ジョン・C・ハウザー「バレンタイン・シャワー 」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
ルーベンは出会い系サイトで結婚相手を大まじめに探しているのだが、全然うまくいかない。数字ならいくらでも読めるが、人間は彼にとっては難解すぎた。
いつも相談に乗ってくれるボスのテリーすら何か挙動不審になってきて…。
こんな人におすすめ
- M/Mロマンス小説をお試しで読んでみたい
- 障害者と健常者の凸凹なロマンスにときめきたい!
- サヴァン症候群という病気に興味がある
ネタバレ感想
本作を読んで、サヴァン症候群について初めて知りました。
精神障害や知能障害を持ちながら、特定の分野に突出した能力を発揮する人や症状をいうのだそうです。
本作の主人公・ルーベンもまさにそうで、数的処理能力は天才的ですが、人の感情などを推し量ることをとても難しいと感じています。
そんなルーベンが、テリーを失いたくない一心で、一番苦手な「人の機微を察する」ことに必死で取り組んでいたのが胸を打ちました🥺
ルーベンにとってテリーは本当にかけがえのない人なんだね、とあたたかい涙が溢れます。結果はうまくいかなくても、ルーベンが頑張るほど、2人の絆を感じて目頭が熱くなります😭
10年間もルーベンに片想いしていたテリーの気持ちを考えると、ルーベンが「女性と付き合うために手助けしてくれ」「子供が欲しい」と相談されるのは相当辛かったろうと胸が痛みますね…🤦♀️
しかし、おしっこまみれのバレンタインカードに感動してくれるテリーこそ天使みたいなピュアな心だなあと思う私でしたw
あと、タイトルのバレンタイン「シャワー」は、おしっこの意味にもかかってます…よね!?😂💦
まとめ
人の機微に疎いルーベンが恋心を自覚し、カードに想いを綴るシーンに大感動😭💕
テリーの健気な愛が実を結んだね…🥺✨
短編なのが悔やまれる…2人のあれこれをもっと読みたいです!!
この記事を書いた人

- 夜明けの腐女子。樋口美沙緒先生「パブリックスクール」・葵居ゆゆ先生「愛傷コレクション」・伊勢原ささら先生「嫌われ魔物の大好きなひと」が愛読書。スパダリ執着攻め×一途健気受けが死ぬほど好き。
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