「アマプラ同時上映会」第139弾!
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ボーイズラブ漫画「同級生」などで知られる中村明日美子原作のコミックを実写映画化した「ダブルミンツ」。
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登場人物とあらすじ
引用:Amazon.co.jp: ダブルミンツを観る | Prime Video
同姓同名のいじめられっ子(お人好しのプログラマ)×いじめっ子(短気なチンピラ) のお話。
<あらすじ>
ある日、壱河光夫のもとに一本の電話がかかってきた。
「女を殺した」という高飛車な声の主は、同じ「イチカワミツオ」の名前を持つ高校時代の同級生市川光央だった。
高校時代、光夫は冷酷で高飛車な光央の下僕となっており、数年ぶりの再会だったが光夫は逆らうことなく光央の共犯者となるが、2人の関係はかつての主従関係ではない、新しい形の関係へと姿を変えていく。
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予告編・予告動画
こんな人におすすめ
- 闇の深い共依存愛が好き❤️
- 中村明日美子先生作品が好き📚
- 多少の暴力シーンはへっちゃら!💥
ネタバレ感想
他人の仕事も請け負ってしまうお人好しのプログラマ・壱河光夫(ミツオ)のもとに、高校の同級生だった市川光央(みつお)から「すぐこっちにこい。女を殺してしまった」と電話がかかってきます。
ミツオはファミレスの駐車場に呼び出され、そこにはみつおが車のそばで煙草を吸って座り込んでいました。みつおは車のバンカーを開けて女の死体を見せると、「お前頭いいだろ。何とかしろよ」と言い、ミツオは「とにかく死体捨てよう」と提案します。
ミツオは山に死体を捨てるためにシャベルが必要だと計画を話しますが、みつおは「ごちゃごちゃうるさえよ」と相手にしません。
高校時代、ミツオは同じ名前を持つみつおに全裸で体育倉庫に監禁させられるなど激しい虐めに遭っており、彼の犬として人間の言葉を話すことさえ許されず、彼の命令に従う関係でした。
ミツオは女の死体を埋めるために穴を掘らされながら、みつおから「約束しただろ。お前は一生俺の犬だ」と改めて命令されます。
ミツオが掘った穴に死体を入れると、みつおは女と揃いで買った指輪を死体の上に投げ捨て、ミツオに土を被せさせます。
夜が明け、「昼までには東京に戻れるな」とミツオがつぶやくと、みつおは「自首する。俺はあの女を愛してたんだ」と泣き出します。
そんな彼にミツオは激しくキスをし、「殺すぞ」と凄むみつおに「殺してみろよ、腰も立たないくせに」と言い残し、車を置いて去ります。
クラブで踊り狂うみつお。彼女のあざみはみつおに激しくキスします。みつおを待っていたあざみはナンパされ、男と抱き合っていました。それに激昂したみつおは男だけでなく彼女を殴りつけ、勢い余って殺してしまいます。
みつおはクラブから血塗れのあざみを担ぎ出し、トランクに入れます。するとトランクから音が。恐る恐る中を覗き込むと、あざみが般若のような恐ろしい顔でみつおに向かって絶叫します。
あざみが生きていたのは夢で、あまりの悪夢にみつおは飛び起きます。みつおは警察に自首しますが、彼が証言した場所に死体はなく、妄言だと片付けられます。
みつおは暴力団のチンピラらしく、刑事の中岡はこの事件を疑います。みつおが署を出ると、兄貴分の佐伯というヤクザが現れたため、みつおは慌てて土下座します。
佐伯は敵対する村川組にリンチを受けた弟分の奥田が組の内情を話したという理由で窓から彼を突き落とします。奥田を見たみつおが慌てて佐伯のもとへ行くと、「俺が殺しちゃいました〜って警察に言っとけ」と言われ、そのまま佐伯の車に乗せられます。
1週間もバックれていたことを佐伯に咎められた後、「仕事に戻れ」と命じられるみつお。
ミツオのもとには刑事の中岡が訪れ、みつおの供述について詳細を知らないか、あなたのつけている指輪はみつおのものではないかと勘ぐられます。
みつおはクラブで飲んでおり、女とヤクの交換をしていました。みつおが佐伯の事務所に戻ると、中岡が佐伯はみつおを自分の女にしているのではと尋問していました。
みつおと2人きりになると、中岡は「この指輪に見覚えはありませんか」「出て来たんですよ!女の死体が」と笑みを浮かべながら叫びます。みつおは恐ろしさのあまり慌てて事務所から逃亡。中岡は佐伯に「組が大変な時にえらいお荷物背負い込んじゃいましたね」とニヤニヤと笑いながら話しかけ、去ります。
みつおはミツオに「これからどうすんだよ!全部お前のせいだからな!いいから早く何とかしろよ」と恫喝。ミツオは「指輪なんか偽物だよ。みつおは何も心配しなくていい」と淡々としています。
すると電話の向こうからあざみの甘える声が聞こえて来ます。みつおはミツオの家に飛んでいき、ミツオをボコボコに殴り倒します。
実はあざみは気絶して脱水症状を起こしかけていただけで死んでいなかったのです。
「埋めた後泥すすいで水飲ませてさ…この子あの夜のことはお酒飲みすぎて何も覚えてないって。あ、やっぱみつおくんの味するわ」と言いながら、あざみに無理やりキスをするミツオ。
「どうしてこんなことした」と言われ、「あんたの弱みを握りたかった」と返すミツオに、「そうじゃねえだろ。俺を怒らして俺にひどいことして欲しかったんだろ。この変態」と、ミツオの顔の傷口を土足で踏みにじり、蹴り上げるみつお。
ミツオは「あんたが悪い…あんたが悪いんだ…」と泣きます。あざみに声をかけようとしたみつおは「気持ち悪いんだよ!」と罵倒され、あざみは家を飛び出します。
みつおはミツオに「(俺の性器を)舐めろ」と命令し、彼はそれに従います。
ミツオとみつおは再び頻繁に会う間柄になりました。ミツオは「これやるよ」と指輪を外して中岡に渡した後、みつおとのキスを見せつけます。
高校時代、ミツオは付き合っていた彼女がいました。みつおの前で彼女とキスするミツオ。みつおはミツオにいつから付き合っているのか、もうやったのかと尋ねます。
ミツオはみつおを呼び出すと、ミツオを「宅急便」だと言って家にあげ、彼女を抱いている様子を見せつけます。セックスが終わると「終わったぜ」とせせら笑い、去っていくみつお。血のついたシーツを隠そうとする彼女に、ミツオは「もういいんだ。最後に一回だけ」とその体を貪ります。
みつおはミツオの部屋に入り浸るようになります。
最近、みつおは妙に羽振りが良く、ベッドの上で札束を数えてはニヤけています。
その時テレビでは、第3の性・アンドロギュノスという男女が混合した生き物について解説されていました。あまりにも傲慢であったために男と女に分けられ、半身を永遠に求め合うようになったのです。
ミツオは自分とみつおは同じ1つの体だったんだと言い、彼にキス、セックスをします。
ある日、ミツオのもとにみつおの兄貴分のヤクザの佐伯から電話がかかってきます。
組の事務所に行くとみつおはリンチを受けて気絶していました。
佐伯はみつおが売り上げをごまかしていたと言い、ミツオに明日みつおがするはずだった運び屋の仕事を一度だけやってみないかと言います。
ミツオはその仕事を受けますが、仕事を終えた時にちょうど間の悪いことに中岡が声をかけてきます。ミツオは慌てて逃げ、中岡を撒きます。
ミツオは佐伯からバイト代とDVDを受け取ります。家に帰るとみつおがベッドで寝ていました。DVDを再生してみると、そこにはみつおが泣きながらヤクを打たれ、坊主にさせられ、ヤクザたちに強姦されていました。それを見ながら淡々と桃を剥いて食べるミツオ。佐伯にキスをされているシーンまで見ると、みつおが起きてきます。
「見たのか」とナイフを振りかざしてミツオに凄むみつお。ミツオが「見たよ」と言うと、そのナイフをそのまま自分の腹に突き立てます。
運ばれた病室で「死んじゃうかと思った」と言うミツオに、みつおは「死んだんだ。死んで生き返った」と返します。「こっちに来い」と言い、重なり合う2人。
吉田組と村上組の抗争は激化。みつおは組員ではありませんでしたが、足を洗いたい、けじめをつけたいと頼む彼に佐伯は最後の仕事を託します。
それは村上組の事務所に威嚇発砲するというものでしたが、みつおはそこで誤って組員を1人殺してしまいます。逃走中に後を追われ、みつおも脚を負傷。
みつおはミツオに電話をしますが、「やっぱいいわ」と言い一方的に切ってしまいます。みつおは脚を引きずっていると中岡刑事が「あんなヤクザにいいように使われて…あなたはそんなに悪い子じゃないんですよ。出頭したってことにしますから、ね」と後ろから突然はがいじめにして来ます。中岡の追及を恐れたみつおは思わず発砲。彼を殺してしまいます。
2件の発砲事件の犯人はみつおだと既に特定されており、ニュースでは大々的に報道されていました。
闇医者で脚の治療をするみつおの元へ、佐伯から居場所を聞いたミツオが来ます。
「お前らがみつおくんを犯罪者にしたんだ」と怒り叫ぶミツオに、佐伯は「違うな。もともとこいつはこっち側の人間だったんだよ」と淡々と言います。
目を覚ますと「どうしてミツオに知らせたんだ」と叫ぶみつおを制し、佐伯はまた追って連絡すると帰っていきます。
みつおは「俺はあいつ(中岡)を殺したのか」と泣き、ミツオは彼を慰めます。「殺してやる」とすごみながら、激しくキスを交わす2人。
みつおは「俺たち丸いボール(アンドロギュノス)になって、どこに行くんだよ。どこに行けんだよ」と眠るミツオに話しかけます。
ミツオが目を覚ますと、みつおはそこにいませんでした。
ミツオは佐伯に連絡しますが、佐伯は「あいつはお前を巻き込みたくねえから姿を消したんだよ」と言いますが、ミツオは「これまでの事件全てを警察にタレ込んでもいいんですよ」と彼を脅し、みつおの居場所を教えろと迫ります。
みつおは密漁船に乗って中国へ行く途中でした。そこに佐伯とともに現れるミツオ。
ミツオはみつおにナイフを突きつけると、自分の顔を深く傷つけ「これで俺もカタギには戻れない!」と叫びます。ミツオを抱き止めるみつお。
船で中国へ向かいながら、みつおはミツオに「俺と一緒に死ねるか」と問います。
まとめ
中村明日美子先生の世界観だった〜!!!あの独特の空気感がちゃんと再現されてました!!!
1巻の最初の方だけ読んでたんですが、特にみつおの再現度がすごく高かったです。ミツオはもっと髪の毛サラサラ王子様かと思っていたので意外な外見だったな。
みつお役の田中俊介さんがほんっとうに上手かった。
みつおの、無理難題を他人に押し付け、根が小心者で、すぐ他人の責任にしたがる幼稚さがすごくうまく表現されていました。まるで原作のみつおが本当にそこにいるようです。
2周目しちゃうぞ〜!!
ミツオとみつおの愛情表現のヤバさに笑ってしまいましたw
みつおがミツオの彼女を寝取るところを見させるシーンはそれだけでも、おおう…と思ったのに、その後むしゃぶりつくように彼女にのしかかりやらせろと凄むミツオの底なしの狂気に震えます。
みつおはミツオという母親兼父親に依存する暴れん坊の子供といった感じで、歪ながらこんなにぴったりなカップルもいないだろうなあと面白く観ました。
原作も読んでみたいです!
今回3人が見た「ダブルミンツ」は、Amazonプライムビデオ、Huluで無料視聴できます。
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