葵居ゆゆ先生「愛傷コレクション」で、主人公の十有くん(受け)が監禁中に食べたグラタンを再現しました!
花賀屋さん(攻め)が手作りした、愛情たっぷりのグラタン❤️
本作を知っている方も知らない方も、ぜひ見ていってくださいね😆✨
- 愛の監禁グラタンとは?
- 参考レシピ
- 材料(2人分)
- 作り方
- 1.マカロニは袋の表示通りにゆでて、冷水でしめて水気をきる。熱いうちにバター少々(分量外)をからめる。
- 2.玉ねぎが透明になったらえび、マッシュルームを加え、中火にかけて炒める
- 3.ふたをしないで水分が半分になるまで煮詰める。木ベラを動かして鍋底が見えるくらいになればOK。
- 4.いったん火を止め、小麦粉を加えて粉が見えなくなり全体になじむまで、しっかりと混ぜる
- 5.牛乳を7〜8回に分けて加え、4回目までで、だいたい分量の半分(250ml)ほどを加えていく
- 6.牛乳をすべて混ぜ込んだら、粉チーズ、チキンスープの素、ピーマンを加え、中火にしてフツフツと煮立ってきたらマカロニを入れ、塩、こしょうで味をととのえる
- 7. ほうれん草は食べやすい大きさに切る
- 7.グラタン皿にバター(分量外)を塗り、澄ましバターをまわしかけ、仕上げ用のパン粉、粉チーズの順にふってから表面を軽く手で押さえ、焦げ目が均等につくようにする
- 感想
愛の監禁グラタンとは?
「愛傷コレクション」は、養父や元彼に性的暴行を受け続けた十有くんが、傷のあるものが大好きな花賀屋さんに偶然拾われ、心身の傷を癒やしていく物語です。
花賀屋さんはとにかく十有くんに優しいんですが、ある事件がきっかけで、自分に好意を向けてくれていたはずの十有くんが自分から離れるのではないかと思い込みます。それで十有くんは監禁されちゃうんですね。
その時に花賀屋さんが十有くんに作ってあげたのが、グラタンです✨
十有くんを自分だけのものにできるのが嬉しくて、自分の膝にのせて、さらにフーフーして食べさせてあげたりなんかして〜!!😆❤️
十有くんは花賀屋さんに甘えられるのが嬉しくてふにゃふにゃにとろけちゃうんですが、それがもうメチャクチャ可愛いんです🥺❤️
十有くんがメロメロになりながら食べてたグラタンが食べたい…私も十有くんに「あーん」してる妄想をしたい!!ということで、作ってみました。
参考レシピ
花賀屋さんはかなり凝り性な感じがするので、プロのレシピを探してみました。作中で特に具材の指定などはなかったので、自由に妄想します。
▼参考にしたベースのレシピはこちらです。
▼これと
▼これも、一部参考にしました!
材料(2人分)
- マカロニ(乾)…48g(ゆでると120g)
- むきエビorシーフードミックス…110〜200g(冷蔵庫または塩水で解凍)
- 玉ねぎ…小1/2個
- ピーマン…1/2個
- 薄切りマッシュルーム…6個(85〜100g)
- セロリ…15g
- ほうれん草…1/2束
- オリーブオイル…大さじ1
- 強力粉…小さじ2
- 塩…少量(0.5g)
▼ベシャメルソース用
- 無塩バター…50g
- 白ワイン…20ml
- 小麦粉…50g
- ローリエ…一枚
- 牛乳…500ml(もしくは生クリームと半々)
- チキンスープの素(顆粒)…大さじ1/2
- 粉チーズ…大さじ1
- 塩、こしょう…各少々
▼仕上げ用
- パン粉(乾燥)…4g
- 粉チーズ…小さじ4(8g)
- 澄ましバター…大さじ4
※バターを湯煎にかけて溶かしたあと、2層に分離した透明な上澄み部分のこと
▼飾り用
- パセリ…適量
作り方
1.マカロニは袋の表示通りにゆでて、冷水でしめて水気をきる。熱いうちにバター少々(分量外)をからめる。
ボウルにシーフードを入れ、強力粉小さじ2、塩少量(0.5g)を加えてもみます。オリーブオイルを加え、さらにもみます。
塩少量(分量外)を加えた熱湯に入れ、再び沸騰したらざるに上げます。(この下処理でプリプリに仕上がります!)
玉ねぎ、ピーマン、セロリは少し厚めに薄切りにしてください。
2.玉ねぎが透明になったらえび、マッシュルームを加え、中火にかけて炒める
少し香りが立ち、えびの色が少し変わってきたら白ワインを加えます。
3.ふたをしないで水分が半分になるまで煮詰める。木ベラを動かして鍋底が見えるくらいになればOK。
4.いったん火を止め、小麦粉を加えて粉が見えなくなり全体になじむまで、しっかりと混ぜる
必ず火を止めてから粉を加えるのが、失敗しないポイントです。なじんでくると、かなりもったりとして木ベラが重くなります。
5.牛乳を7〜8回に分けて加え、4回目までで、だいたい分量の半分(250ml)ほどを加えていく
5回目を混ぜ終わった後は、さらに全体をのばしていくようなイメージで、弱火にかけなら混ぜます。
6回目からは牛乳を多めにザーッと加えてもOK。だいたいトータルで7~8回に分けて入れ終わるのが目安です。牛乳が残らないようにしっかりと混ぜ込みます。
6.牛乳をすべて混ぜ込んだら、粉チーズ、チキンスープの素、ピーマンを加え、中火にしてフツフツと煮立ってきたらマカロニを入れ、塩、こしょうで味をととのえる
木ベラからさらっと落ちていたソースが、とろみがついてもったり落ちる状態になったら、ホワイトソースの完成です。
表面の様子をしっかり見て、ソースにつやが出てきたら加熱終了のサインです。
7. ほうれん草は食べやすい大きさに切る
まず焦がしバターを作ります。フライパンにバター5gを入れて中火にかけ、フライパンを傾けて動かし、バターを回します。
バターが溶けてくると大きな泡が出てくるが、焦げを均一にするために回し続けます。
うっすらと色づき、泡が細かくなって、すっと落ちるように消える瞬間があります。この状態が焦がしバターです。
焦がしバターにほうれん草を加えて強火で炒めます。半分ほど火が通った状態でざるに上げます。6にこれを加えてよく混ぜ、全体に馴染ませます。
7.グラタン皿にバター(分量外)を塗り、澄ましバターをまわしかけ、仕上げ用のパン粉、粉チーズの順にふってから表面を軽く手で押さえ、焦げ目が均等につくようにする
約220℃に予熱したオーブンで15~20分、焦げ目がつくまで焼いたら完成!
感想
めちゃくちゃ上品な味がする………🤭✨✨✨
これ…自宅で作ったグラタン…?ほんとに…?シェフを呼んでいただける…?ってなりました。ホテルとかで食べるグラタンの味がします🍽✨
上品に感じるのはたぶん、ホワイトソースとチーズのせいです。
ホワイトソースもチーズも、胃にガツン!!!とくる濃厚な食べ物という印象だったんですが、これは全然別物って感じで…。
ホワイトソースはミルキーだけどくどさがなくて、口の中でスッと溶けていく感じ。
チーズは、濃厚だけど舌に長く残らず、香りだけを残して去っていく感じ。
同じ名前の違う食べ物みたいです…調理法が違うだけでこんなに変わるのか…!!😳✨
ホワイトソースってこんなに繊細で柔らかな口当たりなんだな〜と、このグラタンで初めて知りました。ただの喉に絡まる、濃ゆ〜い液体だと思ってたな…。
チーズは独特な種類にしたからか、個性的な後味なのがまた最高です😆🧀❤️
海老は想像以上にぷりっぷり!歯ごたえがよくて楽しいです!🦐
時々ピーマンとセロリが出てきて、チーズやバターでこってりしがちな味を爽やかにまとめてくれていました。
グラタンにこの2つの野菜を入れるイメージが全然湧かなかったんですが、すっごく合います!!😳❤️
マッシュルームも、エビとは違うぷりぷり食感が楽しいです。玉ねぎは大きめに切ったほうが食べ応えあって良かったな〜。
いやあ、大満足の味でした!!また作りたいな〜!!😆❤️❤️❤️
じっくり堪能しようと思っていたのに、美味しすぎて2人前くらいはぺろっと食べてしまいます…おそろしい…。
十有くんのお腹をたっぷり満たしつつも、花賀屋さんらしい上品さがある料理だなあと食べながらにやけました☺️🌸
あれこれ手間はかかるけれど、その労力を吹き飛ばすくらい美味しいメニューでした!
皆さんもぜひ、「愛傷コレクション」を読んで心震わせつつ、おいしいグラタンを食べて萌え悶えてください〜!!✨