「アマプラ同時上映会」第17弾!
当サイトの運営者3人が、Amazonプライムビデオでアニメやドラマ・映画を同時視聴する企画です🎬✨
この胸に、淡く刻んでいくーー1枚の絵画で繋がった、現代を生きる天真爛漫な高校生と過去を生きる悲しき王子が描き出す、切なくも温かいタイムスリップ×ロマンス時代劇!「君色に染められて」。
全話のネタバレ・あらすじ一覧を掲載しています。
早速見てみましょう!
登場人物とあらすじ
引用:君色に染められて|フジテレビの人気ドラマ・アニメ・TV番組の動画が見放題<FOD>
美大に合格したばかりのお調子者高校三年生×兄王に妬まれ流罪にされた無実の王子 のお話。
<あらすじ>
ある日ギャラリーで絵を見ていたウノは、突如現れた不思議なおばさんの力により絵の中の世界へと導かれ…導かれた絵の中は、朝鮮王朝時代だった!
そこで、王宮から流刑にされた美しい王子様ホンと、その護衛グムと出会ったウノ。
彼らとともに現実世界への戻り方を模索しながら絆を育んでゆく。
\ 国内最安の動画見放題サービス /
\ 140,000本以上の映画・ドラマ・ アニメ・ バラエティが見放題 /
予告編・予告動画
こんな人におすすめ
- 韓国BLドラマが好き🇰🇷
- タイムスリップものが好き🕰️
- 切ない主従愛を見たい🥹💕
本作をもっとよく知るための小ネタ
①男性アイドルグループA.C.Eのリーダー JUNことパク・ジュニ単独初主演ドラマ!
2017年にデビューした男性アイドルグループA.C.Eは、音楽サバイバル番組などを通じてメンバー1人1人が実力派であることを証明し、アジアだけでなくグローバルな人気を獲得しています。そんなA.C.Eをまとめ上げるリーダーであるパク・ジュニ。本作では初主演とは思えない演技の実力を見せています。人懐っこい笑顔が特徴的でホンを助けようと奮闘する高校生ウノ役を熱演!
②人気BLドラマを生み出すMoving Pictures Company制作ドラマ!
日本でも話題となった「Wish you~僕の心の中、君のメロディー」「リュソンビの婚礼式」「The Tasty Florida」などを制作したMoving Pictures Companyが制作を手掛けた注目のBLドラマ最新作です。
ネタバレ感想
第1話 異邦人
<あらすじ>
突如絵の中の朝鮮王朝時代にタイムスリップしてしまったウノの前に、ギャラリーで出会った不思議なおばさんが現れる。
助けを求めるウノだったが、やるべきことを成し遂げない限り現実世界に戻れないと告げられる。
「17歳頃のウナン大君の遺作が発見される」という記事が載っている本の上でうたた寝していたウノは、「この遺作、お前の絵と似てないか?」と不思議がられます。
帰る道すがら、ウノはギャラリーに寄ります。そこには先ほど本で見たウナン大君の遺作が飾られています。いつの間にか隣には女性がおり、「やっと絵の主を見つけた」と微笑みます。
「黒幕は誰だ!父上の手のものか!」と叫ぶホンは、目の前の男を斬り殺します。父が逝去してすぐに王宮を追い出され、何度も刺客を放たれ、彼は心が壊れかけています。付き人のグムは、励ますように彼を抱きしめます。
ウノはいつの間にか草はらで寝ており、あたりを見回します。目の前にいたホンとグムに、「ここはどこですか?迷っちゃって」と声をかけます。グムに刀を向けられて、ウノは卒倒してしまいます。
再度ウノが目を覚ますと、なぜか触れても弾かれる場所があります。どこからともなく出てきたギャラリーにいた女性は、「ここは絵の外だから行けないわ。やるべきことを終えたら出られる」と微笑みます。
グムに「見つけたぞ」と襟首を掴まれ、固まるウノ。
第2話 使命
<あらすじ>
ホンを流刑にした王様側の使いだと誤解されたウノ。
懸命に弁解するも、護衛グムによって捕らえられ殺されそうになる。
だがホンは、王様へ書状を届けることを条件にウノを殺さないよう命ずる。
ウノの所持品をあらためたホンとグムは、彼の所持品を見て首をひねります。特にホンは消しゴムや鉛筆に興味津々です。ホンは「命を助ける代わりに、王宮の兄上へ書状を届けよ」とウノに命じ、「大君様に逆えば死を免れぬ」とグムは念を押します。
その夜、ウノはなかなか寝付けず、窓を開けます。中庭では、ホンが一人で庭に佇んでいました。
書状には何と書いてあるのかとウノが尋ねると、「私は逆賊の罪を着せられただけです。どうか私を許してください。ここで生涯を全うしますから、私のことは忘れてください」と書いたとホンは打ち明けます。ホンはグムから守るために書状を届けさせると言っただけで、本当に届けなくてもいいと思っているようです。「私もお前もそれぞれの人生があるから」とホンは諦めたようにつぶやきます。
ウノは彼に名前を尋ねます。そんな二人を、扉の影からグムは見つめていました。
第3話 画意
<あらすじ>
ウノを怪しむグムは、なぜ殺さないのかホンに尋ねるが、ホンは、ウノが逃げたとしても理解するようグムを諭す。
一方、書状を届けに行ったウノは、途中で現実世界での友人ソジンと出会いホンの元へと案内する。
「私が死んだら自分のために生きよ」と言うホンに、「最後までお守りします」と涙を浮かべてホンを抱きしめるグム。
絵の中にホンの兄の家はあるのか不安になりながら、山道を歩くウノ。その頃、グムはウノがホンの屋敷に残した本の中に「朝鮮美術史 悲運の大君 ウナン大君」と書かれているのを見つけ、読み進めていました。
ウノはホンの屋敷に帰ってくるなり、「僕と同じ世界から来た友達です」と、道中で出会ったソジンを紹介します。「ソジンがあなたと会えば帰る方法が分かると言うから戻ってきました。元の世界に変える方法を捜してから、手紙は渡しに行きます」というウノ。ウノは「いつこの世界に着いたんだ?」と根掘り葉掘り聞きたがりますが、ソジンは疲れているからとさっさと寝てしまいます。
その夜、眠っているホンの部屋の前に、刀を持った男の影が現れます。
第4話 同心
<あらすじ>
夜中、人知れずホンを殺害しようとした者をグムが捕らえる。
危険から身を守るため、3人はその夜、同じ部屋で夜を明かすことに。
翌朝、ホンは自身の描いた絵を見せるためウノを部屋に呼ぶ。
ホンを暗殺しようとしたソジンを取り押さえるグム。グムが理由を問うと、「王妃様の命令です。漢江の家族を守るためでした」と命乞いを始めます。彼はウノが知るソジンではなかったのです。「ホンはなぜ流罪に?」と尋ねるウノに、グムは「大君様の罪は、先王に寵愛を受けていたこと。そして、全てにおいて美しいことだ」と答えます。
翌朝、ホンはウノの荷物の中から彼が描いた絵を見つけます。「お前は画工なのか?」と尋ねられたウノは頷きます。ホンは流罪になってから手慰みに絵を描いている、よかったら見てくれと照れた様子で申し出ます。ホンの絵を見て、絶賛するウノ。ホンは絵を人に見せたのは初めてだと言います。
第5話 和合
<あらすじ>
ウノとホンは護衛に付いてこようとするグムを振り切り、2人きりで町を見渡せる丘へ絵を描きに行く。
絵を描くことを通じて徐々に仲を深めてゆく2人に、グムの心は落ち着かない。
ウノはホンを連れて散策するようになります。ホンは散策を気に入ったようで、たびたび二人だけで出かけるようになります。グムは気が気ではありません。
二人は墨を互いの顔につけあって遊ぶ中で、不意に唇を近づけ、キスをします。
夜遅くに屋敷に戻ったところ、血相を変えたグムが「こんな夜遅くまで連れ回して!お怪我をさせたらどうするつもりだ!」とウノを殴り倒します。ウノは「夕焼けに気を取られてしまったんだ。暴力はいけない」とグムを叱り、ウノを部屋まで連れて行きます。
第6話 遺作
<あらすじ>
ホンやグムと過ごしながら、少しずつ仲を深めていくウノ。
だが、現実世界への戻り方は一向にわからず、途方に暮れる。
そんな中、教科書で見た絵を思い出したウノはグムを呼び出し…。
来週には期末試験が控えていると気づいたウノは慌て始め、この世界に飛ばされた時に見ていた絵を探せば良いのだと思い付きます。
ウナン大君の17歳の遺作であるその絵が印刷された紙を、グムに見せるウノ。この絵がどこにあるか知らないかと尋ねますが、グムは知らないと言います。もしやウナン大君とはホンのことではないかと気づくウノ。
ウノはグムに「僕は2021年、未来からきたんだ」と打ち明けます。
第7話 超克
<あらすじ>
ホンが死んでしまうと聞かされたグムは、現実世界にホンを連れて帰るようウノに頼み込む。
ウノは現実世界に戻るためのキーとなる、ホンの絵を完成させようとするが…。
グムは「お前の世界に大君を連れて行ってくれないか?」と頼みます。
ウノはホンに絵を描きあげさせなければ元の世界に戻れないと思い、「この絵を描き上げましょう」と提案します。二人はいつも絵を描いていた場所に行くと、座り込み、寄り添い合います。「初めて人の温もりを感じることができた、ありがとう」と言うホンに口づけるウノ。
ホンは、ウノに絵を教わっているから何か贈りるために市場に行くと言い出します。市場に行ったホンは、「謀反を企てたウナン大君イ・ホンに、王様は毒薬を…」と誰かが読み聞かせているのを聞いて愕然とします。慌てて屋敷へ戻り、王様から毒薬を下賜されたことを知っていたのかとグムを問い詰めます。何もしていないのになぜ憎まれるのかと苦しむホンを、「僕がいた世界に一緒に行こう」と抱きしめるウノ。
第8話 僕と一緒に帰ろう
<あらすじ>
王様の使いから逃げる中、突如目の前に現れた不思議なおばさんに絵の中の世界でやるべきことがあると聞かされたグム。
ウノとホンが無事に現実世界へと戻れるよう、使命をまっとうする。
ウノは「今日の正午だ。正午過ぎに王の臣下たちがここに来る」と予言します。ホンが完成させた絵に触れるウノですが、何も起こりません。そこでウノは「僕とホンとグムさんの三人を描き足せば元の世界に戻れる」と気づきます。しかしそこに、グムが戻ってきて「早くお逃げください!」と叫びます。
殿を買って出るグム。そこにおばさんが現れ、「大君を助けたいなら、あなたは完成した絵を漢陽宮の城壁の下に埋めなさい」と命じます。
ホンの手に自分の手を添え、ホン、自分、グムの三人の点を描き添えるウノ。二人が絵に手をかざすと、光が絵から溢れてきます。
二年後、大学二年生になったウノ。カフェで、「試験が難しすぎるよ」と現代の服を着たホンに愚痴をこぼしています。ホンは驚いたようにカフェに来た男性客を見つめます。それはグムでした。グムもホンたちに気づいてにっこりと微笑みます。
まとめ

私は刀剣乱舞の審神者でもあるのですが、刀剣乱舞だと「歴史を改変してはならない」というのが大前提なので、本作のように「あまりに悲運な王子を憐れんで、未来人が過去に介入し、王子の人生を変える」というのは正反対の発想で面白かったです。ウノの生きる現代ではホンは「悲運の王子」という説明になっていましたが、ホンが生き延びられた以上、「悲運」ではなくなったのでしょうか?
また、絵に触れなければ現代へは戻れないと思っていたのですが、最後にウノとホンがグムと再会していることから、グムは絵を埋めた後にどうやって現代へ来たのか不思議でした。絵に触れなくても現代に来られるのかな?おばさんが不思議な力で何とかしてくれたのでしょうか?もう少し尺があれば…!と願ってしまいました😂

個人的に、メインカプではなく、当て馬であるグムに感情移入してしまい…グム×ホンの薄い本が読みたくなりました。グムのあの堅苦しいところも、懸命なところも、一途なところも、全部が性癖にブッ刺さります。ホンは繊細な自分の感覚に合った人を求めていたからウノを選んだのだとは思うのですが…グムと結ばれてほしかったと願ってやみません。つらい。

短い話数、時間の中できれいに話がまとまっている印象でした。役者さんたちも演技が上手なので、話に引き込まれます。多分かなり低予算で作られたのだと思いますが(セットというか、背景がだいたい固定なので)、そうは感じさせないほど丁寧にお話が作られていると感じました。グムにとっては悲恋、ウノとホンにとっては運命の恋。切なくも美しい作品でした。
今回3人が見た「君色に染められて」は、Amazonプライムビデオ、Huluで無料視聴できます。
ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨