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	<title>BL小説</title>
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	<description>おすすめBL作品紹介サイト</description>
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	<item>
		<title>中庭みかな「片恋のスピカ」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜乙女座でひときわ輝くスピカのような彼に、僕は片想いしている</title>
		<link>https://blmania.net/novel/one-sided-love-spica-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 08 Aug 2025 10:35:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎コミックス]]></category>
		<category><![CDATA[中庭みかな]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎ルチル文庫]]></category>
		<category><![CDATA[さがのひを]]></category>
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					<description><![CDATA[中庭みかな先生「片恋のスピカ」を読みました！ 中庭みかな先生作品の中でも、特に星ー乙女座のスピカーをテーマにした本作は、登場人物ひとりひとりが、夜空に輝く星のように個性的に輝いています。明るい星もあれば、暗い星もあり…。 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="background-color: #ffff99;">中庭みかな先生「片恋のスピカ」</span></strong>を読みました！</p>
<p>中庭みかな先生作品の中でも、特に星ー乙女座のスピカーをテーマにした本作は、登場人物ひとりひとりが、夜空に輝く星のように個性的に輝いています。明るい星もあれば、暗い星もあり…。<br />
彼らがそれぞれに光るさまを観ていると、まるで天体観測のようで、ワクワクさせられますよ。</p>
<p>以下、登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-22153"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">片恋のスピカ</a></li></ol></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">「片恋のスピカ」の同人誌情報</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">Sucre glace</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">ひめくりスピカ</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29634305.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29634305_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>謎多き図書館職員×トラウマ持ちの半引きこもりアルバイト</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
勤めていた会社を辞め、ほとんど引きこもるように暮らしていた乙矢。<br />
外の世界へと連れ出してくれたのは、貸出カウンター越しに出会った図書館職員の霧島柊吾さん。<br />
<strong>彼に憧れるまま図書館でバイトを始めた乙矢だったが、胸に燻る想いを誰にも知らせるつもりはない。</strong></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>両片想いのモダモダ感が好き&#x2194;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>傷を抱えた主人公が、恋を通して成長していくさまを見つめたい&#x1f4aa;</strong></li>
<li><strong>紳士的で優しい一途な攻めにときめく&#x1f495;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">片恋のスピカ</span></h3>
<p>3ヶ月前から市立図書館のアルバイトとして働く眞鍋乙矢は、同僚の市役所職員である霧島柊吾に密かに片想いをしています。温和な見た目そのままに優しい柊吾を尊敬し、恋慕を募らせる乙矢でしたが、彼がゲイらしき男に絡まれているのを見て、つい「気持ち悪い」と言ってしまって…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>主人公（受け）の眞鍋乙矢は、物心ついた時からずっと周囲に「オトメちゃん」と呼ばれることで、ゲイであることを当てこすられ続けていました。</strong></span><br />
漢字のイメージでその人をからかうのって、あるあるですよね…。しかも一旦そういうキャラとみなされると、学校のような小さなコミュニティではすぐに広まる上になかなかそのイメージって覆せなくて、しんどい思いをする…。<br />
乙矢自身はとても繊細で傷つきやすい性格ゆえに、和を乱すことを恐れるがあまり「俺がゲイなのを馬鹿にしないで」「俺は&#8221;乙矢&#8221;で、&#8221;オトメちゃん&#8221;じゃない」と注意することもできず、ずっと我慢し続けて、最後は心も体も壊してしまいます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>中庭みかな先生は、キャラクターの心の動きを丁寧に追ってくださるところが魅力の一つだと感じているのですが、本作もまさにそうで。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>人にも物にも遠慮しすぎて生きづらいのではないかと思うほど、あまりにも周りのことを考えすぎてしまう乙矢が、人を不快にさせたくないと自分の気持ちを押し殺して、少しずつ心が壊れていく様子は、まるで静かに佇む砂の城が、荒い海の波に少しずつ侵食されていくのを見ているかのようでした。</strong></span><br />
凶暴で大きすぎる力に、美しいものが削られ、小さく、そして見えなくなっていく姿を、ただ目で追うことしかできない無力感を、読みながらずっと感じていました。<br />
できることなら、本の中に強引に割り込んで、「乙矢を侮辱するな！！」と叫んで回りたい。なのに、私はただ見ていることしかできない。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>人の心が壊れていくさまを、みかな先生はまざまざと鮮烈に描いていて、だからこそ辛さが倍増します。辛いです。</strong></span></p>
<p>でも、そんな乙矢を救ったのが、攻めの霧島柊吾でした。<br />
乙矢は思い切って柊吾に告白しようと思っていた矢先、偶然会った元同僚に、ゲイ弄りをされたせいで会社を辞めたことを一方的に暴露され、挙げ句の果てには「嫌なら嫌って言えば良かったのに」と同じ口で詰られるのです。乙矢は自分が、柊吾が嫌っていたゲイであると打ち明ける羽目に。<br />
結果的には、柊吾がゲイ嫌いというのが乙矢の勘違いで、柊吾も乙矢のことを好きだったからこそ、この「元同僚の勝手にカミングアウト事件」はさほど大きな心の傷にならずに済みました。<br />
でも、前の会社での心の傷を、柊吾を愛することでようやく癒し始めていたのに、過去の亡霊（元同僚）が勝手にカミングアウトしてきて、乙矢はきっと相当に絶望したと思います。ようやく立ち直ろうと頑張り始めていたのに…と。<br />
そこで柊吾が傷ついた乙矢を受け止めてくれてホッとしたし、それが二人が恋愛という新しい関係を築くきっかけになったのは不幸中の幸いでした。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>こうしてあらすじをざっくりと追ってみると、本作は決して複雑な構造はしていません。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>名前の特殊さゆえにゲイいじりをされたトラウマ持ちの乙矢が、柊吾に出会って、片想いをする中でその傷を癒していく物語。至ってシンプルです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかし、シンプルだからこそ、中庭みかな先生の心理描写力が光るんですよね。</strong></span><br />
ゲイいじりをされている時に乙矢がどれだけ苦しい思いを我慢していたか、柊吾にどんな熱い片想いの気持ちを抱いていたか…それが、誰にでも分かる平易な言葉づかいで、でもその文章は中庭みかな先生しか思い浮かばないというような独創性ある書き方で…一文一文がひしひしと胸に迫ってくるんです。</p>
<p>私が作中の心理描写で一番好きなのは、この文章です。</p>
<blockquote><p><strong>乙女座で一番明るい星は、スピカという名前の1等星だ。だからあの日、柊吾が優しく両手のひらで包み込んでくれた銀色の小さな星は、乙矢にとってのスピカだった。空で、星が光るように、ただそこにいてくれるだけでいい。何も求めない。それが、乙矢の片想いだった。</strong></p></blockquote>
<p>乙矢はまだ前職のトラウマでほぼ引きこもり状態だった時、ふらりと市立図書館に来て、そこに飾られていた七夕飾りから落ちたおりがみの星を、柊吾に届けるんです。<br />
そして、図書カードを作る時に「乙矢」という名前を書いて、「変な名前だと言われるのではないか」と怯える乙矢に、「僕は乙女座なんですよ」と柊吾は話しかけます。<br />
柊吾はおりがみの星を大事そうに届けてくれた乙矢に一目惚れし、乙矢もまた自分の名前を馬鹿にせずに「僕も」と乙女座の話をしてくれた柊吾に惹かれます。<br />
柊吾は乙女座でひときわ美しく光るスピカのようだ、と、心の中で星空をまぶしげに見つめる乙矢を想像すると、そのロマンチックさに胸がドキドキします。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>また、本作は純文学的な地の文も見どころで、例えば、私が特に好きなのはこれらの文章です。</strong></span></p>
<blockquote><p><strong>冷たい夜の空気の中、好きな人のぬくもりが伝わってくる。冬に恋人たちがくっつきたがる理由がわかる気がした。温かくて、心の中がしんと明るくなる。</strong></p></blockquote>
<p>想いを打ち明ける次の声のために含んだ空気には、すぐ隣にいる人の優しい気配が溶け込んでいる気がして、甘く感じた。</p>
<p>「心の中がしんと明るくなる」とか「隣にいる人の優しい気配が溶け込んでいる気がして、（空気が）甘く感じた」とか、単語自体は全然難しくないのに、しっかり情景を想像できて、しかもロマンチック。でもしっかり独創的で、中庭みかな先生ならではの、繊細で美しい言葉づかいだなあと感じます。</p>
<p>本作は、片恋の「スピカ」というタイトルの通り、主人公が「乙矢」と乙女座を思わせる名前に始まり、恋人となる柊吾との出会いのきっかけがおりがみの星であったり、二人の恋人になって初めてのデート先がプラネタリウムであったりと、星にまつわる物語になっています。<br />
それゆえに、中庭みかな先生作品の真骨頂である、「繊細な/ロマンチックな表現の美しさ」を噛み締められる一冊でもあります。<br />
星という言葉からイメージされる、どこか敬虔で、きらきらと輝いていて、美しくて、でも不思議と寂しさもあるような…本作は、そんな一冊となっています。</p>
<p>ここから先は星の海<br />
乙矢と付き合い始めた柊吾ですが、ウブな反応を見せる乙矢が可愛くて、キスより先の関係はまだ築けていません。そんな中、浮浪者のアラシさんが乙矢に急接近して…。</p>
<p>冒頭では、ウブな乙矢が百戦錬磨（？）の柊吾の仕掛けるキスにどぎまぎしている様子がかわいくて、ただただ愛おしいばかりでした。本編とは違って本作は柊吾視点なので、余計に乙矢のかわいさが強く感じられたんですよね。その後、このことがどれほど拗れるか知りもせずに…。</p>
<p>本作では、柊吾がなぜこれまでの恋人（例えば勇実）とは全く正反対の乙矢を好きになったのかが語られます。</p>
<p>・よく似た孤独を知っている気がして、共鳴するように興味を惹かれた。その優しい弱さと寂しさを知れば知るほど、深みにはまった。<br />
・乙矢と一緒にいると、柊吾はなぜか息が楽になる。彼が柊吾よりずっと生きるのが苦しそうに見えたからかもしれない。そんなに怖がらなくてもいいよ、と乙矢に優しくしたいという思いが、知らず知らず、自分自身も癒すのだろう。そうして乙矢がまたそれ以上の優しさを返してくれる。<br />
・かつて勇実に心惹かれたのは、自分にどこか似た風貌を持っていたからだ。それが鏡に映る自分を慰撫する行為だったのだと、今ならわかる。</p>
<p>派手な容貌をした、自分と似た背格好の恋人ばかりを求めたのは、自分自身を慰めたかったから。でも、勇実が家のために女性と結婚すると分かった時、柊吾はそうして擬似的に自分を慰める行為の虚しさに気付いたのかもなと思います。<br />
そしてちょうど同時期に乙矢に出会ったから、自分に似た孤独を持って生きるのが苦しそうな乙矢を慰めたいと思いはじめ、そして乙矢から返される不器用な優しさに惹かれていった…。<br />
本編は乙矢視点ということもあって、柊吾のこれまでの人生や感情の起伏があまり見えなかっただけに、「柊吾さん、そんなふうに考えていたの！」と驚くポイントが多かったです。</p>
<p>そして、勇実の結婚式への出欠をどうするかという相談をきっかけに、乙矢は柊吾を「違う世界に住んでる人みたい」と突き放し、距離を置くようになってしまいます。これまで遊びの恋しかしたことのなかった柊吾はひどくショックを受けて、どうにか元通りになろうとするのですが、焦るあまりに普段はしない迂闊な言動などで余計に乙矢から嫌われてしまいます。<br />
トドメが、二人の勤務する図書館に入り浸っている浮浪者のアラシさんが、乙矢に急接近する事件の勃発。二人はこの事件を通して仲直りするのですが、これがとにかく切ない…。</p>
<p>アラシさんは乙矢の帰りを待ち伏せして、何か危害を加える…のかと思いきや、なんとお姫様にするように跪いて、綺麗にラッピングされた白い花をプレゼントし、「月に一緒に来てほしい」と頼むんです。<br />
私、これを読んだ時に、胸が張り裂けそうでした。主役カプのこと以外でこんなに心動かされるのは、初めてかもしれないと思うほどでした。<br />
柊吾はアラシさんのことを、こう評しています。</p>
<p>アラシさんは、いつか迎える生涯の果てにいる柊吾だった。自分でもはっきりと意識しない不安を映し出す、鏡のような存在だった。だから怖かった。</p>
<p>誰にも気にかけても優しくもしてもらえず、自分からも人との縁を作ることを拒絶し、ただ自分の掲げた目的のためだけに生きている人。誰にも迷惑をかけていなくても、ただいるだけで「危険人物」だと白い目で見られる。<br />
柊吾は自分の将来の姿をアラシさんに重ねていましたが、私も自分自身に対して同じことを感じました。<br />
自分の未来をアラシさんに重ねたからこそ、ただ一人自分を気にかけてくれる乙矢を、まるでお姫様を迎えに行くみたいにアラシさんが誘った気持ちが痛いほどよく分かったんです。<br />
月に行くという荒唐無稽に思える計画を真剣に聞いてくれた乙矢なら、自分と同じ夢を見て、一緒に人生を歩んでくれるんじゃないか、って…アラシさんはそう思ったんじゃないでしょうか。今の自分にできる渾身のプロポーズを、乙矢にしたんじゃないでしょうか。<br />
柊吾も乙矢も、アラシさんを馬鹿にしたり笑ったりしませんでした。ただ、恋人のいる星から離れられないと誠実に断ってくれたのが、私は嬉しかった…。アラシさんの真摯な愛の告白を、真正面から受け止めてくれた乙矢に頭が下がる思いでした。</p>
<p>アラシさんの素直な感情に感化されてか、柊吾と乙矢は自分たちの関係をきちんと見直します。そこで、乙矢は、柊吾が自分を子供扱いして恋人らしく先に進もうとしないことに焦りを抱いていたこと、柊吾は、初めて本気に好きになった乙矢を前に一人で舞い上がり、乙矢の気持ちを蔑ろにしていたことを吐露しあい、心も体も結ばれるんですね。<br />
そして、家族へのカミングアウト、前職でのスキルを活かした仕事の受注など、明るい未来が感じられる終わりになっていました。</p>
<p>今回は、柊吾も乙矢も、優しすぎるがあまりにお互いの心の深いところに踏み込めず、それで関係がどんどん悪化して…という負のループに入ってしまいました。<br />
でも、これからの二人はきっと同じことは繰り返さないと思います。お互いにどれほど深く愛しているかを知った二人は、この関係が簡単に手放せるものではないと分かったはずだから。この一件で、二人はこの愛が死ぬまで（もしかしたらその後だって）続くのだと痛感したのではと思います。<br />
これから二人が何か大きな壁にぶち当たったとしても、その時はこの時よりもっとお互いに気持ちや考えをぶつけられるようになっているのではないかな。<br />
恋をして、その苦しみに揉まれながら成長していく二人を見て、ああいつまでもこうして見つめていたいなあと幸せな気持ちにさせられました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc5">まとめ</span></h2>
<p>苗字や名前、顔や体格、国籍やセクシャリティ…そういったものを理由に、「いじられ」ることって、誰しも経験があるのではないかと思います。<br />
嫌だと反発しても、余計に面白がってやめてもらえず、とても辛い思いをする…そんな苦しい思いが心と体を蝕み尽くした時、いっそのこと死んでしまいたいと思うこともあるでしょう。<br />
本作の主人公である眞鍋乙矢は、まさにそういった苦悩を背負った人です。</p>
<p>そして、そんな乙矢の心を癒すきっかけになったのが、図書館勤務の公務員・霧島柊吾。<br />
柊吾はありのままの容姿を家族からさえも否定され続けてきた人なのですが、二人は互いの持つ寂しさや苦しみに惹かれ合うように、少しずつ距離を縮めていきます。</p>
<p>時には傷つけ、諦め、それでもやはり愛してしまったりして…片想いだと知っていても、愛することをやめられない、健気で一途な二人の姿は、痛々しいほど切なくて、胸を掴まれます。</p>
<p>柊吾、乙矢、それぞれの中に自分と似たものを見つけたあなた。ぜひとも読んでみてください。読後、心の脆くて柔らかい部分を、そっと抱きしめられたような気持ちになるはずです。<br />
もし今あなたの心が、光の一切ない真っ暗な夜空のようだと思うなら、本作はきっとその心を導くスピカのような存在になってくれるでしょう。<br />
悲しいほどの優しさに溢れた本作を、読んでみませんか？</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29634305.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29634305_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">片恋のスピカ</span></strong><br />
作者：作者名<br />
勤めていた会社を辞め、ほとんど引きこもるように暮らしていた乙矢。外の世界へと連れ出してくれたのは、貸出カウンター越しに出会った図書館職員の霧島柊吾さん。彼に憧れるまま図書館でバイトを始めた乙矢だったが、胸に燻る想いを誰にも知らせるつもりはない。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=886645407&amp;vc_url=https%3A%2F%2Frenta.papy.co.jp%2Frenta%2Fsc%2Ffrm%2Fitem%2F185934%3Fref%3Dvc"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13209 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/renta.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">「片恋のスピカ」の同人誌情報</span></h2>
<h3><span id="toc7">Sucre glace</span></h3>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://booth.pximg.net/f3ac3790-62a0-41d8-970d-1326af861c3f/i/6147715/a63ed497-5e65-43d9-bc0a-296c11c69596_base_resized.jpg" width="354" height="533" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://booth.pm/ja/items/6147715">Sucre glace &#8211; トルタンタタ</a></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>2024/09/19発行の同人誌「Sucre glace」には、書店特典SS・書き下ろしSSの2本が収録されています。</strong></span><br />
それぞれ、乙矢のエプロンの紐のお話と、柊吾と乙矢お互いの体臭の香りにまつわるお話です。</p>
<p>ネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/fanzine/sucre-glace-review" title="中庭みかな 同人誌「Sucre glace」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜中庭みかな先生作品商業作品特典SS+書き下ろしSSまとめ集" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">中庭みかな 同人誌「Sucre glace」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜中庭みかな先生作品商業作品特典SS+書き下ろしSSまとめ集</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">中庭みかな先生の同人誌「Sucre glace」を読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2024.10.26</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc8">ひめくりスピカ</span></h3>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-medium aligncenter" src="https://booth.pximg.net/c/620x620/f3ac3790-62a0-41d8-970d-1326af861c3f/i/5182230/5aed6bb2-cd82-4dff-806e-7ccedf91e5ec_base_resized.jpg" width="459" height="620" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://booth.pm/en/items/5182230?BOOTH-APP-CLIENT-VERSION=%2Bnvvurdsi%3D%2B%27A%3D0%2Fsearch%2FEternity%2Fbrowse%2FAudio+Goods+%28Other%29%3Fmax_price%3D0">「ひめくりスピカ」トルタンタタ-booth</a></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>2023/10/08発行の同人誌「ひめくりスピカ」には、中庭みかな先生の個人ブログに掲載等の5話＋新規書き下ろし6話、計短編11本が掲載されています。</strong></span><br />
ほのぼのから、特別にえっちな二人まで、乙矢と柊吾さんの仲良しな日常のお話です。</p>
<p>ネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/fanzine/daily-spica-review" title="中庭みかな「ひめくりスピカ」のあらすじ・ネタバレ感想｜乙矢と柊吾さんの甘く愛しい日々" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">中庭みかな「ひめくりスピカ」のあらすじ・ネタバレ感想｜乙矢と柊吾さんの甘く愛しい日々</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">中庭みかな先生「ひめくりスピカ」を読みました！前職でひどい「いじり」を受け辞職した青年の、物腰柔らかな図書館職員への片想いから始まる、優しくて泣けるBL小説、「片恋のスピカ」の同人誌です。登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2023.11.13</div></div></div></div></a>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>樋口美沙緒「ムシ」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜ムシと人間が融合した人類の超設定にハマる人続出！！</title>
		<link>https://blmania.net/novel/the-insect-series-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 01 Aug 2025 03:16:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[花丸文庫]]></category>
		<category><![CDATA[樋口美沙緒]]></category>
		<category><![CDATA[白泉社]]></category>
		<category><![CDATA[街子マドカ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21974</guid>

					<description><![CDATA[ムシ擬人化チックファンタジー！樋口美沙緒先生「ムシ」シリーズを読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728; パ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ムシ擬人化チックファンタジー！<strong><span style="background-color: #ffff99;">樋口美沙緒先生「ムシ」シリーズ</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21974"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ムシシリーズの読む順番</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">愛の巣へ落ちろ！</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">愛の蜜に酔え！</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">愛の裁きを受けろ！</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">愛の罠にはまれ！</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">愛の本能に従え！</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">愛の在り処をさがせ！</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">愛の在り処に誓え！</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">愛の星をつかめ！</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">もしも薔薇を手に入れたなら</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">愛の夜明けを待て！</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">愛の嘘を暴け！</a></li></ol></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_26835932.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_11%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/26835932_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>ハイクラス種タランチュラ、高校3年生×ロウクラス種シジミチョウ、高校1年生</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>シジミチョウ出身で庶民の翼は、ハイクラス名家の御曹司でタランチュラ出身の澄也に憧れ星北学園に入学。</strong><br />
しかし実際の澄也は超嫌な奴で、あげくにすぐに手を出され！？</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>擬人化モノが好き&#x1f465;</strong></li>
<li><strong>蝶やクモなど、虫が好き&#x1f577;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>愛について深く考えたい&#x1f4ad;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ムシシリーズの読む順番</span></h2>
<p>基本的には、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>刊行順に読むのがおすすめ</strong></span>です。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22086 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<div class="blank-box bb-blue"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」→「愛の蜜に酔え！」→「愛の裁きを受けろ！」→「愛の罠にはまれ！」→「愛の本能に従え！」→「愛の在り処をさがせ！」→「愛の在り処に誓え！」→「愛の星をつかめ！」→「もしも薔薇を手に入れたなら」→「愛の夜明けを待て！」→「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」→「Love Celebrate！Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」→「愛の嘘を暴け！」</strong></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>ただ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>作品内の時系列に従って読みたい方</strong></span>は、</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22085 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<div class="blank-box bb-blue"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」→「愛の裁きを受けろ！」→「愛の罠にはまれ！」→「愛の在り処をさがせ！」→「愛の在り処に誓え！」→「愛の嘘を暴け！」→「愛の星をつかめ！」→「もしも薔薇を手に入れたなら」→「愛の本能に従え！」→「愛の夜明けを待て！」→「愛の蜜に酔え！」→「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」→「Love Celebrate！Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」</strong></div>
<p>の順番がおすすめです。</p>
<p>というのも、それぞれの作品のカップリング内容は</p>
<div class="blank-box bb-blue">
<ul>
<li><strong>「愛の巣へ落ちろ！」→七雲澄也（高3）×青木翼（高1）</strong></li>
<li><strong>「愛の裁きを受けろ！」→澄也のいとこ・七雲陶也（大4）×蜂須賀郁（大1）</strong></li>
<li><strong>「愛の罠にはまれ！」→澄也の親友・兜甲作（弁護士）×郁の弟・蜂須賀篤郎（アルバイト保育士）</strong></li>
<li><strong>「愛の在り処をさがせ！」→シモン×澄也の患者・並木葵</strong></li>
<li><strong>「愛の在り処に誓え！」→同上（上の続編）</strong></li>
<li><strong>「愛の嘘を暴け！」→シモンの親友・フリッツ（医者）×シモンの弟・テオドール（大4）</strong></li>
<li><strong>「愛の星をつかめ！」→翼の親友・白木央太（パティシエ）×澄也の親友・雀真耶（学校の副理事長）</strong></li>
<li><strong>「もしも薔薇を手に入れたなら」→同上（上の番外編）</strong></li>
<li><strong>「愛の本能に従え！」→村崎大和（高1）×七安歩（高1） ※澄也が保険医、真耶が副理事長として登場</strong></li>
<li><strong>「愛の夜明けを待て！」→大和のいとこ・志波久史×大和の初恋相手・黄辺高也</strong></li>
<li><strong>「愛の蜜に酔え！」→有賀綾人（高3）×黒木里久（高1）</strong></li>
<li><strong>「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」→「愛の巣〜」「愛の蜜〜」「愛の裁き〜」3カップルのお話</strong></li>
<li><strong>「Love Celebrate！Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」→「愛の罠〜」「愛の本能〜」「愛の在り処〜」「愛の星〜」4カップルのお話</strong></li>
</ul>
</div>
<p>となっているので、刊行順と作中の時系列が微妙にズレているんですよね。</p>
<p>とはいえ、それぞれの単行本ごとに物語は独立しているので、時系列順に読まなかったからといって、内容的に混乱することはないです。好きな順序で読まれてみてください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc5">愛の巣へ落ちろ！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22089 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の巣へ落ちろ！</h4>
<p>滅亡の危機に瀕した人類は、節足動物と融合し、身体能力に優れた「ハイクラス」と病弱な「ロウクラス」という階級を生み出しました。ハイクラスばかりが通う星北学園に入学した、シジミチョウ（ロウクラス）起源の青木翼は、受験のきっかけとなったメキシカン・レッドニータランチュラ（ハイクラス）期限の七雲澄也に会いに行きますが、「シジミチョウは嫌いだ」と吐き捨てられてしまいます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>シジミチョウの中でも、性モザイクと呼ばれる短命種であることから、特別に病弱な翼。それゆえに「何もしなくていい」と過保護に育てられていましたが、心は元気いっぱいな翼はそんな生活を「生きている気がしなかった」と言います。</strong></span><br />
自分が翼の親ならば、翼の母と同じことをしただろうなと思ってしまうのが、愛情表現の難しいところで…。翼の母は、翼を世界一愛しているからこそ、傷つけたくない、苦しめたくないんですよね。だから、「頑張らなくていい」「ただそばにいてくれればいい」と言う…。でも、それは本人にしてみれば、輝く未来に踏み出す機会を奪われ続けてきたのと同じことで…。翼に傷ついてほしくないときっととても不安に思いながらも、星北学園に入学を許した両親は本当に偉いし、息子のことを愛しているんだと伝わってきました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」で印象的なのは、ハイクラスによるロウクラスいじめです。</strong></span><br />
澄也が勝手に欲情して翼を襲ったのに、「ハイクラスに庇護してもらうために売春したんだろう」と決めつけて翼をバカにしたり、「ロウクラスなんかに入部されたらうちの看板が傷つく」と部活の見学さえ許さなかったり、ほとんどのハイクラスは、「ロウクラス＝バカで体が小さくて弱くて、自分たちハイクラスのおこぼれをもらおうと狙っている卑しい種」というふうに思っているようでした。そもそも、同じ人間として見ていないというか、バカにしていい存在、傷つけていい存在だと思っているようで…。<br />
身の回りにロウクラスが多かった翼はそういった差別に遭ってこなかったので、星北学園に入学してから面食らっていました。</p>
<blockquote><p><strong>命の価値にも、存在の価値にも、階級があるのかよ……？</strong></p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>と呆然とつぶやくシーンがあるのですが、作中で一番かもと思うくらいこのセリフは印象に残っています。<br />
</strong></span>命の価値も、存在の価値も、階級があるはずがない。なのに、ハイクラスの社会では、まるでロウクラスの命の価値も、存在の価値も、その社会的階級に比例するように低く思われている…。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>読みながら、これって現実社会でもいろんな場面で起こってるなと思いました。</strong></span>女だから、年下だから、地方出身だから、性的指向がマイノリティだから…いろんな理由で私たちは差別される可能性があって、ここまであからさまではないにしろ、「私の命の価値って、存在価値って、こんなに低く思われてるの？」と差別されて愕然とすることってありますよね。だから、翼の苦しみって全然創作上だけのことじゃなくて、すごく「読者である私たち」に近い感覚だなと思いました。</p>
<p>結局、翼は自分をいじめるハイクラスたちに</p>
<blockquote><p><strong>お前ら、他人の足引っ張るのがそんなに面白いか？他人を蔑むのが、そんなに楽しいか？そうやって自分は偉くなったつもりかよ！誰だって明日死ぬかもしれない。命は必ず限りがあるんだ。そんなくだらないことに人生使ってる時間、もったいないと思わないのかよ！？誰も自分の人生を生きてくれない、自分の足で生き抜くんだ！</strong></p></blockquote>
<p>と啖呵を切ります。<br />
翼は短命だから余計に「明日死ぬかもしれない」という言葉に切迫感がありますが、私たちだって予期せぬ事故や病で明日死ぬ可能性は多分にあります。<strong><span style="background-color: #ffff99;">自分の足で生き抜くんだと叫ぶ翼からは、命の火が迸っているのを感じられて、ああ、こんなふうに生きねばと反省させられます。</span></strong></p>
<p>また、作中で澄也が</p>
<blockquote><p><strong>恵まれているかどうかはただの境遇であって幸せとは関係ない。幸せな人間というのは、自分の人生を生ききったヤツのことだ。</strong></p></blockquote>
<p>と言うのですが、これもしみじみと真理だなと思うのです。<br />
「自分の人生を生ききる」ってものすごく難しくて、親のために人生を生きてる人、周囲に合わせてなんとなく人生を生きてる人って結構いると思います。自分の幸せって何？自分は今、自分の人生を生きられてる？って、澄也の言葉がぐさりと胸に刺さります。</p>
<p>また、作中で私が一番好きなのは、翼のこのセリフ。</p>
<blockquote><p><strong>生まれて、生きて、死んでいくことにもし価値があるのなら、それは誰かが自分を必要としてくれること。自分がいることで、誰かを支えていられること。ずっと、心のどこかでそう思ってきた。そうと確信していたわけではなくて、そうなれたらいいのにと願っていた。誰かに必要とされ、誰かを支えていたい。そうすれば、自分は生き抜いたのだと思うことができる……。</strong></p></blockquote>
<p>生まれて、生きて、死ぬ。それは生まれたものが必ず迎える運命です。いつか死ぬ時までに自分はどう生きたいのか。そう考えた時に、翼は「誰かに必要とされ、誰かを支えたい」と彼なりの答えを出しています。じゃあ、私はどうだろうか？そう考えさせられます。人生は一度きり。私にとって最高の人生とは、何なのでしょう。<br />
「愛の巣へ落ちろ！」を読むたびに、それを考えさせられますが、いつまで経っても答えは出ません。こうして死ぬまで考え続けるのかも。<br />
普段は、いつか必ず自分が死ぬことを直視するのが怖くて、日々に没頭している私。でも、「愛の巣へ落ちろ！」を読むと、ふと立ち止まりたくなります。自分の人生はこれでいいんだっけ？と。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」は、高速で過ぎていく日々の中で、一旦立ち止まり、自分の価値やこれからの生き方について考える勇気をくれる名作です。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>愛とはかくも、恐ろしきもの</h4>
<p>翼にまとわりつくハイクラスの生徒たちに嫉妬した澄也は、公の場所で翼にえっちないたずらをしかけます。しかし、「簡単な体だな」と澄也が言うので、翼はひどく傷ついて涙してしまいます。</p>
<p>敏感な体を持つ翼に澄也が「簡単な体だな」って言った時には、瞬間湯沸かし器みたいに激怒しかけました&#x1f602; 言い方があるでしょ！とも思ったし、そもそも翼が嫌がってるのに嫉妬を理由に強引に抱くな！とも思って。</p>
<p>でも、澄也はこの時、</p>
<blockquote><p><strong>簡単すぎる翼が、かわいい。どんなに強がっても、どんなに気丈でも、結局は澄也に従順な翼の体がかわいい、と思う。それが翼の、澄也への愛情のせいだと知っているからだ。</strong></p></blockquote>
<p>と思ってたんですよね。そんなに敏感なのは俺が好きだからなんだな、と澄也からしたら愛情を噛み締めていた最中の言葉だったんです。完璧人間に見えた澄也が、翼との恋の前ではなんともポンコツで、なんだかそこも愛おしくなりました。</p>
<p>結局、澄也はなぜ翼が怒っているのかを本人教えてもらって、どうにか仲直りをするのですが、そういう<span style="background-color: #ffff99;"><strong>些細な喧嘩も含めて「幸福」なんだと噛み締めている澄也がとてつもなく大人に感じられました。</strong></span>少し前まで、翼を好きだと認めることさえできなかったのに…。愛は人を大きく成長させるんだなあ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」は、2013年12月25日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>前野智昭さん×下野紘さんという豪華な布陣です&#x2728;&#xfe0f;</p>
<p>ドラマCD「愛の巣へ落ちろ！」の詳しいネタバレは、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/goods/fall-in-the-nest-of-love-review" title="樋口美沙緒「愛の巣へ落ちろ！」ドラマCDのネタバレ感想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-240x135.png 240w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">樋口美沙緒「愛の巣へ落ちろ！」ドラマCDのネタバレ感想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">樋口美沙緒先生「愛の巣は落ちろ！」のドラマCDを聴きました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.12.28</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h5>コミカライズ</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」は、2020年1月29日にコミカライズもされています！<br />
</strong></span>小説が苦手な方はまず漫画版でざっくり内容を知ってから小説版に入るのも良いかも&#x1f44c;&#x2728;</p>
<p>コミック版「愛の巣へ落ちろ！」の詳しいネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/comic/fall-in-love-the-love-nest-series-review" title="南十字明日菜・樋口美沙緒「愛の巣へ落ちろ！」シリーズのネタバレ感想｜タランチュラ×シジミチョウのムシ擬人化学園BL" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">南十字明日菜・樋口美沙緒「愛の巣へ落ちろ！」シリーズのネタバレ感想｜タランチュラ×シジミチョウのムシ擬人化学園BL</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">南十字明日菜・樋口美沙緒先生「愛の巣へ落ちろ！」シリーズを読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.10.12</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の巣へ落ちろ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
シジミチョウ出身で庶民の翼は、ハイクラス名家の御曹司でタランチュラ出身の澄也に憧れ星北学園に入学。しかし実際の澄也は超嫌な奴で、あげくにすぐに手を出され！？</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">愛の蜜に酔え！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22090 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の蜜に酔え！</h4>
<p>ハイクラスのクロオオアリの庇護なしでは生きられない、絶滅危惧種のクロシジミチョウを起源に持つ黒木里久は、クロオオアリ一族である有賀家の王候補である有賀綾人に淡い想いを抱いていました。彼も里久を好きだと言ってくれたのに、ある時急に「さようなら。俺は王になる。だからお前には、もう二度と会わない」と手紙で別れを告げてきて…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズの中で一番好きな作品です。樋口美沙緒先生作品の中でもトップ3に入るくらい大好き。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>その理由は、この作品は攻めも受けも「お互いが世界のすべて」だから。</strong></span>愛する人を守るためなら世界を敵に回してもいいと本気で考える二人に、私は羨望を抱いています。それほど愛していると思える人に出会えた二人が眩しいし、自分の愛する気持ちを信じて行動できる勇気はなかなか持てるものではないと思うからです。<br />
言葉と行動を尽くして愛する人を慈しみ、守ろうとする二人の姿は、私の理想の恋人像そのもの。何度読んでも、二人のすれ違いには涙するし、両想いになってからもその尊さに涙してしまいます。</p>
<p>大好きなセリフは、たくさんありすぎて…正直に言うと選びきれません。全ページ、全行が見所かつ名言だと言いたいくらい。<br />
その中でも、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作のテーマである、「弱さ」に関するセリフは特に心に刺さりました。</strong></span><br />
クロシジミチョウはクロオオアリの庇護なしでは生きられない弱い虫です。それゆえに、クロシジミチョウは<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「生きるために、クロオオアリの娼婦になってる種のくせに」</strong></span>と馬鹿にされることも多々。里久自身も、クロオオアリである有賀家から与えられる蟻酸なしでは死んでしまうことをよく理解しており、有賀家に対して強い引け目を感じていました。<br />
しかし、里久を愛するがゆえに、完璧超人の綾人がすべてをなくしてボロボロになってしまう姿を見て、里久はこう思うのです。</p>
<blockquote><p><strong>クロシジミは、クロオオアリの助けがなければ生きていけない。それはとても特殊なようでいて、本当は大したことじゃないように、初めて感じた。大きな体でたくさんの能力に恵まれた綾人でさえ、たった一人で誰の助けも借りずに闘ったせいで、傷ついて苦しんでいる。本当は誰だって、誰かの助けがなければ生きていくのは難しいのだ。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>今の里久は、知っている。綾人が本当はたった一人で、なにもかも背負おうとする人だということ。里久にどんな傷も与えたくない人だということ。そしてそれができずに、傷つき、苦しんでいる弱い人なのだということも。</strong></p></blockquote>
<p>助けてもらわなければ生きていけないことは、引け目を感じることではない。誰もが助け合って生きている。それは当たり前のことかもしれませんが、私たちはそのことを普段忘れて生きているように思います。特に真面目な人ほど、自分一人でなんでもやろうと抱え込んで苦しんでいる…。その<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「なんでもできる」強さも、ある意味で弱さなのだと…。</strong></span><br />
たった一人で悩まないでいいんだよ。弱さは誰にでも当然あるもので、周りに頼っていいんだよ。里久の言葉を読みながら、そう言われているような気持ちになりました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>お互いが世界のすべてだった二人が、世間の悪意に汚され、一度は愛を失い、それでも互いを慈しみ、また愛し合うまでの物語。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ドラマチックで、切なくて、どこまでも優しさと甘さに満ちているBL小説の名作です。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>王子様のお人形</h4>
<p>綾人と同棲しはじめた里久。綾人は里久とともに過ごす時間をこれ以上ないほど幸せに感じていましたが、里久がどんどん世界を広げていくさまに一抹の寂しさも感じていて…。</p>
<p>綾人の</p>
<blockquote><p><strong>もう、俺のガラスケースの中には入れられないんだな……里久は。</strong></p></blockquote>
<p>という落胆の気持ちはすごくよく分かります。<br />
里久のことが何よりも大切だから、汚い世間の目には触れさせずに、傷つけずに、大事に守りたいと綾人は思っているんですよね。でも、守られているだけの里久だったら両想いにもなれなかったから、悩ましいところなんですが…。</p>
<p>里久の絵付けした食器が使われていくほど、私も寂しさを感じていました。もう「綾人にだけ特別にあげる」ことはなくなっめしまったんだな…と。二人の出会いは、里久の絵付けした食器だったからこそ、その大切な思い出の濃度がどんどん薄れていくようで…。</p>
<p>でも、</p>
<blockquote><p><strong>お店の食器も、全部、綾人さんとの思い出を描いてるんです。だっておれ、毎日描いても描ききれないくらい、幸せなんですもん。</strong></p></blockquote>
<p>と里久が言うのを聞いて、嬉しさのあまり、とろけちゃいました。なんてかわいいことを言うの、里久…！！それに、まさか綾人との思い出を絵にしているとは思いもしませんでした。こんな惚気の仕方もあるのか（笑顔）</p>
<p>どんどん里久の世界は広がるけれど、里久は絶対に綾人の腕の中に戻ってきてくれる…傷ついても自分が癒してあげられる、そう思うと、自由に羽ばたいでおいでと笑顔で送り出せそうですよね。<br />
綾人、里久の惚気を聞いて嬉しかっただろうなあ。読みながらにやにやしてしまいました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の蜜に酔え！」は、2015年7月10日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>小野友樹さん×村瀬歩さんという、うっとりするほど甘く素敵なお声のお二人です&#x1f339;</p>
<p>ドラマCD「愛の蜜に酔え！」の詳しいネタバレ感想は、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/goods/be-drunk-on-the-nectar-of-love-review" title="ドラマCD「愛の蜜に酔え！」のあらすじ・ネタバレ感想・レビュー｜究極のすれ違い！溺愛王子様と幸薄男子の運命愛" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">ドラマCD「愛の蜜に酔え！」のあらすじ・ネタバレ感想・レビュー｜究極のすれ違い！溺愛王子様と幸薄男子の運命愛</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">ドラマCD「愛の蜜に酔え！」を聴きました。樋口美沙緒先生原作の人気BL小説シリーズ「ムシシリーズ」の第2巻を音声化した作品です。主役カップルは小野友樹さん×村瀬歩さんが演じられます。以下、登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.08.11</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_26835933.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_11%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/26835933_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の蜜に酔え！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
ロウクラス種シジミチョウ科出身の里久は、絶滅危惧種の為ハイクラス名家でクロオオアリの有賀家に保護されている。管理された生活の中、有賀家の「王」になる綾人だけは里久に優しかったが、綾人が高校に行ってからは会うことも手紙さえも拒否されていた。それでも綾人だけを想い続ける里久は、ある日綾人が病気にかかり治療には自分が必要だと知らされ、綾人の元へ急ぐ。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc7">愛の裁きを受けろ！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22095 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の裁きを受けろ！</h4>
<p>カイコガを起源とする蜂須賀郁は、父に連れられて参加した七雲家の社交パーティーで、ブラジリアンホワイトニータランチュラを起源とする七雲陶也に偶然助けられ、「生きるのに飽きた」という彼に一目惚れします。友人の紹介で、期間限定の恋人になれた二人でしたが…。</p>
<p>BL小説には珍しく、本作は攻めの陶也視点です。序盤だけ受けの郁視点なんですが、そこでの郁のモノローグが自分はかなり印象的でした。</p>
<blockquote><p><strong>（郁は知っている。）本当はどんなにたくさんのものに恵まれていても、それは幸せのようなものでしかなくて、本当の幸せはもっとべつのところにあるということを。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>父の望むように生きてあげたいという情と、傷つくことへの恐怖が、郁を不自由にしている。けれど積み上げられた幸福のまがい物に、本当は、倦んでいるのだ。</strong></p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>郁は父の愛玩動物のようになっている自分を「幸福の紛いものに囲まれている」と自嘲しており、「本当の幸せ」を得たいと焦がれています。</strong></span><br />
郁は年相応に自立した生活を送りたい、それで自分が傷ついても構わないと考えていますが、郁の父は郁を愛するがゆえに、彼を傷つけないように、守ろうと必死なんですよね。その父の愛は「幸福の紛いもの」だと断言する郁の冷静な視点に衝撃を受けました。<br />
誰だってなるべく傷つきたくないものだろうし、強い誰かに守ってもらえるなら幸せじゃないかと私は思っていたからです。なので、郁のお父さんの気持ちが痛いほど分かるんです。でも、郁にとってはそれは本当の幸せではないのだ…。<br />
とはいえ、たしかに何から何まで管理されて、用意された幸福を享受し続ける生活は辛いだろうとも想像できて。もし自分が郁の両親だったら、短命だと分かっている息子に対して、どうすれば悔いなく愛せるのか、守れるのか…郁の好きにさせたい気持ちと、守りたい気持ちの間で、苦しいです。</p>
<p>また、陶也は郁とお試しで交際するうちに、澄也を失ってから「半身を無くした」と思うほどに落ち込んでいましたが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>幸福の紛いものに囲まれる日々に倦んで、心に空いた穴を、郁を守り愛することで埋めたいと望んでいる自分に気づいていきます。</strong></span></p>
<p>そして、ロウクラスを侮蔑する郁の弟・篤郎を見ながら</p>
<blockquote><p><strong>篤郎は自分と似ているのかもしれない──階級意識と愛情乞食を一緒くたにして、自分の心を自分でがんじがらめにし、孤独にしているのに、それに気づいていない。</strong></p></blockquote>
<p>と評します。</p>
<p>最終的に陶也は郁から「篤郎への申し訳なさから、交際を続けるのは難しい」と別れを切り出されるのですが、</p>
<blockquote><p><strong>もしもいつかまた、郁と出会えたら。その時には、せめて今よりもいい自分になっていたい。郁との未来を、今度こそ思い描ける自分に変わっていようと陶也は決めた。</strong></p></blockquote>
<p>と、ロウクラス専門の弁護士になると誓います。</p>
<p>「愛の巣へ落ちろ！」での陶也の最低男っぷりを知っているからこそ、郁と出会ってからの陶也の豹変ぶりには驚かされます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>紛いものの幸福を眺めて万能感に浸って思考停止していたけれど、郁という自分とは対極にいる人間（体の弱さや寿命の短さという意味で）と存在と対峙したことで、それまで積み上げてきた彼なりの常識をすべてとっぱらわなくてはいけなくなり、そこで初めて自分が本当はどんな幸福を求めていたのかを再考できたのかも。</strong></span><br />
それにしても、「階級意識と愛情乞食を一緒くたにして、自分の心を自分でがんじがらめにし、孤独にしているのに、それに気づいていない」はあまりにも的確な表現すぎて…。<br />
最後に、陶也は郁との未来が描けなかったからという理由で別れを受け入れましたが、いつかそれは描けるようになるのかな。未来が描けるってどういうことなんだろう、愛してるだけじゃだめなのかな…と悩んでしまいました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>続・愛の裁きを受けろ！</h4>
<p>七雲陶也と別れて4年、蜂須賀郁は細々と筆耕の仕事をして一人暮らしをしていました。父に頼み込んで今の生活を手に入れたものの、周囲からの腫れ物に触るような扱いに傷つく日々。そんな中、郁は行方不明になっていた篤郎の居場所を突き止めて…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「30歳まで生きられたらいい方」と言われてきた郁は、今27歳。あと3年以内に自分は死ぬだろうから、自分が死んで空ける穴を小さくするために生きなければと、篤郎と家族の仲を取り持つために必死です。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ただ、郁は、そうして生に執着がないふりをしながらも、本心では、自分が死んだ時、愛する人に「あの子を失うことをもう恐れなくてよくなった」とホッとされたくない、その人の自分への愛がほんの少しでも怯えに浸食されるのを見たくないという死への怯えとわがままから、誰をも愛さず、愛されないように努めていました。</strong></span></p>
<p>しかし、そんな郁と再会した<span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也は「自分が、死ぬときのために生きてるのか？」と郁に怒ります。</strong></span>そして、ようやく郁に再会した陶也はプロポーズするんです。<br />
その言葉が本当に本当に素敵で…作中で一番好きだし、めちゃ泣きました。「続・愛の裁きを受けろ！」は全ムシシリーズの中で最も愛の名言が多い作品だと思うのですが、その中でも陶也のプロポーズの言葉はぶっちぎりNo. 1です。</p>
<blockquote><p><strong>俺は、たぶん郁と出会うために生きてきたと思ってるよ。そしてお前は、俺と会うために生まれてきてくれたんだ。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>本当のことを言うと、俺は、生まれてからずっと孤独だったと思う。もっとも俺はお前に出会うまで、自分が孤独だなんて、知らなかった。四年間、お前に会えない間、俺はとても苦しかった。でもお前を愛していたから、一度も孤独にはならなかった。一度も。お前がもしいつか俺より先に死んでしまったら、俺は泣くだろう。思い出すたび、苦しいと思う。でも、きっともう二度と、孤独にはならない。</strong></p></blockquote>
<p>「生まれてからずっと孤独」だったのに、「お前を愛していたから、一度も孤独にはならなかった」し、郁を失ったとしても、郁との思い出があれば「二度と孤独にはならない」とはっきりと言い切る陶也。<br />
孤独というのは計り知れないほど深いものです。隙間があれば心に忍び込み、人を揺らがせます。なのに、陶也は郁と愛し合えた思い出さえあれば、もう二度と自分は孤独にならないと言います。それは、どれほど深く強い愛なのか…想像を遥かに超えています。言葉では言い表せないほど、陶也が郁を求め、郁以外では駄目なのだと強く願っていることが感じられますよね。</p>
<p>この陶也の愛の告白に、郁はいよいよ観念して<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛してしまったら仕方ない」</strong></span>（翼のアドバイスもあり&#x263a;&#xfe0f;&#x2665;&#xfe0f;）と腹を括ります。そして、</p>
<blockquote><p><strong>生まれて生きて、死んでいくことに、もしも意味があるとするのなら、それは愛すること、愛されることなのかもしれない。それなら郁は、残りの時間のすべてを、たとえ短くても陶也に愛されることに、陶也を愛することに使おうと決めた。</strong></p></blockquote>
<p>と、陶也を愛し、彼に愛されて生きていくことを決意するんです。</p>
<p>私は「愛の裁きを受けろ！」で、郁がなぜ陶也との別れを選んだのかがいまいち分かっていませんでした。だって、郁も陶也もお互いをはっきりと愛しているのに、どうして篤郎に気兼ねして別れなければならないの、恋愛は二人の問題でしょう、とモヤモヤしていたんです。<br />
でも、篤郎を引き合いに出したのは言葉のあやで、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本当は、郁は陶也が自分の死に怯えている姿を父と重ね合わせて苦しかったからだったのだ</strong></span>とやっと分かりました。それに、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也の方も、郁の父と同じように、郁の死後についてある意味で真剣に考えられていなかった、郁の死を看取る決意を本当にはできていなかったから、郁も陶也も「このままでは二人とも幸せな未来を掴めない」と思ったんですね。</strong></span></p>
<p>4年という長い歳月が、特に陶也をぐんと大人にしましたよね。陶也のひたむきな愛が郁に届いてよかったと、何度読んでも涙が溢れます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>Something good</h4>
<p>ロウクラス専門弁護士として、薄給ながら忙しい日々を送る陶也は、郁と出会えない日々の中でも彼を思い出しては、贈りたいものをぽつぽつと買い込んでいました。クリスマスが迫ったある日、子どもに「善いことをしたら、ちゃんとお返しがくるのよ」と言い聞かせる母親を見て、陶也は自分がする「善いこと」について考えます。</p>
<p>陶也って聖人みたいだと思うことがあります。それを印象付ける一番のエピソードがこのお話です。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也は郁と会えない間、ずっと「善いこと」をし続けます。その理由も、どんな善いことをしたかも、陶也は誰にも言いません。ただ、黙々と、善いことを重ね続けます。その理由が彼の独白で語られるのですが…。</strong></span></p>
<blockquote><p><strong>自分には、サンタクロースはいらない。贈り物はいらない。一生涯、なにもいらない。ただ郁に必要な幸福を、ありったけ、陶也の善いことの見返りを贈りたい。次に二人が出会えるとしたらそれは、陶也のためではない。郁のためだと、陶也は固く信じている。そして、それでいいのだ。ただこの世界のどこかで、郁が生きていてくれさえしたら……。</strong></p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也は、自分のかつての負債を引き受けてくれたように、自分が善いことをすることで郁にそのお返しが戻ってきたらいいと信じてる</strong></span>んですね。郁と再会してからも、陶也のその考え方は変わりません。</p>
<blockquote><p><strong>郁からはもう、一生分の贈り物をもらっている。郁がこうして陶也のそばにいてくれるだけで、陶也は、死ぬまで贈り物をされ続けるだろう。そのために陶也はただ、今日も明日も明後日も、善い人間であろうと思える。</strong></p></blockquote>
<p>澄也を失ってからまるで廃人のようになり、ロウクラスなんかと侮蔑し、紛いものの幸福の中でつまらなさそうに生きていた陶也が…今は郁の幸せのためにただひたすらに善いことをしようと努めている…。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也の郁への愛の純粋さ、ひたむきさ。それはもはや神に遣える敬虔な信徒のよう</strong></span>で、その真っ直ぐな美しさに私は涙を堪えきれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の裁きを受けろ！」は、2016年11月18日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>興津和幸さん×斉藤壮馬さんという、どこか儚く色っぽいお声のお二人の共演です&#x2665;&#xfe0f;</p>
<p>ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」の詳しいネタバレは、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/goods/let-love-judge-you-review" title="ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」のあらすじ・感想・レビュー｜生まれて生きることに何の意味がある？" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」のあらすじ・感想・レビュー｜生まれて生きることに何の意味がある？</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」は、樋口美沙緒先生原作の人気BL小説シリーズ「ムシシリーズ」の第3巻を音声化した作品です。ムシシリーズの中でも特に「泣ける」「感動した」と、強く心動かされた人の多い作品で有名ですね。以下、登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.08.07</div></div></div></div></a>
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<p>&nbsp;</p>
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の裁きを受けろ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
タランチュラ出身でハイクラス取屈指の名家に生まれた七雲陶也は、空虚な毎日を送っている大学生。退屈を紛らわすためのクラブ通いにもうんざりしていたある日、陶也はロウクラス種の郁と出会う。カイコガという起源種のせいで口が聞けず体も弱い郁は、陶也のことを好きなのだという。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc8">愛の罠にはまれ！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22098 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/罠.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/罠.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/罠-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/罠-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/罠-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/罠-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<p>15歳でドラッグにハマり24歳で薬物嗜癖の更正施設に入るまで廃人同然の生活を送っていた蜂須賀篤郎は、「かわいそうな子」を愛して楽しむ、元同級生で政治家秘書の兜甲作に「付き合おう」と口説かれます。しかし、30歳になれば許嫁と結婚するから期限付きの恋愛だとも言われ、篤郎は「愛はそんなものじゃない」と反発します。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の裁きを受けろ！」の受け・蜂須賀郁の弟である篤郎が本作の主人公です。ハイクラスの友人たちに郁を薬漬けにさせた上、レイプさせた篤郎でしたが、本作では薬への依存生活からすっかり抜け出し、郁への罪悪感を抱きながら希死念慮と戦う日々を送っています。</strong></span></p>
<p>篤郎といえば、兜の「期限付きの恋愛」の提案に対して怒りを露わにするシーンが思い出深いです。</p>
<blockquote><p><strong>お前は誰かに、愛されたいと思って、でも愛されなくて泣いたこと、あるか？愛されてなかったらと思うと怖くて、たった一言が言えない苦しみを、味わったことは？　愛したことで、相手を傷つけて……もう二度と、取り返しがつかない。そんな痛みを、経験したこと、あるか？そんなふうに冷静に……相手が望んだから離れられるようなら……それは愛じゃない。愛じゃないんだよ。それはただの親切で……愛とは、言わない──。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>お前はそれなりの愛しか、一生知らない。一生、それなりにしか、人を愛さない。</strong></p></blockquote>
<p>兜の言う愛は、本当に愛なのだろうか？と思いながら読んでいただけに、「それなりの愛」「親切」という篤郎の言葉はこれ以上なくしっくりくるものでした。</p>
<p>また、篤郎は兜への愛を自覚した後に</p>
<blockquote><p><strong>愛は痛みと苦しみの裏腹にあるもの。けれど愛していれば、きっと愛していれば、その愛がまたいつか、喜びを、生きていく力をくれる。だから人は愛することを、やめられないのではないだろうか？その愛がいつか痛みに変わっても、もっと同じくらいの強さで、愛は、生きる力をくれることを、心のどこかで誰もが知っている……。</strong></p></blockquote>
<p>と独白しています。郁を、兜を、痛い苦しいと思いながらも愛さずにはいられなかったのは、その愛が篤郎を生かしていたから。<br />
郁のためにと行動すれば父から怒られる、兜を愛しても酷い言葉しか返ってこない、それでも、郁の嬉しそうな顔や、兜の不器用な愛を感じていたから、それに篤郎は生きる喜びを見出していたから、愛さずにはいられなかったんですね。「愛が生きる力をくれる」から、「人は愛するのをやめられない」というのは、私の心にとても深く響きました。</p>
<p>また、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作で大活躍するのが、澄也や兜の幼馴染である雀真耶こと、真耶様！</strong></span><br />
真耶は兜の篤郎レイプ・妊娠事件にいたく憤慨し、篤郎を守り育てます。その中で、二つの重要な言葉を残しています。</p>
<blockquote><p><strong>きみの罪と、兜のしたことは、まったく別の問題だよ。裁きを下すのは人間じゃない。法や世界の理、それから自分自身だ。高潔に生きるために必要なのは、感情じゃない。意志だ。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>償いたいなら、きみは辛くても、幸せになる努力をしなければ。……幸福になるためには、それなりに苦しむことも、必要なんだよ。運じゃなく、意志の力で、なるものだからね。</strong></p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>郁への罪の意識で苦しむ篤郎に、「償いたいなら幸せになる努力をしろ」と喝を入れるのです。悪いことをした人は、一生懺悔し続け、日陰を歩く生活を続けなければならない…のではなく、真耶様は「幸せになるために苦しむことが償い」なのだと言うんですね。</strong><strong>幸せになるには意志が必要だからと。これは目から鱗でした。</strong></span><br />
過ちを犯した人はどう生きるべきなのか、一生幸せになってはいけないのか…犯罪事件を見聞きするたびに感じていたモヤモヤとした疑問が晴れていくようでした。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作はムシシリーズの中でもかなり特殊な作品だと思います。受けが前科者というかなりヘビーな設定なので、更生をどう描くかというところが焦点になっていました。</strong></span>特に、篤郎が事件を起こした理由が、「郁を愛するがゆえに、失うことが怖くて自分から郁を壊そうとした」というものだったので、愛と罪について深く考えさせられる一冊になっていると思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の罠にはまれ！」は、2016年12月26日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>平川大輔さん×松岡禎丞さんという、力強くも繊細な演技が光るお二人です&#x1f4aa;</p>
<p>ドラマCD「愛の罠にはまれ！」の詳しいネタバレは、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
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<a target="_self" href="https://blmania.net/goods/fall-into-a-live-trap-review" title="ドラマCD 樋口美沙緒「愛の罠にはまれ！」のネタバレ感想｜愛することを自分に禁じた男と本物の愛に飢えた男の、すれ違い愛" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC-160x90.jpg 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC-768x432.jpg 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC-120x68.jpg 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC-320x180.jpg 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC.jpg 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">ドラマCD 樋口美沙緒「愛の罠にはまれ！」のネタバレ感想｜愛することを自分に禁じた男と本物の愛に飢えた男の、すれ違い愛</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">ドラマCD版 樋口美沙緒先生「愛の罠にはまれ！」を聴きました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2021.05.30</div></div></div></div></a>
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の罠にはまれ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
ハイクラス種オオスズメバチ出身の篤郎は、過去に深く傷つけた義理の兄・郁への罪悪感から立ち直れず、幸せになってはいけないと自分を責め続けて生きていた。そんなある日、以前の篤郎を知り尽くしたヘラクレスオオカブト出身の兜と再会する。今は有名政治家の秘書をしているという博愛主義の兜。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc9">愛の本能に従え！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22097 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/本能.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/本能.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/本能-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/本能-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/本能-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/本能-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の本能に従え！</h4>
<p>アニソモルファとヤスマツトビナナフシのハーフである七安歩は、異形再生治療（体を女性化すること）に失敗した星北学園高校一年生。そのために実の親に捨てられ、誰にも愛されない苦しみを抱えながら、気配を殺して生きる歩でしたが、オオムラサキの特性ゆえに「寝取り寝取られ」性癖のある同級生・村崎大和に強姦されて…。</p>
<p>ヤスマツトビナナフシの特性ゆえに存在感のない歩ですが、「誰からも愛されない自分を変えたい」と思っているところから物語は始まります。歩をイメチェンさせようと頑張る後家スオウとチグサの双子コンビの奮闘も微笑ましいのですが、どんなに頑張っても自分の存在に気づいてもらえない歩の不憫さがかわいそうであり愛おしくもあり…。</p>
<p>そして、歩はどこででも脇役な自分とは違い、どこででも主役な大和への強烈な憧れと淡い恋慕をひっそりと抱いています…が、オオムラサキの特性である「同じ種の恋人を寝取ったり寝取られたりする」という複数プレイに巻き込まれてしまい、大和に強姦されてしまいます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作のテーマは「本能（性欲）は愛か？」</strong></span>なのですが、まさに大和の歩への愛し方がこの問題そのものなんですね。<br />
大和は自分の「寝取り寝取られ」の本能を抑えたいと長年願い続けてきたんですが、実は歩はアニソモルファの血のせいでかなり精豪気味。なので、歩とセックスすると精を搾り尽くされるということもあり（一番は、好きな人とセックスすることで心が満たされるからだと思うのですが）、歩への気持ちはどうなのか考える以前に、「歩と寝れば、寝取り寝取られ本能に乗っ取られずに済む」と大喜びします。<br />
セフレかつ幼馴染の黄辺から、「歩くんのこと好きなの？」と恋しているのかと問われても、「恋はよく分からないけど、本能を抑えるのに都合のいい相手だから」と悪気なく言ってしまう、デリカシーのない大和&#x1f602;</p>
<p>とはいえ、歩の方も、アニソモルファの血が暴走するとフェロモンを撒き散らして誰彼かまわずセックスしたくなるので、それを抑えるために3日に一度はセックスをする必要があり、その意味で、歩にとっても大和は「本能に都合のいい相手」です。<br />
しかし、歩は大和のことをもともと好きでしたし、抱かれるほど心が彼に傾くんですね。でも、大和は歩といきなり体の関係から始まったので、恋とか好きとかはよく分からない状態。それ以前に、寝取り寝取られ本能をとにかく抑えたい。彼の望みはそれだけ。<br />
そういうわけで、大和と歩はすれ違ってしまいます&#x1f622;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>歩ははじめ、「本能（性欲）ではなく、愛されたい」と主張します。</strong></span>けれど、徐々に</p>
<blockquote><p><strong>誰かと抱き合って幸せになりたいっていう欲なら……それは愛に近い気もする。</strong></p></blockquote>
<p>と考えるようになっていきます。</p>
<p>一方の大和も、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>はじめは歩を寝取り寝取られ癖を抑えるための性具のような感覚で見ていた（かもしれない）のですが、どんどん歩と抱き合うこと自体に幸せを感じ始め</strong></span></p>
<blockquote><p><strong>心と本能って、分けられないんだ。どっちの俺も、お前がほしいと思ってる。</strong></p></blockquote>
<p>と打ち明けるようになります。</p>
<p>本能（性欲）が先か、心（愛）が先か。もしくは、心（愛）の方が、本能（性欲）よりも大切なのか。<br />
一見、心（愛）こそが全てと思われがちですが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本能（性欲）の根源も結局は心（愛）だから、二つは私という車を動かす両輪のようなものなんですよね。二つの概念は対立するものではない、と分かったのは、個人的に目からウロコでした。</strong></span></p>
<p>本能（性欲）と心（愛）の関係は複雑に感じられますが、歩と大和が高校一年生なりに、いや、だからこそ？、真っ直ぐにこの問題に体当たりでぶつかっているので、とても歯切れ良く心地よく考えることができました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>青春のまばゆさと、痛みと切なさに溢れた、ムシシリーズ一清々しくてキュートな二人のラブストーリーです。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>本能は恐ろしい</h4>
<p>寝取り寝取られ癖のせいで離婚済みの二人の兄から「浮気されないように気をつけろ」と注意される大和。歩に限ってそんなことはあり得ないと思いつつも、心配になってしまい…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本編は歩視点でしたが、こちらは大和視点。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>大和がどれほど歩を可愛いと思っているかが赤裸々に語られ、読んでいる読者が赤面してしまうほど&#x1f602; ラブダダ漏れで大和も可愛すぎる！</strong></span><br />
幼い頃からハイクラスに囲まれて育ってきた大和は、ハイクラスならではの「デカい」「強い」「声が大きい」人間たちは見慣れていても、ハイクラスとはいえあまり目立たない起源種を持つ歩のようなそっとしたか弱い存在はほとんど出会ったことがないからか、特別庇護欲をそそられるようです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>大和は「この可愛い歩を自分に引き留めるためにどうすればいいか、考えなければ」と真剣に頭を悩ませていましたが、大和のそのストレートな愛情こそが歩を引き留める鍵だよ〜とニヨニヨしてしまいました&#x1f606;&#x1f495;</strong></span><br />
まったく素直なラブラブカップルめ！最高です&#x1f44d;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の本能に従え！」は、2020年11月18日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>内田雄馬さん×天﨑滉平さんという、フレッシュな魅力あふれるお声のお二人です&#x1f3be;</p>
<p>ドラマCD「愛の本能に従え！」の詳しいネタバレは、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
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<a target="_self" href="https://blmania.net/goods/act-on-your-love-instinct-review" title="樋口美沙緒「愛の本能に従え！」ドラマCDのネタバレ感想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-240x135.png 240w, https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">樋口美沙緒「愛の本能に従え！」ドラマCDのネタバレ感想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">樋口美沙緒「愛の本能に従え！」ドラマCDを聴きました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2021.01.01</div></div></div></div></a>
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の本能に従え！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
女であることが至上の一族に生まれ、最後の砦だった性の異形再生にも失敗したハイクラス種ナナフシ出身の歩は、卒業まで性交渉しないと約束させられ、一族を追われる形で星北学園に入学した。目立たないことが取り柄の自分は、誰にも必要とされないと途方に暮れていたそんなある日、ハイクラス種オオムラサキ出身の大和と寮で同室になることに。野性的な大和に憧れていた歩は胸を高鳴らせるが、大和とその従兄弟の寝取りゲームにまきこまれ、強引に体を開かれてしまう。</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc10">愛の在り処をさがせ！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22096 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<p>性モザイクの男子高校生・並木葵は、同じ性モザイクの尊敬する七雲翼が一人息子を幸せそうに育てているのを見て、「自分も子供を産めば幸せになれるはず」と思うようになります。虚弱で短命な性モザイクと結婚したいという男性はなかなか見つかりませんでしたが、ケルドアという小国の太公が性モザイクを結婚相手に探していると聞き、前のめりに応募することに。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズの中で、唯一2巻にわたって恋物語が綴られたカップルがこの「シモン×葵」です。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>二人の愛の物語はスケールもひときわ大きければ、愛の問答も深く、かなり読み応えのあるものになっています。</strong></span></p>
<p>これまでは日本の中での話に限られていましたが、攻めのシモンはケルドアという国の太公（皇族のようなイメージ）様！日本のいち男子高校生が、卒業後にケルドア国の太公家に輿入れという、なんとも夢のある序章になっています。</p>
<p>さらに、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>葵は15人もの優秀な兄と姉がおり、虚弱で短命な葵は忙しい母親から「ハズレ」のような扱いをされてきたという過去を持っています。それゆえに、愛したい・愛されたい・淋しくなくなりたいという気持ちが人一倍強く、同じ性モザイクの翼が楽しそうに子育てしているのを見て「子供ができれば幸せになれる」と盲信している節があります。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>対して、シモンは母から異常な執着を向けられ、「グーティ・サファイア・オーナメンタル」という種としてしか愛されなかった（個人として誰からも愛されなかった）という過去を持っています。それゆえに、シモンは母の言う愛がいわゆる愛ならば、それはエゴだと思い続けてきました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛を理解できないシモンと、愛し愛されたい葵。この物語では、愛とは何なのか、愛されない淋しさはどうすればなくなるのかを考えていきます。</strong></span></p>
<p>はじめは、葵は「愛されれば淋しさはなくなるはず」だと信じてケルドアに飛びますが、迎え入れてくれたシモンは愛を知らず、むしろ愛という名の元に押しつけられるエゴを憎んでいました。<br />
シモンを愛したい、愛されたいと願う中で、葵は一つの答えに辿り着きます。</p>
<blockquote><p><strong>たとえ一生、愛しているとは言われなくても。たとえ一生、淋しさはなくならなくても。愛されたいから愛するのではなく、愛したいから愛して。淋しくなくなるために愛するのではなく、淋しいから愛するのだと思えば、一緒にいることはきっと難しくない。</strong></p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>シモンは個人として誰かに愛された経験がありません。それゆえに、大切な人をどう扱ったら良いのかが分からず、実の弟テオや葵が、母や側近、メイドたちに傷つけられそうになった時に、自分から遠ざけて見守るということしかできませんでした。それが彼なりの愛の表現だったのです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>シモンからどんなに遠ざけられようと、葵は彼に愛を伝えるために、彼を愛で支えるために、そばにいようと決意するのです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛されたいから、淋しくなりたくないからではなく、ただ、愛したいから、愛する人のそばにいる。その行動こそが愛なのだと葵は考えるのです。</strong></span></p>
<p>愛されなかったという過去は、とても辛いものです。特に家族という近しい存在から愛されなかった経験は、私たちの心を一際傷つけます。<br />
葵は、自分を愛さなかった、傷つけた、母を許そうとしたと独白しています。ただ、子供を愛せない親よりも、愛されない子供の方がずっと深く傷ついているのだとも言っています。<br />
親が子供を愛さなかったことは親自身にどれほどの傷を心に残すのか分かりませんが、少なくとも親から愛されなかったという経験は、子供が成長してからも、何度もフラッシュバックしては、その子の自信や尊厳を根こそぎ奪っていきます。葵が「親に愛されなかったことは子供にとって一生の傷になる」という意味は、とてもよく分かります。<br />
でも、起こってしまった過去（愛されなかったという事実）は変えられません。そして、自分を愛さなかった人を変える（自分を愛してくれるようになる、自分を傷つけた過去を謝ってくれるなど）ことも難しいことでしょう。では、どうしたらいいのか。<br />
愛されること、淋しさを消してくれることを他人にまず求めるのではなく、自分が愛したいから他人を愛するのだと、淋しいから一緒にいればいいのだと、葵は教えてくれました。</p>
<p>人はひとりで生きていきたくても、なかなかそうできないものです。淋しさを感じたり、愛したい・愛されたいと思ったり、悩みまどう人は多いと思います。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>葵の言う「許し」や「淋しさ」「愛」に対する一つの答えは、自分を含めて、似た傷を持つ人々の希望や生きる指針になると感じました。</strong></span></p>
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の在り処をさがせ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
ハイクラスの身ながら短命な性モザイクで生まれたナミアゲハ出身の葵は、十八年間空気のように扱われて生きてきた。生きている間に、せめて誰かに必要とされたいと、性モザイクを探していたケルドア公国の大公との縁談を受けることにした葵だったが、葵の役割は、絶滅危機にあるグーティ・サファイア・オーナメンタル・タランチュラの最後の一人、美しくも冷徹な大公シモンと月に七日交わり、跡継ぎをつくることだった。できなければ離縁されると知り、その過酷な条件に心を痛める葵だったが──。</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc11">愛の在り処に誓え！</span></h3>
<h4>愛の在り処に誓え！</h4>
<p>葵を、空を、テオを、愛するがゆえに一人ぼっちになろうと決意したシモンに、愛ゆえに「誰からも愛されなくてもシモンを一人にしない」と覚悟してテオドア公国へ向かった葵と空。空は国民悲願のグーティということで熱狂とともに受け入れられたが、葵はタランチュラではないというだけで侮蔑どころか殺意を向けられ…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛や情に関する情緒が7歳（母のアリエナに死んだ兄たちと自分を混同された）時点で止まっているシモンですが、葵が命の危機に晒されたことで、否が応でも、自分の葵に対する感情・愛と情について深く考えさせられることになる…というのが、この巻のメイントピックです。</strong></span><br />
前作は全編葵視点ですが、本作はシモン視点も多めなので、鉄面皮の下でシモンが何を考えているのかが分かって面白いです。</p>
<p>シモンは葵を愛するがゆえに、葵を傷つける全てのものを許さず、それらを葵から遠ざけようとします。葵を傷つける国民がいれば感情のままに激怒し、左遷させることを徹底していました。しかし、自分たちに仕える全ての人間が信用できなくなった時、シモンは「葵を閉じ込めるしかない」と思い詰めます。<br />
けれど、シモンはそれを実行しようと思いながらも、同時に「こんな激情はまるで母のようだ」と恐れ慄いてもいました。そばにいたいと懇願してくる葵を跳ね除けて、葵を守るという理由で彼を監禁しようとする<span style="background-color: #ffff99;"><strong>自分の愛は恐ろしい、醜い…</strong></span>と。<br />
自分自身の愛に怯えるシモンに、葵は言うんです。</p>
<blockquote><p><strong>アリエナ様は、いつだって自分のために苦しんでた。でも……お前は違う。……お前は俺が傷つくことに、苦しんでる。国民を愛せなくなることに、苦しんでる。お前はいつも、誰かのために苦しんでる。</strong></p></blockquote>
<p>そして、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「お前はいい子だよ」とシモンを抱きしめるんです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>葵に自分のありのままの愛のあり方を許されたことで、シモンは己の弱さを再確認し、その上で葵の愛を信じて、彼に寄り添ってもらいながら生きていこうと決めるのです。</strong></span></p>
<blockquote><p><strong>相手の強さを信じるには、愛がいる。できることはなんでもしようと、常に手を差し伸べるには、情が必要だった。</strong></p></blockquote>
<p>というシモンの独白は深く、長い間、愛など単なるエゴだと切り捨てて生きてきたシモンがこんなにも変わるなんてと涙が溢れました&#x1f62d;<br />
例えば母が子を育てるように、何かをしてあげること、与えることももちろん愛ではありますが、シモンと葵のように、嬉しい時も辛い時も、ただそばに寄り添って、愛する人の努力を陰ながら支えてあげること。それもまた立派な愛（逆に言えば、愛する人が傷つけられるのが辛いからと、自分から遠ざけたり監禁したりすることは、一時的な解決にはなっても、長い目で見ればそれは愛ではないのかもしれない）なのだとしみじみと感じました。</p>
<p>歪んだ親子愛から始まった、シモンと葵の凸凹な恋の物語。二人が空という子を持つことで、親としてと恋人としての二つの種類の愛について考えさせられました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>愛の在り処は今もまだ</h4>
<p>5人ものグーティの親となった、シモンと葵。毎夏恒例、海沿いの別荘地へ家族で遊びに行き、シモンは幼い頃のことを思い出します。</p>
<p>短命な性モザイクの葵は、もうそろそろ30歳。澄也の研究のおかげで性モザイクの寿命は飛躍的に延びたものの、いつまで生きられるから未知数です。いつ死んでもいいというように精一杯生きている葵に、胸が苦しくなります。</p>
<p>本編ではずっと「セックス＝子作りの義務作業」と苦痛を感じていたシモンですが、葵に自分の愛をありのまま受け入れられてからというもの、葵とのセックスに幸福感を抱くようになります。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>閨の中でだけ、「私のアオイ」と囁くなんてずるすぎる！！</strong></span>そんなの骨抜きになっちゃうよ〜とドキドキしちゃいました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>もし自分が沖まで泳いだら自分を見ていてくれるかと問うシモンには泣いてしまいました。</strong></span>シモンの父も母も、グーティという種だけが大切で、シモンを一人の子どもとしては愛してくれなかったということがひしひしと感じられるエピソードですよね。葵が当然だというように笑うのが愛おしくて、それにも胸が熱くなりました。葵にとっては、大切な人を慈しむことは当然で、笑ってしまうくらい当たり前のことなんですよね。</p>
<p>二人と子供達が飽きるほど、シモンと葵がこの海岸に何度でも来られますようにと祈らずにはいられないお話でした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>悩める太公シモン・ケルドア（電子限定書き下ろしSS）</h4>
<p>懐妊中の葵に何かしてあげたいシモン。しかし、駆けつけてくれた翼は葵になんでもしてくれ、シモンは途方に暮れてしまいます。しかしそんな中、空もシモンと同じように寂しさを抱えていて…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「赤ちゃんのために頑張ってる葵を助けたい」と思いながらも、赤ちゃんに葵を取られたようで寂しい空。そして、同じく葵のために何かしたいと思うのに、翼に全ての役割を取られたように思って寂しいシモン。</strong></span></p>
<p>幼稚園から帰ったらパパと遊ぼう、そのあとはママとおやつを食べよう、と提案してくれるシモン…パパとして理想的すぎる！と咽び泣いてしまいそうになりました&#x1f62d;<br />
自分は父から愛を受けたことがないのに、こんなにも子供の心に寄り添って優しく子育てができるなんて…シモンの努力に感動します。素直にシモンの提案に乗ってくれる空もいい子すぎる。</p>
<p>最後に、翼と張り合わなくていいのだと分かるのもいいですよね。たしかに、シモンと翼では全然立場が違うのだから、張り合う必要なんてないんだった、とハッとさせられました。シモンは、本人は意図してなくても、ちゃんと葵が求めてるものを汲んであげられてる良いパパだよと抱きしめたくなりました。</p>
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の在り処に誓え！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
たった一人で国と共に滅ぶ道を選んだ大公・シモン。 葵にも息子の空にも国や種を背負う苦しみを味わわせたくないがゆえのその選択が、シモンなりの愛だと知った葵は、彼を一人にしないために空と一緒にケルドア公国へ向かった。ところが、シモンの種を受け継いだ空は祝福されるも、ナミアゲハの葵は冷遇され、城の使用人から粗雑に扱われてしまう。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc12">愛の星をつかめ！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22101 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/星.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/星.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/星-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/星-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/星-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/星-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の星をつかめ！</h4>
<p>ハイクラスの子息が通う星北学園の副理事長 兼 ヒメスズメバチの名門である雀一族の当主代理である雀真耶は、誰にでも平等に接する清く正しい麗人です。しかし、近々姉が当主になるため、真耶はお役御免に。「代理」ばかりの人生だと嘆息する真耶の前に現れたのは、長年かわいがっている弟分の白木央太で…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズを愛する全ての読者が大好きであろうキャラといえば、そう。雀真耶様です。</strong></span></p>
<p>どうしても「様」をつけたくなってしまうのは、それほどまでに真耶様が多くのムシシリーズキャラに対して、時に厳格な父のように鞭を振るって進むべき先を示し、時に母のように溢れる慈愛で傷ついた心を包んできてくれたからです。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>これまでのほとんどの巻で、攻めの勘違いや暴走によって傷つけられた受けたちを、真耶様がどれほど救ってきたか…。真耶様の活躍なくしてムシシリーズは語れないと言い切れるほどです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>誰もが「高潔」「清い」「正しい」と口を揃えて崇め奉る真耶様ですが、本作ではそんな彼の意外な内面と事実が明らかになります。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>それは、真耶様は確かにほんの少しの正義感と信念を遵守して生きているけれど、彼にはそれ「だけ」しかないということ。そして、女性優位のヒメスズメバチを起源とする雀家において、男性である真耶様は「望まれずに生まれてきた子」であり、「要らない子」であると生まれてこの方ずっと家族から突きつけられ続けてきたということです。</strong></span></p>
<p>ポラリスのように輝く母を筆頭に、真耶様の周りの人々は誰しもが愛し愛され、懸命に命を燃やし、星のように光っています。けれど、真耶様は人々の羨望などの幻を通してしか光ることができない透明な星だと自覚して生きてきました。そしてそんな真耶様の苦悩を、同じく望まれないスジボソヤマキチョウを起源として生まれてきてしまった白木央太だけが知っていました。</p>
<p>自分の本質について、真耶様はこう語っています。</p>
<blockquote><p><strong>清く正しく、高潔に。そう生きようとする自分を支えていたのは、強さではない。期待しないこと、諦めることでなんとか保った、弱い自我だ。どう生きても、母の望んだ自分にはなれないと知りながら──それでもせめて表面だけは、清く正しくあろうとしてきた。本当は透明でも、誰かの視線を浴びたときだけは、それなりに輝いて見えるように。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>ちっぽけなプライドで覆った、大きな虚ろ。それが雀真耶の本質だった。こんなみじめな自分を、知りたくなかった。けれどもう隠すこともできない。すべて吐き出して、真耶はひたすらに苦しかった。悲しかった。自分が情けなくて、虚しく、みっともなかった。「傷つきたくないから、僕は、誰も、愛せない……」</strong></p></blockquote>
<p>そして、央太については、こう語っています。</p>
<blockquote><p><strong>空っぽの心の中に、もし央太が入ってきたら。真耶は自分が、心のどこかで、そう考えたのだと思う。いつか母にそうしてきたように、央太を自分の星にしてしまう。きっと真耶は央太の星を拠り所にし、生きるよすがにし、道しるべにしてしまう。生きる意味にしてしまう。その気持ちは重たすぎて、もはや愛と呼べるかさえ分からない。そして再びその星を失ってしまったら、今度はどうやって生きていけばいいか分からない──。</strong></p></blockquote>
<p>だから、いつも正しいことしかしない真耶様だけれど、央太を愛するのが怖くて逃げ続けた…ということでした。</p>
<p>正直に言って、真耶様が自分のことを透明な星だと考えていたなんて、思いもしませんでした。いつだって、強くて、美しくて、優しい真耶様。常に正しく、非の打ち所がない真耶様。これまでのムシシリーズを読んできて私はそう感じていたからこそ、余計に真耶様の自己評価の低さと深い孤独に衝撃を受け、真耶様がどんなに自分では「見せかけだけ」だと感じていたとしても、その正しさや高潔な生き方は、ほとんどの人はしたくてもできないし、その頑固で一途な馬鹿正直さと真面目さに多くの人が救われているのだと、彼を抱きしめたくなりました。</p>
<p>それに、意外といえば央太もでした。<br />
央太が真耶様を先輩として好きなのは1巻の「愛の巣へ落ちろ！」で感じていましたが、よもや性欲を伴った好意だったとは。それに、これまでのムシシリーズのどのカップルよりも狂気を感じる執着攻め（しかもセックスも抜群に上手い）で、高校時代はあんなに天使みたいに可愛かった央太がこんなに変わるなんて…と衝撃でした。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>真耶様ほど自分に興味がない人、そして万人に対して平等に優しい人から愛し愛されるには、央太くらいの激しい執着心と真耶様の孤独への深い理解が必要だな…と感じさせられました。真耶様はこれから央太のために生きていくのだなと思うと、真耶様の相変わらずな真っ直ぐさになんだか涙が出てきます。ピュアで、こうと決めた生き方しかできない真耶様の不器用さが本当に愛おしいです。</strong></span>央太、死ぬまで真耶様を大事にしてね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>愛の星は甘すぎる</h4>
<p>付き合って2週間、央太に食事から洗濯まで家事の全てをこなされて困惑する真耶。恋人はギブアンドテイクの平等な立場であるべきと考え、央太を喜ばせようと手料理を作ってみようと思い立ちます。</p>
<p>真耶様の央太との付き合い方のスタンスは、結構独特です。</p>
<blockquote><p><strong>真耶は央太の愛を信じているけれど、一生続くとはあまり思っていない。もし続かなくてもべつに構わないと覚悟して、央太に自分の全部をあげている。</strong></p></blockquote>
<p>真耶様は央太に全てをあげるけれど、わざわざそれを口に出して言うつもりは全くないようです。自分の生活を央太のために変える覚悟はあるけれど、求められなければ現状維持。というのも、真耶様は恋人らしい生活というのがいまいち分からないからこうなるんですね。口に出して言わないのは、真耶様のプライドの高さゆえでしょうが、全てをあげたいと思っているのに求められなければ変えないのは、交際経験がないゆえの不器用さのように感じます。</p>
<p>結局、真耶様が央太に上手に手料理を作ってあげたことは喜ばれるんですが…央太は心の中で「早く僕なしじゃ、いられないようになってもらわないと」とぼやいています。</p>
<blockquote><p><strong>真耶を構成するものは、なるべく自分でありたいのだ。体に入る食べ物や飲み物も自分が選び、与えたい。爪の先から髪の毛、肌の皺の一本にいたるまで、央太がきれいにしてやりたい。甘ったるい言葉を浴びせ、週末には気持ちいいだけのセックスをして、仕事で疲れた心を癒し、いつでも甘えてもらえるようにしたい。甘いものしか、真耶に与えたくないし、それに毒されてくれないと困る。</strong></p></blockquote>
<p>とも独白していて、真耶様の生活に手も口も出すのは、どうやら世話焼きゆえではなく激しい独占欲ゆえのようです。<br />
央太は真耶様に自分のそういったやや狂人的にも感じられる執着心について罪悪感を抱いているようで、「僕の一生を捧げるから、それで許してね……」とも言っています。<br />
「愛の蜜に酔え！」では、綾人は里久を一生ガラスケースに入れて大事にしたいと思っていたのに、汚い大人たちに里久が傷つけられて打ちひしがれていましたよね。最後には、ケースの中には入れておけないけれど、里久はいつでも自分の腕の中に戻ってきてくれるから良いのだと納得していました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>真耶様は自分一人で世間の汚さに立ち向かい、打ち倒せる強さを持っているけれど、一人でいる時の真耶様は生真面目すぎて脆い、純粋培養の繊細ないち青年です。そんな、真耶様の一番弱いところはほとんどの人が見ることはないでしょうが、央太はそこをガラスケースに入れて守り続ける役目を果たしたいと思っているのかな、と感じました。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>真耶と愉快な仲間たち？（電子限定書き下ろしSS）</h4>
<p>寧々の結婚式でパフォーマンスを依頼された央太。参列した真耶は、親友の澄也や兜に央太との関係を揶揄われます。央太はそんな真耶を微笑ましく見つめますが、そんな彼に殺気のこもった視線を送る女性たちが…。</p>
<p>央太と付き合って半年にもなるのに、誰にも交際の事実を打ち明けない真耶様…衝撃です。せめて澄也と兜カップルには報告しても良いのでは！？あんなに人気者なのに、誰も自分に興味がないと思い込みすぎだよ…！と、あまりの自己肯定感の低さに切なくなります。</p>
<p>このお話で意外だったのが、寧々の発言です。</p>
<blockquote><p><strong>べつにあたしは、あの子に恋人なんていなくてもいいって思ってるの。それがあの子を悲しませるような相手ならね。</strong></p></blockquote>
<p>あれだけ恋人を作れって真耶様にせっついて、挙げ句の果てには「欠陥人間」と侮蔑し続けていたのに！？と怒りを感じたのですが、どうやら寧々なりに真耶様を心配していた様子。</p>
<blockquote><p><strong>寧々の本音は、真耶を手放すことでも、自立させることでも、恋人を作らせることにもないのだ。央太が真耶を本当に悲しませたら、たぶんあっという間に真耶は雀家のかごの中に戻されるし、央太の体は切り刻まれてしまうだろう。雀真耶はヒメスズメバチの巣のなかの、大事な宝物だった。央太にとっても、真耶はしまいこんで汚したくない存在なのと同じように。</strong></p></blockquote>
<p>真耶様は一人で孤独を抱え込んでいたけれど、3人のお姉さんたちは彼女たちなりに真耶様を案じていたんですね。<br />
真耶様オタクとしては、「雀真耶はヒメスズメバチの巣のなかの、大事な宝物だった」はあまりにも感動的すぎて、涙が止まらなかったです。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>真耶様は自分を要らない子だと思って、一人で立てるように懸命に生きてきたけれど、もしかしたらお姉さんたちは弟にもっと頼って欲しいと思っているのかもしれませんね。</strong></span></p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の星をつかめ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
ハイクラス種ヒメスズメバチの名門で、女王バチ本家の末弟として生まれた真耶は、幼いころから当主代理として家に尽くし、長じてからはハイクラスが集う名門校・星北学園の副理事として清く正しい人生を歩んできた。容姿も性格もすべてが完璧。周囲からは高嶺の花と尊ばれてきた真耶だったが、その実、恋愛にはまったく興味がなく、次期当主の姉には欠陥人間とまで言われる始末。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc13">もしも薔薇を手に入れたなら</span></h3>
<p>真耶と付き合い始めて半年になる央太ですが、付き合う前と後でほとんど変わらない真耶の様子に寂しさを感じていました。そんな中、兄弟子のジャン・ラエルが来日し、真耶にパリ時代の央太について赤裸々に話すという事件が勃発し…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>央太が真耶を愛する理由と、なぜ真耶から捨てられることを恐れているのかの理由が語られます。</strong></span><br />
真耶を愛する理由はなんとなく分かっているつもりでしたが、自分の想像とは少し違っていました。真耶を愛するのは、彼がいつも公正で愛に溢れた人だから…つまり、他の人が真耶を好きな理由と央太が真耶を好きな理由は同じだと思っていたんです。<br />
でも実際は、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>央太はいろんな時に「ないかもしれない」と不安になる善性そのものを真耶が体現しているから好きなのだ</strong></span>と書かれていました。<br />
また、真耶から捨てられることを央太が異常に恐れるのは、</p>
<blockquote><p><strong>真耶の心には隙があるが、弱いわけではない。真耶はいつでも一人で生きていけるし、そうなっても不幸にならない術を知っている。真耶は多くをほしがらない。手の中にあるもので生きていける人なのだ。そして彼を愛している人は、真耶自身が思っているよりもたくさんいるのだ──。（僕は真耶兄さまがいなきゃ駄目だけど、真耶兄さまは、僕がいなくても、大丈夫）</strong></p></blockquote>
<p>央太は真耶としか生きていけないけれど、真耶は央太でなくても良く、最悪一人でも生きていける強さがあるから…ということでした。そのため、央太は真耶に必要とされたくて、家事のすべてを担い、自分に依存するように仕向けているのでした。</p>
<p>央太は、星の王子さまの薔薇はまるで真耶のようだと言います。</p>
<blockquote><p><strong>（僕は尽くし疲れたりなんてしないな）むしろ怯えている。いつか美しい高嶺の花から、もうお世話はいらないよと言われてしまわないだろうかと。そうなってしまったら、自分は彼にとって、なんの魅力もなくなることを、央太はよく知っているから。</strong></p></blockquote>
<p>央太はツマベニチョウに突然変異してから、仕事も恋も何もかもが順調です。けれど、本当に愛しているのは、スジボソヤマキチョウの自分を叱ってくれた真耶なんですよね。だからなのか、央太は真耶に対してのスタンスがスジボソヤマキチョウの頃のままのように見えます。逆に言えば、真耶の前でだけはスジボソヤマキチョウの央太になれるということでもあるのかな。<br />
真耶にとって自分はお世話係でしかない…という引け目？は、央太があまりにも真耶を神格化しているから感じるのでしょうか。ただ、たしかに真耶の央太に対する淡白な態度は、彼に恋愛や性欲は必要なさそうだと感じさせはしますが…。<br />
読者が思っている以上に、真耶が人生をかけて央太のために生きようと思っている覚悟は、央太自身には伝わっていないのだな…と少し不安になってしまいました。</p>
<p>でも、最後に真耶から同棲を提案されていたから、央太の「真耶に尽くさなければいけない」「真耶は突然いなくなるかもしれない」という不安は少し解消されるかな？</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>央太は父の会社を継ぐかどうかの問題も抱えているし、真耶とも完全に両想いとは言えない（まだ、真耶のために尽くさなければ別れられると思っていそう）し、「愛の在り処」シリーズのように、もう一冊くらい単行本で二人の恋のその後についてしっかり読み込みたいです。</strong></span></p>
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<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32594836.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32594836_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">もしも薔薇を手に入れたなら</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
「お帰り真耶兄さま。お風呂にする？　ご飯にする？」星北学園の高嶺の花であり、長年の想い人でもあったヒメスズメバチの真耶とようやく結ばれた有名パティシエの央太は、尽くすのが仕事とばかりに朝な夕なと愛する真耶の世話を焼く毎日。けれど、念願の恋人の肩書きを与えられ、週末には体を重ねるようになっていても、央太の心は満たされず……。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc14">愛の夜明けを待て！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22102 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の夜明けを待て！</h4>
<p>広告代理店に勤める黄辺高也は、高校時代に片想い相手の志波久史と従兄弟の村崎大和の間で行われる「寝取り寝取られゲーム」の性具代わりに使われてきた過去があります。爛れた学生時代を経て、黄辺は真面目に会社員生活を送っていましたが、ある日突然志波が「離婚したから家を追い出された。しばらく泊めて欲しい」と訪ねてきて…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズの中でも、異彩を放つ本作。理由は、いわゆる「いかにも両想い！ラブラブえっちでハピエン！」というラストではないからです。</strong></span></p>
<p>黄辺は長年志波に片想いしていましたが、志波は「世界にある愛の循環の中に自分はいない」「僕は愛せない人間だ（昔はそれで生きづらさを感じたけれど、今は何も感じない）」と返します。何かや誰かを愛することが好きな黄辺はショックを受けますが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>自分にとっての幸せは、志波を愛して生きることだから、ずっと志波を愛し続ける（志波が愛し返してくれるかは極論どうでもいいのだ）と、志波本人に宣言します。</strong></span></p>
<p>最終的に志波は、「綺麗なもの」の聖地巡礼を終えると、黄辺のもとに戻って来て、「ずっとここにいる」と言って黄辺を喜ばせます。<br />
明らかに両想いエンドではあるのですが、黄辺が志波に対してあまり愛され返されることを期待していない点は、他のムシシリーズ作品のカプと大きく違うところかなと思います。</p>
<blockquote><p><strong>どんなに世界から外れて見えても、愛の循環の中に久史もいるんだ。お前がどう感じてても、お前だってきっとどこかでそうと知らずに、ただ存在してるだけで、誰かに愛に似たものを与えてる。</strong></p></blockquote>
<p>黄辺は志波が「僕は人を愛せない」「親切は与えることができるけど」と言っていたことを思い出して、「存在しているだけで、愛に似たものを与えてるんだ」と話します。<br />
実際、黄辺は志波がそばにいてくれるだけで幸せなわけで、志波が特別、親切にしようとか愛そうとか努力しなくても、ただ生きているだけで「俺のそばにいて居心地が悪くないんだ」という安心と愛を与えてるんですよね。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛って特別な感情だとみんなが言うから、時に苦しくなるけれど、実際は愛ってそんなに大仰なものじゃないのかも、と、愛することに対して肩の力をもっと抜いていいのだとホッとしました。</strong></span></p>
<p>それに、志波が会社の資料に走り書いた</p>
<blockquote><p><strong>幸せとは、ありたい自分でいられること。</strong></p></blockquote>
<p>も大好きです。</p>
<p>ありたい自分でいられるなんて当然でしょ、と思われるかもしれないけれど、例えば、家族が精神や身体に疾患を患っていてヤングケアラーにならざるを得なかったとか、学校にいじめっ子がいて怯えながら過ごさなきゃいけないとか、生活のために仕事を嫌々やってるとか、振り返ってみると、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>日常の中で「ありたい自分」でいられる瞬間ってそんなに多くないんじゃないか？と思うんですよね。</strong></span>自分の生活に照らし合わせてみると、志波の言葉の重みが強く響きます。</p>
<p>ムシシリーズは愛や幸福について考えさせられるシリーズですが、黄辺や志波のそれらに対する考え方はとても卑近で分かりやすく、自分の生活に取り入れやすいなと感じました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>エピローグ</h4>
<p>志波と離別してから、黄辺は不幸せだと思いながら無味乾燥に生きるのをやめました。身近な人に親切にして、家庭菜園や猫を大切にして、週末には山登りをして…自分を、世界を愛する時間を大切にするようになったのです。</p>
<p>「綺麗なもの」の聖地巡礼をすると言ってふらりと会社を辞めてしまった志波。そんな志波を「ずっと愛し続ける。いつか戻って来て」と諦め半分に送り出した黄辺。</p>
<p>黄辺は志波が戻ってくることをどれくらい期待してるんだろう？志波は自分が愛の循環の中にいないと思っているし、黄辺に愛してると言われても困惑してるだけじゃないかな…黄辺のもとにはもう二度と戻らないんじゃないかな…と、黄辺の愛に満ちた淡々とした生活を読みながら不安な気持ちを抱いていました。期待すれば辛くなる、だから、黄辺には志波が帰ってくると期待してほしくないなと…。それこそ大和の言う通り、志波のことは忘れて、今の生活のままでいいじゃないかと…。</p>
<p>でも、志波は帰ってきた。それに、黄辺も、淡々とした一人の生活を楽しんでいるように見えて、本当はずっと志波を狂おしいほど求めていたのだと感じられて、胸が苦しくなりました。黄辺、心底志波のことを愛しているんだね…。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>志波はどんな気持ちで黄辺のもとに戻って来たのか、心のうちを教えて欲しいです。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>夜が明けてから</h4>
<p>2年ぶりに黄辺のもとへ戻ってきた志波は、古びた登山グッズや服を一切合切捨ててしまいます。戻って来たのは短期間だけですぐにどこかへ出発するのだろうと考えていた黄辺ですが、予想外にも志波は1週間、1ヶ月…と長く居座るようになり…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>一番衝撃だったのは、志波が週に3回も黄辺に甘々スローセックスを挑むようになったこと…！</strong></span><br />
大和に恋人ができてからは二人はほとんどセックスしていなかったようなので、志波はてっきりセックスが嫌いなのだと思っていました。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>志波は聖地巡礼の旅の間に何度も黄辺とセックスしたいと思ったと打ち明けていたけれど、旅の最中にセックスに対しての考え方が変わったのかな？</strong></span><br />
黄辺が志波を好きだから家賃を払う感覚でやってあげてるのかな…と最初は訝しんでいたのですが、そうではないのかも。志波に心境の変化の理由を聞きたいー！！</p>
<p>そしてトドメが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>志波の「ずっとここにいる」宣言。</strong></span>嬉しかったなあ。根無草みたいに、いつでも死へと飛んでいきそうな志波の、生きるための重しに黄辺はようやくなれたんだね…と思わず涙が溢れました。<br />
とはいえ、心変わりの激しい志波のことだから、「ずっと」がいつまでかは分からないけど…できるだけ長く、二人が二人なりに愛を感じ合いながら、幸せに暮らしていけたらいいなと願わずにはいられません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の夜明けを待て！」は、2022年10月26日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>新垣樽助さん×土岐隼一さんという、アダルトで柔らかな美声を持つお二人です&#x2728;&#xfe0f;</p>
<p>詳しくは、<a rel="noopener" target="_blank" href="https://e-fifth.net/spsite/yoake/">こちら</a>をチェックしてみてくださいね。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の夜明けを待て！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
ハイクラス種キベリタテハ出身の黄辺とオオムラサキ出身の志波は、幼少期から大学時代を共に過ごした幼馴染み。志波とは、思春期以降、セフレの関係だった黄辺だったが、志波の学生結婚を機に、二度と会わないと決め、想いを告げぬまま距離を置いた。いくら愛しても、志波には愛されないと知っていたからだ。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc15">愛の嘘を暴け！</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22103 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<p>グーティサファイアオーナメンタルタランチュを神と崇めるケルドア公国太公家に次男として生まれた、レッドバードスパイダーのテオ。国中から「要らない子」とその存在を無視され続けたテオは、隣国ヴァイクに亡命し、愛される日々を送ります。しかし、傷ついたテオの心を癒すのは今も昔も幼馴染のフリッツだけで…。</p>
<p><strong><span style="font-size: 20px;">ムシシリーズイチ、穏やかで甘いお話でした。</span></strong></p>
<p>そもそもフリッツはテオを深く愛している（しかも性的対象としても意識している）というところからお話が始まるので、二人が乗り越えるべき壁はさほど高くないんですよね。<br />
とはいえ、お互いの幸せを願って身を引いてしまうタイプの二人なので、なかなか最後の一歩を踏み出せません。<br />
意外にもテオが強引に手綱を握ったことで両想いになって、ホッと一安心しました&#x263a;&#xfe0f;&#x1f495;</p>
<p>穏やかな恋物語なので、他のムシシリーズ作品ほど心抉られたセリフは多くないのですが…一番好きなのは、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>誰にも愛されないと苦しんでいた幼いテオにフリッツが「いつか世界中の人間が、お前を好きになる。俺の予言は当たるぞ。だからお前は、お前が好きなもののことだけ考えていればいい」と諭すシーン。</strong></span>なんて幸福な呪いの言葉だろうと思ったし、こんなふうに人を（相手がどんなに幼くても真剣に向き合って真摯な言葉をかけてくれる、）励ませるフリッツの愛情深さに胸が締め付けられました。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の嘘を暴け！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
幼少期に母国ケルドアの事情で亡命同然に隣国ヴァイクへと追われたロウクラスのテオは、自分は周りから見ると「かわいそうな子」で「誰からも必要とされていない存在」だと自覚して生きてきた。わがままも言わず、真面目に堅実に。そんなテオを「世界一美しい」と讃え、実の弟のようにやさしく包んでくれたのは、兄・シモンの友人でありハイクラス屈指の貴族でタランチュラ出身のフリッツだった。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p>続巻、<strong>「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」</strong>と<strong>「Love Celebrate！Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」</strong>の詳しいネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/novel/love-celebrate-gold-mushi-series-10th-anniversary-review" title="樋口美沙緒「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」のネタバレ感想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-240x135.png 240w, https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">樋口美沙緒「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」のネタバレ感想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">樋口美沙緒先生「Love Celebrate！ Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」を読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.10.13</div></div></div></div></a>
</div>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/novel/love-celebrate-silver-mushi-series-10th-anniversary-review" title="樋口美沙緒「Love Celebrate！ Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」のネタバレ感想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-240x135.png 240w, https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">樋口美沙緒「Love Celebrate！ Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」のネタバレ感想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">樋口美沙緒先生「Love Celebrate！ Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」を読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.10.13</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc16">まとめ</span></h2>
<p>「愛の巣へ落ちろ！」が2010年に刊行されてから早15年。2025年6月現在、ムシシリーズはなんと全11巻が刊行されています。まだまだ続きそうな予感です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>コミカライズされているのは、「愛の巣へ落ちろ！」のみ。全4巻＋番外編「愛の巣をはりきみを待つ」（※電子限定）です。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ドラマCD化されているのは、「愛の巣へ落ちろ！」「愛の蜜に酔え！」「愛の裁きを受けろ！」「愛の罠にはまれ！」「愛の本能に従え！」「愛の夜明けを待て！」の全6作品。</strong></span>ドラマCDに関して現在販売中なのは「愛の夜明けを待て！」のみなので、他作品は中古で買うしかなさそうです&#x1f4a7;（全作品、再販してほしい〜！！&#x1f62d;）</p>
<p>製造元であるフィフスアベニューの、ムシシリーズ作品販売ページは<a rel="noopener" target="_blank" href="https://e-fifth.net/tag/010-mushi/">こちら</a>。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本を読み終えた時に、私を愛してくれる家族に感謝を伝えたくなったり、私も誰かを愛してみたいと思わせてくれたり、愛するという感情を大事にしたくなるのが、ムシシリーズの特徴です。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛ってなんだろう、愛って人生に必要なのかな…そんなふうに感じた時に、立ち帰りたくなるシリーズです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>あなたも、ムシシリーズを通して自分の半生、そして、誰かや何かを愛してきた軌跡を見つめ直してみませんか。</strong></span></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>葵居ゆゆ「箱庭のうさぎ」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜溺愛パティシエ×異食症イラストレーターの共依存ラブ</title>
		<link>https://blmania.net/novel/rabbit-in-a-box-garden-series-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 11 Jun 2025 10:48:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎コミックス]]></category>
		<category><![CDATA[葵居ゆゆ]]></category>
		<category><![CDATA[リンクスロマンス]]></category>
		<category><![CDATA[カワイチハル]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21622</guid>

					<description><![CDATA[過去のトラウマが原因で食事ができない響太は、自分のためにパティシエになってくれた幼なじみの聖に淡い恋心を抱くが…、葵居ゆゆ先生「箱庭のうさぎ」シリーズを読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>過去のトラウマが原因で食事ができない響太は、自分のためにパティシエになってくれた幼なじみの聖に淡い恋心を抱くが…、<strong><span style="background-color: #ffff99;">葵居ゆゆ先生「箱庭のうさぎ」シリーズ</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21622"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">本作をもっとよく知るための小ネタ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">箱庭のうさぎ</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">虹色のうさぎ</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">「箱庭のうさぎ」シリーズの同人誌情報</a><ol><li><a href="#toc9" tabindex="0">うさぎみっくす</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_27750196.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/27750196_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>寡黙なパティシエ×異食症のイラストレーター</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>小柄で透き通るような肌のイラストレーター・響太は、中学生の時のある出来事がきっかけで、幼なじみの聖が作ってくれる以外のものを食べられなくなってしまった。</strong><br />
そんな自分のためにパティシエになり、ずっとそばで優しく面倒を見てくれている聖の気持ちを嬉しく思いながらも、これ以上迷惑になってはいけないと距離を置こうとする響太。<br />
だが聖に「おまえ以上に大事なものなんてない」とまっすぐ告げられて―。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>共依存ものが好き&#x1f91d;</strong></li>
<li><strong>攻めは受けをとことん溺愛してほしい&#x1f495;</strong></li>
<li><strong>飯テロ作品に惹かれる&#x1f37d;&#xfe0f;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">本作をもっとよく知るための小ネタ</span></h2>
<p>①葵居ゆゆ先生が本文の中で好きな箇所は</p>
<blockquote><p><strong>外したボタンを、響太はそっと道路に捨てた。聖も知らないような嘘くさい迷信でも、恋なんか、万が一にでも叶ったら困る。恋がしたそうだった聖に、ボタンちょうだい、と言われても、今捨ててしまえば、渡さなくてすむ。</strong></p></blockquote>
<p>自分でもそうと気づかず独占したいと思う危うい無垢さ。</p>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ja">外したボタンを、響太はそっと道路に捨てた。聖も知らないような嘘くさい迷信でも、恋なんか、万が一にでも叶ったら困る。恋がしたそうだった聖に、ボタンちょうだい、と言われても、今捨ててしまえば、渡さなくてすむ。<br />
――『箱庭のうさぎ』――<br />
自分でもそうと気づかず独占したいと思う危うい無垢さ。</p>
<p>— &#x1f3f3;&#xfe0f;&#x200d;&#x1f308;葵居＠転生モブ召使いだったのにご主人様に (@yuyualthaea) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/yuyualthaea/status/1032262332259299328?ref_src=twsrc%5Etfw">August 22, 2018</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p>② X（旧Twitter）にて「#うさぎさんちの晩ごはん」のハッシュタグで、聖と響太の小話が読める。</p>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ja">うさぎさんちの晩ごはん</p>
<p>休憩時間にスタッフルームでスマートフォンをチェックするのが、最近は聖のひそかな楽しみだった。<br />
もちろん、同居している可愛い恋人である響太からのメッセージを読むのが楽しいからだ。<a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%86%E3%81%95%E3%81%8E%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%99%A9%E3%81%94%E3%81%AF%E3%82%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#うさぎさんちの晩ごはん</a></p>
<p>— &#x1f3f3;&#xfe0f;&#x200d;&#x1f308;葵居＠転生モブ召使いだったのにご主人様に (@yuyualthaea) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/yuyualthaea/status/805024720940765184?ref_src=twsrc%5Etfw">December 3, 2016</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc5">箱庭のうさぎ</span></h3>
<h4>箱庭のうさぎ</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>幼馴染の聖が作ったものか彼が一緒にいないと食べられない イラストレーターの利府響太は、病床にある彼の母が「結婚して孫の顔を見せて欲しい」と言っているからと、聖と距離を置くように彼の家族から命じられます。聖といつまでも一緒にいられると無邪気に信じていた響太は、「聖離れ」しようと必死で試行錯誤します。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太は聖の存在を心から求めているんですが、ただし、その「聖のそばにいたい」って気持ちは、恋心とイコールじゃないところが複雑なんですよね。</strong></span><br />
響太はネグレクト家庭で育ったんですが、比較的自分の面倒を見てくれていた母親が「好きな人と早く一緒に住みたいから」と家を出て行ってしまったことが原因で、「恋愛はわがままで欲張りになることだから嫌い」「聖を恋愛対象としては見ない」と思うようになります。<br />
響太が恋愛を嫌っていることは聖も知っているので（なにせ聖がネグレクト状態の響太を救い出して世話をしていた）、聖は早い段階で自分の響太への興味は恋によるものだと気づいてはいましたが、響太が恋愛を解禁するまで気持ちを打ち明けるのは待とうと決めていたのでした。</p>
<p>なのに、響太ときたら、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「お母さんのために女の人と恋愛した方がいい」「早く結婚して孫を作って安心させてあげて」と勝手に同居を解消して一人暮らしを始めたものの、何も食べられずに死にかけるわ、自分が独り身だから聖が心配するのだと思って恋人を作ろうとするわ、挙げ句の果てには「そばにいると辛いから」とロンドンへ逃げて暮らし始めようとするほどです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太なりに、「異食症の自分のせいで聖を縛りつけてしまっている」「自分のせいで聖はたくさんのことを犠牲にしている」という負目があり、聖を自由にしたいという思いからいつも逃げ出してしまう</strong></span>のですが…聖からしたら「また突拍子もないことを…！！」ってなりそうですよね&#x1f602;</p>
<p>私が好きな作中での響太のセリフは</p>
<blockquote><p><strong>聖の触れたものを食べて、聖のそばで眠り、聖に触れられて、聖の色を塗って──聖で、できてる。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>聖が世界中の人に嫌われて、なにか違うものになっても、聖がいいし、聖しかほしいって思ったことない。</strong></p></blockquote>
<p>響太の世界がどれだけ聖で埋め尽くされているのか、そして、響太がいかに聖だけを求めているのかが伝わってきますよね。これだけ一心に求められたらどんな人でも心を動かされそうなのに、ましてや好きな人からだったら、何もかもを投げ捨てて尽くしてあげたいと思うでしょう。</p>
<p>聖のセリフで好きなのは、</p>
<blockquote><p><strong>ほかのことより響太の方がずっと大事だからいいんだ。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>響太が馬鹿じゃなくなるまで、つきまとって離してやらないから、覚悟しておけ。</strong></p></blockquote>
<p>これは、バスケも上手だったのに響太の食事を作れるようになるために料理部に入った中学時代の聖に、響太が自分のために他のことを諦めさせてごめんと謝った時のセリフです。特に後者は、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太が「うさぎみたいに寂しくて死ねれば聖に迷惑をかけなくてすんだのに」と言った時のセリフ</strong></span>ですね。<br />
響太なんて馬鹿、嫌いだ、もう知らない…と突き放すのではなく、付き纏ってやるから覚悟しておけというところに、何があっても絶対に響太を一人にしないという聖の決意と覚悟が伝わってきて、寂しがりの響太のことを聖は本当によく分かっているなあ…と感動で泣きたくなります。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>自分を傷つけることが得意で、悪い方にばかり物事を考えては、変に思いきりがいい響太。そんな響太を責めることなく、優しく、あたたかく見守って、大事に慈しんできた聖。</strong></span><br />
最後は聖が「家族を捨てて響太を取る」と決意を示してくれたことで、響太も自分の恋心と正面から向き合って認めることができました。</p>
<p>聖と響太が末長くラブラブでいられますように。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>いただきます</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ロンドンから戻った聖と響太。響太は聖がいなくても食べられるように、や、聖とセックスしないように、と彼なりに何らかの理由があって努力している様子。聖はそんな響太を訝しんで話を聞くことにします。</strong></span></p>
<p>篠山さんと成原さんを呼んで恋人になりましたよの報告パーティーを開くんですが、特に響太は無自覚に聖とのイチャイチャを見せつけていて…。成原さんは大好きなキャラクターなので、二人のラブラブっぷりを見せつけられてるのはかわいそうだなという気持ちになったり…&#x1f602;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>聖がいなくても食事ができるように努力していたのは、「外でごはんを一緒になんでもおいしく食べられた方が恋人っぽい」と思ったから。セックスをしたくなかったのは、「聖がいない時にもっとほしいと思ってしまうことが増える」のが不安だったから。</strong></span></p>
<p>言葉が足りなくて暴走しがちな響太ですが、聖がこうして異変に気づいてはたびたび言葉を引き出そうと努力してくれる（しそれを苦労だと思っていない）からこそ、二人は幸せでいられるんだなあとしみじみ感じました。それに、響太も本音を話した後はとても素直に何でも話せるようになるので、まず最初の一言が出ないだけなんですよね。聖は響太からその一言目を引き出すのがうまいし、言葉が出るまで待てる我慢強さもあって、やっぱり二人はお似合いのカップルだなと思わされました。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">箱庭のうさぎ</span></strong><br />
作者：葵居ゆゆ<br />
小柄で透き通るような肌のイラストレーター・響太は、中学生の時のある出来事がきっかけで、幼なじみの聖が作ってくれる以外のものを食べられなくなってしまった。そんな自分のためにパティシエになり、ずっとそばで優しく面倒を見てくれている聖の気持ちを嬉しく思いながらも、これ以上迷惑になってはいけないと距離を置こうとする響太。だが聖に「おまえ以上に大事なものなんてない」とまっすぐ告げられて――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">虹色のうさぎ</span></h3>
<h4>虹色のうさぎ</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太は聖と恋人になれて幸せいっぱい。しかし、彼にたくさんの可能性や縁を自分のために捨てさせてきた負い目から、「聖には何も捨ててほしくない。今あるものは全部持ったまま幸せになってほしい」と思うようになります。そのためには自立しなければと、気が進まない仕事を引き受けたり、積極的に家事をするようにしたりと頑張るのですが…。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>無理をしながらも響太は、聖を幸せにしたいという思いと同じくらい「ほんとは変わりたくなんかない」「小さな家の中で聖だけを見て抱きしめ合っていたい」と感じている自分に気づきます。</strong></span><br />
響太がそう思うことは全然ダメなことじゃないと思うんです。だって、響太は小さい頃から聖以外から愛をもらったことがなくて、ようやく聖と両想いになって、これから二人で幸せな人生を作り始めるところだったんですから。生まれて初めて、聖という大好きな人を「恋人」と堂々と言って愛し合える立場になれて、響太でなくても誰もが浮かれるはずです。でも、響太は優しいから、自分が幸せなのと同じくらい、聖にも幸せになってほしいって切実に思うんですよね。それも、響太が聖のことを大好きだからこそ。響太が無理をしていることはなんとなく察せても何も言えない聖の気持ちも分かります。</p>
<p>そんな中、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>聖は交通事故に遭ってしまいます。響太は余計に「聖がもし自分より先に死んでしまったら、幸せにしてあげられない。だから一秒でも早く自立しなきゃ」と余計に焦るように。</strong></span><br />
この聖の事故は、響太にかなり大きなダメージをもたらします。これ以降、響太は聖が死ぬかもしれないという恐怖で不眠症になるほどです。<br />
これまでは漠然と「聖を幸せにしたい」と思っていた響太ですが、「聖の死」という恐怖がはっきりと目の前に現れたことで、響太はますます自分を追い詰めるようになっていきます。</p>
<p>ここで、前巻にも出てきた当て馬・成原がいいことを言ってくれるんです。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「聖さんにとって幸せって何でしょうね？」</strong></span>と。しかし、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「聖を幸せにする＝甘えん坊の自分が自立して、聖の両親に「こんなにすごい人の恋人なら安心/幸せね」と思ってもらい、聖と彼の両親に仲良しに戻ってもらうこと」だと信じ込んでいる響太</strong></span>には全く届きません。成原はナイスアシストしてくれたのですが、響太は聖の事故以降、不安のあまりほとんど我を失っている状態なんですよね…。このあたりは、読みながら、むしろ響太が心労のあまり聖より先に死んでしまうのではと怖くて、これ以上事件が起きてくれるなと祈り続けていました。</p>
<p>結局、響太は些細なことがきっかけで「また聖が何かトラブルに巻き込まれているかも」と不安になって失神しかけ、そこでようやく自分が抱えている不安（聖を幸せにしたいのに、なかなか自立できない自分が不甲斐ないということ。聖がいつ死ぬか分からない以上、もっと頑張らなくてはいけないのに頑張れない自分が恥ずかしいということ）について聖に打ち明けられます。<br />
この後の聖の約束が、本当〜〜〜に素敵で…。</p>
<blockquote><p><strong>響太が生きてるうちは死なないって約束する。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>俺がうっかり響太より先に死んだら、俺のこと嫌いになっていいぞ。追いかけてきて、聖の馬鹿、大嫌いって言っていい。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>俺が世界一つらいのはお前に嫌われることだから そうならないように約束を守るよ。</strong></p></blockquote>
<p>聖は、絶対に響太より先に死なない。だから、幸せにしなきゃなんて焦らなくていいと響太を抱きしめるんです。そして、自分が幸せなのは響太に甘えられることだと言って、「甘えたり寂しがることを響太が自分にだけしてくれることを嬉しいのが自分のダメなところだと思う」と自嘲しつつも、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「響太が抱っこしてとかお腹空いたとかおねだりしてくれたら、疲れがぶっとぶくらい幸せだ。幸せにしたいなら毎日思う存分甘えてくれ」「甘えてもらえないと悲しいし、幸せじゃない。響太がいないと、なんにも、意味がなくなるんだ」</strong></span>と甘えるんです。<br />
くあ〜！！！！！お世話好き攻め・聖の真骨頂きた〜！！！！！！&#x1f606;&#x1f495;<br />
響太に甘えてほしいと素直に言える聖、男前だなあと嬉しくなります。偉い。<br />
それに、聖が一番つらいのが響太に嫌われること、ってもうこれめちゃめちゃ良すぎませんか？あんなに文武両道で外見もカッコよくて仕事も家事もなんでもできる完璧超人の聖の唯一の弱点が、「響太に嫌われること」なんですよ…！？最高の口説き文句すぎるし、そんな弱点も含めてお前は最高の男なのかよ…と頭を抱えたくなります。</p>
<p>また、響太は素直なのでこれを聞いて、聖に「好き」ってストレートに伝えたり、くっついたり、えっちしようって誘ったりと久々に甘えるんですよ。これがまたとてつもなくかわいくて…。<br />
これまでずっと響太は「自立しなきゃ、大人にならなきゃ」と甘えたい気持ちを押さえつけてたので本人もほっとしただろうし、何より読者の自分は響太が聖にぺったり甘えてるのを見るのがかわいくてかわいくて大好きだったので、「やっとだ…！！」と感極まってしまいそうでした。<br />
最後の濡れ場はほんっっっとあまあまで、聖の言葉責めも炸裂します&#x1f606;&#x1f495;「（精液が）でるとこ、見て」って響太に言わせたりとか！それに、響太も快感のあまり「おしりでいっちゃう」って言っちゃったりして…&#x1f979;&#x1f495;もう、もう、かわいすぎます！！</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>個人的に本巻で一番刺さったのは、最後に響太が「ほんもののうさきじゃなくてよかったと心から思うくらい聖が好き」って言うシーンですね。</strong></span>前巻では聖と両想いにはなれたけど、響太は心の隅っこでずっと「ほんもののうさぎだったら聖に迷惑をかけずに済んだのに、自分が人間なばっかりにしぶとく生きてしまった」と、生きることに対して負い目を感じていたと思うんです。<br />
それが、本巻では聖にとことん愛されていると自覚することで、人間でよかった、引いては、生きててよかったと思えるようになったのが、本当に大きな成長で進歩だなと感じたんです。<br />
死んでもいいなんて思うことほど、人生でつらいことはないと思うんです。だから、響太が自分が生きていることを真っ直ぐ、無邪気に、肯定できるようになったことがすごく嬉しくて涙が出ました。<br />
響太、生きててくれてありがとう。（それはきっと聖も思っているはず）そして、聖とずっとずっと幸せでいてね、と祈るような気持ちで読み終えました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>うさぎのおやつ【電子限定おまけ】</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太の好物のひとつ、ロッククッキーを作る聖。響太は「ロッククッキーは別腹だから」と次々と平らげていきますが…？</strong></span></p>
<p>聖と別々だと比較的少食なイメージの響太ですが、特に聖の作ったご飯はもりもり食べている印象があります。なかなか懐かない野生動物みたいでかわいいですよね。</p>
<p>お昼前にも関わらず、できたてのロッククッキーをどんどん食べちゃう響太。そんな響太がかわいくて仕方ない聖は、響太とのえっちをランチ後の「デザート」にしようとするんですが、響太は聖を「メインディッシュ」だと言うんですね。<br />
どちらの主張もあまあますぎてにやけます&#x1f601;&#x1f495;結局、響太はランチ後に聖に食べられちゃったのかな〜。</p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">虹色のうさぎ</span></strong><br />
作者：葵居ゆゆ<br />
華奢で繊細な容姿のイラストレーター・響太は過去のある出来事が原因で、一人で食事が出来ずにいたのだが幼なじみで恋人の聖の変わることない一途な愛情によって、少しずつトラウマを克服しつつあった。大事にしてくれる聖の想いにこたえるため、響太も恋人としてふさわしくなろうと努力するものの、絵を描くことしかできない自分にはなにができるのか、悩みは尽きない。そんな響太に聖は「おまえが俺だけのものでいてくれればいい」と告げ――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">まとめ</span></h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>育ての親である祖母の死をきっかけに異食症に悩むイラストレーターの利府響太と、嬉々として彼の世話を焼くパティシエの幼馴染・伊旗聖の、波瀾万丈な恋物語を描いた、「箱庭のうさぎ」シリーズ。</strong></span></p>
<p>1巻では聖への好意を全く自覚していない響太が、「聖におまじない（キス）をしてもらうか、聖の作ったものしか食べられない」「聖の触れたものなら紙でもなんでも食べてしまう」という異食症を治そうともがきます。そのうち、聖への恋心にも気づいて…&#x1f495;</p>
<p>2巻では、紆余曲折を経て聖と恋人になった響太が、周囲からのアドバイスで「もっと自立した大人にならないと」と「聖立ち」を試みるようになります。「聖の幸せ」を願う響太ですが、響太とともに読者も自分自身の幸せについて考えさせられます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ただ人と人が好意を抱いて、そばにいて、セックスをして、それで終わり…ではないのが恋愛。恋愛の苦しいところも甘いところも、あますところなく全てを感じられる（ちょっと甘さが多いかもしれません&#x1f92d;&#x1f495;）のが、この「箱庭のうさぎ」シリーズです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>甘えん坊の響太と、お世話好きな聖。正反対で凸凹の二人が、襲いくる困難にどう立ち向かい、乗り越えていくのか？</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>あなたも二人とともに恋という難敵に立ち向かってみませんか。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc8">「箱庭のうさぎ」シリーズの同人誌情報</span></h2>
<h3><span id="toc9">うさぎみっくす</span></h3>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://m.media-amazon.com/images/I/81j+VKuwQWL._UF1000,1000_QL80_.jpg" width="705" height="1000" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/3HHX61j">Amazon.co.jp: うさぎみっくす (Papricalionブックス) 電子書籍: 葵居ゆゆ: Kindleストア</a></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>2016/08/12発行の同人誌「うさぎみっくす」には、特典SS（ファンレター返礼版・HLB版・コミコミスタジオ版）をつなぐ短編3本が掲載されています。</strong></span><br />
それぞれ、ロンドンから帰国後の初エッチのお話、成原への惚気のお話、成原への嫉妬話のお話です。</p>
<p>ネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/fanzine/rabbit-mix-review" title="葵居ゆゆ「うさぎみっくす」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜全編いちゃいちゃ「箱庭のうさぎ」番外編" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">葵居ゆゆ「うさぎみっくす」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜全編いちゃいちゃ「箱庭のうさぎ」番外編</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">葵居ゆゆ先生「箱庭のうさぎ」シリーズの同人誌、「うさぎみっくす」を読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.06.15</div></div></div></div></a>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>夢溪石「千秋」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜至極の中華武侠BL</title>
		<link>https://blmania.net/novel/sensyuu-series-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 22 May 2025 08:40:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[日販アイ・ピー・エス]]></category>
		<category><![CDATA[VOILIER Books（ヴォワリエブックス）]]></category>
		<category><![CDATA[高階佑]]></category>
		<category><![CDATA[呉聖華]]></category>
		<category><![CDATA[梦溪石]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21551</guid>

					<description><![CDATA[複雑に絡み合う人物の関係やそれぞれの思惑、重厚な武侠の世界から目が離せない！アニメ化もされている古風中華BL！夢溪石「千秋」シリーズを読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにが [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>複雑に絡み合う人物の関係やそれぞれの思惑、重厚な武侠の世界から目が離せない！アニメ化もされている古風中華BL！<strong><span style="background-color: #ffff99;">夢溪石「千秋」シリーズ</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21551"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-8"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-8">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">本作をもっとよく知るための小ネタ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">千秋</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">千秋 2</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">千秋 ３</a></li></ol></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32804721.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32804721_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>悪を信じる魔門（魔教）の主×善を信じる純真な美人 </strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
正派の一門玄都山を司る沈嶠（シェン・チアオ）は戦いに敗れ、崖から落とされてしまう。<br />
大怪我を負った彼を助けたのは、魔門、浣月宗の主・晏無師（イエン・ウースー）だった。<br />
<strong>晏無師は自らの目的のために、どんな状況でも人の心にある善を疑わない沈嶠を翻弄していく…。</strong></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>「魔道祖師」のような仙人の出てくる世界観が好き&#x26f0;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>気功や剣を用いた派手なアクションが好き&#x2694;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>人の善性や悪性について考えたい&#x1f4ad;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">本作をもっとよく知るための小ネタ</span></h2>
<p>①――第1巻のこだわりはどのあたりでしょう？第1巻で特に力を入れた点や好きな場面、執筆していて楽しかった場面などを教えてください。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>私がいちばん好きな場面、情景は、物語のはじまりですね。</strong></span>万丈の断崖に、流れる川の水。ひとりの正道の掌教(門派を司る者)が戦いに敗れて崖から落ち、もうひとりの魔宗の主はその下を悠々と歩く。この場面を執筆している時、私の頭の中には同期するように映像が流れていました。交わる刀の光と剣の影、それは熾烈で素晴らしい光景でした。</p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/801authors108/no/34472/">梦溪石先生インタビュー 2023/06/26 作家インタビュー｜BL情報サイト ちるちる</a></span></p>
<p>②――『千秋』のタイトルの意味について教えてください<br />
『千秋』というタイトルは、文章の中では「千年におよぶ歳月」と直訳することができます。しかし、優雅で美しい中国語の創作においては、直訳ではその趣きが幾ばくか失われてしまいます。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>この言葉は、ただ時を表している、というだけではありません。過ぎ行く時の中の江湖や、武術の頂を追い求める人たちが、辿り着きたいと夢にまで見る境地をも含みもっています。</strong></span></p>
<p>物語の中にこんな一節があります。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「千秋過ぎし後、どのような者が色褪せずに、記憶に留まり続けるのでしょうか」</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>人はみな、不朽不滅に生き永らえることを望んでいます。自分の武術の道が栄光の名のもと記されることを願うのです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかし、長江が滔々と東に流れゆくよう、結局一代の傑物は瞬く間にいなくなります。彼らが消えた後、残るのはただ「千秋」のみ。</strong></span><br />
どうぞ、じっくりとこの物語をお楽しみください。</p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/801authors108/no/34472/">梦溪石先生インタビュー 2023/06/26 作家インタビュー｜BL情報サイト ちるちる</a></span></p>
<p>③――千秋を執筆するにあたり、物語の着想をどう広げていったのか教えてください<br />
善い者とそうでない者、または善い者たちとそうでない者たち、このように設定が分かれている物語は世の中にあふれるほどあり、その定義や解釈は常に、時代や視点の違いにより変化し続けています。しかし、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>もし、ひとりの善い者が傷つけられたとしたら、彼は最終的に逆の立場、つまり悪人となってしまうのでしょうか？</strong></span><br />
一方で、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「天下の人に背くとも、天下の人を背かせはしない」と考え、人の性は悪なりと頑なに信じる悪人は、心に決めたことを押し通す善人を目の当たりにした時、どう感じるのでしょうか？ふたりの間にどんな火花が散らされるのでしょうか。</strong><strong>善と悪は永遠に相容れないものなのか？こういった疑問が、『千秋』を執筆することになったきっかけです。</strong></span></p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/801authors108/no/34472/">梦溪石先生インタビュー 2023/06/26 作家インタビュー｜BL情報サイト ちるちる</a></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc5">千秋</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>神仙の修練に関する全5巻の書「朱陽策」を求める、魔門三宗のひとつ浣月宗の宗主・晏無師は、天下一の道門として名高い玄都山の掌教・沈嶠が瀕死の重体で倒れているのを気まぐれに助けます。沈嶠が「朱陽策」のうち2巻の内容を知っていることから、彼と手合わせしながらその奥義を学ぼうとする晏無師ですが…。</strong></span></p>
<p>あくまで晏無師は「朱陽策」の奥義を極めたいがために沈嶠を助けている（どれだけ裏切られても人間の善性を信じる沈嶠を捻じ曲げてみたいといういたずらな思いもあるとは思いますが）のですが、それにしては沈嶠のピンチに駆けつけたり、弱った沈嶠のために湯水のように金を使ったりと、優しくしてくれるなあ…という印象です。道侶になるか？と晏無師がふざけるシーンがありますが、冗談とはいえそれを言おうと思うくらいには沈嶠のことを好いているのだなあと感じます。</p>
<p>1巻では、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>自分より実力が劣っているはずだった、突厥最強と謳われる昆邪に沈嶠が負けた理由が明らかになりました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>郁藹は玄都山をより発展させるために突厥と手を組んでいますが、それをよしとしない周国はどう動くのでしょうか？</strong><strong>沈嶠が突厥を警戒する周王・宇文邕から召集されたとのことで、今後の展開が楽しみです。</strong></span><br />
沈嶠は玄都山掌教には返り咲かない覚悟のようですが、市井の人々は彼の強さを目の当たりにして、昆邪に負けたのは何かの手違いだったのではと感じ始めているようですよね。沈嶠は武道を極めることにしか興味がなく、社会的地位や名誉にこだわりがないように見えます。晏無師は魔門に誘っていますが、全く心は揺れていない様子。とはいえ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>今後晏無師とともに過ごすうちにお互いがどう変わっていくのか、はたまた全く変わらないのか、気になります。</strong></span></p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">タイトル</span></strong><br />
作者：夢溪石<br />
正派の一門玄都山を司る沈嶠（シェン・チアオ）は戦いに敗れ、崖から落とされてしまう。大怪我を負った彼を助けたのは、魔門、浣月宗の主・晏無師（イエン・ウースー）だった。晏無師は自らの目的のために、どんな状況でも人の心にある善を疑わない沈嶠を翻弄していく…。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">千秋 2</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>晏無師は、合歓宗の長老・桑景行から愛刀である太華剣を受け取る代わりに、魔心を植え付けた沈嶠を差し出します。友と信じていた晏無師の手酷い裏切りに悲しみを覚えながらも、沈嶠は自分を凌辱しようとする桑景行に反抗し…。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>沈嶠がなんと郁藹に盛られた相見歓の毒を根絶！</strong></span>しかしそのやり方がなんともエキセントリックで…桑景行と相打ち覚悟で根基（武芸者が最も重視するもの）を破壊しながら戦ううちに相見歓も一緒になくなったというわけです。とはいえ根基がなくなったのでもう武芸者としては終わり…と思いきや、『朱陽策』には根基を新たに構築する効用があり、起死回生することができました。まだ全盛期の半分ほどしか力は回復していませんが、それでもかなり盛り返してきています！嬉しい！</p>
<p>一方、「あなたは私を壊したいと思っていたのでしょう。この世に善意などなく、私のようなすぐに情に流される軟弱な人間は、はなから存在する価値がないと。私に人の心の残酷な一面を見せ、そして地獄に落ちてもがきながら、最後は地獄に沈んでその一部になってほしかったのではないですか」と沈嶠が語ったように、まさにその通りに<span style="background-color: #ffff99;"><strong>面白半分で沈嶠を桑景行に明け渡した晏無師は、彼が仕える周国の皇帝・宇文邕の失脚を狙った郁藹（玄都山掌教）、雪庭禅師（仏門の代表）、段文鴦（狐鹿估の弟子）、広陵散（法鏡宗の宗主）の4人に袋叩きにされ、瀕死の重体に。間一髪のところで沈嶠に助けられるも、外傷も内傷も酷かったためか、謝陵と阿晏という二つの人格が出てきてしまうようになります。</strong></span>これは晏無師が意図しているのか、無意識なのか、いまいち分かりません。普段からふざけた言動しかしない人ですしね…。</p>
<p>二人は、かつて沈嶠が助けた斉国・彭城県公の陳恭から民を人質にして「玉髄を多く産出するじ羌に用心棒としてついてきてほしい。玉髄のある場所には、玉蓯蓉という内傷を癒やす植物があるから晏無師に使うと良い」と脅され、渋々じ羌へ同行することに。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>晏無師が多重人格状態なのも心配ですが、そもそも沈嶠が晏無師を助けたのは彼が周国を手助けすることで周国が安定し、その結果、民が救われると思ったからです。晏無師は世間的には死んだと思われているので、浣月宗は烏合の衆状態。周国の治安も著しく悪化しています。とはいえ、民を人質に取られては沈嶠は陳恭についていくしかなく…。陳恭はもはや玄都山の掌教でもないので周国を支持することもできず（本人は玄都山を混乱させたくないので郁藹を倒すつもりはないですし）。歯がゆいです。</strong></span></p>
<p>1巻では沈嶠と晏無師の間には明らかに距離があったので、3巻の表紙の状態に至るには2巻で一体何があったんだ？と不思議な気持ちでいっぱいでしたが、納得しました。</p>
<p>沈嶠の望む天下泰平は、晏無師を助けることで実現されるのか？沈嶠は全盛期の状態まで回復できるのか？「朱陽策」は集められるのか？晏無師の多重人格問題はどうなるのか？晏無師を苦しめ続ける「鳳麟元典」はどうなるのか？2人の仲はどうなるのか？<br />
まだまだ謎がたくさん残っているので、3巻でそれぞれがどう解決されるのか楽しみです。</p>
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">千秋 2</span></strong><br />
作者：夢溪石<br />
晏無師(イエンウースー)と周帝・宇文邕(ユーウェンヨン)に謁見する沈嶠(シェンチアオ)。長安で自らの門派を立ち上げないかと周帝に誘われるものの、沈嶠はそれを断った。二人は宇文邕に遣わされ、宇文慶(ユーウェンチン)の南下を護衛することに。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc7">千秋 ３</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>じ羌に到着した陳恭一行。晏無師は陳恭の持つ太阿剣の中に隠された帛書（「朱陽策」のうちの一つ）の存在を察し、その内容を会得して一層腕を上げます。それと同時に、己がどれほど悪意を傾けてもより磨かれていく沈嶠の美しい道心に感心するようになっていきます。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>そんな中、周国王・宇文邕が実の息子である宇文贇に暗殺され、北方を統一していた周国が崩壊。晏無師と沈嶠は宇文邕に忠誠を誓っていた斉国王・宇文憲の七男である宇文誦を碧霞宗に匿ってもらうことに。すると、道門を代表する純陽観から十年に一度の試剣大会が行われるため参加しないかとの誘いが来て…。</strong></span></p>
<p>陳恭がじ羌に行くのは、てっきり玉髄がとても高価な宝石で、斉国王に献上してより歓心を得たいがためと思っていましたが…まさか、硬度の高い玉髄で太阿剣を割り、中に入っている帛書を取り出して斉国王に献上するつもりだったとは！<br />
陳恭には体のいい警護扱いをされた沈嶠と晏無師でしたが、特に晏無師にとっては玉蓯蓉で内傷を癒せましたし、帛書の内容がちょうど「鳳麟元典」の改善策と補強策に関するものだったので、「鳳麟元典」のせいで日々魔心の綻びが大きくなり苦しんでいた彼にとっては渡りに船といった成果でしたね。<br />
ただ、沈嶠にとってはこの帛書は読んでも役に立たず、彼が知りたい残りの2巻はそれぞれ周国の皇宮である突厥人の阿史那と、天台宗が所蔵しているとのことで…まだまだ物語は長く続きそうで嬉しいです。<br />
晏無師の気まぐれのせいで多くの苦難にぶち当たった沈嶠がすでに昆邪との戦いに敗れる前と同じくらいの武功を取り戻せていることも嬉しいポイントでした。</p>
<p>ただ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>予想外だったのは周国王・宇文邕が実の息子である宇文贇に暗殺され、北方を統一していた周国が崩壊してしまったこと。晏無師、ひいては浣月宗は後ろ盾がなくなってしまい、烏合の衆状態に。沈嶠も晏無師を支持することで民の安寧を願っていましたが中原はまた戦乱の世に逆戻り。</strong></span><br />
父の忠臣たちを更迭・惨殺する宇文贇に反発するように、宇文邕に忠誠を誓っていた斉国王・宇文憲の七男である宇文誦を碧霞宗に匿ってもらおうと守り抜きます。</p>
<p>中原は一体どうなるのか…民の安寧は…？と不安に思っていた矢先、碧霞宗の外弟子である韓娥英が周国に投降したものの、斉国に忠誠心があるため、高紹義を主として支え、斉国復興の力になろうとしているとの情報が。ほとんど壊滅状態の碧霞宗がまた世俗の争いに巻き込まれるのではと不安です。<br />
しかもそんな中、道門を代表する純陽観から十年に一度の試剣大会が行われるため参加しないかとの誘いが来ていて…趙持盈は碧霞宗の弟子不足を憂えているので大会には必ず参加するでしょうが、そこで何か問題が起きるのではと嫌な予感がしています。そもそも十年年に一度の大会がなぜ九年目という半端な年に開催されることになったのか、裏がありそうですよね？</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本巻では「朱陽策」の一巻をさらに手に入れられたことと中原での政権争いが面白いポイントでしたが、さらに晏無師の沈嶠への捉え方ががらりと変わったことが胸キュンポイントでした！！</strong></span><br />
晏無師は初めは沈嶠を平凡な石ころだと侮り、彼を何度も手ひどく裏切ることで彼が絶望し悪意に染まるのを楽しみに待っていましたが、むしろ<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「沈嶠にとって過去の苦難は、自身を磨き上げるための過程に過ぎなかったのかもしれない。度重なる試練が原石を磨き、美しい玉が少しずつ輝きを放つように。この美しい玉こそが沈嶠の道心なのだ」</strong></span>と書かれているように、沈嶠の道心はますます美しくなるばかりで何一つ変わることはありませんでした。<br />
そして、晏無師は思うようになるのです。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「晏無師は認めたくなかったのだ。天下には自分が目を留めるに値する者などいないのに、どうしても心から消せない名前が一つあることを」</strong></span>と。<br />
沈嶠など自分より非力で目をかける価値のない存在だと頭では思っても、心がそれを否定する…くうーっ！沈嶠は全く気づいていませんが、晏無師のこの変化、たまらないですね。1巻当時の二人の関係を思うと、遠くまで来たなあ…と感慨深くなります。<br />
番外編では数年後の二人（道侶になった？）が描かれていましたが、ここに至るまでにあと何巻あるのか…！？なるべく長く読んでいたいと願うばかりです&#x1f979;&#x2728;</p>
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">千秋 ３</span></strong><br />
作者：夢溪石<br />
玉髄(ぎょくずい)を求め、陳恭(チェンゴン)一行と砂漠を進む沈嶠(シェンチアオ)。しかし、吹き荒れる砂嵐の中、道案内の男が姿を消した。舞い上がる黄砂に視界を奪われ、足を踏み外した沈嶠は晏無師(イエンウースー)とともに、地底に沈んだ古城に辿り着いた。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc8">まとめ</span></h2>
<p>天下一の道門として名高い玄都山の掌教・沈嶠は、突厥最強との呼び声高い昆邪との戦いに敗れて重傷を負い、武功と記憶と視力を失ったところを、偶然にも魔門三宗の一つ浣月宗の宗主である晏無師に助けられます。<br />
非道な晏無師は、神仙の修練に関する全五巻の書「朱陽策」を巡る争いに、沈嶠を招き入れるのでした。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>人の善性を信じる沈嶠と、人の悪性を信じる晏無師。正反対かつ全く相入れない二人が、命を助ける・助けられるというきっかけから、仲を深めていきます。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>どれだけ情けをかけられようと、恩があろうと、面白半分で仇で返すことしかしない晏無師の悪意を、沈嶠の真っ直ぐな道心が少しずつ変えていくのです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>二人の関係性の変容もさることながら、群雄割拠した国々や宗派同士の栄枯盛衰のさまも面白く、まるで実際の歴史を紐解いて学んでいるような生々しさがあります。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>歴史物が好きな方にはぜひおすすめしたい作品です。</strong></span></p>
<p>「千秋」シリーズは、翻訳版全四巻（予定）。最終巻の発売が待ちきれません！</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>木原音瀬「パラスティック・ソウル」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜近未来が舞台の愛の物語</title>
		<link>https://blmania.net/novel/parasitic-soul-series-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 15 May 2025 14:46:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[木原音瀬]]></category>
		<category><![CDATA[ディアプラス文庫]]></category>
		<category><![CDATA[カズアキ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21513</guid>

					<description><![CDATA[犬耳と尻尾を持つ”ビルア種”の世界を舞台にしたSFBL、木原音瀬先生「パラスティック・ソウル」シリーズを読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x26 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>犬耳と尻尾を持つ”ビルア種”の世界を舞台にしたSFBL、<strong><span style="background-color: #ffff99;">木原音瀬先生「パラスティック・ソウル」シリーズ</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21513"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-10"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-10">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">本作をもっとよく知るための小ネタ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">パラスティック・ソウル（１）</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">パラスティック・ソウル（２）</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">パラスティック・ソウル（３）</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">パラスティック・ソウル（４） endress destiny</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">パラスティック・ソウル love escape</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">パラスティック・ソウル unbearable sorrow</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29371667.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29371667_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>「願いが叶う薬」で恋をさせられていた不良×復讐のために薬を飲ませた優等生</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>とある科学者が死に、『最後の晩餐』に招かれた縁もゆかりもない四人に“願いの叶う薬&#8221;が配られる。</strong><br />
大学生の八尋(やひろ)は、その薬を大嫌いな相手・ジョエルに飲ませた。<br />
自分を好きになるように──意趣返しにそう願って。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>SF×BLに興味がある&#x1f6f8;</strong></li>
<li><strong>犬耳犬しっぽの半獣にときめく&#x1f436;</strong></li>
<li><strong>愛や生、死について立ち止まって考えたい&#x1f4ad;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">本作をもっとよく知るための小ネタ</span></h2>
<p>①<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「パラスティック・ソウル」の本編は、新書館発行のコミック雑誌とノべル雑誌の全誌を横断するという異例の連載形態で、BL雑誌以外にも一般雑誌や少女漫画雑誌に掲載されました。</strong></span><br />
そのため、同性カップルだけでなく、男女カップルや性別という概念がない種族も登場します。</p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://note.com/yakijakechan/n/na1ddb9932eed">「パラスティック・ソウルシリーズ」単行本と文庫本の違いとオススメの読む順番＆ドラマCD情報【木原音瀬】｜商業BLまとめ|焼き鮭ちゃん</a></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc5">パラスティック・ソウル（１）</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ハイビルア研究所の元所長であるブロイルス・ヒルが亡くなると、彼の屋敷に住んでいたビルア種の美青年 ライヴァンは、屋敷に関係する4人を集め「願いがなんでも叶う薬」を与えます。4人は全く別々の用途にその薬を使い…。</strong></span></p>
<p>まずは、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本巻の主役カプであるジョエル・ハワードと八尋惣について。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ジョエルは両親が権力者であることを笠に着て、金とコネの力で進学し、女を侍らせていました。楽単と名高いゼミで偶然出会った優等生の八尋が、実はホープタウンという貧民街出身だと聞いて、ジョエルは彼を必要以上に嬲ります。しかし、「願いがなんでも叶う薬」を飲まされたジョエルは、知らず知らずのうちに八尋に恋をしてしまうのです！</strong></span></p>
<p>ジョエルの八尋イジメは陰湿（ホープタウンの悪い噂を流したり、八尋の恋人を寝取ったり）で、この生々しさこそ木原先生作品の良さ…としんどさを噛み締めました。<br />
ジョエルが八尋を好きになってからの「後悔攻め」っぷりもまた素晴らしい。ジョエルは親との縁を切ってまで八尋と付き合おうと必死になるんですが、八尋はなかなか靡かないんです。どれだけ後悔しても過去を消すことはできなくて、苦しむジョエルにゾクゾクします。<br />
ジョエルに薬を盛って自分を好きにさせたものの、根が真面目な八尋が罪悪感に苦しんでしまうのもしみじみと良い展開です。誰かが幸せな時、誰かは不幸せなんですよね。<br />
ジョエルに薬のことを打ち明けて結婚話はなかったことにする八尋ですが、まるでその罪を罰するかのようにホープタウンで金目のものを盗まれた上に尻尾を切られるという事件にも巻き込まれてしまいます。この、受けが容赦なくとことん酷い目に遭う展開…木原先生作品でしか経験できません。<br />
割とあっさりハッピーエンドになってしまったので、この二人の話だけで小説上下巻読みたい！！と強欲にも思っちゃいました。<br />
ジョエルが八尋にアプローチしてた頃（結婚まで）の話とか、もっとじっくり知りたいですね。</p>
<p>次に、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ブロイルスの屋敷に食事を運んでいたレストランの従業員である芭亜斗・荒木</strong></span>について。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>芭亜斗は反社会的組織のチンピラで、ボスに上納する金が足りず困っていました。父の斗桝の遺産がないかと探し回ったところ、兄の祁壜に「ロワゾの鍵のありかを知る者に遺産は渡す」と遺言が残されていることを知ります。しかし、祁壜は数日前に何者かに射殺されたばかり。芭亜斗は「鍵のありかを言ったら死ね」と願いを込めて、薬を祁壜の死体に飲ませます。</strong></span><br />
暴力で人を支配することしかできない芭亜斗のクソチンピラっぷりに半目になっていたのですが、途中から強烈なマザコン・ブラコンの気配が。立派な成人男性である祁壜の乳首を甘えながら吸う芭亜斗は倒錯的で、自分の新たな萌えどころを発見してしまいました。えっちだ…。<br />
最後は生き返ったと思っていた祁壜が実は死んでいたというなんとも悲しいラストで、芭亜斗の「愛されたかった」という悲痛な願いが叶わないことが切なかったです。</p>
<p>次に、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ブロイルス邸の庭の薔薇をかすめ取っていた薄汚い少女・ミア</strong></span>について。<br />
ホープタウンでハイビルアの男と共に物乞いをしています。多分、芭亜斗に監禁された祁壜を救ったのは彼女だと思うのですが、いまいち確信が持てません。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ハイビルア研究所で最初の被験体だったBBB1の母親と同じ名前</strong></span>ですが、実際のところはどうなのか…。</p>
<p>最後に、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ブロイルス邸の庭を老犬の散歩道にしていた少年・ニコラス</strong></span>についてです。<br />
彼は「最後の晩餐」に招かれた当時はハイビルア研究所に住んでいると話していたのですが、BBB1は6歳頃に研究に連れてこられて早々に薬でショック死させられたとのことだったので、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ニコラスはWBH23という名前で呼ばれていた被験体ではないかなと想像しています。WBH23はハイビルア研究所が火事になった際に逃げ出したようで、今は行方不明です。</strong></span></p>
<p>1巻ではジョエルと八尋の恋の行方がはっきりしたものの、それ以外の人々については謎が深まるばかり。2巻が楽しみです。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル（１）</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
とある科学者が死に、『最後の晩餐』に招かれた縁もゆかりもない四人に“願いの叶う薬”が配られる。大学生の八尋は、その薬を大嫌いな相手・ジョエルに飲ませた。自分を好きになるように――意趣返しにそう願って。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">パラスティック・ソウル（２）</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ハイビルア研究所で住み込みの雑用員として働くニコラスは、老犬のジョンだけが親友です。研究所では秘密裏に、ビルア種の幼児・ラビ（通称BBB1）に違法な薬物を投与して人体実験を行っていました。思うような成果が出ず焦った副所長はラビに大量に薬物を投与してショック死させてしまい、彼の遺体を抹消しようと躍起になりますが…。</strong></span></p>
<p>1巻でざっくり語られていた、ニコラスとジョンのハイビルア研究所からの脱走劇について詳しく語られます。それに加えて、ラビの両親であるミアとスタンリーについても。</p>
<p>まずは、ニコラスとジョンについて。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ニコラスとジョンは、祁壜やミジュンをはじめとする研究員たちによってハイビルア研究所に閉じ込められ火事で殺されかけるものの、機転を効かせたジョンのおかげで一命を取り留めます。ニコラスはライヴァンにもらった「願いがなんでも叶う薬」をジョンと自分で分け合いますが、ニコラスは「ジョンと話せるようになりたい」・ジョンは「ニコラスと同じ歳の少年になりたい」と願い、どちらの願いも叶ってしまいます。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>そして、ホープタウンでささやかに生き延びるうちに、ヤク漬けの売春婦になったミジュンから「ニコラスはジョンの脳を移植され、ジョンはニコラスの脳を移植された」事実を知るのでした。</strong></span></p>
<p>あまりにもおぞましい事実に、最初は理解が追いつかず…ハイビルア研究所はハイビルアについて研究する場所のはずなのに、なぜそんなことをしたのか全く理解できません。ブロイルスが面白半分でやったとしか思えない…。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>犬に人間の脳を、人間に犬の脳を移植できたとして、ブロイルスは一体何を証明したかったのでしょうか？あまりにも人間も犬もどちらの命をも軽んじていて、怒りのあまり体がぶるぶると震えました。</strong></span><br />
それまで軽蔑していた人間の脳が自分の頭の中に入っていることに衝撃を受け、自分は犬なのか人間なのかと混乱するジョンの姿に胸が苦しくなります。</p>
<p>最後にミジュンの死体を埋めてやるニコラスの姿を見ながら、なんともいえない気持ちになりました。自分を殺そうとした人間をニコラスは覚えておらず、ただ慈悲をかけてやろうとしている…。ニコラスの無垢な優しさが胸に痛かったです。<br />
ニコラスの爪先にキスをするジョンの姿はまるで敬虔な信者のようで…神々しささえ感じる美しいシーンでした。</p>
<p>もっと二人のお話が読みたいけれど、あとがきに「ジョンとニコラスは田舎に引っ越して幸せに暮らす」というようなことが書かれていたので、もう続きはないのかな。寂しいです。</p>
<p>次に、ミアとスタンリーについて。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ミアがどうやってホープタウンで生きてきたのか。そしてどうやってスタンリーと出会ったのか。ラビとの関係は。スタンリーが八尋惣の弟だと分かってからどうなったのか。それらが詳しく語られます。</strong></span></p>
<p>ミアとスタンリーは捨て子だったラビを短い間育てていたようですが、短くともとても深い愛情を込めていたことが分かりました。<br />
スタンリーは「僕は頭が悪いから」といつも恥ずかしそうにしてミアの言う通りにしているものの、ミアのことに関してだけはとても頑固で…ミアがどれだけ家族の元に戻れと怒っても全然言うことを聞かない姿は、主人の心を読み取る忠犬のようで、なんだか泣けてきてしまいました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ミアが双子を産んだ時、惣のお母さんのマディソンが彼女ごと慈しんでいるのも素敵でした。</strong></span>惣とミアの間にはまだ確執があるかもしれませんが、徐々に打ち解けていけたらいいな。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29430929.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_05%23productInfomation%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29430929_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル（２）</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
五歳児前後の知能しか持たない少年ニコラスと、人間並みの頭脳を持つ老犬ジョン。ハイビルア研究所で暮らす一人と一匹はいつも一緒だった。けれどジョンの寿命が迫ったある日、研究所が火事になり……？</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc7">パラスティック・ソウル（３）</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>世界政府への抗議から始まったテロ組織の一員である芭亜斗・荒木は、3ヶ月前に亡くした最愛の兄を生き返らせるため、「願いをなんでも叶える薬」をくれたライヴァンを監禁し、さらに薬をよこせと強請ります。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかし、ライヴァンは頑なに「あの薬は私が死なないと手に入らない」と言い…。</strong></span></p>
<p>3巻では「ハイビルア」の謎が明らかになります。2巻まででは、ビルア種の子供の中には5歳頃からハイビルアになる子供が稀に含まれ、彼らは非常に知能が高いものの、30歳になるとフェードアウトといって急に5歳ほどまで知能が退行してしまうという現象が起きていました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>実はハイビルアとは症状の名称ではなく、寄生体の名称でした。ハイビルアは5歳ほどのビルア種の子供に取り憑くも、25年間しかその体を乗っ取れない（宿主が死ぬ時などに白い粒になって口から吐き出され、新たな宿主に粒を飲ませればその体を乗っ取れる）ため、5歳のビルア種の体を乗っ取り続けて永遠の命を貪っているのです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>つまり、「願いをなんでも叶える薬」はハイビルアの命そのものだったのです。</strong></span></p>
<p>2巻でブロイルスがジョンにニコラスの脳を移植していたことを知った時は、なんのためにそんなことをするのかと激しい怒りを覚えたのですが、3巻でようやくその真意を理解できました。ブロイルスはハイビルアが犬に寄生できるのかを調べたかったようです。実際、3巻ではブロイルスは白い犬に寄生していました。</p>
<p>ただ、謎なのが、ハイビルアの寄生している宿主が30歳を迎え、死などの危機に瀕した時に真珠のような塊（ハイビルアの命）を吐き出させ、それを5歳のビルア種に飲ませればその体に寄生できる…というのは分かるのですが、例えばスタンリーのように生きたままの30歳過ぎのビルア種（過去にハイビルアに寄生されていた）もいるんですよね。宿主が死ななくても、宿主が30歳になれば自然とハイビルアは外に出てくるのかな？<br />
あと、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ブロイルスは「ライヴァンを仮死状態にして、彼の精神をベースに増殖させて自らの精神を移行させることで自分もハイビルアになることができた」と言っていましたが、これがよく分からない…。ライヴァンの「命」はブロイルスのせいで欠けているそうですが、真珠のような塊を割って増殖させるところまでは想像できるものの、精神を移行というのが…？うーん、どういうことなんでしょう。</strong></span></p>
<p>最終的に、ビルア種の体がほしいブロイルスと、彼の研究を手伝えば永遠の命が手に入ると思っていた生命保険会社社長アダム・シェぺレンは、ハイビルアのテロ組織（ハイビルアの秘密を漏らした者を始末する）「虫」に一掃されてしまいます。<br />
ブロイルスの前例があるので、シェペレンの目論見は当たっていましたが、死んだ自分の体を生き返らせることはできませんでしたね。（ライヴァンも「願いをなんでも叶える薬」で生き返らせることはできないとは言っていましたが）<br />
ただ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>リサの前例から、脳死状態の体を生かすことはできるようなので、心臓さえ止まっていなければハイビルアはビルア種を蘇生させることができるということなのかな？</strong></span>と思いました。</p>
<p>あと、ライヴァンの別人格であるケント・マグワイアは、別人格なのではなくてライヴァンが乗っ取った体ということでしょうね。ケントの人格が時々出てきてしまうのは、ライヴァンの命が欠けた状態だからかなと思いました。ということは、人工体に乗り移った時は別として、リサの時もライヴァンはリサの人格と行き来していたのかな？</p>
<p>ミアとスタンリー夫婦は6人もの子供を作ったようで、惣とジョエルが嬉しそうだったのが嬉しかったです。ミアも怒りっぽさは健在ですが、元気にママをやっているようで。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>芭亜斗とライヴァン（リサ）の息子、芭蘭・荒木のエピソードは、予想外でした！</strong></span>ライヴァンが「自分が死んだ後に真珠のようなものを見つけたら芭亜斗の墓のまわりに撒いてくれ」と頼んでいたのも、人間という有限の命を生きる自分にはしっくりくるものでしたが、ハイビルアの秘密を知っているかどうかを調べるために芭蘭を騙して結婚したクリス・ファガーソン（ハイビルア、元「虫」の隊長）は倒れるほどにショックを受けていて、悠久の命を持つ生き物にとって「死」はそれほど恐ろしいものなのだと死生観の違いを感じさせられて趣深かったです。</p>
<p>3巻までで、1巻で登場したキャラクターのその後のエピソードが全て回収されてしまったので、なんだか寂しいです。4巻はどんなお話なのか楽しみ！</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル（３）</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
もう一度“願いの叶う薬”で兄・祁壜を生き返らせたい芭亜斗は、何度頼んでも“薬”をくれないライヴァンを監禁する。だが拘束したライヴァンの世話をするうちに、脅迫する側とされる側のはずの二人の間にある感情が芽生え……？</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc8">パラスティック・ソウル（４） endress destiny</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>いわゆるハイビルアと呼ばれる「O」という精神体だけの種族であるハル・エヴァンズは、ワポリス大学教授として勤務しています。最近、気象科学科三年生のジェフリー・三峯から匿名で花を贈られ続けており、鬱陶しく思っていました。しかし、最初の寄生体の時から気に入ってつけている指輪を彼が拾って届けてくれたことから、交流が始まり…。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>これまで「ハイビルア」と呼ばれていた種族、O視点での物語ということで、彼らの生態がかなり明らかになりました。Oの存在意義は、知恵のある人類としてこの世界を牽引していくために、色々な経験をし成長して崇高なものになっていくこと。人間はOを「30歳までしか生きられないかわいそうな生き物」と思っており、Oもまた人間を「80年かけて劣化していく卑小な存在」だとお互いに侮蔑しあっています。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>主人公のハルもOらしい考え方の持ち主で、寄生体には興味がなく、ただ知識を得ていくことだけを目的に生き続けていました。しかし、ジェフリーがハルを愛したことで、彼女は徐々に「心から愛し、愛される」ことの喜びを知っていきます。</strong></span></p>
<p>ジェフリーはOの生態を知らないので、愛する人の抜け殻を愛し続け、それがなくなれば喪失感に苦しみ、再び誰かを愛して失うことを恐れます。しかし、ハルは寄生体を変えながらずっとジェフリーのそばにい続け、「愛している」と伝え続けました。<br />
日に日にハルの中ではジェフリーの愛おしさは増すのに、ジェフリーは80年経てば死んでしまう。そして、ジェフリーはハルの心を持つ新たな寄生体には興味を示さず、かつての寄生体である抜け殻にばかり愛を注ぐ…。Oは自分たちの種族の秘密を話すことが生理的に不可能なため、ハルはどれほどジェフリーを愛しても、自分の正体を明かすことはできません。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ハルが「自分の存在意義はどこにある？ここにいる意味は？愛しているのに、愛されていたのに、愛されないなんて……どうすればいい？こんなに愛してるのに、愛されていたのに。ジェフリーと同じように年をとりたかった。ジェフリーとだったら、限りある命で終わってもよかった」と新たな寄生体に宿るたびに苦しんだり、「もうすぐ……ジェフリーに会える。嬉しい。姿形が消え失せて、精神だけの世界に行ったなら……自分は彼に何の説明もしなくても、そのままで愛してもらえる筈だった」と自殺しようとしたりするのを見るたびに、ハルがどれほどジェフリーに愛し愛されたかったのかが伝わってきて、涙が止まりませんでした。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>Oの同胞たちは恋愛にうつつを抜かすハルを馬鹿にしていますが、ハルは「愛は苦しい。愛は切ないが……それ以上の至上の喜びを自分に与えてくれる。そして全てが消え去ったあとも「想い」は永遠に続くのだろう」と語ります。</strong></span>ハルにとってジェフリーとやりとりした愛は、途方もなく豊かで、価値あるものだったのですね。</p>
<p>作中で一番好きなセリフがあって…それは、ハルの「絶対に、返さない。……これはジェフリーを愛した者だけがつけられる指輪だ」です。もともとはハルが最初の寄生体だった時に気に入ってつけていた指輪だったんですが、ジェフリーを愛するようになってからは、ジェフリーと自分を繋いでくれた思い出の品になっていきます。最初はジェフリーの控えめながら情熱的な求愛に渋々応えていたハル。次の寄生体に移る時も、「人間は嘘つきだから、ジェフリーが本当に抜け殻の寄生体を世話するのか見届けてやろう」という少しいじわるな気持ちで、彼の近所のビルア種に寄生することを決めるんです。なのに、ジェフリーがあまりにもその抜け殻への愛を大切にするので、ハルはいたたまれなくなって、「心はここにあるのに」とジェフリーを必死で支えようとするようになっていくんです。ジェフリーは生涯ハルしか愛せないと思っていたけれど、ハルの精神を持つアーノルドを愛するようになるんですね。そして、アーノルドにハルの指輪をプレゼントするんです。そこでアーノルドが「これはジェフリーを愛した者だけがつけられる指輪だ」とふざけるんですね。アーノルドは自分がハルだとは言えない。自分はハルなんだと言えるギリギリのラインがこのセリフだったのだと思うと、ハルのジェフリーへの必死のラブコールが伝わってきて胸が苦しくなります。</p>
<p>ああ、ハルとジェフリーのお話がもっと読みたい。でもジェフリーはもう死んでしまって…。ハルがジェフリー亡き後、どうやって生きていくのか気になります。Oを滅ぼしたいと考えているようですが、どうなるのか…。</p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル（４）　endress destiny</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
銀耳に銀尻尾、美しい銀の髪を持つハイビルアのハルは、年下のジェフリーの一途な想いに応える形で夫婦となった。だが寄生体の交換期限である“フェードアウト”を迎え、ハルの精神はジェフリーの隣家に住む五歳の男児アーノルドに移された。黒髪に黒耳・黒尻尾と容れ物は変わっても、そばにいるのは彼の愛した魂。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc9">パラスティック・ソウル love escape</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>世界的な「O狩り」でOが絶滅して30年後のフランス中央刑務所には、テロ組織「zo」にOを飲まされたとされる前世界大統領の息子 ヨシュア・ハマスが収監されています。彼の担当になった、ホープタウン出身の刑務官 ケイン・向谷は、好みの外見をした彼に惹かれていき…。</strong></span></p>
<p>設定からして衝撃的です。あれほど猛威を振るっていたOがなんとたった30年ほどの間に絶滅されたと言われるほどまで激減。Oは密かにホープタウンなどで生き延びているようだ…とまことしやかに囁かれる程度になり、堂々とは生きられなくなっているようです。これにはハルも関係しているのでしょうか。</p>
<p>Oを飲まされた（と言われている）ヨシュアは、30歳になったら精神体を排出するので、それまでは刑務所に収監されています。ケインは余命半年のヨシュアを管理することになりますが、予想外だったのが、ヨシュアがケインの好みのタイプの外見（赤毛のビルア種の男）であったこと。そして、そんなヨシュアにケインが恋に落ちてしまったこと。</p>
<p>刑務官を惑わして脱獄などしないよう、ヨシュアはケインと話すことができないようになっています。しかし、ヨシュアはケインの示すささやかなサインを受け取っては、素直に喜んだり照れたり怒ったり悲しんだりと、感情を豊かに表します。そのうち、ケインは自分だけに「愛してる」と訴えてくるヨシュアを愛してしまうんですね。</p>
<p>ヨシュアは前世界大統領の息子ではありますが、13年間もテロ組織に誘拐されてホープタウンで監禁されていました。ケインも大学まではホープタウンで生まれ育っています。ヨシュアには父がいますが、息子を自分の道具としてしか見ていません。ケインの母は彼が幼い頃に水死し、父は客の誰かということしか分かりません。ケインもヨシュアも、誰からも特別に愛されなかった孤独な人なんです。だからこそ、二人は共鳴したのかもしれません。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>それまでの人生…ホープタウンを抜け出して都市部の人間になり何不自由ない豊かな生活を送るように努力した日々を棒に振ってでも、ヨシュアが見たいと願ったヒースの丘へ彼が死ぬ前に連れて行ってあげたかったケイン。自分の人生が壊れようとも、ヨシュアに愛を伝えられなくとも、ヨシュアに喜んでほしくて、その一心で、脱獄を企てたケイン。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>そして、ケインを失って、初めて自傷行為をしたヨシュア。狂ったように泣き喚いて、ものは食べなくなり、尻尾の毛をむしり取り、頭を壁にぶちあてて血まみれになり…己が壊れるほどケインを求めたヨシュア。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>二人の凸凹の愛は、互いの形でしか存在しないように感じられます。お互い以外ではその形にはまらない、最初で最後、唯一無二の恋人たち。</strong></span><br />
ヨシュアがケインに甘えるさまが愛おしくて、何度も読み返しては「よかったね」とあたたかい涙が溢れます。人々の偏見に惑わされて苦しめられてきた二人。やっと自分の人生を歩み出せます。二人で手を取り合って、ずっとずっと幸せに暮らしてほしいです。</p>
<p>ああ、パラスティック・ソウルシリーズも、もう残り1巻！寂しいです。ずっと続いてほしいのに。</p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル love escape</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
己の性癖と出自を隠して生きてきた刑務官ケインは、ある日極秘人物Ｈ３の独房担当となる。彼は寄生体Ｏに魂を乗っ取られており、半年後フェードアウトして元の精神に戻るまで、自傷行為防止のため全裸で生活させられていた。赤毛の犬耳・犬尻尾を持つ美しい男を日々監視するうち、ケインは一方通行でしか届かない彼の声に夢中で耳を傾けるようになり、H３もまた自身に好意的な刑務官の存在に気付き始める――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc10">パラスティック・ソウル unbearable sorrow</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ヨーロッパ地区のOが共同生活を送る「ネスト」のEクラスという、最も傷ついた精神体として多重人格に苦しむシド・オイラーは、親身になってくれる乗り換えコーディネーター パトリックに片思いをしています。しかし、ある事件をきっかけにパトリックが乗り換えの際に故意に何百もの精神体に傷をつけていたのではという嫌疑がかけられ…。</strong></span></p>
<p>「endless destiny」でハルがOを滅亡させたいと野望を抱いていたので、このままでは終わるはずがないとは思っていたのですが…まさか乗り換えコーディネーターになることで精神体に傷をつけ、Oの秘密を暴露するOを作ろうとしていたとは驚きでした。たしかに自分が告発したくても、自分で自分の精神体に傷をつけることはできませんものね。<br />
さらに驚くべきことに、パトリックはシドの手違いで乗り換えし、パトリックはシドを殺害しようとするものの、結局シドに情が湧いてしまい、シドの乗り換え（フランという子供に精神体を飲ませた）を引導します。結局「欠け」が大きすぎたシドはパトリックの記憶を失うんですが、愛情だけは残り続けるんですね。</p>
<p>パトリックがフランを溺愛する様子を読みながら、なんとも言えない気持ちになりました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>パトリックは一貫してジェフリーを愛し続けていて、その後にどれだけセックスをしようと「ただのスポーツ」と割り切っていました。シドにどれだけ愛されても愛し返さないと決めてもいました。けれど、いざシドが死ぬと、パトリックはシドにもう一度会いたいという思いに苦しめられます。あれほどまでにOを滅亡させることを夢見ていたのに、シドに優しく愛された記憶がいつの間にかパトリックの心にも愛として根付いていたんですね。どれだけ「最後の一人になろう」と固く決意していても、どんなに非情であろうと努力しても、どんな生き物も、ひとりでは生きていけないのかもしれないと感じました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛して、愛されて、情を傾けられる時間にこそ、生き物は生きている実感を覚えるのではないかと…。</strong></span><br />
フランを甘やかすパトリックの挿絵が、網膜に焼き付いて離れません。</p>
<p>14年間も続いた「パラスティック・ソウル」シリーズは、本巻で完結です。<br />
Oの呆気ない最期に、拍子抜けしたような、でも不思議とリアルさを覚えるような、もの寂しい読後感を覚えました。</p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">パラスティック・ソウル unbearable sorrow</span></strong><br />
作者：木原音瀬<br />
精神だけの生命体Ｏ（オー）が集まって暮らすコロニー“ネスト”。魂に傷を抱え、不安な日々を送っていたシドは、肉体の【乗り換え】をサポートするコーディネーターのパトリックを慕っていた。彼はシドには特別に親切で、望めばセックスもさせてくれるけれど、どこか底知れないところがあって……？</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc11">まとめ</span></h2>
<p>世界で猛威を振るった感染病のワクチンの副作用として、犬耳・犬しっぽを持つ人類「ビルア種」が生まれた近未来のお話です。<br />
ビルア種にのみ寄生する、永遠の命を持つ精神体「O」と人間の、愛と闘いを描きます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>木原先生作品の中では最もライトな読み応えのシリーズだと思われます。</strong></span>痛い、辛い、悲しい展開はあれど、先生の代表作である「美しいこと」や「箱の中」のような激しさはなく、多くの場合、あたたかなハピエンで終わっています。なので、初めて木原先生作品を手に取る初心者の方にぜひおすすめしたいシリーズです。<br />
また、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>SFものが好きという方にも読んでいただきたい！</strong></span>まさかと思う設定がどんどん出てくるので、よくぞこの世界観を思いついたなあ…そんな未来がもし来たら…といろいろ考えさせられて楽しいです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>稀代のストーリーテラー・木原音瀬先生が送る、衝撃のSF×BLの名シリーズ「パラスティック・ソウル」。愛とは、生きるとは…普遍的なその問いへの答えが、そこにはあります。あなたもぜひこの魅力に満ちた木原ワールドで、自分自身と対話してみませんか。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>アダム・シルヴェラ「今日、僕らの命が終わるまで」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜2021年米国で最も売れたYA小説</title>
		<link>https://blmania.net/novel/they-both-die-at-the-end-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 10 May 2025 10:08:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[アダム・シルヴェラ]]></category>
		<category><![CDATA[五十嵐加奈子]]></category>
		<category><![CDATA[小学館集英社プロダクション]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21488</guid>

					<description><![CDATA[ラストがわかっているのに読めば必ず涙する、二人の儚い物語、アダム・シルヴェラ「今日、僕らの命が終わるまで」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ラストがわかっているのに読めば必ず涙する、二人の儚い物語、<strong><span style="background-color: #ffff99;">アダム・シルヴェラ「今日、僕らの命が終わるまで」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21488"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-12"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-12">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">本作をもっとよく知るための小ネタ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">①ラストがわかっているのに涙が止まらない</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">②二人が互いに愛を自覚するまでも、してからも、全てが眩しくて尊い</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">③あっけない最期に、心が追いつかず…。</a></li></ol></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32384780.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32384780_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>里親ホームで暮らす不良少年と引っ込み思案な優しい少年</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>真夜中0時過ぎに、その日死ぬことを予告するサービス「デス=キャスト」が普及した世界。</strong><br />
死を告げられた二人の少年、マテオとルーファスは、最後の時を共に過ごす相手を見つけるアプリ「ラストフレンド」を通じて出会う。<br />
克服したい過去や、後悔、叶えたかった夢――様々な想いを胸に、二人は最後の一日をどう生きるのか？</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>生と死について考えたい&#x1f4ad;</strong></li>
<li><strong>どんな人生を送りたいかを今はっきりと答えられる/答えられない&#x1f6e3;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>泣ける作品が読みたい&#x1f622;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">本作をもっとよく知るための小ネタ</span></h2>
<p>①全米100万部突破！NY Times ベストセラーリスト15カ月連続1位！</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc5">①ラストがわかっているのに涙が止まらない</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-1730 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/kandou_book_woman_sad-e1620983070682.png" alt="" width="151" height="230" /></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作は「デス=キャスト」という、「今日死ぬ人に電話で宣告がなされる」という世界のお話です。主人公のマテオとルーファスは冒頭でデス=キャストから電話を受けていることから、このお話の最後には死ぬということが確定しています。</strong></span></p>
<p>ラストが分かっている状態で小説を読むという体験はあまり多くない（自らネタバレを読まない限りは）ことなので、最初は新鮮な気持ちで読んでいました。主人公たちが死ぬと言われていても、それはあくまで創作の世界でのこと。「死ぬ」という言葉に実感が湧かないまま、「そういうラストの選択肢もあるだろうな」程度に軽く考えていたんです。</p>
<p>でも、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ページをめくるほど、主人公たちは自分のやり残したことに後悔したり、挑戦しようとしたり、愛する人に言葉を残したり、残された時間に怯えながらも懸命に生き抜こうとしていて、命の灯火を必死で燃やし尽くそうとする姿を見ていると、「死がいつか訪れるのは、彼らだけじゃない。自分だって同じじゃないか。どうしてマテオやルーファスだけの、創作上の問題だと楽観的に考えていたんだろう？」と思うようになっていきました。</strong></span></p>
<p>それに、ページをめくるほどに二人がどんな人間なのかがよく分かってきて、ただの創作物上の赤の他人ではなく、血の通った知り合いについて読んでいるような気持ちになっていきました。<br />
二人の生い立ち、今悩んでいること、時間や勇気があればしてみたかったことを知るほどに、「二人に死んでほしくない」「どうして彼らが死ななければならないのか」という苦しみと怒りが強くなり、実は死ぬ以外のラストが待っているのではと思い込ませようとしている自分に気づきました。</p>
<p>ラストはみなさんのご想像の通りでした。<br />
自分だって、頭では分かっていました。それでも、涙が止まらなかった。二人が死んだことを受け入れられなくて、心臓を握りつぶされるように痛みました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「人が死ぬ」。宇宙の長い歴史から見れば、人間が生きて死ぬまでなんて一瞬です。それでも、人ひとりひとりにたくさんの人の愛や想い、物語が詰まっています。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>死ぬことが最初から分かっているからこそ、生きることのかけがえのなさを教えてくれる作品だと感じました。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">②二人が互いに愛を自覚するまでも、してからも、全てが眩しくて尊い</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-814 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/couple_man_man-e1621057288140.png" alt="男性、カップル、手を繋ぐ" width="230" height="230" /></p>
<p>ルーファスはバイセクシャルを自認しており、マテオは自分の性的指向にはっきりした輪郭を持てないでいました。<br />
そしてそんな二人は、「ラストフレンド」というアプリで、死ぬまでのタイムリミットが24時間を切った者同士として出会います。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>臆病な性格ゆえに何事にもチャレンジできなかったマテオを、暗い部屋から明るい世界に引っ張り出すルーファス。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>両親と姉を事故で亡くしてから死んだように生きていたルーファスに、世界に散らばる希望や優しさを教えるマテオ。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>自分にないものを持つ相手を知るほど、そして相手の優しさや愛情に触れるほど、二人はお互いが友情を超えてかけがえのない存在になっていることに気づいていくんです。</strong></span></p>
<p>私はマテオが唯一の親友・リディアに人生初のカミングアウトした時の言葉が大好きです。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「僕は（自分の性的指向について）納得できる理由が見つかるのを待っていたんだと思う──告白に添える、美しくて、とびきりすてきな何かを。それがルーファスなんだ」。</strong></span><br />
なんて美しくて、胸を打つ告白でしょう。この言葉を読むたびに、マテオにとってルーファスがどれほど大切な存在なのかを思い知らされます。特に、内気なマテオにこれほどの言葉を言わせるルーファスの無垢な心の輝きを思って、胸がいっぱいになります。</p>
<p>マテオを守るように、彼の家に行き、ベッドから出るなよと言うルーファスの不器用な愛にもぐっときます。愛する人をもう誰も失いたくないのだというルーファスの思いが伝わってくるようで…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>たった24時間足らずしか一緒にいられなかった二人。けれども、その10数時間は二人のこれまで生きてきた10数年間と同じくらい密度の濃いもので、愛を自覚するには十分すぎる時間でした。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛は時間ではなく互いの想いの濃さが生むのだと感じさせられます。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc7">③あっけない最期に、心が追いつかず…。</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-16968 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/uyfX5Nte3BD2Y4U1665394099_1665394103.png" alt="" width="185" height="230" /></p>
<p>マテオとルーファスは、それぞれ別の理由で死にます。以下、二人の死に方をネタバレしているので要注意です。</p>
<p>↓</p>
<p>↓</p>
<p>↓</p>
<p>↓</p>
<p>↓</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>マテオはルーファスのために紅茶を淹れてあげようとして死にます。ずっと不調だったガスレンジが暴発したのです。マテオの健気なルーファスへの愛、それが彼を殺すことになるなんて、誰が想像したでしょうか？</strong></span><br />
誰もが納得する死に方なんて存在しないと分かっています。それでも、私は悔しくて辛くて、泣かずにはおれませんでした。<br />
マテオは内気で、勇気を出して行動する時はいつも他人のためでした。大学進学のために貯めていたお金はリディアにプレゼントし、余ったお金もホームレスにあげたりと、彼の行動の先にはいつも他人の幸せを願う気持ちがありました。そんな利他的で優しい彼が、最期の瞬間まで他人のために生きていた彼が、どうして火傷で苦しんで死ななければならなかったのか。熱くて、息苦しくて、辛かったろう。そう思うと、神様の胸ぐらを掴んで問いただしたくなります。どうして人の死に方は選べないのかと。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ルーファスは決して品行方正ではありませんでしたが、仲間や家族などの愛する人たちを自分のこと以上に大切にしようと努力する優しい少年でした。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>そんな彼も、車に撥ねられて死にます。</strong></span>隣にマテオがいたなら、道に飛び出したルーファスを引き留めてくれたかもしれません。でも、マテオは先に死んでしまっていた。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>マテオの死にうちひしがれるあまり、ルーファスは安全確認を怠ったのです。</strong></span>やりきれません。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>二人の死は、あまりにも呆気ないものでした。二人がこれまで頑張って生きてきた人生の道のりを思うと、こんなにも簡単な理由で死んでいいはずがないと泣き叫びたくなります。</strong></span>せめて死ぬ時は二人には痛みを感じず、安らかに死んで欲しかったと、何度も思ってしまいます。自分には誰の死をも操作する力はないと分かっていても、二人を愛しているからこそ願わずにはいられないんです。<br />
リディアやプルートーズは二人の死因を知ってどれだけ辛かったろうと考えてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc8">まとめ</span></h2>
<p>24時間以内に死ぬ人に電話をかける「デス=キャスト」から、連絡を受けたマテオとルーファス。二人は死を受け入れられない気持ちと葛藤しながらも、最期の日を懸命に生き抜こうとします。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>死を真剣に考えるのは怖いからこそ、日々を惰性で生きてしまう人は多いはずです。けれど、私たちは確実に死へと日々近づいているのだと、改めて突きつけてくれる作品でした。だからこそ、今日を真剣に生きなければと思わされます。</strong></span></p>
<p>あなたがもし今日死ぬのだとしたら…。<br />
マテオとルーファスとともに、最期の日の過ごし方を考えてみませんか。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32384780.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32384780_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">今日、僕らの命が終わるまで</span></strong><br />
作者：アダム・シルヴェラ<br />
真夜中0時過ぎに、その日死ぬことを予告するサービス「デス=キャスト」が普及した世界。死を告げられた二人の少年、マテオとルーファスは、最後の時を共に過ごす相手を見つけるアプリ「ラストフレンド」を通じて出会う。克服したい過去や、後悔、叶えたかった夢――様々な想いを胸に、二人は最後の一日をどう生きるのか？</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>肉包不吃肉「病案本 Case File Compendium」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜中国の架空都市を舞台にした人気長編現代BL肉包不吃肉「病案本 Case File Compendium」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜中国の架空都市を舞台にした人気長編現代BL</title>
		<link>https://blmania.net/novel/case-file-compendium-series-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 06 May 2025 16:52:17 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[yoco]]></category>
		<category><![CDATA[すばる舎]]></category>
		<category><![CDATA[プレアデスプレス]]></category>
		<category><![CDATA[肉包不吃肉]]></category>
		<category><![CDATA[呉聖華]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21480</guid>

					<description><![CDATA[人気作家肉包不吃肉(ロウバオブーチーロウ)先生、日本初上陸！連載を追っていた読者を阿鼻叫喚の渦に巻き込んだ、陰謀うずまくスペクタルサスペンスBLが早くも邦訳化！！肉包不吃肉先生「病案本 Case File Compend [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>人気作家肉包不吃肉(ロウバオブーチーロウ)先生、日本初上陸！連載を追っていた読者を阿鼻叫喚の渦に巻き込んだ、陰謀うずまくスペクタルサスペンスBLが早くも邦訳化！！<strong><span style="background-color: #ffff99;">肉包不吃肉先生「病案本 Case File Compendium」シリーズ</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21480"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-14"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-14">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">病案本 Case File Compendium １</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">病案本 Case File Compendium ２</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33856409.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33856409_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>特殊な精神病を持つ御曹司×元主治医・医学部教授</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>巨大製薬会社の御曹司である19歳の賀予(ハーユー)は、世界に4人しか患者がいない特殊な精神病を患っている。</strong><br />
彼が幼少の頃、賀予専属の医師として賀家に雇われていたのは13歳年上の謝清呈(シエチンチョン)。<br />
謝清呈の妹、謝雪(シエシュエ)が滬州(こしゅう)大学芸術学部で教鞭をとることを知り、賀予は中国に戻り、滬州大学に入学した。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>犬猿の仲なケンカップルが好き&#x1f4a5;</strong></li>
<li><strong>一回り以上の歳の差カプに萌える&#x2195;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>中国BLに興味がある&#x1f1e8;&#x1f1f3;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">病案本 Case File Compendium １</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>巨大製薬会社の御曹司である賀予は、元主治医である謝清呈の妹・謝雪に片想い中。彼女にどうにかアプローチしようと試みるも、なぜかそのたびに殺人事件に巻き込まれ…！？</strong></span></p>
<p>1巻では<span style="background-color: #ffff99;"><strong>成康精神病院での梁季成主任による10数年間に亘る、患者・江蘭佩へのレイプ事件をきっかけに殺人および無理心中が発生。さらにそこから派生して、「Ｗ、Ｚ、Ｌ、ハンカチ落とし殺人ゲーム」が沪州大学で発生。</strong></span>滬大経営のホテルで王剣慷という男が江蘭佩を思わせる赤いヒールを履かされた状態で殺されます。<br />
たまたま謝清呈も賀予も一連の事件に巻き込まれてしまうのですが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>どうやら交通事故に見せかけて殺された謝清呈の両親の事件にもこれらの事件は関わりがあるようです。</strong></span>2巻でどこまで謎解きがされるのか楽しみです！</p>
<p>また、1巻で注目すべきポイントは、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>賀予の特異な精神病について</strong></span>です。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>賀予は世界に4件しか発症例のない「精神的エボラ」精神病（他人と自分に対して激しい破壊衝動を持ち、精神疾病を患う者限定で誘導・麻痺の作用がある&#8221;血蠱&#8221;という能力を発揮する）に罹患しています。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>成康精神病院では江蘭佩の無理心中に巻き込まれた精神病患者たちを自分の血を嗅がせることで統率し、生き延びさせることに成功します。</strong></span></p>
<p>本作を読んでいると「精神病患者は檻に入れて出てこられないようにしないといけない」というのが中国の一般的な感覚だと感じられるので、精神病患者当事者や親族に精神病患者がおられる方は辛い気持ちになるかもしれません。<br />
賀予が精神病を理由に実の両親から放置されていたり、「普通」を必死に装い続けても謝清呈からはいつまでも「患者」扱いされ、いつまで経っても人並みに社会生活を送っていることを認めてもらえていない状態は、見ているだけで本当に辛いです。<br />
2巻では賀予が少しでも辛い思いをすることがないようにと願うばかりです。</p>
<p>あとは、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>謝清呈も賀予もヘテロを自認しており、過激なゲイフォビア（同性愛差別主義者）</strong></span>なのですが、本作はBL作品なので二人のキスシーンがあります。<br />
片想い中の謝雪が自分の天敵である衛冬恒というガラの悪い御曹司に片想いしている（どうやら察するに二人は付き合っているかもしれない？）と知ってしまった賀予は、傷心のあまり薬を酒で大量服薬。酩酊状態になった彼は謝清呈を謝雪だと思い込んで、泣きながらキスしてしまうのです。<br />
二人ともお互いに恋愛の意味での興味が全くなく、むしろ読めば読むほどお互いを煽りあって喧嘩しているので、いつか二人が付き合う日が来るのか…？と首を傾げてしまいます。</p>
<p>中国では同性愛者は「家族にとって最大の恥」と言われているそうで、2025年現在も国内ではLGBTQ+の団体関係者や同性愛者は警察から事情聴取を受けたり投獄されたりと過酷な状況が続いています。</p>
<p>本作はBL作品ながら、いや、だからこそ、その中国国内での同性愛者への厳しい差別の目をまざまざと描いています。コメディタッチゆえに「同性愛者は人間扱いしなくていい」「同性愛者は差別すべき対象だ」というヘテロ男女の傲慢が伝わってきて、吐き気を感じます。<br />
二人はそんな同性愛への周囲と自身の中にある偏見と差別を乗り越えて付き合うことができるのか？注視したいと思います。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33856409.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33856409_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">病案本 Case File Compendium １</span></strong><br />
作者：肉包不吃肉<br />
巨大製薬会社の御曹司である19歳の賀予(ハーユー)は、国内に4人しか患者がいない特殊な精神病を患っている。彼が幼少の頃、賀予専属の医師として賀家に雇われていたのは13歳年上の謝清呈(シエチンチョン)。謝清呈の妹、謝雪(シエシュエ)が滬州(こしゅう)大学芸術学部で教鞭をとることを知り、賀予は中国に戻り、滬州大学に入学した。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">病案本 Case File Compendium ２</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>Ｗ、Ｚ、Ｌ、ハンカチ落とし殺人ゲームの最後の標的と思われる盧玉珠に命懸けで接触する謝清呈と賀予のコンビ。しかし、「組織」を束ねる段は、賀予が謝清呈を見限るように彼のとある動画を全世界に向けて発信します。賀予は謝清呈に長年騙され続けていたことを知り、激昂し…。</strong></span></p>
<p>謝清呈の両親・謝平と周木英を事故に見せかけて殺した「組織」が仕組んだであろう、「Ｗ、Ｚ、Ｌ、ハンカチ落とし殺人ゲーム」は、実は「組織」の忠実な僕であった盧玉珠の自害という形で幕を閉じました。謝雪を成人まで育て上げるという目標を達成した謝清呈にとって、両親の仇を討つことは唯一の生きる目的でした。しかしそれが叶わなかったことで、彼はひどく落胆します。</p>
<p>賀予はなんだかんだと尊敬している謝清呈に、ハッカーとして手を貸してやりますが、その正体は「組織」のトップである段には筒抜け。賀予が謝清呈に愛想を尽かすように、部下である呂芝書から聞いた二人の関係を踏まえて、謝清呈が精神病患者にひどい偏見を持っていると分かる動画を「Ｗ、Ｚ、Ｌ、ハンカチ落とし殺人ゲーム」の現場で強制公開します。</p>
<p>賀予は謝清呈だけが真摯に自分と向き合い寄り添ってくれていたこと、謝雪が特別に自分にだけ優しくしてくれていたことが、謝清呈曰く「賀予の精神病による妄想」であり、同時期に起きた精神病患者による医師殺害事件を受けて、いつか起きるかもしれない賀予からの加害を恐れて主治医の職を辞したことを理解します。<br />
賀予は人生で唯一の理解者だと思っていた謝清呈の裏切りに絶望し、彼を貶めるために強姦します。しかしその刺激に目が眩んだ賀予は、ハメ撮りをネタに謝清呈をその後何度も犯すのでした。</p>
<p>…というわけで、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>1巻から引き続いていた「Ｗ、Ｚ、Ｌ、ハンカチ落とし殺人ゲーム」はあっさりと幕引き。2巻は8割方、賀予による謝清呈へのレイプ描写（とそれに至る賀予の心理描写）と謝清呈から賀予への罵倒が占めています。</strong><strong>「組織」による事件の進展を求める方は、1巻からいきなり3巻以降に飛んでしまってもいいかもしれません。</strong></span></p>
<p>中国では同性愛が「恥」と思われていることは1巻時点でも分かっていたことですが、2巻でも洗脳レベルに謝清呈と賀予のゲイフォビアっぷりが繰り返されます。謝清呈は賀予を「畜生以下」と罵り続け、賀予は「僕はゲイじゃない。欲しいのはあんた（謝清呈）だけだから」とストレートを主張し続けます。家父長制や有害な男らしさに忌避感がある方は、かなり忍耐の必要な巻かもしれません。<br />
著者自身が「今の市場のメインって「甘くて、スカッとして、テンポが早い」なんですが、私は「辛くて、悩んだりもだもだして、テンポが遅い」ものが好きなんです。」と語っているので、事件も恋模様もかなり遅々とした歩みになりそうな予感です。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33856410.html%3Fcid%3Dip_ebset_setcontents_02%23productInfomation%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33856410_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">病案本 Case File Compendium ２</span></strong><br />
作者：肉包不吃肉<br />
巨大製薬会社の御曹司である19歳の賀予(ハーユー)は、国内に4人しか患者がいない特殊な精神病を患っている。彼が幼少の頃、賀予専属の医師として賀家に雇われていたのは13歳年上の謝清呈(シエチンチョン)。謝清呈の妹、謝雪(シエシュエ)が滬州(こしゅう)大学芸術学部で教鞭をとることを知り、賀予は中国に戻り、滬州大学に入学し、32歳になった謝清呈と再会した。大学で発生した大規模ハッキングと血腥い事件の現場にたまたま一緒に居合わせた二人は……。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">まとめ</span></h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>中華BLあるある「些細なことだと軽視されていた事件を紐解くと、実は巨悪に繋がっていた」「強くて美しくてかわいそうな受け」が見事に揃った、人気長編BLファンタジーです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ちなみに、電子書籍版には挿絵はなしなので、買う際は要注意です。</strong></span>yoco先生の美麗挿絵をお求めの方は必ず紙版を買ってください！</p>
<p>攻めも受けもかなり過激なゲイフォビア（さらに二人を包む社会全体もゲイフォビア）という、BLを描く上では地獄のような設定になっているので、同性愛への偏見や差別を見るのが辛い方は回れ右をした方が良さそうです。むしろそういった差別意識を持っている人にこそ性的指向をきちんと見つめ直してほしいし、己の浅はかな過去の言動を後悔してほしい！という方は大丈夫そう&#x1f602;&#x1f44d;</p>
<p>まだまだ原作は連載中だそうなので、そんなゲイフォビアの二人は本当にくっつくのか…今後の展開と結末に期待ですね！</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>KJ・チャールズ「カササギの魔法」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜19世紀英国を舞台にしたファンタジー・ロマンスBL</title>
		<link>https://blmania.net/novel/magpie-magic-series-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 19 Apr 2025 16:29:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[モノクローム・ロマンス文庫]]></category>
		<category><![CDATA[新書館]]></category>
		<category><![CDATA[yoco]]></category>
		<category><![CDATA[KJ・チャールズ]]></category>
		<category><![CDATA[鴬谷祐実]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21346</guid>

					<description><![CDATA[KJ・チャールズ、待望の新シリーズ開幕！KJ・チャールズ「カササギの魔法」シリーズを読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>KJ・チャールズ、待望の新シリーズ開幕！<strong><span style="background-color: #ffff99;">KJ・チャールズ「カササギの魔法」シリーズ</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21346"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-16"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-16">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">カササギの王 カササギの魔法シリーズ (1)</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">カササギの魔法シリーズ（２）捕らわれの心</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">カササギの魔法シリーズ（３）カササギの飛翔</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32204672.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32204672_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>20年ぶりに英国に帰った貿易商×超常能力の濫用者を取り締まる審犯機構の能力者</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>父と兄の原因不明の死のせいで伯爵位を継承するため、戻りたくもなかった故郷のイギリスへ帰ってきたクレーンは、強烈な自殺願望に襲われる。</strong><br />
追いつめられた彼は超常的な力に救いを求め、能力者（プラクティショナー）のスティーブン・デイを頼るが、デイにはクレーンの家族を憎む十分な理由があった。<br />
彼の家族は暴君であったクレーンの父親によって破滅させられていたのだ――。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>ヒストリカル・ロマンスを求めてる！&#x2694;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>超能力など科学で説明できない不思議な力にワクワクする&#x1f9e0;</strong></li>
<li><strong>イギリスを舞台にした物語が読みたい&#x1f1ec;&#x1f1e7;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc4">カササギの王 カササギの魔法シリーズ (1)</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>悪逆非道の父 クエンティン・ヴォードリー と、兄 ヘクター・ヴォードリーが2年前に自殺したことをきっかけに、クレーン伯爵ルシアン・ヴォードリーは20年ぶり4ヶ月前に中国から英国へと帰国しました。遺産整理のためにクレーンの領地の屋敷（パイパー）に行ってから、ルシアンは何度も望まない自殺衝動に駆られます。彼を案じた従者のフランク・メリックは、英国のシャーマンこと「超常能力の濫用者を取り締まる審犯機構の能力者」であるスティーヴン・デイを呼び出し、ルシアンの自殺衝動を止めてほしいと頼みますが…。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作の魅力はなんといっても、ルシアンの身に降りかかる奇妙な「呪い」のような出来事たち。</strong></span><br />
最初はルシアンが猛烈な自殺衝動に駆られることに始まり、次に、死んだはずのヘクターの幽霊が侍女やルシアンを襲い、さらにはルシアンが使う馬たちがひどい苦痛を与えて死に至らしめられたり…と、ルシアンの身の回りに不可解な出来事が次々に起こります。<br />
それを華麗に解決するのが、能力者のスティーヴン！見た目はちびでがりがりの貧相で、口も決して良くはない男ですが、その手腕は天下一品。事件を前にすると、なぜそんなことが起こるのかを丁寧に調査し、確実にその「呪い」の元を取り除いていき、その「呪い」を植え付け操っている元凶へとひたひたと近づいていきます。<br />
その過程の心高鳴ること！！<span style="background-color: #ffff99;"><strong>一つの呪いを解決しても、次から次へと起こる呪いはさらに危険度を増していくようで、まるで「私に近づくな」と呪いの主人に警告されているようでした。しかしその警告を振り切って進む、スティーヴンの勇敢さには惚れ惚れします。そして、そんなスティーヴンに負けじと、呪いの対象とされながらも決して怯まないルシアンの心の強さ、しぶとさにもメロメロです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>そして、「能力者」たちの鬼気迫る死闘も本作の魅力の一つでしょう。</strong></span><br />
悪逆非道のクエンティンとヘクターへの恨みを持ち、さらにルシアンを自分たちの「能力」による呪いで脅して傀儡にし国家転覆を図ろうとする、悪の「能力者」たち。<br />
ルシアンの先祖であるフォーチュンゲート卿は、英国にかつて存在した中で最も強力な魔法遣い（能力者）の一人であり、通称「カササギ王」と呼ばれていました。ルシアンもカササギ王の力（能力を使うためのエネルギーのようなもの）は引き継いでいるようですが、彼は能力者ではないため、力を使うことはできません。<br />
悪の「能力者」たちはルシアンをただの放蕩息子だと侮り、自分たちの思い通りにならないルシアンに苛立ち、スティーヴンもろとも痛めつけて殺そうとします。しかし、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>スティーヴンはルシアンの力を土壇場で引き出すことに成功し、何人もの強力な「能力者」たちを、ルシアンの力×スティーヴンの技術で、ばったばったと薙ぎ倒していくんです！！</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ここの爽快感ときたら！！たまりません！！</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>これまで散々姿を隠してルシアンとスティーヴンをいたぶってきた悪の「能力者」たちが、因果応報とばかりに悲惨な傷を負っていく姿は快感でした。</strong></span></p>
<p>そして、さらに言うならば、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ルシアンとスティーヴンの情時のエロティックさも魅力の一つです。</strong></span><br />
普段は至って紳士的なルシアンですが、セックスの時は支配的な言動になりがち。対するスティーヴンは、普段はバッサバッサと切り捨てるような切り口鋭い物言いをするにも拘らず、セックスの時は被虐的。この二人のセックスの相性が良くないはずがありません！！<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>一番好きなセックス中のセリフは、「お前は私がそうしたいと思った時にはいつでも受け入れるんだ。ファックして欲しいと懇願してごらん」「お願いです 閣下 僕をファックして マイロード ファックして ファックして───」。</strong></span><br />
良すぎる。良すぎます。スティーヴンがえっちすぎる。普段は対等な関係の二人だからこそ、セックス中はあえての支配・被支配の関係なのが、すごく倒錯的で、めちゃめちゃすけべなプレイだな…と燃えてしまいます&#x1f525;</p>
<h4>刺青に纏わる間奏曲</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本編後のルシアンとスティーヴンの関係と、それに口を出すメリックの小話です。</strong></span></p>
<p>ルシアンは数ヶ月後に中国に戻る予定のようで、スティーヴンはそれを寂しく思いながらも「女々しく引き留めはしない」と己に誓いながら、彼とのスリリングな情事に溺れます。一方、メリックはスティーヴンが視線一つで悪の「能力者」を殺したところを見たために、自分の主人も同じ末路を辿るのではと猛烈に心配します。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>このお話で一番たぎったのは、「スティーヴンとセックスをする（絶頂の快感を得る）たびに、彼とのセックスの時だけ、ルシアンの体に入れられたカササギの刺青が1羽だけスティーヴンの体に移ってしまう」という珍事件。</strong></span>最初はルシアンにカササギを戻そうと躍起になっていたスティーヴンですが、途中からもう諦めかけているのがお互いにやりとりする書簡から垣間見えて、笑ってしまいました&#x1f602; カササギの刺青に振り回されるスティーヴンがかわいい！&#x1f602;<br />
セックス中、カササギの刺青が楽しそうに二人の体の間で羽ばたき合う描写もなんともロマンチックで素敵でしたし、「愛する人に自分の刺青が移ってしまう」って想像もしない展開でときめいちゃいました。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32204672.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32204672_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">カササギの王 カササギの魔法シリーズ (1)</span></strong><br />
著：KJ・チャールズ,訳：鴬谷祐実<br />
父と兄の原因不明の死のせいで伯爵位を継承するため、戻りたくもなかった故郷のイギリスへ帰ってきたクレーンは、強烈な自殺願望に襲われる。追いつめられた彼は超常的な力に救いを求め、能力者（プラクティショナー）のスティーブン・デイを頼るが、デイにはクレーンの家族を憎む十分な理由があった。彼の家族は暴君であったクレーンの父親によって破滅させられていたのだ――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">カササギの魔法シリーズ（２）捕らわれの心</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>20年振りに中国から帰国した貿易商 クレーン伯爵ルシアン・ヴォードリーは、自分および家族が次々と死に至らしめられる事件を解決してくれた、超常能力の濫用者を取り締まる審犯機構の能力者 スティーヴン・デイと4ヶ月前から付き合い始めました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかしルシアンにスティーヴンを紹介した知人 テオ・ラッカムは、ルシアンとスティーヴンが男色だと協議会（スティーヴンの所属する組織）に言いふらさない代わりに5000ポンド貸せとルシアンを脅迫します。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ルシアンはラッカムがなぜ急に自分を脅してきたのかを突き止めようと動き始めますが、その矢先に彼は巨大なネズミたちに食い殺されてしまい…。</strong></span></p>
<p>1巻では「カササギの魔法」の世界観を理解するのに必死で、胸踊るストーリーもどうしても咀嚼するので精一杯だったのですが、本作は世界観の知識があったので、思う存分、ルシアンとスティーヴンの追う謎と二人の恋の行方を堪能できました。</p>
<p>まずはサスペンス部分について。最初にルシアンがラッカムに脅された時は、本巻は「ルシアンvsラッカム（同性愛者vs同性愛差別者）」というお話になるのだろうと想像していました。しかし、ラッカムは早々に死に、しかもラッカムと同じ殺され方をする人々が続出していきます。さらにはルシアンの中国滞在時代の親友であるレオノーラまでその毒牙にかかり、死にかけてしまいます。全員が巨大ネズミに襲われて死んでいるのですが、共通点が全く見えず、レオノーラの次は一体誰が被害者になるのか想像もつきませんでした。そこからの、まさかのメリック（ルシアンの従者）の大活躍！<br />
さらにシャーマンに己を乗っ取られかけるという瀕死のルシアンが「カササギの王」とスティーヴンとの愛の力で、シャーマンの霊を打ち破るのも素晴らしい展開でした。まさかここでも「カササギの王」の力が役立つなんて。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>まさか！と思うような人物が犯人であったり、その犯行動機が同情すべきものだったりと、今回のサスペンスは辛い場面も多かったのですが、敵を打ち破るルシアンとスティーヴン、そしてスティーヴンの部下たちのチームワークは素晴らしく、鬼気迫る戦いの様子には興奮させられっぱなしでした。</strong></span></p>
<p>次にラブロマンス部分について。1巻でルシアンとスティーヴンは両想いになり、次に二人が直面する問題があるとしたら「ルシアンは中国に戻りたいと思っているが、スティーヴンは英国を離れる気がない」という部分だろうなとは思っていました。<br />
しかし、それをどうやって解決するのかは想像がつかず、現代のように携帯電話があるわけでもなし…と答えを出せずにいたんです。<br />
実際に2巻を読んでみると、二人はまさに予想通りの危機に直面していましたが、その解決法は予想をはるかに超えて素晴らしいものでした。<br />
富も名声も権力も容姿にも優れ、同性愛を恥だと思わない堂々としたルシアン。それに対し、富も名声も権力もなければ容姿に優れているともいえず、己の性的指向を暴かれて仕事を追われることを過度に恐れています。家族も友達もいないスティーヴンには、仕事しか拠り所がないのです。自分の今後の長い人生を考えるならば、ルシアンとの不確定な恋よりも、仕事を選ぶと断言するスティーヴン。<br />
これは全くその通りだと思ったけれど、同時に、ルシアンとの恋はどうなるのだろうという不安でもいっぱいでした。<br />
ルシアンはスティーヴンを喪失する不安に怯え悲しみながらも、富や権力でスティーヴンを自分の意のままに操ろうとせず、スティーヴンの意思をあくまで尊重し続けます。親友であるレオノーラがシャーマンの呪いで殺されかけている時でさえも、発狂しそうな心を鉄の意志で押さえつけ、スティーヴンが自分と「カササギの王」の力を共有していることを彼の仲間に知らせてはならないからと、力のことを自分の口からは決して言い出しはしませんでした。それは、スティーヴンの生き方に影響してしまうからと。<br />
スティーヴンはルシアンのその行動に心を打たれ、自分が同性愛者であることを同業者に打ち明ける勇気を出すのです。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>人を愛するということは、ただ愛しているからこうしてあげる、ああしてあげると何かを与えるだけではなく、大事な場面で一歩引くことでも示すことができるのだと改めて教えられました。愛しているからこそ、自分と相手のそれぞれの領域には口を出さない…それこそが、相手を一人の人間として尊重しているという愛の証明でもあるのだと、痛感しました。</strong></span></p>
<h4>酒を巡る事件</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ラッカムの事件を終えてスティーヴンと甘い一夜を過ごしたルシアンは、帰宅したメリックから「ハンフリスが見える」「亡き妻ユアンユアンが見える」と訴えられ、彼の目が異常をきたしていることに気づきます。訪ねてきたエスターに話を聞くと、どうやらこの一帯で同じ症状の者が続出しているらしく、ルシアンはスティーヴンとともに問題を解決するために動き出します。</strong></span></p>
<p>一難去ってまた一難！今度は、まさかのメリックが標的となってしまいました。ルシアンに恨みを持つ者が、彼の大事な右腕であるメリックに復讐したのか…？と思いましたが、どうやらメリックと同じ被害を受けた者たちは皆性別も職業もばらばら。唯一の共通点は、誰もが安い密造のジンを売る場所で酒を買ったということだけです。<br />
意外にも結末はあっけなく訪れましたが、ルシアンとスティーヴンに関するお話は、こういったショートストーリーも面白いのかと嬉しい発見がありました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>このお話の中で一番好きだったのは、ルシアンが「スティーヴンに移った自分のカササギの刺青を見るのが嬉しい」「スティーヴンに自分の刻印を押したよう」と言っていたことです。何者にも縛られない強靭な心と能力を持つスティーヴンが、ルシアンにだけは屈服しているというか、体を預けているというのが、なんとも背徳的でエロティックだなあと思ったのでした。</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_32265685.html%3Fcid%3Dip_ebset_setcontents_02%23productInfomation%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/32265685_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">カササギの魔法シリーズ（２）捕らわれの心</span></strong><br />
著：KJ・チャールズ,訳：鴬谷祐実<br />
思いがけず貴族の地位を相続し、望みさえすれば英国最上階級の仲間入りをすることも可能となったクレーンだが、神出鬼没で審犯者として多忙を極める恋人・スティーヴンとの時間はつくれず、想いを募らせていた。そんなある日、そのスティーヴンからクレーンあてに助けを求めるメモが届く。ロンドンの貧困街で巨大な化けネズミがらみの殺人事件が起き、スティーヴンの属する審犯者チームがその調査に乗り出していたのだ――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">カササギの魔法シリーズ（３）カササギの飛翔</span></h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>レオノーラの事件にカタがつき、ルシアンはいよいよスティーヴンを連れて中国に戻りたいと考え始めていました。同性愛を犯罪とする英国では二人が愛し合うにはあまりに窮屈、かつ、多方面から「持つべき者」である義務を果たせとせっつかれるのが鬱陶しかったからです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかしそれと反比例するように、協議会からスティーヴンに割り振られる仕事はどんどん増えていき、二人は思うように会えなくなり…。</strong></span></p>
<p>「好きでもない仕事に人生をすり減らすな、お前を養えるほどの財を持っている恋人に甘えろ」と主張するルシアンに対して、協議会からどれだけ冷遇され無茶な任務を与えられようと「与えられた仕事は全うしなくては」と他の能力者の問題まで抱え込んで限界以上の働きをしてしまうスティーヴン。<br />
能力が高いだけに問題を押し付けられ、うまくこなしてしまうスティーヴンの器用貧乏さは理解できるところがあります。それに、12歳で両親を亡くしてから審犯機構で働き続けているスティーヴンにとっては、人生＝仕事であり、仕事をこなしている時こそ人に必要とされ生きがいを感じられる時間なのだとも思え、一概に「ルシアンに甘えられないスティーヴンは頑固」と非難することはできませんでした。むしろ、スティーヴンにとって、仕事かルシアンかと選ばなくてはならなくなるほど、ルシアンが彼の中で強固な精神的支柱になっていることが嬉しかったです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>3巻はスティーヴンに「仕事か？恋か？」を選ばせる展開になるのかなと想像しながら読み始めたのですが、予想外の鬼気迫る展開に大興奮！！</strong></span><br />
まず最初に「透明人間の加害者に警官が惨殺される」という連続殺人事件が起こりますが、事件現場でエーテル（魔法の力）がまったく感じられないと判明し、一体犯人はどうやって被害者を殺したのかと謎に包まれます。<br />
さらには、スティーヴンの部下であるセイントが連続窃盗事件を起こしている（しかもメリックの「カササギの王」の指輪を盗んだ！）という疑惑が持ち上がり、しかもメリックが自分の1/3ほどの年齢のセイントに結婚を申し込んでいるという事実も発覚し、ルシアンとスティーヴンの間に大きな亀裂が。<br />
そして、実は1巻で取り逃していたブルートン夫人が警察官連続殺人事件も窃盗事件も裏で手を引いていたことが分かるものの、協議会委員のジョージ・フェアリーとジョン・スリーも彼女とグルだったことが明らかになり、巨大な悪にルシアンとスティーヴンは飲み込まれそうに…！！</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>最終巻だからと決して手を緩めない、この怒涛のスリルとサスペンスにドキドキが止まりませんでした。明らかにルシアンとスティーヴンは過去一で絶体絶命！！死はもう目の前！！</strong><strong>どれだけルシアンの口がうまかろうと、金を持っていようと、スティーヴンに「カササギの王」の力が分け与えられていようと、一発逆転は絶対に無理だ…と思われたその時！！メリックとスティーヴンの部下が勢揃いしてブルートン夫人の部下たちを叩きのめし、ブルートン夫人自身は強大な魔力を持っていたにもかかわらず、ルシアンとスティーヴンが「カササギの王」の指輪の力を借りてフュージョンし、彼女を遥かに上回る魔力で彼女を葬り去るのです！！</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかもそのトドメの刺し方の美しいこと！！ルシアンの体に彫られたカササギたちがにわかに飛び立ち、ブルートン夫人を絞め殺すのです。まさにカササギの王の末裔に相応しい、劇的なトドメの刺し方でした。素晴らしかった…。</strong></span></p>
<p>また、スティーヴンが今回の騒動を経て、ルシアンが（自分自身が思っていたよりもずっと）スティーヴンを愛していることを知り、それゆえにルシアンはスティーヴンが仕事に殺されるのではないか（協議会はスティーヴンを使い捨ての駒としか見ていないので）と心配しているからこそ「仕事を辞めてほしい」と願っていることを真に理解して、ルシアンとともに生きていく覚悟を決めるのです。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>私がルシアンをかっこいいなと思ったのは、どんなにスティーヴンに仕事を辞めてほしくても、自らの富を必要以上に見せつけたり、言動で圧力をかけたりしなかったこと。とにかく、辛抱強く待つ。スティーヴンに自分の不安な気持ちや、二人でこんな未来を作りたいという展望は伝えても、それ以上の決定は必ずスティーヴンを信頼し、委ねているところに、真の愛を感じました。自分の考えややり方が正しいと思っていても、押し付けない。自分と違うからこそ愛しているのだと本人にも周囲にも伝えられるルシアンの率直さが素敵でした。</strong></span></p>
<h4>スティーヴンの祝祭</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>12/26聖スティーヴンの日、ロスウェルの別荘で過去の冒険譚を話す、ルシアン・スティーヴン・メリック・セイントのお話です。</strong></span></p>
<p>暖かい暖炉のまわりで、中国で遭った大変な騒動について面白おかしく語るルシアン。ルシアンは大金持ちのいけすかない男だと思っていたふうのセイントが、話を聞いてから急に打ち解けた様子だったのが微笑ましかったです。</p>
<p>ただ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>最後に数行だけ登場した、ジョナ・パスターンの様子…なんとも哀しかったですね。ルシアンたちが幸せいっぱいの様子だっただけに、対比が感じられました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本編ではジョナには男の恋人がいたようでしたが、ニューハウスに殺されたのか、それとも愛想を尽かされたのか…ジョナは死ぬまで追われる身なのかもしれないし、ジョナ自身が孤独ゆえにそれを望んでいるのかもしれないとも思いました。</strong></span></p>
<h4>五つは天国のため</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ルシアンとスティーヴンが英国を脱出して3年後のお話です。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>なんとセイントがメリックの子・ルーシーを出産！しかも長崎で！！てっきりルシアンたちは中国に移住したものだと思っていたので、日本に来てくれたの！？と嬉しい驚きでした。ルシアンたちは長崎の出島に住み、そこでセイントは出産したようです。さらに、スティーヴンは日本の風光明媚さを気に入って、しばらく長崎で暮らしながら能力者として仕事をしたいともルシアンに申し出てくれて…。ルシアンも乗り気だったのがまた喜ばしかったです。</strong></span><br />
英国と日本という遠い二つの国が、こんな形で結びつくことがあるのだと幸せな気持ちになりました。ルシアン、スティーヴン、心ゆくまで日本での日々を堪能してね！</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">カササギの魔法シリーズ（３）カササギの飛翔</span></strong><br />
著：KJ・チャールズ,訳：鴬谷祐実<br />
審犯者としてのスティーヴンはますます忙しくなり、クレーンの不満は募る。そんある晩、部屋に何者かが侵入し、カササギの王の指輪が奪われた。クレーンはその犯人に見覚えがあった――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">まとめ</span></h2>
<p>悪逆非道の父 クエンティン・ヴォードリー と、兄 ヘクター・ヴォードリーが2年前に自殺したことをきっかけに、クレーン伯爵ルシアン・ヴォードリーは20年ぶり4ヶ月前に中国から英国へと帰国しました。遺産整理のためにクレーンの領地の屋敷（パイパー）に行ってから、ルシアンは何度も不可解な自殺衝動に駆られます。彼を案じた従者のフランク・メリックは、英国のシャーマンことスティーヴン・デイに、ルシアンの自殺衝動を止めてほしいと頼みます。</p>
<p>ルシアンに降りかかった突然の激しい自殺衝動…そこから、ヴォードリー家にかけられたおぞましい呪いの数々が明らかになっていきます。しかも犯人である能力者のグループを特定したものの、主犯のブルートン夫人だけは捕らえきれず…。<br />
その後、ルシアンの上海時代の親友・レオノーラが巨大ネズミによる連続殺害事件に巻き込まれ、最後はなんと宿敵・ブルートン夫人による警官大量虐殺とルシアン＆スティーヴンへの復讐劇が展開されます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>丁寧に張り巡らされた謎と罠に混乱させられながらも、テンポよく進む物語に胸がときめきます。予想もしない人物の思惑にいつもあっと驚かされ、結末は予想もつきません。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>生まれながらの貴族で美しく傲慢なルシアンと、クエンティンにより両親を死に追いやられて貧しくみすぼらしく暮らしてきた痩せっぽちのスティーヴンという凸凹カップルがおりなす、濃密でエロティック（支配的な攻めvs被虐的な受け）な濡れ場も見どころです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>押しも押されもせぬ、ヒストリカル・サイキックロマンスBLの圧倒的名シリーズです。</strong></span><br />
英国を舞台にした作品が好き、歴史の香り漂う作品が好き、魔術などファンタジックな設定が好き、ミステリーやサスペンスが好き、軽いSMっぽいプレイが好き…そんなあなたにぜひともおすすめしたい作品です！！ぜひ読んでみてほしいです！！&#x1f4da;&#x2728;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>中庭みかな「キャンディカラーの世界できみと」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜交際8年、凸凹カップルの甘く切ない恋と生活</title>
		<link>https://blmania.net/novel/with-you-in-a-world-of-candy-colors-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 13 Apr 2025 14:02:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎ルチル文庫]]></category>
		<category><![CDATA[すずくらはる]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎コミックス]]></category>
		<category><![CDATA[中庭みかな]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21358</guid>

					<description><![CDATA[やわらかな星は、涙が出そうなほど甘かったーー、中庭みかな先生「キャンディカラーの世界できみと」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#038; [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>やわらかな星は、涙が出そうなほど甘かったーー、<strong><span style="background-color: #ffff99;">中庭みかな先生「キャンディカラーの世界できみと」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21358"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-18"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-18">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">本作をもっとよく知るための小ネタ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">キャンディカラーの世界できみと</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">たった二文字の甘いもの</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">セーラー服と夏野菜</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">キャンディカラー・ハロウィン</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">まとめ</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">「キャンディカラーの世界できみと」の他同人誌情報</a><ol><li><a href="#toc11" tabindex="0">キャンディカラーの恋だから</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">Sucre glace</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29102184.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29102184_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>寡黙なカフェレストランシェフ×スランプ中のライトノベル作家</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>ライトノベル作家の智紘がいっしょに暮らす家族は、高校時代からの付き合いになる最愛の恋人・周とニワトリ（ボリスブラウン）のマチルダ。</strong><br />
物語世界に没頭してすぐに寝食を忘れてしまう智紘を机から引き剥がし、手ずからおいしいごはんを食べさせてくれる周は寡黙な男前で、小さなカフェレストランでシェフをやっている。<br />
ただ見ているだけで充分だったあの頃からは信じられないくらい幸せな日々に、未だに夢のようだと思ってしまう智紘だが……。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>飯テロなBL小説が読みたい&#x1f37d;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>カップルの痴話喧嘩にハラハラしたい&#x1f44a;&#x1f4a5;</strong></li>
<li><strong>心理描写が丁寧な作品が好き&#x2712;&#xfe0f;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">本作をもっとよく知るための小ネタ</span></h2>
<p>①マチルダの名前の由来になった『智紘が子どもの頃から好きだった本』は実在する。</p>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ja">マチルダの名前の由来になった『智紘が子どもの頃から好きだった本』はこちらのご本です　おとなになってから読んでも面白いです</p>
<p>マチルダはちいさな大天才<a rel="noopener" target="_blank" href="https://t.co/CgXS8Yhbhw">https://t.co/CgXS8Yhbhw</a></p>
<p>— 中庭みかな (@NNMikana) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/NNMikana/status/1013033158604828672?ref_src=twsrc%5Etfw">June 30, 2018</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
②電子版の特典SSの内容についてネタバレ。</p>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ja">キャンディカラー電子版のおまけSSは周視点のその後のお話です&#x1f36c;　なぜ俺の恋人はこんなに可愛いのか……と（またしても）心の中だけで思うお話です</p>
<p>— 中庭みかな (@NNMikana) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/NNMikana/status/1002503766971576320?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2018</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
③本編後のおまけSS（ブログ限定公開）</p>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ja">SSを書きました（キャンディカラーの世界できみと）<br />
★セーラー服と夏野菜<a rel="noopener" target="_blank" href="https://t.co/Em0RfTxbaS">https://t.co/Em0RfTxbaS</a></p>
<p>— 中庭みかな (@NNMikana) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/NNMikana/status/1009792870226669569?ref_src=twsrc%5Etfw">June 21, 2018</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc5">キャンディカラーの世界できみと</span></h3>
<p>中堅ラノベ作家の天音チヒロこと野田智紘は、絶賛スランプ中。8年付き合っている恋人の永原周には何の不満もないが、彼の職場に新たに入ったアルバイトの未衣あかりのあまりの愛らしさに、周を奪われるのではと動揺を隠せません。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作の良さは、まず地の文からして世界観がすごく美しくてかわいらしいこと。タイトルの「キャンディカラー」が示すように、まさに透明感があって、読めば読むほどに優しい甘さがふんわりと口の中に広がるような、読み終えるとその甘さがほんのりと残りながらもどこか喪失感を感じるような、まさに「甘くてやさしい」「かわいくて切ない」、キャンディーのようなお話になっています。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>中庭みかな先生の文章はどの作品もとても繊細で、そこは本作も変わらないところなのですが、普段はどこか物寂しさや強い孤独感よりも、包み込むような甘さとやさしさや美しさを強く感じさせるような言葉選びになっていて、そこがとても読みやすいところでもあり、個性でもあり、胸がキュッと甘酸っぱく締め付けられるような良さでもあるなと思いました。</strong></span></p>
<p>また、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作の主人公である智紘は、「小説を書くという好きなことを仕事にしたものの、全く作品が売れていない。自分の&#8221;好き&#8221;は正しいのか？追求していいのか？」という仕事に関することに加え、「もともとは女の子が好きな周に自分が好きだと言ったせいで縛り付けてしまっているのではないか？彼を好きな女の子に譲った方がいいのではないか？」という恋愛に関することにも悩まされています。</strong></span></p>
<p>仕事も恋もうまくいかないと悩む中で、智紘は「周のために何も残せていないのに、向き合うのが怖くて（周から）逃げようとした。独りよがりな結末を押し付けて、満足するつもりだった」と、周と未衣をくっつけて逃げ出そうとした自分を諌め、周に向き合い、彼が自分を好きなのかを確かめることにします。<br />
寡黙な周は最後まで面と向かって智紘に「好き」とは伝えられないのですが、それを補って余りあるくらい、行動で雄弁に示してくれます。キスしたり、抱きしめたり、セックスしたり、拙くも「愛してる」と言おうとしたり。最後はそんなこんなで大団円でした&#x1f495;</p>
<p>ここまで読んでいると、周が智紘の好き好き攻撃を浴びすぎて自分も好きだと錯覚しているのでは？とか、智紘に対する独占欲も一過性のものに過ぎないのでは？という不安を読者は感じると思うのですが、本編前のお話である「たった二文字の甘いもの」（本編は智紘視点ですが、こちらは周視点）を読むと、我々が想像していた周（もしくは、智紘から見た周）よりも彼自身はずっと利己的だし、智紘に対してかなりどろどろした愛を抱いているんですね。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>智紘の周に対する思いを喩えるならキャンディカラーの透き通ったきらめく純愛ですが、周の智紘に対する思いは、カンカンに熱された極甘のカラメルソースの濃密愛という感じです。</strong></span><br />
ぜひ、本編と併せて「たった二文字の甘いもの」も楽しんでほしいです！</p>
<p>ちなみに、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>脇役カプとして、周の勤めるカフェレストランのオーナーである静真仁に片想いする後輩のイケイケな映像クリエイター・成島一成が登場するのですが、こちらもかなりの良カプです。</strong></span><br />
ツンツンな静を振り向かせようと、彼の大事な人に粉をかけたりとちょっかいをかけまくる成島。しかし結局は「来るなら正々堂々と来なさい、一成」と一喝されて、しょんぼりしつつも静本人に真剣にアプローチすることに。<br />
言葉の足りない周と智紘カップルを心から応援してくれている、どっしりと構えた兄のような存在の静が、成島のことになるとやけにムキになって感情を露わにするのがかわいいです。逆に成島も、智紘には遊び人ゲイという感じのテンションで接するのに、いざ本命の静を前にすると、借りてきた猫のように大人しくなってしまうのが愛おし過ぎて…。<br />
脇役二人の動向にもぜひご注目ください！&#x1f440;&#x2728;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">たった二文字の甘いもの</span></h3>
<p>高校3年生の夏休み、智紘に花火に誘われた周。現在に至るまで、周は何を考えて智紘とともに過ごしていたのか、彼の智紘との思い出を辿ります。</p>
<p>本編の感想でも言及しましたが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「たった二文字の甘いもの」で面白いのは、周の予想外に重い智紘への愛です。</strong></span><br />
一番顕著にそれが分かるのが、自分の店を持たせてやると話を持ちかけられた時に「智紘のために断った」と周が智紘に説明した時のことです。智紘は当時自分が仕事漬けで体を壊しがちだったために周が自分を心配してここにとどまることを選択してくれたのだと、泣きながら無理やり笑って納得するのですが、実はそれ（智紘のために断ったということ）は誤りで、周という名前を聞いたオーナーが彼を中国人だと勘違いして、中国で店を出したいのだと話を持ちかけてきたのでした。中国語を話せない周は話を断ったのですが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>なぜか周は智紘に勘違いさせたままでいます。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>それは、&#8221;「自分のために周は夢を諦めた」のだという智紘の後ろめたい思いさえ、周がきれいだと思って手放せないでいる&#8221;から。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>これ、ものすごい屈折した愛じゃないですか？智紘がまっすぐに裏表なく周を愛するのに対して、周は何も言わないけれど、智紘にそうして罪悪感を持たせることで心に自分という重しをつけさせ、自分のもとに縛りつけようとしてるんですよ。</strong></span>ヒエ〜〜〜（悲鳴）</p>
<p>一歩間違えればメリバになりそうなこの歪な愛ですが、智紘が周を頭から信じきっているからこそ、どうにか普通のカップルとして成り立っているんですね…。<br />
淡白そうに見える周の意外すぎる智紘への執着、まさかの腹黒さ（？）にニヤニヤしちゃいますね。</p>
<p>また、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>周は自分でも「リアリスト」だと語っており、必要ないことは言わない、しない、というシンプルな思考の持ち主なんですが、智紘に対してはかなりのロマンチストです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>例えば、智紘に同居しようと誘われた時も「自分といれば言葉を浪費させてしまう。智紘の書くものを愛する人にとってそれは損失ではないか」と自分といることで智紘が小説家として大成できなくなるのではと不安がったり、「彼の中にある物語を作る要素がなくなってしまわないように、光や色を足していく思いで飴玉を足していた」と智紘の好物である飴玉を補充している時の気持ちを振り返ったり。</strong></span><br />
無愛想で何を考えているのか分からない周が、実は、小説家として言葉に精通している智紘よりもかなり雄弁かつ繊細に自分の心をそうして表す姿は、とても意外性があって驚かされます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc7">セーラー服と夏野菜</span></h3>
<p><a rel="noopener" target="_blank" href="http://mikana.sblo.jp/category/4487891-1.html">セーラー服と夏野菜: トルタンタタ　ＳＳ置き場</a></p>
<p>本編後のお話＆コミコミスタジオさんで特典小冊子になったSS（に出てきたあのアイテム）のその後のお話です。</p>
<p>女の子が好きな周（と智紘はたびたび言っていますが、実際のところは周はゲイかもしれないしバイかもしれないし、そこらへんはよく分かりません）のために、セーラー服のコスプレ衣装を買う智紘。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>初恋の人を喜ばせたいと頑張る智紘の気持ちが空回りしているのが痛々しいやら、可愛いやらで、笑っていいのか泣いていいのか複雑な感情になります&#x1f602;</strong></span><br />
しかし、トラウマになるほどとは、相当恥ずかしかったんですねえ。</p>
<p>あとは、智紘はあまり食事に興味がなさそうだなというのは本編からも薄々勘づいてはいた（仕事に熱中するも寝食を忘れたり、お腹が空いても周にもらった飴玉でしのごうとしたり）のですが、子ども舌ゆえにあまりいろんな種類のものが食べられないというのが本作で判明しました。野菜だけが苦手で肉か魚が一緒にないとつらいとか、ゴーヤは苦いから食べられないとか。</p>
<p>智紘は周の料理に文句をつけたりしませんが、だからこそ周は智紘に健康的な食事をおいしく食べさせるために毎食結構悩んでいるだろうなと思っちゃいました。智紘、いつかゴーヤも克服できるといいね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc8">キャンディカラー・ハロウィン</span></h3>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ja">&#x1f36c;キャンディカラー・ハロウィン&#x1f383;<a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%81%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#キャンディカラーの世界できみと</a> <a rel="noopener" target="_blank" href="https://t.co/IJTbnHT2uj">pic.twitter.com/IJTbnHT2uj</a></p>
<p>— 中庭みかな (@NNMikana) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/NNMikana/status/1321082191846109184?ref_src=twsrc%5Etfw">October 27, 2020</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
ハロウィンにお店で仮装することになった周に、智紘がリクエストするお話です。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>智紘の妄想があまりにもクリアすぎて、もうお家でそのプレイやりなよ！！と笑ってしまいそうになりました&#x1f602;</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>結果的には智紘の理想とは違った仮装になってしまったようですが、周と軍人のイメージってかなり合うよな…と私もにやけてしまいました&#x1f924; 硬派な印象だし、普段から鍛えてるから絶対に似合う！！</strong></span><br />
静さんや未衣ちゃんはどんな仮装をしたのかな〜とか、帰宅してから智紘は個人的に（周に見せるためだけに）仮装したりしたのかな〜とか、妄想が広がります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc9">まとめ</span></h2>
<p>ラノベ作家の天音チヒロこと野田智紘は、絶賛大スランプ中。付き合って8年になる同棲中の恋人・永原周とは、可もなく不可もなしな平凡な日々を送っていました。しかし、周の勤務先であるカフェに新人アルバイトである未衣あかりが入ったことで、智紘は周があかりに気があるのではと疑うようになり…。</p>
<p>まさにタイトルのごとく、キャンディーのように美しく透き通ったきらめく言葉たちに彩られた、優しくも切ない恋物語です。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>長年カップルとして過ごしてきた智紘と周の平穏な日々は、あかりという恋敵（？）の登場で壊されることになります。あかりに砕かれてバラバラになったガラスの破片のような二人の愛すべき日々は、元通りになるのか？それとも、修復不可能として別々の道を歩むことになるのか？</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ぜひとも、本編を読んで二人の行先を知ってほしいですし、そこに至るまでの二人とその周囲の人々の葛藤を楽しんでほしいです！&#x1f36c;&#x2728;</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29102184.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29102184_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">キャンディカラーの世界できみと</span></strong><br />
作者：中庭みかな<br />
ライトノベル作家の智紘がいっしょに暮らす家族は、高校時代からの付き合いになる最愛の恋人・周とニワトリ（ボリスブラウン）のマチルダ。物語世界に没頭してすぐに寝食を忘れてしまう智紘を机から引き剥がし、手ずからおいしいごはんを食べさせてくれる周は寡黙な男前で、小さなカフェレストランでシェフをやっている。ただ見ているだけで充分だったあの頃からは信じられないくらい幸せな日々に、未だに夢のようだと思ってしまう智紘だが……。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc10">「キャンディカラーの世界できみと」の他同人誌情報</span></h2>
<h3><span id="toc11">キャンディカラーの恋だから</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22207 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/キャンディカラーの恋だから.jpg" alt="" width="1471" height="2057" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/キャンディカラーの恋だから.jpg 1471w, https://blmania.net/wp-content/uploads/キャンディカラーの恋だから-768x1074.jpg 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/キャンディカラーの恋だから-1098x1536.jpg 1098w, https://blmania.net/wp-content/uploads/キャンディカラーの恋だから-1465x2048.jpg 1465w" sizes="(max-width: 1471px) 100vw, 1471px" /></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>2018/10/21発行の同人誌「キャンディカラーの恋だから」には、本編後の番外編が掲載されています。</strong></span><br />
主には智紘がエゴサーチをするお話なんですが、周とのイチャイチャ温泉旅行話や静さんと成島さんカップルの進展なども分かり、てんこ盛りな内容になっています。</p>
<p>ネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/fanzine/candycolor-no-koi-dakara-review" title="中庭みかな「キャンディカラーの恋だから」のネタバレ感想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/342DFFB3-6439-4D0B-8A9A-47CC2AA5374D-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/342DFFB3-6439-4D0B-8A9A-47CC2AA5374D-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/342DFFB3-6439-4D0B-8A9A-47CC2AA5374D-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/342DFFB3-6439-4D0B-8A9A-47CC2AA5374D-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/342DFFB3-6439-4D0B-8A9A-47CC2AA5374D-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/342DFFB3-6439-4D0B-8A9A-47CC2AA5374D-240x135.png 240w, https://blmania.net/wp-content/uploads/342DFFB3-6439-4D0B-8A9A-47CC2AA5374D.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">中庭みかな「キャンディカラーの恋だから」のネタバレ感想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">中庭みかな先生「キャンディーカラーの恋だから」を読みました！本作は「キャンディーカラーの世界できみと」の同人誌です。あらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.07.20</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc12">Sucre glace</span></h3>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://booth.pximg.net/f3ac3790-62a0-41d8-970d-1326af861c3f/i/6147715/a63ed497-5e65-43d9-bc0a-296c11c69596_base_resized.jpg" width="354" height="533" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://booth.pm/ja/items/6147715">Sucre glace &#8211; トルタンタタ</a></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>同人誌「Sucre glace」には、書店特典SS、書き下ろしSS、無配ペーパーの全3本が掲載されています。</strong></span><br />
それぞれ、智紘と周の初キスのお話、智紘がコスプレしようとしたお話、周が密かにカラオケに通っているお話です。</p>
<p>ネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/fanzine/sucre-glace-review" title="中庭みかな 同人誌「Sucre glace」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜中庭みかな先生作品商業作品特典SS+書き下ろしSSまとめ集" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">中庭みかな 同人誌「Sucre glace」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜中庭みかな先生作品商業作品特典SS+書き下ろしSSまとめ集</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">中庭みかな先生の同人誌「Sucre glace」を読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2024.10.26</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>柚月美慧「狼国王の溺愛オメガ～異世界でお子様ランチを作ったら幸せ花嫁になりました！？～」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜『胃袋掴んじゃう系♡』ラブストーリー</title>
		<link>https://blmania.net/novel/the-wolf-kings-doting-omega-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 09 Apr 2025 07:57:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[あす]]></category>
		<category><![CDATA[アスタリスク・ポミエ文庫]]></category>
		<category><![CDATA[柚月美慧]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21334</guid>

					<description><![CDATA[本当の恋を知らない二人の、『胃袋掴んじゃう系♡』ほんわかラブストーリー、柚月美慧先生「狼国王の溺愛オメガ～異世界でお子様ランチを作ったら幸せ花嫁になりました！？～」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメな [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>本当の恋を知らない二人の、『胃袋掴んじゃう系♡』ほんわかラブストーリー、<strong><span style="background-color: #ffff99;">柚月美慧先生「狼国王の溺愛オメガ～異世界でお子様ランチを作ったら幸せ花嫁になりました！？～」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21334"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-20"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-20">パッと読む目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">登場人物とあらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">こんな人におすすめ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">本作をもっとよく知るための小ネタ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ネタバレ感想</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">①誰にも心を開かない、鉄壁の王・ランヴェルト</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">②料理に家族の愛をこめる、奏多</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">③たとえ離れ離れでも、強く愛し続けていれば叶う</a></li></ol></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">登場人物とあらすじ</span></h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_30378649.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/30378649_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>他者を信じられない狼族の俺様国王×異世界転生した健気な洋食料理人</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>助けた猫に連れられて、獣人ばかりが住む異世界に転生してしまった奏多。</strong><br />
そこで奏多は、自分がオメガという性別であること。<br />
そして国王である狼族ランヴェルトの許嫁であることを知らされる。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">こんな人におすすめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>飯テロ系BLが読みたい&#x1f60b;</strong></li>
<li><strong>つらいことがなるべく起きない、ハッピーなBLが好き&#x1f490;</strong></li>
<li><strong>オメガバ設定に萌える&#x2642;&#x2640;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">本作をもっとよく知るための小ネタ</span></h2>
<p>・アスタリスク・ポミエ文庫のレーベルの第一作目の作品が本作。</p>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ja">妹・柚月美慧<a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/gumaguma9?ref_src=twsrc%5Etfw">@gumaguma9</a>が、こけら落としで「狼国王の溺愛オメガ」を書かせていただきました。<br />
レーベルの第一作目ということで、王道のストーリーをめざし、情熱と緊張感を持って取り組んだ作品です。<br />
大変お世話になり、ありがとうございました。 <a rel="noopener" target="_blank" href="https://t.co/wIbULNIwGt">https://t.co/wIbULNIwGt</a></p>
<p>— 有平宇佐&#x1f431;&#x1f430;&#x1f1ec;&#x1f1e7; (@arihirausa) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/arihirausa/status/1607946018611683328?ref_src=twsrc%5Etfw">December 28, 2022</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ネタバレ感想</span></h2>
<h3><span id="toc5">①誰にも心を開かない、鉄壁の王・ランヴェルト</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-1829 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/pose_taiiku_suwari_back_man-e1637009087934.png" alt="" width="201" height="230" /></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>リンブラード王国国王であるランヴェルトは、兄のように慕っていた叔父に王位簒奪のために家族を皆殺しにされた経験があり、「運命の番」どころか、誰一人として信じられないまま時を過ごしていました。しかし、奏多が丹精込めて作ってくれた「お子様ランチ」の美味しさと温かさ、その優しい味わいに感激し、奏多に興味を示すようになっていきます。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作のテーマは「胃袋掴んじゃう系ラブストーリー」ですが、まさに！という感じです。</strong></span>誰にも心を開かなかったランヴェルトを扉を叩いたのが、奏多の家族愛のこもったお子様ランチ。奏多にお子様ランチを作ってくれと何度もせがむランヴェルトはまるで無邪気な子どものようで、王位継承権がなければこうして無邪気に母や兄弟に甘えることもあったのかもしれないと、ランヴェルトの苦難に満ちた過去を思って泣きそうになりました。</p>
<p>「運命の番」という、自分の伴侶になる者が現れた時でさえも「信じない」と頑なだったランヴェルトが、奏多を喜ばせよう、一緒に幸せになろうと心を砕く姿を見ると、ようやく過去の傷を少し癒せたのかもしれないと安心します。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>王である以上は、時に理不尽な恨みを買い、命を狙われることは多々あるでしょう。それでも、ランヴェルトが心を閉ざさずに奏多だけでもまずは受け入れたいと思えるようになったことは、彼がどんな苦難を乗り越えてでも愛をまた信じたいと思えた証だと思うので、どうか彼の努力を打ち砕かぬよう、辛いことが起こらないでほしいと願うばかりです。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">②料理に家族の愛をこめる、奏多</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-3984 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/job_chef_man.png" alt="" width="175" height="200" /></p>
<p>奏多は3年前に両親を相次いで亡くし、借金まみれだった父の洋食店「キヅキ」の後を継いで、懸命に店を切り盛りしていました。<br />
父に余計な重荷を背負わされたにも関わらず、奏多は決して両親のことを恨まず、むしろ父が料理に込めた愛や優しさを自分も受け継ぎたいと切磋琢磨します。</p>
<p>毎日毎日、馬車馬のように働く日々で、遊ぶ時間もない。そんな生活では、料理をするのも嫌になりそうですし、料理に愛を込めようと思ってはいても、実際に作る時には機械的な作業になってしまって、何も考えられない…ということはありそうですよね。<br />
でも、奏多は、決して初心を忘れませんでした。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>たとえ異世界に転生したとしても、愛していた両親のことを忘れず、二人の思いを受け継ごうと、ランヴェルトのために心のこもったお子様ランチを作り上げます。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「いつか人を幸せにする料理が作れたらと思っていた 父が作ってくれたお子様ランチのように美味しくて温かくて優しい味で誰かの心を和ませてあげられたらいいと」と語る奏多はあまりに眩しくて、なんて心根の美しい人だろうと感動してしまいます。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>奏多が家族に愛されたこと、愛したことを決して忘れなかった、むしろ日々料理を作りながら二人への愛を何度も何度も確認していたからこそ、ランヴェルトの氷の心が溶かされたのだと思います。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc7">③たとえ離れ離れでも、強く愛し続けていれば叶う</span></h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-18997 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/IMG_6096.png" alt="" width="230" height="178" /></p>
<p>お子様ランチをきっかけに愛し合うようになったランヴェルトと奏多でしたが、異世界へと渡ることのできる鏡に奏多がうっかり手をついてしまったばかりに、彼は現実世界へと引き戻されてしまいます。<br />
半年経ってもお迎えは来ず、もうあの世界に戻ることはないのかもしれないと諦めた時、店に老人が訪ねてきてお子様ランチを注文します。なんとその老人こそが、奏多を見つけるために異世界を渡ってきたランヴェルトその人でした。現実世界の半年は、リンブラード王国では50年も経っていましたが、ランヴェルトは奏多以外は愛さないと心に決めて、彼を探し続けていたのでした。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>異世界に行って、アルファとオメガが出会い、運命の番になり、幸せな一生を送る…それだけでも幸せな物語ですが、ランヴェルトが50年もの歳月をかけて自分自身で奏多を探し出そうと決めて頑張っていたことはあまりにも途方もない努力の賜物で、ランヴェルトの情熱と愛に泣きそうになります。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>最初はあれほど「運命の番など信じない」と言い張っていたランヴェルトが、そこまでするほどに奏多を愛するようになっていたなんて…と、より物語の深さに心動かされました。</strong></span></p>
<p>よく考えると、奏多とランヴェルトってまるで「シンデレラ」みたいな構図ですよね。奏多はランヴェルトに「お子様ランチ」というガラスの靴を残して去ってしまい、ランヴェルトはそれを手掛かりに探し回り、異世界（シンデレラで言えば継母や姉たち）という障壁を乗り越え、やっと奏多を見つける…という。<br />
多くの人に愛される物語のパッケージをなぞっているからこそ、すんなりと感動物語として受け入れられるのかなと思いました、</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc8">まとめ</span></h2>
<p>両親を相次いで亡くし、父の洋食店を継いで料理人となった木月奏多は、一匹の猫が車道に飛び出したのを見てしまい、慌てて猫を救おうと車の前に飛び出します。光に目を焼かれた次の瞬間、奏多は異世界のリンブラード王国にテレポートしていました。なんと奏多はリンブラード王国国王・ランヴェルトの「運命の番」として選ばれたのだというのです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>人間不信に陥ったランヴェルトの鉄の心を溶かす、奏多の愛がこもった「お子様ランチ」。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>お子様ランチを何度も奏多にリクエストしては、嬉しそうに食べるランヴェルトを見ていると、奏多や周りの従者たちだけでなく自分まで幸せな気持ちになります。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>奏多が両親からもらった愛を注ぎ込んだお子様ランチ、私も食べてみたいです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>苦難を乗り越え、心身ともに番となる、国王×料理人のハッピーラブストーリー。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>BL作品に胃袋を掴まれたいあなた、ぜひ読んでみてください！&#x1f373;&#x2728;</strong></span></p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">狼国王の溺愛オメガ～異世界でお子様ランチを作ったら幸せ花嫁になりました！？～</span></strong><br />
作者：柚月美慧<br />
助けた猫に連れられて、獣人ばかりが住む異世界に転生してしまった奏多。そこで奏多は、自分がオメガという性別であること。そして国王である狼族ランヴェルトの許嫁であることを知らされる。</p>
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