ドラマ「にわかパパと娘の夏休み」(2022)の全話ネタバレ感想・あらすじ・評価・動画配信|ゲイ父と娘の、思い出のコテージ奪還大作戦

ドラマ

「アマプラ同時上映会」第223弾!

当サイトの運営者3人が、Amazonプライムビデオでアニメやドラマ・映画を同時視聴する企画です🎬✨

養子に出した娘とゲイの父が、義姉に奪われた思い出のコテージを奪還しようと奮闘する、「にわかパパと娘の夏休み」

全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:Amazon.co.jp: にわかパパと娘の夏休み シーズン1を観る | Prime Video

ゲイの父親が里子に出した娘と、父の遺産であるコテージをいじわるな義姉から取り返す お話。

<あらすじ>
長年連れ添ったパートナーとの別れをきっかけに海外から故郷カナダに戻ってきたジャスティン。
10代の頃に養子に出した実の娘と再会するため、都会派の娘ビリーと彼が幼少期に過ごしたのどかな湖で新しい思い出を作ろうと考えていた。
ところが、父親がコテージを義姉メイジー・メイに残したことを知り、計画が狂ってしまう…。

 

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予告編・予告動画

 

こんな人におすすめ

  • さまざまな家族の形を知りたい👨‍👦
  • 人間関係のいざこざを見るのが好き🌀
  • カナダの美しい自然を目と耳で楽しみたい🌲

 

本作をもっとよく知るための小ネタ

カナダで製作されるAmazon Originalシリーズとしては4作目、コメディシリーズでは初。

引用:海外ドラマNAVI-『オーファン・ブラック』あの人が主演のコメディ『にわかパパと娘の夏休み』アマゾンプライムにて独占配信!

カナダ・オンタリオ州北部で撮影された。

引用:海外ドラマNAVI-『オーファン・ブラック』あの人が主演のコメディ『にわかパパと娘の夏休み』アマゾンプライムにて独占配信!

③主人公のジャスティン役を務めるのは、日本でもリメイク作品『オーファン・ブラック〜七つの遺伝子〜』が製作された『オーファン・ブラック暴走遺伝子』のフェリックス役でお馴染みのジョーダン・ガヴァリス。義姉メイジー・メイ役には、『リヴィエラ ~隠された真実~』のジュリア・スタイルズ、そして娘役に『ブラッキッシュ』『#blackAF』シリーズなどに出演するマディソン・シャムーンがそれぞれ扮する。製作総指揮はテッツァ・ローレンス(『セレブ探偵カーター』)、マイケル・サウザー(『僕の相棒フィン』)、ポール・フォックス(『ヘイヴン』)ら。フォックスは4話でエピソード監督も兼任している。

引用:海外ドラマNAVI-『オーファン・ブラック』あの人が主演のコメディ『にわかパパと娘の夏休み』アマゾンプライムにて独占配信!

 

ネタバレ感想

シーズン1

第1話 思い出のコテージ

<あらすじ>
ジャスティンは養子に出した実の娘、ビリーを彼が子供の頃、夏になると過ごした湖畔へ連れていく。
ビリーは都会に戻りたかったが、新しい友人と出会い考えが変わる。
昔からある家族のコテージにまつわる新事実を知ったジャスティンは新たな目標を立てる。

「私だけ居残りなんて不公平よ!水泳を練習できないし気候会議にも出られない」と怒るビリーに、彼女の両親は「パパとママの出張中にあなたの安全を確保するためよ。実のパパと仲を深めなさい」とたしなめます。

ジャスティンはどのアイスを買おうか悩んでいましたが、ハンサムな店員に話しかけられ、慌てて手当たり次第に買い物を始めます。「娘がアスリートだから、太っているのはカッコ悪いしアイスはやめておくよ。それにお腹が緩くなって肛門洗浄しなきゃいけなくなる」と言いながら、店員を口説こうとするジャスティン。「娘は高校の時にできて、僕はオーストラリアへ飛んだんだ。娘は養子に出してね。実はこれから彼女と過ごすコテージは祖父のものなんだけど、再婚相手の希望で父が売却したんだ」と身の上話をするも、店員が乗ってこないので早々に店を出ます。
ビリーは「自分のものばかり!アイスを買ってきてくれなかったの?」と不満を漏らしますが、ジャスティンは店員を口説きかけたことを後悔するだけです。

借りた湖畔の小屋へと荷物を運ぶジャスティンとビリー。小屋の中はほこりっぽく、いかにもホラー映画に出てきそうです。
湖で泳ごうと誘うジャスティンですが、ビリーは湖で泳いだことがなく、「ヒルがいそう」と戸惑います。
そこに隣のコテージの住人であるウルリーカが全裸で泳ぎながら近づいてきます。5時から飲んでるから声をかけてと言うと、彼女は泳ぎ去っていきます。
ジャスティンはビリーにカヌーで湖を見て回ろうと提案します。

近くにあるヘンダーソン家のコテージの近くまで行くと、ジャスティンは「奥さんは親友のモーリーンに夫を週二回貸し出した。だが夫がモーリーンに本気になり、ティルトパーザで彼女と結婚した。ティルトパーザは夏休み最後のイベントでね。ボートレースや料理コンテストをするんだ」と説明します。
そして次にジャスティンの祖父のコテージです。「父の再婚の連れ子が来たせいで悪夢に。今の持ち主はわからない」と言いながら、コテージにこっそり侵入しようとするジャスティン。ビリーは止めますが、ジャスティンは我が物顔で部屋の中を見て回ります。
ビリーに「誰か来た」と警告され、慌ててコテージから出たジャスティンですが、そこに半裸のイケメン二人組が湖から上がってきます。めろめろになるジャスティンとビリー。
彼らは、ヴィクターと息子のキリアンだと自己紹介してくれます。何をしていたのかとヴィクターに問われ、コテージに興味があったのだと話すビリー。するとヴィクターは、コテージは妻の持ち物だから中を見せられるか確認してみると言ってくれます。さらにボートハウスでバーベキューするからぜひおいでとまで誘ってくれます。

小屋に戻ったビリーは、ジャスティンが他人のコテージに勝手に上がり込んだことを母に報告して家に帰ると主張します。ジャスティンはここにいればキリアンと仲良くなれると言い、今夜だけでも一緒にいようと誘います。

ヴィクターたちのボートハウスに向かうと、すでに大勢の客が酒を飲んで歓談していました。誰もがジャスティンをじろじろと見ており、どうやらビリーを養子に出したことがかつて噂になったためにジャスティンは有名人のようです。「略奪婚のモーリーンは僕らの小屋の持ち主だよ」と補足するジャスティン。集中砲火される前にしばらく逃げておけとビリーに言うジャスティンに、ウェインとジェインの夫婦が話しかけてきます。火遊び相手に困ったらうちの四人の子どもたちがいるぞと冗談を言われ、苦笑いをするジャスティン。

納屋で一人、そこにあった本を読んでいたビリーに、キリアンが話しかけてきます。「これは?」と本に載っている写真を指差すと、キリアンは「ティルトだ。カヌーから落とす」とそのボートゲームの名前を教えてくれます。ティルトなんて支配と暴力の馬鹿げた遊びだと鼻で笑うビリーに、「ジュニア王者と対戦してみる?」とキリアンは挑発します。

「あのコテージを手放すなんて。今の所有者を知ってる?」とウェインに言われ、ジャスティンは「僕のせいじゃない」と言いながら、コテージの所有者であるヴィクターに話しかけに行きます。
ヴィクターから店員のライリーと妻であるメイジー・メイを紹介されます。メイジーにハグされますが、呆然とするジャスティン。メイジーはジャスティンの因縁の義姉なのです。

キリアンと岸に上げられたボートの上でティルトの練習をするビリー。隙をついてキリアンをボートから落とそうとしますが、返り討ちに遭ってしまします。ころんだビリーに手をかそうとするキリアンを、ビリーは逆に引き寄せて、二人はキス寸前に。
そこにウェインの娘四人が現れ、彼女たちとティルトをすることに。負けた方は酒をイッキしなくてはいけません。ビリーは連戦連敗です。

「父さんはコテージを売り、その金で君の母親がフロリダに家を買ったんだろ」と問うジャスティンに、メイジーは「父さんは私に残してくれたの。父さんはたしかにあなたに厳しかったけど、改心したの。オパールをかわいがってくれた。娘を失ったあなたが家を出た気持ちもわかる。ここは大切な場所だから娘を連れてきたのね」と言います。

しかしそこでジャスティンはビリーが泥酔しているのを発見し、慌てて止めに入ります。テリエたちは、ビリーが持っている酒は彼女が持ってきたのだとウェインに訴えます。
「メイジーはコテージを盗んだ。受け継ぐはずの財産がひどいイカサマで奪われた」と言いがかりをつけるジャスティン。そこにウルリーカが現れ、「未成年の飲酒は2週間のボートハウス使用禁止よ。親は共同基金に200ドル払うこと」と注意します。ジャスティンは自分が飲んでいたのだと酒を煽ると、「家族の名誉を取り戻すために、ティルトでの決闘を申し込む。対決に負けたらコテージは正当な所有者に返すんだ」と言い出します。ティルトの大会で9連勝しているウェインが「相手になる」と名乗り出ます。ジャスティンはティルトが大の苦手にも関わらず、ビリーが飲酒していないという証明のために決闘を申し込んだのです。
ティルトが始まりますが、試合開始とともにジャスティンは吐き気を催し、自分から湖に飛び込んでしまいます。盛り上がっていた観客たちは、呆れ顔です。

翌日、ビリーは聖書キャンプに行かされずに済んだことをジャスティンに感謝します。二日酔いのジャスティンに、「どうしてオーストラリアから戻ったの?」と問うビリー。「仏教にハマった元彼のクリスからクラミジアを移されたから」と答えます。ジャスティンが「君はなぜ聖書キャンプに行かされそうになってたの?」と問うと、ビリーは「ジャレッドっていう環境活動のリーダーに送るはずだったエロいメール(自分のお尻の画像付き)を間違えて家族に送って、更生が必要だと思われたの」と返します。

「じいちゃんの遺品を持っていけって言われたから」とキリアンが現れます。「四人と飲み比べをするならオリーヴを狙って」と言うと、彼は去っていきます。彼を追いかけたビリーは封筒を見つけます。
祖父の刺繍を見ながら涙するジャスティン。ジャスティンは祖母から刺繍を習っていました。祖父はジャスティンが男の子らしい遊びをすることを求めていましたが、祖母の死後はジャスティンから刺繍を習ったのでした。
封筒の中身を見ると、遺言書の補足状が入っていました。「コテージは信託財産で、メイジーに預けているだけ。もし出ていけば僕のものだ」と目を輝かせるジャスティンに、「あなたのお父さんが心変わりを?」と問うビリー。「父さんはコテージを売却しようとしてたから、それはない。メイジーをコテージにいづらくさせよう。そして僕らのコテージを取り返すんだ」と息巻くジャスティン。

 

第2話 ゲーム大会

<あらすじ>
ジャスティンはメイジーからゲーム大会への誘われ、その機会を利用して、彼女を追い出そうと3段階の作戦を考える。
ビリーはあくどい作戦に乗り気ではないが、ジャスティンから手伝ってくれれば、自分と過ごす間、むりやり親子の絆を深めることはしないと言われ、ビリーは承諾する。
メイジーにも計画があったが、ジャスティンが彼女の秘密を知ってしまう。

新著の販促ツアーに出ているビリーの両親は、ビリーに朝から電話をして「規則正しい生活を送りなさい」と説教をします。
「例外を定めた条項があるだろ?彼女は家族じゃない!血縁関係にはないんだ!」と電話の向こうに叫ぶジャスティン。
そこにライリーが現れ、昔この小屋で誘拐事件があったと教えてくれます。彼はWi-Fiの開通作業をしてくれていたようです。

「メイジーが死ぬまでコテージは戻らない。直前に信託にしたのを彼女は知らないはず。メイジーが知れば僕を全力で排除するはずだ」とビリーに相談するジャスティン。ライリーを誘おうとするジャスティンですがうまくいかず、ビリーにたしなめられます。
そこにメイジーが現れ、「仲直りしたいの。今夜ゲーム大会をするから来ない?」と誘ってきます。誘いに乗るジャスティンを不思議に思うビリー。

ジャスティンは「外来種を追い出すには環境を不快にすることだ。メイジーの場合、環境とは家族と友達とコテージだ。
ステップ1、彼女のやばい秘密を暴露して周りから孤立させる。1977年泥酔したポールは暴露ゲームで”親を騙し兄を勘当させた”と豪語した。1988年酒とハッパで上機嫌のナンシーが義兄に結婚式で指マンされたと暴露した。一家は離散、コテージは売却。
ステップ2、じいちゃんはケチだから汚水タンクも手抜きのはず。設計図を見つけて役場の検査に出せば大問題だ。メイジーは大金を出して修繕させられる」と言い、気乗りしないビリーを連れていきます。

「リフォームの話は子どもたちには内緒ね。また噂の種にされるのは嫌」とウェインに話すメイジー。「ボートハウスの会長が承認すれば工事に支障はなくなる。会長は今年も君で決まりだ」とメイジーを元気づけるウェイン。「みんなは私が継父と寝たと噂したの。理事会を買収したとも。私の再選で理想の家が実現する。義弟もごきげんなら邪魔をしない。打つ手は分かるでしょ」とウェインに諭すメイジー。

テリエたちと気まずい再会をするビリー。仲良くやれと言うキリアンに、「酒を私が盗んだことにされたのよ」と嫌がるビリー。
「親が酔って負けだすとキツイから抜け出す時の合言葉を決めよう」と言うキリアンに、ビリーは、キリアンが母から弁当に餃子を持たされて嫌だという話を思い出し、「餃子にしよう」と提案します。

父の生誕50年祭でジャスティンの寝袋に小便をして悪かったと謝るウェイン。ジャスティンは自分は呼ばれていないと困惑し、「父さんの意向で呼ばなかった」とメイジーに言われます。「未体験の告白」ゲームをしようと言い出すジャスティン。「私はジェインが中絶手術を受けてた時、ウェインにフェラをしたことがありません」と言い、戦慄するビリー。しかしメイジーは破顔し「これはジャスティンの持ちネタよ。あとで打ち明けてジェインと私でエッチした」と言います。
そこにライリーが現れ、オパールの考えたゲームを、酒を飲みながら楽しみだす参加者たち。

「秘密は暴けなかったし、父の誕生部会には呼ばれず、義姉はゲームの名人だ」とビリーに弱音を吐くジャスティン。「設計図がまだでしょ。それにライリーはあなたに夢中に見えるけど」とけしかけるビリー。
大人たちはかくれんぼを始め、ジャスティンはこの機に乗じて設計図を探し当てます。しかしライリーがジャスティンを見つけるとキスしようと迫ってきて、ジャスティンはどうしたものかと悩んでしまいます。
ビリーはキリアンに「餃子」と言い、二人で焚き火を囲んでスモアを楽しむことに。

隠れていたメイジーはウェインを見つけると、「ライリーを餌にリフォームから注意をそらす。あの子は高嶺の花を狙っては振られて落ち込むの」と提案します。ウェインはいい案だと言い、二人はクローゼットの中でセックスを始めます。

二人で夜空を楽しんでいたビリーとキリアンのもとに、テリエたちが合流します。「真実か、挑戦か」というゲームで、キリアンとビリーは屋外のトイレに5分間こもって服を交換するという挑戦をすることに。

ヴィクターの服を借りるウェイン。ジェインはベッドサイドにあった綺羅星のバイブを見つけて歓声を上げます。抽選に当たれば買えるらしく、ジェインは二回外れたと言います。「試させてもらえ」とけしかけるウェイン。

トイレに入った瞬間、キリアンは体調が悪そうにします。閉所恐怖症なのだそうです。トイレの外ではテリエたちがトイレのドアにレンガのストッパーを置いていました。テリエたちは「おたくのお兄ちゃんがいとことトイレでヤッてるわよ」とオパールに告げ口し、彼は大声でそのことを叫びます。その瞬間、メイジーはクローゼットから飛び出し、屋外トイレに駆けつけます。同時にビリーが半裸でトイレから飛び出してきたため、二人は疑惑の目を向けられます。何度もドアにタックルしたためビリーは肩から流血。ジャスティンは大騒ぎしますが、メイジーは落ち着いて手当をします。ウェインはバイブを入れたまま何食わぬ顔でジェインとともに帰っていきます。

ビリーを手当しながら、もうじき来るキリアンの彼女・サラとはきっと話が合うはずだと言うメイジー。落ち込むビリー。
ジャスティンはライリーとゲームを楽しみ、また予定を合わせて遊ぼうと約束します。

小屋に戻ったビリーはキリアンと良い雰囲気だったのに彼女がいるらしいとジャスティンに愚痴をいいます。ジャスティンは「夏休みは長いし、遠距離恋愛は難しい。でも今日は設計図を手に入れたし収穫があった」とビリーにくすねてきた設計図を見せます。
するとそこには「ミニマルな住まいを」と書かれた設計図があり、ジャスティンはメイジーがコテージを壊すつもりだと気づきます。ボートハウス理事会に建築許可を申請中という書類も出てきて混乱するジャスティンですが、理事会が工事を禁じればコテージは守られるのだと気づきます。理事会選挙は明日。「メイジーの裏をかこう。こっちが欺き返してやる」と意気込むジャスティン。その頃、メイジーはヴィクターとともに優雅にワインを楽しんでいました。

 

第3話 ボートハウスの会長選挙

<あらすじ>
メイジーがコテージのリノベーションを行うにはボートハウスの理事会の承認が必要とされている。
ジャスティンは彼女を会長の座から引きずり下ろそうと考える。
だが、やはり計画通りに事は進まない。

「ハイキングに行こう。近くに湿地帯があるから調べに行きたい」と言うビリーに、「別荘の楽しみ方は何もしないでぐうたらチップスを貪ること」と言うジャスティン。教え魔のジャスティンに激怒するビリー。
ジャスティンは謝り、レイブンズロックで泳ごうと提案します。ビリーはメイジーの話題を出さないならという条件付きでOKします。ジャスティンは野暮用を済ませてから行こうと言います。

「七年連続で会長に選んでくれてありがとう」と手作りのクッキーの前で会長選後のスピーチを家で練習するメイジー。「無投票当選なのに?」と嫌味を言うオパール。メイジーの手作りクッキーを見て「選挙後にばらまくのか」と嫌味を言うキリアン。ライフガードの訓練に飽きたと言いながら、メイジーの悪口をサラに送っています。

「野暮用ってジェインへの出馬要請?」と問うビリーに、「僕には出馬資格がないからな。メイジーを止められるのは彼女だけ。彼女の一家も古株だから歴史ある建物を守りたいはず」と言うジャスティン。キリアンのメールを既読無視するビリーに、ジャスティンは「コナをかけてみたら?二人で出かけて口説いてきたら黒だ。本人に聞いたら好きなのがバレて主導権を握られるから駄目」とアドバイスします。

ヴィクターにライフガードの訓練をさせられるキリアン。サラに選考会に来てもらえば気分が上がるのではと思ったヴィクターは、「弱さも魅力になる」とキリアンに彼女を呼ぶように言います。

オリーヴがランチを食べていると、ビリーが物欲しそうに見つめます。「朝食を食べそこねたの」と言うビリーに食事を与えるオリーヴ。キリアンからビリーを見ていないかとメールが来ていると言われ、ビリーはジャスティンと親子水入らずで過ごしたいからと嘘をつきます。キリアンの機嫌を損ねるとマリファナを吸い付くされるからやめてくれと言うオリーヴ。

ジャスティンはジェインにコテージ内を案内されていました。コテージの半分は兄弟の所有でしたが、甥が南米を旅行中に誘拐され身代金を作るために売ってくれたから自分の好きなように改造できたのだと自慢するジェイン。パーティー用の浮き桟橋の在り処を尋ねるウェインに、理事会で反対されたと返すジェイン。会長の好み次第ですぐ却下されると文句を言うウェインに、「メイジーは電動の桟橋を設けるつもりなのに?メイジーの桟橋を却下してやろうよ」と焚きつけるジャスティン。しかし「副会長が立候補したら裏切りよ」と困惑するジェイン。「もともと君のひいおじいさんがクラブを作ったんだ。バーベキュー委員会はおばあさんの創設だし。リーダーシップを見習おうよ。娘たちにいいお手本を見せられる」とジャスティンが言うと、ジェインは急にやる気になり、「今年はジェインの夏よ!」と吠えます。

異臭に困惑するメイジーに、「うちの鶏が捕った魚で酢漬けを作った」と飄々とした態度のウルリーカ。机に座って作業をしようとする彼女に、「再選の書類に署名して。工事の承認を得て業者と契約したいの」と言うメイジー。ウルリーカは「立候補の届け出期限は今日の正午よ」と反論します。そして正午直前にジェインは「ボートハウス理事会の会長選に立候補する」と高らかに宣言したのでした。唖然とするメイジーを見てほくそえむジャスティン。
ジャスティンを待っているビリーにキリアンが話しかけ、今度一緒にレイブンズロックに行こう、自分からのメールが見られるように携帯は切らないでくれと頼んで、ヴィクターのもとへ去っていきます。

ジェインには副会長の仕事を頼んだのにと困惑するメイジー。何も聞いていないと憤慨する父は、「父さんが不倫してたからでしょ!それはブログに書いて」と一刀両断します。「先祖の自由なところを受け継ぎたい。今はチュービングも浮き桟橋も禁止でしょ。楽しさを取り戻す。娘たちの良い手本になりたいの」と言うジェイン。しかし、メイジーに「より優れた手本には従わなきゃ」と言われ、意気消沈してしまいます。
ジャスティンは「レイブンズロックには行けない。ジェインに活を入れなきゃ。キリアンと行ってくれば?かわいそうに、親父に瞑想させられてる」とキリアンを指さします。人気のいない場所に出会ったばかりの男と二人で行けなんて…と呆れながら、ビリーはカヌーを漕ぎ出します。すると、瞑想に飽きていたキリアンがそれを見つけ、急いで乗り込んできます。
ビリーは途中でオリーヴに会いに行き、彼にカマをかけるためにかわいい服を貸してくれと頼みます。

設計図がなくなっていることに気づいたオパールは、メイジーに報告。メイジーはジェインの立候補はジャスティンの差し金だと気づきます。モーリーンを取り込まないとと焦るメイジー。

ジェインはメイジーのような理想的なリーダーと戦わせたなんてひどいと、トイレにこもって泣きじゃくります。ライリーとともにどうにかドアをこじ開けると、彼に彼女を慰めるように頼みます。そして、ジャスティンはウェインにジェインの代わりに立候補するようにたきつけます。

レイブンズロックに到着すると、キリアンの電話が何度も鳴ります。キリアンはそれを無視してバッグに放り込み、ハイキングを始めます。

理事会が始まり、メイジーは「いくらリフォームに反対だからってうつ傾向の女性に無理させないで」とジャスティンを叱ります。
ジャスティンは「建て増しやリフォームが計画された場合、湖の歴史ある建物をどう保護する?」と理事長候補者の二人に質問します。「委員会を立ち上げて開発やリフォームを規制する。俺が選ばれたら浮き桟橋を解禁し、チュービングを許す」と言うウェインに対し、「開発は望ましいと思う。資産価値を高め、利益を生む。水上の乗り物に関する規制は近隣の湖とほぼ同じよ」と言うメイジー。しかし男が「イノシシ対策はどうする?」と言い出し、メイジーは「イノシシが出たのはここから600kmも先の街よ」と困惑。ウェインも言葉を探しますが、ウルリーカがそこに飛び込んできて何やら対策を声高に叫びだします。

岩場を頂上まで登ったキリアンは、ビリーに誘われてツーショット写真を撮ります。タグ付けしてアップしても構わないと言われ、困惑するビリー。さらにキリアンはここから飛び降りれば水に浸かれると言い出し、あまりの高さにビリーは目がくらみます。

「ウェインが勝てば騒がしい連中が増える」とジャスティンに注意するメイジーですが、ジャスティンは「僕が君で抜いたと父さんに信じ込ませた。父の愛も部屋も奪われたが、家族の遺産を壊させはしない」といきり立ちます。

「湖に入る手助けをしたい」とビリーの手を握るキリアンに、「サラが悲しむ」と言うビリー。キリアンは「彼女は何も感じないと思うよ。彼女は同性愛者なんだ。今年打ち明けられた。親は俺達をくっつけたがってたけど。彼女が親に言うまで恋人のフリをする」と言い、ビリーは「あなたはただの素敵ないい人ってことね」と言うなり、湖に飛び込みます。
ビリーが電話に出ないので慌ててライリーとともにレイブンズロックに向かうジャスティン。キリアンのおかげで湖を克服できたと聞き、ジャスティンはほっとします。

理事会に戻ってきたジャスティンは、ウルリーカが理事長になったと聞いて驚きます。イノシシ対策の件で大量の票を集めたのだそうです。「うちの工事を禁じるかも」と焦るヴィクターを、どうにかするからとなだめるメイジー。
「私は環境を守り、害獣を追い払います。イノシシは串焼きにするわ」と高らかに演説をするウルリーカ。

小屋に戻ったジャスティンは「今日はいい日だった」とビリーに浮かれ気分で話しかけます。
小屋からメイジーが戦艦ゲーム(ジャスティンが設計図を入れて持ち去った)を持って出てくるのを見たジャスティンは、「潜水艦の奇襲攻撃には注意して」と嫌味を言います。
「メイジーは焦ってる。工事が遅れたら手付金を失う。すぐ追い払えそうだ」と嬉々として言うジャスティンに、「キリアンも出ていく」と暗い表情のビリー。「じゃあ急がないと。夏の恋は短いから」と返され、ビリーはため息をつきます。

帰宅したメイジーはビジョンボードをオパールに渡し、色見本があるかを確認するように頼みます。「ウォールナットは在庫が少ないらしい」と言うオパールに、「全部買い取ると伝えて」と返すメイジー。「でもウルリーカが工事を許さなかったら?」と不安げなオパールを、「ママは絶対成功させる」とメイジーは抱きしめます。

 

第4話 イカれた作戦

<あらすじ>
メイジーはボートハウスの理事会の許可なしでもコテージの取り壊しができるよう、コテージが農家の家屋に指定されるように手を回す。
ジャスティンは、ライリーとの初デートをするが、ライリーの同意を得ないままギルの交渉条件を受け入れようと考えている。
キリアンとの仲を深めていくビリーはキリアンもリノベーションに反対だと知り、2人でメイジーの計画を阻止する作戦を考え出す。

ライフガードの選考会が始まり、ビリーはライフガードの何がいいのかとぼやきます。ジャスティンは「ビーチの花形だからさ。小遣いを稼げて、ボートハウスの鍵も持てる。理事会はメイジーの工事には反対らしいな。ビリーはなぜ選考会に出なかった?」と問います。「私はキリアンより泳ぐのが速いから」と笑うビリー。メイジーがいなくなればキリアンもいなくなると寂しげなビリーに、「コテージの共同所有も考えてみるよ」と言うジャスティン。

メイジーが市長候補のギルソン・フィッシュバーンをジャスティンに紹介します。今晩、資金集めの農場バーベキューをするそう。メイジーは彼の後援者なのだそうです。農場の家屋は無許可で取り壊せるようですが、コテージと納屋の区別はつきにくく、それを判断するのがギルのような議員の仕事です。ウルリーカも無許可の外国の植物が自分の庭に植えられていたのをギルに見逃してもらったことから、納屋の取り壊しには賛成だそうです。

新ジュニア・ライフガードはキリアンが勝ち取り、メイジーはキリアンの勝利を祝うためにパーティーに来てくれとジャスティンを誘います。
キリアンはウルリーカからボートハウスの鍵をもらい、オパールを連れてビリーに勝利の喜びを分かち合いに行きます。

「抜け穴を使う代償は?」とヴィクターに問われ、「私がギルの選挙参謀を務めることと、トイレひとつ分のお金」と答えるメイジー。「他のものを削らないと。衣装部屋?サウナ?」と悩むヴィクターに、メイジーは「悪いのかかき回したジャスティンよ」と慰めます。

やけ食いしようとするジャスティンに事情を聞くライリー。「メイジーが家族のコテージを叩き壊そうとしてる」と文句を言うジャスティン。ちょうどゲイの出会い系アプリの通知が鳴ったので、二人はマッチング相手の写真を見せ合います。男の名前は「マヨネーズ43」。「”43”は”3P好き”、メイヤー(市長)候補だから”マヨネーズ”だよ」と教えてくれるライリー。ライリーはギルと寝そうになったことがあるようです。

キリアンを讃えつつも「来年は私も出るから覚悟して」と笑うビリー。しかしキリアンは「来年はコテージが工事中だから来ない。理事会には反対されたけど、母さんが抜け穴を見つけた。うちは父さんの仕事柄転居が多いからコテージは心の拠り所だったんだ」とがっかりしたように言います。
ウルリーカがやってきて、近隣の湖でヘルペスが魚に蔓延しているので調査中なのだと言います。「蔓延の危険があれば、ボートや水上スキー、建設工事も全部中止にする」と聞き、ビリーは良いアイデアを思いつきます。

ジェインは娘たちがライフガードのキャプテンになれなかったことを恨んでおり、メイジーに言ってやると意気込んでいました。
ギルが現れ、ジャスティンに「メイジーを倒す目標が私とライリーで3Pをすれば叶うぞ」と誘ってきます。ジャスティンは提案に乗ることに。

ギルが裏切った場合に備えて賄賂を増額した方がいいかもと言うヴィクター。最悪の場合、ヴィクターにギルを抱いてもらうことになるかもとメイジーは言います。

ビリーは両親に「老木を守るためなら些細な悪事は許されると思う?」と電話で尋ね、GOサインが出たので嬉々としてキリアンと釣りに向かいます。京都で生魚を食べるという両親に、魚もヘルペスにかかるのにと言いかけるビリー。

ライリーおすすめのランチにかぶりつくジャスティン。ギルからは「3Pはまだ?」と連絡が来ますが、一旦無視します。ライリーは便利屋の他に写真家としても活動しており、「はねられた動物の死体をCSI風に撮るのが好きだ。”RKI:轢死体捜査班”と名付けてる。動物が死なないように啓蒙活動をしてる」と言います。
ギルとの関係を尋ねると、ライリーは「奴とその夫とやりかけたんだが、夫が3Pを聞いてなくて揉めた。複数プレイは四人以上に限る」と言うと、「メイジーのバーベキューに呼ばれた。早く行けばそれだけ早く帰れる」と食事もそこそこに席を立ってしまいます。

ビリーはヘルペスにかかった魚を釣ると、検査用の魚と入れ替えて工事を中止させようとキリアンに提案。キリアンもそれに乗ります。

メイジーのバーベキューでギルは「納屋に別れは告げたか?銀行が借金を回収したがってる。実は金額が3倍に跳ね上がったんだ」と言い出し、「3ってもしかして…」と感づいたメイジーはヴィクターに3Pの覚悟をするように言います。

ジェインはキャプテンの座をメイジーに奪われたとふてくされますが、ウェインに「キリアンの勝利やメイジーの美貌がなんだ?お前は一生俺の女だ」と励まされ、バーベキューに戻ります。

「メイジーに追加の寄付をもらった。君に時間の余裕はなくなった。でも、今からライリーと離れに来ればメイジーの好きにはさせない。全ては私の出す許可次第だ」とギルに言われ、慌ててライリーを3Pに誘います。
しかしプレイの最中に「メイジーを出し抜いて嬉しくないのか」とギルに言われ、ライリーはジャスティンが自分をはめたのだと怒り出します。3Pじゃないならば寄付の話はなかったことにすると言われ、ジャスティンは叩き出されてしまいます。

キリアンとビリーは釣った魚を検査用の魚と交換しようとしていましたが、それをジェインに見つかり、「親に報告する」と言われてしまいます。ジェインはウルリーカとメイジーに、二人がヘルペスにかかった魚を放流しようとしていたと言い、ウルリーカはキリアンからボートハウスの鍵を奪うと、「後任のライフガードはあなたの娘の誰かにして」と命じます。大喜びのジェインは「今日は私の家でお祝いパーティーね!」と大騒ぎ。

メイジーは「キリアンに悪影響だから」とビリーを息子と会わせないとジャスティンに宣言。ビリーがヘルペスに感染した魚と検査用の魚を取り替えようとしていたのだと打ち明けると、ジャスティンは絶賛。ビリーは自分がジャスティンの悪影響を受けたのだと泣き出してしまいます。

「コテージを娘に残したくて」とライリーに言い訳するジャスティン。ライリーはジャスティンを小屋まで送ると、「相談してほしかった。コテージのために3Pをしたい男を探しな」と言って帰っていきます。
小屋に戻ると、ビリーの産みの母・ティーサが彼女を慰めていました。

 

第5話 かくし芸大会

<あらすじ>
ビリーの生みの母かつ自分の親友であるティーサのサプライズ訪問に喜ぶジャスティンは、2人と一緒に過ごしたいと強く思っている。
だが彼はメイジーのバーベキュー以来、すっかりビリーに嫌われている。
途方に暮れながらも、ジャスティンはかくし芸大会でのオパールの出し物を手伝うことに夢中になる。

ウルリーカの鶏小屋に泊めさせてもらったジャスティンは、かくし芸会場の飾り付けを頼まれます。小屋に戻ったジャスティンはいつの間にか小部屋が飾り付けられていることに驚きます。ビリーは招待客だけがライリーに”轢死体捜査班”のマイアミ編を見せてもらえるのだとティーサを連れて外出します。ジャスティンのせいでキリアンと二度と会えなくなったと怒り心頭のビリーを慰めるティーサ。

かくし芸大会に参加を決めるティーサとビリー。ジャスティンはビリーと一緒に出たがりますが、ビリーは嫌がります。ティーサと歌の練習をするものの、彼女の美声に圧倒されるビリー。かくし芸大会には出たくないと言い出します。

オパールの演目は「ムーラン・ルージュ」ですが、メイジーは10歳の息子には妖艶すぎると難色を示します。しかしオパールはジャスティンの方が自分のやりたいことをやらせてくれると見込み、メイジーに口を出すなと命じます。

ティーサはメイジーのコテージ近くの森にビリーを連れていき、「T&J」と彫られた木の下を掘り返します。そこにはエコー写真などが入れられた箱があり、ティーサは「ジャスティンと二人で育ての親を選んだ。彼は養子縁組に賛成してくれた。ジャスティンの父親からの手紙もあるわ。”養子に出すなら訴える。息子と孫の人生を壊す気か”と脅された。恋の相手は選べても、その親は選べない。私は手放したけど見捨ててない」とビリーに言います。ビリーはティーサは自分のそばにいてくれたけれど、ジャスティンは逃げたと言います。

ビリーのためにユリの花束を用意するキリアン。メイジーにキリアンとビリーを会わせてほしいと頼むティーサに、メイジーは「プロが出るのはずるい」と彼女の欠場を要求します。「そうしてもいいけど、親としてそれでいいの?」と問うティーサ。メイジーはオパールが勝てるように援護ができたと満足げです。

ライリーは轢死体を腹話術の人形として使い、ジャスティンの笑いを得ます。ビリーは美しい歌声を披露し、観客を魅了します。キリアンはメロメロ。舞台を終えたビリーにキリアンは「真実の愛を見つけた」と花束をプレゼントします。

オパールの番になっても彼は現れず、メイジーはジャスティンにボートハウスで練習する彼を迎えに行ってほしいと頼みます。「ギターと歌で感動してる観客に僕の芸術は早すぎる」とふてくされるオパール。「おじいちゃんはビリーが勝ったら喜ぶ」と言うオパールに、もう一度踊りを見せてよと頼むジャスティン。

ティーサはビリーの優勝を祝い、そのまま小屋を後にしようとします。一緒にいてほしいと頼むビリーに、ティーサはお腹に子どもがいることを打ち明け、16年後に仲良くしてやってほしいと頼みます。ティーサはジャスティンに「ビリーを頼むわ」と言って去っていきます。
生まれたばかりの自分を抱くジャスティンたちの写真を見つめるビリーに、「この日、君をパパとパパに渡した。辛かったけど幸せだったんだ」と彼女を抱きしめるジャスティン。

 

第6話 魔女の呪い

<あらすじ>
大人たちがトランプ大会を楽しむ間、ビリーとキリアン、そして四つ子は降霊ボードで雨の午後の暇つぶしをする。
だがオリーヴが消え、クロスボウを持つカルト集団が現れ、状況は一変。
残された四つ子の常識のなさはひどいものなので、この悪夢を乗り切れるかは、ビリーのホラー映画の知識にかかっている。

親たちのトランプ大会の間、ビリーはキリアンを小屋に招きます。キリアンとキスしかけたビリーのもとに、テリエたちが「こっくりさん」のボードゲームを持ってきます。「霊はいる?」「名前は?」「何が目的?」と質問をすると、霊は「イサイアム」「BLD(血)」と答えてきます。オリーヴは不安になり、ウルリーカの庭からハッパをくすねてくると飛び出します。

その後、オリーヴの血まみれのデニムとともに「1人死んだ」と書かれたメモが玄関に刺さっているのが発見されます。
庭に集まった5人の前に、クロスボウを持った黒尽くめの人影が現れます。キリアンが石を投げてそれを倒しますが、新たな人影が出てきて、5人は小屋に逃げ込みます。しかしWi-Fiが通っていないので、通報できません。

携帯が通じるか親が戻るまで一緒にいようと約束しますが、妙な音が家に響き渡り、パニックになったケリは外に飛び出してしまいます。
そこにライリーが外から「クロスボウを持った男に追いかけられた」と助けを求めてきます。「君たち、その文字盤を使ったのか!」とこっくりさんをした板を指差すライリー。「伝説によると、ここは昔魔女の根城だった。しかし村人に一味を殺され大魔女は呪をかけた。”眠りを妨げた者は血で贖わせる”とな。その魔女の名前がイサイアムだ。魔女の使者を送り返すには6人のバージンの血がいる。ひとまず俺のボートでボートハウスへ行こう」と言われ、ビリーとキリアンはライリーに続きます。しかしボートは紛失。ライリーはクロスボウで足を射抜かれてしまいます。

警察を呼ぶために床下のケーブルを繋げようとするビリー。キリアンが敵の注意を引きつけようとしますが、黒い人影が近づいてきたため二人は慌てて逃げ出します。崖に追い詰められ、二人は最後にとキス。

実はこの騒動のすべてがビリーを楽しませるため、ドッキリでした。あまりに怖がらせてはビリーが小屋に来なくなると心配するジャスティンですが、メイジーはジャスティンのせいで散々な目に遭ったのでここで仕返しをしようと企みます。ビリーを死ぬほど怖がらせて両親に迎えに来させようというのです。
メイジーはジャスティンを木に縛り付けて、ドッキリのシナリオを変更します。それを助けるライリー。ライリーを責めるジャスティンですが、「君は俺をギルに差し出した」と言われて口をつぐみます。
「この夏の間に僕はコテージも娘も取り戻したかった。すごく焦ってたから暴走して君を巻き込んだ。メイジーの味方をしないで」と謝るジャスティンに、「縛ったのはメイジーのためじゃない」と言ってライリーはキスします。

キリアンとビリーがメイジーとヴィクターの変装に気づいてしまったため、ドッキリのネタ晴らしをすることに。キリアンは兄を騙すなんてとオパールをなじりますが、オパールは「恋を前進させてあげたんだよ」と鼻を鳴らします。
ビリーはジャスティンを責めますが、「来年はもっと怖くするから」とジャスティンに報復を誓います。

メイジーは予想外にジャスティンとビリーの仲が深まっていることを不快に思い、モーリーンにある提案の電話をします。

ジェインの見せ場のはずだった屋根に登る役目をウェインが勝手に奪ったことで、ジェインはご立腹。理事会への立候補もきら星のバイブもウェインが独占しており、ジェインはウェインを残して愚痴を言いながら帰っていきます。

縛ったことを謝ってきたメイジーに「来年もビリーはドッキリをやりたいらしい」と言うジャスティン。しかしモーリーンはジャスティンの泊まっている小屋を売るらしいとメイジーは告げます。ティーサのSNSで話題になったから売ることになったのは仕方ないと言うメイジーに、誰が売ることを唆したのかと疑うジャスティン。「今日もメイジーに負けた」とジャスティンは肩を落とします。

 

第7話 四つ子フェスタ

<あらすじ>
殺人キャビンと呼ばれる小屋が売りに出されることになった。
ジャスティンはメイジーにコテージの信託財産の件を打ち明け、彼の名前を契約書から消す代わりに権利を買い取ってもらいたいと提案することに。
だがそこに妥協はあり得ない。

今日は「四つ子フェスタ」、三人組の17歳の誕生会が開かれる予定です。キリアンとデートに行くと言うビリーに、両親はしぶしぶ同意してくれているようです。ジャスティンは「剛腕ジェインのペイン不動産が小屋を見に来る。買い手を追い払えば来年も僕が借りられる。小屋を買える金はないからね」と言いますが、ビリーは「コテージは信託だからいずれ私達に渡る。私達の権利をメイジーに買わせて、その金を頭金にここを購入すればいい」と提案します。そこにジェインが現れ、小屋の中をチェックして回ります。

オパールのケーキの試作を食べすぎたせいで太ってしまったヴィクターは、「ティルトパルーザで王座を失うかも」と泣き言を言いますが、メイジーが「優勝10回の王者でしょ」と勇気づけます。
そこにジャスティンが現れ、コテージが信託財産であるという書類をメイジーに見せます。「君の死後は僕が相続する。君がコテージに金をかけても相続するのはビリーだ。僕の権利を実勢価格の半分でいいから買い取ってほしい。それを頭金に小屋を買うから」と提案するジャスティンに、メイジーは「申し出は断る。余計な出費は無理なの」と言います。

「四つ子フェスタ」にいちゃつきながら現れたキリアンとビリー。オリーヴの提案で、マジックマッシュルーム入りのピザを食べさせられる二人。ビリーはハイになり、キリアンをセックスに誘います。
白鳥が死んでいると報告を受けたライリーが道端で探索していると、キリアンとビリーがコンドームを分けてくれと頼みます。「ヘンダーソンが買い占めた」とライリーに言われ、二人は分けてもらいにいくことに。

ジャスティンの知らぬ間に二人が話していた桟橋は沖へと流されていました。なんと桟橋をつないでいたロープをメイジーは切ったのです。「遺言書を破り捨てて」と脅されるも、ジャスティンは「僕は正当な権利を主張してる」とわめき、二人の話は平行線をたどります。

ヴィクターは体が自分を裏切っている気がするとウェインに相談し、ウェインはヴィクターを勇気づけます。
ウェインはヴィクターに夜のスランプの解消法を尋ね、ジェインに縛られて猿轡をはめられ4時間放置されたと打ち明けます。「彼女は自分の時間がほしいんだよ」と言われても納得できないウェイン。

ラリったキリアンとビリーはヘンダーソン家の子どもたちが遊んでいるのを見て、テリエたちが子どもに変身してしまったと思い込みます。水をかけて戻そうと画策します。しかし「フェスタは2軒隣よ」と言われてようやく目が醒めます。

ヴィクターは家の中でオールを振り回して筋トレをしていましたが、女装したオパールに「男性にも更年期はある」となぐさめられ、サイズを大きくしたパンツを勧められます。自分にぴったりのそのサイズにヴィクターは元気になり、「お前の自慢のパパになるからな」と約束します。

「僕は家族もコテージも子供時代も駄目にされた」とメイジーに当たり散らすジャスティン。「コテージは必ず息子たちに引き継がせる」と宣言するメイジー。

ウェインとジェインのベッドでいちゃつくキリアンとビリー。「私達の親たちは過去に縛られてるけど、私達が解放できる。私達のセックスで親たちを仲直りさせられる。おじいちゃんはそれを望んでるの」とビリーは言い出しますが、キリアンは「君はコテージを奪う気なんだろ」と怒り出します。

「来週のティルトで勝負するのはどう?僕が勝ったら君は僕の権利を買い取る。君が勝ったら遺言から僕の名前を消す」と提案するジャスティン。メイジーは彼と握手をします。

「四つ子フェスタ」は終盤に。花火を楽しむテリエたちを楽しげに見つめるジェインに、「キリアンとやらかした」と愚痴を言うビリー。「湖畔で恋した相手と結婚しちゃ駄目。絶対に」とジェインは念を押すと、「小屋の買い手はほとんど逃げ出した。でも私は誰にいくらで買ってほしいかを聞き取れるの」と言います。それはマジックマッシュルームのせいなのではと疑うビリー。

ジャスティンとメイジーは桟橋の上で二人ぼんやりと打ち上がる花火を見つめていました。

 

第8話 ティルトパルーザ

<あらすじ>
ビリーとジャスティンは、ビリーを迎えに旅行から早めに帰ってきたナオミとオリヴァーに湖畔というところを伝えるのに苦労する。
労働者の日の週末、ビリーとジャスティンは、友人や仲違いした者たちとの問題を解決しようとする。
ジャスティンとメイジーは、どちらが夢のコテージを手放すのか決定する最後の対決に挑む。

石で「sorry」と描こうとしていたビリーはオパールから「あなたを尊敬してるんだからそんな惨めなやり方はやめてよ。それにキリアンは根に持つタイプだ」とアドバイスします。ジャスティンから小屋にビリーの両親が来たことを電話で聞き、すぐに戻るビリー。

「殺人小屋」は今日中に入金が必要だとビリーの両親に話すジャスティン。虫が嫌いでティルトには興味がなさそうなビリーの両親ですが、どうにか参加することに。
キリアンの視線を感じながら父と二人三脚競争に参加するビリー。ジャスティンもライリーとペアで参加します。

「ジェインに距離を置くと言われた」とヴィクターに相談するウェイン。ヴィクターはティルトで自分に勝つところを見せれば彼女も惚れ直してくれると提案してくれます。大喜びのウェイン。

メイジーはヴィクターにコテージが信託財産だったことを打ち明け、ティルトで勝負をつけると決めてしまったためにどう小細工したものか悩んでいると言います。しかし負けたとしても残ったリフォーム資金で小屋の頭金は払えるし、殺人小屋を改装して民泊を始めればいいと思いつきます。そうすればジャスティンも追い出せます。

ずっと不動産業を本業にしたかったウェインは、会場の片隅で仕事のPRを張り切って行っていました。ウェインのことはどうでもいいと吹っ切れた様子のジェインに、メイジーは「私が来年の副会長になってあげるから、モーリーンに小屋を私に売るように介添えしてくれない?」と頼み、会長になりたいジェインは快く引き受けます。

ティルトが始まり、最初はウェインとヴィクターの戦いです。ヴィクターはついウェインを本気で倒してしまい、ジェインは負けたウェインを見てがっかり。
次にキリアンとビリーの戦いです。キリアンに挑戦を申し込んだのはビリーだけのようです。「あなたのためにコテージを取り返そうとした」と言うビリーに、キリアンは呆れたように救命胴衣を脱ぎ、棄権。新ジュニア王者のトロフィーはビリーのものに。
最後はメイジーとジャスティンの戦いです。勝敗はなかなかつかず、審判のライリーは寝かけています。
しかしその時、モーリーンから「ライリーに小屋を売ると決めた」と電話が入り、メイジーは怒りのあまり湖に飛び込んでしまいます。試合はジャスティンの勝利に終わりました。

ビリーは「最後の贈り物」とボーチチェアに座りながらジャスティンにポテトチップスを差し出します。コテージはジャスティンのものではなくなったので、ビリーは来年コテージに来ることができません。クリスマスパーティーにも来てとビリーは誘い、二人は涙ながらにハグをして別れます。

来年は会長選に立候補すると宣戦布告してきたメイジーに、ジェインは「私はもう誰にも屈する気はない。私は会長になってやる」とオリーヴに見せつけるように言い放ちます。

ポテトチップスをやけ食いしていたジャスティンにライリーが会いに来ます。「金は返す。メイジーと揉め続けることになるから。先に進みたい」と言うジャスティンに、ライリーは「俺もだよ」とキスします。

信託の名前から自分の名前を消したことをメイジーに報告しに行ったジャスティンは、やけ酒して泣きじゃくるメイジーから「信託の解除でコテージはお父さんの財産に戻るの。つまり母のミムジーのものになる。トランクに閉じ込めて寝室を奪い性病を告げ口してごめん」と言われます。ジャスティンはメイジーの手を取り、ミムジーに会いに行きます。

 

シーズン2

第1話 2人で1つ?

<あらすじ>
突然の結婚式が失敗に終わり、ジャスティンとライリーの関係が試されることになる。
ビリーは参加予定の有名インターンシップを棒に振りかねない大胆な決断をする。
一方、メイジーは宿敵の母ミムジーから、衝撃の知らせを聞くこととなる。

花火の打ち上がる森の中、逃げ惑うジャスティン。
3日前、クリスマス以来ビリーに会うジャスティンは浮かれた気持ちでライリーと湖を泳いでいました。ライリーは付き合って1年になるのだからビリーの了承も得て結婚したいと言い出し、ジャスティンはバツイチなのにと言いつつライリーの申し出を受け入れます。

植林キャンプに来たフォレストという青年に一目惚れしたビリー。連絡先を交換し、ジャスティンから再会の抱擁を受けます。

コテージに居座るミムジーは、自分の古い友人にキリアンをモデルにしたらどうかと誘われていると言います。キリアンは今中国にいるようです。「つまらない人間にならないようにしないと」と子どもたちを意のままに操り両親から引き離そうとする彼女に、メイジーは我慢の限界です。

ライリーは小屋を「轢死体捜査班」の撮影現場にしているため、小屋のあちこちに動物の剥製が転がっています。メイジーの夕食に呼ばれているジャスティンたちは、ミムジーを「腹黒い逆メリー・ポピンズ」と称し、メイジーとジェインたちはボートハウスの会長の職を巡って険悪になっていると説明します。ビリーにとってキリアンはもう昔の男のようです。
四つ子は親が共同親権を持っているそう。ウェインは飛ばせない飛行機を娘たちに自慢し「夏の終わりまでにママと復縁する」と意気込みますが、「ママは出会い系アプリで大人気だよ」と娘たちは呆れ顔です。

みんなの集まった夕食で、ミムジーは「夫は孫のビリーが他人やゲイに育てられるのを嫌がってた。まともな子に育ってよかったわ」と言い、「州でトップ級の成績だ」と言い返すジャスティン。そこでライリーが立ち上がり、「ジャスティンにプロポーズした。彼もイエスと。ビリーがいる間に結婚したいから、結婚式は明日にする。できれば彼の両親が結婚したこのコテージで式を挙げたい」と言うライリー。オパールが式の段取りを決めると言い出し、今日は最後の独身パーティーということで、ジャスティンはビリーと二人きりで過ごすことに。しかしみんなが解散しかけた時、ミムジーが突然「私、死ぬの」と明るく言い出し、全員が困惑します。

簡単に結婚なんか決めていいのかと困惑するビリーに、「愛する人と離れる過ちをもう犯したくない」と説明するジャスティン。そこにボートハウス会長のジェインが現れ、モーリーンのトランプ大会を中止にしたからそこで式をやろうと提案します。

会場の設営を手伝うメイジーに、ジェインは「コテージは探し中?手数料を5%に値引きしてほしいなら言って。今年の会長選挙は私に投票してね。あなたにも頼みたいけど」と挑戦的に言って去っていきます。怒りのあまり手元のメモを破り捨てるメイジー。
そこにジャスティンが現れ、式の後に花火を上げようと大量の花火を持ってきます。

式が始まり、続々と参参列者が集まります。オパールと四つ子の賑やかしの後、ライリーが普段着で入ってきます。続いてビリーに導かれて会場に入ろうとするジャスティンですが、ふと「今週はビリーが主役のはずだったのに!」と謝ります。「主役横取り病」は治らないわねと笑いながら、ビリーはジャスティンを印堂します。
いざ指輪の交換になり、ジャスティンは突然会場に並べられた剥製たちの視線におののき、「僕…できない!」と逃げ出します。

森に逃げ込むジャスティンですが、同時にボートハウスのに花火がぶち込まれ、剥製たちがどんどん焼けていきます。ジャスティンが放火したと思い込み、立ちすくむ一同。

ジャスティンは小屋に戻ると、ビリーとライリーに「ボートハウスが燃えてる」と報告しますが、ビリーは「知ってる。人間は無事だけど動物たちが焼け死んじゃった」と返します。失意のライリーは「嫌なら断れよ。ビリーは泊まっていい。君は出ていってくれ」ととぼとぼと寝室へ。ジャスティンは「僕も結婚したかったよ。でも頭が真っ白になって…」とビリーに言い訳をします。

ウルリーカにも寝床を貸してもらうのを断られ、メイジーのコテージの軒先に勝手に野宿を始めるジャスティン。物音に気づいたメイジーはアライグマかと勘違いして退治しようと外に出てきます。「ミムジーは死ぬのかな」と言うジャスティンに、「前もそう言って結局シミ取りだった。それにタイミングが良すぎる。キリアンは卒業年、私は代替肉バーガーの仕事、オパールはスカラ座の面接が」とメイジーは言います。ジャスティンは「父さんがゲイを認めるところを見られなかった。素顔を知る最後の機会かも」と言います。メイジーは「キリアンに仕事を見つけて、あなたを夕食に呼んだ。彼女にはなにか狙いがあるはずよ」と勘ぐります。
「みんなの夏を壊してどうするつもり?」とメイジーに問われ、「元通りにして、ライリーを絶頂させるよ」と約束するジャスティン。

 

第2話 再建への道

<あらすじ>
ジャスティンはボートハウスの火事が放火犯の仕業である可能性を見つけ、無実を証明できるチャンスを得る。
一方、ビリーは魅力ある好敵手と出会い、自分の持つ環境問題についての理想が揺らぐ。
メイジーは死期が近いという母親のウソをどうにか暴こうとする。

工具箱を持ってビリーとともにボートハウスに向かうジャスティン。「帰れ放火魔!」と野次を飛ばされます。ビリーはずっとフォレストとメールのやり取りをしており、彼から「いつ会える?」との連絡を受けます。もう一週間いてほしいと頼むジャスティンに、ビリーは「両親の期待しているキャンプに行かないと来年の奨学金も危ういから」と断ります。

ボートハウス理事会に集まった一同。保険金の請求は却下されたとウルリーカが言うと、ジャスティンはなぜだと口を挟みます。もし保険金が降りたとしても、ボートハウスは建築基準法成立以前に建てられたので再建には足りないとジェインはまくしたてます。

ボートハウスの残骸を片付けるジャスティンに、ビリーはキッチンカーに入り浸りになっているライリーと話をするようにアドバイスします。しかしジャスティンはオパールのベリー摘みを手伝わないとと言い訳します。ビリーはジャスティンの代わりにベリー摘みに行ってやることにします。

ミムジーの病気の証拠を見つけようと躍起になるメイジーですが、彼女はめかしこんでオパールとともにベリー摘みに行ったりと元気そうです。

毎年の出来事をタトゥーとして入れてきたヴィクターですが、今年はなにもないとウェインに嘆きます。自分は引退し、キリアンは海外へ、オパールは自分を運転手扱いし、コテージも失ってしまいました。結婚前の自分を思い出せと言うウェインですが、うまくいきません。

ライリーに会いに行ったジャスティンは、「プロポーズも式も素敵だったけど馬鹿げてる気がしたんだ。メイジーや継母や剥製の前で誓うのはちょっと。だから逃げ出した。焦って結婚なんて大人げない真似をしたくなかった」と言い訳をし、ライリーは激怒したもののジャスティンを前にすると怯んでしまい、車に乗れと吐き捨てます。

ミムジーの携帯をくすねたメイジーは、パスワードがヴィクターの誕生日であることに呆れます。ボラボラ行きの旅券に関するメールを見つけますが、オパールにミムジーの携帯をいじっていることを見咎められてしまいます。

携帯が圏外になってしまったビリーは、あてもなく森をさまよい歩きます。そこに植林をしていたアイヴィーが通りがかり、ビリーは彼女に水を分けてもらい助けてもらうことに。

ジャスティンとライリーはカーセックスをし、ジャスティンは「最高の仲直りセックスだ」と満足しますが、ライリーは「お別れセックスだ。別荘族と地元民の恋愛は無理だ。俺は”元彼は放火犯”って一生言われ続ける。ボートハウスは地元民にとって特別だった。俺のひいじいさんが建てた」と言い、ジャスティンを車から放り出します。

「ばあばは本当のことを言うとは限らないから」と言い訳をするメイジーに、オパールは「キリアンに道を開かせたばあばを責めないで。ばあばに勝てなくても」と言います。

ウェインに促され、カエルの死体をつついて少年時代の気持ちを取り戻そうとするヴィクター。しかしウェインが蜂の巣を攻撃してしまい、二人は蜂に追いかけられることに。

「気候協会(NCI)でインターンするの」と自慢げに話すビリーに、「NCIは荒稼ぎしてる」と反論するアイヴィー。

再建を手伝いたいとウルリーカに申し出るジャスティンですが、彼女は「スウェーデンのヴァルプルギスでは篝火で変化を歓迎する。火事は辞任のサインよ」と、ジェインに会長職を譲ったことを明らかにします。有頂天のジェインに「資金集めの方法を僕も考えたんだけど」と話しかけるジャスティンですが、「資金が集まったとしても再建に関わらないで。当面ボートハウスの管理はうちがやる」と突っぱねられてしまいます。

脱水症状でもうろうとするビリーを見かけ、声を掛けるヴィクター。ビリーは「ホッケーはもとからやりたかった?それとも親の期待に応えるためにしてた?」と問い、ヴィクターは「その全部だ」と答えます。

「死ぬなんて嘘ね。来年の旅行の予定が携帯に入ってた。嘘じゃないなら主治医と話させて」と携帯を叩きつけるメイジーに、「嫌よ!残り少ない人生が病気一色なんて」と言い、「昔は病気と偽ったりしたけど、今回は真実だと証明するために夏の終わりにこのコテージを去るわ」とメイジーに挑戦するように付け足します。

「ウェインのおかげで気が楽になった。この家をもらうなら引っ越す必要ない」と浮かれた様子のヴィクターに、「譲渡は嘘の理由を探らせないためよ。なにか理由があるはず。夏の終わりに譲るなら短い夏にしてやる。しっぺ返しをしてやるの」と言うメイジー。

ビリーはジャスティンと一緒にカヌーでどこかへ向かいながら、「インターンをやめて植林をする」と興奮したように報告。ジャスティンは「放火犯は別にいる。奴を見つければ保険金が下りてライリーとみんなに許されるかも」と言います。やがて二人はフォレストたちの遊ぶ水辺に着きます。「みんな私の仲間よ」と言うビリー。

 

第3話 クレイジー・メイ

<あらすじ>
ジャスティンは放火犯がいることを裏づける証拠を手に入れるため、取引をする。
一方ビリーは、慣れない植林作業や過酷な野外環境に適応しようと奮闘。
その頃メイジーは、総会で母を退屈させウソを白状させようとするが、何をしても母の化けの皮は剥がれそうにない。

メイジーはミムジーが別荘ライフで嫌っていたことをリスト化し、すべてやらせようと企みます。まずはボートハウス年次総会です。

ジャスティンはメイジーに花火の入っていた空箱を見せ、「誰かが取り出して火をつけたんだ。僕がボートハウスを出た後にね。放火犯がいる。真犯人を見つけて愛する男を取り戻したい」と頼み込みます。ジャスティンはライリーをどうやって説得するか悩みます。
ビリーは「自然ガイドをしてジャスティンとライリーを仲直りさせたことにするから植林のことは言わないで話を合わせて。本能の逆をやるのよ」と言うと、と大荷物を抱えて小屋を出ていってしまいます。

ライリーに謝りに来たジャスティンは、自分たちの結婚式が「しくじり結婚式」としてバズっているとライリーに言われます。「君は悪くないのにごめん」と彼を抱きしめて謝るジャスティン。ライリーは「君の人生に俺は必要ない」とふてくされています。

メイジーは「一緒にやりたい楽しいこと」リストを作ったとミムジーにリストを見せます。ミムジーは楽しげです。

アイヴィーのキャンプに着いたビリー。フォレストはビリーに植林のコツを丁寧に教えてくれます。フォレストはこれで二回目の参加だそうです。

ボートハウスの年次総会に来たジャスティンは「四つ子と話したい」とウェインに申し出ますが、「今日はジェインの会長初仕事の日だぞ!俺は売店や食堂で忙しい。放火犯は手に余る」と追い出します。例年の堅苦しい年次総会ではなく、乱痴気騒ぎの様子に呆然とするメイジー。ミムジーはいつものよりずっといいとジェインを褒め称えます。
「うんざり作戦が駄目なら、母が一番ほしいものを奪って追い払うわ。頼めるのはクレイジー・メイだけ」と心に決めるメイジー。

ジャスティンは四つ子にDMして無視されたにも関わらず強引に会いに行き、「結婚式の動画と写真が全部ほしい。僕がライリーと仲直りするところが見たいでしょ?お礼にイケメン消防士タイプの男子を連れてくるから」と約束します。ジャスティンはビリーに男の調達を頼みますが、ビリーはちょうど屋外の簡易トイレ(見知らぬ男が使用中)をフォレストに案内されて困惑しているところでした。ビリーはフォレストをジャスティンに引き渡す代わりに、家のトイレを使おうと画策します。
ジャスティンはビリーのおかげで四つ子から動画と写真をもらうことに成功します。

ジェインはウェインから「つまみとビールとガスが切れたし、ジャスティンが紛れ込んでる」と報告を受け、「会長初日なのに何もうまくいかない」と泣きべそをかきます。ウェインはつまみはオパールに作らせて、ビールとガスとジャスティンは自分がどうにかすると慰め、「最高の総会になる」と太鼓判を押します。

ビリーはジャスティンと合流すると、「森では人前で用を足せないといけないの。練習に付き合って」とジャスティンに隣でシャワーを浴びてもらいながらどうにかずっと我慢していた尿意を爆発させます。

実は、クレイジー・メイとは酔っ払ったメイジーのこと。メイジーはビールを片手にパーティーの参加者たちを罵倒しまくり、人の帽子や服を勝手に着たり、踊りだしたりともうめちゃくちゃです。怯えるオパールをパーティーから連れ出すヴィクター。ミムジーは「私の連れじゃない」と飄々としています。
ジェインは「パーティーは終了よ!」と怒り出します。
「母さんが死んだら理事に戻ってやる」とくだを巻くメイジーを家に連れ帰るジャスティン。ジェインは「私たちの家でパーティーはもう無理」とウェインに泣きつき、ウェインは「俺達の家?」と喜びをあらわにします。

四つ子に売ったことを謝るビリーは、早くキャンプに戻ろうと先を急ぎます。フォレストは「アイヴィーとはきょうだいなんだ。長い付き合いだから、うまく言っておくよ」とビリーを抱き寄せてキスします。

コテージに着くと、メイジーは「爆弾を2つも抱えるのは無理」とジャスティンを追い出そうとしますが、ジャスティンは「ここに無実の証拠が入ってる。僕が逃げなきゃ全員丸焼けだった。僕はヒーローだ」と自分の携帯を振りかざします。しかしメイジーにはあっけなく締め出され、ジャスティンは野宿する羽目に。四つ子からもらった動画を見ていたジャスティンは、ライリーがボートハウスの外で不審な動きをしているのを発見してしまいます。

 

第4話 名探偵ジャスティン

<あらすじ>
ジャスティンは放火の容疑者を尋問しようとジェインのアクアバイクのクラスに飛び入り。
ビリーはプライベートと仕事の間で葛藤し、メイジーはミムジーの検査用サンプルを手に入れるためスパを利用する。

雨が降ってきたため、ウェインの飛行機に泊めてもらうことにしたジャスティン。ウェインに「ジェインに聞くのが怖かったことってある?」と尋ねると、「全部だ。でも飛行機の操縦マニュアルといういい生き方ガイドを見つけた。離婚前の俺は自動操縦、復縁するには妻の指示で自分で操縦できないと」とウェインは胸を張ります。「もしジェインが犯罪レベルの悪いことをしてたら?」とジャスティンが問うと、ウェインは「見方次第だろ」と答えます。
二人の眼の前には、アクアバイクが数台置いてあります。ジェインは2級講師を目指しているらしく、今日は無料レッスンをするのだそうです。「夢を応援すれば俺の復縁も夢じゃなくなる」と嬉しそうなウェインは、「墜落原因の9割はコミュニケーション不足だ。ライリーの言い分を聞け」とアドバイスします。

ビリーがトウヒではなくハナミズキを植えたと怒っているらしいと告げ口してくるフォレスト。さらに、「君の家に洗濯機を借りに行ってもいい?街にはコインランドリーが一箇所しかないから、それだけで一日潰れちゃうんだ。ビールと食料とプロジェクターも持っていくから、洗濯パーティーをしよう」と誘ってきます。フォレストをキャンプファイヤーに誘うと、ビリーは給料を貰いに行きます。
400本も植林したにも関わらず、雀の涙ほどしか給料はもらえないことに愕然とするビリー。「本来は1000本がノルマなの。本部に報告したらクビを宣告されるかも。例のインターンに行った方が良いんじゃない?」と給与係からアドバイスされる始末です。

アクアバイクで試飲してもらうスペシャルドリンク「ヴィクタリー」を試作しているヴィクター。販促のプロなら紹介できるとメイジーが言うと、ヴィクターは大いに乗り気に。メイジーはヴィクターのスポーツラボの知り合いであるアレックにミムジーの検体を調べてもらえないかと頼みます。撃退するのは無理でも、嘘の証拠を集めたいのです。調査には唾液と血と尿が必要ですが、メイジーは「もう2つはゲットした」と胸を張ります。

「建物の跡地にはもう希望者が。売却金で再建しましょう。もっと狭い土地に…。うちを会場にするのは限界だから」と提案するジェイン。
「再建せずに売却金は私達で山分けしない?新しい桟橋や服が買えるわよ」と言うミムジーに、「ルール作りと自然保護にはボートハウスが必要よ」と反論するウルリーカ。
ウルリーカの背中にヒル治療の痕を見つけたメイジーは、「これで血も揃う!」と大喜び。

小屋に戻ったジャスティンは、四つ子の動画に映っていたものと同じシャツをライリーのクローゼットで見つけます。そこにビリーが戻ってきたため、彼女に事情を話すことに。「明らかな証拠がある場合、たいてい冤罪だよ。確信できないかぎり彼を犯人扱いしちゃ駄目」と言うビリー。そして「キャンプをクビになるかも。毎日10時間働いて稼ぎはたったの週200ドル。イケメンのせいでまた破滅しそう」と頭を抱えます。ジャスティンは「ボスと寝てみたら?」と提案し、ビリーは顔を輝かせると「洗濯パーティーにアイヴィーたちと一緒に来て」とフォレストにメールをします。

メイジーはミムジーにマッサージ師を呼んだから楽しんでと報告します。しばらくしてウルリーカが到着し、メイジーも強引に参加させられます。
ミムジーは売却金は絶対に山分けした方がいいとウルリーカに主張しますが、ウルリーカは集会所は必要だと言います。「今の湖畔は冷たい風紀委員(メイジー)がいなくなって、昔よりずっと楽しい」とメイジーに聞かせるように嫌味を言うミムジー。

ジャスティンはジェインのアクアバイクの教室に参加することに。アクアバイクを漕ぎながら、クレアに「結婚式の日、ウェインを誘った?」と尋ねるジャスティン。「ええ、独身なら味見をしたくて。放火犯がいるならモーリーンよ」と恨みを全面に出すクレア。「ヴィクタリー」を飲みすぎたのか、ジェインは教室を中断してどこかへ。ジャスティンは彼女を追いかけます。
ジェインを介抱しながら、「君は20年間ずっとメイジーのかげで会長の座を狙ってた。そして、ウェイン、メイジー、ウルリーカを追い出した。家をボートハウス代わりに使われたのは誤算でも、跡地の売却手数料を考えれば我慢できる」とジェインに秘密を履かせようとするジャスティン。しかしジェインは「どうしても会長になりたかった。トランプ大会を中止して挙式させたのはメイジーに恩を売って業者として雇わせるため。なのに彼女は母親のことばかり!会長になっても建物がなきゃ無意味よ」としか言わず、彼女は放火犯ではなさそうです。

ビリーが小屋でフォレストを待っていると、予想以上に大勢がどっと押しかけてきます。フォレストがうっかり洗濯パーティーの噂を広めてしまったのです。
フォレストたちとパーティーを楽しむビリー。フォレストは「アイヴィーは厳しいけど、誰もクビにしたことはない。説得して本部に口利きしてもらえよ」と言うと、ビリーにキスします。

2級の受験資格が取れたジェインを祝う一同。「ヴィクタリー」は発酵させたせいで腐っていたようで、ヴィクターは謝ります。
ジャスティンはライリーに「無実を証明しても許されないとは思ってる。でも、焼けてない花火の空箱や四つ子の投稿した動画に無実の証拠があるんだ。これは君じゃないか?みんなのアリバイを徹底的に調べて分かったんだ」と四つ子の動画を見せます。するとライリーはクレアに動画を見せ「これはミムジーよ。私のシャツを貸した」と言います。「疑われたおかげで去りやすくなった。”ひき逃げ”をオンタリオのパリで展示する。今夜は店に泊まるから、君はビリーがいる間いていい。その後は会いたくない。売却金の山分けは結婚祝いにくれてやるよ」と去っていくライリー。

ウルリーカに水を取ってきてもらうように頼み、どうにかカップから血を採取することに成功するメイジー。

「仲間の気分を上げたから今日は許す」と言うアイヴィーは、ビリーを来週にはクビにする予定のようです。「いい仕事も蹴ったし、奨学金も逃した」と喚くビリーに、「あなたは頭が良くて面白いしみんなに好かれる」と言うなり彼女にキスするアイヴィー。「今日はありがとう」と言うとアイヴィーは慌てふためきながら出ていきます。呆然とするビリー。

メイジーの家に荷物を取りに行ったジャスティンは、変装したミムジーをライリーだと勘違いして仲違いしたことを報告します。「ヴィクタリー」を一口飲むと、吐き出すメイジー。彼女の片手には四つ子の撮った動画の流れる携帯が握られています。

小屋に戻ったジャスティンはふてくされながら映画を観るビリーを見つけます。「クビを言い渡された」と意気消沈するビリーをなぐさめるジャスティン。

 

第5話 エンジェル・ティットとダーティ・バナナ

<あらすじ>
デリックの命日にメイジーはジャスティンの手を借りて、ボートハウスを燃やしたとの自白をミムジーから引き出そうとする。
フォレストとアイヴィーとの三角関係から逃げたいビリーは、メイジーから仕事を紹介してもらうというジャスティンの約束と引き換えにデリックの命日の集いに出席することにする。

ビリーは「親にバレないうちに環境関係の仕事を見つける」と意気込んでいますが、ジャスティンは「僕は振られて家族のコテージからは追放、その上無実の罪で苦しんでるのに、実の娘は履歴書のことばかり。メイジーの食事会に行こう。頭を冷やせ」と嫌味を言います。「道案内の試験があるのに!」と抗議するビリーに、「今日は父さんの命日だから遺灰をまいて弔うそうだ。メイジーは環境関係の仕事にツテがあるし」と言うジャスティン。そこにアイヴィーから「パーティーの件で話せる?気まずいの」とメールが来て、ビリーは「仕事をもらえるなら…」と参加を決めます。

オパールとヴィクターは街に行っているそうで、夕食はミムジーとメイジー、ジャスティン、ビリーの四人で取ることに。オパールにとってはデリックの死はかなりショッキングだったらしく、まだ悲しみが癒えないのだそうです。ジャスティンはメイジーに環境関係の仕事を融通してほしいと頼み、メイジーはその代わりにミムジーに放火を認めさせる手伝いをしてくれと言います。ジャスティンはもう放火犯探しはやめたと言いますが、メイジーは「母さんはあなたの結婚宣言後、”死ぬ”と言い出した。式場のボートハウスには出火の直前に変装して忍び込んだ。狙いは跡地を売ったお金よ。父さん似のあなたとビリーがいれば、さすがに父さんの命日には素直に自白するでしょう」と言います。
「ライリーに自白を迫ったら家を出ていったんだ」と言うジャスティンに、「放火を証明できて保険金が入れば、ライリーは戻る。私は放火をネタに母さんを脅してコテージを譲らせる。ディカプリオの団体からウミガメの保護の仕事をもらってあげるけどどうする?」と迫るメイジー。ジャスティンはビリーのためにとメイジーの芝居に乗ることにします。

デリックの祭壇づくりをミムジーに手伝わされるビリー。「8年前夫が死んだ後、何度も恋に落ちたけど、今でも彼が恋しい。あなたに会わせたかった。彼はジャスティンにそっくりだった」と言うミムジーは、ビリーに近況を尋ねます。ビリーは「インターンを蹴って植林の仕事を始めたけどクビになった」と言い、ミムジーは「必要なら跡地の売却で入るお金を貸すわ」と言い出します。ビリーは「問題はお金じゃなく両親よ」とため息。ミムジーはビリーの今後を占ってやると言い出します。

ミムジーはジャスティンを呼び出し、ビリーの出生日時を尋ねます。ジャスティンは携帯で録音機能をオンにすると「警察がボートハウスの件を捜査してて、僕が放火犯になりそうだ」と言います。するとミムジーは「私がやったんだからあなたは刑務所に入らなくて大丈夫。私はやってないけどどうせ裁判の前には死ぬから大丈夫。でもオパールには弔辞で讃えてほしい」と言い出します。

アイヴィーからは「どうして無視するの?キスしたから?クビにしたから?」と追加で連絡が来ますが、ビリーは困ったようにため息をつくと無視を続けます。「キリアンは元気にしてる?」と問うビリーに、「香港の元モデルのもとでインターンをやってる」と応えるメイジー。「インターンは有意義よね」と言いつつ、「私がインターンを辞退したのは森林破壊と本気で戦うためよ」と言い訳するビリー。

ジャスティンはミムジーは自分のために罪をかぶろうとしてくれたのだからシロだと言い切りますが、メイジーは「父さんのお葬式も結局私が仕切った。あなたは逃げ出した。自白も私が取るしかないのね」と諦め口調です。ジャスティンがミムジーを自白させられなかったので、ビリーへの仕事の斡旋もなかったことになってしまいます。

ミムジーの星座占いで盛り上がるビリー。ジャスティンとビリーは小屋に戻ろうとしますが、ミムジーが「今日はデリックを悼む日だから」と二人を帰そうとしません。
父の遺灰を抱いて、デリックとの思い出を話していこうと提案するメイジー。メイジーはデリックが毎年ボートハウスでいろんな女性と浮気していたことを知っていると前置きし、ミムジーにも死ぬ前に素直になるように言います。ミムジーは「私はたしかにボートハウスに戻ったけど、贈ったブレンダーを取り返すためよ」と言います。「台所のは僕への贈り物?」と問うジャスティンに、「破断になったでしょ」と返すミムジー。「羽毛布団や炭酸水メーカーも運んでた!」と言うビリー。
ジャスティンは「ミムジーは嘘つきで盗人だけど、放火犯じゃない。不幸な事故だったんだ」と言い出します。

雷が落ちると同時に、ジャスティンは「父さんは僕がゲイだったから逃げた。僕は逃げられるのが嫌で先に相手から逃げる。だから僕はライリーから逃げたのか!」と気づきます。
限界まで我慢を溜め込むくせをやめろと言うミムジーとジャスティンに、「母さんが私の恥よ」と激怒するメイジー。ミムジーはかつてミムジーがデリックと寝たのではと噂を流したのは自分だと飄々と言い、メイジーをさらに激怒させます。

コテージの電気が落ち、ジャスティンとメイジーは懐中電灯を探します。「傷つけずに一人を選べない」と恋愛相談をするビリーに、「心に従えば時に誰かを傷つける。でも楽しいわ。後悔を抱えちゃ駄目」とアドバイスするミムジー。ミムジーは「メイジーのためにザ・キンクスのツアーを諦めて医者と結婚し毎夏を湖畔で過ごした。あの子は私を差し置いてコテージを受け継いだ」と言います。ビリーは「コテージは家族のために残したのよ」と言い返します。

ミムジーから自分への結婚祝いであるフォンデュセットを見つけたジャスティンは飛びつきます。ミムジーが悪い噂の元凶だったことを心配するジャスティンに、「母の尻拭いは慣れてる」と返すメイジー。「僕は放火犯探しに夢中で自分を見てなかった。でもやり直すにはまず自分が変わらないと。僕は失敗したけど君はミムジーとやり直せる」と言うジャスティンのそばで、ダーツをするメイジー。「私はとっくに乗り越えてたのよ。悪い噂を乗り越えて長く会長を務めた。母さんは私の影に過ぎない。今こそ私の力を取り戻し、女神の座に返り咲くの」と声高らかに笑い出すメイジーを気味悪そうに見つめるジャスティン。

デリックの遺品をジャスティンとビリーに渡すミムジー。メイジーは低炭素バッグの会社が人手不足らしいからとビリーの就職先を紹介してくれようとしますが、ビリーは「夏休みの間は湖畔にいるから」と断ります。ジャスティンとビリーは小屋に帰っていきます。

ミムジーはメイジーに「これからは私達二人の関係に集中できる」と言いますが、メイジーは「母さんが大事なのは自分だけでしょ。ボートハウスは絶対になくさせない。私が復活させる。もう私のものを奪わないで。勝ち方は母さんが教えてくれた。メイジーは必ず勝つ」と言ってその場を後にします。

ビリーは仕事を断ったことをジャスティンに謝ると、「両親の問題をなんとかしなきゃ。求職がうまくいくことに期待する。また親に逃げられるかも」と軽口を叩きます。ジャスティンは「二度と愛する人から逃げない」とビリーに誓います。
ビリーはアイヴィーに「明日話そう」と連絡します。
ビリーが持ってきた郵便物の中には、スポーツラボからの封筒も入っていました。

 

第6話 かくし芸大会再び

<あらすじ>
ビリーが熱を上げている2人が“殺人小屋”に現れる。
ビリーはジャスティンに2人の鉢合わせの阻止を頼むが、最後には誰かの失意が待っている。
一方メイジーはセレブのライブを開きコテージ住人にボートハウスの大切さを思い出させようとする。

「ここに買い手がつけば手数料ががっぽり入る」と、メイジーとヴィクターに真新しいコテージを案内するジェイン。メイジーは「最後のかくし芸大会にぴったり」と満足げ。「ティーガン&サラが来ると聞いて売り手が”ぜひ貸したい”と。でもかくし芸大会も今回で見納めね。セレブと仕事なんて羨ましいわ」と土地代を記した契約書を見せるジェーン。メイジーはティーガン&サラの出迎えを頼み、メイジーはジェインを追い払い、内装を模様替えすることに。
メイジーはヴィクターに「あなたは迷走している」と指摘。ヴィクターは「跡地を売った金をみんなで分けるんだろ?」と言いますが、メイジーは「みんなスターを見ればボートハウスがほしくなるわ」と胸を張ります。

「スターの親友になりライリーに見せつけるぞ」と意気込み、スポーツラボからの小包を開けようとしますがビリーに止められます。人を招いたから出ていってと言うビリーに、ジャスティンは「フォレストが来たぞ」と窓の外を見て言います。アイヴィーを呼んだはずなのにと狼狽するビリーは、彼女の対応はジャスティンに任せることにします。フォレストは洗濯機を借りに来たついでにビリーを映画に誘いにきたようで、ビリーは彼にキスされるとすぐさま洗濯小屋にこもってセックスにふけってしまいます。

かくし芸大会のラストをミムジーに飾らせようと、歌とダンスを仕込むオパール。「ティーガン&サラは大事な顧客なのに私を困らせないで」と懇願するメイジーに、なぜかあっさり引き下がるミムジー。メイジーは彼女の態度を訝しみます。

セックスを終えたビリーは慌てて小屋に戻り、ジャスティンにフォレストの対応を頼むと暗に頼み、アイヴィーと向き合います。

「セレブに家を売るチャンスだし、うまくいけばテレビ番組”別荘を売る女”を作れる」と野望に燃えるジェインに、「運転は俺に任せて営業しろ」とアドバイスするウェイン。ジェインは満足げです。

ビリーに推薦状を渡すアイヴィー。次の就職先の足しになればと言われ感謝するビリーに、「キスの件はごめん。気持ちを確かめるべきだった」と謝るアイヴィー。「洗濯パーティーはあなたと仲良くなるためだったの」と打ち明けるビリー。アイヴィーは「気候教会の悪口を言ったことも謝る。私はあのインターンに落ちたの。しかもその合格者は賢くて魅力的な子で」と自嘲します。キスしはじめる二人。
一方洗濯小屋では、フォレストが小屋から出ないようにジャスティンが執拗に洗濯物を分けるように指示していました。

最後のかくし芸大会がいよいよ始まろうとしていましたが、ティーガン&サラからメイジーに「迎えの車が来ない」とクレームが入ります。実はジェインの車はパンクして立ち往生しており、ジェインは圏外のふりをしてミスを隠そうとしていました。
メイジーは困り果てます。さらにヴィクターから「オパールの注文した前菜用の牡蠣も届いてない」と言われ、ティーガン&サラの代わりにビリーを呼び、彼女が到着するまでの間、内装を競売にかけることにします。競売の司会はオパールが務めます。

フォレストとアイヴィーのどちらも選べないとジャスティンに泣きつくビリー。そこにメイジーからかくし芸大会の大トリを務めるようメールが届き、ジャスティンはカナダの大スターの代役を娘が務めるなんてと大喜びします。ジャスティンは「ここは俺に任せて」とビリーを送り出します。

「メイジーの期待に応えられなかった」と落ち込むジェインを、「運が悪かっただけだ。俺のせいにしていい。自分を責めるな」と慰めるウェイン。しかしタイヤを見てみると、釘がこっそりと打ち込んであります。スペアタイヤも消えていることからして、誰かがジェインを妨害しようと企んでいるようです。

一度は逃げ出したビリーでしたが、「ジャスティンみたいになりたくない」と引き返します。アイヴィーからどちらかを選ぶように迫られ、フォレストを選ぶビリー。
ビリーはメイジーに「そっちには行かない」と断り、メイジーはかくし芸大会を中止にするしかないと絶望。ミムジーはやる気のようなので、彼女にトリを任せることに。しかしミムジーは「デュオがいい」と言い出し、メイジーは「ボートハウスを作ろう」という歌を作ってミムジーとともにトリを飾ることに。大興奮の観客たち。二人の舞台をアップロードした動画も大人気に。
「湖畔にはかくし芸を披露する場所が必要よ。跡地の売却金の分前をボートハウスに寄付する」と提案するウルリーカ。次々とそれに賛同する者が現れます。

メイジーに会いに来たジャスティンは「愛する人を失いそうなんだ。ライリーの血液検査だ。ガンみたい」と検査結果を見せますが、メイジーが「母の検査結果よ。ライリー宛に送らせたの」と言うので胸をなでおろします。感傷に浸る間もなく、ティーガン&サラから「もう二度とこんなことしないで」と怒りの電話を受けるメイジー。

ライリーを諦められないジャスティン。小屋に戻ったジャスティンに「親が自然ツアーに来る」と報告するビリー。

 

第7話 名演技

<あらすじ>
ビリーは訪ねてくる両親に、インターンとして湖でツアーを行っているとの嘘を信じさせなくてはいけなくなる。
ジャスティンとライリーはボートハウス再建用の土地を確保すべく幸せなカップルを演じ、メイジーは母親が病気であるという現実を受け入れられずに苦しむ。

レンジャーの上司役をフォレストに任せ、自然ツアーのガイドをしているのだと両親に信じ込ませようと芝居をすることにしたビリー。ジャスティンは真実を打ち明けてもいいのではと言いますが、ビリーは「嘘がバレたら許されるバイトは家庭教師だけになる。失望させたくない」と嫌がります。
すっかり風貌が変わって現れたライリーに驚く二人。しかしすぐに両親が来たことを知らせるチャイムの音が鳴り、ジャスティンはライリーにまだ別れていないふりをしてほしいと頼みます。

ミムジーの検査結果を言わないメイジーを訝しむヴィクター。オパールはミムジーを時間を過ごすほど彼女にそっくりになっていきます。

ビリーの両親のうち、父は所要で来られなかったため、母のナオミだけが小屋に現れました。久々の再会であるライリーとジャスティンを二人きりにしてあげようとナオミが言うので、早速ナオミとビリーは自然ツアーに向かいます。ナオミは「ジャスティンはライリーと別れたままなんでしょ。ジャスティンのために夢を犠牲にしちゃ駄目」と鋭く見抜きます。

「ボートハウスに絶好の土地があるの。売り手は不動産業者には渡したくないと言ってる。買えるのは代々の別荘族だけ。他に適任者がいないからビリーとジャスティンに夫婦役を頼みたくて」と小屋に訪ねてきたジェイン。ライリーは地元民ですが別荘がほしいと言い出し、二人はカップル役をすることに。

フォレストにツアーのための道具を出してもらうよう頼むビリーですが、植林キャンプは今週で引き上げるため道具類もリース期間が終了して返送してしまいました。では沼を観察しに行こうとナオミに提案しますが、彼女はインドア派かつ着飾った服装のため、沼に行くなら病気予防に長靴を履かないとと嫌そうに言います。

別荘の売り手であるフォイービーに話を聞きに行くジャスティンとライリー。するとそこにカップルのふりをしようと現れたウェインとジェインが。ジェインはジャスティンたちに別荘を渡すまいと対抗します。「勝者はボートハウスの命名権を持つのでどう?」と言い出すジェインにジャスティンは乗ります。

フォレストがナオミを喜ばせるためにビリーにさまざまな案を出してくれますが、どれもピンときません。ビリーはフォレストをキャンプに返し、ナオミと二人きりになります。夜はフォレストとともにキャンプの打ち上げに参加するつもりです。

フォイービーは「亡き祖母は湖を愛するカップルに家を売るように言ったの。私と祖母にそれぞれの馴れ初めを聞かせて」と言い出します。ジャスティンは逃げ癖がついていた自分をライリーとの出会いが変えたと言います。
対抗するようにウェインは、情報局の暗殺者で初期の糖乳病だった自分は家族や友人のために姿を消すことにし、今生の別れを祝う会を湖畔のバーで開いたときにジェインに出会い、暗殺業をやめたのだと言います。
フォイービーに電話がかかってきて、彼女は「きっと祖母からよ。誰に売るか決めたのね」と微笑みます。

ツアーを終えると、ナオミは「上司と付き合うのはやめなさい」と命じます。そこにメイジーが現れ、「彼女はインターンを捨て男を追った挙げ句クビになった。植林を2日でクビになったのよ」と全てを勝手に話してしまいます。

ボートハウスの名前をどうしようかと相談していた四人ですが、フォイービーは「今、匿名の電話であなたたちがここを壊して娯楽施設を建てると聞いたわ!さっさと出ていって!」と金切り声を上げます。

ナオミはなぜメイジーにここにいるのかと問い、メイジーは「母の病気が本当で同情すべきか悩んでるから。母は私から息子を奪った。母の血糖値を上げるために帰るわ」と湖に飛び込んで去っていきます。

誰が妨害の電話をしたのかと不思議がる四人。ジェインの車をパンクさせた奴が怪しいと言うウェイン。ジェインは「ボートハウスを憎んでるのかも。だからかくし芸を妨害したりするんだわ。ボートハウスの復活を止めたがってるなら、その人が放火犯かも。だからジャスティンは犯人じゃないわ」と言い、ジャスティンはようやく疑惑が晴れたと拳を天に突き上げます。

メイジーはオパールに「ばあばに懐いているのが寂しい」と伝え、オパールは訝しみます。

ナオミは「これからは嘘をつくより私を信頼して。私の期待とは異なる決定をしてもあなたを尊重する。あなたの決定は正しかった。あなたの進路については家で話し合いましょう」とビリーに言います。ナオミはご機嫌に帰っていきます。
入れ替わりにライリーが現れ、「俺のことについて書かれた記事にはこうあった。”この写真家は被害者に興味がなく、代わりに逃げる車を見つめている”。プロポーズのときも自分の身を投げ出して君を逃がすまいとした。君を失うのを恐れた」と謝りますが、ジャスティンは「それは間違いだ」と訂正し、彼を送り出します。
ジャスティンはビリーに「放火犯の犯人が分かった。そこにある真実を暴きたい」と打ち明けます。

家の庭に引かれた線を一部消したジェインはウェインにセックスのお誘いをします。ウェインは断り、「俺は工作員じゃない。ボートハウスの裏で吐いてた冴えない男だ。夏中居座り続けて悪かった。お前が自由に羽ばたくのを邪魔してた。もうお別れだ」と飛行機に向かって歩き出します。呆然とするジェイン。

 

第8話 ミステリー・クルーズ

<あらすじ>
ジャスティンとビリーはすべての容疑者をボートに閉じ込め、ボートハウス放火犯の正体を突き止めることでジャスティンの名誉を回復させようとする。
アイヴィーとフォレストが帰る前に植林キャンプのお別れパーティに参加したいビリーは、ジャスティンの手助けに合意する。
メイジーはついに母親の病気を受け入れ、夏が終わる前に和解しようと決意する。

ビリーとジャスティンは船を貸し切り、結婚式の参列者たちを席につかせて湖を周遊します。
「ボートハウスの候補地が見つかった。植林キャンプが借りてたところが売地になったの。今買えば9月には建設予定よ」と言うビリー。ジャスティンは放火犯を見つけたのだともったいぶりながら説明を始めます。
船に乗っている一人ひとりに「君が怪しい」と言っていくジャスティンですが、全員にアリバイがあります。するとモーリーンが突然自供しはじめます。「結婚式のせいでトランプ大会が中止になって頭にきてた。理事会に長年尽くしてきたのに、結婚式の座席には”エロリーン”。にぎやかな式を見てたら惨めな気分になった。私達の式を祝福したのはクレアの母だけよ。彼女は夫を持て余してたの。アレが大きすぎてね。ボートハウスがある限り不名誉なあだ名は消えない。私はいつまで経っても”略奪婚のエロ女”よ。だから私のことを二度と馬鹿にできなくさせたの!今後は本当の名前で呼んでちょうだい!」とモーリーンは絶叫します。自分たち全員でボートハウスを燃やしたということかと反省する一同。

ボートハウス建設予定地に向かう一同。植林キャンプの参加者たちが撤退の準備をしています。明日の朝までは植林キャンプがこの土地を借りていますが、打ち上げには誰でも参加できます。”森のプロム”にぜひ来てくれと招待する女装姿のフォレスト。
ビリーはフォレストに別れを申し込み、アイヴィーに会いたいと頼みます。

ヴィクターは自分を見失った一年だったと振り返り、モーリーンを象徴する蝶のタトゥーを腰に入れてもらうことにします。

ビリーはアイヴィーに会いに行き、「同性愛は初めてで戸惑ってた。傷つけてごめん」と謝り、アイヴィーは彼女を許します。

「理事会は告訴を見送った」と言うジャスティンに、ミムジーは「パリ帰りの色男が迎えに来てるわよ」と言います。こちらに歩いてきたのは女装姿のライリー。「まだ愛してる?やり直すか?」と問うライリーに、ジャスティンは「心の底から」と答えます。ジャスティンの手の甲にキスするライリー。

夜まで大騒ぎの一同。メイジーはマイクを握ると、「私達はときに誰かを悪者にしてしまう時がある。私達も悪いの。再出発しましょう!」と高らかに言い、全員が拍手します。
メイジーに近づくミムジーは「私はいい母親じゃなかったけど、お互い自由に生きてる。そこは感謝して」と言うと、コテージの鍵を「約束よ」とメイジーに渡します。「最後の旅行に大金が必要だったからコテージを担保に95万ドル借りたわ。彼氏の旅費にするの。ジャスティンと仲良くね」と言うと、去っていくミムジー。メイジーは「母はあなたとコテージを共有してほしいと」とジャスティンに言い、二人は握手します。

「パパと仲良くして」と四つ子に促され、ウェインにダンスを申し込むジェイン。「ニュースレターにあなたのことを書いてごめん」と謝るジェインに、「家庭を任せきりにしてごめん」と誤り返すウェイン。二人は仲直りします。

「来年は自然ガイドをする。起業の経験を大学の願書に書ける」とライリーに報告するビリー。ジャスティンは二人に「コテージをメイジーとシェアすることになった。ジャスティンの勝利だ」と言い、ライリーはジャスティンにキスします。
「子どもがほしい」と囁くライリーに驚くジャスティン。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

シーズン1とシーズン2で全く毛色の違う物語になっていて面白かったです。シーズン1は家族の喧嘩、シーズン2はミステリーという感じ。放火犯があっさり自供したのは意外でしたね。まさかモーリーンだったとはなあ…ずっと「エロリーン」とは呼ばれていましたが、ここへの伏線だったと思うとすごい計算だ!

小錦あや
小錦あや

本作中でのカナダでの「優等生な女子高校生」像は、①パーティーとかでヤクを吸い慣れてる②イケてる男にエロ写真送ったりヤったりセックスに興味津々③環境問題にかなり敏感④自分は優れているとはっきり言葉と態度で表明する という感じで、日本で優等生というと「勉強オタク」「性的に淡白」「ヤクなんてもってのほか」(環境問題に関する意識云々は特に優等生イメージに関係なし)というイメージがあるだけにその違いが面白かったですね。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

カナダは日本に比べて家族の形が多様なので、ゲイの親が娘を養子に出すという設定自体には違和感がなかったものの、娘の側がそれをかなり積極的に受け入れていて、産みの親に対してしこりや憤りのようなものを抱いていないところに、育ての親との仲の良さ・風通しの良さを感じましたね。育ての親にたっぷりと愛されて育ったからこそ、精神的余裕があるのかな?子どもが生みの親を敵視するあるある展開かと思っていたので、そこは意外性があって良かったです。

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引用:Amazon.co.jp: にわかパパと娘の夏休み シーズン1を観る | Prime Video

 

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