中庭みかな先生「こいびとはロバのみみ」を読みました！
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！☺️✨
登場人物とあらすじ
冷徹な企業家×繊細なカフェアルバイト のお話。
＜あらすじ＞
商業作品「黄金のひとふれ」（中庭みかな名義）番外編。
晴れて恋人になった千晶と神野さん。
「会いに行ける王子様」として千晶が雑誌に紹介されることになり、千晶は張り切るが、神野さんはどうも悩ましいようで…？
こんな人におすすめ
- 「黄金のひとふれ」が好き！
- 中庭みかな先生の文章が好き😭✨
- カフェの店員さんの制服はエロいと思う
ネタバレ感想
本編「黄金のひとふれ」を知らない方に説明すると、本編はかなり痛くて切ないお話なんですよ。めちゃくちゃ感動するんですけどね。
受け・千晶は子役あがりで、顔はめちゃくちゃ美人なんだけど世間知らず。繊細だけど責任感が強くて頑固ので、なかなか他人に甘えたり頼ったりすることができません。
一方、攻め・神野さんは「触れたものを全て黄金にしてしまうミダス王のよう」と評されるように、ものすごく商才のある人です。でも鉄面皮で、感情がまるでないように見える大人の男の人。本当は超情熱的でロマンチストなんですけどね。
神野さんが経営しているレストランのチェーン店で千晶が働いていて、そこで店長に不条理な叱責を受けている時に神野さんが助けてくれたことから2人の交流は始まります。
千晶は浮気しまくる幼馴染と恋人？のような関係なんですが、千晶はよく幼馴染から酷い扱いを受けていて、神野さんが自宅に泊まらせてくれるようになります。
神野さんは自分の素の部分に的確に触れてくる千晶に驚きながらもどんどん惹かれていき、千晶も神野さんに寝床を貸してもらったりしているうちに両想いに❤️
さて、同人誌「こいびとはロバのみみ」は、この両想いになった後、神野さんの家で同棲している2人のお話です。
千晶が勤務しているカフェにたまたま来た売れっ子モデルが、「会いに行ける王子様」として雑誌に出てほしいと千晶に依頼するところから話は始まります。
嫌味な店長は健在ですが、千晶は神野さんとお付き合いし始めたことでいろいろ人間的な変化があったようです。ものすごくたくましくなっていて、千晶、こんなに成長して…！と思わずホロリ😭
千晶は自分が雑誌に出ることで神野さんの役に立てる！と張り切ります。神野さんがインタビューされている記事を読んで、自分はどんな質問をされるだろう、どんな答えをしようかとメモしたり一生懸命準備するんですが…
な、なんと神野さんが申し訳なさそうに「あのインタビューは断った」って言うんですよ…。
ガーーーーーーン！！！！！！！😨
あんなに千晶、うきうきしてたのに…神野さんのためになれるって楽しみそうだったのに…どうして…って、千秋と共に読者も激凹みです。
でもね〜この後の挽回っぷりがもうね、最高なんですよ。
千晶がなんでなんで、ってあんまり悲しそうに言うもんだから神野さんは「俺は君の制服姿に欲情するんだ…だから…（他の男の前に晒したくない…）」ってしょげて白状するんです…あの…あの、ミダス王と呼ばれて、ビジネス界では知らない者などいない帝王、神野さんが…千晶に申し訳なくてしょげてる…！！萌え…！！！！
でね、その後いろいろまた超かわいいやり取りがあってね、千晶にカフェ店員の制服を着せたままエッチをするんです。
このエッチがね〜！！！！！最高なのよ〜〜！！！！！！😭❤️❤️❤️
普段は千晶に優しすぎるくらい優しい神野さんがね、「王様の言うことは絶対、だろ？」「鏡を見なさい千晶。色っぽくて、可愛くて、堪らないだろう…」とかめちゃくちゃ、めちゃくちゃ甘く柔らかく、でも有無を言わさない強さで言葉責めするんです…！
最後は床に押し倒して、体格差ある2人だから千晶はもう全身神野さんに包まれるようにして熱く抱かれるんですよ…！！！！！！
もう！！！！！最高かよ！！！！！！///
中庭みかな先生作品を商業誌だけ読んでる方はあんまりご存じないかもなのですが、みかな先生の濡れ場描写、めっちゃくちゃエロいです。
特に、紳士系溺愛攻めの言葉責めを描かせたらとんでもなくスケベ……（※褒め言葉です）
紳士系溺愛攻めが好き！優しくて甘々な言葉責めが好き！でもちょっと強引なところもあると最高！
っていう方はね、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
ちなみに私は買った日から毎日読み返してます。紙だったら擦り切れちゃってるよ！データでよかったぜ！
いや〜もう本当にエッチで可愛くて、攻めも受けも愛おしくてたまらないご本でした。
まとめ
コスプレえっち最高（遺言）（血文字）（ダイイングメッセージ）
恋人をとことん甘やかしたがる2人が可愛くて、頬が緩みっぱなしでした…🤤❤️
神野さんの千晶を抱く手つきと言葉責めが理想の攻め様すぎます😭
何回も再読したくなる、甘々ラブラブな番外編！！📖✨
作者：中庭みかな（サークル名：トルタンタタ）
商業作品「黄金のひとふれ」（中庭みかな名義）番外編。 晴れて恋人になった千晶と神野さんのふたりが仲良くしているお話です。
作者：中庭みかな
傷ついた指先を真っ新なハンカチで包んでくれたその人は、呆れるような千晶の言い間違いに怒ったりせず、ただ深く静かな瞳で見つめた―。千晶はある事情から、生きて呼吸をすることすら困難に感じている。バイト先のオーナー・神野からそっと触れてもらった出来事だけ大切にしようと決めるが、そんな千晶に神野は「きみが欲しい」と告げて…？
