「アマプラ同時上映会」第19弾!
当サイトの運営者3人が、Amazonプライムビデオでアニメやドラマ・映画を同時視聴する企画です🎬✨
今回観るのは、ノイタミナ初となる、BLコミックのアニメ化。新書館「シェリプラス」で連載中、大人気の青春バンドストーリーがアニメで動き出す!もっと歌いたい、君のとなりで――キヅナツキが描く、オルタナティヴ・ラブ!「ギヴン」。
全話のネタバレ・あらすじ一覧を掲載しています。
早速見てみましょう!
登場人物とあらすじ
天才的ギタリスト×天才的ヴォーカル 高校同級生同士 のお話。
<あらすじ>
好きだったはずのギターも、おもしろかったはずのバスケも、くすんで見え始めたある日、上ノ山立夏は佐藤真冬と偶然出会う。
日々の生活の中で音楽への情熱を失いかけていた立夏だったが、偶然聴いた真冬の歌が刺さり、2人の距離は変わり始める。
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本作をもっとよく知るための小ネタ
こんな人におすすめ
- 原作コミック「ギヴン」が好き💕
- 原作になるべく沿った順序で、映像化作品を観たい!🎞️
- 天才同士がぶつかり合い、何を生み出すのかを見たい👀
ネタバレ感想
#01 Boys in the Band
<あらすじ>
上ノ山立夏は、ある日の昼休み、踊り場で眠る佐藤真冬と出会う。
ギターを直して以来、弾き方を教えてほしいと付きまとわれるようになった立夏だったが、真冬のその一途な想いは立夏にとって、どこか冷めてしまっていた音楽への情熱を思い出させるものだった。
昼寝場所を探していた高校生の上ノ山立夏は、ある日の昼休み、大事そうに弦の切れたギターを抱えたまま踊り場で眠る佐藤真冬と出会います。
なぜ弦の切れたギターを持っているんだとからかったところ、真冬はこのギターは直せるのかと食いついてきます。後日、立夏が弦を直してやると、弾き方を教えてほしいと付きまとわれるようになります。
小学生の頃からギターに触れ、今では思う通りの演奏ができるようになった立夏は、大学生たちとバンドを組んでいます。しかしその心はどこか冷めていて、立夏自身もそんな自分と熱のない音楽生活に飽き飽きしていました。そんな中で、真冬が熱心にギターを教えて欲しいと言ってきたのは、立夏にとって音楽への情熱を思い出させるものでした。
立夏はバンドメンバーに真冬を紹介し、自分たちの演奏を聴かせます。魅了される真冬。真冬は立夏にギターを教えてくれと頼みますが、立夏は「人に教えたことないから無理。軽音部に行けよ」とそっけない対応です。にも関わらず、翌日から真冬がいつもの踊り場に来なくなると焦る立夏。魂が抜けたようになりながらバンドの練習場へ向かうと、そこにはなんと真冬が。
この一週間ほどの間に、なんと真冬は自分でギターの弦を張り替えられるようになり、チューニングもできるようになっていました。そして、ふてくされる立夏に対して、「軽音部にも行ったけど、上ノ山くんの方がかっこよかったよ。だからギター教えてください」と微笑むのでした。
#02 Like Someone In Love
<あらすじ>
同じバンドのメンバーである中山春樹と梶秋彦に真冬を紹介した立夏。
二人からの助言もあって立夏は真冬にギターを教えることを決める。
はじめて弾くギターに興奮が隠せない真冬。
同じバンドのメンバーである中山春樹と梶秋彦からの助言もあり、立夏は真冬にギターを教えることを決めます。はじめて弾くギターに興奮が隠せない真冬。立夏はどうやって教えたものかと頭を悩ませ、試行錯誤します。
そんなある日、春樹と秋彦は音楽をする上で絶対必要なものを真冬に教えます。それは…金!何かとお金がかかるのがバンドマンというもの。アルバイトをしなさいと二人は真冬に教えます。
真冬はめきめきと腕を上げていきますが、音楽のおの字も知らなかったところからして、真冬は謎めいています。立夏が真冬の抱いているギターが父親か何かのものかと聞くと、父親はいないと言います。話題を変えようと、立夏が気になる音楽を尋ねたところ、真冬は「こんな歌がいつも頭の中で流れてる」と歌ってみせます。あまりの美声に、「うちのバンドに入ってくれ!」とすぐさま頼む立夏。
#03 Somebody Else
<あらすじ>
真冬の歌声に衝撃を受け思わずバンドに誘った立夏だったが、すげなく断られてしまう。
諦めきれない立夏は真冬を再度誘うも色よい返事はもらえず、避けられていた。
そんなある日のバンド練習中、立夏は春樹から真冬との付き合い方について諫められるが…。
真冬の歌声に衝撃を受け思わずバンドに誘った立夏でしたが、すげなく断られてしまいます。諦めきれない立夏は真冬を再度誘うも色よい返事はもらえず、立夏は真冬に避けられているように感じていました。
そんなある日のバンド練習中、立夏は春樹から真冬との付き合い方について諫められます。真冬は秋彦たちに教えられたとおり、音楽を続けるためにバイトの面接に行ったりと密かに頑張っていたのでした。もっと真冬と話してみなと春樹に言われ、真冬のバイト先であるクラブに赴く立夏。改めてバンドに誘おうとしたところ、柊と名乗る男子高校生が「真冬」と呼びかけ、音楽をやっていることを咎めるような口ぶりをします。
その場から逃げ出した真冬を追う立夏。バンドをやらない理由は彼なのかと問うと、首を横に振り、自分は何も考えていないみたいだと言われるからバンドのような人前で表現することは向いていないと思うと言います。立夏はブチ切れ、「俺がお前をバンドに誘ったのは、お前の歌に心を動かされたからだ」と叫びます。その言葉に背中を押され、真冬はバンドに入りたいと心を変えます。
#04 Fluorescent Adolescent
<あらすじ>
バンドに入ることを決心した真冬。
立夏は真冬の歌に曲をつけるために、久しぶりにギターに没頭していた。
バイト中の春樹は、やってきた友人の矢岳光司からライブに出てみないか誘われる。
バンドに入ることを決心した真冬。立夏は真冬の歌に曲をつけるために、久しぶりにギターに没頭していました。姉が心配するほど作曲に夢中になる立夏。
バイト中の春樹は、やってきた友人の矢岳光司からライブに出てみないか誘われます。
学校で、いつものようにギターを教える立夏は真冬にエフェクターを見に行かないかと誘います。休日に渋谷に繰り出し、予算不足のため中古のエフェクターを買うことになる真冬。二人の後ろ姿を、立夏の同級生の女子たちが偶然見ていました。そして徐に片方が話し始めます。「私、佐藤くんと同じ中学なんだけど…アレ(ゲイ)の噂、あったんだよね…」と。
#05 The Reason
<あらすじ>
ライブに出ることになった立夏たち。
春樹と秋彦はバーで酒を飲みながら立夏たちの事を話していた。
バイクで来ていた秋彦を自宅に泊めることになった春樹は、秋彦と出会った時のことを思い出す。
ライブに出ることになった立夏たち。春樹と秋彦はバーで酒を飲みながら立夏たちの事を話していました。
バイクで来ていた秋彦がうっかり酒を飲んでしまったため自宅に泊めることになった春樹は、秋彦と出会った時のことを思い出します。それは、春樹が参加していたバンドが空中分解で解散し、ちょうど中3になった、圧倒的な才能を持つ立夏とも出会った時期でした。
せっかく真冬がバンドに参加したからと、ライブではインスト曲だけでなく真冬ボーカルの曲を披露しようということになり、立夏は真冬の鼻歌から作った曲を真冬に聴かせます。好感触だったことにホッとする立夏。
しかしその直後の授業で、同級生の女子から「佐藤くん、男子と付き合ってたらしいよ。しかも去年相手の子が自殺して、その理由が佐藤くんらしいけど」と言われ、頭が真っ白になる立夏。
#06 Creep
<あらすじ>
真冬が当時付き合っていた相手が亡くなったという噂話を聞き、動揺する立夏。
真冬に問いただす勇気がないまま、立夏の自宅に秋彦が訪れた。
そこで秋彦は、真冬に詩を書かせてみてはどうかと提案する。
真冬が当時付き合っていた相手が亡くなったという噂話を聞き、動揺する立夏。真冬に問いただす勇気がないまま、立夏の自宅に秋彦が訪れました。そこで秋彦は、真冬に詩を書かせてみてはどうかと提案します。同じことを考えていた立夏は、バンド練習で詩を書いてみないかと真冬に持ち掛けます。
最初は難色を示す真冬ですが、春樹にも説得され、歌詞を書くことに。歌詞を考え続けた真冬は、立夏に「すごく好きな人がいたんだ。今はこれ以上の言葉を持てないけど、歌詞頑張って書いてみるね」と言います。その言葉を聞いた瞬間、明らかな嫉妬を感じる立夏。
#07 Tumbling Dice
<あらすじ>
自分の気持ちに気づいた立夏は、戸惑い、真冬にきつく当たってしまう。
秋彦に話を聞いてもらい、その気持ちが間違いではないと気付くも、認めていいものなのかと悩む立夏。
そんな立夏と真冬の様子を見守りながら、秋彦は自分と雨月の過去を思い出す。
自分の気持ちに気づいた立夏は、戸惑い、真冬にきつく当たってしまいます。それを見ていた秋彦は立夏に真冬のことが好きなのだろうと言い当て、その気持ちを認めろとアドバイスをします。しかし、立夏は認めていいものなのかと悩みます。
そんな立夏と真冬の様子を見守りながら、秋彦は自分と雨月の過去を思い出します。天才ヴァイオリニストの雨月と秋彦が出会ったのは、高校一年生の時のこと。雨月の圧倒的な才能を前にして、秋彦はヴァイオリニストへの道を諦めます。それと同時に、雨月の才能を羨み、それを恋人として手に入れたいという欲望のままに二人は付き合います。今はただの腐れ縁として同居しています。
ライブの日まで残り一週間。真冬のギターはかなり上手くなったものの、歌詞はまだできていません。秋彦は春樹に頼み、立夏と真冬の二人を焚き付けることにします。秋彦は真冬に「過去と決着をつけないと歌詞は書けない」とアドバイスし、春樹は立夏に「今のままじゃ真冬に(音楽的に)食われるよ」と火をつけます。
#08 Time Is Running Out
<あらすじ>
ライブ目前、季節は梅雨に入り、高校では期末試験のシーズン。
作詞がまったく進まない真冬の元に、真冬と、真冬のギターの元の持ち主・由紀の幼馴染、鹿島柊が訪ねて来る。
ライブ目前、季節は梅雨に入り、高校では期末試験のシーズン。
作詞がまったく進まない真冬の元に、真冬と、真冬のギターの元の持ち主・由紀の幼馴染、鹿島柊が訪ねて来ます。
柊は真冬と由紀と幼馴染でした。真冬と由紀はどちらも母子家庭の鍵っ子で、まるでお互いを補い合うかのように全く正反対ながらいつもぴったりと寄り添っていました。しかし、高校に入って真冬と由紀・柊が別々の学校に進んでから、真冬と由紀が喧嘩をしました。真冬が「俺のために死ねるの!?」と捨て台詞を吐いた数日後、由紀は飲めないお酒を大量に飲んで死んでいるのを真冬が見つけたのでした。柊は由紀が死んだ時もずっと他人事でしたが、誰かに許してほしいという気持ちで真冬のもとにやって来たのでした。真冬は柊をライブに来ないかと誘います。
いよいよライブ当日、歌詞はまだできていません。もう歌詞なしでやろうと言う立夏に、抵抗する真冬。
#09 冬のはなし
<あらすじ>
ライブ当日。
ふとした弾みで言い合いになり、真冬のギターの弦が切れてしまう。
春樹に言われ、急いで弦を買いに走る立夏は、真冬がいつも自分の言葉に答えようとしていたことに気づく。
ライブ当日。ふとした弾みで言い合いになり、真冬のギターの弦が切れてしまいます。「切れたらまた張ればいいんだよ」という春樹の言葉にハッとした立夏は、急いで弦を買いに走ります。走りながら、真冬がいつも自分の言葉に答えようとしていたことに気づき、反省します。
弦を張りなおす際、立夏は真冬に自分の想いを伝えます。真冬がバンドに来てから音楽が楽しいということ。
そして、歌詞はできないままに自分たちの演奏する番になりますが、なんと真冬は即興で歌詞をつけて歌い始めます。
大盛況の中に曲が終わると、真冬は全力を尽くしたというように立夏とともに袖にはけます。そして、立夏に「ここまで連れて来てくれてありがとう」と涙ながらに伝えた、その時、立夏が突然キスします。
舞台に戻る立夏。真冬は由紀を想いながら、新しくできた好きな人・立夏のことを君に伝えたいと心の中でつぶやくのでした。
ライブを終えた真冬に近づく柊。由紀は真冬が音楽を好きなことを知っており、真冬のために歌を作りたくて音楽を始めたのだと柊は言います。でも、真冬は由紀に「一緒にやろう」と言って欲しかったのでした。新しい好きな人がいると言う真冬の背中を押す柊。
#10 Wonderwall
<あらすじ>
ライブの余韻と勢いで、真冬にキスしたことに狼狽える立夏。
真冬が熱で欠席していることを知った立夏は、見舞いに行くため、真冬の自宅へと向かう。
後日、ライブの打ち上げと真冬の快気祝いを兼ねた席で、四人は自分たちのバンドの今後について話し合い、バンドの名前を考えるのだった。
ライブの余韻と勢いで、真冬にキスしたことに狼狽える立夏。真冬が熱で欠席していることを知った立夏は、見舞いに行くため、真冬の自宅へと向かいます。
後日、ライブの打ち上げと真冬の快気祝いを兼ねた席で、四人は自分たちのバンドの今後について話し合い、バンドの名前を考えます。別れた彼氏の母親からもらったというギヴソンから「give」、そしてもともとのバンド名「seasons」から、「given」というバンド名にすることに。早速SNSアカウントを作り、先日のライブ音源を流してみます。
有頂天な秋彦はライブ映像を雨月に見せます。雨月は心の中で、先日のライブを生で見ただけにもったいないとつぶやきます。
一方、楽器屋で偶然会った真冬と柊。暇なら次のライブも見に行ってやると意地悪に言う柊ですが、本当は真冬とサシで話した時、安堵で大泣きしたほどでした。
真冬は立夏を連れてみなとみらいへ行き、「僕は上ノ山くんが好きだよ」と告白するのでした。
#11 Song2
<あらすじ>
真冬に告白された立夏は、真冬と両想いだとわかり嬉しい反面、バンドに色恋沙汰を持ち込むべからずという、過去の言葉の間で葛藤する。
だが、正直に春樹と秋彦に報告し、春樹からはお小言を、秋彦からはぞんざいな祝福をもらった二人。
一方、密かに秋彦を想う春樹は…。
真冬に告白された立夏は、真冬と両想いだとわかり嬉しい反面、バンドに色恋沙汰を持ち込むべからずという、過去の言葉の間で葛藤します。しかし、正直に春樹と秋彦に報告し、春樹からはお小言を、秋彦からはぞんざいな祝福をもらった二人。
一方、密かに秋彦を想う春樹はもやもやとした気持ちを持て余しながらも、秋彦への片想いを続けます。
アー写を撮ったギヴン。帰り道に祭りに寄りながら、立夏は真冬に次はどんな歌が歌いたいか尋ねるのでした。
まとめ
原作未読です。商業BL界では伝説的に有名な作品だとは知りながらも、気づいた時には原作の巻数がかなり進んでいて、手を出せぬまま今日に至りました🙏💦
自分が音楽に疎いこともあり、音楽モノのBL作品はあまり積極的には読んでこなかったのですが、映像と音とともに咀嚼してみると、すごくしっくりきて、アニメで見られてよかったとしみじみ感じました。
原作既読です。真冬の魅力的な声をどう現実に落とし込むのか?が一番気になるところでしたが、声優さんがうまく演じてくださっていて感動しました。
また、個人的に立夏の演技がすごく好きです。いかにも青春してる男子って感じが出ていて、ニヤニヤしちゃいますw
春樹の、お人好しっぷりが声に出ている感じもすごくいい〜!
続きが楽しみです。
原作既読です。高校生がバンドを作って、衝突しながらも成長していく物語…って聞くと、うわっ王道だな!って思って忌避しちゃうBL玄人の方も多いと思うんです。でも、「ギヴン」の面白さって、その王道の良さを超えてくるところにあるんですよね。こちらの想像を超えてくるんです。エピソード一つ一つはあるあるなんだけど、魅せ方がうまい。演出力がすごいんです。その良さがアニメではしっかり再現されてて嬉しかったな。
「ギヴン」未読の方は、ぜひアニメから入ってみてほしいです。原作よりも手を出しやすいと思うので!
今回3人が見た「ギヴン」は、Amazonプライムビデオで無料視聴できます。
ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨