ヤマシタトモコ「さんかく窓の外側は夜」シリーズのネタバレ感想|”視える”男が出会った怪しげな清掃屋ー2人は「呪い」の闇に飲み込まれていく

コミック

累計発行部数は170万部突破!ヤマシタトモコ先生「さんかく窓の外側は夜」シリーズを読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ


他人の憎しみや死を操る人々が困難に立ち向かう お話。

<あらすじ>

書店員の三角は、昔から不気味なモノを視てしまう体質で、除霊師の冷川にその才能を見い出され、無理やりコンビを組まされてしまう。

そんな中、ある殺人事件に遭遇し…。

凸凹コンビの霊感エンタメ!

 

こんな人におすすめ

  • 呪いや霊に興味がある👻
  • 匂わせ系、ブロマンスが好き❤️
  • 人が更生、変化する過程をじっくり見つめたい

 

ネタバレ感想

1巻

除霊が気持ちいいとか、しょっぱなからエッチすぎませんか!?!?最高か…🤦‍♀️
死体を繋ぎ合わせた事件も恐ろしいんですが、よもや「ヒウラエリカ」が女子高生だったなんて…。

さんかく窓の外側は夜 1
作者:ヤマシタトモコ
書店員の三角は、昔から不気味なモノを視てしまう体質で、除霊師の冷川にその才能を見い出され、無理やりコンビを組まされてしまう。冷川はすご腕ではあるが、情緒や生活能力に欠けており、お茶出しや「空気読み」など三角の出番は多い。そんな中、ある殺人事件に遭遇し…。
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2巻

英莉可がまさかネクロマンサーの仕事を辞めたいと思っているとは…思いもしませんでした。快楽殺人犯的なアレかと。
しかし冷川と英莉可が三角の中をぐちゃぐちゃ探り合ってたのはエッッッチすぎましたね。公衆の面前で3Pか?

さんかく窓の外側は夜 2
作者:ヤマシタトモコ
殺人現場に残されたのは「呪い」の気配だった。手掛かりは死者がつぶやいた「非浦英莉可」という名。除霊を生業にしている冷川とその助手・三角。
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3巻

先生が英莉可に指示して作らせている「貯金箱(罠)」、一体何なんでしょう?
場所や人を呪うのが先生や英莉可の「生まれつきの言葉」(常人には聞こえない)で、先生たちヤクザは呪われた場所にうっかり吸い寄せられてゴミになった人(死体)を再利用して悪事に使っている…って感じかな。

三角の魂の中に冷川が自由に出入りできるようになっているのも、先生の存在と同じくらい怖いです…。

三角が「貯金箱」を「母さんの宝石箱」と呼んだのも…???
冷川も先生と同じことをやろうとしてるとしたら、いわゆる「悪人」なのでは?🤔

描き下ろし、迎が三角を可愛がってる様子が可愛いですw 見た目年齢は反対だけど、迎は三角が冷川に悪用されないかお兄さん的な感覚でかまってあげてるのがわかって微笑ましい…☺️🌸

さんかく窓の外側は夜 3
作者:ヤマシタトモコ
理由もわからず突如行方不明となった失踪者たち。彼らの最後の目撃場所はまったく同じ「場所」だった。しかし失踪者同士に関連性はなく、土地に因縁もなし。
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4巻

迎が三角に冷川が勝手につけたリードの存在を教えてあげたわけですが、冷川は三角を使って何をしようとしてるんでしょうね…。

ふむ、英莉可のおかげで先生と英莉可の立ち位置が分かりました。
宗教団体の二代目教祖が先生で、英莉可の付き人のチンピラが所属してるヤクザの組と提携。英莉可の父は娘を組に売って、チンピラを用心棒としてつけているーと。

英莉可は幼い頃、無意識に死人を自分の中に入れてしまった。そしてその後もたびたび死人を招き入れてしまい死を魂で体験するごとに、呪ったりする力をつけてしまった…のかな。
英莉可の母はヤクザや先生と手を切りたがっているけれど、父は「先生に力を分けてもらった」とか言ってヤバい顔面になってましたね…😨

三角父は三角と同じくいろいろ見える体質だったんですね。墓掘り人…。
「僕かおまえどっちか消えないと彼女が死んじゃうだろ…」「かーさんが守ってやる!!!!」に号泣しました。三角父はただお母さんと平凡な人生を歩みたかっただけなのに…どうしてこんな…。三角母の強さにも胸打たれました。強い。母強し。カッコよすぎます。

英莉可や先生が持っている特別な力というのは、「信じてることを本当にする力」…!
それだけ聞くと希望に溢れてるのに、どうしてこんな…呪いの方向へ向かってしまったのか…。
しかし三角もだいぶ除霊のやり方に慣れてきたのか、呪いの源泉を見つけたり、断ち切ったりがうまくなってきましたね。

とはいえ、まさか街のあちこちにある呪いの管の源泉が英莉可の言っていた宗教団体(掌光の教え)だとは…ゾッとしました。
冷川はなぜ三角のように逃げ出せなかったんでしょう?英莉可がここに来るなと言ってくれて本当によかった…助けてくれてありがとう…。

さんかく窓の外側は夜 4
作者:ヤマシタトモコ
「呪い」をかけておき、その「除霊」を仕事にすれば、合理的に儲けられる。あっけらかんと言う冷川に三角は怒りとさびしさが湧いてくる。冷川の無自覚な悪意の方向性を、変えていくことをできないか?
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5巻

え…?冷川、呪いを圧縮して食べた…?リサイクルってどうするつもり?😨

「「もうだめだ」「逆らえない」そう思い込んでしまったら現実になる」「信じるな」、半澤さんカッコよすぎて泣けてきます…凛とした人大好きです。
信じないという人は大抵別の何かを信じてるけど、半澤さんは奥さん以外何も「信じてない」。それが半澤さんの強さなんですね。

「人間は生きてても死んでても同じように弱くてみっともない」か…。私は迎みたいに対話して消す方法が好きだけど、三角もどちらかというとそれに近いのかな?
冷川の最終目的が分からなくて、ずっと不安です。

迎→三角←冷川 キターーーー!!!!!!
迎は無知で無防備な三角を守りたがるお兄ちゃんみたいな感じなので大好きです。

英莉可の解説はいつも分かりやすくてありがたいなあ。
先日のつぎはぎ人形は「装置」、英莉可は「遠隔スイッチ」。人形のあった現場に行くのは「再生可能エネルギーの回収」。
英莉可は普段から死人を無意識に取り入れちゃうんですね。しかし人形を作らせる時にあんな…血を吐いたりしていたとは。装置作りは予想以上に体を酷使するんですね。

名前を教えた方が楽に強く呪えるのか。先生は自分の名前を完璧に守ってるけど、今回の一件で英莉可は三角たちを敵視するようになるかもしれないですね。

半澤さんが唯一信じてる奥さんに何か呪いをかけられたのが怖いです。

さんかく窓の外側は夜 5
作者:ヤマシタトモコ
犯罪の芽を嗅ぎ付ける能力、どんな事件にも整然と対処する冷静さ、半澤が強いのは、あやしげな超常現象はもちろん、人という存在すら「信じず」に「疑う」から。そんな半澤がずっと気にかけてきた冷川は、今や三角という助手(兼、唯一の友人)と出会い心霊探偵として順調な様子だ。しかし冷川を過去に揺り戻す事件が…!
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6巻

まさか冷川が「掌光の教え」の一代目教祖の子供だったとは…言葉がうまく使えないのも、幼い頃から幽閉されてたからなんですね。
半澤さんが冷川に妙に甘いのは、彼が加害者でもあり被害者でもあるからか…。

「運命」を冷川が必死で探していたのは「教え」によるものなのか?それとも、自分の内側から湧いて出てくる欲求のようなものなのか?謎です。

はは〜なるほど…。英莉可の父親は掌光の教えの教徒なんですね。母親は娘の力に気づきながらも必死で団体から引き離そうとしてたのに、父親が英莉可を教団のためになると勝手に売ったんだ…。

半澤さんが死亡フラグを立てている…「差し伸べた手が届かなくても君のせいじゃない」なんて、そんなこと言わないで…半澤さん夫婦どうか平和に生きて…頼む…。

英莉可、半澤さんを殺さないでくれ…。
三角の「自分のコト信じてやれよ!嫌いな自分のまま死にたいのかよ!」に号泣でした…。三角ーーーーー😭😭😭😭😭

「隔離」をマジックミラー号って言ってたのには笑いましたwwww 2次創作が捗る便利能力すぎるwww

なるほど、半澤さんの強みは「信じない」こと。三角の強みは「物事の本質を見る」ことなんですね。

ええ…英莉可の力は悪いことにしか使えないの…?
半澤さんの「刑事罰があるのは、なぜそうなったかを向き合わせるためだ」に泣きそうになりました…。そうなんですよね、英莉可はこれまで多くの罪のない人を殺してきたし、苦しめてきた。それを命令されたから帳消しにはできない。英莉可は犯した罪について絶対に向き合わなくちゃいけない…。

英莉可の「あたしも皆を守る 守るための力にしたい」に泣きました…。

英莉可ァ…たくさん償って、償って、そして生きてくれ…幸せになるためにたくさん努力して…生き抜いてくれ…。

さんかく窓の外側は夜 6
作者:ヤマシタトモコ
殺人現場に残されていた「ヒウラエリカに騙された」という死者の言葉。証明のできない霊現象など、まったく信じない刑事の半澤だったが、ある事件現場の跡地で、その「ヒウラエリカ」を偶然見つける。一方、裏の稼業として淡々と呪い屋をこなしてきた英莉可は「実社会」から自分の罪が問われる恐怖に、初めて怯えるのだった。
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7巻

冷川の「私の悪意を消されちゃ困る そうしたら私は多分「壊せなく」なるからね」は、もしかして悪意を溜め込んで自分を壊させる(三角に殺させる)のが目的…?

迎はみんなにお兄ちゃんですね…優しいな…。
「大変なコトだよ 自分の決めたように生きるのは」「そんな急になんでもできなくていいだろ きみはまず自分を助けるとこからだしな そしたらそのうち「いてもいい」って思える場所が見つかるよ」…ウウーーーーーーーー😭😭😭😭😭私のそばにも迎がいてほしい…。

えっ待って…待って…もしかして「先生」って三角のお父さん…!!???
そうか…自分を一番愛して欲しかったのに子供を作ってしまったがゆえに捨てざるを得なかった。だから彼女も子供も憎い…。
彼女への愛が憎しみに変わることを分かっているから、自分で自分に忘却の呪いをかけてるんですね。

先生、スマホ使えなかったり意外とアナログですね。逆木が先生に何か力を使われてましたが…英莉可は逃げ切れるのか?どうなるんだ…?

さんかく窓の外側は夜 7
作者:ヤマシタトモコ
金勘定に走りがちで、安易に「悪いモノ」を利用しようとする冷川。だから三角は自ら「心配係」を買って出る。冷川の「帰る場所」になれることを目指して。
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8巻

憎しみだけで冷川は生きている、じゃあ三角はその代わりになれるのか?そして、この世は「奪う」か「奪われる」かしかないと思っている冷川に三角は何ができるのか?

ウワーッいよいよ先生、冷川、三角が出会ってしまった…!

でも先生は長年自分に呪いをかけてきたから、呪いに体を侵食されまくってますね…三角がそばにいるだけで発狂して死んじゃいそうです。

冷川は「私じゃなくなぜ無関係の人間を助けるんだ」って置いてけぼりにされた子供みたいな表情をしていて…不安だな…。
「掌光の教え」の帳簿コピーができたとか英莉可母の無事とかは安心要素ですが、ここからどう転がるのか…。

さんかく窓の外側は夜 8
作者:ヤマシタトモコ
冷川と三角の事務所に暗号メモが届く。それは英莉可からのボイスチャット招待アドレスだった。英莉可は無事、教団から身を隠すことができたのだ。
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9巻

先生の力を弱めるためにみんなで排水管をぶっ壊して回ってるわけですが、実際先生の力は弱まってるのかな。
冷川も先生も憎しみで家にくくりつけられちゃってますが。

いよいよ三角と先生、迎と冷川、英莉可・逆木と英莉可父が対面!
英莉可父はあっさり殺されてましたね。三角と先生はどうなるのかな…。

さんかく窓の外側は夜 9
作者:ヤマシタトモコ
失望と怒りで三角を呪いの池へ突き飛ばした冷川は、先生に取引を持ち掛けられていた。一方、三角は行方をくらました冷川の居所を探していた。冷川を迎えに行き、今度こそは受け止めてやりたいと決意し、迎、英莉可、逆木とともに冷川救出に向かう。
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10巻

三角が先生に叫んだ「俺はあの人(三角母)の信念の証明だ」に泣きました…。
先生は愛する人を守りたかったから逃げた、でも結果的にその人の心に大きな穴を開けた。でも三角母は今もずっと先生を信じてるんですよね。その証が三角自身なんだ…。
三角母の先生への愛を証明するためにも、先生の憎しみに負けるわけにはいかないんだ…!

「壊れたら直して、失ったらその穴を見つめて…そうやって俺たちは生きていくしかない」…ほんとだね…。

憎しみを糧にしか生きてこられなかった冷川に「まだ必要か?おれが隣にいてもまだ」って言う三角…そして「ただ そばにいてほしい いさせてほしい…」って泣いた冷川…うううーーー冷川ァァァァーーー!!!

冷川が勝手に結ばせた三角との契約も切れたし、これからはまっさらな状態でバディになれますね❤️
先生は…監獄に入ることになるだろうけれど、三角母と再会してほしいです。

さんかく窓の外側は夜 10
作者:ヤマシタトモコ
先生とともに閉じ込められ、出られなくなった冷川。三角は、迎、英莉可、逆木、半澤の力を借り、冷川を救済するため全力を尽くす。先生がいる部屋に辿り着いた三角に先生は問いかける。
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まとめ

一番の見どころは、憎しみを心の支えにして生きてきた冷川に、三角が「俺が隣にいてもまだ憎しみは必要か?(俺が憎しみの代わりにお前の心の支えになる)」と問いかけて、言葉をうまく探せない冷川が「ただそばにいてほしい いさせてほしい」って言い縋るシーンですね…。

金を産む道具として親に幽閉されてきた冷川が、初めて人と積極的に関わろうとしている…2人の深い信頼、愛…言葉にできない感動が、心の底から溢れ出してきます。

映画化、そしてテレビアニメ化もされる本作。

ぜひ皆さんも原作で2人の濃密なやりとりを楽しんでください〜!!!🥰❤️

この記事を書いた人

たこわさ
たこわさ
夜明けの腐女子。樋口美沙緒先生「パブリックスクール」シリーズ・葵居ゆゆ先生「愛傷コレクション」・伊勢原ささら先生「嫌われ魔物の大好きなひと」・中庭みかな先生「沈まぬ夜の小舟」シリーズが愛読書。
スパダリ執着攻め×一途健気受けが性癖。