韓国BL映画「メソッド」のネタバレ感想|演技の極意は、狂人にしか理解らない

映画

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今回観るのは、若手俳優からの求愛を機に愛に溺れた舞台俳優の、もろく危ういラブストーリー「メソッド」

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ


熟練の舞台俳優×元人気アイドルのシンガーソングライター のお話。

<あらすじ>
舞台“アンチェイン”で同性愛者の役を演じることになったジェハとヨンウ。
アイドルであるヨンウは、練習初日から遅刻し、台本すらめくろうとしない。
全くやる気がないヨンウに、先輩である舞台俳優ジェハは苛立ちを隠せないでいた。

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こんな人におすすめ

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 ネタバレ感想

舞台“アンチェイン”で同性愛者の役を演じることになった、「メソッド俳優」のジェハと人気アイドルグループ出身のシンガーソングライター・ヨンウ。
ヨンウはバイク事故で一時芸能界から姿を消していましたが、この舞台を芸能活動復帰のきっかけにする予定です。

練習初日、ヨンウはわざと遅刻します。
ヨンウはウォルターを愛するシンガー役で、敵であるマークをウォルターだと思い込みます。ジェハはシンガーの愛を受け入れますが、最後には殺してしまうマーク役です。

ヨンウは遅刻したことを謝らず、先輩俳優達に挨拶もせず、台本の修正をパク監督が告げても台本をめくろうとすらしません。本人はただ席に座っているだけで、マネージャーが台本に追記する始末です。

ジェハは帰宅すると画家で妻のヒウォンとしばらく会う時間が減ることに寂しさを表します。

台本の読み合わせの最中、ヨンウのマネージャーは何度もSNS用の写真を撮ります。マネージャーの非常識な態度と全くやる気のないヨンウにジェハは愛想を尽かし、パク監督に「あいつを変えてくれ」と言い残し帰宅します。

台本読みをふざけているヨンウにキレたジェハは、突如彼に詰め寄り渾身の演技をします。ジェハの気迫に飲み込まれる役者達。
ジェハは怒り狂ったまま帰宅します。
すると、今まで全く無反応だったヨンウの目から涙が溢れます。

その夜、パク監督とヨンウがジェハの家に訪ねてきます。夕食を4人で囲みますが、全く遠慮のない様子で食事をするヨンウにうんざりするジェハ。さらに、ヒウォンが気を遣ってヨンウに「演技は楽しい?」と尋ねると、「楽しいと思う?」と馬鹿にしたように返事します。ジェハは呆れ、彼を無視して食事を続けるようヒウォンを促します。

ジェハに本気の演技をぶつけられた日を境にヨンウは、少しずつ演技に積極的になります。無気力だった初日が嘘のように、台本にはびっしりと書き込みがされていました。それを見て驚くジェハ。

ジェハ、ヨンウ、パク監督は共に帰りながら、ヨンウの演技にダメ出しをします。素直にそれを受け入れるヨンウ。ヨンウの様子が好転していることに喜びを感じるジェハ。
パク監督はジェハがバッグに入れていたノートは「メソッド演技」を分析した結果を作品ごとにまとめたものなんだとヨンウに話します。一度見せてもらえとけしかけるパク監督に、誰が見せてやるかとふざけつつ、ヨンウの腕には太い小道具が似合うから後日買ってくると言い残し、帰って行きます。ヨンハは自分も行くと願い出ます。
パク監督は、ジェハはいつも作品に合う小道具を自分で選んで買ってくるんだとヨンハに嬉しそうに話します。

小道具を買いに行く日、ヨンハはジェハが熱心に小道具を漁る姿に見惚れます。しかしそこにヒウォンが現れた上、ヨンハのファン達が殺到してしまい、小道具探しは頓挫。ヨンハはジェハの「メソッド」分析ノートを借りたままマネージャーと共に別行動することになってしまい、苛立ちを感じます。

翌日、ヒウォンの創作活動をジェハがふざけて邪魔しているところにヨンハがノートを持って現れます。
酒を酌み交わしながら、ヨンハは分析ノートの一節をそらんじてみせます。ジェハはヨンハが徹夜でノートを読んだことに驚きます。

ヒウォンはもともと陶芸をやっており、自分の作品に一目惚れしたジェハが「それを買いたい」と言ったため、「じゃああなたをちょうだい」と誘惑したのだとヨンウに話します。「あなたが空っぽだった私の心に入ってきたの」と言うヒウォンを見つめながら、ヨンウはシンガーがマイク(ウォルター)を愛した時のことを考えていました。

ジェハの家に泊まったヨンウは、ジェハが早朝からランニングをしているさまを見つめます。ヒウォンがヨンウを見つけ、「あれは役作りのために減量しているの」と教えます。

ヨンウはヒウォンを相手に演技の練習を始めます。ヒウォンは彼の芝居に付き合うも、迫真の演技に恐れ慄き、相手をやめてしまいます。

ある日、稽古中に「照明が眩しい」と癇癪をおこし舞台から飛び出したヨンウ。ジェハは自分も初舞台の時は照明が怖かったと話し、彼の気が治まるまでそっと待ち続けます。
そんなジェハの優しさに、もう一度舞台に立とうと思い直すヨンウ。
舞台に立つとヨンウは自然な演技でジェハに絡みます。その妖艶さに気圧されるジェハですが、客席にいたヒウォンを見て己を取り戻します。

その晩、”アンチェイン”の成功を願って飲み会が開かれました。ヨンウをもてはやすパク監督を尻目に、ジェハはヨンウの腕を掴み煽てられても調子に乗るなよと引き止めます。2人の親密な様子が気にかかるヒウォン。

翌日のポスター撮影でも、ヨンウは「視線が鋭くなってセクシーになった」と褒められていました。2人の役柄にふさわしいから裸で撮ろうと提案するヨンウ。
付き人から逃げたいから一緒に来てくれと言われ、ヨンウに付き添うジェハ。ヨンウは自分の歌を聞かせてくれます。

ジェハはどんどんヨンウに惹かれていくことを自覚していました。ストレスのあまりパク監督に当たってしまうジェハ。ヒウォンはジェハを心配して毎日練習を見に来ますが、彼はそれを重荷に感じてしまい、ヒウォンは「最近冷たいのね」と怒って帰ってしまいます。

演技の最中、ジェハは熱中するあまりヨンウに怪我をさせてしまいます。ヒウォンは夫が夜中に2人のベッドを抜け出したのに気づき、「メソッド」分析ノートを見ますが、中は白紙で乾いた笑いを立てます。

ジェハはベッドを抜け出すと劇場に来ていました。ヨンウは舞台の上におり「ずっと待っていたんだ。台詞を忘れました?」と呼びかけます。ジェハはヨンウを無言で抱き締めます。自然とキスをする2人。ヒウォンはその様子をこっそり見ており、帰りに怒りのあまりポスターを破ってしまいます。

起床するとヒウォンはジェハを求めますが、彼は反応しません。「私を見てよ」と訴える彼女に、ジェハは何もすることができません。

ジェハはヨンウとキスしたことを後悔していましたが、ヨンウはジェハの家の前で彼を待っていました。
ヨンウを納屋に押し込むと、ジェハは彼に同性愛者かを尋ねます。ヨンウは否定しますが、ジェハを好きだとつぶやきます。2人は何度も深く唇を重ねます。

後日、2人は黙って旅に出かけます。ウォータースポーツを楽しむ2人。ジェハがヨンウを抱きしめて車内で昼寝していると、ヨンウのマネージャーが「訴えてやる」と怒鳴り込んで来ます。
その後すぐにヒウォンがジェハを海に突き落とします。「君が通報したんだろう」とジェハが詰め寄ると、「何かあるといつもここに隠れてたでしょ。公演が近づくたびに馬鹿なことをしてるのは知ってたけど、あんまりでしょ!最低な人間のくせして何が俳優よ!」「何も話さないで。どうせ演技なんだから何も聞きたくない」と彼女は夫を責めます。

ジェハはヨンウと過ごした海での時間のことを思い出しながら海辺で佇んでいました。既にネット上では「アイドル拉致の真相は?」とジェハを誘拐犯だと書き立てられていました。ヨンウは「みんなすぐに忘れるから大丈夫。今どこに…」と電話をかけてきますが、マネージャーに遮られ電話は切れてしまいます。

“アンチェイン”の制作報告会前、パク監督は公演を中止するかどうかをジェハに相談していました。ヨンウはパク監督の作品説明をBGMに、ジェハに「愛を公表したくて僕がマスコミに伝えました」と告白します。「僕を愛してますよね?世の中に知られても僕は怖くありません」と尋ねられ、何も返せないジェハ。

「この作品は愛に目が眩み、自分の人生を打ち壊した男を消し去りたいと思う男の話です」とパク監督が作品説明をすると、「だから同様の事件を起こしたんですか?」「ジェハさん自ら相手役を決めたそうですね」「ジェハさんの性的嗜好と作品に関連性はありますか?」「本当にキスしたんですか?」とマスコミから矢継ぎ早に質問が飛びます。

「メソッド俳優だからキスは必要だった」「あくまで演技です」と説明するジェハに呆然とするヨンウ。「ヨンウさんは役柄をどう理解されましたか?」とマスコミに尋ねられ、ヨンウ自身の言葉で説明しようとしますが、ジェハが「最後に2人は殺し合います。芝居を見ればおのずと答えは出ます」と勝手に答えて席を立ってしまいます。マスコミからは非難轟々。ヨンウはマネージャーに引きずられ、ジェハはヒウォンに引きずられて劇場を後にします。

ジェハが家を出ようとすると、ヒウォンに「話は公演の後にしましょう」と告げられます。重い足取りで劇場へ向かうジェハ。

そこに「ヨンウをどこへやった!?行方不明なんだ」とヨンウのマネージャーが怒鳴り込んで来ます。
ジェハの家では彼の部屋が荒らされており、窓が開けっぱなしになっていました。不安を感じ慌てて窓を閉め、散らばった物を片付けるヒウォン。
外に人影を見て慌てて玄関に行くと、玄関に置いていたはずの置物が壊されていました。

舞台用のメイクを施すジェハ。パク監督自身がヨンウの代役を務めると言い出しますが、ちょうどそこにヨンウが現れます。

ヨンウは自分のバッグからジェハの「メソッド」分析ノートを取り出すと彼の前に叩きつけ、「大切なものでは?」と挑むように言います。「なぜうちに?ヒウォンに頼まれたのか?」とジェハが慌ててヨンウに尋ねると、彼は「今日は完璧にシンガーの役が演じられそうだ」とはぐらかします。

いよいよ幕が開きます。

密室に拘束・監禁されていたマイクは自力でどうにか拘束を解きます。すると目の前には拘束されたシンガーが。
シンガーは「とても怖かった!ウォルターの助けを待ってたんだ。会いたかったよ。監禁したのはマークだ。僕はクレアの家に行った」と訴えるシンガー。
「お前ヒウォ…クレアをどうしたんだ!」とマークは叫びますが、足元が拘束されておりシンガーのもとに近づけません。
マークは「本当に私のことを愛しているのか?」と尋ねると、シンガーは「まだ疑うの!?僕が愛する人はウォルターだけだ!」と泣き叫びます。

するとシンガーの手元からマークの欠けた指がこぼれ落ちます。「なぜ私の指を持ってる?言え!クレアの家で何を聞いた?」とマークが尋ねると、シンガーは「僕を愛してるよね?」と必死で聞き返してきます。マークが「ああ、愛してる」と返すと、シンガーは急に冷静になり、「本当かな?キスしてよ。抱いて欲しい」と訝しみます。
シンガーを抱きしめるマーク。

ヨンウはジェハの耳元で「芝居でもキスしないの?」と囁き、ジェハは怯えて思わず後ずさってしまいます。
ジェハは思わず役を忘れて「答えろ。なぜ指を持ってる!?ヒウォンはどこだ!?」と言ってしまいます。

シンガーは「外にクレアが倒れてた。多分死んでる」と言い、ジェハは慌てて客席を見ますがヒウォンの姿はありません。発狂したジェハは必死で足枷を外そうとしますが、シンガーは「ここで一緒に暮らそうよ」と泣き叫びます。そして突然笑い始めます。さらに簡単に拘束を解き、指を拾い上げます。

シンガーは「手を繋ぐのが好きだったんだ。だから貰うよ」と指をポケットに入れると、「ウォルター、ここからは出られない。あなたと自分自身を僕はここに監禁したんだ。なぜならクレアに奪われたくない。彼女に見つけられるのも困る。だから殺した。」と淡々と告げます。怒りのあまりシンガーを絞殺しようとするマーク。しかしどこからか聞こえてきたクレアの声に我に返ります。

シンガーは再度マークを拘束すると、彼の周りを回りながらぶつぶつとつぶやきます。
「愛されないのは耐えられない。だから死ぬまで監禁することにした。脱出方法は忘れちゃった。閉じ込めたのは僕だよ。聞いてる?」
「マークが手を貸してくれたよ。彼もクレアを好きだから。ウォルター、僕を捨ててクレアに乗り換えたんだね。愛してると言ったのは嘘だったの!?」
「子供や子犬は嫌いだ。何の理由もなく愛される。愛情の総量は有限なのに。」
そこまで言っても何も反応しないマークに、シンガーは痺れを切らします。

「後で死体を見つけろ。車のトランクの中だ。だけど、多分その前に僕たちはここで死ぬ」とヨンウは言うと、首を吊るための縄に首を通します。安全のためのカラビナを本来はつけなくてはならないのですが、ヨンウはあえてそれをどけます。

「元気で」と言うなり、首を吊るヨンウ。同時にジェハの首にかけられた縄も締め付けられ、窒息状態に。異常事態に気づいたジェハはヨンウの足を支えて自殺を食い止めようとしますが、「自分が生きたいんだな、だから助けるんだ」「この世に未練が?嘘をつくからだよ。一言でも話したら殺すと言っただろ?」とヨンウは泣き、照明の舞台は落ちます。

舞台の袖に戻ったジェハは、ヨンウがまだ舞台から戻らないことに危機感を覚えます。慌てて照明をつけさせるジェハ。舞台を見にきていたヒウォンも何が起こったのかと怯えています。
しばらくするとヨンウの呼吸は戻り、颯爽と立ち上がると舞台の中央に進み出てお辞儀をします。

お辞儀も忘れ、呆然と袖に帰っていくジェハ。
ヨンウは「僕は完璧に演じたし、あなたもウォルターそのものだった」と告げます。観客はスタンディングオーベーション。拍手喝采の中、2人は再度袖に帰っていきます。

“アンチェイン”は大盛況。パク監督は「タイトルの”アンチェイン”は、結局人間の愛は人それぞれで、愛を繋ぎ止めるものは切れやすい、という意味で名付けました」とインタビュアーに語ります。

ヨンウは元通りのアイドル生活に戻ります。

ジェハは舞台裏で指を見つけ、気味の悪さを感じます。
舞台に出ていくと、客席から見ていたヒウォンと向き合うジェハ。

ヒウォンは役の中で無くなっていたジェハの指をさすり、2人は共に家へ帰って行きます。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

すっっっっごかったです…。

韓国映画の本気を見ました…。

日本でこんなBL映画作れる?作れないよ…と思わず自問自答してしまいます。

役者の演技力が半端ない。画面越しでも彼らの体から立ち上る気迫に圧倒されます。

この人を愛してるんだ!この人を独り占めできるなら死んでも構わない!!と本気で思っているさまが伝わってきます。怖いくらいに。

BL映画でこれほど情緒を揺さぶられたのは初めてです。

本当にすごい映画でした…何度も見返したい…。

小錦あや
小錦あや

ヨンウ役のオ・スンフンさん、本当に素晴らしい役者さんですね…。感動のあまり、エンドロールで思わずひとりスタンディングオーベーションしてしまいました。

オ・スンフン霊で愛を乞うているさまが本当に素晴らしかった。賛辞の言葉が「素晴らしい」以外見つからなくて悔しいほどです。ジェハへのもはや狂気と言える愛に、身の毛がよだちます。

血まみれになりながら「愛してる」と喉を涸らさんばかりに叫ぶ姿は悲痛で、全身全霊で愛を乞うているさまが本当に素晴らしかった。賛辞の言葉が「素晴らしい」以外見つからなくて悔しいほどです。

何度も連続で見られる映画ではありませんね…。心して、丁寧に丁寧に観たい名作映画です。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

面白かった…!

韓国BLは「Mr.ハート」しか見たことがなかったので、全体的にハッピー☆な感じなのかな?と思ってたら本作は全く毛色が違いました。

オ・スンフンさんの迫力ある狂気に満ちた演技も素晴らしいのですが、パク・ソンウンさんの、狂人を前にした時の怯え方が本当にリアルで、思わず自分も身震いしてしまうほどでした。

すごいですね…こんな作品があるなんて知らなかった…。見られて本当によかったです。

感動をありがとうと製作に携わった全ての人に伝えたい映画でした。

今回3人が見た「メソッド」は、Amazonプライムビデオで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

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