映画「ハイヒールの男」のネタバレ感想|不死身の男は女になりたい

映画

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女性になりたい願望を抱える敏腕刑事がたどる過酷な運命を描いたノワールアクション、「ハイヒールの男」

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登場人物とあらすじ


女性になりたい願望を抱える敏腕刑事 のお話。

<あらすじ>
犯罪組織からも恐れられる脅威の戦闘能力と暴力性、そして完璧な肉体と容姿を兼ね備えた刑事ユン・ジウク。
しかしそんな彼にも人に言えない秘密が一つだけあった。
それは<女性になりたい>という願望を持っていること。

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こんな人におすすめ

  • ダークなLGBTQ+作品を観たい
  • 韓国映画が好き
  • 俳優陣の演技力の高いアクション作品を観たい

 

 ネタバレ感想

犯罪組織からも”不死身のサイボーグ”と恐れられる脅威の戦闘能力と傲岸不遜な暴力性、そして完璧な肉体と容姿を兼ね備えた刑事ユン・ジウク。
クラブの奥で国外逃亡の計画を練っていたヤクザのホ会長は彼の恐ろしさを部下たちに語ります。その時、バイトとして雇っていたチャンミの手引きでジウクが部屋に侵入し、彼らを一網打尽にします。
チャンミに感謝を告げ帰宅する間、ジウクは、学生時代に好きだった同性の親友のことを思い出します。

彼には懇意にしている女医のジュヨンにだけ打ち明けている秘密が一つだけありました。それは<女性になりたい>という願望を持っていることです。長年そのことで葛藤を続け睡眠障害も患っていたジウクでしたが、レイプ犯を取り逃した時から、退職と性転換の手術をする決意を固めます。
ジウクの所属するソウル麻浦警察署では、上司が彼の一方的な退職願いと一匹狼な行動に激怒していました。

ジウクは闇医者に女性ホルモンを打ち続けてもらっていますが、なかなか女性らしい体格になれません。医者には運動や食事を減らせと怒られます。
同じ頃、ジウクが殴って半殺しにしたホ会長は全治二ヶ月の大怪我を負って入院しており、彼の舎弟・ゴンがジウクに復讐を誓っていました。しかし舎弟である彼もまたジウクの強さに惚れている一人でした。

ジウクの退職届は受理されず、また事件を追うことになります。今度の事件は女性ばかりを狙った襲撃事件。チャンミを雇い、彼女にエサになってもらい事件を追います。

ジウクは教会で自分と同じく海兵隊出身で今は女性として生きている人と会います。彼女は「神が作ったのは男と女、勝手に変えてはいけない。私たちは地獄の入り口にいるのよ」と言います。ジウクは最初は自分の女性性が許せず男性性を極めるために海兵隊にまで入ったのだと告白します。しかしどれだけ男になりきろうと、自分の中の女を殺すことはできませんでした。話しながら涙するジウク。
彼女は彼を女装クラブに誘います。彼女は「心まで完全に女性になってから手術すべき」とアドバイスします。心も体も完全に女性のドドは、彼にメイクと女装を教え、一緒に外に出ないかと誘います。変な目で見られることに慣れたらいつの間にか女になれていると言われ、家にある女装グッズを総動員して夜中に外を歩いてみるジウク。しかし移動途中のエレベーターで住人たちに鉢合わせし、気まずい思いをします。
さらに追っていた犯人を誘い出せたがチャンミが怪我をしてしまったとジヌから電話が入り、慌てて化粧を落としながら現場へ急行します。
チャンミを心配するジウクですが、「目にラメがついてる」と言われ慌てます。

ジウクは「弁護士が来るまで何も話さない」と頑なな犯人をヘルメットで殴りつけます。男は「汗まみれの女に興奮する」という異常性癖を持っていたと自供して難を逃れようとしますが、ジウクは暴力をちらつかせて自白を促します。すると男は「あんたの言葉に女を感じる」と舌なめずりをし、ジウクは自分の心が女になったのかとゾッとします。

帰宅しながら、学生時代、ジウクは親友との仲を「恋人」だと揶揄われ、同級生を殴り倒したことを思い出します。親友は女性になりたいジウクとゲイである自分たちは病気なのだと言い、親友は車の前に飛び出して死のうとします。思い出に浸っていたジウクは歩道に突っ込み、車で横転してしまいます。

ジヌは腕にある注射の跡を見て、ジウクがヤクをやっているのではと勘ぐります。しかしジウクはヤクではないとは言えても真実は明かせません。

ゴンはジウクの留守中に彼の家を荒らし、ヤクがないかを探します。そしてジウクの帰りを待って、「あなたには敵が多いから護衛が必要だ。相棒にならないか」と誘います。ジウクは自分を買収したいなら要求を言えと突きつけ、ゴンはやっと「ホ会長宅を家宅捜査した時に押収された資料の中にロシアの石油会社の債権がある。春にロシア政府が買い取るらしい。企業が国有化されれば莫大な財産になる。手元にないのが不安でならない」とこぼします。ゴンはジウクに追い返されます。

ジヌはチャンミの店に来て、ジウクとどうやって出会ったのか、二人は付き合っているのか尋ねます。チャンミは自分の名前さえ知らないと思っていたジウクが怪我した時に名前を呼んだと聞いて驚きます。

親友はジウクのことが好きで、瓶の蓋で左手の薬指に傷をつけるほどでしたが、ジウクはソウルに引っ越すと彼に打ちあけます。チャンミはジウクの親友の妹でした。

ジウクが検査票などを持って女装家のもとに相談に行くと、手術代などは2,000万ウォンは見ておいた方が良い、順番が大切だから計画を立てておくべき、胸と顔の手入れは年に一回すること…など、詳しくアドバイスされます。「ゲイはクリエイティブだけど貧乏なニューハーフは惨めよ」と言われ、貯金額を確かめるジウク。

ホ会長逮捕の件でホン検事は死刑を求刑しますが、弁護士は逮捕令状も出ていないし被告人は抵抗もしていないのに過剰な正当防衛かなされたと反論します。しかしホン検事はホ会長の部下が不法滞在で逮捕され、その際、チョ・ギュバル殺人教唆の電話が押収されたと笑います。そして弟分のゴンと刑を分け合うことを提案されます。ホ会長は減刑され、ホン検事は新聞の一面を飾るーーホ会長はその決定に従います。
金に困るジウクは押収された証拠の中から債権を見つけ、誰も見ていないことを確認して封筒の中にしまいます。

ジウクの退職届は受理されました。上司から引き継ぎをしたら荷物をまとめて出ていけと言われ、一抹の寂しさを感じる一同。送別会でジウクが女装した時のことを笑い話にし、幸せになれよと泣く皆に、何とも言えない気持ちになるジウク。帰宅するとなぜかずぶ濡れのチャンミが階段に座っており、家に招いて風呂を貸してやります。
「刑事をやめたからもうバイトはないから来るな。引っ越す」と言うジウクに、チャンミは「なぜ私のもとに?(初恋の人と兄妹であることを)知ってたんでしょう」と尋ねます。ジウクは思わず初恋の彼と似た目元の彼女にキスしてしまいます。彼との口付け、そして「愛してる」と告白しそのまま彼が屋上から身を投げたことを思い出すジウク。
ジウクは親友が自殺した日、彼の机から彫刻刀を取り出し、同じく左手の薬指に傷をつけると「ペアリングだ」とつぶやきました。

ジウクは雨の中、チャンミを送り届けた後、その足でゴンのもとへ向かい、債権を盗む段取りの相談をします。手付金をジウクの口座に振り込んだゴンに、押収品審査の時に手をつけると言うジウク。ゴンは本当に金のためかと尋ねますが、ジウクは何も言わずに去ります。

ホ会長はゴンを夜中に呼び出すと、罪を共に被ってくれと頼みますが、ゴンは断ります。ゴンはジウクが検察とホ会長の司法取引を知っていて債権を横流しすると嘘をついているのではと考え、彼の周囲を皆殺しにし、彼自身のナニも潰すように舎弟に命じます。

後日、司法取引を持ちかけた検事はゴンと彼の舎弟たちに滅多刺しにされます。翌日ホ会長は検事殺しの犯人になすりつけられ、病院から拘置所に送られます。ジウクの元上司はジウクが携帯に連絡しても出ないことに焦り、速く護衛をつけねばとジヌにこぼします。

さらにゴンの舎弟はジウクが女性ホルモンを打っていた闇医者をつきとめ、彼の居場所を吐かせようとします。闇医者はジウクを「男ではない」と言い、舎弟はゴンに「ジウクについて妙な噂を聞いた」と報告します。

その頃ジウクは女装クラブの舞台裏で女装させてもらっているところでした。しかしそれをジヌに突き止められ、明日韓国を発って性転換手術を受けることを明らかにされてしまいます。
検事を殺したのはゴンだと確信しているジウクは事件を止めるには彼を殺すしかないと言い、自分の携帯を差し出します。中にゴンの留守電が入っており、自分の口座に奴の金があるからそれで令状を取れと命じます。
「こんな姿ですまない。でも金には手をつけてない」と言うジウクに「そこまでして女になりたいのか!全てを捨てて!」と泣くジヌ。

ジヌはチャンミのバーで泥酔し、「兄貴、きれいでした。とても。美しかった。羨ましいな。生きたまま生まれ変われるんだもの」とジウクに電話します。その後、歩道でタクシーを待っている間にゴンの舎弟たちにより滅多刺しにされます。そしてチャンミも彼らによって誘拐されます。

翌朝、ジウクは空港でジヌが殺されたことを知ります。その時携帯が鳴り、ゴンからチャンミを誘拐した、次は自分でも何をするか分からないと脅されます。
チャンミは睡眠薬入りの注射を打たれ、灯油をまかれた車の中に入れられます。

タクシーの中で女装した姿から少しずつ男の姿に戻りながら、ジウクはチャンミのことを思い出します。兄を亡くしたチャンミに、彼は「どこにいても俺が守ってやる」と誓ったのです。

中途半端な女装姿のまま、ジウクはゴンのもとに向かい、その途中でジヌを殺したゴンの部下15人全員を殺します。
ジウクはゴンの前に跪きチャンミの命乞いをしますが、彼女はもう殺された後だと言われます。絶望するジウクは殴られ刺されながらもゴンを刺し殺します。
ゴンの腹心の部下は淡々とゴンが殺される様子を見届けた後、ホ会長にことの顛末を報告。これらは全てホ会長の指示だったのです。

瀕死のジウクは血まみれのまま、待たせていたタクシーに乗り、パスポートとチケットを握りしめたまま気絶します。

数年後、ジウクはまだ韓国で生きていました。チャンミは結婚を控えています。あの頃女装を手伝ってくれたドドが二人の様子を見ていました。ジウクは心を殺して男として生きていきます。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

韓国映画は俳優陣が安心安定の演技力の高さですね。演技下手な人がいないのでシンプルに作品に集中して観られてありがたいです。

さて、韓国×LGBTQ+もの、といえば、悲恋・血みどろのアクションが定番ですが、本作もその定番に則っています。韓国国内でのLGBTQ+への理解度の低さ、偏見の強さをまざまざと感じらせられて、観れば観るほど息苦しくなってきます。だがそれがいい。これこそ韓国映画という感じがします。

小錦あや
小錦あや

正直、救いはないです。最後死ヲチかな〜と思いながら観ていたんですが、予想外に生き返ってて「さ、さすが不死身!!」って変なところで感動してしまいましたw

しかし、結局ジウクはどうやって生きてるんでしょうね?刑事も辞めちゃったわけだし…用心棒でもしているのかな。彼が男として生きている姿を見るのは辛かったです。彼自身はもっと辛いだろうな…。アフターストーリーがあるならば、彼には女性として幸せになってほしいです。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

韓国の人間関係って独特ですよね。他人でも兄弟だといって命をかけるほど大切にしたり、逆に家族でもお金とかが理由で骨肉の争いをしたり。いやこれは韓国に限らず欧米でもそうか?日本では割と家族以外の人間にここまで入れ込むことってないと思うので、その違いが面白いですよね。
チャンミは幸せになれたけれど、ジウクは?という悲しみが強いです。ジウク、渡航するほどまで固く決意していたのにな…。でもこのなんともいえない悲しみこそ人生という感じもして、好きです。

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