眉山さくら先生「愛罪花嫁~溺れる蜜月~」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
亡母の縁で、精悍なイタリア人でマフィアのボス・ロドルフォの養子になった真樹。
ところが義父であるはずのロドルフォは、真樹を「花嫁」と呼び、独占欲を露わにする。
しかし、ロドルフォが一族の為に結婚すると聞き、耐えられず屋敷を逃げ出すが…!?
こんな人におすすめ
- マフィア、暴力団など反社系のお話にドキドキワクワクする💥
- 人身オークションで受けをお買い上げしたい💰
- 超濃厚な濡れ場にくらくらしたい❤️
ネタバレ感想
古の腐女子・腐男子大歓喜!オークションに売られる清楚受けに萌え
悪どい叔父から奴隷扱いされ続けた挙句、叔父の会社の借金のかたに人身オークションにかけられた真樹(義息・受け)を買い取るロドルフォ(義父・攻め)。
この人身オークションが、THE・耽美!!
古の腐女子・腐男子大歓喜な、「いかにも」な設定になっています。
オークションに参加するには家柄や資産などが精査され、「売られる」側は豪華な宝石でできたGPS付き首飾りを付けさせられます。全身を磨き上げられる代わりに毎晩多額の借金を負わされ、それを「買う」側が「一晩相手の身体を買う」ことで帳消しにします。
真樹は毎晩ロドルフォに買われ、父と息子という関係に背徳感を覚えながらも性の悦びに堕ちていきます///
エロに次ぐエロ!圧巻の9割濡れ場
読み終えて感じたのは、濡れ場の多さ!!
1回1回のセックスをかなり丁寧に描写している(いかに真樹が感じ、悶えているかがねっとり描かれてる❤️)ので、本編の9割方が濡れ場のように感じますw
「ロドルフォと僕は親子なんだから、こんなことをしてはいけない!」と己を律そうとし、肌を見せることを恥じらいながらも、いつもロドルフォの雄オーラと甘い愛撫にとろけてしまう真樹がめっっちゃくちゃかわいいです。
エッチなBLを読みたいんじゃ〜!!!!と猛るお姉様・お兄様方にぜひ読んで欲しいです。
お互いへの重〜い執着心にゾクゾク❤️
ロドルフォは生き馬の目を抜くようなマフィアの世界で生きてきただけに、達観・諦念を持って生きています。しかし真樹のことになると豹変してしまうんですね…。
これはなぜかというと、真樹が見た目どおりのか弱くて無垢なだけのお人形ではないから。真樹は意外と芯が強く、(特に愛する人のためだと)「自分はこうする」と決めたら危険も顧みず飛び込んでしまう勇気と根性があります。
真樹の外見と内面のギャップにやられたロドルフォは、全てを投げ打ってでも真樹を守り愛そうとします。
その「地獄の果てまででも追いかけてやるぞ」と言いたげな執着心ときたら…!!文章から伝わってくる気迫が凄まじいです。
何があっても絶対にお前を手放さないというロドルフォ、ロドルフォのもとから離れるくらいなら舌を噛んで死ぬと言い切る真樹。
2人のどっぷりと重い愛にゾクゾクさせられます❤️
丸木文華先生・西野花先生が好きな方は、きっと好きな作品だと思います😚❤️
まとめ
義父×義息カプ、しかも受けはセックス中ずっと「義父さん」呼びという背徳感たっぷりな一冊です。
笠井あゆみ先生の耽美な絵柄も相まって、「禁断の関係、ここに極まれり…!」と読みながら震えてしまうこと必至🌹
攻めの腕の中という籠の中で、一生世間の汚れを知らず無垢に飼い慣らされて生きていく受け…というシチュエーションが好きな方にぜひ読んでいただきたい!
濃厚・濃密な濡れ場をお求めのお姉様・お兄様方にもオススメの一冊です😚❤️