虫歯先生「不死身の命日」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
眉目秀麗・有智高才・更には超有名企業の社長子息―天下のスパダリ・三角冬真の伴侶探しの日々は、大した成果もなく過ぎていた。
しかし、暴漢に襲われそうになったところを助けてくれた(?)男・フジミと出会い、冬真の人生は激変する…!!
読んだら1000%幸せになるウルトラハッピーボーイズラブ!!
電子版には、電子限定描き下ろし漫画が2ページついています。冬真さんとフジミのえっち話です!!🔞
こんな人におすすめ
- 大きくて元気でかわいい受けが好き❤️
- 破天荒すぎる攻めと受けに爆笑したい🤣
- シュールなギャグ漫画が好き😂
ネタバレ感想
①冬馬もフジミもめちゃくちゃすぎて大爆笑
本作のおすすめポイントは、攻めのフジミも受けの冬馬もハチャメチャすぎるところなんですが、特にフジミは破天荒です。
例えば、
・初めて会った日に火災で高層階に閉じ込められてしまった冬馬を救うため、ビルから飛び降りる
・車と同じ速度で走る
・野生の熊に襲われて素手で退治する
など。
冬馬はありえないほどの金持ちゆえの破天荒エピソードが多く、
・暴漢から守ってもらったからと超高級腕時計をフジミにあっさりプレゼントする
・フジミを落とすためだけに山奥にあるフジミの家の隣に家を建てる
・フジミが鼻血を出しただけでヘリでドクターを呼ぶ
など。
フジミは冬馬を「面白い」「飽きない」と楽しそうに見ていますが、いやお前もやで…!と読者としては特大ツッコミを入れたくなります😂
②シリアスシーンでの名言に胸がキュン
男を伴侶にしたいと申し出た冬馬は、父から突き放されてしまい、ミカドホールディングスの跡継ぎとしての輝かしい地位を手放すことに。新たに会社を立ち上げようとしますが、目当てにしていた取引先から「ミカドホールディングスに睨まれたくないから」と逃げられてしまいます。落ち込む冬馬はぼんやりと崖の先で佇みます。それを見つけたフジミは、慌てて駆け出し、冬馬を抱きしめてこう言うんです。
俺よりも仕事が大事なんですか!仕事も金も冬馬さんじゃないのに!?俺がいればよくないですか
「仕事も金も冬馬さんじゃないのに」という言葉に、私は自分でも驚くくらい泣いてしまいました。
冬馬というかけがえない存在がいてこその、仕事、お金。なのに、いつの間にか、仕事やお金の方が自分自身の価値そのもののように思えてきてしまう…そんな経験をしたことがある人は多いのではないかと思います。
そんなふうに思った時に、「それはあなた自身じゃないのに、そんなに価値があるものなの?あなた自身よりも?」と問うてくれる人がそばにいたら、どんなに良かったでしょう。
冬馬は死ぬつもりではなかったのですが、このフジミの言葉をきっかけに仕事への闘志をたぎらせます。奮起する冬馬がかわいいやら、ナチュラル名言メーカーのフジミに感動するやらでした。
③意外にも濡れ場がえっちでびっくりドキドキ
終始おふざけテンポで進むストーリーに、「これは濡れ場が少ない作品なのかな?」と勝手に思い込んでいた私。
読み進めるとどんどんセックスの話題が増えてきて、セックスに至らないまでも半裸のシーンが徐々に増え、いつの間にやら服を着ているよりも脱いでいる時の方が多い話の時も!
そしていざ初夜には、こすり合いっこからなかなか挿入できないとセックスがゆっくりと進み、焦ったさと興奮で頭が痛くなるほどでした😂
おふざけシーンは山ほどありますが、それ以上に濡れ場のエロさも超弩級!
大笑いと同時にエロさも欲しい!という方々におすすめの一冊です。
まとめ
国内最大規模の資本を持つミカドホールディングスの代表取締役の息子かつ跡取り候補の三角冬馬は、暴漢に襲われたところをとある男に助けられます。その男の名前は、フジミ。「人を殴るのが好き」と無邪気に言う彼に、なぜか冬馬は惹かれてしまい…?
虫歯先生独特の、ぶっ飛んだギャグセンス。そしてかわいらしいキャラ造形。そしてたっぷりエッチな展開もあり。
かわいくて面白いギャグBLかと思いきや、中身は特濃で、「なんのために生きているのか」を考えさせる哲学的な作品になっています。
なんのために、どうやって生きるのか。何が自分にとっての幸せなのか。
それを笑いとともに、今一度考えさせてくれる名作です。