ドラマ「永遠の昨日」(2023)の全話ネタバレ感想・あらすじ・評価・動画配信|榎田尤利の感涙必須のBL小説をドラマ化

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泣けて泣けて仕方がないBL傑作小説、待望の実写化!消えるはずの命に起きた奇跡、魂を震わす青春ラブストーリー、「永遠の昨日」

全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:永遠の昨日 完全版 | ドラマシャワー | MBS 毎日放送

陽気なクラスの人気者×陰気な転校生 のお話。

<あらすじ>
陽気でクラスの人気者の浩一と秀才で人付き合いが苦手な満。
高校生の2人は正反対の性格ゆえに強く惹かれあっている。
しかしある朝、浩一は満の目の前で事故に遭ってしまう。

 

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予告編・予告動画

 

こんな人におすすめ

  • 青春ものにキュンとくる🫰
  • 両片想いが好き💕
  • ファンタジー×現代ものに惹かれる🪄

 

本作をもっとよく知るための小ネタ

①井上想良さん(以下、井上)「二人の些細な会話ややりとりがあまりに無垢で、濁りがなくて、璃央の言うとおり涙なくしては読むことができない小説ですし、ドラマもその美しさを尊重してつくることができたのではないかと思います。もちろん、細部に異なるところはあるんですよ。たとえば原作で、浩一がトラックにはねられたのは雪の日で、まっしろな雪の上に流れる血が読んでいる人には印象的だったと思うんですが、ドラマでは雪ではなく“雨”を代用しているんですよ。それでも、原作のその場面に満ちていた悲しみ、切なさに負けないくらいの映像になったと、自信をもって言うことができます。僕たち……浩一と満の感情を、雨がしっかりと映し出してくれたな、と。」

引用:【小宮璃央×井上想良】大人気BL『永遠の昨日』ドラマ化に込めた想い「原作の美しさを損ねないように丁寧に演じた」 | with digital(講談社)

②井上「僕もトラックに轢かれるシーンなのですが、ずっと雨を降らせているので、もう寒くて寒くて。撮影があったのは8月ですよ。日本で一番暑い月じゃないですか。でも、ずっと濡れていると寒くなってくるんですよね。
小宮「あれは本当に大変だった!」
井上「トータルで3、4時間くらい雨を浴び続けていたのですが、日が落ちてくる時間帯が一番寒くて。震えが止まらないんです。」

引用:小宮璃央、井上想良が泣いた!?『永遠の昨日』撮影の裏側をインタビュー! | アニメージュプラス – アニメ・声優・特撮・漫画のニュース発信!

③井上想良さん(以下、井上)「自己発電だけの芝居には限界があるから、ちゃんと相手の芝居を受けとるようにしたほうがいいよ」と、今回のドラマで松村雄基さんに言われたことは、心に残っていますね。映像の場合、一つの場面でも、引きの画、寄りの画、あとは角度を変えた画など、いくつも必要となるので、同じ芝居を何度か繰り返さなくちゃいけないのが、結構難しくて。松村さんにそれを言われたのは泣きの場面だったんですが……。
小宮璃央さん(以下、小宮)「二度目、三度目と、同じ熱量で泣くのは難しいですよね。
井上 そうなんです。最初に全力で泣いてOKを頂いた芝居を、どうにかできる限りで続けたつもりだったけど、僕の未熟さが松村さんには伝わってしまったのかもしれない。言われて確かに、自分一人で泣こうとするから難しかったんだ、と気づきました。同じシーンに立った相手のお芝居を受けて、自分もお芝居で返す……その基本のことが、頭でわかっていても、できていなかったんだな、ととても勉強になりました。」

引用:【小宮璃央×井上想良】注目の若手俳優二人が忘れられない、先輩俳優からの言葉 | with digital(講談社)

 

ネタバレ感想

第1話

<あらすじ>
お天気雨の降る放課後。
クラスの人気者の浩一と人付き合いが苦手な満は昇降口で初めて視線を交わす。
それ以来浩一を見つめていた満は、ある日浩一から呼び出しを受ける。

雨の降る朝、満はいつものようにバスケ部の朝練に向かう浩一と一緒に登校していました。しかしその日だけは早起きしなければよかったと、後から後悔するのでした。

学校で唯一、満のことを「みっちゃん」と呼ぶ浩一。今は友人に囲まれている満ですが、浩一と仲良くなるまではそんなことはありませんでした。
一昨年の放課後、雨宿りをしていた満はびしょ濡れの浩一と目が合います。それは満が浩一を見つめていたから。満は人気者の浩一のことがなんとはなしに気になっていました。
最初に目が合ってから半月後、浩一に呼び出される満。浩一は「友達になって欲しい。わずらわしければ黙ってていい。でも一緒に飯は食いたい」と満に頼みます。満は「お前の友達になって俺のメリットある?」と冷たい態度でしたが、終始黙りこくっていたので、浩一はそれを承諾と受け取ったようでした。

それから昼食を共にするようになった二人。満も浩一も黙ったまま食事をします。しかししばらく経ったある日、いつも卵焼きとたこさんウインナーの入っている浩一の弁当箱をなんとはなしに見ていた満に、浩一が「ガキくさいよな」と恥ずかしそうに話しかけます。浩一には弟と妹がいるらしく、彼らのために弁当はかわいらしくなっているようです。じっとウインナーを見ていたのを欲しいと思われたのか、浩一は満にウインナーを「あーん」してくれます。
その日を境に一緒に登下校するようになり、勉強を教えるような仲になりました。さらには互いの家に行くこともあり、浩一の家に行くと彼の母や弟妹たちが「みっちゃん」と呼ぶので、浩一もいつしか満のことを「みっちゃん」と呼ぶように。満も「浩一」と呼ぶようになっていました。
幼い頃から人に距離を作っていた満ですが、浩一のおかげで学校でも友達ができました。浩一は理不尽に絡んでくる同級生たちから満を守ってくれたりもしました。

ある日浩一と一緒に登校していた満は、なぜいつも左側を歩くのかと浩一に尋ねます。浩一は自分の利き手が右だから、何かあった時に満を守れるようにとふざけます。突然浩一から突き飛ばされ、驚く満。
あっという間に浩一は、死体になりました。

 

第2話

<あらすじ>
事故に遭った浩一に駆け寄る満。
しかし浩一は傷だらけのまま起き上がり、いつものように笑って見せた。
心音もせず、体も冷たくなった浩一の体は、時間が止まっているようだ。

首も足も明後日の方向に捻れて、血を吐いたままぐったりとしている浩一。近くにいた男は慌てて救急車を呼びますが、満が何度も呼びかけているとなぜか浩一が目を覚まします。さらには頚椎離脱で即死のはずにも関わらず、立って歩いてみせます。しかし心臓は止まっており、元気な浩一に満は「お前もう死んでる…」とつぶやきます。

登校した満は浩一の友人である委員長や郁美に彼がすでに死んでいるにも関わらずなぜか動けていることを告げます。委員長と郁美は浩一の心音がないことを知り、満の話を信じますが、満の父親の病院に入院してはどうかと提案します。しかし満は父が名声と金が第一の男であると知っているので、浩一がマスコミにさらされ金ヅルにされるのは嫌だと拒否。委員長たちに浩一がスムーズに教室に溶け込めるように力を貸して欲しいと頼みます。満は浩一の太ももにある大きな傷をクラスメート全員の前で縫合し、彼が死んでいることを報告します。

満は浩一を父の病院に連れていくと、父の不倫相手である内科医の香住先生を脅して診療してもらいます。香住先生は浩一が確実に死んでいることを告げ、「どうして彼が怖くないの?」と恐ろしげに満に尋ねます。
満は浩一は浩一だから怖くないと思いつつも、浩一が怖いと思った唯一の日のことを思い出します。
帰宅しながら浩一は満の手を握り、医者になったらいいのにと無邪気に話すのでした。

 

第3話

<あらすじ>
一年前の夏。
浩一と満は海辺のキャンプ場を訪れていた。
波と戯れはしゃぐ浩一を眺めながら、満は浩一への特別な想いを自覚し始めていた。

去年の夏、浩一に誘われて満は二人で海へ遊びに行きました。とても楽しみだと言葉にするのは憚られて、はしゃぐ浩一の隣で仏頂面をすることしかできませんでした。
海で遊ぶ浩一を見つめながら、女子を好きになれない自分は人間に興味がないのだと思い込んでいたけれど、男が好きな人間なのだと気づきます。それと同時に、屈託のない浩一に好意を向けることに罪悪感を覚え、浩一という唯一の友人を失いたくないと必死に好意を隠そうとします。

テントを張り、バーベキューの準備をする二人。しかしバーベキューは雨で中止になってしまい、浩一はあからさまにしょげてしまいます。満は「浩一がいればいい」と思っていましたが、そんなことは態度に出すわけにはいきません。何度も謝る浩一にとうとうキレてしまう満。浩一の匂いが充満した空間にいるだけで限界だったのです。
すると突然浩一が激怒します。「いつも誘うのは俺ばっか!嫌なら嫌って言えよ!そんくらいめんどくさがるな!一人がいいって顔して俺(浩一)だけ特別みたいな顔すんな!」と大声で言われ、満はうまく言葉が出せずにテントから外へ走り出してしまいます。

近くで雨宿りしながら気持ちを落ち着かせる満を追いかけてきた浩一は、自分が悪くないにも関わらず謝ります。満は「いろんな遊びに誘われるのは嫌じゃない。今日はパスって言われるのが怖くて。お前が特別なのは本当だし」と言い訳します。それを聞いて浩一は「俺もみっちゃんが特別。俺もみっちゃんが好きだ!一番だよ。なら俺たち両思いだね」と満面の笑みに。距離の近づいた二人は雨の中でキスします。
この日、満は浩一に嫌われたのではとずっと怯えていました。

 

第4話

<あらすじ>
事故発生の翌朝。
浩一と満は巫女でオカルト好きの寿美子に浩一が動き続けている理由は二人の関係性にあるのでは、と示唆される。
「なんか特別なことしなかった?」と尋ねられ動揺する浩一を尻目に満は昨晩の記憶を反芻する。

事故が起きた日の夜、浩一に「俺、気持ち悪くない?」と不安げに問われ、満は強引にキスします。

浩一の家族に彼が死体だとバレないように、浩一を自宅に泊める満。満が夕食を食べていても浩一は腹が空かないらしく、「みっちゃんのお母さんは料理がうまいなあ」と楽しげに言います。
満は「母さんは10年以上前に死んだ。これは家政婦さんが作った食事」と何気なく言いますが、浩一に死を実感させてはいけない(死に浩一を連れていかれる気がするから)と自分に言い聞かせていたことを思い出し、気まずげに口をつぐみます。

食後、「俺、幽霊は信じられるけど、生きてる死体なんて信じられない」と不安そうに言う浩一に、満は母の幽霊を見たことがあると打ち明けます。満の母は厳しい人で、いつも彼女を恐れていましたが、幽霊の母はいつも笑っていて好きだったと告白します。
それでも自分は気持ち悪いと言う浩一に、「ならこんなことできないだろ」と満はキス。浩一から押し倒されます。するとなぜか浩一が勃起し、体温も上がります。

翌朝学校に行く時も、浩一の体温は上がったままです。担任の小河に挨拶をしますが、彼は無反応で、幽霊のように廊下を歩いて行ってしまいました。
教室に着くと、巫女でオカルト好きの寿美子から「浩一くんは鬼になったんじゃないかな。鬼は人を食べるんだよ。食べると言っても方法はいろいろあって、生気とか精液とかを食べたりもして…ねえ、昨日何か特別なことした?」と問われます。思わず「特別なことなんてなにも」としらを切る二人。

その時、郁美が教室に走り込んできて、小河が屋上から飛び降り自殺をしようとしていると叫びます。

 

第5話

<あらすじ>
事故発生から二日目の朝。
委員長は、小河先生が学校の屋上から飛び降りようとしているところを目撃する。
急いで浩一、満、寿美子、郁美と共に小河先生を止めようと屋上へ向かう。

「僕にはこうする自由があるはずだ」と屋上で玉置に向かって叫ぶ小河。小河に近づく浩一。「先生、俺トラックに轢かれて心臓止まってるんだ。ここから落ちたら俺流石に死ぬかも。もう俺そろそろ…」と言うと、浩一は自分の胸に小河の手を当てさせ、心臓が止まっていることを確認させます。驚愕して崩れ落ちる小河を玉置が支えます。

浩一は家に帰ることにしますが、一人で帰ると弟妹が飛びついてくるから満にも一緒に来てくれないかとお願いします。騒がしく団欒とした山田家。「たまにくる浩一の家は嬉しいけど慣れない。一人になるとホッとして、そんな自分が嫌になる。俺は根っこが冷たい人間なんだ」と思う満。
浩一と横に並んで座り、心臓の音を聞こうと胸に耳を当てる満に「もう動かないと思う」と言う浩一。布団に寝転がる二人。「山田家、みっちゃんを好きすぎてごめんな。でもみっちゃんを一番好きなのは俺だから」と満を後ろから抱きしめる浩一。満は本当は前に回って抱き合ってキスしたかったのですが、妹や弟がいつ入ってくるか分からないからと必死で我慢しました。

 

第6話

<あらすじ>
事故発生から三日目。
浩一と満は委員長と共に生物室で玉置先生から小河先生との関係性を聞き、自分たちに重ねて思いを巡らす。
クラスメイトや香住先生の言葉で浩一に少しずつ変化が訪れている事実を突きつけられ、不安に押しつぶされそうな満を、浩一は背中越しに優しく抱きしめて…。

小河先生は極度の疲労で入院することに。浩一が死体になって3日目です。
隣のクラスの片岡が「こないだの試合のやつ。山田に渡しておいてくれ」と満にDVDを渡してきます。浩一は満の隣にいるのに、彼には浩一が見えていないのです。浩一は「死んだら忘れられていくのが普通」と飄々としています。

理科室で授業をサボって話し込んでいた満と浩一を見つけた玉置から「山田、昨日はありがとう」と感謝されます。小河は別の場所でやり直すそうです。小河があそこまで追い詰められた原因を尋ねる満に、「俺が振ったからああなった。小河は優しくていいやつだからダメだった。一番にはできない。俺は20年前に死んだ一番のことを忘れられない」と言います。満は「まるで俺たちみたい」と不安になりますが、浩一が「同着一位じゃだめですか」と無邪気に尋ねます。満は「お前から”みっちゃんと同じくらい好きな人がいる”って言われたら俺は怒る」と心の中でぼやきます。

浩一の腿の傷が開いたので香住先生に縫合してもらうことに。しかし看護師の田代には浩一が見えていません。「なんで浩一を見ないんだよ」と叫ぶ寸前の満。香住先生は「浩一くんがよく見えない。満くんが話しかけると存在がはっきりするんだけど」と申し訳なさそうに言います。
浩一は「みっちゃんだけに見えてればいい」と笑います。

病院内で浩一を轢いた男とぶつかる満。男は「あの子は生きてる?怪我とかは?母の容態が良くなくてあの日も急いでて」と言い訳をする男に苛立ちが募る満。満は「お前が見えてないあいつに腹が立たないのかよ」と浩一を問い詰めますが、浩一は「みっちゃんが代わりに怒ってるから腹が立たないのかも」とあっけらかんとしています。
満は怒りのあまり泣いてしまいます。「泣いちゃだめだ。浩一がもっと辛くなるから」と言い聞かせても止まりません。
その晩、満は熱を出してしまいます。浩一が看病してくれましたが、「浩一がいてくれて安心したけど、熱の半分は浩一のせい」と心の中でつぶやく満。

 

第7話

<あらすじ>
事故発生から四日目の朝。
熱を出した満は浩一を一人で登校させる。
しかし浩一は満に黙って学校を早退し、そのまま行方不明に。

満の家に泊まった浩一が見えない満の父。浩一が事故に遭って4日目、クラスメートたちが浩一を忘れないようにと浩一を学校に連れて行ったところ、浩一が消えてしまいます。

浩一を探し回る満を寿美子が訪ねてきて、「今日授業中に山田くんが出て行ったよ。気づいたのは5人くらい。私、山田くんに”みっちゃんが具合悪くなったのは俺のせいかな”って聞かれれて答えられなかった。私は青海くんが山田くんに喰われてるのかと思ってたから」と言います。満は「浩一がそんなことするはずないだろ」と怒り、寿美子は「だから違うって伝えてほしいの。山田くんの限界は近いはず。死なないのは、その空間だけ時を止めているってこと。死んでないのは分かってるけど、それには膨大なエネルギーが必要なんだよ。思念だけならまだしも」と言います。「体がなくなっても心はそばにいられるのか」と身を乗り出す満に、「できるけど、青海くんが生きる人々と完全に縁を切らないと。それこそ生きながら死んでるってこと。山田くんは望むかな」と寿美子は返します。

「早く帰ってこい。俺はお前のことちゃんと見えるんだから」と思いながら浩一を探し回る満。浩一から電話がかかってきたので、彼が病院にいることが分かります。「赤ちゃんの近くにいると体が楽なんだ。生気を吸ってるのかも」と言う浩一。「お前が生気を吸ってるんじゃなくて与えてくれてるんだよ」と返す満。「赤ちゃんって生命力を吐き出してる気がするんだよな」と浩一が言うので、「もうすぐそれをくれる弟か妹が生まれるだろ」と満は言います。「間に合えばいいんだけど」と不穏なことを言う浩一。

そこに浩一の家族が勢揃いします。どうやら浩一の母が早めに産気づいたらしく、子供が産まれたようです。
「弟を最初に抱くのはお前だ」と言う父に促されて、赤ちゃんを抱く浩一。「俺にもこんな頃があった。俺が生きてるのも守られてるからなんだ」と思う満。弟との面会が終わると、「もう時間がないから、みっちゃんの家に行きたい」と頼む浩一。
そこに満の父が通りかかり、二人に声をかけて去っていきます。「みっちゃんのお父さん、かっこいいよな。みっちゃんが大人になったらあんなふうなのかな」と嬉しそうな浩一に、満は「泊めてもいいけど覚悟しろよな。するからな」と予告します。

 

第8話

<あらすじ>
事故発生から四日目の晩。
「たぶんもう時間がない」と告げた浩一を満は自宅に連れて行く。
窓に当たる雨音を聞きながら、二人は互いへの強い想いを伝え合い、人生で一度の特別な時間を過ごす。

ぎこちなく初体験を終える二人。事後、浩一は「こんなに大好きなのに」と泣きじゃくります。「俺は死ぬまで愛してるから。一番愛してる」と何度も言い聞かせる満。

翌朝、満に話しかける父。「母さんのこと、覚えてるか」と問われ、頷くと、「母さんは先が長くないと分かっていたから、お前に情が移らないようにわざと冷たくしていた。後から後悔していたけれど」と突然告白します。さらに、「浩一くんはご家族には見えているのか」と言い出し、「母さんと同じでびっくりしたよ。彼女も生きる屍だった」と懐かしそうに言います。
「与えられて奪われる悲しみはどうやって癒せばいい?」と顔を歪める満に、「無理に癒さなくてもいいんだ」と慰める父。

あれから5年経って、満は医大生になりました。父は香住先生と暮らし始めました。浩一は草むらで発見されて、クラスメートのみんなは幽霊の浩一のことは覚えていません。たくさん泣いたけれど悲しみは消えず、これからもそうだろうと思う満、満はまだ浩一を探してしまいます。「残念ながら同着一位は見つからない。浩一、愛してるよ」とつぶやく満。

浩一は初めて満に会った時、強い目を持つ彼に惹かれました。自分が男を好きになるとは思わず驚いたものの、満が女でも好きになっただろうと思いました。「みっちゃんは俺を一番と言ってくれた。俺は誰かの一番になったことがなかった」と思い返す浩一。
実は浩一は実の両親には捨てられており、母の兄であるおじさんに幸運にも引き取られたのでした。義母さんが初めて弟を抱かせてくれたのも、浩一に気を遣っているからでした。それが浩一には嬉しくて寂しいのです。
いつか一番好きだと言ってくれる人が現れたらいいなと思っていました。そして、自分もその人が好きなら奇跡だと。
「みっちゃん、ありがとう。眠ってる間に行くね。俺の遺体がここで見つかったら大騒ぎになるから。みっちゃん、一番愛してる」と眠る満を見つめてつぶやく浩一。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

基本的にBLって受け視点が多いので、どうしても受け→攻めの思いの強さは伝わるけど、攻め→受けの思いの強さが伝わってこないことってよくあると思うんです。その点、本作は浩一と満がお互いを思い合う気持ちがすごくいい塩梅で伝わってきたので、すごいなと思いました。描写力の妙ですね。
ドラマの尺としては短い方だと思うんですが、それでも駆け足な感じがあまりなく、そこもちょうど良かったです。

小錦あや
小錦あや

浩一の「同着一位」理論、好きでした。満の父は妻を失った後に香住先生を愛しましたが、満はどうなるのかな。タイトルどおり、「永遠の昨日」にいる浩一への愛を胸に生きるのかもしれません。
不器用な満なりに一生懸命浩一を愛した過去は消えないし、死んだ後にもし浩一と再会できるならばまたあの蜃気楼のような死後の日々を懐かしく語り合ってほしいなと思いました。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

最終回にまさか浩一と満の秘密が明かされるとは…どちらの秘密もかなり衝撃的でした。あんなにクラスメートと仲良くて家族からも愛されている浩一がどこか陰を背負って見えるのはなぜなのだろうと思っていたのですが、最終回の情報も含めて俳優さんは役作りをされていたのだなとやっと分かり、改めて演じるってすごいなと思わされました。
あまり感情を揺らすことのない満が亡きお母さんの話を聞いた時に、母への愛情と浩一を失う不安で弱々しくなっているところは、切なくて好きだったな。浩一を失ってもなお彼のことを愛し続けている満の姿は、物悲しくて寂しいのにどこか充実していて、それも素敵でした。

今回3人が見た「永遠の昨日」は、Huluで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

引用:永遠の昨日 完全版 | ドラマシャワー | MBS 毎日放送

 

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