映画「君の名前で僕を呼んで」のネタバレ感想

映画

「アマプラ同時上映会」第126弾!

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今回観るのは、第90回アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされ、アイボリーが脚色賞を受賞した、「君の名前で僕を呼んで」

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

色気ある優秀な大学院生×性に興味を持つ秀才少年 のお話。

<あらすじ>
83年の夏、家族に連れられて北イタリアの避暑地にやって来た17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。
一緒に泳いだり、自転車で街を散策したり、本を読んだり音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオはオリヴァーに特別な思いを抱くようになっていく。
ふたりはやがて激しい恋に落ちるが、夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてきて…。

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こんな人におすすめ

  • 独特の空気感がある映画が好き🎬
  • 儚いワンナイトラブに燃える🔥
  • 「関係を持ってはいけない相手」とのセックスに興奮する🤤

 

 ネタバレ感想

1983年夏、17歳のエリオ・パールマンは今年も両親と共に北イタリアの別荘で一夏を過ごしていました。

毎年エリオの父・パールマン教授は、博士課程の大学院生を1人、アシスタントとして6週間別荘に招待するのですが、今年やってきたのは課程論文を執筆中のオリヴァーでした。

両親に促され自室を彼に貸したものの、自信に満ちたオリヴァーをエリオはなんとなくいけすかない気持ちで見つめます。

翌朝、アンキーゼの自転車を借りて街中を案内するエリオ。しかしオリヴァーはエリオの案内はそこそこに、自由気ままにひとりで散策し始めます。

エリオは、アメリカの名門大学で教鞭をとるギリシャ・ローマ考古学の教授と、何か国語も流暢に話す母親の一人息子。
アカデミックな環境に育った彼は、他の同年代の子供に比べて文学や古典に親しみ、翻訳(英語、イタリア語、フランス語を流暢に話す)や、音楽の編曲を趣味にする(ピアノとギターを弾く)など、成熟した知性豊かな子どもに成長しました。

父とオリヴァーの単語の語源に関する討論を何ともなく聞くエリオ。彼が知識豊かなことは理解できても、両親や周りの人々が彼をちやほやするのを受け入れられません。

活発なオリヴァーと異なり、エリオはインドアです。川に泳ぎに行こうと誘われるも、ギターをつまびいたり本を読んだりしてエリオはあくまで自分の時間を楽しみます。
しかし彼から積極的に話しかけられるうち、自分が彼にそっけなく接するので彼が自分を嫌いかもしれないと気になり始めます。

ある晩のパーティーで、キアラはオリヴァーに積極的に絡みつきキスをします。「あの子絶対彼とやりたいのよ」と噂する同年代の少年少女たちを侮蔑するエリオ。
その後、エリオは1人踊るオリヴァーを見つめ、マルシアにやろうかと誘いをかけます。しかし気分が乗らず、その晩はただ2人で泳いだだけでした。

父とオリヴァーがガルダ湖に発掘調査に行くため、同行したいと願い出たエリオ。面白半分でキアラとくっつけようとしたエリオにオリヴァーは「そういうことは自分で決める」と冷たく言い放ちます。
調査中、「休戦しよう」とオリヴァーに握手を求めるエリオ。

マルシアと会うはずだった湖で待ちぼうけを食らったエリオは、翌日ヘラクレイトス「断片」をソファーに置き、オリヴァーが自分のもとに来てくれないかとドアを開けて待ちます。彼は結局エリオのもとには来てくれませんでした。

エリオは雨の中、「(自分の心のうちを愛する人に)話すべきか、死ぬべきか」と王女に語った騎士の話を母から寝物語に聞きます。その話をオリヴァーにし、2人は町中へ自転車で散策へ。

オリヴァーは「君はこのへんの誰より物知りだ」と言いますが、エリオは「大事なことは何にも知らないよ。分かってるくせに」とかまをかけます。
「どうして僕に知って欲しいんだ」も尋ねるオリヴァーに、「あなたに知って欲しいから。他の誰にもこんな話できないから」と答えるエリオ。しかし、「そういう話はすべきじゃない」ときっぱり断られます。

エリオは自分だけの秘密基地(池)にオリヴァーを連れて行きます。2人で草むらに寝転ぶと、オリヴァーはエリオにキスをします。
しかしオリヴァーは「恥ずべきことは何もしていない。ここで終わりにしよう」とエリオを諌めます。

食事をしていると、エリオは突然鼻血を出してしまいます。弱った彼のそばについてやり、ふざけて彼の足にキスをするオリヴァー。

エリオの母はエリオがオリヴァーを好きなことを見抜き、オリヴァーもあなた以上にあなたのことを好きよ、と助言します。
エリオは居ても立っても居られず、誰彼構わずオリヴァーはどこにいるのと聞いて周り、彼の姿を探し求めます。
その晩、エリオはオリヴァーが入ってきてくれることを期待して部屋の扉を開けていましたが、閉められてしまいます。「裏切り者」とつぶやくエリオ。

エリオはマルシアを呼び出し、初体験を済ませます。帰宅すると、エリオは「沈黙は嫌だ」と綴った手紙をオリヴァーの部屋に滑り込ませます。
オリヴァーからの「大人になれ 真夜中に会おう」という返信を見て、心ときめかせるエリオ。

エリオはマルシアを呼ぶと、彼女と空き部屋でセックスに耽ります。

エリオの両親はゲイカップルのアイザックとムニールを家に招待し、エリオのピアノの演奏を聴かせます。エリオはオリヴァーの姿を見るや否や、「疲れた」と自分の部屋に下がります。

オリヴァーはベランダに出ており、エリオは彼に近づくと「ちよっと緊張してる」とはにかみます。
オリヴァーの部屋に行き、足を絡ませ合い、「本当にいいのか?」と何度も確かめられながら2人はキスを重ねます。オリヴァーは飢えている様を隠そうとせず、乱暴に服を脱ぐと熱く彼を抱きます。

行為が終わると、「君の名前で僕を呼んで。僕の名前で君を呼ぶ」と言うオリヴァー。家政婦のマファルダにばれたかもとエリオは心配しつつ、オリヴァーがこの家に来た時に来ていたシャツが欲しいとねだります。

翌朝、2人はエリオの秘密の池に泳ぎに行きます。オリヴァーは「昨日の夜のこと、怒ってる?」とエリオに尋ねたと思いきやフェラをして放置したりと気が定まらないようです。
エリオは一緒にいたいからと町中に行ったオリヴァーを追いかけ、「ごめん、会いたくて」「君に昨晩のことで傷ついてほしくない」「僕が来て嬉しい?」「キスしたいくらい」と話します。

完熟した桃の種を出し、エリオは果実で自慰をします。眠っていたエリオを見つけたオリヴァーは、彼の体にキスをします。果実を見つけ食べようとした彼は、「俺の次は果実か」と自嘲。エリオは「ごめんなさい」「ねえ帰らないで」と泣き、彼に縋ります。

エリオとオリヴァーはバルコニーで話します。バレーボールをした時に好きだと態度で示した、でも君はいやらしいことをされたって顔をしたからと言うオリヴァーに、ごめんと笑うエリオ。

マルシアがエリオのもとを訪ねてきます。3日も連絡も顔も見せてくれなかった、私はエリオの彼女?と尋ねますが、エリオは肩をすくめるだけ。彼女は去ります。

エリオの両親は研究のためベルガモに立ち寄り、ミラノから帰るオリヴァーにエリオを同行させます。
キアラはオリヴァーを見送りにきますが、オリヴァーに爽やかに振られてしまいます。

旅行中、2人は互いの名前で互いを呼びます。オリヴァーもエリオも最高の気分です。
街中で踊り遊ぶ最中、エリオは突然吐いてしまいます。そして宿に帰る道すがら何度も深いキスをし、オリヴァーは眠るエリオを見つめながら別荘で起きた様々なことを思い出します。

ミラノ行きの列車に乗る直前、オリヴァーはエリオを抱きしめます。別れの言葉も言えず、ただ去っていくオリヴァーを見つめるエリオ。

エリオはオリヴァーを見送ると、母に迎えにきてくれるよう頼みます。そして母の車の中で涙します。
マルシアは悲しげなエリオに自分は怒っていないと告げ、「死ぬまで友達」とハグします。

帰宅すると父は「お前は彼との稀有な絆が分かるだろう。お前と彼の間には知性だけでない善良な全てがあった。思いもよらない時に自然は人の弱さを突くものだが、私がいるからな。」とエリオを慰めます。
そして自分も似た経験をしたけれど何かに遮られた、心も体もいつかすり減っていくから悲しみも喜びも押し殺すなと告げます。

冬になり別荘で過ごすエリオのもとにオリヴァーから電話がきます。2年間付き合ったり別れたりしていた彼女と来年の春結婚するだろうと言われます。

オリヴァーは君のお父さんが僕に義理の息子のように接してくれたから、自分たちの関係に気づいていたと分かっていたと打ち明けます。
エリオは「オリヴァー」、オリヴァーは「エリオ」と呼び合い、オリヴァーは「何一つ忘れない」と言って電話を切ります。

静かに暖炉の前で涙するエリオ。
母に呼ばれ、振り向く彼の前で焚き火は燃え続けます。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

エリオ…なんて美しいひと夏の恋だったのでしょうか。

花火のように華やかで儚く、パッと艶やかに咲いて散ってしまった恋。

彼がオリヴァーへの想いを抱え、苦しみ、傷つくさまさえ美しく、尊いという言葉しか出てきませんでした。本当に美しいブロマンス?青春?映画です。

小錦あや
小錦あや

エリオの父が傷心のエリオにかける言葉が大好きです。

エリオの父もエリオと似たような経験をしており、さらに歳を重ねたからこそ分かる、若き日の恋の傷の尊さを教えてくれたんですよね。

エリオとオリヴァーの心の善良さと純真さは何ものにも替えがたい至高のものなのだと優しく言葉を重ねる姿に胸がいっぱいになりました。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

全編とおして音楽が心地よく、まるで自分が北イタリアの別荘にエリオたちと一緒にいるような感覚にさせられました。

やわらかく包み込む雄大な自然、空気、その中で奔放に感じる愛と性の初体験。

とてもとても素晴らしかった。もう一度見返したいです。

今回3人が見た「君の名前で僕を呼んで」は、Amazonプライムビデオ、dtv、U-NEXTで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

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この記事を書いた人

小錦あや
小錦あや
闇の腐女子。「カーストヘブン」と「蟷螂の檻」シリーズが愛読書。屈折した愛情表現とボロボロの攻め・受けが大好物。地雷なし雑食。