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お互いを理解し合えない正反対の2人が酒と料理で繋がっていくほろ酔いラブストーリー、「僕らに乾杯!~酒類一切~」。
全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。
早速見てみましょう!
登場人物とあらすじ
酒嫌いの大人気レストランシェフ× 酒好きな酒類会社マーケター のお話。
<あらすじ>
大人気レストラン<グス>のオーナシェフのギフンは酒類を一切取り扱わないと決めている。
そんな中、酒類会社のマーケティングチーム課で働いているジユはもうすぐ発売となる新商品とのコラボで、情報収集のため訪れた<グス>で最高の料理を味わう。
料理に感動したジウはコラボを願い出るがあっさり断られるが、何が何でも説得すると覚悟を決め、ジウはギフンに近付いていく!
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予告編・予告動画
こんな人におすすめ
- 飯テロBLが好き🍚🥢
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- 短編でサクッとハッピーなBL成分を補充したい☺️💕
本作をもっとよく知るための小ネタ
①本作でイケメンで優れた料理の腕もある完璧なシェフだが酒が大嫌いなパク・ギフンを演じるのは、大韓モデル協会主催Kモデルアワードで今年の広告モデル賞を受賞したウォン・ドヒョン。
酒類会社マーケティング課の社員で酒を飲むこと食べることが大好きなワンコ系男子ハン・ジユを演じるのは、第24回釜山国際映画祭で今年の俳優賞を受賞し映画界でも注目される新人俳優のキム・ジュニョン。酒嫌いなシェフと酒好きな酒類会社社員、正反対な2人が織りなすケミは必見!
②「私が何度もミスしたせいでウォン・ドヒョンさんに何度もアサリが入った水をかけることになりました。結局その日、ウォン・ドヒョンさんにアサリの匂いが強くついてしまっていたことをいまだに記憶しています」とジュニョンは語る。
引用:インタビュー|「僕らに乾杯!」キム・ジュニョン “登場人物たちのティキタカが本当に面白い!”|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア
③「出演の決め手はBLジャンルだったから。BLというジャンルは、今じゃないと挑戦できないジャンルだと思って出演を決めました」と語るドヒョン。
引用:インタビュー|「僕らに乾杯!」ウォン・ドヒョン “彼の存在だけで、幸せと楽しさを感じられる”|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア
ネタバレ感想
第1話
<あらすじ>
料理も美味しくシェフもイケメンだとSNSで話題のレストラン・グス。
そんなグスのシェフ・ギフンは大の酒嫌いで店でも酒類は一切扱わないと決めている。
一方、酒類会社で働くジユはお酒を飲むのも美味しいものを食べるのも大好き。
クリスマスの日、海鮮料理店に白頭山焼酎の飛び込み営業の男女2人組が焼酎とおまけのドリンク剤をもってやってきます。焼酎とともにドリンク剤をおまけにもう一本もらうジユ。
やっと来た彼氏に「今年もここか。クリスマスよりも料理が大事なのかよ」と嫌味を言われ、「”好きなものを食べろ”って言ったじゃん」と言い返すも、「付き合い切れない。別れよう」と先に帰られてしまいます。せっかく注文したイシダイの刺身を前に、ジユは泣きじゃくります。
レストラン「グス」は大盛況。シェフのギフンは取材NGのカリスマ性と彼のイケメンっぷりが話題です。ある女性客がビールを頼もうとしますが、「うちは酒類を一切取り扱っていないんです。持ち込みもダメです」とウェイターのワンに言わせます。その後もレストランの休憩時間に地方から来たという客にごねられますが、ギフンはきっぱりと断ります。
焼酎とコハダの刺身を頼む飲み友達・ジハとともに海鮮料理店に来たジユ。刺身を食べると頷きあい、水刺身を追加で頼みます。焼酎をがぶ飲みする2人。いつまでも失恋を引きずるジユに、「お前は酒が飲みたくて失恋を言い訳にしてる。これから楽しい酒を飲め」と怒るジハ。ジユが焼酎を取りに行っている間に、ジハは別れたはずの恋人から「今家の前にいる」と電話がかかってきたため、慌てて店を出ていきます。
ギフンはまかないに冷麺を作るため材料を買ってくるようにワンに頼みます。
友人が自分を置いて出て行ってしまったので、食事もそこそこに店を出てしまったジユは空腹のあまり街を彷徨います。トッポッキが食べたいと思い「グス」に立ち寄りますが、酔って店を間違えて入店したようです。ギフンは酒臭いジユを追い出そうとしますが、ちょうどワンが入ってきてしまい、ジユはギフンにぶつかって伸びてしまいます。
目を覚ましたジユは大きな腹の音を響かせます。店は休み時間ですが、ギフンはついでにと冷麺を作ってくれます。一気に冷麺を食べたジユは焼酎が合いそうだから飲みたいと言いますが、ギフンは「酔って迷惑をかけた上に酒まで要求するんですか!うちに酒はありません」と激怒します。ジユはこんな不自由な店があるなんてと憤りつつも美味しい店だったからと許します。
翌日、「グス」にきた女性客が「ワインの持ち込み料はいくら?」と尋ねてきます。「私を誰だと思ってるの?この程度の店に私が馬鹿にされるなんて…。あんた楽しみにしてなさい」と喧嘩腰の彼女に、ギフンは全く動揺しません。
ワンはギフンにアルコール類を出した方が毎日揉めなくて済むとアドバイスしますが、ギフンは「接客が嫌なら引き止めない」と冷たい態度です。
片付けをしていると、ワンがインフルエンサーから”客を追い出す最悪な店”と「グス」がインスタグラムで酷評されているのを見つけてしまいます。
第2話
<あらすじ>
ギフンはグスで酒類を扱わないことが原因で、店に訪れたインフルエンサーと揉めてしまいSNSで叩かれてしまう。
一方、ジユは会社の新商品発売イベントでコラボメニューを用意してもらうシェフが急遽キャンセルになってしまい、代わりのシェフを探すことに。
グスを思い出したジユは新商品のサンプルを持って店を訪ねるが…。
起床したジユは、慌てて二日酔いのドリンクを一気飲みすると出社します。二日酔いドリンクの山の中で居眠りするジユに、「また飲んだの?酒の匂いがプンプンしてる」と注意する代理のユナ。「会議の準備をして。前回は条件が合わなくて断られたけど今度こそ契約まで持ち込みましょう」と言うユナに頷くジユ。
シェフと交渉中、なんとシェフが「もうシェフは辞めます。そんなに金儲けが大事かと離婚届をつきつけられました。妻を愛してるんです。愛を守るために決めました」と宣言し、ユナは「愛も契約も守ればいいでしょ」と混乱。「もう一度候補者リストを洗い直さないと。週明けまでにリストアップして。できなければ転職先を探して」ジユに頼みます。「今回のプロジェクトに使ってくれと言われました」と酒の差し入れをもらい大喜びするジユ。
酒を片手に「グス」を覗いていたジユは、ギフンが突然出てきたので驚いて酒瓶を撒き散らしてしまいます。「酒か」と言うなり店の扉を閉めるギフンですが、酒を入れるための袋をくれたので「情のある人だな」とジユは機嫌を直します、
帰宅したジユのもとに、飲み友達のジハが尋ねてきます。「今日は爆食いしてやる。ウスの野郎め、俺を振るなんて」と言いながら酒を飲みつつテイクアウトのパスタを頬張る2人。うまいと驚くジユに、「最近人気の”グス”って店のパスタだよ」と説明するジハ。ジユは「この店でいけるかも」とつぶやきます。「お前が今飲んでる酒で来月シェフとコラボした発売イベントをするんだ。でもシェフが見つからない」と言うジユに、ジハは「さらにシェフがイケメンなんだよ」とSNSを見せてくれます。あの店か!と驚くジユ。
翌日早速ユナに提案すると良い感触でしたが、「酒のせいで険悪な状態になったことがあるので他を当たります」と申し訳なさそうに言うジユ。そこに課長が現れ、シェフのリストをチェックします。前の2人よりイケメンだしメディアにも露出していないからこっちの方がいいと言う彼に、「まだ協議中なんです」と焦るユナ。しかし課長は「いつまで話し合うつもりだ?今週中に契約しろ」と言って去ってしまいます。
ジユはユナと待ち合わせの約束をして「グス」に来ると、早速食事を頼みます。驚くほど美味しい料理に舌鼓を打つジユ。「ペクスンダン社のハン・ジユです。弊社で焼酎を売り出すんですが、ぜひシェフとコラボを。シェフには料理を作って欲しいんです。他には発売イベントへの参加、店の宣伝にもなるはずです」とジユが頼むと、ギフンは「参加しません。二度と来なくて結構です」とつれない態度。ユナに「無理そうです」と連絡するも、「もう上に話が上がってるから無理よ」と言われてしまいます。
ワンは「さっきの話を受けてみたら?客数も伸びてないし、コラボすれば店の宣伝になるよ。売り上げも伸びるはず」と提案しますが、ギフンは「やっと店に立てるようになったんだ。まだ大勢を相手にできない」と疲れたように言います。
明日の食材を出してくれとワンに頼むと、彼が突然腕を痛めてしまいます。
第3話
<あらすじ>
グスの従業員・ワンがケガをしてしまい、ギフンはグスを1人で回さなければならなくなってしまう。
ギフンがピンチに陥っていることを知ったジユは、これをチャンスに変えようと店の手伝いを申し出る。
戸惑うギフンだったが、接客もうまく人当りも良いジユを見て…。
ワンの腕に別状はありませんでしたが、店は手伝えなさそうです。ワンは友達を探すと言ってくれますが、1人で店を回すと言い切るギフン。
ジユはユナとともに平日夜に「グス」を訪れますが、閉まっています。そのまま直帰し、近所の食堂に入ると、ギフンが先に食事をしていました。気まずい雰囲気の中、焼酎を飲むジユ。店主のおばあちゃんが自分の頼んだイカ炒めをギフンに出したので慌てます。「メニューにない料理を2人同時に注文されたから」とおばあちゃんは注文通りの料理を出してくれます。
ギフンはワンと電話し、「怪我はかなりよくなってきてるけどギプスはまだ取れない。友人たちも誰も代わりに出てくれそうにないから、明日は1人で接客をお願いします」と言われてしまいます。この店の一番美味しい裏メニューを知ってるなんてと話しかけるジユ。今日お店が休みだったのは従業員トラブルですかと尋ねますが、ギフンは無視します。
翌日、「グス」に料理を食べにきたギフン。「改めてコラボの件、お願いします。まずは話を聞いてからでも…」と頼むも、「お帰りください」とそっけない返事をされるジユ。
そこに、同窓会をしたいのだけど他の店では席がなかったからと団体客が尋ねてきます。家で子供を待たせているからデリバリーを頼みたいと言われ、ジユは「話は後で。手伝いますよ」と微笑みます。デリバリーを済ませて帰ってきたジユに目礼するギフン。食事を出すと、酒はないかとまた尋ねられます。酒類を提供していないと返すと、ひどくがっかりした声を出されてしまいます。
ジユが持っていた焼酎を出し、「感想を聞かせていただけたら無料で振る舞います」と言うと、客は笑顔に。ジユは勝手に料理の説明を始めます。自慢げにギフンを見るジユ。
「改めて弊社の提案を受けていただけませんか」とジユは笑顔で頼みます。「いい話だし今日は助けていただきましたが、今はできません」と答えるギフン。「週末店を手伝います。飲食店でのアルバイト経験もあります」とジユは提案します。ただ店を手伝うだけで終わるのではと心配するユナに、「自信があります」と微笑むジユ。
ジユのきびきびとした接客のおかげで、店はうまく回っています。ギフンは「酒類の提供者一切なし」というポスターを外します。笑顔で酒を搬入するジユ。
ワンからバイトの様子はどうなのかと問われ、「まあまあ」と答えつつ嬉しそうなギフン。
ジハに晩御飯の激辛チキンの写真を送るジユ。一緒に食べようと電話すると、昨日クズ野郎と別れた祝いに飲みすぎて腹を下してるから無理と却下されてしまいます。酒を飲んでいたジユの前に突然現れたギフン。ジユは驚いて席から転がり落ちてしまいます。
第4話
<あらすじ>
次第に心を開いていくギフンはジユの提案を受け入れ、新商品のコラボイベントを引き受けることに。
一緒にメニューの試作を続けていたある日、ジユに「やはりお酒の味が分かったほうがいいのでは」と言われ、ついにギフンは酒を飲む決意をする。
ひさしぶりに酒を口にしたギフンだったが…。
「チキンを食べにきたんです」と言うギフンに、「後をつけてきたんですか?別にいいけど」とふざけるジユ。麺を追加してオリジナル料理を作るギフン。ジユは美味しいと大喜びします。
食後は2人で公園のブランコに揺られます。「料理でも酒でも、食べるために生きてます。うまいものを食べて飲んでいれば辛いこともパーッと消える。それが幸せです」と言うジユに、ギフンは「引き受けます」と宣言。
翌日、ギフンは「ペクスンダン」に赴き、ユナとジユに会って契約書を交わします。会社のキッチンを見せられ、頼まれたアサリの砂抜きもやっておきましたと微笑むジユ。しかしそのままデスクに戻ろうとするジユを見て、1人で料理をしろと言うのかとギフンは驚きます。新メニューの提案は1人だと厳しいからジユを担当者につけてほしいと頼むギフン。課長は専門的な人材をつけようといいますが、ギフンはジユがいいと主張します。「ジユさんを使わせていただきます」とギフンが言ったため、ジユは「僕は物ですか」と怒ってしまいます。
ジユの機嫌をとるように、アサリを使ったメニューから考えようとギフンは言いますが、その時ジユが足を滑らせてしまい、2人ともびしょ濡れになってしまいます。
何日もかけて一緒にメニューを考える2人。思ったよりも至近距離で目があってドギマギしたりすることも増えました。2人の距離は近づいていきます。
「酒の味がわかった方がプラスかと。まあそう急がなくてもいいんですが」と言うジユに、「今夜飲みましょう」と宣言するギフン。2人で考案した新メニューとともにコラボする焼酎を飲んでみることに。「すごく久しぶりなので」と緊張した様子のギフンに、「味見程度でいいですからね」とジユは心配した様子で言います。
焼酎グラスに一杯飲み干すギフンですが、すぐに顔が真っ赤になり、意識を失ってしまいます。慌てるジユ。
第5話
<あらすじ>
酔いつぶれたギフンを見て急にときめいてしまうジユ。
そんなある日、ふたりはメニューのアイデアを得るため地方に視察にいくことに。
家庭料理の店や市場を巡った帰りに海を眺めるギフンは、過去を忘れて自分の殻を破ろうと決める。
酔い潰れたギフンにときめき、顔を近づけてしまうジユ。翌日からも一緒にメニュー開発をしますが、挙動不審になってしまいます。酒を飲んだ感想を尋ねると、ギフンは懐かしい母は祖母の料理を思い出したと言います。試作で高評価だった料理の分析結果を見ればアイデアが浮かぶかもと言うギフン。
休日、寝ていたジユはギフンから突然「行くところがあるのですぐに準備して」と呼び出されます。ギフンの車でどこかへ向かう2人。着いたのは地元で人気の古びたお店です。旬の食材で地域性を感じられるおかずを作ってくれるお店だそうです。写真を撮った後、黙々と食べ進める2人。そわそわしているジユを見て、ギフンは焼酎を頼んでやります。美味しそうに飲み干すジユを見て笑うギフン。
林の中を散歩しながら、料理の味を尋ねるギフン。ジユは美味しかったと言い、酒を美味しそうに飲んでいたとギフンにからかわれます。昼飲みしたから酔ったかもとフラフラするジユをギフンが揶揄うと、ジユは「酔ってないです」とギフンの腕に抱きついて拗ねます。どきりとするギフン。
漬物屋さんで白瓜の漬物をチェックするギフン。イカ炒めを見つけて目が輝くジユ。
水産市場に行き、新鮮な食材を選びます。アイデアが浮かびそうと嬉しそうなギフンですが、車に乗った途端ジユは眠たくなってしまいます。
気づくと海に着いており、ギフンが車から降りて1人でぼうっと海を見つめていました。「頭を整理したくて」と言うギフンは「やっと過去を忘れて再出発できそうな気がします。殻を破ります」とジユに宣言します。
「胸がスカッとしますね。このまま時が止まってほしい」とギフンと海を散歩しながら言うジユに、「これから俺たちの時間なのにそんなこと言わないで」とギフンは甘い言葉をかけます。
家に帰り着く頃には、あたりは真っ暗に。
「楽しかったです。運転気をつけて」とジユの家の前で別れる2人。ジユはなかなか帰らないギフンを振り返ると、「ラーメンでも食べていきます?」とからかいます。
第6話
<あらすじ>
一緒に出掛けたことでより距離が縮まったふたりだったが、イベントの準備も佳境に。
ついにメニューも決定し試食会を開くことにする。
グスの従業員ワンとジユの会社の先輩・ヨナ、そしてジユの飲み友達のジハが集まり、楽しく有意義な試食会になる。
ジユの家でラーメンを食べる2人。「ラーメン、いつもより美味しく感じました」と言われて「気が合いますね」と笑うジユ。ジユはギフンを「兄さん」と呼びます。
「兄さん、もう家に着いた?」とメッセージしようとして、気恥ずかしさに身悶えします。
ギフンは料理を新メニューを作ると、ジユに食べてもらいます。「美味しいけれど何か足りないような」と言うジユは試食会を開いてはどうかと提案します。店で試食会を開くことになり、ジユがジハといちゃつくのが気になるギフン。酒粕を使った料理はいいアイデアだけど、魚の骨を取りながら飲み食いするのは面倒だとワンがアドバイスします。納得するギフン。ビールを注いだ瞬間溢れそうになり、ユナとワンは一つのグラスの泡を2人ですすります。それを驚いた顔で見るジユとジハ。
全員を見送り、後片付けを手伝おうとするジユ。断るギフンを「必ず成功するから心配しないで」と勇気づけます。帰ろうとするジユを呼び止めると、ギフンは「帰りたくない?」と尋ねます。結局ジユは後片付けを手伝い、ギフンは「一杯だけ飲もうかな」とビールを飲み干します。「最高だ」と嬉しそうなギフンに、「何も言ってくれないんだから」と笑うジユ。2人は乾杯して杯を重ねます。
第7話
<あらすじ>
順調にイベントの準備を進めていたふたりだったが、新たな問題が起こる。
会社側が発売イベントでギフンに料理の実演をしてほしいという。
断ると一言いい、立ち去ってしまうギフン。
「ペクスンダン」のキッチンで試作品を作っていたギフンとジユ。ユナがジユに「課長が”イベントの日にシェフに料理の実演を頼め”と言ってきたの」と困ったように相談してきます。ギフンは怒ったように「断る」と言って立ち去ってしまいます。電話にもメールにも返事がなく、焦るジユ。ユナは根気強く待とうと言います。
帰宅したジユは「怒ってる?」とギフンにメールしようとしてやめます。帰宅したギフンは苛立った様子で携帯を開きます。「謝るよ」「腹が減った」というジユからのメッセージを見て、ギフンは夜遅くにジユの部屋に食事を片手にやってきます。
「”ステージ恐怖症”って知ってるか?大勢の前に出ると、頭が真っ白になって視界がぼやける。そうなると言葉が出ない」と言うギフンに、「事情も知らずごめん」とジユは謝ります。「俺の前ではなんともないのに…楽しいことを考えたら?ギフンさんは芯の強い人だ」と提案するジユに、ギフンは「もう少し勇気を出してみるよ。酒を出さなくなった理由を聞いたよな?祖母が昔店をやってたんだが、孫を育てる苦労からか彼女は毎晩飲酒してた。それが嫌で俺は自分を責めた。大学入学前夜も彼女は1人で酒を。酒のせいでひとりぼっちになったんだ。思い返してみるとその晩祖母は孫を育て上げた自分自身を労っていたのかも」と打ち明けます。「勇気を出したんだけど」とギフンに言われ、「あとは幸せになるだけだよ」と返すジユ。「俺がいるから寂しくないよね?」とジユに言われ、ギフンは笑います。
ジユのバイトは今日が最終日。「このまま帰さないよね?何か高いものを食べようよ」と誘うワン。サムギョプサル屋さんにユナやジハも呼んで大宴会になります。サムギョプサルの油をキムチで包んで焼酎で流し込み、焼酎の苦さが来る前にもう一口…とうっとり語るジハ。みんなで食べるサムギョプサルは世界一の料理だと嬉しそうなジユ。ユナとワンはお互いに焼酎を注ぎ合い、「お似合いだね」とジハはからかいます。
ユナの最後の恋はいつかという話題になり、ジハが恋愛論を語り出します。
ジユは席を外して店の前でぼうっと立ちます。それを追うギフン。いよいよ明日がイベント当日です。「楽しいことを考えた」と言うギフンに「気になる」と言いつつも、内容は聞こうとしないジユ。
イベントにはワンやジハが応援団として訪れますが、ギフンの表情は硬いままです。いざイベントが開始し、緊張して言葉が出てこなくなるギフン。ヨナたちは心配し始めます。
第8話
<あらすじ>
ついにイベントの当日、たくさんの人の前で緊張した面持ちのギフンだったが、彼を見守る笑顔のジユと仲間たちに励まされ、無事イベントを成功させる。
仲間たちと打ち上げを楽しむ途中、抜け出して散歩をするジユとギフン。
一緒に過ごす日々が終わったことが名残惜しくなったふたりは顔を近付け…。
ギフンが言葉を失って呆然としていると、ジユが人混みの中でぴょんぴょんと飛び跳ね「楽しいこと」と口パクします。ギフンは落ち着きを取り戻し、調理を進め始めます。感心した様子の重役たち。
最初のメニューは、酒粕で漬けた白瓜のアランチーニです。酒粕の香りを生かした料理なので酒のつまみに最高の一品です。米を使ったメニューなので悪酔いも防ぎます。
次のメニューはパスタを韓国風にアレンジした料理で、焼きひらめとセリのパスタです。素材の味を損ねないように焼き上げ、さわやかなセリをパスタに添えました。飲酒の邪魔にならないように骨を取り、身だけを使っています。
「この2つのメニューには、誰かのために骨を取り除いたり、二日酔いになった仲間にスープを作る時の気持ちを込めました。幸せを感じてくだされば嬉しいです」とギフンは笑顔で締めます。拍手喝采が沸き起こります。
どんどん食べられていく新メニューたち。
社長がじきじきにギフンに握手を求め、「おかげでみんなが幸せになれた」と感謝します。「仲間のおかげです」と謙遜するギフンに、社長はゴールドカードを取り出し、「ユナさん、ジユくん、打ち上げを!」と微笑みます。ユナがサムギョプサル屋さんにギフンたちを連れていき、挨拶をギフンにさせようとしますが、彼は遠慮します。「さっきはジユさんばかり見てましたね」とからかわれ、ギフンは恥ずかしがりながらも乾杯の音頭をとります。「幸せになろう!」と叫ぶと、ジユたちは「おじさんくさい」と文句を言いますが、ギフンは「幸せが一番じゃないか。仲間たちと食卓を囲んで美味しいものを食べられて」と嬉しそうです。ユナも「長い付き合いになりそうで私も幸せです」と笑います。
外の空気を吸いにいってくると席を立ったギフンは、「少し歩こう」とジユを誘います。公園のベンチに座り、「実演中に何を考えてた?」とジユは尋ねます。「これで全部終わりだな。お前との仕事も終わった」と言うギフンに、「寂しい?」と笑うジユ。突然ギフンの頬にキスしたジユは「ごめん」と苦笑します。ギフンはジユの腕を掴むと、「お前のことを考えてたよ」と言うなり、ジユの唇にキスします。
食事を終え、「来週末の夜に持ち合いパーティーをしようよ」「場所は提供します」と盛り上がる一同。ユナとワンは肩を組んで一緒に帰っていきます。それを追うジハ。
雨が降ってきて、慌てて屋根のある場所に駆け込む2人。突然ジユの腹がなり、ギフンが「今度は俺がラーメンを作ってやる」と笑います。「朝まで?」と尋ねるジユ。
ジユの家にあがった2人。ジユがラーメンを作ろうとするので、ギフンは「本当にラーメンを作るつもり?」と驚きます。「じゃあラーメンは後にしようか」と言い、キスする2人。
後日、「グス」に以前来たインフルエンサーの女性客が「謝りにきました」と店に現れます。「私にも改めるべき点がありますし、ハプニングだと思って忘れましょう」と言うギフン。食事を食べて行ってもいいかと尋ねる彼女たちに、「縁がある方々なのでサービスしますよ。いつでも歓迎します」とギフンはほほえみます。
午後は休業するという看板を出すと、ジハたちが店に集まってきます。みんなチキンを買ってきてしまい、買ってくるものは伏せようと言ったジハが非難されます。それぞれ味が違うから食べ比べできていいと笑うユナたち。
ギフンが買ってきたホット・バーベキュー味のチキンを美味しいと絶賛するジハとジユ、いちゃつくユナとワン、ギフンとジユに居心地の悪さを覚えるジハ。
突然ユナが「発表があります、ワンとカップルになりました」と言うと、みんな「知ってましたよ」と笑います。カップル誕生祝いに2次会に行こう、ならここの屋上で…と話が進みます。
屋上に酒を準備するギフンとジユ。何か言いたげなギフン。ジユは「俺のこと好き?俺は好きだよ」と尋ねます。「俺も好きだよ」と言うとギフンがジユにキスをし、ちょうどその現場をユナとワンが見てしまいます。
「カップル誕生を祝って乾杯!だったらジユさんも…」とユナが言い、「俺だけ仲間はずれかよ」とワインをがぶ飲みするジハ。
出会いを求めにいくと席を立とうとしますが、そこに新しいバイトの生年月日ワインを持って現れます。ジハは席に着くと、青年にロックオンして話し始めます。
ーーそばに仲間たちがいる。何気ない話で笑い合える仲間が…。重い過去を背負っていた時期があった。長いトンネルから出してくれた人が、隣で俺を見て笑ってる。幸せはここにあった。
ギフンはジユの手をそっと握ります。
まとめ
凄惨な事件はないし、とても辛い出来事やすごく嫌な人が出てこないので、幸せな気持ちで最初から最後まで見終えられました!
しかもかなりの飯テロBLなので、見てるだけでお腹が空いて、それも楽しい!
韓国料理×イタリアンがとてもおいしそうだったので、韓国で実際に食べたくなりました🥹🇰🇷🇮🇹✨
ジユ役のキム・ジュニョンさんの演じる酒好きっぷり、食通っぷりがすごくリアルで、演技のうまさに感動しました!
食べ物を口に入れた瞬間に、「うまあ〜!」って感じで笑みが顔中に広がっていく感じや、酒を飲んだ後の「っかーっ!」という自然と出てしまうため息、泥酔している時の手足の動かし方、全部がすごく自然で、いい俳優さんだなあと感心します。彼の他の作品も見てみたいです!
ハードな設定・展開の多い韓国BLでは珍しい、超ハピエンドラマだったかも?いや、韓国BLもドラマはほんわかハピエン系が多いっけ?とにかく、びっくりするくらい優しい展開で、常に最悪の展開を予想していたので少し拍子抜け感はありつつも、ずっと映像が美しくて、映像を通して美味しそうな香りまで伝わってきそうで、すごく楽しいドラマでした。もっと飯テロ成分を多くして続編を作ってほしいな🍝💕
今回3人が見た「僕らに乾杯!~酒類一切~」は、Amazonプライムビデオ、Huluで無料視聴できます。
ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨