映画「Love, サイモン 17歳の告白」のネタバレ感想｜僕が僕を愛せるようになったのは、君と出会ったから。

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今回観るのは、LGBTの男子高校生が本当の恋に出会い成長する姿を描いた青春ドラマ「Love, サイモン 17歳の告白」。

早速見てみましょう！

登場人物とあらすじ

隠れゲイの少年が同級生にカミングアウトさせられた お話。

＜あらすじ＞
両親や妹と暮らす17歳の男子高校生サイモンは、ゲイであるという秘密を抱えていた。
ある日、学校にブルーと名乗る匿名のゲイの同級生がいることを知ったサイモンは、思い切って連絡を取ってみることに。
メールをやり取りするうちにブルーに惹かれるようになったサイモンは、ブルーの正体が気になりはじめる。

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 ネタバレ感想

ジョージア州アトランタ。高校生のサイモン・スピアーは同性愛者ですが、その事実を周囲の人間に隠して生きています。
しかし自身が同性愛者であることを思い悩むこともなく、暖かい（ただし父はゲイフォビアぎみ）家族と気さくな友人たちに囲まれ、幸福な日々を送っていました。

ある日、サイモンは自分が通う高校の掲示板に同性愛者がいるらしいと友人から言われます。その人物はネット上でブルーという偽名を使用しており、サイモンと同様に自身が同性愛者であることを隠しているようです。
それをきっかけに、サイモンはジャックというハンドルネームを使ってブルーとのやり取りを始めました。

2人はあっという間に親密になります。ある日、たまたまサイモンがブルー宛てにメールを送ろうとしていたところを同級生のマーティンに知られてしまいます。

マーティンはサイモンと同じミュージカルの授業を受講しており、サイモンの友人のアビーに恋心を抱いていました。
マーティンは「秘密を口外しない代わりに自分とアビーの仲を取り持て」とサイモンを脅迫し、サイモンはその要求を呑むより他にありませんでした。

サイモンは週末に催す予定のハロウィンパーティーにマーティンを呼びアビーとくっつけようとしますが、ニックがアビーにモーションをかけてしまいうまくいきません。

パーティーでサイモンは友人のエイブラハム（ブラム）こそブルーだと確信するに至りますが、彼が女性と睦み合う姿を見てしまい、ブルーではありませんでした。
気分が晴れないサイモンは酔っ払い、親友のリアと一緒に帰宅することになりました。
リアはサイモンに好意を抱いており、それをパーティーで打ち明けようとしましたが、結局できませんでした。

数日後、サイモンはアビーとマーティンをダイナーで引き合わせることに成功しました。
アビーが不安や孤独を抱えていると知ったマーティンは、そこにつけ込んで彼女を口説いていきます。

暇を持てあましたサイモンはウェイターのライルと話し込みます。魅力的なライルに惹かれたサイモンは彼こそがブルーなのではないかと思い始めます。

アビーを自宅まで送ったサイモンは、その別れ際に自分が同性愛者であるとカミングアウトしました。アビーはそれを真正面から受け止めてくれます。

翌日、サイモンはライルをデートに誘おうとしましたが、ライルはアビーに好意を抱いていました。つまり、ライルはブルーではなかったのです。
サイモンはブルーが誰なのかを突き止めることができず苛立っていました。そんな苛立ちもあって「男を見せるか家でうじうじしているか、どちらかにしろ」とマーティンに言い放ちます。

それに発奮したマーティンは全校生徒の目の前でアビーに告白しますが、あっさりと断られて友達でいようと言われてしまいます。
マーティンは学校の掲示板上でおもちゃにされ、怒りのあまり匿名でサイモンがゲイだとばらしてしまいます。

両親や妹も掲示板を見て、彼への態度を変えてしまい、友人たちはマーティンから脅迫されていたとはいえ自分たちを売るなんてとサイモンと距離を置きます。

みんなの笑い物にされるサイモンとイーサン。サイモンはブルーに「学校の掲示板で僕が誰だか分かったと思う。でもどうか1人にしないでくれ」と頼みますが、アクセスを拒否されてしまいます。
彼はブルーなのではと思っていた生徒に声をかけてみますが、それも間違いでした。

サイモンは辛い日々の中、母と向き合います。「あなたをひとりでゲイという問題に立ち向かわせるのが辛い。あなたは変わらない。願いは叶えていいんだから」とキスされ、彼は喜びに涙します。
父もくだらないゲイフォビアのジョークを言ったことを謝り、サイモンを愛していると抱きしめます。

サイモンはリアに、文通相手のブルーを好きだったこと、13年越しの親友である彼女に嫌われたくなかったことを話し、仲直りします。

結婚20周年目のムービーを見て感動する家族を見ながら、サイモンはあることを決意します。サイモンは高校の掲示板に、自分がゲイであることを改めて書きます。

「ゲイであることのカミングアウトよりも、自分が何者であるかを晒すことで嫌われるのが怖かった。そのために大切な人たちを裏切ってしまった。ブルー、芝居の後遊園地で待ってるから来てほしい」

芝居の授業後、喧嘩別れしていた友人たちと仲直りして遊園地に向かいます。そこに訪れるブラム。
「君なの？」「僕だ」と確かめ合い、回り始める観覧車。観覧車の頂上でキスをする2人を同級生たちが祝福します。

サイモンの投稿をきっかけに、生徒たちは親に反対されている将来の夢などさまざまなカミングアウトをするようになります。
友人たちを乗せて学校へ向かういつも通りの日々に、ブラムが加わります。

 

まとめ

今回3人が見た「Love, サイモン 17歳の告白」は、Amazonプライムビデオ、dTVで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨