hitomi「1人と一人の3650日」のネタバレ感想|ゲイの書店員×被虐体質の会社員 贖罪のため男に抱かれる男を、誰が救えるのか?

コミック

hitomi先生「1人と一人の3650日」を読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ


ゲイの書店員×被虐体質の会社員 元同級生同士 のお話。他1編収録。

<あらすじ>
ゲイの牧は、10年前に「キモいんだけど」と酷い言葉で自分をフッた勝巳と再会し喜ぶが、ノンケのはずの勝巳が評判の悪い男とセックスをしていると知る。

過去、保身のために牧を傷つけた勝巳は見知らぬ男たちに乱暴に抱かれ、痛めつけられることで赦された心地を得ていた。

その事実を知った牧は、勝巳にこう告げる―「僕が勝巳くんに罰をあげる」

 

こんな人におすすめ

  • 痛々しくも美しい恋に惹かれる😭✨
  • 長い長いすれ違いを経て、恋が実る感動を体感したい!!
  • 繊細で肉感的な、hitomi先生の美麗絵を浴びたい

 

ネタバレ感想

素晴らしかった。あまりに素晴らしかった…。感動の涙で前が見えません🤦‍♀️

初コミックスでこれだけ読者の心を揺さぶるセリフ、ストーリー展開、コマ割りができる圧巻の技量に震えます。

こんなにエモーショナルな作品を描いてくれて、届けてくれて、本当にありがとうとhitomi先生への感謝で涙が溢れます…😭🙏✨

本作で特に心揺さぶられたのが、涙の表現。

目の縁で盛り上がり、地面に落ちていく涙のきらめき…涙の一粒に、こんなに心を震わされることってある??と号泣しながら思いました😭✨

あの日、後悔に塗れながら、懺悔しながら流した涙が、私たちを思いもよらない未来へ連れていくのだな…と胸がいっぱいになります🌈

 

まとめ

素晴らしかった!!!!!😭✨

高校時代、偏見を恐れて攻の告白を跳ね除けた受が、何度も自傷した末、懸命に攻に謝る姿に泣きました。攻の「遅すぎることなんて何もない」が胸に響きます。

緻密で美しい名作!!!

1人と一人の3650日 【電子限定特典付き】
作者:hitomi
ゲイの牧は、10年前に「キモいんだけど」と酷い言葉で自分をフッた勝巳と再会し喜ぶが、ノンケのはずの勝巳が評判の悪い男とセックスをしていると知る。
過去、保身のために牧を傷つけた勝巳は見知らぬ男たちに乱暴に抱かれ、痛めつけられることで赦された心地を得ていた。その事実を知った牧は、勝巳にこう告げる―「僕が勝巳くんに罰をあげる」。
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