筋「ヤクザを縛っていいですか?」のネタバレ感想|忠犬訳ありヤクザ×ガチムチ好きな緊縛師の痛いほど一途でえっちなラブストーリー

コミック

筋先生「ヤクザを縛っていいですか?」を読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ


訳ありヤクザ×ゲイの縄師 のお話。

<あらすじ>
縄師のルイが突然同居することになったのは、ワケありヤクザの名取。
最初こそノンケの男と暮らすなんて…と渋ったけれど、正直、名取は顔も身体もルイの性癖をド直球で刺激するタイプ。
ルイが理性と性欲の間で揺れるなか、自分が縛りを担当するAVに名取が出演することになってしまい―!?

 

こんな人におすすめ

  • 筋先生の作品が好き📖✨️
  • 基本ギャグだけどシリアスもあるBL漫画を読みたい😠⚡️
  • ヤクザもの、緊縛などSMものが好き🔫❤️

 

ネタバレ感想

①理不尽な暴力に耐え続ける名取の姿に涙

暴力、DV、虐待

欲求不満なゲイの縄師・ルイのもとに突然現れた理想の男・名取慎。どこか寂しげな眼差しを持つ彼は、人にはとても言えない暗い過去を背負っていました。

名取は闇金に手を出してバラされた家の子供で、行くあてがないのを月森組・毒島の兄貴分が引き取ったものの、4〜5年で兄貴分が他界してしまい、その息子が跡目を継いだのだそうです。しかし父に目をかけられていた名取に嫉妬した息子は彼を肉体的にも精神的にも虐待し、汚れ仕事を押しつけ続けました。
成人した名取の体には、今も当時の消えない暴力の痕がはっきりと残っています。
「灰皿」と言われれば両手を差し出し、そこで火を消されたり、仲間への見せしめとして血みどろになるまで殴られ蹴られる日々。

想像を絶する暗い日々は、見ているだけで心臓が握りつぶされるように辛くなります。よくぞそんな苦しい日々を耐え抜いてくれた、五体満足で生き抜いてくれたと名取を抱きしめたくなります。

 

②愛していても言えない…ヤクザという日陰者ゆえに押し殺した恋心

ルイは毒島から名取の面倒を見てくれと押しつけられたのが彼(名取)との初対面だと思っていますが、実はずっと前に二人は出会っていました。

名取の毒親は、気に入らない舎弟がいると問答無用で殺しては、お抱えの医者にカルテを改竄させていました。しかし次第に医者が「もうこんなことは辞めたい」と弱音を吐くようになり、名取がそう毒親に伝えると、毒親は名取を灰皿でめちゃくちゃに殴り倒し、流血して片目が見えなくなった名取に「お前の娘もこんな目に遭わせたいかと脅せ」と恫喝するのでした。

その日は毒親が宴会の余興に女性モデルを呼んでルイに縛らせることにしていましたが、女性モデルは名取の顔の悲惨さを見て怯えてしまいます。しかも今日の仕事内容は「モデルをすればいい」としか聞いていなかったため、縛られるのも嫌だと泣き始めてしまいます。

毒親は怯える女性を見て名取のせいだと寒空の下に彼を叩き出してしまいます。さらにルイは名取に対して(顔は名取が見せてくれなかったものの)月森組側が女性に詳しい仕事内容を説明していなかったことに怒ります。
名取はいくら毒親が自分の顔をめったうちにしたとはいえ、女性を怖がらせてしまったことを申し訳なく思い、物陰から謝ります。

ルイは名取の真摯な言葉に心動かされて彼に手を伸ばし、名取の手のひらが毒親にタバコの火を押し付けられたせいで火傷だらけなことに気づくのです。ルイはたまたま持っていた炎上どめの薬を名取の手のひらにすりこんでやり、「自分のこと大事にしてね」と言って去っていきます。

その日から、名取はずっとルイにもう一度会いたいというその思いだけで生き延びてこられたのでした。いわば、ルイは名取の命の恩人でもあるのです。

 

③「犬」と自称しながらご主人様にかぶりつくエロさにくらくら

ルイは名取と両想いになってから、名取のことをたびたび「かわいい俺のわんちゃん」と慈しみを込めて呼ぶのですが、このわんちゃんプレイ(?)がたまらなくいい…。

例えば名取が毒親との関係を断つために彼の元に行き、銃で撃たれたものの無事に袂を分つことができた後、名取はルイのもとに戻ってきます。しばらく入院していたので(性欲が)溜まっているはずだとルイは予想していたのですが、名取は予想外にもピュアに「俺これからは何も気兼ねもなくそばにいられるんですね。なんだか夢を見ているようで」とかわいい発言。ルイはえっちなこと考えてごめんね!!と反省するのですが、ルイの家に戻った途端、名取は豹変。「ずっと抱きたくてもう我慢が。しつけのなっていない犬で申し訳ありません」と謝りながら、ルイの首元にむしゃぶりつきます。

し、しつけのなってない犬〜!!!!(歓喜の絶叫)

えっちすぎる…普段はぴゅあぴゅあなのにえっちの時だけ猛犬なのが最高すぎる…。
でっかいわんちゃんのような攻めが好きな方に猛烈におすすめしたい一冊です。

 

まとめ

男漁りに余念のないゲイの縄師・ルイに、並々ならぬ情を抱くヤクザ・名取。
名取の悲惨すぎる生い立ちに胸を痛めながらも、その暗すぎる半生の中で、唯一お人好しなルイとのたった一回の会話が名取に生きる力を与え、ルイの存在自体が名取の光となっていたことが尊くて泣けてきます。

ヤクザと縄師という一見全く接点のない二人ですが、読めば読むほど、この二人は出会い、恋に落ちる運命だったのかもと思えるほどなにもかもが凸凹でぴったり合います。

名取もルイも、命の危機に怯えることなく、ただ穏やかな日々の中で愛し合い続けられますようにとただただ祈るばかりです。

大型犬のように大きくてやさしくて健気でかわいい攻めと、攻めのどんな痛みも苦しみもまるっと包み込む懐の深い受け。そんなカプが好きな方にぜひおすすめしたい一冊です📚✨

ヤクザを縛っていいですか?
作者:筋
縄師のルイが突然同居することになったのは、ワケありヤクザの名取。最初こそノンケの男と暮らすなんて…と渋ったけれど、正直、名取は顔も身体もルイの性癖をド直球で刺激するタイプ。ルイが理性と性欲の間で揺れるなか、自分が縛りを担当するAVに名取が出演することになってしまい―!?

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