「アマプラ同時上映会」第2弾!
当サイトの運営者3人が、AmazonプライムビデオでBLドラマ・映画を同時視聴する企画です。
今回観るのは、いまどきの26才のクズ男が「昔飼っていた最愛の犬」と再会し、愛し愛され成長していく感動の物語、「すきすきワンワン!」。
全話のネタバレ・あらすじ一覧を掲載しています。
早速見てみましょう!
登場人物とあらすじ
怠惰な無職ダメ男と元愛犬だったハイスペ男子 のお話。(攻め受け不明)
<あらすじ>
無職で無気力な主人公・炬太郎は、散らかり放題の部屋で、起きて食べて寝る、だけのダメ生活を送っていた。
そんな炬太郎の元にある日、「僕はあなたの元愛犬でした!」と名乗る謎の男・てんが現れる。
てんの口から、炬太郎の子供時代の「てんしか知りえない真実」が飛び出し、「まさかほんとに!?」と信じざるを得ない炬太郎。
\ 国内最安の動画見放題サービス /
\ 140,000本以上の映画・ドラマ・ アニメ・ バラエティが見放題 /
予告編・予告動画
こんな人におすすめ
- ジャニーズの岸優太くん、浮所飛貴くんのファンだ💕
- 愛犬家である🐕💕
- 転生モノが好き😇✨
本作をもっとよく知るための小ネタ
①主演の岸優太(ジャニーズグループKing & Princeの元メンバー。現在はNumber_i所属)は、本作が連続ドラマ単独初主演です。
②脚本は、NHK連続テレビ小説「スカーレット」(2019年)などを手掛けた水橋文美江氏が担当しました。
③櫨山裕子プロデューサー曰く、主演が岸優太氏に決まってから「当て書き」(役を演じる俳優をあらかじめ決めておいてから脚本を書くこと)にしたらしく、予定よりも炬太郎が真面目なキャラになったそうです。
ネタバレ感想
第1話 「犬、生まれかわる」
<あらすじ>
無職で無気力な主人公・炬太郎。
散らかり放題の部屋で、起きて食べて寝る、だけのダメ生活を送っていた。
そんな炬太郎の元にある日、「僕はあなたの元愛犬でした!」と名乗る謎の男・てんが現れる。
炬太郎が小学生の頃、愛犬のてんが死にました。炬太郎は祖父母から聞いた、「モンゴルの言い伝えでは犬は死ぬと天国で人間になる。尻尾を切って丘に埋める」という話を信じていました。
時は流れ、炬太郎はすっかりダメな大人になっていました。両親も祖父母も死に、炬太郎は天涯孤独。働きたくないので、家を賃貸に出し、間借りしてくれる人を探しています。そんな中、不動産屋の柿本は新しく間借り人として、自称「てん」を連れてきます。
てんはまだ二十歳そこそこですが、シリコンバレーでプログラマとして働いている高給取りで、炬太郎の提示した強気の家賃を支払うと言います。さらに、幼い炬太郎が尻尾を切り落とせなかった代わりにあひるにおもちゃを埋めたことを言い当てます。炬太郎を驚きながらも、てんを同居人として認めることに。
第2話「犬と元カノ」
<あらすじ>
元カノに未練タラタラの炬太郎は、借りたお金も返さず連絡も無視していた。
「お金を返してしまったら、今後電話もメールも来なくなって完全に終わってしまう!」という屁理屈をこね、そこに元カノとの唯一の繋がりを感じている炬太郎。
そんな炬太郎を見かねたてんは、元カノとのケジメをちゃんとつけるようにと促すが、今ひとつ踏み切る勇気が出せない。
元カノのみおに五万円もの大金を借りている炬太郎は、彼女に会う口実をなくすのが嫌で、なかなか借金を返せません。見かねたてんは五万円を貸してくれますが、炬太郎は思いきれません。
みおからは再三督促の電話がかかってきており、炬太郎はようやく電話に出ます。みおは、炬太郎が「彼女持ちの自分」にしがみついているのだと指摘します。たしかに、炬太郎はみおと付き合っている間、いいところを見せようと張り切るあまり、楽しいと感じたことがありませんでした。
ようやくみおにお金を返す炬太郎。てんは寂しげな炬太郎を心配し、「なんでもない日だからこそ、記念日になる」と彼の好物を振る舞って元気づけるのでした。
第3話「犬と小説と大リーグ」
<あらすじ>
パッとしない野球少年時代、同じチームで炬太郎が唯一気を許していた、かつての友人・光太郎から文学賞を受賞したと突然の連絡が。
気乗りしないまま受賞パーティに出向いた炬太郎は、不器用だがひたむきな努力を続けられたのは炬太郎のおかげだという感謝をされ、かつての輝いていた自分を思い出す。
一度もスタメンに入れなかった野球少年時代の炬太郎には、親友がいました。同じく万年ベンチだった、光太郎です。しかし、彼から文学賞を受賞したので受賞パーティーに来てほしいとのお誘いが。炬太郎は怠惰な今の自分を知られることが恥ずかしく、彼に会いたくないと駄々を捏ねます。
てんに押し切られ、受賞パーティーに顔を出す炬太郎。光太郎は、炬太郎がかつて「奇跡を起こすぞ!」と励ましてくれたことが何より嬉しかったと打ち明けます。
パーティーを早々に脱した炬太郎でしたが、光太郎が文学賞を受賞するまでに書いた作品のリストの膨大さに絶句します。彼の努力を垣間見た炬太郎は、羨望ではなく賞賛の気持ちに変わります。
第4話「犬、怒る」
<あらすじ>
かつての友人の出世から刺激を受けた炬太郎は、無職からの脱出の一歩として、フードデリバリーのバイトを始める。
心配するてんをよそに、バイトなんて楽勝だと軽く見ていた炬太郎だった。
しかし、現実はそう甘くはなく、配達ミスや、不本意なクレーム対応などの試練に見舞われた炬太郎は不満をてんにぶつけるが、返ってきたてんの激しい言葉に衝撃を受ける。
光太郎に刺激を受け、炬太郎はデリバリーのアルバイトを始めることに。しかし、「デリバリーの仕事なんて誰でもできる」と甘く見ている炬太郎は、クレーマーのお客さんなどに遭遇するうちにふてくされていきます。てんに「仕事に誇りを持って」と言われても素直になれない炬太郎。
炬太郎は犬のてんが焼き芋を大好きだったことを思い出し、柿本が買ってきてくれた焼き芋を一緒に食べようと誘います。
炬太郎は、前職時代に良くしてくれた人格者の先輩が、仕事ができるあまり周囲に疎まれて左遷されたために「何のために仕事するんだろう」と今も悩んでいることを打ち明けます。
そんな時、炬太郎は仕事の合間に助けた老婆から感謝のメッセージをもらいます。本業への評価じゃないと言いながらも、嬉しそうな炬太郎。「無駄な努力なんてないよ」と言うてん。
第5話「犬と片想い」
<あらすじ>
炬太郎の家を管理している不動産屋の柿田の頼みで、飲み会にしぶしぶ参加することになった炬太郎は、財布を自宅に忘れたことに気がつく。
財布を届けに来たてんを寒い路上に待たせまま次の店へと向かってしまった炬太郎は、その後のてんの想定外の行動を目の当たりにし思いもよらなかった感情が沸き上がってくることに葛藤する。
てんから、「片想いの人がいる」でも「いつまでも片想いでもいい」と告白されて驚く炬太郎。
柿本は駅前のスーパーでレジ打ちをしている、みくちゃんに片思い中。彼女をデートに誘いますが、「誰かを誘ってくれるならカラオケに一緒に行ってもいい」と言われたので、炬太郎が誘われます。
炬太郎はわざと財布を忘れてついて行き、柿本にカラオケ代や食事代を奢らせます。なかなかみくちゃんが来ないので、別のカラオケ屋に行くことにした柿本と炬太郎。てんは炬太郎の財布を持ってカラオケ屋に駆けつけますが、柿本の介抱で忙しい炬太郎は、てんに「待て」と命じて次のカラオケ屋へ向かいます。しかし、何時間も待ったにも関わらず、みくちゃんは「彼氏がいるから行かない」と一方的な電話をして切ってしまいます。
柿本はみくちゃんに似た犬を飼おうかなとぼやきますが、炬太郎は「みくちゃんと犬は違います。みくちゃんはたった数秒も待ってくれなかったけど、犬は何時間でも待ってくれる」と言います。カラオケ屋の前で待つてんの元へ駆けつける炬太郎。「炬太郎くんのためなら何時間でも待てるよ!」と笑顔のてんを見て、炬太郎は初めて彼を恋愛対象として「好きだ」と感じます。
第6話「元ネコ vs 元イヌ」
<あらすじ>
てんに対し、元飼い犬としての想いだけに止まらない、“愛”を感じ始めた炬太郎。
てんも、炬太郎からの“愛”を感じ、喜びを隠しきれない。
そんなある日、炬太郎の元に突然現れたのは、炬太郎が高校生の時に知人から一時的に預かったセレブ猫・エリザベスの記憶を持つ女・エリー!
家に突然謎の女が上がり込んできます。なんと彼女は、炬太郎が学生の頃に知人から三ヶ月間だけ預かったセレブ猫・エリザベス様でした。
エリザベス、通称エリーは勝手に炬太郎の卒論を読み、自分の勤める外資系コンサルティング会社にインターン生としてスカウトします。社長の月野は卒論を絶賛し、炬太郎はスカウトを断りに行ったにも関わらず、入社の意思を固めてしまいます。
てんの片想いをおちょくる炬太郎ですが、「僕の片想いの相手はこたくんだよ!」と言われ、呆気に取られます。
第7話「犬と38.2℃」
<あらすじ>
エリーの勤めるコンサル企業にお試しインターンとして働くことになった炬太郎。
エリーに背中を押され、炬太郎は期待に応えるべく連日遅くまで働き詰め、てんとはろくに会話もできないでいた。
そんなある日、てんが熱を出して寝込んでしまう。
インターン生になり、エリーと月野の期待に応えようと残業する炬太郎。毎日忙しくて、てんとはほとんど話せていません。
その晩、てんは高熱を出してしまいます。看病のために仕事を休ませてほしいと月野に頼み、快諾されます。てんは炬太郎の看病のおかげで回復します。しかし、そこにエリーが登場。てんは炬太郎が成長するのを妨げているのではないか?と炬太郎に詰問します。その会話を聞いていたてんは、スーツケースに荷物を詰め始めます。
第8話「犬と猫がんばる」
<あらすじ>
てんの行方を気にしながらも仕事に向かう炬太郎。
だが仕事第一のエリーにとって炬太郎の事情などお構いなし。
帰宅させるべくてんに言葉を尽くす炬太郎。
朝起きると、柿本が「てん君は駅前の漫画喫茶にいるよ。君の成長の妨げになってるから、もうここには住まないって。新しい同居人を探さないと」と教えてくれます。「てんはいてくれるだけでいい」と電話で懇願する炬太郎に、てんは今すぐ家に帰ると答えます。
エリーは自分は仕事のために離婚までしたのにとショックを受けます。そんな中、元夫がしつこいから婚約者のふりをして電話に出てくれと炬太郎に頼むエリー。炬太郎が元夫からの電話に出ると、自分も再婚する、エリーなんかとは比べ物にならないくらい優しい人だ、と言われます。エリーは、元夫から「あれもやれ」「これもやれ」と命じられるのが辛くて別れたのだと打ち明けます。自分もてんのような存在がほしかったとこぼすエリー。
第9話「犬の涙」
<あらすじ>
インターン経験を経て、一回り成長した炬太郎は「フツーの小さな幸せと、たったひとり、自分のことをわかってくれる人がいればいい」、と身の丈にあった今の生活、てんと共に暮らす穏やかで楽しい日々の大切さを改めて噛み締めるのであった。
そんなある日、どこかてんの様子がおかしいことに気づく炬太郎。
てんから犬の記憶が消えてしまうかもしれない。
エリーの会社のインターンに落選した炬太郎でしたが、俺はたった一人てんという理解者がいてくれたらそれでいいんだ、と本音をこぼします。
しかしそんな中、てんは少しずつ記憶を失っていると打ち明け、炬太郎はもし記憶を失ったらお前とのこの小さな幸せがなくなる…と絶望します。犬の頃に大好きだったおもちゃも何もかも、思い出をすっかり忘れてしまったてんに衝撃を受ける炬太郎。
第10話「犬、去ぬ」
<あらすじ>
日に日に薄れていくてんの記憶。
このままてんの記憶がなくなったら……それならいっそ、残りの日々はたくさん笑って楽しく過ごしたい、と「やりたいことリスト」を作って昔を懐かしみながら今までのように過ごす。
ついに「その日」はやってきた……。
前世の記憶を失ったてんは「一緒に住めない」と言い出し、炬太郎はペットロスに陥ります。てんの部屋で一冊のノートを見つける炬太郎。そこには、記憶を失う前のてんが炬太郎に感じた思いをこめた言葉が綴られていました。
毎日、炬太郎との思い出とともに「ありがとう」という言葉が必ず書かれています。モフモフしてくれてありがとう、笑ってくれてありがとう…。炬太郎はてんと一緒にいられればいいと言ったけれど、自分は消えてしまうかもしれない。こたくんの全てが大好きでした…という言葉に、号泣する炬太郎。
炬太郎は、犬の訓練士を目指して猛勉強を始めます。初めて担当した犬は、なんと、てんそっくりのサモエド!犬に翻弄されながらも楽しく過ごす炬太郎。
まとめ

大の犬好きなので、最後は炬太郎とともに大号泣でした。「ありがとう」なんて、こっちがありがとうだよ!!生きてくれただけで嬉しいのに、人間になってまで自分の元に来てくれるなんて、なんて孝行犬なんだ…と涙が止まりませんでした。てんと炬太郎は恋人としては結ばれなかったけど、これ以上ない優しいエンドだったと思います。炬太郎もてんも、幸せになってほしいな😭💕

最初は、ジャニーズだしあんまり演技力は期待できないかなあ〜などと失礼なことを思っていましたが、脚本の良さもあり、いつの間にかのめり込むようにして観ていました。特に炬太郎役の岸くんのダメ男っぷり、からの、てんと出会ってからの成長っぷりの演技の振れ幅がすごく良かった。また二人が俳優として演技されるところを見てみたいです。

ジャニーズのアイドルたちが匂わせBLドラマをやるとのことで、ファンの間では賛否両論あったとか。私はKinKi Ki◯sの大ファンだったんですが、当時、コンサートなどで二人が濃厚な絡みをするほどファンの方々は歓声を上げていらしたので、ジャニーズ好きはてっきりBL好きも多いものだと思っていたので、苦手に思う方もいらっしゃるのか〜と意外でした。推しをエッチな目で見られるのが嫌とかかな…。
今回3人が見た「すきすきワンワン!」は、Amazonプライムビデオ、Huluで無料視聴できます。
ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨