韓国BLドラマ「君色に染められて」の全話ネタバレ感想・あらすじ・評価・動画配信|恋は時間の壁を越える!時空を超えたファンタジー韓国BL時代劇

ドラマ

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この胸に、淡く刻んでいくーー1枚の絵画で繋がった、現代を生きる天真爛漫な高校生と過去を生きる悲しき王子が描き出す、切なくも温かいタイムスリップ×ロマンス時代劇!「君色に染められて」

全話のネタバレ・あらすじ一覧を掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:君色に染められて|フジテレビの人気ドラマ・アニメ・TV番組の動画が見放題<FOD>

美大に合格したばかりのお調子者高校三年生×兄王に妬まれ流罪にされた無実の王子 のお話。

<あらすじ>
ある日ギャラリーで絵を見ていたウノは、突如現れた不思議なおばさんの力により絵の中の世界へと導かれ…導かれた絵の中は、朝鮮王朝時代だった!
そこで、王宮から流刑にされた美しい王子様ホンと、その護衛グムと出会ったウノ。
彼らとともに現実世界への戻り方を模索しながら絆を育んでゆく。

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こんな人におすすめ

  • 韓国BLドラマが好き🇰🇷
  • タイムスリップものが好き🕰️
  • 切ない主従愛を見たい🥹💕

 

本作をもっとよく知るための小ネタ

①男性アイドルグループA.C.Eのリーダー JUNことパク・ジュニ単独初主演ドラマ!

2017年にデビューした男性アイドルグループA.C.Eは、音楽サバイバル番組などを通じてメンバー1人1人が実力派であることを証明し、アジアだけでなくグローバルな人気を獲得しています。そんなA.C.Eをまとめ上げるリーダーであるパク・ジュニ。本作では初主演とは思えない演技の実力を見せています。人懐っこい笑顔が特徴的でホンを助けようと奮闘する高校生ウノ役を熱演!

②人気BLドラマを生み出すMoving Pictures Company制作ドラマ!

日本でも話題となった「Wish you~僕の心の中、君のメロディー」「リュソンビの婚礼式」「The Tasty Florida」などを制作したMoving Pictures Companyが制作を手掛けた注目のBLドラマ最新作です。

 

 ネタバレ感想

第1話 異邦人

<あらすじ>
突如絵の中の朝鮮王朝時代にタイムスリップしてしまったウノの前に、ギャラリーで出会った不思議なおばさんが現れる。
助けを求めるウノだったが、やるべきことを成し遂げない限り現実世界に戻れないと告げられる。

ウノが寝ていると、友人に「大学に受かったからって呑気に寝やがって」とラリアットをかけられます。「17歳頃のウナン大君の遺作が発見される」という記事が書かれた本の上で寝ていたウノは、記事を見た友人から「お前の絵と似てないか?」と不思議がられますが、ウノは相手にせず帰宅します。

帰る道すがら、ウノはギャラリーに寄ります。そこには見覚えのある絵が。先ほど本で見たウナン大君の遺作です。突然ギャラリーの明かりの調子が悪くなり、点滅し始めます。絵に吸い込まれるように見入るウノ。いつの間にか隣には女性がおり、「やっと絵の主を見つけた」と微笑みます。気づくと女性はおらず、ウノ自身もギャラリーから消えてしまいます。

「黒幕は誰だ」と血まみれの刀を持って叫ぶホン。「父上の手のものか!」と激昂するなり、目の前の男を斬り殺してしまいます。父が逝去してから、すぐさま王宮を追い出され、流刑され、その上、殺そうと刺客を放たれ、ホンは心が壊れかけていました。付き人のグムは、彼を励ますようにしっかりと抱きしめます。

ウノは草はらで寝ており、ぼんやりと目を覚ましてあたりを見回します。目の前にホンたちがいたため、「ここはどこですか?迷っちゃって」と声をかけつつ、夢で見た風景と同じだなと思います。グムに刀を向けられて焦ったウノは後ろ向きに倒れ、卒倒してしまいます。

気を失ったウノがまた目を覚ますと、なぜか触れても弾かれる場所があります。ギャラリーにいた女性はどこからともなく出てくると、「ここは絵の外だから行けないわよ。やるべきことを終えたら出られるわ」と微笑みます。

グムに「見つけたぞ」と襟首を掴まれ、固まるウノ。

 

第2話 使命

<あらすじ>
ホンを流刑にした王様側の使いだと誤解されたウノ。
懸命に弁解するも、護衛グムによって捕らえられ殺されそうになる。
だがホンは、王様へ書状を届けることを条件にウノを殺さないよう命ずる。

グムに斬られそうになったウノは「ソジンが仕組んだことでしょう?ここは民俗村ですか?」と頓珍漢なことを連発します。ウノの所持品をあらためたホンとグムは、彼の所持品を見て目を丸くします。特にホンは筆記用具に目をとめ、消しゴムや鉛筆を指差し、「これは何だ?」と興味津々です。スケッチブックに鉛筆で絵を描き、消しゴムで消して見せるウノ。
ホンは目を輝かせて、次はウノのシャツのボタンを凝視します。貝を削ったものなのかと興味津々のホン。グムはホンを押し留めます。ホンは「命を助ける代わりに、王宮の兄上へ書状を届けよ」とウノに命じます。「大君様に逆えば死を免れぬ」とグムは念を押します。

兄へ届けてもらう書状を書くホン。大君様と呼びかけるグムに「大君様と呼ぶな。私にはもう生きる気力がない。でも、あいつには生きる気力がある」とつぶやきます。

書状をもらったウノは、王様の家まで手がかりがないと行けない、住所は?SNSは?DMを送ったら?と矢継ぎ早に言いますが、グムは目を白黒させます。「ここは韓国じゃないですよね?」と言うも、「朝鮮語を話してるのに何を言ってるんだ」とグムに呆れられます。ウノは「絵の中の設定ならうまく乗り切れるはずだ」と自分に言い聞かせます。

その夜、ウノはなかなか寝付けず、ふと窓を開けます。中庭では、ホンが一人で庭に佇んでいました。あなた、とウノに呼ばれて、ホンは「そう呼ばれるのは初めてだ。お前もこの地の者ではないな。私もよそ者だからわかる」と言われます。また、グムからお前を守るために書状を持たせるしかないと言われます。
書状には何と書いてあったのかとウノが尋ねると、「私は逆賊の罪を着せられただけです。どうか私を許してください。ここで生涯を全うしますから、私のことは忘れてください」と書いたとホンは打ち明けます。兄のもとに本当に書状を届けなくてもいいのかとウノは不安気に言いますが、「私もお前もそれぞれの人生があるから」とホンは諦めたようにつぶやきます。
ウノはゆったりと歩くホンに歩調を合わせると、彼に名前を尋ねます。「イ・ホンだ」と言われ、彼の名前を覚えるウノ。そんな二人を、扉の影からグムは見つめていました。

 

第3話 画意

<あらすじ>
ウノを怪しむグムは、なぜ殺さないのかホンに尋ねるが、ホンは、ウノが逃げたとしても理解するようグムを諭す。
一方、書状を届けに行ったウノは、途中で現実世界での友人ソジンと出会いホンの元へと案内する。

ホンはグムに着物を着付けてもらいながら、ウノを帰そうと言い出します。「私が死んだら自分のために生きよ」と言うホンに、「最後までお守りします」と涙を浮かべてホンを抱きしめるグム。その時ちょうどホンの部屋の戸をウノが開けてしまい、三人は気まずげに顔を逸らします。

いざウノは旅立とうとしますが、グムは「その身なりだと殺されるぞ」と指摘します。ホンが「私の着物を貸してやる」と言うので、ウノはホンの着物を借りることに。さっさと追い出そうとするグムを制止すると、ホンはウノの身だしなみを整えてやります。ホンの美貌を前にドギマギするウノ。その様子に気づいたグムはウノを睨みつけます。
どうしても書状を届けなくてはならないのかと嫌そうなウノ。絵の中にホンの兄の家はあるの不安です。
その頃、グムはウノがホンの屋敷に残した本の中に「朝鮮美術史 悲運の大君 ウナン大君」と書かれているのを見つけ、興味深く読み進めていました。
道中、ウノは何かに気づき、走り出します。全力疾走した先には、絵のままののどかな田園風景が広がっています。「やるべきことをやれば帰れる」というおばさんの言葉は本当だったのだと気づきます。

道を歩いていると、ウノは背後から刀を首に押し当てられます。刀を持った者の顔を見た瞬間、ウノの顔が輝きます。
ウノはホンの屋敷に帰ってくるなり、「僕と同じ世界から来た友達です」と、ソジンを紹介します。なぜ戻ってきたのかと不思議がるホンに、「あなたと会えば帰る方法が分かると言うから」と興奮気味のウノ。
「その書状はどうする気だ」とグムに問われたウノは、「帰る方法を探してから渡しに行く」と答えます。納得するホン。

「まずは食事をしよう」というホンの鶴の一声で、屋敷では食事の準備がなされます。「にぎやかなのは久々だ。いつもは一人ゆえ」と嬉しそうなホンは、グムにも一緒に食べるように誘います。笑顔で食事を頬張るウノ。

ウノは友人に「いつこの世界に着いたんだ?」と尋ねます。ソジンが昨日着いたと言うので、「おばさんに何と言われた?」とウノは根掘り葉掘り聞きたがりますが、ソジンは「すごく疲れてるんだ」と言い、話を逸らし、さっさと寝てしまいます。早く現実に帰りたいウノは彼の様子を怪しみますが、もしや受験で全落ちしたのではないかと思い、必死で励まします。

眠っているホンの部屋の前に、刀を持った男の影が現れます。

 

第4話 同心

<あらすじ>
夜中、人知れずホンを殺害しようとした者をグムが捕らえる。
危険から身を守るため、3人はその夜、同じ部屋で夜を明かすことに。
翌朝、ホンは自身の描いた絵を見せるためウノを部屋に呼ぶ。

夜中に中庭でグムに押さえつけられたまま「離せ」と叫ぶソジンを見つけ、慌てて部屋から出たウノ。ウノがソジンを救い出そうとすると、ソジンはすぐさまウノの喉に刀を突きつけます。
グムが「なぜ大君様を狙った!」と言うと、「王妃様の命令です。私の家族を守るためです」とあっさり自白し、「漢江に家族がいます。命だけはお助けを」と命乞いを始めます。彼はウノが知るソジンではなかったのです。ホンはウノを放し、王様に書状を届けるようにソジンに銘じます。グムは自分の命が狙われてもなおウノを案じるホンの寛容さに感じ入ります。
その後、ウノを真ん中にしてホンとグムは川の字になって寝ます。もうホンが襲われないようにするためと言いながら、すぐに爆睡するウノ。

翌朝、ホンはウノの寝顔をしげしげと見つめていました。ウノの持っていた筒状の荷物を興味本位で開けてみると、中にはウノが描いた絵が入っています。
起きたウノは「本当に帰れるのか?」と独り言を言いながらグムに近づきます。「ホンはなぜ流罪に?」と尋ねるウノに、グムは刀の手入れをし終えると、「大君様の罪は、先王に寵愛を受けていたこと。そして、全てにおいて美しいことだ」とつぶやきます。

本を読んでいたホンは、思い立ったように部屋を出て、ウノに近づきます。「お前は画工なのか?」と尋ねられたウノは「東洋画を専攻しているので」と頷きます。ホンは流罪になってから手慰みに絵を描いていたけれど、よかったら見てくれないかとウノに恥ずかしげに言い出します。

ホンの絵を見ながら、趣味だとは思えないほど上手いと絶賛するウノ。赤面するホンに「大君様ってかわいいですね」と微笑むウノ。ホンは「直すところはないか」と不安げに尋ねます。ウノは「この絵は劣るところは全くないです」と言い切ります。ホンは絵を見せたのはウノが初めてだと言い、ウノは「特別な存在になれたようですね」と照れます。

 

第5話 和合

<あらすじ>
ウノとホンは護衛に付いてこようとするグムを振り切り、2人きりで町を見渡せる丘へ絵を描きに行く。
絵を描くことを通じて徐々に仲を深めてゆく2人に、グムの心は落ち着かない。

ウノは「俺たち芸術家は自由であるべきだ!常に見張られてたら気が詰まる」と言い出し、ホンを連れて村を散策しようとします。グムは苦い顔をしますが、ホンも「村人たちは私の顔を知らないから」と乗り気だったので、「大君に何かあればお前を殺す」と殺気を漂わせて彼らを送り出します。

ウノはホンを見晴らしの良い場所に連れ出します。足場の悪い場所ではホンの手を取ってエスコートします。ここからの景色を描きたいと言いましたホンの側で、その様子を見守るウノ。ホンはかつてウノが自分に想い人はいるかと尋ねたことを話題にし、「この歳まで生きることに必死だった。私が恋などできるだろうか」と遠い目をして言います。

ホンはウノとの散策を気に入ったのか、その日から何度も二人だけで出かけるようになります。グムはそんな二人の様子を見ながら、気が気ではありません。

二人は墨を互いの顔につけあって遊ぶ中で、不意に唇を近づけ、キスをします。
その日は夜遅くに屋敷に戻ったところ、血相を変えたグムが二人のもとに駆け寄ってきます。「こんな夜遅くまで連れ回して!お怪我をさせたらどうするつもりだ!」とウノを殴り倒すグム。ウノは「夕焼けに気を取られてしまったんだ。暴力はいけない」とグムを叱り、無言のウノを部屋まで連れて行きます。グムは唇を噛み締め、立ち尽くしていました。

 

第6話 遺作

<あらすじ>
ホンやグムと過ごしながら、少しずつ仲を深めていくウノ。
だが、現実世界への戻り方は一向にわからず、途方に暮れる。
そんな中、教科書で見た絵を思い出したウノはグムを呼び出し…。

ウノはグムにホンを遅くまで連れ回したことを謝りますが、グムは「お前がきてから初めて大君は笑われるようになった。お前が羨ましい」と苦しそうに言います。

と同時に、半年もここに滞在しているウノに、グムは「帰らなくていいのか」と皮肉抜きで心配します。ウノが計算してみたところ、来週には期末試験が控えています。早く帰らなければと焦るウノは、この世界に飛ばされた時に見ていた絵を探せば良いのだと思い付きます。

ウナン大君の17歳の遺作であるその絵が印刷された紙を、グムに見せるウノ。この絵がどこにあるか知らないかと尋ねますが、グムは知らないと言います。ホンは王子様だから知っているのではと、次はホンに紙を見せるウノですが、もしやウナン大君とはホンのことではないかとハッと気づきます。

眠れない夜を過ごしたウノは、翌日、グムに「信じ難い話だと思うけど…僕は2021年、未来からきたんだ」と打ち明けます。

 

第7話 超克

<あらすじ>
ホンが死んでしまうと聞かされたグムは、現実世界にホンを連れて帰るようウノに頼み込む。
ウノは現実世界に戻るためのキーとなる、ホンの絵を完成させようとするが…。

自分が元の世界に戻るということは、ホンが死ぬことだと匂わせるウノ。グムは青ざめた顔で「やはり王様は毒薬で…」とつぶやきます。グムは「お前の世界に大君を連れて行ってくれないか?私はどうなっても構わない」と真剣な顔で告げます。了承するウノ。

ウノが起きるのを待っていたものの、待ちくたびれたホン。「一緒に絵を描く約束を忘れたのか?」と、グムとの話を終えたウノを前に拗ねます。ウノはホンに絵を描きあげさせなければ元の世界に戻れないと思い、「この絵を描き上げましょう」と提案しますが、「なぜこの絵を?」と訝しまれます。どもりながらもウノがこの絵が一番好きだから最初に仕上げてしまいたいと言うと、「一番好きなのか?」と喜ぶホン。二人はいつも絵を描いていた場所に行くと、座り込み、寄り添い合います。「初めて人の温もりを感じることができた、ありがとう」と言うホンに口づけるウノ。

ホンは、ウノに絵を教わっているから何か贈りるために市場に行きたいと言い出します。グムは止めますが、ホンは一人で問題ないと言い、屋敷を出てしまいます。

市場に行ったホンは、「謀反を企てたウナン大君イ・ホンに王様は毒薬を…」と誰かが読み聞かせているのを聞いて愕然とします。慌てて屋敷へ戻ると、王様から毒薬を下賜されたことを知っていたのかとグムを問い詰めます。何も言えないグムに、「なぜ知らせてくれなかった!お前もか?」とウノに激怒します。何もしていないのになぜ憎まれるのかと座り込んでしまうホンに、「僕がいた世界に一緒に行こう」と抱きしめるウノ。

 

第8話 僕と一緒に帰ろう

<あらすじ>
王様の使いから逃げる中、突如目の前に現れた不思議なおばさんに絵の中の世界でやるべきことがあると聞かされたグム。
ウノとホンが無事に現実世界へと戻れるよう、使命をまっとうする。

「この絵を完成させたら、お前の世界へ行けるのか?」とウノに尋ねるホン。ウノはホンの手を握り、「行けますよ」と彼の目を見てしっかりと答えます。「それが誠でなくても構わぬ。この命が尽きる時、一緒にいられる。美しい時間だった」と感慨深げに言うホン。「少し怖かったが、今は平気だ。君と遺作を共に描けるのだから」と去勢を張るホンを悲しげに見つめるウノ。

ウノはこの世界に来た時の制服に身を包み、「今日の正午だ。正午過ぎに王の臣下たちがここに来る」と予言のように独り言を言います。遺作を描き終えたホン。「この絵が未来へと繋いでくれるはずだ」と言うウノ。絵に触れるウノですが、何も起こりません。呆然とするウノ。グムも動揺しています。
「こんなはずない」とウノは何度も絵を触り、自分がギャラリーで見た絵と何が違うかを、絵を印刷された紙と見比べます。ウノははっとして、「僕とホンとグムさんの三人だ!これだけ描き足せば元の世界に戻れる」と言います。しかしグムが「早くお逃げください!」と焦ったように屋敷に戻ってきます。

逃げている途中、「時間を稼ぐゆえ大君様を連れて行け」とグムが宣言します。グムはその場に残り、ホンとウノを見送ります。しかしそこにおばさんが現れ、「あなたにはまだやることが残ってる。大君の絵が山中に埋められてしまったら、未来のウノが捜せないでしょ」と言い出します。「大君を助けたいなら、あなたは完成した絵を漢陽宮の城壁の下に埋めなさい。そのあと未来で時空間を開けばいい」と言います。
毒薬を下賜された大君に何もできなくて絶望していたと打ち明けるグム。喜んで行ってくると宣言します。
立ち去ろうとするおばさんに「なぜここまでされるのかお伺いしても?」と尋ねるグム。「ウナン大君は私が見てきた中で一番いい子だった。ウノの世界の人々も彼の不運な運命を残念に思ってる。人々を慰めるために正したいの」と言うおばさんに、「ありがとうございます」と泣くグム。「あなたも縁があれば再会できるはずよ」と言われ、グムは「大君様、遠い未来でまた会いましょう」と、ウノに連れられていくホンの背中を見つめてつぶやきます。「何人たりともここを通さぬ」と刀を握りしめ、つぶやくグム。

ウノとホンは腰を下ろし、ホンは絵筆を持ちます。なかなか描きだせないホンの手に自分の手を添えるウノ。ホン、自分、グムの三人の点を描き添えるウノ。ホンはウノの手に自分の手を添えます。「行くよ」とウノが言い、二人が絵に手をかざすと、光が絵から溢れてきます。二人のいた場所には、二人の描いた絵だけが残っていました。

二年後、大学二年生になったウノ。カフェで、「試験が難しすぎるよ」と現代の服を着たホンに愚痴をこぼしています。高三の時は嫌いだったけど、今では朝鮮美術史は全部Aプラスだと自慢するウノ。朝鮮美術史提案依頼書を書いていたホンは、「これでいい?」とウノに見せます。「ホンなら国からの支援を受けて美術展も開けるはずだ」と言うウノ。

ホンは驚いたようにカフェに来た男性客を見つめます。それはグムでした。グムもホンたちに気づいてにっこりと微笑みます。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

私は刀剣乱舞の審神者でもあるのですが、刀剣乱舞だと「歴史を改変してはならない」というのが大前提なので、本作のように「あまりに悲運な王子を憐れんで、未来人が過去に介入し、王子の人生を変える」というのは正反対の発想で面白かったです。ウノの生きる現代ではホンは「悲運の王子」という説明になっていましたが、ホンが生き延びられた以上、「悲運」ではなくなったのでしょうか?
また、絵に触れなければ現代へは戻れないと思っていたのですが、最後にウノとホンがグムと再会していることから、グムは絵を埋めた後にどうやって現代へ来たのか不思議でした。絵に触れなくても現代に来られるのかな?おばさんが不思議な力で何とかしてくれたのでしょうか?もう少し尺があれば…!と願ってしまいました😂

小錦あや
小錦あや

個人的に、メインカプではなく、当て馬であるグムに感情移入してしまい…グム×ホンの薄い本が読みたくなりました。グムのあの堅苦しいところも、懸命なところも、一途なところも、全部が性癖にブッ刺さります。ホンは繊細な自分の感覚に合った人を求めていたからウノを選んだのだとは思うのですが…グムと結ばれてほしかったと願ってやみません。つらい。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

短い話数、時間の中できれいに話がまとまっている印象でした。役者さんたちも演技が上手なので、話に引き込まれます。多分かなり低予算で作られたのだと思いますが(セットというか、背景がだいたい固定なので)、そうは感じさせないほど丁寧にお話が作られていると感じました。グムにとっては悲恋、ウノとホンにとっては運命の恋。切なくも美しい作品でした。

今回3人が見た「君色に染められて」は、Amazonプライムビデオ、Huluで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

引用:君色に染められて|フジテレビの人気ドラマ・アニメ・TV番組の動画が見放題<FOD>

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