さばみそ先生「年上彼氏のヤバイ性癖」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
お節介焼きな田舎の中学生(?)×元彼のDVで全身傷だらけの優柔不断なゲイのお話。他、同時収録1編。
<あらすじ>
ある日、慎太郎の前に現れた町で噂のイケメンお兄さん・ユウスケ。
プレイしていたゲームの裏ワザを教えてあげると、誘われるがまま自宅へついて行くことになった慎太郎だったが、だんだんユウスケの様子に違和感を感じ始める。
ぐっと近づけられた顔と体の距離に緊張する間もなく奪われる唇…困惑しながらも、下半身に響く快感に抗えない慎太郎はズブズブとユウスケの色香に魅了されていき―!?
こんな人におすすめ
- 歳の差カップルが好き👨❤️💋👨
- ショタ攻めにときめく🥹
- いろんな意味でダメダメな歳上受けが好き🙅♀️
ネタバレ感想
年上彼氏のヤバイ性癖
片田舎に住む中学生の慎太郎。ある日突然、隣の家に東京からゆうすけという男が戻ってきます。真夏でもタートルネックを着ており、近所付き合いもしない奇妙な彼に、慎太郎は興味を惹かれます。
ゆうすけがタートルネックの下に隠していたのは、元恋人たちから受けたひどいDVの痕でした。特に肩から二の腕にかけては皮膚がひどいひきつれを起こしており、それを見せられた慎太郎はゆうすけをかわいそうに思います。しかしゆうすけは優しくしてくれる人はみんな好きになってしまうと言うなり、慎太郎を襲い、二人はずるずると恋人の関係に。
しかしゆうすけと一年付き合ってもなお、慎太郎はゆうすけのことを理解できずにいました。
ゆうすけは「不思議と付き合うとみんな乱暴になっていくんだ。もしかして俺がそうさせちゃったのかな?」と過去の男たちを振り返り、困惑する慎太郎にカッターを手渡すと、「好きな場所につけて。一回俺を傷つけてみてよ」と恍惚とした表情で懇願するのです。
しかし慎太郎は「昔の男の痕と並べられるなんてかなわん」「俺は殴ったり怪我したりそういうのは付き合えん。だからキスマークにしよ!」と折衷案を出します。
ゆうすけはセックスの最中に慎太郎からかわいいなどと愛される言葉をかけられるたびに、「言葉の暴力だ。ズタズタにされたい」とうっとりするのでした。
自己肯定感、自己評価が低いからなのか、なぜかゆうすけは傷をつけてほしがります。ただし、傷をつけてもらいたいのは、自分を愛してくれる人だけ。ゆうすけにとっては、何がきっかけかは分かりませんが、傷をつけられることこそ愛情の証、傷をつけるほど自分の証を残したいと渇望してくれているのだと それで愛を感じられていたのかもしれません。
一方でノーマルな性的嗜好を持つ慎太郎は、ゆうすけの被虐趣味に困惑します。しかし、困惑しながらも、別れを切り出すのではなく、自分なりの「痕」をつけるから、それで愛しているとわかってほしいと譲歩するところに、懐の深さというか、ゆうすけへの愛の強さを感じますよね。
最終的にゆうすけは「かわいい」と愛されることを「言葉の暴力」と感じ、感じ入っていたので、慎太郎が彼なりの最大限の愛し方を続けていたら、きっと二人は安泰だなと思わされて嬉しかったです。
理不尽なフェティッシュ
理想的な下半身の筋肉をウォッチするのが趣味の変態×サッカー部の筋肉ダルマのお話です。
下半身の成長過程を撮るのが趣味の香澄は、理想的な筋肉を持つ同級生の藤沼に「写真を撮らせてほしい」と懇願します。香澄の撮影会にイヤイヤ付き合ってやっていた藤沼ですが、ある時なんと香澄の手でイかされてしまい…。
とにかく香澄がぶっちぎった変態です。藤沼が香澄に撮られて勃起したり、香澄の手でシコられてイってしまったりしていたので、香澄×藤沼かな…と思いつつも、香澄は藤沼の下半身の筋肉以外には全く興味がないので、このカップルは成立するのか?とも思っています😂
藤沼は結構まともかつ純粋なので、香澄に振り回されているのが気の毒でした😂
描き下ろし
逆ナンされる慎太郎を見てご満悦なゆうすけのお話です。
「自分の男がモテるのを見るのは気分がいい」と本気で言い、慎太郎が逆ナンされても平気そうなゆうすけ。慎太郎はイケメンだとモテるゆうすけと自分では親子や兄弟にたびたび間違われることを気にしており、「並んで歩いても保護者に見えんようにしたるからな」と啖呵を切ります。
慎太郎に対していつも余裕綽々のゆうすけですが、言葉とは裏腹に心の奥底ではどう考えているのでしょう?本編では、贔屓にしているゲイバーのママである浅見にキスマークをつけられた慎太郎に対して「俺以外に勝手に汚されないでよ」とやきもちを焼いていたので、もはや身内である浅見に対してでさえそうならば、実際はやきもちを焼いている自分を見せたくなくて強がっているのでは…?と勘繰ってしまいます。
初回特典ペーパー
ゆうすけのために食事を作る浅見のお手伝いをする慎太郎のお話です。
ゆうすけは浅見に家事全般をやってもらっているらしく、その理由を「やれないのではなくやる必要を感じない」と答えています。しかしいざ慎太郎が浅見の手伝いをしはじめると、自分も…とキッチンに行くゆうすけ😂
「やる必要を感じない」なんて言いつつも、料理をすることで慎太郎が喜んだり、慎太郎と楽しめるのであれば、やろうかな…とやる気になっている様子が伺えて、ゆうすけの現金さが可愛くて笑ってしまいました😂
まとめ
慎太郎の家のお隣さん・高橋のおばあちゃんの孫のゆうすけが、突然東京から舞い戻ってきました。イケメンですが、真夏にも関わらずタートルネックを着続けているゆうすけが気になる慎太郎。
まだ恋も知らないうら純粋な中学生である慎太郎に、「優しくされると好きになる」と言うなり襲いかかるゆうすけ。ゆうすけのあまりの痴態に慎太郎はあっという間に堕ちてしまいます。
恋人は優しく愛でたい慎太郎に対して、愛しているならば傷をつけてほしいと願うゆうすけ。すれ違う二人ですが、最後は慎太郎に与えられるキスマークや愛の言葉を「傷」として受け取れるようになったゆうすけの変化が嬉しかったです。
歪んだ歳上受けを懸命に愛する歳下攻めが尊い…!
痛くても辛くても、最後が幸せならオールオッケー!血も怪我もどんと来い!という守備範囲広めなあなたにおすすめな一冊です📚✨