韓国恋愛リアリティー番組「ボクらの恋愛シェアハウス~Boys Love ∞(アンリミテッド)~」(2022)の全話ネタバレ感想・あらすじ・評価・動画配信|爽やかでキュートな男性たちのシェア&マッチング生活をこっそり覗き見してみない?

ドラマ

「アマプラ同時上映会」第143弾!

当サイトの運営者3人が、Amazonプライムビデオでアニメやドラマ・映画を同時視聴する企画です🎬✨

リアルな展開にハラハラドキドキ!韓国男性同士の”同居”恋愛リアリティー番組、「ボクらの恋愛シェアハウス~Boys Love ∞(アンリミテッド)~」

全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:ボクらの恋愛シェアハウス~Boys Love ∞(アンリミテッド)~|フジテレビの人気ドラマ・アニメ・TV番組の動画が見放題<FOD>

ゲイ男性たちが同居し恋人を探す お話。

<あらすじ>
まるでBLドラマの主人公のようなビジュアルのキラキラした8名が、一つ屋根の下で8泊9日を共にし恋人を探す恋愛リアリティ番組。
「互いに年齢や職業を明らかにしない」「スマホ使用禁止」といった数々の制限の中、初対面のイケメンとデートする所から初日がスタート。
数回に渡るデートや電話で想いを告白するコーナーは、彼らの胸の高鳴りが画面から聞こえてくるような緊張感とドキドキ感!

 

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予告編・予告動画

 

こんな人におすすめ

  • 恋愛リアリティー番組が好き📺✨
  • 韓国人男性が好き👨🇰🇷💕
  • 韓国人ゲイ男性の恋愛のリアルが見たい👀✨

 

本作をもっとよく知るための小ネタ

①本作は、韓国初、韓国男性同士の“同居”恋愛リアリティ番組。

韓国と同時にインドネシア、タイ、北アメリカで配信され、初日ランキングで1位を獲得!韓国での話題性ランキング※では、数多くの人気バラエティ番組を押さえ堂々の3位に選ばれました(※22年8月時、※굿데이터 코퍼레이션での調査)。

2023年6月~8月にはシーズン2も配信され、シリーズの人気はますます高まっています。

 

ネタバレ感想

第1話 理想のタイプ

<あらすじ>
真の愛を求めて魅力的な男たちが集まった!
“理想のタイプは?”という質問への答えは、“背は僕より高くて、肩幅が広くて、笑顔がチャーミングな美少年”。
初日から初デートに出かける男たち。

桜が舞い散るある春の日、真の愛を求める男たちがこの家に集います。勇猛果敢な男たちが思いを伝える”男の家”。そのドアが今開きます。

1人目の男性が到着。「外見と性格にギャップがあると言われます。穏やかな恋愛がしたいです」。
2人目の男性は「理想のタイプは身長175cm以上、一重まぶたで、体型管理している人。家族にも紹介してもらえるような真剣な交際がしたい」と言います。
3人目は「きれい系ならチャウヌ並みの超美形が好みです。男らしい系だとウ・ドファンやキム・ウジン」。「三角関係になることが多いんですが、必ず勝ちます。未来の恋人へ、僕は割とイケメンで性格もいいし、稼ぎも良くてその上若い。ラッキーだね」。
4人目は、「僕よりは着こなしが上手なのと、ある程度自己管理のできる人が理想です。僕は中途半端が嫌いなので、好きになったら猪突猛進しちゃいます。悔いなく過ごしたいです。恋がしたい」と言います。
5人目は、「見た目で好きなのは僕と違うタイプですね。顔は卵形で肌が白くて、指の長い人です。男同士なのでためらいなくスキンシップができる。声にはそこそこ自信があります。声で気を引くタイプです」。
6人目は、大股でズンズン。「少年っぽい人が好きです。明るくて笑顔がかわいい人がいい。僕は笑顔が苦手なので。難しいとは思うけど、僕の生活パターンと似てる人かいたら嬉しい」。

彼らはここで真の愛を掴めるのか?愛を求め勇気を出した平凡で特別な彼ら。6人の男たちの入居が完了しました。
彼らが生活を共にする”男の家”。初めての場所、見知らぬ人たち、どんなことが起きるだろうか?
どこかへ向かう男たち。そして待っている男たち。

30分前、がらんとしたリビングにカードを発見。1枚選ぶようです。カードにはどこの店かは書いておらず、住所だけが書いてあります。6枚のカードは彼らをどこに案内したのでしょう?

1枚のカードから始まる、ドキドキの初対面。ジョンヒョンはそわそわと相手を待ち、ウンチャンは店内を外から覗きながらそうっと入店。緊張しています。ヒョクジュンは「どんな人が現れるか楽しみでもある」と冷静。初デートの相手は誰でしょう?

浮き立つ足取りでデート場所に向かう男たち。チャンギュはカードを見ながらあたりを見回します。カフェに着いたチャンミン。理想の相手に出会えるかな?

チャンミンの初デートの相手は、ヒョクジュン。「洗練されてて長身でかっこいいと思いました」と語るヒョクジュン。「目鼻立ちがはっきりしていて男前だなと」とチャンミン。

激しく緊張しているウンチャンのもとに、ソンユルが軽やかに近寄ります。軽くお互いに自己紹介をします。「色白!それに好印象でした」と語るウンチャン。「とても緊張してます」と言いながら、目を合わせられないソンユル。「このまま2人でデートすればいい」と言うソンユルの何気ない一言に、胸が波打ちます。

初日は年齢と職業は明かせないルールです。ヒョクジュンとチャンミンは年齢を探り合います。あなたのような濃い顔に憧れると言うチャンミンに照れるヒョクジュン。

緊張の食事タイム。ソンユルは自分の分を一口ウンチャンにシェア。ときめくウンチャン。耳が真っ赤です。ウンチャンもクリームリゾットを分けようとしますが、「脂っこいのがダメだから」とやんわり断られます。
過去の恋愛の話に。最後に付き合ったのは1年前で交際期間も短かったと言うソンユルに、自分は2年前で1年ほど付き合ったとウンチャンは答えます。時間をかけて恋愛するタイプ、慎重派だとウンチャンは自己分析します。

Sカフェでは、ジョンヒョンがそわそわと相手を待っています。来たのはチャンギュ。「すごくきれいな顔をしてる、どうしよう」とはチャンギュの弁。互いに自己紹介しあいます。
「理想の恋愛スタイルは?恋人にこうしてほしいとか」と尋ねるジョンヒョンに、「仕事中以外は僕に構ってほしい。働いてる時は連絡すらなくて大丈夫だけど。尽くしてくれる分、尽くしたい」と答えるチャンギュ。ジョンヒョンは「1人で過ごす時間を尊重してほしい」らしく、正反対の恋愛観を持つ2人。
「恋人がいたらどう過ごす?」とジョンヒョンに尋ねられ、「カフェ巡りが好き。お店でゆったり過ごす」と答えるチャンギュ。ジョンヒョンは「僕は何かをするより一緒にいること自体が重要」と言い、会話が途切れてしまいます。ジョンヒョンは「何から何まで噛み合わないので1人で話している気分だった」と振り返ります。

デートを終えて、シェアハウスに帰宅。一番乗りはジョンヒョンたち。何かを発見!テーブルに置かれた謎のカード。どんなミッションが待ち受けてる?会話のない2人。
次に戻ったのはウンチャンたち。ウンチャンは「ジョンヒョンさんとチャンギュさんがアイドル並みのルックスで気後れしちゃいました」ともじもじ。
最後についたのはチャンミンたち。笑顔の2人。ジョンヒョンはチャンミンを「俳優さんみたい!すごくイケメンだと思いました」と興奮します。

カードに書かれた指示をジョンヒョンが読み上げます。「誰と同室になるか気になりますよね?それぞれカードを1枚ずつ選び、自身の部屋とルームメートの確認を」と書かれています。
自分以外の全員を「兄さん」と呼ぶジョンヒョン。ウンチャンはジョンヒョンを「悪役みたい。掻き回されそう」と顔を曇らせます。

「同室者が多い方が気まずくない」と言うチャンミンに対し、「2人部屋がいい」と思うチャンギュ。1人部屋もあるようです。
3人部屋のメンツは、ジョンヒョン・チャンギュ、チャンミン。2人部屋のメンツはソンユル、ヒョクジュン。1人部屋はウンチャン。ジョンヒョンはすっぴんを見せたくないので1人部屋が良かったようです。部屋は勝手に変えられないルールです。

家を散策する入居者たち。ルーフトップテラスに感動するソンユル。そんな中、チャンギュは1人で3人部屋を探して回ります。部屋にはベッドが2つだけ。苦笑するチャンミンとジョンヒョン。

ウンチャンはベッドの上にスマホが置かれているのを見つけます。各自の名前が登録されたスマホは、ミッション時に使うようです。個人のSNSや連絡先の交換は禁止です。チャンギュの荷物を持って上がるチャンミン。ソンユルもジョンヒョンの荷物を下ろすのを手伝ってあげます。
まずはそれぞれドレスラックを移動させ、荷解きして整理します。ジョヒョンは早々にに時を諦め、チャンミンをゲームに誘います。

ソンユルは同室のヒョクジョンに「体型管理が苦手な僕と違ってかっこいい人ばかりいそうで…」と不安を吐露。ヒョクジュンが「ソンユルさんは派手さはないけどかっこいいよ」と言うので、照れます。「ヒョクジュンさんは懐が深くて、さりげない気遣いができる人です。僕らは誰よりも言葉を交わしたと思う」とソンユルは振り返ります。

ベッドをかけてダーツで勝負するジョンヒョン、チャンギュ、チャンミンの3人。ジョンヒョンが勝ち、チャンギュとチャンミンが同じベッドに寝ることになりました。ジョンヒョンは「赤の他人と肌を触れ合わせて寝るのが嫌だから良かった」と一安心。

ウンチャンは荷解きを終えてほっと一息。「僕はすでにあの人のことしか目に映らない。絶対彼がいい」とカメラに向かって独り言を言います。ウンチャンの心を掴んだのは一体誰でしょう?

今晩の食事当番は、ソンユル。ポッサムとつぶ貝の和物を作りますと宣言。韓国料理が一番得意らしく、「料理する姿で魅了します!自信があります」と胸を張ります。自分も手伝うと言って、惣菜を用意するチャンミン。

食卓で料理を待つ間、チャンミンは「ここで過ごす間にやってみたいデートは?」とみんなに尋ねます。ソンユルは「恋人と花見をしたことがないから、花見がいい」。ヒョクジュンは「キャンプがしたい。バーベキューやキャンプファイヤーをしたい」。ウンチャンは「テラスが気持ちよかったからそこで会話を楽しみたい」。

料理が完成し、「韓国料理に合うワインだから」とソンユルが自前の赤ワインを出してきます。「心遣いがすごい」と感動する一同。「出会いを祝して」と乾杯します。みんなに美味しいと言われ、嬉しそうなソンユル。

「それぞれの第一印象を知りたい」と言うソンユル。チャンミンの印象をチャンギュに尋ねると、「いい香りがした!」「ヒョクジュンさんは短髪が似合う」と言います。ジョンヒョンはヒョクジュンの職業は「通販番組の司会者っぽい」と言います。声を使う職業だろうと言うのです。ソンユルはヒョクジョンに興味があるのでしょうか?
「エゴマの葉論争についてどう思う?」と誰かが言い出し、ソンユルは「友達が漬物を剥がせずにいたら恋人が箸で押さえる前に僕が剥がしてやる」と言い、ヒョクジョンは「葉を押さえるのはいいけど友達のご飯の上に載せるのはダメ」と言い、ウンチャンは「全くその通り!」と同調します。チャンギュも「ご飯に載せるのは…」と同調します。

「部屋を変えちゃダメ?」と言うウンチャンに、ソンユルは「僕たちは満足してる」とヒョクジュンを見ます。はにかむヒョクジュンを見て、「もうアプローチ開始?」と揶揄うジョンヒョン。
男たちの心はどこへ向かうのか?それぞれの胸の内はまだわかりません。

いよいよ、思いを伝えるコールタイムが始まります。夜が深まると与えられる電話の時間。1人の相手に30秒だけ。彼らは誰に電話するのでしょう?

上機嫌のチャンミン。マイペースにスマホをいじりながらベッドに横たわります。
1人部屋が寂しいウンチャンはソンユルとチャンギュの部屋に遊びにきます。「おいで」と誘ってくれるソンユル。

全員のスマホにメールが受信されます。「コールタイムを開始します。電話ブースに移動し、気になる人に30秒で思いを伝えなさい」という連絡に緊張する一同。

ドキドキを抑えながら、まずはウンチャンが電話ボックスに移動します。「見た目がタイプなんです。誰が見てもかっこいい」と言いながら、緊張してもじもじするウンチャン。「僕は心のうちを隠すのが苦手なんです」とひとりごちます。ウンチャンはヒョクジョンに電話します。「僕は初めて…」と言っている途中で電話が切れてしまいます。ヒョクジュンは誰からの電話か分かっていません。でも「期待していなかったので嬉しかったです」と微笑みます。

床に座るチャンギュを気遣うチャンミン。次はチャンギュが電話ブースに移動します。悩んだ表情のチャンギュ。時間をかけてブースに入りましたが、勇気が出ず、受話器を上げられません。彼が電話をかける相手は、チャンミン。「これから1週間よろしくと伝えたくて」と言って早々に電話を切ってしまいます。照れくさくも複雑な心境のチャンミン。チャンギュは心を落ち着かせるために1人で屋上へ。心を落ち着かせてから部屋に戻ります。

次はソンユルの番。ほとんど悩まずに電話をかけた相手は、チャンミン。気恥ずかしくて、なかなか電話に出られません。「第一印象がとても良かったので。仲良くしましょう。いい夜を」と言うソンユルですが、チャンミンは誰から電話を受けたか分かっていません。ソンユルは実はヒョクジュンにするか悩んでいました。

次は心踊る表情を浮かべるヒョクジュン。チャンミンに3人目のコール。押し寄せる気まずさとプレッシャーで苦笑い。「今日君と話せて楽しかった。おやすみ」と短い電話で切ってしまうヒョクジュン。またしてもチャンミンは誰からの電話か分かっていません。ヒョクジュンはソンユルかチャンミンで迷って、同室じゃない彼に電話をしたのでした。

次はジョンヒョンの番です。気恥ずかしさで苦笑いが止まりません。「仲良くしたくて兄さんに電話を」と言うジョンヒョン。相手はソンユルです。本当はチャンミンに電話をしたかったものの、悩んだ末にソンユルにしたのだそうです。しかしソンユルは誰から電話が来たのか分かっていません。しかし電話が来たことに安堵します。

落ち着かないチャンミン。緊張が解けたチャンギュはもう眠そうです。チャンミンは電話をすると聞いた時からずっと誰にするか悩んでいました。電話をかけること自体が告白するようなものだからと緊張を隠せません。チャンミンは誰に電話を?

 

第2話 友情?それとも愛情?

<あらすじ>
夜のコールタイムが終わり、ざわつき始めた男たちの心。
希望のデート相手を獲得するために、彼らの視線が火花を散らす。
期待と失望が交差するなか、“男の家”に新たな人物がやってくる。

ドキドキと緊張の連続だった初日の夜、意中の相手に電話をかけました。チャンミンの電話を受けたのは、ヒョクジュン。「今日一緒に食事をして楽しかったと伝えたくて。いい夜を」と伝えます。最初のデート相手だったヒョクジュンに思いを伝えたかったのです。
心のこもった一言に胸が高鳴ります。チャンミンを最後にコールタイムは終了。

ジョンヒョンとチャンギュはゼロコール。ジョンヒョンは「ショックだけど1人でも落として帰るぞと思いました」と笑います。チャンギュは「内心残念だけど仕方ない」と納得。ウンチャンもゼロコール。「プライドがズタズタです。性格がキツそうに見える?僕はスマホを返しても良さそう」としょんぼり。

帰ってきたチャンミンですが、ジョンヒョンとチャンギュはダーツに熱中しているフリをして彼を無視。チャンミンは居心地が悪そうです。微妙な空気が漂う”男の家”。

シェアハウスで迎える初めての朝。静寂を破るアラーム音。最初に起きたのはチャンミン。静かに筋トレを開始。#体型維持をする男。
次に起きたのはジョンヒョン。すっぴんが恥ずかしく、話しかけたいけれど近寄れず逃げていきます。
ソンユルが起床。鏡で顔のチェックをします。
ウンチャンが起床。椅子を移動させる音で、ヒョクジュンも起床。
筋トレを終えてチャンミンはのんびりコーヒータイム。ジョンヒョンは手早く髪をまとめてメイクを始めます。
9時を過ぎて、ジョンヒョンに起こされてチャンギュがようやく起床。髪をセットするジョンヒョンをじっと見るチャンギュは、ついでに口紅を塗ってもらいます。
ヒョクジュンはようやく洗顔を終えました。

支度を終えた男たち。リビングに一番乗りしたウンチャンたちはミッションカードを発見します。”今日は1対1のデートをします。矢のカードを選んだ人は、ハートのカードの人をデートに誘って。ペア決めタイムは今から1時間。勇気とスピードのある者が愛を得る。早速想いを伝えましょう”と書かれています。
カードを選ぶ6人。微妙な表情です。誰がどのカードを選んだかな?

「食事の前にカードの中身だけ発表する?」とウンチャンが言い出します。ウンチャンは矢、ヒョクジュンはハート、ジョンヒョンもハート。ウンチャンはヒョクジョンが矢でないことを祈っていました。ジョンヒョンは「ハートは選ばれるのを待つ立場だからイヤ」と言います。ソンユルは矢、チャンミンも矢、チャンギュはハートです。ソンユルはチャンミンが矢だと知って「失恋した気分でした。チャンミンさんとデートしたかったから残念です」と落ち込みます。チャンギュは「ソンユルさんかチャンミンさんとデートしたいと思ってました」と打ち明けます。

朝食の担当はウンチャンです。おぼつかない手つきのウンチャンを、チャンギュが手伝います。互いの顔色を見ながら選択を先延ばしにする面々。「デートしたい相手のさらにベーコンを置くのはどう?」と提案するチャンミン。料理当番の特権でウンチャンが最初に選ぶことに。恥ずかしくて何度も行き来するウンチャンですが、チャンギュの前に皿を置きます。「拒否もあり得るの?」とふざける面々。矢のカードを持つソンユルとチャンミンも相手を決めなくてはいけません。ソンユルはチャンギュを選びます。「最後の1人にならず選んでもらえたので嬉しかったです」とはにかむチャンギュ。残ったジョンヒョンとチャンミンがデートすることに。「ぐずぐずしてる間に指名が遅れてしまったけど、彼を指名する気でいました」と振り返るチャンミン。「仕方なく申し込まれた形だから気分は良くなかったです」とジョンヒョンは嫌そう。

本格的に支度をします。ドキドキしながらデートの準備。今日のデートで気持ちに変化が起こる?

ウンチャンとヒョクジュンがまずデートの場所、かわいいキャンドル工房へ到着します。2人の気分のように天気も晴れやかです。小物を使ってムードライトを作ります。中に電球が入っていて、ベッドサイドランプとして使うのもおすすめだとか。
ウンチャンがヒョクジュンに普段のデートはどこへ行くか尋ねます。「こういうのも嫌いじゃないよ。体を動かすのも好きだね。静かなのも好きだし」と言うヒョクジュン。ウンチャンが登山デートに憧れがあると言い、ヒョクジュンもしたことがないと返します。一緒に行こうかとヒョクジュンに言われ、はにかむウンチャン。
ウンチャンは「昨日は誰に電話した?」と切り込みます。動揺するヒョクジュン。ヒョクジュンは正直にチャンミンにかけたと答えます。ウンチャンから電話が来たように思うと言うヒョクジュンに、本当はもっと話したかったけど途中で切れちゃったんだと笑うウンチャン。「今日ペア決めの時に”運命のイタズラだ”って思ったよ。僕から指名したかった」と言うウンチャンに、「でもなぜすぐに相手を指名しなかったの?」と不思議がるヒョクジュン。「すごく緊張してたし、君は僕が電話したと知ってると思ってたから、僕から誘われるのは嫌かと思って…拒絶されたかと。でも当たって砕けようと思ったんだ」と言います。「もし矢のカードを引いてたら誰を誘った?」と尋ねられ、「これは社交辞令じゃなくて…」と前置きするヒョクジュン。実は昨日の時点で、ヒョクジョンは「明日のデートはあまり話ができなかったウンチャンさんとしたい」と話をしていました。「電話すればよかったじゃん!」とふくれるウンチャンに、「昨日はデート相手のチャンミンさんに電話したくて」と答えるヒョクジュン。互いの思いを打ち明けたことで、心の距離が近づきました。「貝殻にお互いへのメッセージを書いて交換しよう」と提案するウンチャン。「今夜はこれをつけながら寝る」と話す2人。ウンチャンからヒョクジュンへは「♡」。ヒョクジュンからウンチャンへは「会えてよかった!」。

ソンユルとチャンギュのデート場所は、スイーツ工房。ソンユルはチャンギュを話してみたかった相手だと言い、「次善策だとは思ってません」と言い切ります。
「僕に似合うものを作ってよ」と言うソンユルに、チャンギュはグレー地に天使の飾りのついたベースを選びます。「今日の服はグレーだし、優しいから」と説明するチャンギュ。今度はチャンギュに似合うものをソンユルが選びます。「蜜蜂がいい。君みたいに可愛いから」と言いますが、「嫌だ、この犬みたいなのがいい」と自分の着るトレーナーの柄を指さされて「じゃあ材料を取ってくるよ」とすぐに席を立つソンユル。チャンギュは「無茶振りを受け止めてくれて気分が良かったです」と振り返ります。
犬を作るために何度もチャンギュを見るソンユルに、かわいこぶった顔を作るチャンギュ。チャンギュはソンユルの服を再現します。「作るからにはうまくやりたい」と熱中するチャンギュ。「僕にくれる以外は誰にあげる?」と尋ねられ、「1個は僕の口の中に、もう1個は僕ら2人で分ける」と答えるチャンギュ。思わず小突くソンユル。「言うことがいちいち可愛いしありがたかった。子供のような可愛い人との交際経験はないけどら付き合ったらこんな感じかな」とソンユルは言います。

ジョンヒョンとチャンミンのデート場所は、陶芸工房。期待を胸にデート場所へ到着。先に器の作り方を習ったジョンヒョンは、チャンミンに作り方を教えてあげます。手を触れ合わせながら形を作っていきます。「お願い、崩れないで」と願うジョンヒョンを可愛く感じるチャンミン。チャンミンは「ジョンヒョンのことを知りたかったんです。僕と性格が正反対だ。常にハイテンションですごく明るい。自分と正反対の人に惹かれるのかも」と語ります。絵付けの段階になり、「ナイフで絵を描いたら?」とさりげなく気遣うチャンミン。「兄さんに似た動物をデザインしてるよ。初めて兄さんを見た時レトリバーに似てると思ったんだ」と言うジョンヒョンに、「君は猫顔だね」と嬉しそうに返すチャンミン。ジョンヒョンは「素朴であどけない美男子が彼の好みだから、猫顔と言われて微妙でした」と振り返ります。「歴代の恋人はみんな理想のタイプだった?」と訪ねるチャンミンに、「1人を除いて。理想にこだわるから恋人ができにくいのかも。恋愛経験はすごく少ないよ」と答えるジョンヒョン。チャンミンは恋愛経験は「それなりに積んだ」と言い、作品作りには興味を示さずジョンヒョンと話をしようとします。しかしそれを見たジョンヒョンは「工房にも僕にも興味がないように見えた。僕は熱心に作ってたけど彼はサボってたし」と言います。ジョンヒョンは「朝のカードで矢を選びたかった。誰も僕を選ばないかもと思ったし、グイグイ迫るタイプなんだ」と言います。チャンミンは「選ばれるのを待つ方が楽じゃないか?僕はいろいろと考えちゃう人だから積極的じゃない。シャイだし」と言います。「朝相手を選ぶ時は迷ってたら先を越されたと言うか…」とチャンミンが言うので、ジョンヒョンは「僕は残りものってこと?面と向かってそれを言うほど僕のことが嫌いなの?」と思ってしまいます。誤解が生じ、ぎこちない雰囲気の2人。
昨日の電話の話になり、チャンミンは「1人は分かるけどそれ以外は分からない」と言い、ジョンヒョンは「好きというよりは仲良くなりたいというか…好きな顔だったから電話した」と言います。チャンミンは「昨日は自己中心的で子供みたいな人だと思ったけどら意外と考えもしっかりしていて、彼への好感度が上がりました」と振り返ります。

デートを終えた3組。最初に帰ったソンユルとチャンギュは冷蔵庫に作ったスイーツを入れます。次にウンチャンとヒョクジュンが帰宅。「僕らが一番キュートなデートをしたはずだよ」と和気藹々と帰ってきます。
「僕の思いは伝わってる?」と尋ねるチャンギュに、「伝わってない」とふざけるソンユル。じゃれ合う2人にウンチャンとヒョクジュンが合流。昨日と今日のデートはどちらが楽しかったかと尋ねられ、ソンユルが「昨日は緊張してたから今日の方が…」と言うとウンチャンは泣き真似をします。

そこにチャンミンたちが帰ってきて、お互い作ったものを見せることに。
チャンミンが何を作ったのか気になるソンユル。「気持ちを表には出さなかったけど、とても残念でした」とソンユルは悲しげです。
ウンチャンとヒョクジュンのムードライトを見て「楽しそう」と言うチャンミンに、「僕とのデートは楽しくなかったの!?実用的なものは嫌いだって言ったのに!僕のことが嫌いだって言いなよ!」とふざけながらも寂しそうなジョンヒョン。そこに「みんなで食べられるものを作ってきたよ」とチャンギュがスイーツを見せます。しかし誰もチャンギュがソンユルのために作ったスイーツのデザインが理解できず、チャンギュは悲しくなってしまいます。
愛情と誤解が積み重なった午後、男たちの心にどんな変化が?

夕食は生春巻きに決定。ソンユルに近づくジョンヒョンは彼をじっと見て、彼に気づかれると照れたように目を逸らします。料理が苦手なウンチャンは野菜洗い担当…と和気藹々と担当を決めていきます。
初日の夕方、ディナーの席ではよそよそしい雰囲気でしたが、1日で随分打ち解けました。

順調で穏やかな夕食時、1人の男が”男の家”に向かって来ます。

並んで料理をするヒョクジュンとソンユル。ヒョクジュンに「あーん」で味見をさせてもらい、ウンチャンは密かに照れます。
「天気もいいしテラスで食べよう」と提案するチャンミン。ウンチャンがテラスデートをしたかったと言い、みんなで料理を運びます。

独特の雰囲気を纏う見知らぬ男。新たなる男の登場?

ダーツをする6人。負けたペアは罰ゲームとして誰に電話したのか発表することに。チャンギュ&チャンミン、ジョンヒョン&ヒョクジュン、ウンチャン&ソンユルのペアができます。ウンチャンペアは298点、ヒョクジュンペアは282点、チャンミンペアは298点。
ジョンヒョンはソンユルに電話したと言い、チャンミンは動揺します。ヒョクジュンはチャンミンに電話したと言い、チャンミンは声で誰か分からなかったと答えます。

 

第3話 新たな入居者

<あらすじ>
ついに明かされた男たちの年齢と職業。
意外なプロフィールに互いの印象にも変化が現れるのか?
一方、新たな入居者に特別な一日が与えられる。

“男の家”に向かう1人の男。新たなる男性の登場で、”男の家”に何が起こる?ミッションカードを持つ謎の男。そして…まだ階下の状況を知らない一同。突然全員のスマホにメールが届きます。「リビングに降りて確認を」とのメッセージを見て、みんなの代表でヒョクジュンとチャンミンが降りて来ました。

新しい男は「フェネックにも熊にも似てる顔が好みなんです。イ・ヒョリ&イ・サンスン夫婦が理想です。当然僕がイ・ヒョリ。僕のセールスポイントは…顔?とことん惚れるタイプです。素敵な人が集まっていてほしい」と語ります。

ヒョクジュンの後ろに隠れるチャンミン。
緊張と期待を胸に一歩ずつ階段を上がる男。言葉が出ない一同。新入りの登場で空気に変化が。男にみんな気を遣います。ジョンヒョンは「かっこいい」と早速ときめいています。
男はキム・ヒョンと名乗ります。「合コンに参加してる気分のようでもあり、新鮮で楽しかった」と振り返るとヒョン。1日遅れでの参加とは聞かされていなかったようです。今後のデートでは1人余るねと指摘するジョンヒョン。ヒョンは映画好きゆえに家デートが好きらしく、ヒョクジュンとチャンミンと気が合いそうです。

そこでヒョンがミッションの内容を打ち明けます。「皆さんの年齢、職業等を教えてください。互いに気になる点も質問できます」と書かれています。待ちに待った瞬間で、緊張が走ります。
初日の夕食時、一同はすでに互いに職業を推測していました。ウンチャンは、ヒョクジョンとチャンミンはモデルではと推測します。答え合わせの結果は?

チャンミンは29歳、飲食業に就いています。舌をうならせる繊細で豪快な料理を作ります。店を始めてから1日も休まず、店じまいの後で時間を気にせず一緒に飲んで過ごせるような、自分と生活パターンの似た人がいたら嬉しいと語ります。

ウンチャンは、27歳。16〜23歳までアイドル練習生でした。グループ内のバラエティー班でしたが、今はデパートでブランドマネージャーをしています。「芸能界入りを諦めて他の道に進みました。今とても充実しています」と語るウンチャン。新たな夢を追います。

ジョンヒョンは、21歳。あまりにも若いので全員あんぐり。ヘアメイクアーティストとして活躍しています。長いことダンサーをしていましたが、日本公演中に大怪我を負ってダンスを諦め、今の道に。

ソンユルは、35歳。ジョンヒョンは「14歳差でも構わないけど向こうはどうかな…年齢差がありすぎて重荷かも」と悩みます。職業は、ソムリエです。「お客様に合ったワインと、そのワインに合う料理もおすすめする仕事です」と語ります。

チャンギュは26歳で、映像クリエイターの勉強中です。SNSでさまざまな映像を発信しています。ショート動画など多様なコンテンツを制作し、アイドル歌手のダンスカバー動画や日常を記録した動画を作ったりしています。

ヒョクジュンは35歳。ウンチャンは衝撃を受けます。「相性がいいと言われる4歳差の2倍です。運命の相手としか思えない」と言います。職業はヘアデザイナーです。仕事に就いてもう8年。スタイルをデザインし流行をリードします。「お客様がまた訪ねてくれるとやりがいを感じます」。

ヒョンは、31歳。職業はドラァグクイーン。自分の思いをパフォーマンスするのが仕事です。”Sissy”として活動しており、「男女の二元論に囚われず、自分が表現したい人物像を思いのままに表現します」と語ります。“自分”を一言で表すなら?という質問には、「Danger。危険だけどスウィート」と答えて笑います。

一番衝撃だったのは?という問いに、全員が「ジョンヒョン」と答えます。職業で驚いたのは、ヒョクジュン。ヒョクジュンもソンユルも童顔です。
ジョンヒョンは「ヒョクジュンさんとヒョンさんが知り合いかと思った。だって会ってすぐにアイコンタクトしてたから」と言い、ヒョクジュンは「みんなを騙そうと思って」と笑います。しかしウンチャンは「嫌な予感がする。直感って当たるから怖い」とモヤモヤします。緊張感と親近感が混ざり合った夕食の時間になりました。皿洗いは3人でしようとソンユルが提案し、食事は終了します。互いを知り、更に打ち解けた男たち。

リビングに戻ると、また指示カードが置かれています。”ヒョンさん。誰と同室になるか気になりますよね?2枚のカードのうち1枚を選んでください”と書かれており、一同は緊張します。部屋割りがリセットされる可能性があります。ルームメイトがほしいヒョン。カードを引いた瞬間、1人部屋に決定します。もう1枚のカードは4人部屋と書いてあります。ウンチャンの隣部屋に決まりましたが、ソンユルが「4人部屋がありえるってことは、もう1人来る可能性があるってこと?」と言い、一同は戦きます。チャンミンは珍しく積極的にヒョンの荷物を持ってあげます。

皿を洗うチャンミン、ウンチャン、ジョンヒョン。どうしてデート相手にヒョクジュンを選んだのかチャンミンに尋ねられ、「昨日ヒョクジュンさんが部屋に入って来た時から彼しか見えないんだ」とヒョクジュンへのロマンティックな想いを告白します。リビングで談笑していたヒョクジュンにもそれは聞こえたようです。アメリカンなところのあるウンチャン。想いを隠せそうにありません。

荷解きをするヒョンは、大量の洋服をちきんと片付けていきます。ヒョンは”男の家”にどんな変化をもたらすのでしょうか?
微妙な空気が漂う2日目の夜、再び訪れた電話の時間。今夜は誰の電話が鳴るのでしょうか?さまざまな感情が渦巻いた1日、彼らの心はどこに向かってる?

漠然とした緊張感が漂う3人部屋。お互いに誰に電話するかを尋ね合いますが、ジョンヒョンだけが決めているようです。
ヒョンがヒョクジュンとソンユルと和気藹々と話しているのを見て、不安になるウンチャン。

まずはヒョンが電話をすることに。全く躊躇せず、リラックスした様子です。「優しくて思いやりのある人がいい」と迷わずに電話します。ヒョンの電話を受けるのは誰なのか?

雨のせいか穏やかな”男の家”の朝。それぞれが身支度する中、ヒョンは爆睡中です。化粧をしないからと遅くまで寝ているヒョンをヒョクジュンは心配して起こしますが、隣からの物音に心乱れるウンチャン。

今朝の食事当番はチャンミン。シンプルなサンドイッチです。昨日は電話したかと尋ねられたヒョンははぐらかし、ヒョンがしなかったからみんな電話しなかったんだとジョンヒョンがふざけます。
実はヒョンが電話をかけたのは、ヒョクジュンでした。しかしヒョクジュンは誰が電話をかけてきたのか分からないままです。ヒョンは自分とタイプが似ていたのと、好印象だったからとヒョクジュンを選んだ理由を語ります。状況を注視していたウンチャンは、「僕の勘が外れることもあるけど、2人部屋で電話が鳴っていたから…」と複雑な気持ちになります。

「コールタイムは終了しました」とメールが届き、拍子抜けする一同。ウンチャンは呆然。「まさに雨過天晴だ。昨夜の辛さが報われたと思ったのにまた試練が訪れた。マナーは守るけど、絶対奪わせない。戦う準備をしなきゃ」と意気込みます。

ミッションカードを一足先に見るヒョン。”今日は新入りのヒョンさんだけがデートを申し込めます。今から30分以内に決めてください”。暗い表情のウンチャン。ヒョンは家の中をうろつきながら、デートをどう誘おうかと2人部屋の近くで悩み続けています。ソンユルが部屋の外に出たのを見計らって、ヒョクジュンをデートに誘うヒョン。

“どなたかがウンチャンさんに秘密のデートを申し込みました”とメールが届きます。

ヒョンとヒョクジュンはデートに向かいます。遠くまで車で走る2人。「昼より夜が好き」など、話しながら共通点を見つけていきます。着いたのはテブ島。海で有名な場所なので潮干狩りや釣りかと思いきや、山を登っていきます。興奮と緊張が入り混じるパラグライダー体験です。不安とワクワクが半々です。ヒョンが怖がるので、ヒョクジュンが果敢に先導します。しかし飛行途中で靴が脱げてしまったようです。
2人とも無事に滑空を終え、装備の着脱より先にヒョンはヒョクジュンのもとへ駆け寄ります。ヒョンの乱れた髪を直してあげるヒョクジュン。
「思っていた以上に優しかったです。気難しそうに見えたけどそうじゃなかった。性格を重視する僕が見てもいい人でした」と語るヒョン。

カフェを訪れた2人。風景の見えるロマンチックな席を選びます。「今日話してみてどうだった?他の人とあまり話してないでしょ?話したい人はいる?」と尋ねるヒョクジュンに、「秘密」と笑うヒョン。「嫉妬させたくて」ともじもじするヒョン。「今日電話するなら僕にしてくれる?」と尋ねるヒョンに、「秘密」と笑うヒョクジュン。「ヒョンさんのことはお茶目な人としか思ってなかったけも、一緒に過ごすうちに惹かれていきました」と語るヒョクジュン。「僕はすぐキュンとしちゃうんです。ドアを開けてくれるとか、ちょっとした行動に胸がときめきました」と振り返るとヒョン。2人のデートは互いにどんな思い出に?

Tレストラン、デートの相手を待つウンチャン。ウンチャンの元へ向かう1人の男。やってきたのは見知らぬ男?なぜウンチャンにデートの申し込みを?

ちなみにヒョクジュンの靴は帰る前に探し出せました。カフェには犬がいて、ヒョンは自分が飼っている犬と似ているとかわいがります。犬と追いかけっこするヒョンを微笑ましく後ろから見つめるヒョクジュン。

 

第4話 秘密のデート

<あらすじ>
とうとう明らかになった、ウンチャンの秘密のデート相手。
彼がウンチャンを選んだ理由は何か。
一方、“男の家”に残された人たちは、それぞれに深い会話が交わされてお互いの距離が少しずつ縮まっていく。

先週ひそかにデートに向かったウンチャン。ある人からデートに誘われたのです。「驚きました。僕を見そめた誰かがデートを希望したと思ったので。さまざまな思いがいっぺんに浮かんで落ち着かなかった。頭が混乱して顔がこわばってました」と語るウンチャン。初日からヒャクジュン一筋のウンチャンに、新たな危機が。ヒョクジュンは新加入したヒョンとデートへ。一体誰が現れるのでしょう?ウンチャンの元に向かう1人の男。この見知らぬ男は誰?”男の家”に入居するニューフェース。

31歳、イ・ジョンホ。hokeepの名でダンサーとして活動してます。ダンスのジャンルは現代舞踏やヴォーグです。ヴォーグは同性愛者たちが雑誌モデルのポーズを参照しできたダンスです。性格は普段はおとなしくて口数も少なめです。だけど、”hokeep”は、普段の僕と違います。彼はうるさくてとても社交的なキャラクターです。世間的にはhokeepとしてのイメージが強いので、”彼はモテそうだから付き合うと疲れるかも”って勝手に誤解されて逆にモテない。ムカつきます。話にならない(笑)」「理想のタイプは、僕は兵役を終えてます。なので、軍務についたことのある人がいいですね。歳は何歳でも構いません」

ウンチャンが待つ店にジョンホが到着。「見慣れない後ろ姿だ。彼が相手?」と硬直するウンチャン。はにかみながらジョンホはウンチャンに花束を渡します。
「肌が白くて、耳の形もぴんと立っていてとても素敵でした。店のクラシカルな雰囲気と相まって、時代劇に出てくる王子のように見えました」と語るジョンホ。ウンチャンは「スタイリッシュな人。只者じゃなさそう」と思い返します。
「実はこれを選びました」とジョンホが出したのは「ユーモラスで率直で積極的な男」と書かれたカード。「僕は外見を重視しないので一目惚れはしないけど、一度性格に惹かれたらとことん惚れちゃう」”デートしたい相手を選んでください”と言われ、カードには”イタズラ好き””積極的”など、6人それぞれの性格が記載されており、その中からウンチャンのカードを選びました。花束はジョンホが自分で用意したそうです。「生まれて初めて花をもらったんです。なんだか戸惑いました。僕のために買ってくれたなんて不思議な気分です」と嬉しそうなウンチャン。「ブラインドデートは初めてです。ワクワクドキドキして刺激的な体験でした」と振り返るジョンホ。
お互いに職業を言い合い、しばらくの沈黙。ジョンホがせっかくなのでと握手しようと誘います。「内向的で人見知りな性格?」と尋ねるウンチャンに、「そうです」と笑うジョンホ。沈黙に耐えられずに話してしまうから社交的だと思われがちでと言うウンチャンにジョンホは共感します。「会話をリードしてくれるので好感を持ちました」とジョンホは振り返ります。趣味はと尋ねられ、ジョンホは「ボーッとしたり読書したりゲームしたり静かに過ごすのが好き」と話します。ウンチャンは音楽鑑賞が趣味と答え、なぜアイドル練習生を辞めたのかという話に。「練習の成果を発表する月末評価で、”ウンチャン、アイドルになれる年齢だと思ってる?君のステージは見たくない”と評価されて…家まではバスに乗って帰るんだけど、バスの中で涙が止まらなかった。結局その月末評価で落ちて事務所をクビになりました。僕には向いて無かったんだと今は納得してます」と落ち込んだ様子で語ります。聞いて申し訳なかった、食欲が失せてしまったのではと気遣うジョンホに、「美味しい」と無理に笑顔を見せるウンチャン。「後悔しないこと、未練を持たないことが大事だと思います。僕は一度も後悔したことがない。それより”いい経験をした”と思うようにしてる」と語るジョンホ。ウンチャンはそれは名言かもと頷きます。「どんな恋愛スタイルが理想ですか?」と尋ねるウンチャンに、「恋人であり親友のような関係に憧れます。長く付き合えるような真剣な関係が理想です。”男の家”の入居を決めたのも、結婚相手を探すため。僕と同年代の人たちは大体結婚してる。軽い付き合いはもう十分かな」と答えるジョンホ。「結婚式がしたいです。互いのタキシード姿を見て、メークもきれいにしてもらいたい。他の人たちには当たり前のことだろうけど、僕にとっては”夢”です」と語るジョンホ。「結婚したいと思える相手を見つけたいんです。単なる恋人じゃなく」と言うジョンホに、ウンチャンの表情が曇りますりウンチャンはヒョクジュンのことを思っていたのです。「ヒョンさんと出かけたことがずっと気になっていたんです」。隠しきれないヒョクジュンへの思い。距離が縮まり、タメ口で会話をするようになった2人。デート場所を移動します。
「ジョンホさんも僕に惹かれなかったかもしれないけど、僕の心にも変化は全く訪れなかったです」と言うウンチャン。「事務的に話してるような印象を受けました。義務感で僕に話しかけてるのかなって」と言うジョンホ。2人の心はどこへ向かっている?

デートに誘われなかった4人。昼寝することにしたソンユル。「昨夜はよく眠れなかったんです。チャンミンのことを考えたり、今日の予定がわからず不安になったりしたので」。
昨晩、膝が痛いと言うジョンヒョンのために、チャンミンはテーピングしてあげていました。鍼の治療を受けるために1人で外出します。

昼食を作るチャンミンとチャンギュ。チャンミンは真剣そのものです。他のみんなは遊びに行ったんだろうな、羨ましいと話す2人。チャンミンはソンユルを呼びに行き、3人で軽食を食べることに。ジョンヒョンの分も残してあります。豆腐の煮付けを3人で食べます。

なぜか表情が暗いソンユルはあまり箸が進んでいません。チャンギュを散歩に誘うものの、チャンミンのことは気軽に誘えません。チャンミンはソンユルがチャンギュに気があるのかと勘違いしています。チャンミンは散歩ではなく昼寝を選びました。ソンユルに「1人にしない。散歩の約束もしたし」と言ってそばにいるチャンギュ。

散歩に出たソンユルとチャンギュ。ソンユルは「昨日のデートの後から僕といちゃつきたがるのはなんで?」と直球で尋ねます。「そりゃ好きだからだよ。当然でしょ。デートでお互いの距離が縮まったし、正直ソンユルさんへの思いが初日よりもぐっと高まった。だからついじゃれあいたくなっちゃって」と言うチャンギュ。「あの質問をしてくれたことで、ぼくがアピールしてたことについて考えてくれてたんだなと知りました。正直嬉しかったです」と振り返ります。しかし、ソンユルは「でもまだシェアハウスに来て3日目だ。この先違う人ともデートをするはずで、君も僕以外の誰かともっと親しくなるかも。それなのにみんなのいる前で”一緒に昼寝しよう”とか大声で言うのはよくないよ。それは君にとってもマイナスに働く」と諭します。「ソンユルさんにじゃれついてたのは、今のところメンバーの中で一番話しやすいからという理由もある」とチャンギュは答えます。
「チャンギュの僕に対するおふざけの中に本気が含まれていたのなら、その気持ちを抑えてあげたかったんです。今後どれだけ彼に配慮できるか分からないのでね。彼を寂しがらせたり傷つけたりする言動を無意識に取ることがあるかもしれない」と振り返るソンユルに、「気分を害しました。でも何を言われても僕は中途半端が嫌いなので、このまま突き進みます」と平静を装うチャンギュ。チャンギュが寒いと言い出したので帰宅する2人。

ジョンヒョンがおやつのチュロスを持って帰宅します。家の中に誰も見当たらずしょんぼりするジョンヒョン。しかしチャンミンを見つけてテンションが上がります。花見をしに行こうよと誘うジョンヒョンですが、チャンミンは「花見で何をするの」と面倒そう。愛犬のマロに会いたいと言うチャンミンに、僕は愛犬のマルに会いたいと返すジョンヒョン。「あの表情や口調のせいで無感情な人かと思ってました。でも実際はすごく分かりやすい人?違う?混乱してきた」と振り返すジョンヒョン。「兄さんは僕と似てる匂いがするよ」と言うジョンヒョンに、「周りの人を寂しがらせてる。特に家族を。全然連絡しないから」と自己分析するチャンミン。「性格がよく似てるので通じ合う部分が多いです。彼はどう思ってる分からないけど、話していて楽しい。一緒に過ごしてそう感じました」とチャンミンは言います。
冷蔵庫に何もないから買い出しに行こうと、帰ってきたソンユルとチャンギュを誘うジョンヒョンとチャンミン。ブヨブヨの果物ばかり選ぶチャンミンに「ちゃんと選んで」とジョンヒョンが怒ると、ソンユルが「仲の悪い夫婦みたい」とふざけます。「その表現すごくいい。そのイメージを大事にしたい」と気に入るジョンヒョン。

デートを終えた男たちが”男の家”に帰ってきました。帰宅したヒョンとヒョクジュン。「ウンチャンは?もう1人増えるのかな」と話すジョンヒョン。そこでウンチャンが帰宅し、「花をもらった」とはにかみます。もう1人来るのかと衝撃を受けるソンユル。そこにこっそり家に入るジョンホ。「初対面は大事です。ときめかせたい」と笑います。

ジョンホがみんなの前に現れると、ヒョンは意味深な笑いを浮かべます。「彼とは友達です。いるような気がした。ドラァグクイーンとダンサーは知り合いが多いんですよ」と言うヒョン。「イケメンだし、好印象でした」と振り返るジョンヒョン。「小柄だけど存在感がある」と思うチャンミン。「また”恋愛戦線”に一波乱起きそうな予感」と苦笑するソンユル。

「みんなの第一印象は?」と尋ねられ、恥ずかしそうなジョンホ。ヒョクジュンとチャンミンはすごくハンサムだと好印象だったようです。
その晩、ジョンホに訪れた電話の時間。なかなか電話に出ないことに動揺するジョンホ。

居残り組で夕食を作ります。食材ごとにまな板を使い分けろと言うチャンミンに「うるさいなあ」と笑うジョンヒョン。その後も「器に盛りすぎだ」と文句を言うチャンミンにジョンヒョンは笑います。

 

第5話 告白の夜

<あらすじ>
最後の人物が“男の家”に入居した。
彼が選ぶ、第一印象ナンバーワンの人物は誰なのだろう。
そして夜になり、再びコールタイムが訪れる。

ジョンホはみんなの第一印象を話していきます。まずはヒョン。「すごいイケメンだ。”鹿”に似ていてかっこいい」。「チャンミンさんは最初は分からなかったけど立つと背が高くてモデルみたい」「ジョンヒョンさんは気が強そう」「チャンギュさんはお酒が好きそう」「ヒョクジュンさんはエリート学生みたい」と言った後、「僕への第一印象も教えて」と呼びかけます。
チャンミンは「とてもオーラがある」。ジョンヒョンは「仲良くなりたいと思った」。ヒョクジュンは「華やかな印象を受けた」。ヒョンは「相変わらずキュートだ」。ヒョンといいコンビだと囃し立てるジョンヒョンたち。ジョンホの部屋は4人部屋に決定。「同室者は多い方がいい。互いのことを早く知ることができる」と言うジョンホ。
ヒョンが家の中を案内しようと言い出し、それぞれが部屋を慌てて片付け始めます。まずは荷解きを始めますが、アクセサリー類まで丁寧に収納するジョンホ。

吹き抜けハンモックに寝そべるヒョン。一階のジョンヒョンに話しかけます。次はウンチャンの部屋に行き、「電話してきた!コールタイムが始まったよ」と嘘をつきます。ヒョクジュンと作ったライトを落としそうなふりをしてふざけるヒョン。

「コールタイムを開始します」と全員のスマホにメールが来ます。2人部屋で話していたヒョンとウンチャンですが、コールタイムが始まるので解散します。しかし帰り難そうなウンチャン。
ジョンホは電話ブースに向かうと、悩んだ末に受話器を上げます。呼び出し音が続きます。しかし室内で着信音は聞こえません。拒否されたようです。悩んだ末に再び受話器を持ち上げます。2回目は電話が繋がりました。相手はソンユルです。「第一印象がよかったです。じゃあ」と簡潔に切ります。「君も彼をカッコいいって言ってたよね」と言うヒョクジュンに「まだ分からない」と言うソンユル。
部屋に戻る途中でチャンミンに会うと、「電話してきた?」と尋ねられます。頷くジョンホ。実は最初の電話はチャンミンにしていたのですが、一時的な通信エラーで繋がらなかったのでした。それをジョンホは拒否されたと思ってしまったのでした。再び荷物の整理を始めるジョンホ。

次の電話はウンチャン。複雑そうな表情です。ウンチャンの部屋に集まっていたヒョンとジョンヒョンですが、ウンチャンが部屋を出るのと同時に2人も部屋を出て2人部屋へと向かいます。ウンチャンが電話をかけたのは、ヒョクジュンでした。「僕が誰か分かる?まだ時間があるからもっと話して。じゃあまた」と心の歌を全て打ち明けられずに切ってしまうウンチャン。電話をする相手選びは「全く迷いませんでした。初日から彼のことしか見えていません」と言い切るウンチャンですが、ヒョクジュンの反応は芳しくありません。「予想はしてました。でも片想いで終わりそうなんて、認めたくなかったんです」と振り返ります。重い足取りで戻ってきたウンチャンに、ジョンヒョンが「手応えは?」と尋ねますが、「分からない」と言いつつしゅんとした表情で部屋に戻ります。電話をした後も落ち着きません。

チャンギュにタメ口でいいかと尋ねるジョンホ。チャンギュはジョンヒョン以外は歳上だから呼び捨てする機会はないと答えます。「コールタイムだからみんないないのか」と退屈そうなジョンホ。
次のコールはチャンギュです。前から気になる男vs別の男…いざ電話を前にすると思いが複雑になり、頭を抱えてしまいます。悩んだ末に受話器を取ります。コールの相手は、やっぱりソンユル。「今何してた?」「君を思ってた」「冗談だよ。声が聞きたくて電話をしてみた」と会話すると、電話は終わります。ヒョクジュンから「チャンギュだ。かわいいね」と言われ、「でも意外としっかりしてる」と言うソンユル。2人から電話をもらい複雑な気持ちのソンユル。チャンギュは散歩を経て更にソンユルを好きになったと言います。「今までは冗談ばかり言い合ってたけど、今日は真面目な話ができたんです。機会を逃さず積極的にアプローチします!」と言うチャンギュ。

次はヒョン。電話できるのが嬉しそうなヒョン。「今日もヒョンは電話をかけてくると思う?」と尋ねるソンユルに、「かけてこないと思う」と答えるヒョクジュン。いざ受話器を取ると迷いが生じたような様子のヒョン。悩んだ末にかけた相手は、ヒョクジュン。「今日は楽しかった。それを伝えたくて。今日はお疲れ様」と言いながら笑みが溢れます。ヒョンの気持ちに変化はありませんでした。ヒョンとウンチャンから電話が入ったヒョクジュン。「どうしたらいいか分からない」と頭を抱えます。デートを通して、ヒョクジュンはヒョンを少しいいなとは思い始めたようです。小走りで家に戻るヒョン。「アクティブなデートは数年ぶりです。いい思い出ができました」と振り返ります。

3階にいるジョンヒョンに近寄るヒョン。「ここにいると状況が分かって面白い。第三者として見守ってる気分」と言うジョンヒョンに、「だから3階に?」と笑うヒョン。急に気恥ずかしくなったヒョンは自室に戻ります。

ジョンヒョンは誰にも気づかれないようこっそりと外に出ます。胸の内を他の人に知られたくないといった雰囲気です。ジョンヒョンが思いを寄せる相手は誰でしょう?緊張している様子のジョンヒョン。「膝にテーピングしてくれたり、デートしてくれたのがありがたくて電話したんだ」と言うと、すぐさま電話を切ります。真剣な思いを感じ微笑むチャンミン。「居合わせちゃった」と気まずそうなジョンホ。ジョンヒョンは電話を終えるとチャンミンがいる地下ではなく3階に上がっていきます。チャンミンは電話を終えると「耳が熱い」と独り言。

ウンチャンの部屋に来たジョンヒョン。「誰に電話をかけた?」と問われ、「チャンミンさん。大丈夫、僕らはライバルじゃないよ」と言います。「最初はソンユルさんが好きだったけど、チャンギュさんといい感じに見えたから。それにソンユルさんは何を考えてるのか分からなくて…掴みどころがないんだ」と言います。「僕はタメ口で話せるくらい親しくなったし、積極的にアタックしてるから電話でも緊張しないと思ったのに、体が震えちゃった」と打ち明けるウンチャン。「本気の愛を見せてやる」と胸を張るジョンヒョン。

ソンユルは心を決めかねています。胃を結したようにボタンを押しました。ソンユルがかけた相手は、チャンミン。「今日は君とたくさん話せて楽しかったよ。ずっと話したかった。いい夜を」と話して電話を切ります。「ソンユルはチャンギュを好いていると思った」と話すチャンミン。電話のタイミングで偶然居合わせてしまったチャンギュとジョンホは気まずい雰囲気です。予想外の展開にたじろぐチャンミン。ソンミンは雑談を交わすだけでときめいたと思い返し、電話をしてもドキドキが止まらない様子です。ルームメイトを応援し合う2人部屋の2人。

2人から電話をもらい複雑な心境のチャンミン。なかなか受話器を取れず、前回にも増して長い時間悩みます。「僕は愛想がなくて人付き合いが得意じゃないけど、君とは相性がいいと思ってる。僕も楽しかった。いい夜を」と言うと電話を切ります。ヒョンは誰からの電話かすぐに気づいたようで、「勘が鋭い」とジョンヒョンに驚かれます。「今日一日中ジョンヒョンと一緒にいて、とても話が合うと思ったんです」と話すチャンミン。「初めて電話が来たのでそれだけでも嬉しかったけど、意中の人が電話をくれたから言うことなしです。最高の1日です」と笑うジョンヒョン。誰からも電話がなかったジョンホは「僕のスマホは壊れてるみたい」とふざけます。

最後のコールタイム。ヒョクジュンはためらうことなく電話をかけます。電話を待ってしまうヒョン。「初日にあまり話せなかったから電話した。とにかく会えて良かった。ゆっくり休んでね」と言うと電話は切れます。「電話をもらってもすぐに喜べないと言うか…」と言葉を濁すチャンミン。「チャンミンさんは昨日僕がとても悩んでいたら話を聞いてくれたんです。ウンチャンに対しては優柔不断な態度を取るのはやめます。いずれにしろ今はチャンミンさんが一番好きなので電話しました」と語るヒョクジュン。

着信拒否はできないと知ったジョンホは、誤解に気づきます。しょんぼりしているウンチャン。今日の電話はどんな影響を及ぼすのでしょう?

「部屋割りを変更します」というミッションカードが!ゲームで部屋決めの権利を得ます。部屋割り変更後、「僕が来る前に何かあったな」と…とジョンホは語ります。

 

第6話 新たなルームメート

<あらすじ>
部屋割りの優先選択権を巡って繰り広げられる男たちの戦い!
希望の部屋、ルームメートをゲットすることができるのは誰なのか。
予想外の指名に“男の家”の雰囲気が急変する。

4日目を迎えた”男の家”。1番の早起きはジョンホですが、なぜかチャンミンの寝床から起き上がります。チャンギュとジョンホ、チャンミンとジョンヒョンが同じベッドで寝ています。実はダーツで勝負して寝床の争奪戦をしたのでした。1位にベッドの決定権が与えられ、点数の高さはチャンミン→ジョンヒョン→ジョンホ→チャンギュの順になりました。ジョンヒョンは寝言もうるさいとのことで、チャンミンはジョンホの隣が嫌だったのですが、それを察してくれたようです。チャンミンの選択はジョンホのためかと思いきや、実は3人の中でジョンヒョンが一番好きだからという理由だったようです。ニヤけを抑えられないジョンヒョン。

朝食当番チャンギュを手伝うジョンホ。チャンギュは自炊はするものの、料理はあまり得意ではないそう。簡単にトーストを作るようです。そこでジョンホはミッションカードが置かれていることに気づきます。
「特別なイベントを行います。荷物をまとめたら楽な服装で再度集合を」とのことで、ミッションカードを読んだソンユルは楽な格好に着替えて再度キッチンに降りてきます。ジョンホにとっては初めての朝食なのにうまく作れるだろうかと、ジョンホを気遣うチャンギュ。心配していましたが、うまくできています。「荷物をまとめろ」って1人家に帰らされるのかな、などと憶測が飛び交います。一晩ですっかり仲良くなったチャンギュとジョンホを揶揄って「抱き合って寝た?」などとふざける他のメンバー。

さらに新たなミッションカードが。「部屋割りを変更します。ゲームに勝った者が好きな部屋を選べます。望みの部屋と同室者を手に入れましょう」と書かれています。チャンギュは寝る前にたくさんジョンホと話したから、ジョンヒョンはチャンミンが好きなので離れたくなさそうです。何のゲームをするのでしょうか?遠くへ移動する男たちですが、誰もどこに行くのか分かりません。
初日は1人部屋がいいと言っていたジョンヒョンが、「4人部屋は調和が取れてるし、同室者が欲しいから今のままがいい。よね?」と周りに同意を求め、チャンミンも「僕もだ」と頷きます。ジョンホも「気分の浮き沈みの激しい僕にチャンギュが合わせてくれるから、彼と一緒に寝るのは気が楽でよかった」と言います。
1位になりたいと言うウンチャンに、「好きな人を同室者にするのはおすすめしない」と苦言を呈するソンユル。ヒョンが「1位の人が帰らされたりして」とふざけます。

運動公園に来た一同。部屋決めの権利を懸け、カートレースで争います。2組に分けて対決し、上位2名が決勝進出です。最終順位1位から希望する部屋と同室者を選べます。全員自信満々です。

A組はヒョン、ソンユル、チャンギュ、ウンチャン。見守る側もドキドキです。ウンチャンは「ヒョンさんにだけは負けるわけにはいかない」と闘志を燃やします。ウンチャンが独走していましたが、競っていたチャンギュはスピンしてしまいます。その間に1位に躍り出るヒョン。ヒョンは燃えるウンチャンの姿を面白がりますが、ソンユルはレジャー遊びは初体験な上、安全第一主義なのでマイペースに走ります。A組1位はヒョン、2位はウンチャン、3位はソンユル、4位はチャンギュ、です。

B組は、ジョンホ、ジョンヒョン、チャンミン、ヒョクジュンです。「1人部屋とチャンミンさんをゲットしたい。2人で1人部屋を使うんです。他の人と接触させず独り占めするために」と野望を語るジョンヒョン。先頭を走るジョンヒョン。チャンミン、ヒョクジュンが続き、いつの間にかジョンホは最下位に転落。レースを楽しむジョンホに目を奪われるチャンギュ。ジョンヒョンを追い抜くチャンミン。
B組1位はチャンミン、2位はジョンヒョン、3位はヒョクジュン、4位はジョンホです。

いよいよ決勝戦です。バイカーでもあるヒョンは「僕についてきて」と自信満々。「恋をするために来たんだから、意中の人と同室にならなきゃ」と言うヒョン。「部屋割りの権利を得て、恋愛も形成逆転してみせる」と意気込むウンチャン。レースそのものに気持ちが昂っている様子のチャンミン。「優勝してチャンミンさんと同室になる」と鼻息荒いジョンヒョン。
決勝戦スタートです。ヒョンとチャンミンがぶつかってしまい、ジョンヒョンが一気に1位に。チャンミンに追い抜かれ、なぜかときめくジョンヒョン。1位はチャンミン。「自信なさげだったジョンヒョンが活躍していて意外だった」と語ります。2位はジョンヒョン。「僕の意外な魅力を見せられた」と自信満々です。3位はヒョン。4位はウンチャン。
レースの最終結果は、チャンミン→ジョンヒョン→ヒョン→ウンチャン→ヒョクジュン→ジョンホ→ソンユル→チャンギュ です。

熾烈なレースが終わり、3位までのメンバーが好きな部屋と同室者を選べることに。チャンミンはヒョクジュンとの2人部屋を選択。ヒョクジュンは全くの予想外すぎて戸惑います。ウンチャンは思わず泣いてしまいます。「だから必死で勝とうとしていたのか。あの2人で2人部屋を使うとは…他のメンバーがどの部屋を選ぼうともう僕にはどうでもよかった」と振り返るウンチャン。ソンユルも「チャンミンは1人部屋を選ぶと思ってました。2人部屋で、しかもヒョクジュンを指名するとは思ってもみませんでした」と意外そうです。ヒョクジュンとソンユルは初日から意気投合した仲ですが、これからは離れ離れに。ジョンヒョンは「電話もしたし、今日も僕らはいい感じだと思ってたんです。それなのに急に他の人を選ぶなんて…今日の僕はイマイチだったのかな?」と振り返ります。

次はジョンヒョンが1人部屋を選びます。最後にヒョンも1人部屋を選び、残りは4人部屋に。部屋割りが完了しました。

帰るためにバスに乗り込んだヒョンは、「チャンミンはジョンヒョンを選ぶと思ってた」とチャンギュに意外そうに言います。ウンチャンもソンユルも気が気ではない状態で、気が滅入っているのを顔に出さないように必死です。
チャンミン、ジョンヒョン、ジョンホ、ヒョクジュンの4人を乗せたバスは沈黙が続きます。特にチャンミンの隣席で黙り込んでいるジョンヒョンを気遣うジョンホ。「疲れたのもあるだろうけど、意中の人と同室になれなくていじけてたのかな」と振り返るとジョンホ。「チャンミンさんは僕よりヒョクジュンさんを好きみたいだし、ちょっと胸が痛いです」と語るジョンヒョン。

シェアハウスに戻った男たち。チャンミンはジョンヒョンを気にしています。ジョンヒョンはウンチャンに「昨日は電話までしあったのにヒョクジュンさんを選ぶなんて裏切られた気分」と心を打ち明けます。

リビングではジョンホとチャンギュがこれ以上部屋替えすることはないだろうと話し合い、2人部屋を選んだチャンミンは賢いのかもと思い悩みます。大量の荷物を抱えるチャンミンを手伝う一同を横目に、複雑な心境のジョンヒョン。チャンミンとヒョクジュンはまだよそよそしい雰囲気です。

ウンチャンはなかなか荷物を運び出せず、ヒョンとジョンヒョンに急かされます。ジョンヒョンに話しかけるヒョクジュンですが、ジョンヒョンが自分と話してくれない理由がわからず戸惑います。チャンミンとジョンヒョンは互いに視線をやり合い、明らかに気にしています。

ヒョクジュンはソンユルの引っ越しをお手伝い。ジョンヒョンはチャンミンと目を合わせないように行き違います。どのベッドを使うかは3人で決めてと言うソンユルにため息をつくウンチャン。

今日の夕食は出前料理です。箸がないチャンミンを気遣うジョンヒョン。それが気になるヒョクジュンとジョンホ。「僕の入居が遅れたことを実感しました。何かが起きてるとピンと来たんです。僕が来る前に何かあったなと」と語るジョンホ。

夕食が終わり、洗い物をするチャンギュとジョンホ。今朝も並んで洗い物をした2人。夕食も同じく、息ぴったりです。「好物の寿司が食べられるなんて思わなかった」と喜ぶチャンギュに、「出前を頼む時に僕が頼んだんだよ」と言うジョンホ。
皿洗いをしながらたくさん話が弾み、「彼とはまだ2日目だけど一緒にいて楽しかったです」とウキウキのチャンギュ。ウンチャンに贈った花束が床に置かれており、もう枯れかけているのを見つけたジョンホ。「花に思い入れがないんだよ」とソンユルが慰めますが、腹がたったジョンホはみんなで食事をするテーブルにこれみよがしに飾ります。ウンチャンは「捨てたわけじゃない」と思うものの、明らかに気まずい雰囲気に。

ヒョクジュンは「部屋替えが終わってコールタイムがあると思ったけど、なかったんです。でと話したい相手は同じ部屋にいるからいいんです」と笑います。ウンチャンは「正直、ほっとしてます。電話で思いを伝えるのって勇気がいるから」と言い、チャンギュは「電話するならジョンホさんにかけます。もっと話したかったので」と言います。ソンユルは「僕はヒョクジュンに電話したかったです。”すごく会いたい、恋しいよ”と」と笑います。

 

第7話 僕たちがカミングアウトした理由

<あらすじ>
ここでしか聞けない、性的指向や性自認に関する話。
そうして絆が一層強まった彼らの前に登場した、謎のメールボックス。
今回は電話ではなくて手紙をしたためる時間がやってきた!

チャンミンの選択に傷心のジョンヒョンは、彼によそよそしい対度を取ってしまいます。ヒョクジュンは戸惑いながらも嬉しそう。ウンチャンは落ち込み、投げやりな態度です。交錯するそれぞれの思い。

居室替え後、初めて迎える朝。いつもより早起きしたヒョクジュンは顔のパックをします。好きだからこそ緊張しながらも、「もっと親しくなって距離を縮めたい」と意気込むヒョクジュン。チャンミンは挨拶もせずに部屋を出て行ったりとマイペース。

ラウンジで朝を迎えた様子のソンユル。寝床が変わると眠れないタチだから気が塞いでいたと語ります。
チャンミンにこだわっていたからこそ4人部屋を希望していましたが、新しい部屋に満足している様子のジョンヒョン。

今日の朝食当番はジョンホ。疲れているのか表情が暗いです。感情を抑え、淡々と朝食の準備をします。チャンギュは「起こしてくれたら手伝ったのに」と申し訳なさそう。
ジョンホは腹痛のため寝られなかったらしく、チャンギュは「小さな物音では起きないからわからなかった」と言います。ジョンホはチャンギュか何かにつけて手伝おうとしてくれるチャンギュに好感を抱いています。チャンギュも自分を気遣ってくれるジョンホへの思いが膨らんでいきます。ジョンホは体調が悪いようで部屋に戻って寝始めます。

ヒョクジュンとの2人部屋はどうかと尋ねるソンユルに「最高」と答えるチャンミン。ソンユルはヒョクジュンと仲良くなりすぎて恋愛対象として見られない可能性もあったから良かったのではと思い始めます。

床に置いていた花を捨てられたと思い込んだジョンホとの間に誤解が生じたままです。
ウンチャン以外の3人は静かなので、ウンチャンは居心地が悪そう。チャンギュは今の4人部屋があまり好きではなさそう。

ヒョクジュンはジョンヒョンにタレ目にするメイクを習っています。きつそうな印象に見えるからと言う彼の頼み通りにメイクをして行くジョンヒョン。いつの間にか、ヒョンやウンチャン、チャンミンまでジョンヒョンの部屋に。ヒョクジュンの次はチャンミンがメークをしてもらいますが、チャンミンは内心、至近距離にジョンヒョンの顔があるのでドキドキしっぱなし。

一階でカラオケをすることになり、ソンユルとジョンホも一曲ずつ歌うことに。ソンユルの歌声にときめくウンチャン。あの声を最初に聞いてたら彼を好きになったかもと言うほどです。次はゲームの時間。黒ひげ危機一発をして遊びます。

“男の家”の入居前、男たちが聞かせてくれた率直な思い。まずは、自分の性的嗜好に気付いたのは?という質問。ウンチャンは中学が男子校で、同じクラスに好きな子がいたと。ソンユルは高校生の時に初めて恋をして確信しました。ヒョクジュンは男性芸能人に興味を持つようになったから。チャンギュは21歳の時で、ゲイだとは自分でも信じられなかったと。ヒョンは20歳の時で、当時は少し戸惑ったけれどすぐに受け入れたと言います。

カミングアウトは?の質問には、ジョンホは最初に告白したのは中学の時で、親友に告白したけれど、まるで罪人になったような気分で恐ろしく緊張したと言います。親友から「知ってたよ」と言われ、拍子抜けしたと。チャンミンは1年半ほど前にネット配信者の番組に出た時にカミングアウトしたそうです。ヒョンは自分の性的嗜好に気付いた後、1年後には両親に、軍の仲間や友達にも言ったと言います。自分に嘘をつきながら生きたくなかったと。ソンユルは親しかった友達と姉に打ち明け、友達は「そうだと思った」という反応で、姉もすんなりと受け入れてくれたと言います。ジョンヒョンも「友達が”やっぱりね”と。それでその話は終わりました」と笑います。ヒョクジュンは、カミングアウトしていません。わざわざ打ち明ける必要はないからと言います。チャンギュも打ち明けてはおらず、SNSで脅したりされるかもしれないから周りの人には絶対に知られたくなかったと。ウンチャンもカミングアウトはしてきませんでしたが、30、40代になって隠し続けられるだろうかと悩んだと言います。

カミングアウトが遅れた理由は?と尋ねられ、チャンミンは「その質問はカミングアウトはすべきと聞こえるけど、別にしなくてもいい」ときっぱり。カミングアウト後一番傷ついた言葉は?と尋ねられると、ジョンヒョンは「両親の話を持ち出されるのが一番傷つきます。”その状態”を親は知ってる?と。”その状態”って何?」と苦笑します。ヒョンは「”汚い”だとか嫌悪感むき出しの発言です」と淡々と語ります。チャンギュは「”知人がゲイだったらそいつとは縁を切る”」。ソンユルは「”俺に惚れてる?”はさんざん言われました。でも僕にも選ぶ権利はある」。ジョンホは「おうえんはだいきらい。”hokeep負けないで”何に対して負けるなと?同情されたくない。特別な人間じゃなくみんなと同じなのに」。

カミングアウトが怖い理由は?の質問には、”病気なんじゃ?”と言われそうで怖いと笑うヒョクジュン。「SNSでゲイの話題が出た時、”汚い””まだそういう時代ではない”と書き込まれる」と言うウンチャン。

ゲイの人生で不便な点は?と言う問いには、「親不孝だと言われます」と笑うジョンホ。「デートの場所が限られることかな」と言うウンチャン。「周りに嘘をつかなきゃいけないこと」と言うチャンギュ。ソンユルも「嘘をつかざるを得ない状況があります」と言います。

ゲイとして生きてきてついた最大の嘘は、チャンミンは「なぜ彼女がいない?と家族にしょっちゅう聞かれて、ちょうど男女の恋愛番組の出演オファーが来て拒めなかった。カモフラージュが必要だったんです」と言います。

“男の家”版ジェンガで遊ぶ一同。「銭湯で好きな人と出くわしたら?」の質問に、首から下は見られないと恥ずかしがるジョンホ。周りは自分はしっかり見ると笑います。「友達から恋人に発展は可能?」の質問に、ジョンホは好きなら友達になれないと言い、周りも同調。「自分がゲイだと悟ったきっかけは?」に、幼い頃ニュージーランドにいた時に見上げたイケメンの顎のラインをいまだに覚えていると言うジョンホ。ウンチャンもアメリカにいた13歳頃に気づいたと言い、チャンギュもガールフレンドといる時よりも男の後輩と一緒にいる時の方がときめくと気づいて1週間お酒を飲んで泣いたと言います。
「ゲイに対する発言で最も印象深い発言」は、ヒョンはDMなどでの罵詈雑言、ウンチャンは「悪魔に取り憑かれた」、ジョンヒョンは「普通に見えるのになぜ?」と言葉を思い出します。
「カミングアウト後に言われたい言葉」は、そっとしておいて欲しい、異性の恋人を紹介する時のように普通でいて欲しいとジョンヒョンは言います。ソンユルは「言われたくない言葉ならある。母が酒飲みでさ、飲むたびに”自分が正しい女性像を見せられなかったせいだ”と謝るんだ。それはやめてほしい。生まれつきなのに」と落ち込みます。ジョンホは「お前がそんなふうに生まれるなんて、お母さんと結婚しなければよかった」と父に言われたことを思い出します。父はいまだに「ゲイを治す薬ができると信じてるんだ」という言葉に皆黙り込みます。

ソンユルがジェンガを倒したので、罰ゲームをすることに。全員から質問を受けます。今気になっている人はいるか、その人のチャームポイントはどこか…。ソンユルはこれまで正反対の人を好きになることが多かったけれど、「似たもの同士はうまくいかない」という思い込みを壊してくれたと言います。

お互いに心のうちを打ち明けたことで、連帯感や仲間意識が生まれた一同。同性愛を精神疾患扱いしないで欲しいと語るジョンヒョン。強そうに見えて繊細な人ばかりだとヒョンは振り返ります。

夜は深まり、都心にある某カフェ。どんな出会いが待っているのでしょうか?カフェに来たのはジョンホ。やや緊張しながら誰かを待ちます。ジョンホが待っていたのはヒョンです。
男として自分を見られるかと問うジョンホに首を横に振るヒョン。シェアハウスに参加して、ヒョンがチャラい人ではなく自分と通じ合う部分が多い深い話ができる人だと見直したのだと打ち明けます。2人で語り合ってみたかったというジョンホ。幸せになるために生きているのだから自分らしく生きたいと言うヒョンの言葉に頷きます。
シェアハウスで好きな人は?とお互いに言い合い、チャンミンとヒョクジュンだと言うヒョンにやっぱりと笑うジョンホ。ジョンホは”hokeep”の面も内向的なジョンホの面も好いてくれる人を探してると言います。ヒョンも同じです。「ヒョンは自己肯定感が強い溌剌とした男ですが、経験から他人の痛みがわかる思いやり深い男のようです」とジョンホは語ります。2人は”男の家”で本当の愛を見つけられるのでしょうか?

玄関前に置かれた謎のカードと男たちの名前が書かれたポスト。明日デートしたい相手に手紙で思いを伝えます。それぞれ好きな場所で手紙を書きます。ジョンヒョンは「もう彼しか見えない」と言いながら、ポストに投函します。ヒョンは全く迷わず投函。ヒョクジュンは淡々と手紙を書き綴ります。「もう一度デートしたい」と言って投函するチャンミン。「どんな人なのか分からないからデートして知りたい」と投函するジョンホ。長く悩んだ末、投函したソンユル。誰よりも悩んだチャンギュ。最後はウンチャン。

手紙により分かれたデート場所。どんな組み合わせになったのでしょうか?

 

第8話 すれ違う手紙

<あらすじ>
手紙がつなげてくれた特別な一日がやってくる。
花が満開の湖、そして童心に戻れるテーマパークでのデート。
誰がカップルマッチングに成功するのだろうか。

男たちはどんなデートに繰り出すのだろう?

某湖、花が綺麗な散策路、のんびり散歩するのに最適なレイクパーク。散策デートを楽しむチャンミンとジョンヒョン。ジョンヒョンはチャンミンが好きですが、彼の言葉一つ一つに過剰反応している自分に気づいています。チャンミンは心からデートを楽しんでいます。「恋人とデートを楽しんでいるみたいでときめきが止まらなかった」と振り返ります。
ジョンヒョンは勇気を出してチャンミンの手を握ります。ジョンヒョンがなぜ同室にヒョクジュンを指名したのか尋ねると、「君が1人部屋を希望してたから」と言われれにやけるジョンヒョン。「表現の仕方は違うけど考え方は似てます。話題が多くちゃめっ気もある。僕のチャンミンさんへの気持ちは揺るがないです」と胸を張ります。自分と全く違うジョンヒョンに惹かれていると言うチャンミン。2人の距離は縮まっていきます。

制服を着た6人。アクティブな設備が多いテーマパークへ。しかし、なぜ6人でデートをすることになったのでしょう?ソンユルは気になる人がそばにいたようです。制服で遊園地に行って恋人と写真を撮るのが夢だったと言うジョンホ。高所に震えるヒョクジュンにメロメロになるウンチャン、ソンユル、ジョンホ。
ヒョンとヒョクジュンは2人だけで別の遊具に遊びにいき、それを目で追うウンチャンとソンユル。ヒョンとヒョクジュンはやけに2人で行動しています。ソンユルはウンチャンとヒョクジュンの好きな人(チャンミン)について話します。ウンチャンはヒョクジュンを困らせたことが申し訳ないと言い、ソンユルは彼を慰めます。
今日のデートでどんな心境の変化が?

帰宅した6人はベッドの上に封筒が置かれていることに気づきます。これは昨夜意中の相手の郵便箱に投函した手紙です。

ヒョンの部屋にはないようですが、ヒョクジュンには3通もきています。1通名はジョンホ。気になる人とは全員話せたけどヒョクジュンのことがよく分からないからデートをしたいと思ったようです。2通目はソンユル。「君の気持ちを優先したいから思うままに行動して。僕から手紙をもらったからと気を遣わないでほしい」と書かれていました。3通目はウンチャン。「僕が気持ちを押し付けたせいで困らせてしまって申し訳ない。気を楽にして」と書かれており、ヒョクジュンは胸を痛めます。

ジョンホにはチャンギュから。しかしミッションカードと間違えてみんなの前で手紙を開いてしまい、ジョンホは罪悪感に駆られます。手紙には「兄さんとデートしたい」と簡潔に書かれていました。
「誰にも選ばれないなんて悲しい」「自分が惨めに感じる」と愚痴るヒョンとヒョクジュン。

帰宅したジョンヒョンはヒョンから部屋に手紙があると聞かされ慌てて向かいます。ジョンヒョンへはチャンミンから「明日会おう」とだけ。チャンミンは3通もらっています。1通目は「一度デートしてみたい」とヒョンから。2通目は「ルームメイトなのに会話が少ないね」とヒョクジュンから。3通目はジョンヒョンから「明日デートしようよ」と。淡々と3通の手紙を読み終えるチャンミン。
ジョンヒョンが「すずらん三姉妹を脱退しないと」とふざけ、ウンチャンが恥ずかしそうにします。ヒョン、ウンチャン、ジョンヒョンはなにかと3人一緒にいるので、「すずらん三姉妹」と呼ばれているようです。
食事が終わると、ジョンヒョンはヒョンの制服を借りてチャンミンやみんなに見せに行きます。その後もひとしきりおしゃべりします。

Pカフェに1人で訪れたヒョクジュンは誰かを待っている様子。相手を知るためのトークタイムです。1人目はチャンミン。2人部屋にいながら、2人の会話はほとんどありません。自分からの電話や手紙は負担に感じなかったかと問われ、「普段に感じた。2人部屋に君を選んだのは、ジョンヒョンが1人部屋を希望していたから」と答えるチャンミン。落ち込むヒョクジュン。チャンミンは「同室者は誰でもいい。一緒にいて気楽な人がいい。2日目のデートからずっとジョンヒョンを好きなことに変わりはない」と言います。意外な告白にヒョクジュンは驚き、落ち込みます。

対談の申請がなかったジョンヒョンとヒョンは暇そう。何も言わずに外出したチャンミンが気になるジョンヒョン。チャンミンが夜食を作るためにキッチンに行くと、ジョンヒョンも降りていきます。ジョンヒョンは自分とのトークタイムがなかったことに嫉妬しますが、チャンミンから「今日は君とデートしたからトークタイムは必要ないだろ?」と言われ笑顔になります。甘い空気が流れるキッチン。

ヒョクジュンの次のトークタイムに来たのは、ソンユル。ソンユルは自分の気持ちを知ったことで負担に感じたり悩んだりしないでほしい、「2番目にでも僕を思ってくれることが嬉しい」と言います。また、2人部屋を離れてからヒョクジュンのことをよく考えるようになったと言います。ヒョクジュンも同じだと言いながら、親友としての情ゆえなのか恋愛ゆえの情なのかが分からないと言います。デートに行きたかったのはヒョクジュンと手を握ってみて、どんな気持ちになるのか知りたかったからだとソンユルは言い、手を握り合う2人。ソンユルはご機嫌でシェアハウスに帰っていきます。
3人目のトークタイムはジョンホ。ずっと話したかったけど機会が掴めなかったとジョンホは言います。ヒョクジュンは第一印象で「変わってる」と言われたので嫌われているのかと思っていたと笑います。理想のタイプは一重瞼で身長が高め、気やすくて僕をすごく好いてくれる人だと言うヒョクジュンに、ジョンホは悩みます。兄さんの不器用さが可愛いと思っていたと素直にアプローチするジョンホに、ドギマギするヒョクジュン。帰りがたさそうなジョンホはヒョクジュンにハグを求め、「話せてよかった」と笑って一緒にシェアハウスに戻ります。
果たした男たちにどんな感情の変化が?

最終日まで残りわずかとなりました。着る服を除いて荷造りしていく男たち。明日がシェアハウスで過ごす最後の夜です。

 

第9話 最後のルームメート

<あらすじ>
“男の家”を出て、キャンピング場に向かう男たち。
キャラバンを2人ずつ使うと知り、彼らの胸は高鳴る。
気になる相手と最後の夜を一緒に過ごすため、それぞれの本気がぶつかり合う。

荷造りが未完了のカバンがずらり。まだ眠りから醒めない男たちですが、ウンチャンがやっと起床します。既に起きてメイクをしているジョンヒョン。同じ頃にジョンホが身支度をしています。几帳面に荷造りをするソンユル。
荷造りを終えて、ジョンヒョンを待つチャンミン。忘れ物がないかチェックしてやります。

“男の家”を出て、バスに乗り込む男たち。ヒョクジュンはソンユルの隣、ヒョンはチャンミンの隣へ。ヒョクジュンとソンユルが2人だけで話すので、ジョンホの顔が引き攣ります。

ナミャンジュに到着。最後の宿泊地はキャンプ場です。レジャースポーツがいろいろと楽しめます。どんな思い出が作れるのでしょうか?キャンピングカーの中を見る男たち。

サーフィン、カヤックの2組に分かれたものの、ヒョンが誰にも断りなく「サーフィンは俺たち2人だから、一緒に部屋を使うね!」といちぬけたので、ジョンヒョンはムッとします。
昨夜のトークタイムでは、ヒョンはチャンミンに「君とデートしてみたい」と積極的に誘っていました。1対1の会話の後、2人の仲は急速に縮まっていました。

ヒョクジュンと相部屋になりたいソンユルでしたが、ジョンホが立候補したのでヒョクジュンが相手を決めることに。ソンユルはチャンギュと同室になりましたが、雰囲気はギスギスしています。それを察知したウンチャンは気まずげ。チャンギュも他の人のいざこざに巻き込まれた形になり、いい気分はしていないようです。ジョンホはソンユルに話しかけようとしますが、拒絶されてしまいます。

ウンチャンとジョンヒョンはヒョクジュンとジョンホを誘って合コンごっこをして遊びます。楽しげな4人。
ソンユルは自分が苛立っていることをチャンギュに謝りますが、チャンギュは1人でいたいようで外に出て行ってしまいます。ジョンホはチャンギュを気遣い、2人でカヤックデートをします。しかしヒョクジュンのことで頭がいっぱいのジョンホ。
カヤックを前に不安げなチャンギュ。ジョンホのリードで徐々に前に進み始めます。ジョンホはソンユルのことを謝り、チャンギュはシェアハウスの中で一番ジョンホが話しかけやすいのだと打ち明けます。「一番好きなのはジョンホさんだよ」「僕が兄さんを好きなことも、兄さんが別の人を好きなことも自由だ。兄さんには好意よりも感謝を伝えたかった」と言うチャンギュ。ジョンホは「君はとても優しくて素敵な子だ。でも弟みたいに思ってる」と打ち明けます。「君にしてあげたいことがある」とチャンギュを抱きしめるジョンホ。

1人になったヒョクジュンのもとにソンユルが近寄ります。ジョンホと自分のどちらかを選ぶのかについて悩んでいるのか知りたいと言うソンユルに、ヒョクジュンは本音を話すと正直に言います。「君は同い年というだけではなくて、掛け値なしにいい人だから失いたくない。ジョンホは今精神的に揺れてる僕の心をさらに揺らした人だ」と独り言のように言います。

室内サーフィンデートに来た、チャンミンとヒョン。チャンミンたちのデートを監視しに来たウンチャンとジョンヒョン。こまめにメイクを直しながらチャンミンを見つめるジョンヒョン。ジョンヒョンは水が怖いので参加できないのです。
チャンミンは転んでしまいましたが、あっという間に波に乗るヒョン。2人でイチャつくのではと心配して見にきたジョンヒョンでしたが、2人が個別に泳いでいるので安心して外へ。その間にヒョンはちゃっかりチャンミンの手を握って2人の時間を楽しみます。

チャンミンとヒョン以外は全員集まりましたが、ヒョクジュンと話してきたいとみんなに頼むジョンホ。面白くなさそうなソンユル。

 

第10話 熱い最後の夜

<あらすじ>
キャラバンで過ごす2人だけの時間。
男たちは、これまでに伝えられなかった感謝と、正直な気持ちを伝え合う。
8人は眠れない最後の夜を過ごすことに。

ヒョクジュンとジョンホは満開の桜の中を自転車デートをすることに。2人は速度を合わせてゆっくり走ります。「バニララテが好きだよね?またバニララテを隣で飲む姿が見たい」と甘い言葉をかけるジョンホ。気持ちをストレートにぶつける自分は重いのではと不安がるジョンホに、「自分は愛情表現してほしい人だから嬉しい」と言うヒョクジュン。ジョンホはヒョクジュンが自分を気に入らなければ拒絶されるかもとずっと怖かったと振り返ります。素直な会話で距離が縮まった2人。

ジョンヒョンはウンチャンを探しに他のトラックへ。チャンミンと楽しく過ごすヒョンのところに来たジョンヒョンは2人の間に入り込みます。寒いと言うジョンヒョンのためにチャンミンはセーターを出してくれます。

バーベキューの準備をするチャンミン、ヒョン、ジョンヒョン。ソンユルとチャンギュは野菜を洗って持って帰ります。炊飯担当のウンチャンとジョンホ。ウンチャンはもう諦めたと言い、ジョンホにヒョクジュンと進展はあったか尋ねます。本気で好きな人にはなかなかスキンシップができないと言うジョンホ。
ご馳走が並んだ最後の夕食。みんながっつり頬張ります。ジョンホを気遣うチャンミン。意中の人に食べさせようと、ジョンヒョンはチャンミンに、ヒョンはジョンホとチャンミンに食べさせます。しきりにチャンミンに世話を焼くジョンヒョン。「ハズレの肉」と言いながらソンユルに食べさせてあげるウンチャン。肉を焼くのに困っているウンチャンを見かねてソンユルが手伝いにいきます。テーマパークでも自分を気遣ってくれるソンユルにウンチャンは恋を仕掛けています。

ソンユルはジョンホを誘って2人だけで話をします。ヒョクジュンとは紆余曲折を経て両想いになれそうだったから拗ねてしまったと謝るソンユル。僕に悪いと思って遠慮したり諦めたりしないでくれと言います。

焚き火でマシュマロを炙って食べます。マシュマロをジョンヒョンに食べさせてあげるチャンミン。最終日の明日は何をするのでしょうか?全員で集まるのはもう最後かなと話す一同に、ソンユルさんの家で番組を見ようと言ったでしょと笑うジョンヒョン。最初はすぐ帰りたかったけど、親しくなってからは時間が早く過ぎたと話し合います。
最も感謝してる相手は?と言うジョンヒョンに、チャンギュはソンユルの名前をあげます。この番組に参加するまでは誰かに好かれるはずだと思っていたけれど、誰からも電話をもらえなかったし、好きだと思ったジョンホには不本意な印象をつけてしまい、何もかもがうまくいかないと悔やんでいました。それを相談されたソンユルは、「ここにはたった8人しかいない。魅力がなくて選ばれなかったんじゃない。ファンは多いだろ?普段はモテるはずだよ」と笑わせてくれたのです。
ジョンホはいつでもみんなのために夜食を作ってくれた姿がかっこよかったと言います。ヒョンはウンチャンのおかげでたくさん笑ったし楽しかった、ジョンヒョンも他の人たちに化粧をしてくれてありがたかったと言います。ソンユルはヒョンが常にムードメーカーとして雰囲気を盛り上げてくれたと言います。ヒョクジュンは誰かが悩んでいたら必ずソンユルが相談に乗ってあげていてすごいと思ったと言います。

最も印象深いデートは、ヒョンは最初のデートです。靴をなくすことになったしと笑います。ウンチャンも最初のデートはどんな人が来るのかドキドキしたから印象深いと言います。ソンユルも緊張してる君の後ろ姿は一生忘れないと言います。ジョンヒョンはチャンミンとの湖でのデートは全てが輝いて見えたと言います。ジョンホはすごく期待してたし緊張もしてたから初デートは怖いくらいだったと振り返ります。チャンギュはソンユルとの散歩デートは花が綺麗でいい思い出だったと言います。「僕らの恋愛に」と乾杯する一同。

最終指名を控えた最後の夜、ソンユルたちの部屋にヒョクジュンが尋ねてきます。ソンユルを気にかけるヒョクジュン。ほろ酔いのチャンギュはそのまま夢の中へ。ヒョクジュンの曖昧な態度のせいでもやもやするソンユル。ウンチャンはジョンヒョンとチャンミンがお似合いだと褒めます。「すずらん三姉妹」が大好きだと言うウンチャン。ウンチャンはソンユルとの同室がよかったものの、一晩中ジョンヒョンと話していました。
ヒョンとチャンミンはハグしようよとふざけたりしつつも健やかに就眠。
寒いのにヒョクジュンを気遣うジョンホ。ジョンホはこんなに好きな人ができるなんてとヒョクジュンの手を握りますが、そっと手を解かれてしまいます。選ばれたいと願うジョンホをはぐらかすヒョクジュン。

ウンチャンとジョンヒョンの部屋では、明日が来てほしくないと2人で思い出に浸っていました。長い幸せな夢を見ていたみたいと言うジョンヒョン。
誰と誰がカップルになるのでしょうか?

 

第11話 誰の恋愛?僕の恋愛!

<あらすじ>
ついにやってきた最終日!
カップルが成立すれば、意中の人物の電話番号を受け取ることができる。
震える手で最後の電話をかけるのだが…。

最後の選択の日。男たちの心に変化は起きたのでしょうか?
最後の日も早起きのチャンミン。昨夜遅くまで話をしていたジョンホとヒョクジュンは親密度が増したようです。
チャンミンの服を着て寝たジョンヒョンは慌てて身支度を整えると服を返しに行きます。鼻を啜るヒョクジュンのために使い捨てカイロを無言で渡すジョンホ。ヒョクジュンの世話を焼きます。

最終選択の時間、カップリングの仕組みは?
「外へ出てミッションの確認を」と書かれたメッセージが届き、外を見ると電話番号を記す紙と人数分のポストが。
ミッションカードには、「本当の電話番号を記入し、好きな人のポストへ。両想いの場合のみら互いの連絡先をゲットできます」と書かれています。もっとデートの機会があったらと悔やむウンチャン。ソンユルは最終結論を出す前にヒョクジュンに再度アプローチができずモヤモヤしています。ヒョクジュンは悩んで、結論を出したようです。
8人の男たちの心には誰が住んでいるのでしょうか?

全ての瞬間、全ての選択に後悔はないと言い切るウンチャン。手紙をもらえないかもと不安を抱くチャンミン。みんなが誰に書くかを気になるチャンギュ。もっと話したかったと悔やむジョンホ。ジョンヒョンはチャンミンへの想いが膨らむ一方です。

まず投函するのはウンチャン。次にジョンヒョン。ヒョン、ジョンホ、ソンユル、ヒョクジュン、チャンギュ、チャンミン。嘘偽りのない選択の時間り率直な想いを伝えるために前に踏み出します。

ついに最終選択の結果が判明します。恋に敗れた男のポストには、偽の番号を記したカードが入っています。カードに書かれた番号に電話し、相手が電話に出たらカップル成立です。
今までにないほど緊張した様子の男たち。1人ずつ自身のポストを確認します。

1人目はチャンギュ。カードを取り出すと、すぐに番号に電話をかけます。チャンギュが連絡先を交換したい相手はジョンホでした。「おかけになった電話番号は…」と無機質な音が返ってきます。チャンギュのことが気がかりなジョンホ。失恋した様子を見て他のメンバーの緊張が高まりますす。
次はヒョン。ヒョクジュンと連絡先を交換したかったものの、失恋してしまいます。一番思い出深かったデートがヒョクジュンとのものだったので選んだのですが…。チャンギュもヒョンも誰からも手紙はもらえませんでした。

次はチャンミン。ジョンヒョンは期待しながらも「人の心は簡単に心変わりするから」と不安げです。しかしジョンヒョンの電話が鳴り、お互いの電話番号をゲットできました。2人は堂々と手を繋いでその場を離れます。チャンミンの番号は「ワンワン」と、ジョンヒョンの番号は本名のまま登録したけれど交際中にあだ名ができたら変えるとお互いに言います。

次はウンチャン。ウンチャンも相手は出ず、肩を落として列に戻ります。彼も手紙は0通でした。ウンチャンはソンユルに手紙を書いたのでした。絶対に付き合いたいというよりはこれで終わりにしたくなくて…と振り返ります。

次はソンユル。ヒョクジュンを恋愛対象として意識し始めたのが遅過ぎたと後悔します。もっと早くアプローチしていたら、自分を友達以上として見てくれたかもと思いつつ、ウンチャンから手紙が届いていたと知り笑顔になります。

次はヒョクジュン。ジョンホはそれを見ながら不安でたまらず、自分が先に電話したかったと思います。呼び出し音が鳴り、ヒョクジュンがジョンホを選んだことが分かります。ジョンホを選んだ理由はたくさんときめかせてくれたからと言うヒョクジュン。ジョンホはまるで初恋のようにヒョクジュンだけを愛していると言います。
2人の先にいたジョンヒョンはジョンホたちを見て大声で驚きます。

残った4人は談笑。ウンチャンは手紙の内容だけでとソンユルに届いて欲しかったと悲しみます。「いいんだ、僕はイケてるもん!次の出会いを探そう!」とミッションカードを切って空に投げるヒョンに笑う3人。

“男の家”は幸せでしたか?という質問に、「最終日は帰りたくないって泣いてしまいました。自分を知ることができた気がします。ここに運命の相手はいなかったけど、どこかきいるはず」と振り返ります。
ヒョクジュンは「自分の恋愛観を知られたし、相容れない恋愛観も知られました」と言います。ウンチャンは「長い夢を見ていたみたい。こんな貴重な経験をしたのは全国で8人だけです。みんないい人だった」と言うなり、涙してしまいます。全力で臨んだぶん、悲しみも大きかったのです。ジョンヒョンは「僕の人生を映画にしたらここが一番美しいシーンです」と言い、チャンミンは「一生忘れないと思います」と言います。ジョンホは「こんなにエキサイティングなデートは生まれて初めてだった」と振り返り、ソンユルは「僕をここまで変えてくれた全てのことに感謝しています。寂しいけれど安堵もしてます」と笑います。ヒョクジュンは、「良かったです」と言いながら涙してしまいます。「最初は番組に出たくなくて…周囲の人が番組を見るのが怖かったんです。入居後もメンバーとうまく馴染めなくて不安だったけど、みんなのことが大事になったんです。かけがえのない人たちと出会えた。これから人生がどう変化しようと怖くありません」と胸を張ります。

チャンギュはゲイの友人がいなかったから、余計に絆を感じたし、好きな人にどうアプローチしたらいいか勉強になったと言います。ウンチャンはありのままの自分を取り戻せたと振り返ります。

男たちに届いた手紙。自分が最後に書いた手紙か、好きな人からもらった手紙です。感慨深く手紙を見つめる一同。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

ヒョンが来てくれてよかったー!!ヒョンってすごい人だと思いました。彼が誰を好きでも、誰もギスギスしない。彼の天真爛漫さと無邪気さ、毒のなさが、そうしてしまうというか。場の空気を絶対に悪くしない、彼の朗らかさに心惹かれました。こんな人になりたい…🥹✨

小錦あや
小錦あや

ウンチャンとチャンギュの恋が切なかったな…。ウンチャンはヒョクジュン、チャンギュはソンユルとジョンホ一直線だったけど、どちらも恋は叶わず。空気が悪くなるのを避けて2人とも恋を諦めたように見えて、悲しかったです。宇多田ヒカルさんの「誰かの願いが叶うころ、あの子が泣いてるよ」という歌詞を思い出しました。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

最初からは想像もできないカップル(特にヒョクジュンとジョンホ!)もできて、かなり波乱の展開で面白かったです。ジョンホの気遣い屋さんっぷりが本当に愛おしくて、絶対に幸せになってほしいと思いました。
ただ、その後の報道を見ると、ヒョクジュンは二股をしていたようでジョンホとは破局。チャンミンとヒョクジュンもチャンミンの店が忙し過ぎて破局してしまったようです。なかなか難しいものですね…。

今回3人が見た「ボクらの恋愛シェアハウス~Boys Love ∞(アンリミテッド)~」は、Amazonプライムビデオ、Huluで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

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