今回観るのは、美男子だがお人好しでお茶目な永井。嫌味なくらいクールで格好良いが実は一途な本田。可愛いのに天然なのか計算高いのか小悪魔な斉藤。この3人の恋愛模様をハートフルでコミカルに描く山田ユギの代表作、「アニメ 最後のドアを閉めろ!」。
全話のネタバレ・あらすじ一覧を掲載しています。
早速見てみましょう!
登場人物とあらすじ
引用:Amazon.co.jp: 最後のドアを閉めろ!ACT.1 [DVD] : 鈴村健一, 森川智之, 遠近孝一, 瀧本富士子, TAMA: DVD
人たらしの色男×後輩に長年片思いしている美形 サラリーマン同士 のお話。
<あらすじ>
永井が大学時代から想いを寄せていた後輩・斉藤が結婚?!
酒を飲み狂う永井は初対面で花嫁の同僚・本田にくだを巻きそのままホテルへ直行。
しかし一夜明け、斉藤は初夜に花嫁に逃げられたと激白してきて…!?
こんな人におすすめ
- 山田ユギ先生作品が好き😍
- 大人のゆるい三角関係ラブストーリーを堪能したい🥺
- 本田の美声に腰砕けになりたい❤️
ネタバレ感想
<あらすじ>
永井が大学時代から想いを寄せていた後輩・斉藤が結婚。
酒を飲み狂う永井は初対面で花嫁の同僚・本田にくだを巻きそのままホテルへ直行する。
しかし一夜明け、斉藤は初夜に花嫁に逃げられたと激白し…!?
あーーーーーーーもうほんと好き…!!😭
お嫁さんに逃げられた斉藤にアドバイスの電話してる時に「今なら言える」からの「付け込もうとしてる場合かよ」って自嘲していい先輩になるの、ほんと優しすぎて😭
そして
本田「ま、あんたのキャラじゃないか」
永井「勝手に俺のキャラ見切んな」
の軽快なやりとりよ…!!!
ギャグっぽくなりすぎずさらっと日常会話の一部でこれがなされるのがいいですよね。
なんていうか、まだ知り合って日が浅いのに、ツーカーの仲というか、わかり合ってる感じが大好きです。
山田ユギ先生は、こういう男同士の友情描かれるのうますぎる!!!!
さらに終盤の、本田の「斉藤くんとのキスが俺より良かったらどうしよう、って」の携帯越しの会話…。
めっちゃ好きです……ヒリヒリするような駆け引き〜!!!!
最後に斉藤が出てくるのもコミカルでよかったですよね。ああ、やっぱり山田ユギ先生作品は最高だ…!!!
まとめ

なるほどここで終わりか…!という感じでした。原作既読です。
すごく個人的な話をすると、私、BL漫画にハマったのって山田ユギ先生の「ピクニック」がきっかけなんです。なぜ手に取ったのかは忘れてしまったんですが、偶然読んで、山田ユギ先生の描写力・セリフ力に衝撃を受けたんですよね…。モノローグが詩的で、コマ割りもおしゃれで、内容もえっちなだけじゃなくてまるで映画みたいに抒情的で、恋愛というジャンルの「芸術」を読んでいるという衝撃を受けたことを、昨日のように思い出します。
その次に読んだのが「最後のドアを閉めろ!」シリーズで、自分の中にあった、「小さくて可愛い男性=受け」というイメージががらっと覆された衝撃作でした。
アニメはかなり原作に準拠していて嬉しかったけど、やっぱりいかんせん尺が短すぎる…!!ぜひとも全話アニメ化してほしいです☺️♥️

永井の声がやんちゃな感じで驚きでした。鈴村さんはかわいい少年声のイメージだったので、さわやかな青年声にはギャップ萌えです。
そして、やっぱり本田役の森川帝王が最高。本田は森川さんみたいな艶っぽい低音のイメージなんだよな〜と、原作を読みながら脳内で勝手にアフレコしていたので、理想どころかそれを超えた良さがあって感動しました。
斉藤役の遠近孝一さんは、自分は初めてお声を聞いたんですが、すごくかわいい…!!きゅるきゅるラブリーな斉藤のキャラ(表面上のw)にぴったりのキューティーボイスでした。

いや〜〜〜想像以上に面白かったです。会話のテンポがよくて、ウィットの効いた内容も面白いから思わず見入っちゃいますよね。
山田ユギ先生作品の良さって、この「おしゃれさ」にあると思うんですよね。漫画でもあえて余白や間をとって、その美しさを読者に噛み締めさせるというか。だから、アニメになった時にその「間」がちゃんと再現されてるかが不安だったんですが、全く無問題でした。そういう空気感も含めて、絵が動かされていたし、声優さんたちの声の掛け合いも息ぴったりで。アニメ化大成功作品だと思います。
それにしても、やっぱり1話だけなんてもったいない!本作は山田ユギ先生の代表作ですし、シリーズ化しても採算は取れたんじゃないかなあと期待してしまいますね。一個人の希望としては、もっと長く見たかったです。
皆さんも、「最後のドアを閉めろ!」をぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨