映画「海辺のエトランゼ」のネタバレ感想|沖縄を舞台にした、天涯孤独の青年×小説家の静かで鮮烈な恋物語

映画

沖縄の離島を舞台に小説家の卵と少年の初々しい恋愛を描く、映画「海辺のエトランゼ」。

全編のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

小説家を目指す青年を好きな、天涯孤独の青年 のお話。

<あらすじ>
小説家を目指す青年・駿は、海辺の少年・実央に思わず声をかけた。
それをきっかけに、 実央も駿のことを意識し始めるが、彼は島を離れなくてはならなかった。
「はやく大人になりたい」と言い残し、実央は去っていく。

 

予告編・予告動画

 

こんな人におすすめ

  • 沖縄の美しい風景を堪能したい🌺
  • 飯テロされたい!!🍛✨
  • 同性愛差別に苦しむ青年たちの淡い恋にジレジレしたい💘

 

ネタバレ感想

料理が美味しそう…!!焼きたての餃子食べたいよー!!🥟

そして、駿くんコミュ強〜😂✨
ちび実央くん超かわいいです。カニカマ丼を食べる実央くんから漂うジブリ臭…!

駿くん、ゲイなんですね。ふむ、小説家なのか。

実央くんは自分が悪いと思ったらすぐに謝れるいい子だなあ。

おお〜3年後!実央くん育ちましたねえ!!

実央くんの「一緒にいたいから戻ってきたよ」にグッときました😭 3年前は駿くんがぐいぐい攻めてたのに、今はどっちかというと受け身になっているw

ちょっと!!駿くん「お前ってほんと何も考えてねーよな」「僕ちゃんモテモテ〜」「普通にしてたら女にモテるのにもったいねえよな〜」とか嫌な感じ…😡💢 実央くんが自分のこと好きって知っててあんな言い方するんですもんね。

ちび実央くんかわいいなあ…無邪気で幸せいっぱいで、泣きたくなります。

実央くんの「俺が帰ってきて迷惑だった…?」「俺が欲しいのは彼女じゃないよ!」に号泣です。そうだよ、実央くんは駿くんが好きで戻ってきたんだよ!!

キャーーーーーー!!!!!えっちーーーー!!!!!2人でホテーール!!!!

駿くんも実央くんも女性経験はあるけど、男性経験はないのか。
セックスしよ!!って意気込んで、先に寝られて「ばか!!」って怒る実央くんかわいい…///

元婚約者!?桜子さんめっちゃセックスの有無でマウント取りますやん…。

ええええ!?!?駿くんは長いこと実央くんを好きだったんですね。
ゲイであることを理由に勘当されたのか…嫌な実家だな…。

実央くん、夢の中でお母さんに会ってたのか…。ちび実央くんがお母さんに抱きついて「お母さん、だーいすき!」って言うのに泣きました🤦‍♀️

実央くんんんんんん!!!!!!wwww
桜子さんがねだったキスを横取りwww

ほんとだよ駿くん…ねだられるまま女にキスするつもりだったとか最低だわ…。

実央くんの涙めっちゃ綺麗だ…😭 泣き虫な実央くんが可愛くてたまらんです。
裸で抱き合う2人が綺麗すぎる…うう〜かわいい〜駿くん綺麗だし、実央くんかわいいし。

ゲイ、同性愛、ハグ

駿くんが泣きながら言う「いつか好きな人と抱き合えたら…そんなことできないと思ってた」ってモノローグがしんどいです。嗚咽しました🤦‍♀️
うーん、実央くんは限りなくノンケ寄りのバイなのか。いつ崩れてもおかしくない、危うい関係ですね…。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

沖縄の美しい風景が印象的で、それだけでも本作を観る価値があると思います!!
あと、心に残ったのは絵の美しさ。紀伊カンナ先生といえば圧倒的な描き込み量ですが、映画でもそれが再現されていることに驚愕しました!スタッフさんたちの熱量を感じて嬉しかったです🔥

小錦あや
小錦あや

松岡禎丞さんは樋口美沙緒先生のムシシリーズ「愛の罠にはまれ!」で蜂須賀篤郎(通称あっちゃん)役をされていて初めて知った声優さんなのですが、声質がすごく繊細なんですよね。ガラスでできた少年のように、もろくて、儚い感じがして、大好きなお声です。なので、紀伊カンナ先生の描かれるみずみずしい青年の役はまさにぴったり!!と、キャスティングを知った時には大喜びしちゃいました。
声質の唯一無二さだけでなく、当然お芝居も素晴らしかったです。セリフ運びに違和感を感じるシーンがなく、キャラ同士の掛け合いがすごく生々しくて、いい意味でアニメっぽくないところが好きでした。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

人気BLコミックシリーズのアニメ化と聞いて期待していたのですが、作中での決め台詞が「男を好きなんておかしくないよ」っていうのが自分的には微妙でした。「男を好きなんておかしくない」と言うこと自体が奇妙なこと(誰が誰を好きでも、相手を傷つけないかぎり、周囲からおかしいと言われる筋合いはない)なんですが、最終的に恋人同士になる二人の間で「なんて」という接続詞を使うのはおかしいと思うんですよね。「男を好きだからっておかしくない」なら分かるんですが、「なんて」という言葉を使うということは、発言者が「男を好き」だということに否定的な意見を持ってるって印象に感じられますよね?
「男を好きなことは、おかしいことじゃない」の、その先にある言葉を欲していたのは私だけかな。
原作コミックは2014年に刊行されているんですが、当時の日本のLGBTQ+への理解度の低さから考えると、このセリフでも問題なかったのかな…。作品の根底にゲイを差別する感情が横たわっている感じがして、モヤモヤします。

皆さんもぜひ、映画「海辺のエトランゼ」をチェックしてみてくださいね〜!

海辺のエトランゼ
作者:紀伊カンナ
2人は沖縄の離島の海辺で出会った。小説家の卵でゲイの橋本駿(はしもとしゅん)は、物憂げに過ごす高校生・知花実央(ちばなみお)が気になりナンパめいた声をかける。日に日に距離を縮めた2人だったが、実央は島を離れることに。

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続編もあります⬇️

春風のエトランゼ(1)
作者:紀伊カンナ
小説家の駿(しゅん)は、沖縄の離島で出会った年下の恋人・実央(みお)を連れて、故郷の北海道へ向かっていた。かつて、幼なじみとの結婚式をゲイだと言って逃げ出して以来、駿は実家とは絶縁状態でいたが、父親が病気だと聞き、一度帰ることを決意した。迷惑をかけた実家に男の恋人を連れて行くのは駿にとっては気まずい帰省だったが、親を亡くした実央には―。

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春風のエトランゼ(2)
作者:紀伊カンナ
若手小説家の駿(しゅん)は、父親の体調不良を知り、同性の恋人・実央(みお)を連れて何年も音信不通にしていた実家へ戻った。離れに住むことになった2人は、風変わりな実家生活を始めるが、養子の“弟”ふみにベッドシーンを見られてしまう。桜子の助けで謝罪と言い訳の機会をもらうも、駿は事実をそのままふみに伝えてしまって…。

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春風のエトランゼ(3)
作者:紀伊カンナ
小学生の義弟・ふみの授業参観に行った駿と実央。そこで駿は、かつての想い人である同級生・和田に再会する。駿が動揺する一方で、実央はひょうひょうと振る舞う和田と不思議と親交を深めていく。

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春風のエトランゼ(4)
作者:紀伊カンナ
駿の実家・橋本家に実央が居着いて5年。駿は小説家を休業し、実央は車の整備工をしながら元気に暮らす日々。ゆるく街公認のカップルとなった2人だったが、倦怠期ぎみの日々にお互い「おや…?」と疑問を持ち始めていた。

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春風のエトランゼ(5)
作者:紀伊カンナ
北海道の橋本家で駿と実央が暮らして5年。ある日、とある大きな出来事が起こり、2人は東京へ移住することに。慣れ親しんだ家族との日々は終わり、初めて2人きりの暮らしが始まった。

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