はなさわ浪雄「ごちそうΩはチュウと鳴く」のネタバレ感想|捕食者vs被食者!キツネの編集担当α×ネズミのエロ漫画家Ω のドタバタエロ甘BL

コミック

はなさわ浪雄先生「ごちそうΩはチュウと鳴く」を読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ

キツネのエリート編集担当α×ネズミの中堅エロ漫画家Ω のお話。

<あらすじ>
漫画家でネズミ族のΩ・胡桃沢(くるみざわ)は、担当編集者であるキツネ族のα・宇迦野(うかの)が苦手だ。
締め切りが迫るある日、胡桃沢はΩ専用サロンで発情してしまい、宇迦野に助けられる。
発情がおさまらない胡桃沢は、宇迦野の「中出しすれば一発で終わる」という甘言に流され初めてセックスをするも、食べられてしまうという恐怖と隣り合わせが恐ろしいほど気持ち良くて…!?

 

こんな人におすすめ

  • 疾走感あるギャグBLが読みたい😂✨
  • オメガバースも獣人ものも大好き🦊❤️🐹
  • 捕食者攻め×被食者受けという関係性にゾクゾクする🤤

 

ネタバレ感想

Act.1

↑このActを数えるところがハムスターの形になってて超可愛いです🐹細部まで凝ってる!

宇迦野さんがさちおに「私は先生の種族全体きなこもちに似てると思います」って言うのに笑いましたww 飄々とボケおってww

宇迦野さんがさちおを抱きながら言っていた、「正直両方の意味で興奮してます」は、「Ωと初めてヤること」「被食者とヤること」の2つの意味ってことかな?🤔

「生きながら食われる野生生物はその苦痛を和らげるため脳内に麻薬に似たものを分泌するらしい」は宇迦野さんの表情も相まってリアルすぎてゾッとしました。

ラブホのホテルでネズミの姿で寝るさちお、ほんとにきなこもちみたいでかわいかったですw

 

Act.2

宇迦野さんがジャッカルαのヒロインを推してるのは自分と似てるからでは…?作中の主人公にさちおを投影しているからでは…?

「発売後即大量重版!!」「80万部突破!?」って本屋で腰抜かしてるさちおが好きですw
しかもちゃんとリサーチのために買ってるところがエライ!💮

宇迦野さんがかわいいスタンプ送ってくるところに嫉妬で逆ギレしてるのもかわいくてニヤニヤしますw

宇迦野さん、ガンガン核心ついてくる〜!!!ヒュウ〜!!!
そして宇迦野さんでオナニーしてるの聞かれてたァ〜!!と思ったらカマかけられてたのか…ホッ…というか、ちゃんと図星なのが怖いよ!w

汗だくでネクタイを解きながら「ジャッカル娘の顔、私がモデルですよね?」の爆イケ顔…昇天しそうになりました…。宇迦野さん、分かっててそのコマ褒めたのか…。

 

Act.3

大人気漫画家 元木シオ先生(さちおの大学時代の漫画研究部の後輩で狼のαである吉敷 朋)との過去がすごく苦しくて…泣きそうにりました…🤦‍♀️

吉敷も捕食傷害・レイプ未遂なんてきっと本当はやりたくなかったんだ…「ねずっち先輩」って心から慕ってて、だからこそ「あんたに発情したくてしたんじゃない(傷つけたかったんじゃない)」って泣いちゃったんだろうな…。

暴力、DV、虐待

宇迦野さんの「私は先生に発情したくてしてますよ」はエロすぎんよー!!!ギャー!!!///

 

Act.4

大学時代のことを土下座して謝る吉敷にさちおが「組み合わせが悪かったんだよ俺たち」「お前が悪いなら俺も悪いよ」って言うの、カッコよかったです😭❤️

しかも吉敷も「おめだん」読んでるって、2人ともお互いに知らない間に作品読み合ってたんですね。
吉敷はさちおに会いたくて宇迦野さんの出版社に持ち込んだってとこからして、さちおにかなり片想い募らせてるとみました…なんていじらしいんだ吉敷…😭🐺❤️

「おめだん」、吉敷に向けて描いてたのか…!!照れてる吉敷かわいいい…!!😭❤️
吉敷×さちおルートのハピエンもください!!(強欲)

宇迦野さん、「私は本当にこの人のこと好きなんですけど」って絶対さちおが背中で起きてるのわかって言ってるーー!!キャー!!!///

え、ええ…!?宇迦野さんガチでさちおを食べようとしてた…!?さちおめちゃくちゃ流血してるんですが…!?!?😨

 

Act.5

「身体に”美味しさ”の記憶が染み付いてる」かあ…。宇迦野さんのお兄さん、まさか恋人の命を奪おうと他ならぬ自分がしてしまうなんて思わなくて辛かったろうな…。

徹夜で原稿仕上げて出版社に打ち合わせに来た時の、「寝てなくて…」って言うネズミのさちおが可愛すぎて死にましたw しおしおの顔かわいいw

ジャコウネコの古尾ちゃん、さちおを「食べちゃうよ!?」なんて脅して宇迦野さんと会わせてあげて…優しいなあ…キューピットだ👼❤️

宇迦野さんの「私の本能があなたを食べたがっても 私はあなたを大切にしたいし一緒にいたいです」の誠実さよ…泣きました…。

 

電子書店限定 書き下ろしマンガ「ドスケベランジェリー」

獣の体用のドスケベランジェリーで爆笑しましたwww 宇迦野さんどういう趣味…!?いい笑顔すぎるwww

「人間用もあります❤️」ってそっちも見たいDEATH!!!

 

OMAKE「5.1」

自分が噛んでしまった跡を気にする宇迦野さん、年相応に見えてキュンとしちゃいました🥺

普段の人を食ったような笑顔じゃなくて、真剣な表情なのがまたいい…誠実さが感じられる…心もイケメンだ…。

 

まとめ

すっごく面白かったーー!!!!😆✨

なんといっても、話のテンポが良くて読みやすいです。

最初は宇迦野さんvsさちおの、捕食者vs被食者のギャグだったのに、中盤からは2人がお互いに意識し始める+吉敷という宇迦野さんのライバルが登場してハラハラさせられ、終盤は怒涛の勢いで2人がすれ違い、くっつき、ドスケベエッチ描写の連続で…嵐のようでした🌪

読み終えた後は「2人が幸せになってよかったー!!」という清々しさが残ります。

個人的には吉敷×さちおカプが好きなので、もし違う未来があったなら…と妄想してしまいます🐺❤️🐹 はなさわ先生、番外編とかで描いてくださらないかな…🤤❤️

重苦しいBLはイヤだ!楽しくてエッチなBLが読みたい!というあなたにぜひおすすめしたい一冊です📖✨

ごちそうΩはチュウと鳴く
作者:はなさわ浪雄
漫画家でネズミ族のΩ・胡桃沢(くるみざわ)は、担当編集者であるキツネ族のα・宇迦野(うかの)が苦手だ。締め切りが迫るある日、胡桃沢はΩ専用サロンで発情してしまい、宇迦野に助けられる。発情がおさまらない胡桃沢は、宇迦野の「中出しすれば一発で終わる」という甘言に流され初めてセックスをするも、食べられてしまうという恐怖と隣り合わせが恐ろしいほど気持ち良くて…!?

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