺の話を信じるか?」と泣かれ、「俺は信じるよ」と抱きしめ返すキャン。

 

第6話

<あらすじ>
かつて最愛の兄に裏切られたことを泣きながら打ち明けキャンに会いに行ったティン。
まるで自分のことのように兄への怒りをあらわにするキャンにティンはますます惹かれ…。
一方、週末に家に戻ったエー。

落ち着いたティンは「(俺は)惨めだろ?」と言いますが、キャンは「お前にそんなこと言う奴は俺がぶん殴ってやる!俺はお前の兄貴を殴りたいよ!」と本気で怒ります。キャンの胸に後ろ頭を預け、「ありがとう。そばにいてくれて。でも約束してくれ、もし兄に会っても何もしないで。兄から何をされるかわからないから」と感謝しながらも忠告するティン。「でも目には目をだ!」と笑顔で言うキャンに救われ、ティンは思わず彼の頬にキスします。「何かあったら兄貴を殴れよ!分かったな!」と笑顔で去るキャン。

一方、週末に家に戻ったエーは彼を心配していた母に抱きしめられます。そこにエーを心配するポンドとマイが遊びにやって来て、2人のたわいのない会話にようやくエーも笑顔を取り戻します。しかしポンドが投稿したエーの笑顔の写真をキンがおもしろそうに監視していました。

サッカーの練習をするキャンのもとに「グラウンドの外で待ってる」とティンから連絡が入り、キャンは「兄貴から何もされてないか!?」と心配します。心配されて嬉しいティン。ティンはお菓子を差し出しますがキャンは渋ります。「お前の心は金で買えないことは分かってる」と不意打ちにキスするティン。お菓子の見返りにとキャンが唇を差し出しますがティンはそれを拒否して帰っていきます。

大学に来たケンクラとニック。ケンクラはニックにノーの好物のお菓子とそれに貼り付けたメモを渡すよう頼みます。ハート型のメモには、「このお菓子のように先輩の大好物になりたい」と書かれており、ノーは嬉しそうに赤面します。

部活後、キャンはジョブがノーに「看護師にいいところを見せたいから試合に出してくれ」と劇場招待券と引き換えに頼んでいるのを見つけ、「俺の分は?賄賂だ!」と絡みます。大声を出すなとノーがキャンの口を塞ぐと、それを見たティンが激怒します。
ティンはキャンにノーのことが好きなのかと詰問し、映画が観たいならうちで観ればいいと険しい表情で言います。

次の休日、ティンの家に来たキャン。あまりの豪邸さに驚きます。ゾンビやホラーが観たいけど全部観たら帰れなくなると言うキャンに、イタリアンのフルコースを準備させたから帰るなと言うティンは「やっとデートらしくなった」と嬉しそうです。
棚にあるトゥンとプーパーの写真を見て「お前の兄貴は嫌いだ」と顔を顰めるキャン。プーパーが「寂しいから一緒にいて」と絡んできたのでキャンは嫌がりますが、「復讐するとしてもプーパーや義姉は巻き込まない」と言うティン。3人は一緒に映画を観始めます。穏やかな時間に顔を綻ばせるティン。寝始めた2人にブランケットをかけてやります。

夜、川を眺めるキャンに「お前が好きだ。口説いてる」と言うティン。しかしキャンは「俺は正直よくわからない。何なんだよお前…バカ」と弱ります。さっきの食事の利子を払えと言われ、うっかり舌を絡めるキスをすることになるキャン。

バンドの練習をしていたタムはターから連絡をもらい慌てて部屋を出て行きます。弟に何かあったのではとすぐに電話を取るタムは、自分の行動をキンに自嘲しながらも「弟は俺の唯一の理解者だから」と言い、キンは「俺は?」と複雑そうな表情を浮かべます。

久々にタイに帰国することになったターはタムに喜び勇んで電話します。お土産は何もいらない、ちょうど帰国する頃に大学でイベントがあるから一緒に参加しようとタムは誘い、ターは快諾します。

帰宅したトゥンはプーパーからティンの友達と遊んでいたこと、更にその友達から「お父さんは性格が悪いと言われた」ことを聞き、その「友達」について教えてくれと微笑みます。石を手慰みに触りながら、「ティンの親友のキャンって奴について調べてくれ」と誰かに要請するトゥン。

キャンは「最近よく眠れないしメシもまずい、ティンのことが好きか嫌いか考えてばかりだ。これが恋か?」とエーに尋ねます。「他人の恋愛のことは分からないが俺にとってそれはピートだ」と言われ、キャンは「どうしてそれが俺にとって苦いんだ?エーみたいになるのが怖い…」とぼやきます。
サッカー場を出るとティンが待ち伏せしており、なぜ自分を避けるのかと問われ口籠るキャン。「俺のことを考えてくれてるんだろ?嬉しい」と言うティンは、真剣な表情で「恋人になってくれ」と改まった表情でキャンに告げます。

 

第7話

<あらすじ>
ティンから恋人になってくれと告白されたキャン。
自分の気持ちが分からず“友達でいたい”と断ってしまう。
しかし、それからというもの頭に浮かぶのはティンのことばかり。

ティンから恋人になってくれと告白されたキャンは、「お前が好きなのかどうか分からないよ。エーみたいに恋をして悲しみたくない。友達じゃダメか?」と断ってしまいます。しかし、ティンは「お前は俺にとって空気なんだ。家族といると水に沈まされているみたいに感じるけど、お前が息をさせてくれる。友達は嫌だ」と真剣に返します。キャンに拒絶され、必死で涙を堪えるティン。キャンはそれを見ていられず「家族と用事があるから」とそそくさと帰ってしまいます。

帰宅したキャンは食欲がないと自室に閉じ籠り、家族を心配させます。「悲しみたくないし悲しんでほしくないから友達でいたいのに」と、キャンはティンの笑顔を思い出します。ティンは「俺は他の誰でもないお前が欲しいんだ、キャン…」と、キャンとのこれまでのやり取りを思い出しては家で一人嗚咽します。

翌日、ポンドはジョブのサッカー部入部動機を聞いて共感し、ジョブは看護学部にナンパに行こうぜとポンドを誘いますがエーに「チャエイムから殺されるぞ」と釘を刺されて思い直します。
そこにキャンが来て、暗い顔でエーに「飯も美味くないしあいつのことばかり考えてる」と相談します。

キャンに連絡しようとするティンですがなかなか文面がまとまりません。そんなティンに付きまとうフォーン。

大学対抗試合を控えて、ノーは前回2回戦で負けた雪辱を晴らすぞとサッカー部員たちを前に意気込んでいました。しかしどうにも締まりません。更にキャンの覇気がなく戸惑うノー。
見かねたエーから「ティンときちんと向き合え。俺の答えじゃ分からないか?俺にとって愛はピートだ。あいつを守ってあいつのそばにいる。頭では分からなくても心で分かるだろ?話し合ってみろよ。俺を信じて」とアドバイスされたキャン。エーを抱きしめるキャン。「今も一緒にいられたら…」とピートを思い出し切なくなるエー。

帰宅していたノーはケンクラに待ち伏せされ驚きます。「逃げないで。先輩のことが好きです。先輩たちと先に関係を持ちたくてあんな…騙したかったわけじゃなく初めて会った時から先輩が好きだったんです」と言うケンクラですが、「俺を騙したのは事実だろ。話すことはない」と突き放されます。家まで送らせてくれと必死で追い縋るケンクラ。

駐車場に来たキャンはまだティンの車があることに気づき車の周りをうろつきますが、そこにフォーンを伴ったティンが現れ彼女を車で送っていきます。

タムはキンからエーがキャプションで誰かに話しかけているのが面白いと紹介され、工学部へ探しに行こうと決断します。

ノーはジョブに戦略の相談をしており、大学チャンピオンを目指すぞと意気込んでいます。

ティンと話すチャンスをうかがうキャンですが、ティンがフォーンにキスしようとしているのを目撃してしまいます。しかし実はティンは「君のような人は願い下げだ」と彼女に拒絶の言葉を耳打ちしていたのです。そうとは知らないキャンは「俺を好きだって言ったのに」と怒り狂います。
怠け者のキャンが連日練習に打ち込む姿を見て驚くチームメイトたち。ノーはキャンを心配し、エーに注意してくれるよう頼みます。

久々にサッカー場に来たティンを見つけ、エーは「キャンは目の前にいるのになぜ話し合わない?もうすぐ試合があるから来いよ」と話しかけます。なぜ手助けをしようとするのかと訝しむティンに「俺が退学になりそうになってたら助けてくれただろ?同じだ。お前がピートの友達だからだよ。少し待ってやってくれ。自分の感情に気づくまで」と言うと、エーは去っていきます。

いざ大学対抗試合の日、補欠のキャンはど緊張しています。ティンから「できるだけ行く」と連絡があり、微笑むキャン。ノーが試合中に負傷してしまい、代わりにキャンが出場します。結果はあえなく惨敗。

部室で落ち込むキャンのもとに訪れたティン。キャンは「お前を傷つけてごめん。どこにもいくな」と彼を抱きしめ泣きじゃくります。ティンは「俺はずっとお前のそばにいる」とキャンを抱きしめて告げます。

落ち着いたキャンは「俺はバカだから何も分からないけど、お前が他の奴を見るのが嫌なんだ。お前がいない間ずっとお前のことを考えてた。ティン、好きだ。本当に好きだからな」とロッカールームで告白します。「俺もお前が好きだ」とティンに微笑まれて照れ臭そうに笑うキャン。ティンはキャンの頭を抱き寄せて、2人は嬉しそうに笑い合います。

 

第8話

<あらすじ>
試合に負けた夜、キャンはティンの家で一夜を過ごし2人は晴れて恋人同士となる。
浮かれて家に帰ったキャンはレーにティンの家に泊まったことを自慢する。
そんなキャンにレーは、ティンのようなイケメンにはイケメンの恋人がいるはずだと勝手な妄想を話す。

試合に負けた夜、ノーを慰める同級生のチャンプ。そこに「ニックから聞きました。僕がそばにいます。慰めてもいいですか?」とケンクラが現れます。泣きじゃくるノーをケンクラは抱きしめます。「ノー先輩が好きです」と言われた瞬間、「俺はまだ許してない」とノーは彼を撥ねつけて去っていきます。

「お前も、みんなも応援してくれたのに試合に負けて悔しい」と騒ぐキャンを穏やかに宥めながら食事を進めるティン。ティンは「俺は失望してない」とキャンの手を握ります。キャンは「レーに揶揄われるから家に帰りたくない。お前の家に行きたい」とにっかり笑うキャンに頷きます。さらには「俺と寝てくれるか?男との初めてのセックスは痛いって聞いた。痛みで苦しみを忘れたい」と頼まれ、ティンは顔を顰めます。「俺が欲しいのは体だけじゃない」と静かに怒るティンに、「俺だってお前しか欲しくない!あと俺の連絡を無視するな。他の女を見るのも嫌だ」とキャンは矢継ぎ早に言い、ティンは苦笑します。
ティンの家に来たキャンは身体を洗うように言われ、ティンの頬にキスします。

その頃、トゥンは使用人のクリンにヒンの様子を尋ねていました。彼らの母は「私を心配してくれるのはトゥンだけ。ティンはどこの馬の骨かも分からない子を連れ込んで、昔の二の舞にならないといいけど」とトゥンに愚痴ります。

ティンのベッドに横たわるキャン。「痛みで忘れたいんだろ?幸せで忘れさせてやる」とティンに口付けられます。「お前が女と一緒にいるのを見て胸が苦しかった。俺と寝たらもう他の奴と寝るなよ」と言うキャンに約束するティン。2人は晴れて身も心も恋人同士になります。
トゥンは「信じればいい。でも望み通りにはならない」とティンの部屋の前で不穏な一言を残して去ります。

ティンはフォーンとは何もなかったとキャンに話し、「嫉妬してくれて嬉しい。信じろ、俺にはお前だけだ」と零します。キャンに「信じる」と言ってもらえて嬉しいティン。しかしもう一回やろうと言われて彼を抱き寄せて幸せそうに眠りにつきます。

ノーはエーたち一部のサッカー部員を集めて公園で酒盛りをしていました。エーはノーから「今年はダメだったけど来年がある。エー、頼むぞ」と託されます。エーは「ピートもきっとそう望んでいるよな」と心の中でひとりごちます。

起床したティンから「昨日のはセックスじゃない。メイクラブだ。俺は愛する人としかメイクラブしない」とにやけながら言われてゾワゾワするキャン。「お前は俺の恋人でも妻でも好きなように呼んだらいい」と言うティン。「俺はイケメンでもないし金もないし勉強もできない」とキャンは言いますが、「そんなことは気にしていない」と返すティン。「じゃあお前の恋人になる。俺の”わがままお坊ちゃま”」「恋人だ、”キャンタロープ”」と2人は笑い合います。

朝食前に「”クソ野郎””クソ”…そういう低俗な言葉を使うな」と食事をお預けして注意されるキャン。「低俗な言葉が嫌なんだろ?”ティンさん”」「…もう一度言え。いや、もういい我慢できなくなる」と照れてそっぽを向くティンに、「俺だってお前に夢中だよ」と笑うキャン。

浮かれて家に帰ったキャンはレーにティンの家に泊まったことを自慢します。そんなキャンにレーは、ティンのようなイケメンにはピンクの唇の美青年か美女の恋人がいるはずだと勝手な妄想を話します。自分がティンの恋人だと言い出せないキャンはイライラして「あいつの好みは俺だ」と言いますが、「同情されただけよ。お兄ちゃんが相手なら鳥肌が立っちゃう」と言い返されます。

国際学部は休みにも関わらず「恋人を食事に誘いに」と教室の外で待っているティンに、「俺たちパトロンと愛人みたいだ。いつも食事を奢ってくれるだろう」とふざけるキャン。満更でもなさそうなティン。

「レーがイケメンの恋人はイケメンだって言うんだ。何でそんなふうに思うんだ?」「そうだな、お前はイケメンでも金持ちでも頭も良くもない…お前が言ったんだぞ?」「なら他の奴と付き合えよ!」「追い払われても嫌だ、お前しか見えない」と戯れ合う2人。ふとそこでキャンはレーとその友達・チョンプーがエーに差し入れをしているのを見ます。血相を変えてレーの手を引くキャン。

ここにピートがいたらティンにお似合いなのにと言うレーにイライラするのに恋人と言い出せないキャン。ティンは恋人だとバラそうとし、レーはキャンを追求。騒ぎを聞きつけてサッカー部員たちが集まってきます。
ヤケクソになったキャンはみんなの前でティンにキスします。「ティンの恋人が誰か分かったか!?」と詰め寄られ、レーは混乱します。

 

第9話

<あらすじ>
毎日1枚の写真とコメントをSNSにアップしピートへの思いを伝えるエー。
その投稿に興味を持った音楽学部のキンは作曲のヒントにさせてほしいとエーを訪ねてくる。
一方、みんなの前でティンにキスをしてしまったキャンは、レーに怒られるのではとレーを避ける生活をしていたがある晩ついに見つかってしまい…。

ティンとキャンのキスシーンを見たノーたちサッカー部員は思わず拍手。戸惑うレーを前にキャンは恋人宣言をして去っていきます。しかし後から羞恥に襲われキャンは自己嫌悪します。みんなの前でキスするほど、想像上のどこぞのイケメンに嫉妬するほど俺が好きなのかと嬉しそうに抱きしめて頭を撫で続けるティン。
ノーとジョブは2人を祝福しますが、ノーは「恋人ってそんなにいいものかな」とクラのことを思い出して暗い顔になります。

その夜、ティンの家でお菓子を食べながらゲームをするキャン。キャンが長い紐状のお菓子を食べているとその端をティンが食べ始めあわやキスしそうになりますが、キャンが引いたためお菓子は切れてしまいます。

ポンドとボウはティンとキャンのキスが学校中に広まっていると噂します。
エーは毎日1枚の写真とコメントをSNSにアップし続け、ピートを愛し続けていることを伝えます。その誰かに語りかけているような投稿に興味を持ったキンは作曲のヒントにさせてほしいとエーを訪ねてきます。エーは他人には興味がないと撥ねつけますが、言葉よりも歌の方が力があるから伝えたい人に想いがもっと伝わるかもと言われエーは考え込みます。「別れた時からお前を想わない日はないとピートに知ってほしい。面倒でもできることは全部やりたい」とエーは申し出を受けることにします。ポンドは思い詰めた様子のエーを心配します。

ノーはここ数日間、キャンがニックと一緒に夜中までゲームをやっていて追い出しても帰らなくて困っているとジョブに愚痴ります。
夜中にこっそり帰ったキャンはなぜ逃げ回っているのかとレーに詰め寄られます。
「お兄ちゃんとティンさんは付き合ってるんでしょ?嘘ついたら刺すわよ」「ティンの恋人はイケメンが良かったんだろ?レーを失望させてごめん」「私は反対してないわ。お母さんたちが反対したら私はお兄ちゃんの味方になる。ティンさんを絶対離しちゃダメよ。もう逃げないでね」と言い置いて、レーは楽しそうに去っていきます。その後、レーはティンさんの恋人なら肌のケアにも気をつけるのよと何かと気にしてくれるようになります。

レーが交際に反対していなかったと分かり安堵してティンに報告するキャン。ティンは誰の家に泊まったんだと不機嫌になります。行き帰りのバスがないからお前の家には寄れないと言うキャンに「何をするにも便利だからお前のために家を買おう。お前のためだけじゃなく自由が欲しい。居場所が欲しい」と言うティン。キャンは「家族は放っておけよ!俺がいるだろ。もし兄貴に会ったら殴ってやる。俺に二言はないぞ」と微笑み、ティンは呆れながらも微笑みます。

その頃、トゥンはキャンの個人情報を仕入れていました。

ティンは父になぜ自分はインターンシップに参加できないのかと尋ねますが、父は「お前とトゥンは違う。あいつは全責任を負うことになるがお前は違う」と突き放します。「この家を出ます」と言うティンに、呆れたように「好きにしなさい」と言う父。「断られたと顔に書いてあるぞ。言っただろう、できないものはできないと。友達を紹介するのを忘れるなよ」と部屋の外で待ち構えていたトゥンに言われ、全て彼の差金と理解し苛立つティン。

薬物パーティー事件後、誰も信じてくれなくても兄さんだけは僕を信じてとトゥンに縋るティン。安堵するティンに「信じるよ。全てお前の人生を壊すために俺が仕組んだことだからな。俺はお前を愛したことなんてない。ずっと死ねばいいと思っていた。お前と母さんのせいだ!全部復讐なんだ!」と言うトゥン。ティンは混乱し絶叫しながら逃げ出します。

「あんたが誰を傷つけようと、大切な人だけは許さない。キャンだけは…」とヒンに電話をかけるティン。「前の主人の弱点を知りたい」「取引は済んだはずです。あなたの指示に可能な限り従うことを約束し、あなたのために何でもしました。ただし条件は一つ、トゥン様に害が及ぶことは決してしないと」「あいつに追い出されてもか?」「はい、ティン様が思うほど彼は悪い人ではないんです」とヒンとティンは会話します。ヒンはトゥンとの学生時代のツーショット写真を見ながら「私は自分で出てきたんです」とつぶやきます

妊娠したのだと泣きじゃくるワティーを抱きしめながらヒンを見つめるトゥン。ヒンはトゥンに自分を探さないと約束させていました。「あなたは念願の家族を手に入れた。あなたは僕の世界そのものです」と写真を見ながらつぶやくヒン。

休日、お前の家で映画を見たいと言われ兄の居場所を確認するティン。ティンがキャンを迎えに来ると、キャンは母にお使いを頼まれていました。キャンの母に外泊の予定を取り付けるティン。ティンのような息子がいたらとキャンの母はメロメロです。

ティンの家に着くと、キャンは「お前エッチしたいから俺を家に誘ったんだろ」とふざけます。そこにトゥンが姿を現し、飄々と挨拶をします。キャンは思わず殴りかかろうとしますが、ティンに諌められます。「あいつに手を出したら許さないぞ」と威嚇するティンにうすら笑いを浮かべるトゥン。

 

第10話

<あらすじ>
ティンの家でトゥンと鉢合わせたキャンは、善人ぶるトゥンに怒りが収まらない。
しかし、手出しされるのを恐れたティンはトゥンに構うなと忠告する。
そんなある日、トゥンに声をかけられたキャンはトゥンからティンの薬物使用の証拠写真を見せられる。

トゥンと鉢合わせしたキャンは善人ぶっている彼が気に食わずイライラします。ティンは「兄に関わるな。俺はあいつが怖い。何をするか分からない。お前には手出しさせない」とキャンの頭を撫でます。「俺もお前には手出しさせない」とキャンに言われ微笑むティン。ティンがしたいのは分かっていると襲いかかるキャンに逆に覆いかぶさるティン。

行為を終えたキャンはティンの家に泊まり、腹が減ったとキッチンを漁り始めます。そこにやってきたトゥンはキャンにパスタを作ってくれますが、「俺は弟を愛しているのにティンはなぜ作り話をするのか」と白々しく言い始めます。キャンは「俺はティンしか信じない」と言い置いて去ります。

ケンクラはノーを待ち伏せしていました。「何も言うな!恥ずかしいんだ!」と去るノーをケンクラは「怒った先輩も可愛いんだよな」とニヤけながら見つめます。

エーたちと買い物に来たキャンは嫉妬し電話してくるティンを可愛く思いますが、電話を切った直後にトゥンが「君に会いに来た」と声をかけます。
トゥンは「ティンは薬物使用は濡れ衣と言っただろ?弟が昔薬物をやっていたことは?」と言いながら証拠写真を見せます。キャンはエーに買い物に行けなくなったと電話し、トゥンから話の詳細を聞きたがります。

買い物のついでに、エーはキンに作曲のヒントを探している張本人タムを紹介されます。「先輩は愛している人と離れ離れになったことがありますか?俺はずっと待っている、愛してると伝えるためなら何でもする」と言うエー。タムは同じ経験があると同意します。ポンドは「キムはタムを好きで、タムは別に好きな人がいるんじゃ?タイプ先輩に聞けば事情が分かるかも」と勘ぐりますが、エーからは首を突っ込むなと叩かれます。

キャンはカフェでティンと待ち合わせ、トゥンから貰った薬物使用の証拠写真を見せながら「薬物を使ってたのか?」と尋ねます。キャンがトゥンと話したと言うと、「話すことはない。あいつを信じて俺を嫌うんだろ」とティンはその場を後にします。
ティンを追いかけ、「兄貴のことを信じてるならお前に聞きに来ない。もし騙されてたってお前だけを信じるって何回も言っただろ!1人で勝手に決めつけるな。俺は恋人だろ?」と怒るキャン。ティンはキャンを抱きしめます。「お前があいつを信じて俺を嫌うんじゃないかと不安なんだ。ごめんな」と弱々しく言うティンの頭を撫でるキャン。「お前を信じないはずないのに」とキャンは微笑みます。

ティンは「兄と話した人はみんな兄を信じて俺を捨てる」と言いますが、キャンは「俺はあれを説明して欲しいだけ」と縋ります。「あの事件の後、俺は自暴自棄になった…誰とでも寝たけれど薬物はやってないし、兄の言うようなことは何も。本当にごめん」と言うティンに、「謝るべきは兄の方だ。弟を苦しめて」と怒るキャン。真剣に「愛してる。俺を捨てるなよ」と言うティンに「捨てるわけないだろ」と恥ずかしがるキャン。

トゥンは父に何かの報告をし、父は「お前のそばには誰もいなくなるぞ」と忠告しますが彼の決意を後押しします。「ヒン…すまない、私は結局何もできなかった」と独り言を言い、ため息をつく父。

妻と子と共に大きなベッドで眠っていたトゥンは、夜中に目を覚ますとおもむろに石を握ります。

おばさんの家の行事に参加するティンに「俺は二度寝でもしてお前の夢でも見るよ」と電話で甘い言葉を囁くキャン。ティンとどこぞの女性とのセックス動画が送られてきたキャンは激怒してティンの家に向かいます。
1時間ほどしてティンはキャンの家にお土産を持って訪ねてきますが、「ティンの家族を殺しに行く」とキャンが言っていたとキャンの母に言われ慌てて自宅に向かいます。

キャンはトゥンたちの父の前で「半殺しにしてやる」とトゥンに殴りかかります。

 

第11話

<あらすじ>
卑劣なトゥンのやり方に思わずトゥンを殴ってしまったキャン。
騒ぎを聞きつけたティンの父親に呼ばれたキャンはトゥンの悪事をぶちまける。
話を聞いた父親からトゥンを許してほしいと言われたティンは、キャンを愛する自由と引き換えにトゥンを許すことに。

慌てて実家へ戻ったティンはキャンがトゥンを殴ったと使用人から聞き父の部屋に入ろうとしますが、トゥンから「これで終わるとでも?」と脅されます。「何があってもキャンに手出しはさせない」とトゥンに凄むティン。父の部屋からはキャンが「おじさんは父親なのに何も知らないの?どれだけティンが傷つけられてきたのか。ティンによく似た男の薬物使用やエッチな映像が送られてきた。人として間違ってる」と激怒する声が聞こえます。「兄貴がしたことを全部言うまで帰らない」「キャン、もういい」とティンとキャンは揉み合います。「一人だけ贔屓するなんて絶対ダメだ」とキャンは父にトゥンの悪事の数々を話します。
使用人は「なぜティン様の嫌がることをなさるのです」とトゥンを諌めますが、トゥンは「もう僕なんかあいつは尊敬すべきじゃないんだ」と煙に巻きます。

父はティンに自由を与えると告げます。父とトゥンには自由はありません。父の唯一の自由はトゥンの母との結婚でしたが、失敗し不幸な息子だけが残ってしまいました。父は自分を憎んでもトゥンを許してほしいと言います。ティンはそれを受け入れ、キャンを愛する自由を約束させます。
涙するティン。父からトゥンはワディーと離婚すると報告されます。

自室にキャンを連れ込んだティンは、彼を抱きしめます。キャンは「あのクソ兄貴にもっと復讐しなきゃ」と怒りますが、ティンは「もう復讐は終わった」と言います。「俺と約束したら最高の復習方法を教えてやる」とティンに言われすぐさま約束するキャン。「お前がそばにいてくれたら俺は世界一の幸せ者になれる。兄が経験したことのない幸せだ。どうだ?最高の復讐だろ?」と言うティンに「俺がお前を世界一幸せにしてやるよ!」と元気に答えるキャン。涙ぐむティンをキャンは抱き締めます。

タイプに電話していたノーはケンクラから手紙をもらいます。「先輩が僕に会いたくないことは知っているけれど言いたいことがたくさんあります。先輩が酔った時に僕は間違いを犯したけれど、それは先輩のことが好きだったからです」と書かれたそれに照れるノー。「あんな奴に気を許すな」と自分に言い聞かせて扉を開けた瞬間、玄関前にノーが待ち伏せしていました。「さらに男前になってる」と頭を抱え、裏口から外に出るノー。

キッチンで石を握るトゥンを見かけるティン。「お前は何をしても幸せ者だ。その事実は変わらない」と言うトゥン。「あんたのような成功を求める人がなぜ離婚を」と訝しむティンに「以前プーパーとフランスに行った時に愛人ができたそうだ。彼女を自由にする時が来たんだ。プーパーはここに残る。笑えよ、実の母親と同じように結局みんな離れていった。やっぱりお前はいい子だな、失敗した奴を笑わない」と言うトゥン。
「なぜこれで終わりだと思うんだ?キャンが俺を嫌うよう仕向けられる。バカげた映像なんか送ってふざけてるのか?」「俺はあの子が本当にお前を愛しているのか確かめたかった。愛する人を大切にしろ、俺のように失うな」。
トゥンが石ころ(ビンゴン)を持っていたこととブーパーの名前の由来「石のように堅固な父の愛」を反芻して何かに気づくティン。

その頃、ヒンは割ったコップを片付けながら、ティンたちの父に辞職を願い出た時のことを思い出していました。父は「いつでも帰っておいで。トゥンには君が必要だ」と言いますが「もう今は違うんです」と遮るヒン。ヒンがトゥンに辞職のことを話すと、トゥンは「どこにも行かせない」と激昂しますが、ヒンは「他の選択肢はありません。ワディーさんにはあなたの息子が。トゥン様には家族が必要です。僕には不可能なんです。要らないなんて言わないで。僕は存在価値のないただの石ころです」と石を与えて説得します。「お前を愛してるんだ」とトゥンは縋りますが、ヒンは「あなたたち兄弟のようにプーパーを育ててはいけません。あなたの幸せを願っています」と頼みます。泣き崩れるトゥン。
石を握りながら「俺は結局1人だ。これは報いなんだな」と呟くトゥン。

キャンはエーに「俺のティンに手出しできないようクソ兄貴に思い知らせてやったぜ。とにかく自信を持てってお前が言ったからな」と胸を張ります。その映像を撮ったポンドはティンに売りつけてやるとふざけます。
マイがエーに「お前の愛の歌を聞けるんだって?」と尋ねると、「来月の音楽祭で聴けるぞ」とポンドが答えます。

ポンドとふざけていたキャンを見て不機嫌なティン。飲み物にキスして「機嫌を直せよ」と頼むキャン。ポンドはいつの間にかティンに動画を送っていたようで、飲み物を返せとキャンは怒りますが「お前がキスしたから俺のものだ」と言った後、ティンはキャンに直にキスします。「キスされても全然恥ずかしくない!お前は俺のものだから!」と照れ隠しするキャンに嬉しそうなティン。

タムが一心不乱に歌を作る様子をキンは眺めています。いい曲ができたと喜ぶタムの横顔を見て嬉しそうなキン。

ティンがタイを離れる日、キャンは彼の家に見送りに行きます。
ティンが向かったのはキンの家でした。キンはなぜティンがいるのかと驚きます。

ターはキンのSNSを見て自分の兄が映っていることに気づき、「兄さんの友達?」と首をかしげます。

 

第12話

<あらすじ>
ヒンから祖母に冷たく扱われていたトゥンの幼少時代の話を聞いたティン。
代わりに、トゥンにとってヒンがいかに大事な存在かを伝える。
一方、恋しいティンから連絡が途絶えてしまったキャンはいつになく元気がない。

ヒンの家を訪れたティンはなぜトゥンを好きなのか尋ねます。そして、ティンの父がトゥンには知らせなかったヒンの居場所をティンにだけ教え、「息子たちと和解したい」と頼んだことを伝えます。

トゥンはワディーと最後の別れをしていました。ワディーはプーパーを置いていかなければあなたが死んでしまいそうだと心配し、一見完璧な夫だったけれど普通の夫婦のような触れ合いがなく耐えられなかったと吐露します。

ヒンは、同じ地面を歩くのも嫌だ、お前はメタナン家の人間ではないと祖母に冷たく扱われていたトゥンの幼少時代の話をします。ティンが正当な後継者だと聞き、トゥンは全てを深く恨むようになったのだそうです。
トゥンがティンを憎み愛していると分かってほしいというヒンに、ティンはあいつが愛しているのは俺じゃなくあなただとプーパーの名前の由来を引き合いにだして告げます。「これで罪を償ったぞ。俺は兄に勝つ」と言い置いて去るティン。

ノーが郵便ボックスを見ると、ケンクラからの手紙が何通も投函されていました。花の陰からノーが手紙を受け取る様子を見て喜ぶとケンクラ。ノーに会いたくてニックに賄賂を渡した、チャンスが欲しい…などのケンクラからの必死の求愛にノーはにやつきます。

エーはタムからデモ曲を聞かされ、ピートとの日々を思い出し思わず感謝します。「俺の愛は色褪せていないと確認できた」と言うエーにぜひイベントに聴きにきてくれと肩を叩くタム。

ティンからの連絡が途絶えてしまったキャンは、寂しさのあまり元気がありません。

トゥンは食欲がなく泣いてばかりで、プーパーは心配します。後日、トゥンはキッチンにヒンが立っているのを見つけ泣き出します。「お前はひどい奴だ。俺を殺さないでなぜ生きろと?お前がいないのになぜ俺が生きられる?お前は俺の命なんだ」とヒンを抱きしめるトゥン。「あなたを支える人がいないなら俺がその役目を果たします。愛しています」と彼を抱きしめ返すヒンを遠くから見つめるティン。

大学で音楽イベントが行われ、チャンプとタイプと待ち合わせしていたノーは「先輩へのラブレターです」とケンクラから手紙を押し付けられます。タムの演奏を聴きにきたターは「兄さん、幸せになってね」とつぶやきます。演奏の様子をライブ配信するエーは「あいつに見せる」とポンドに笑いながら言います。
「恋愛の歌を1人で聴くなんて」とぶすくれるキャンに誰かが花を差し出します。花を差し出すティンに抱きつくキャン。

演奏後、キンと微笑みあうタム。ターは「今幸せ?僕たち2人とも前に進まなきゃ」とタムの背後にいるキンを見ながら言います。食事に誘うターに快諾するタム。

ティンの家に来たキャンは「お前に会いたかった」と言うなりキスされベッドに押し倒されます。

その夜、トゥンは川越しの夜景を見つめながらヒンに背後から抱きつき甘えていました「もうどこにも行きません」「ティンに感謝しないとな」とキスする2人。

 

第13話

<あらすじ>
トゥンの秘書としてトゥンのそばに戻ってきたヒン。
しかし、プーパーに警戒され打ち解けてもらえない。
一方、ティンの誕生日に気づいていなかったキャンは、ティンが機嫌を損ねた理由が分からない。

エーは自室でギターを持ち、ピートのために歌を録画します。

半年後、寝起きのティンのイケメンさに思わず身震いするキャン。チームに新入生が来るから早く行かなきゃとティンを急かします。ティンに車で学校へ送られ、「来週は何の日だ?」と尋ねられますがキャンは覚えていません。実は来週はヒンの誕生日だったのですが、それに気づいてもらえずティンは肩を落とします。

トゥンの秘書としてトゥンのそばに戻ってきたヒン。プーパーはティンとキャンには打ち解けているものの、トゥンが自分よりもヒンを愛していることを肌で感じ取り嫉妬していました。

タムからギターの指導を受けるエー。キンは顔を近づける2人に嫉妬し、タムに宥められます。

久々にコーチと話をしに部活に来たノーはケンクラに「家まで送る」と迫られます。「許してやるからもう嘘はつくな」とノーが言うと、ケンクラは嬉しそうに絶対嘘はつかないと約束します。
ノーはとうとうケンクラと手を繋ぎデート、キスする仲に。

帰宅したキャンはレーからティンの誕生日のことを聞き慌てます。キャンの誕生日にはティンは花束に豪華ディナーにプレゼント、一緒にいるためのマンションまで買ったというのにとレーは呆れ果てます。金がないからティンに贈り物ができないと言うキャンにレーは裸エプロンで手料理を振る舞えばいいと提案します。

いざ誕生日当日、ティンが予想より早く帰宅してしまい、計画は頓挫してしまいますがそのままエッチに雪崩れ込み良い雰囲気に。翌朝、キャンは「生まれてきてくれてありがとう。愛してるぞ」とケーキを差し出します。感激キャンに抱きつくティン。

エーはタムが作った歌に「君への想い」と名づけ、「人生で初めて作った歌だ。ピート、ずっと愛してる」と動画と共にSNSに投稿します。歌いながら涙ぐむエーは最後に「愛していると伝えたい。お前だけを想ってる。どんなに長くても俺は待ち続けてる」と言って動画を切ります。ピートはその動画を見て密かに涙していました。

ティンとの2人暮らしの部屋にジョブを招き入れたキャンは歌番組のオーディション番組に出た男よりも自分達の方がうまいと突然歌い始めます。呆れながらも笑いを堪えられないティン。

海に来たエー、ポンド、マイ、ティンとキャン、トゥンとプーパーとヒン。
ティンの裸にドギマギするキャン。仕事と勉強の両立で忙しいだろうとティンを労わり、海老の殻を剥いて食べさせてやるキャン。キャンから仕事の疲れを癒してやるとキスされ満足げなティン。
エーが海の写真を撮り、「一緒に来るという約束をまだ果たせてないよな」とつぶやいた瞬間、「エー、僕帰ってきました」とピートから連絡が入り、エーは顔を綻ばせます。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

トゥンとヒンも大団円だったのが何だかなあ…いくら境遇が不憫だとはいえ、弟を人生をめちゃくちゃにした責任取ってなくないですか?

トゥンたちの父がティンに「お前には期待していない、それがお前へのプレゼントだ」的なことを言ってましたけど、個人的にはハァ?それ償いのつもりなん?何言ってんの?ってブチギレ状態でしたね…。

うーん、みんなが幸せハッピー!な終わり方よりは、罪をおかしたものにはそれ相応の罰を受けさせるエンドの方が良かったです。

小錦あや
小錦あや

ラブ・バイ・チャンス1期が大好きだったので楽しみに見始めました!!個人的には、エーとピートの恋の行方が気になりすぎて「3期はよ!!」って感じです😭

あの硬派なエーがピートを思って酒と煙草に溺れるさまは壮絶でしたね…。どれほど彼がピートを想っているのか伝わってきて、苦しくて何度も泣いてしまいました。

エーとピート、永遠に大好きなカップルです😭❤️

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

私はやっぱりメインカプのティンとキャン、そしてノーとケンクラ推しです。

俺様だけど孤独なティンとマイペースで情深いキャンの喧嘩ップルコンビ、流されやすいノーと押しの強いケンクラの凸凹先輩後輩コンビ、どちらも可愛くて大好き〜!🥰❤️

ティンは最終回で生尻まで出してくれて大盤振る舞いでしたね🍑

私もどのカプもまだまだその先の物語を知りたいので、続編希望です!!

今回3人が見た「ラブ・バイ・チャンス2/A Chance To Love」は、Amazonプライムビデオ、dtv、U-NEXTで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

引用:ラブ・バイ・チャンス2/A Chance To Love | 動画配信/レンタル | 楽天TV

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