「アマプラ同時上映会」第166弾!
当サイトの運営者3人が、Amazonプライムビデオでアニメやドラマ・映画を同時視聴する企画です🎬✨
フレッシュな2人が贈る、輪廻転生を題材にしたBLファンタジーロマンス!「初恋だけ3度目」。
全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。
早速見てみましょう!
登場人物とあらすじ
引用:初恋だけ3度目 (韓流・華流) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA
初恋を実らせるため3度生まれ変わった人気WEB小説家×前世の記憶を持たない初恋相手の担当編集者 のお話。
<あらすじ>
人気WEB小説作家のヨンソクには1つ秘密がある、それは彼が初恋を実らせるためだけに300年間の記憶を持って生まれ変わった人物であることだ!
そんなヨンソクは待ちに待った自分の初恋相手ハヨンが25年前生まれ変わったと聞いて会いに行くが…なんと今回の人生でハヨンは男だったのだ!
これまでの転生の時とは全く異なる展開に、ヨンソクは戸惑い…。
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予告編・予告動画
こんな人におすすめ
- 転生ものが好き♻️
- 初恋という言葉に弱い🥹💕
- 華奢で可憐な受けを、大人な攻めが溺愛するのを見たい☺️💕
本作をもっとよく知るための小ネタ
①Rakuten TVでの日本初配信時、初日に堂々の1位を獲得!そして、全6話と短い話数ながらも月間総合ランキングで二か月連続2位を獲得するなど、ファンの注目を集める話題作に!
②初恋を実らせるため何度も生まれ変わる人気WEB小説家ヨンソクを演じるのは、2017年に舞台「その男、その女」でデビューし、「ゴールデンタイム」などで活躍する若手俳優のチン・ゴン。ヨンソクの初恋相手で、男性として生まれ変わってしまった編集者ハヨンを演じるのは、TikTokのフォロワー数が2200万人超の大人気インフルエンサー、チョン・チャンハ。
③印象に残っているシーンについて、ヨンソク役のチン・ゴンさんは「シンビ役のハンヒさんが先に帰るとわざとイタズラっぽく言って(私たちを)ムカつかせて帰ったことがあったのですが、その後どこから来たのか一匹の黒猫が私とチャンハの元に近寄ってきたんです! 「シンビが戻ってきた!」とスタッフと皆で凄く笑った思い出があります」と語りました。
引用:【インタビュー】「初恋だけ3度目」チン・ゴン “全ての瞬間が特別でしたし、今も生々しく記憶に残っています”|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア
④ハヨン役のチョン・チャンハさんの記憶に残っているエピソードは、お化けを見たこと。「コメンタリー映像でも話したのですが、衣装室に人が入るのをソン・ハンヒさんとマネージャーさんが見かけて、でも中には誰もいなかったらしいです。そこには窓もないのにですよ」と話します。
引用:【インタビュー】「初恋だけ3度目」チョン・チャンハ “僕が思う「愛」とは、そういう愛だから”|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア
ネタバレ感想
#1 初恋だけ3度目
<あらすじ>
人気ウェブ小説家のヨンソク。
彼は300年前の初恋の相手ハヨンとの愛を成就するために、前世の記憶を持って生まれ変わってきた。
そんなヨンソクの前に、ついにハヨンが現れた。
人気ウェブ小説家のヨンソクは出版社に遅刻して現れます。生まれ変わって再会する切ない恋物語「二度目の月」は人気で、「著者は朝鮮時代から生きている300歳なのでは」などと噂が出るほどです。
実はそれは事実でした。前世を記憶しているのは叶わなかった初恋のためです。一度目の人生で下男とお嬢様という関係で出会い、誰もが想像つくように、身分差ゆえに拷問されて別れさせられるという悲しい結末を迎えました。
二度目の人生でも初恋で出会い、最後の恋でもありました。これな最後の任務だと言い、彼女は世が明ける前に戻ると言い残して殺されました。
しかし三度目の今回は2022年の韓国で、財力も十分あるし、顔もイケメンで、ロマンも楽しめるし、天涯孤独。親も親戚もいないので恋愛を邪魔されることがありません。
小説家になった理由は、300年前の初恋の相手ハヨンとの愛を成就するためです。
「”20歳になったら満月の夜に”と言ったのに」と、妖力を持った黒猫・シンビに泣きつくヨンソク。シンビは300年前からヨンソクの大願成就の手伝いをしており、シンビBOOKSの代表でもあります。
シンビは300年前に両班になりたい?科挙で一番に合格したい?と、ヨンソクに願いを尋ね、「初恋を成就させたい」と頼まれたので、ずっと恩返ししようと頑張っているのでした。
満月の日に出会えると聞いていたのにもう63回も見てるんだぞと怒るヨンソクに、「あんたと同じ年にハヨンはとっくに生まれてる」とシンビは反論します。
5年間なかった信号がいきなり届いたとぼやくシンビ。ハヨンが車から出てきたと思うや否や、同じ部屋に男が入っていきます。驚くシンビ。
後日、シンビは男の正体を突き止めようとします。レストランで「二度目の月」を読む男。彼の後をつけると、高級レストランでウェイターとして働いているようです。彼と直接話そうとしますが、マネージャーに邪魔されてしまいます。
シンビはレストランを予約し、「ハヨンを見つけたけど、想像と違ったらどうする?」とヨンソクに尋ねます。ヨンソクはたとえハヨンが人外でも平気だと言いますが、目的の男はもう退勤した後のようです。
帰宅したハヨンは弟である男に「本気でここに?このために帰国したの?」と問い詰め、「レストランで働きなさい」と命じます。志望動機をパソコンに入力する男。
その頃、ヨンソクはハヨンのためにプレゼントの宝石を必死で選びます。プレゼントを携えてレストランに向かいます。チョン・ハヨンという名札をつけていたのは、なんと男!ヨンソクは衝撃のあまり絶句します。
300年前、ヨンソクはシンビのために水と飯を持っていくと、お嬢様が先に持ってきていたことに気づきます。
#2 君を愛さずにいられなかった
<あらすじ>
混乱するヨンソクの前に再びハヨンが現れる。
しかも、ヨンソクの担当編集者として部屋に入り込んできた。
過去のハヨンと同じ行動をするハヨン…。
ハヨンは「ヨンソク先生ですよね!ファンです!昨日の配信も見ました!」と興奮した様子で話しかけてくれますが、ヨンソクは何も言うことができませんでした。
300年前、ヨンソクは「トルセ(下男)」と呼ばれてこき使われていました。トルセの意味さえ知らなかったヨンソクに、ハヨンは声をかけ、自分の名前からヨン(縁を)とって、「ヨンソク」と名付けてくれます。
ヨンソクはハヨンが男に転生した事実を受け入れられず酒をがぶ飲みします。ハヨンは自分がヨンソクを家まで送り届けるとマネージャーに申し出ます。
翌日、ヨンソクは「二度と僕の前に現れるな」とハヨンに怒ったものの、結局家まで送ってもらい、彼をベッドで抱き寄せまでしたのでした。思い出して恥ずかし死にしそうになるヨンソク。そこにシンビが訪ねてきます。「ハヨンを見つけたでしょ」と飄々としているシンビに、「今月で連載終了する。断筆だ。俺と同じアレがついてる男なんだぞ。間違えて生まれてきたんだ」と嘆くヨンソク。「でもなんだか変な気分なんだ」とぼやきます。
昨晩のことを思い出して嬉しそうなハヨンのもとに、彼に片想いしているジニョクが会いにきます。ジニョクはアメリカで活躍している野球選手でしたが、ハヨンを追って韓国まで来たのでした。
BL漫画を読むヨンソクは、キャラクターをハヨンと自分に置き換えて怯えます。それでも読むのをやめられません。
そこにシンビBOOKSの信任編集者が尋ねてきます。インターホンに映っていたのはハヨンです。「もう現れるなと言っただろ」とヨンソクは怒りますが、ハヨンはどこ吹く風。「デビットです」と改めて自己紹介してきます。
シンビは「エンジェルが忙しいの。映画化の準備もあるし彼女1人じゃ無理。人手が足りないからハヨンをプレゼントするわ。ハヨンは自分から来てくれたし、作品にも詳しいの。あんたに気持ちがないなら問題ないでしょ」と淡々と言います。
社長室に入ってくるハヨンの姉に、シンビは挨拶します。
ハヨンを家に入れてやるヨンソク。二度目の恋でもらったのと同じ花をハヨンはまたプレゼントしてくれます。「名前はハヨンと言います。”ヨン”が先生と同じです」と言われ、「全然違う」と言い返してしまうヨンソク。
ーー名前をくれた君を当然好きになった。愛さずにはいられなかった。
そう心の中でつぶやくと、ハヨンがなぞるようにそうつぶやきます。
レストランのバイトの休憩時間に「二度目の月」を読むハヨンは、「ヨンソクさんには会えたか?」とジニョクにメッセージで尋ねられ、「もうすぐ」と答えます。
#3 だから…、そうした
<あらすじ>
歓迎会で酔ったハヨンを心配するヨンソク。
家に送ってあげたいが、ハヨンの友達ジニョクにチャンスを奪われてしまう。
翌日、会議のためにJメディア社を訪問したハヨン、ヨンソク、シンビ。
驚くヨンソクに、「新刊本のコピー候補を抜粋してきました。読者も名台詞だと認めています」と言うハヨン。「どれも名台詞だ」とヨンソクは言い返します。
水をもらうと言ってコップを割ってしまったハヨンに、「気をつけろ」と怒るヨンソク。
シンビはハヨンの姉から「デビットは大丈夫でしょうか?」と問われ、問題ないと胸を張って答えていました。
シンビBOOKSの飲み会に参加するヨンソク。自分の誕生日パーティーも欠席するのにとからかわれます。ハヨンが何度もゲームに負けて酔ってしまい、シンビは代わりにヨンソクに罰ゲームの酒を飲ませます。「お返しに願い事を聞くのよ」と言うシンビ。
ヨンソクはシンビから投資家との飲み会にも顔を出してよとねだられますが、サイン会に連れてこいと一蹴します。
二次会は行けなさそうだと酔いどれのハヨンを連れてきた社員たち。ハヨンは「コップを買いに行きましょう。僕が買ってあげます」とヨンソクに絡み、「1人で帰れますから」と千鳥足で帰っていきます。心配なヨンソクはハヨンを追いかけます。
ハヨンは「小説は先生の実体験なんですか?切なくなるほどの恋に経験が?」と問い、ヨンソクが戸惑っていると「僕はあります」とハヨンは言います。そこにジニョクが現れ、「20年間彼と一緒にいますから」とヨンソクを牽制し、ハヨンを車に乗せて去っていきます。
300年前、ヨンソクはジニョクにこき使われていました。「人は身分をわきまえてこそ人だ」と言う彼は、いつもハヨンと親しげに会話していました。
帰宅して飲み会で撮ったハヨンの写真を見つめるヨンソク。かつて撮ったハヨンの写真を入れた写真立てを改めて伏せます。
ハヨンは「他人のふりをしてね」と姉に頼むと、慌てて出社していきます。
会議のためにJメディア社を訪問したハヨン、ヨンソク、シンビ。目の前に現れたのは過去のハヨンと同じ顔をした本部長のチョン・ハジン。ハジンはハヨンの姉だと打ち明けます。
二度目の恋でハヨンが花を贈ってくれた時、彼女は花言葉を調べてみてねと言って任務に出かけていきました。ヨンソクは代わりにハンカチを贈りました。そして彼女は帰らぬ人となったのです。ヨンソクは銃で自殺する…というストーリーでしたが、ハジンは「結末を変えてハッピーエンドにしてくれ」と頼んできます。監督と別途協議してくれと言うシンビに、「結末の異なる映画化はファンを傷つけるので」と反対するハジン。ヨンソクは「映画と原作は別物だと思っているので傷つきません」と言いますが、ハジンはハヨンに「読者代表として客観的な意見を聞かせて」と言い出します。ハヨンも「ハッピーエンドがいい」と言いますが、ヨンソクは「結末は変えられません」と跳ねつけます。会議はそこで終わります。
ヨンソクはハヨンを電車で返し、シンビだけを車に乗せます。「ハジンと初対面じゃないだろ」と問い詰めるヨンソクに、「ハヨンが男でも、ハヨンそっくりの顔の女性がいても、何が変わるの?あんたが探してたのはハヨンでしょ?性別が違ったからって八つ当たりしないで!自分と向き合って」とシンビは激怒します。
家を訪ねてきたハヨンに冷たい態度をとってしまうヨンソク。「姉が失礼な態度を取ってすみません。先生と違う意見を言ったから怒ってるんですか?それにしても僕だけ地下鉄でなんてひどいです」と困惑した様子のハヨンに、「僕は君が嫌いだ。二度と目の前に現れるなと言ったはずだ」とヨンソクは冷たく告げます。
「コップを割った以外に大きな失礼はなかったはずです。なんて失礼な人なんだ。今日は帰ります」と傷ついた様子で帰っていくハヨン。ハヨンが忘れていった袋の中身を見ると、コップとハンカチが入っていました。慌てて駆け出すヨンソク。
ハヨンを呼び止めるヨンソク。ハヨンはヨンソクにキスをし、ヨンソクも応えるようにキスを返します。
ーーハヨンのことが気になっていた。結末を変えたくなりそうで怖かった…。思いが強すぎて…。
かつて「二度目の月」を読んでいたハヨンは、ジニョクに「この話の主人公が好きなんだ」と打ち明けていました。
#4 今日一日 一緒にいてくれ
<あらすじ>
怒ったハヨンを追いかけるヨンソク。
過去の記憶が浮かび、ヨンソクはハヨンにキスをするが、泣くハヨンを見て謝る。
謝るヨンソクに、さらに怒るハヨン。
ヨンソクに言われたことを思い出して涙するハヨン。思わずハヨンにキスしてしまい「つい間違いを…」と言うヨンソク。ハヨンは「謝るのは悪いことをした時だけです。僕は謝らない」と言って帰ろうとしますが、彼を追いかけようとしたヨンソクはジニョクに遮られてしまいます。
ジニョクはハヨンに何があったのかと尋ねますが、「飲みに行こう」と煙に巻かれてしまいます。
ヨンソクはシンビに電話しようと悩みます。
居酒屋に来たハヨンとジニョク。ハヨンは「姉さんが”人生がほろ苦いと焼酎が甘くなる”と言っていたけど分かった気がする」と笑います。何があったのかとジニョクに問われ、ハヨンは泥酔状態でヨンソクへの愚痴を並べ立てます。
ヨンソクは「謝るなと言っていたが、無視すればこのまま…」とタイピングし、頭を抱えます。翌日昼までソファでだらけていたヨンソクは、チャイムの音で飛び起きます。慌てて身支度を整えて出ると、宅配便でした。ハヨンに「何時に来るんだ?」「今どこに?」とメッセージを打っては消します。その時、ハヨンが家を訪れます。彼の動向を気にするヨンソクは、彼に水を出してやり、隣に座ります。
「話を」と言うヨンソクに、「最終話まであと3回ですよね?変更内容があれば言ってください。新刊本の表紙チェックとJメディアとの会議…会議の日程は先生の都合に合わせます」と言うハヨン。帰ろうとするハヨンを押し留めようとするヨンソクですが、「締め切り前は1人にしてくれとシンビ社長が話されてました」と返されてしまいます。
ヨンソクは「昨日は…」と言いかけますが、ハヨンは聞こうともしません。ヨンソクはシンビに「昨日はごめん。お前が頑張ってくれているのを知りながら。よかったらハヨン。貸してくれ」と頼みます。珍しく腰の低いヨンソクに「これが愛の力」と驚くシンビ。「J メディアに配達して」とハヨンに声をかけ、荷物を渡します。2人で配達後、ヨンソクはそのまま直帰しようとするハヨンに「願い事を聞け。今日一日一緒にいてほしい」と頼みます。
そこにジニョクが現れ、ハジンと3人で夕食を食べようと誘います。さらに自分の膝に靴を乗せさせ、靴紐を結んでもやります。ハヨンは「先約があるから」と断り、ジニョクはいつでも来いよと引き下がります。
ハヨンはトッポッキが好物だと言うので、2人で食べにいきます。ヨンソクはJメディアグループの御曹司ならもっと高いものが好きそうなのにと驚きます。ジニョクとはアメリカでは同居していたし、家族とより長い時間を過ごしていたと聞いて、「あいつの目は危ない」と怒るヨンソク。今日は誕生日なのにここにいていいのかと問われますが、「家族も恋人もいないからいい」とヨンソクは返します。ヨンソクはハヨンに謝ろうとしますが、ハヨンは「もう過ぎたことですから」と言います。ジニョクからの電話を切って帰ろうとする彼を引き止め、「1日と言ったのだからあと12時間は一緒にいてくれ」と頼むヨンソク。
ヨンソクと家で映画を見るハヨン。ジニョクからの電話が鳴り、ヨンソクは「出ろ」と言ったにも関わらず、いざハヨンが電話に出るとへそを曲げてしまいます。
「夜中に電話するなんて失礼だ」と見当違いに怒るヨンソクに「友達いないでしょ」と言うハヨン。「君が友達になってくれればいい」とヨンソクが返すと、「キスした人とは友達になりません」とハヨンは返します。
ヨンソクが謝ろうとすると、ハヨンは「何に謝ってるんですか?人を混乱させてるから?」と怒ります。「自分の気持ちに正直じゃなかった。最初からやり直す。好きだよ」と謝るヨンソク。「好きだから許します」と言うハヨンをヨンソクは後ろから抱きしめます。その腕を抱きしめるハヨン。
その夜、ハヨンはヨンソクの家のベッドで眠り、ヨンソクのキスで目を覚まします。
2人で朝食を食べながら「君が俺に興味を持ってくれることが嬉しい」とにやつくヨンソク。しかしハヨンは突然「締め切り前なんですから遊んでる場合じゃないです」と厳しく言います。ヨンソクは「締め切り前でも君は例外だから隣に座っていてくれ」とハヨンのすぐ隣に座ります。
自分のあげた花が枯れているので捨てようとしたハヨンを止めるヨンソク。なぜ自分の好きな花やハンカチを知っているのかと尋ねるヨンソクに、ハヨンは「忘れちゃったんですか?全部作品に出てきたから知ってますよ」と笑います。ハヨンは「いつから俺のことを?」と尋ね、「300年前から」と言いたくなるのを堪えて「初めて出会った時から」と答えるヨンソク。ハヨンにネックレスを買っていたことを思い出し、つけてあげます。
ハヨンを家まで送ると、ヨンソクは別れ際に彼を抱きしめます。そこにハジンとジニョクが現れ、驚いたように2人を見つめます。
#5 ハッピーエンドorバッドエンド
<あらすじ>
お互いの気持ちを確かめ合ったヨンソクとハヨン。
甘く幸せな日々を送るが、ヨンソクのリビングの棚にある写真を見た瞬間、ハヨンの中で砕けた欠片のように浮かんでくる記憶…。
ーーこんなに幸せでいいのかと思った瞬間、不幸が訪れる…。ヨンソクはふとそう思います。
ジニョクに「今日は帰ってくれ」と言うハヨンですが、ハジンは「彼は私の客だから」と押し留めます。そして家で夕食を食べるからヨンソクもどうかと誘い、ジニョクに対抗したいヨンソクは無理に頷きます。
ハジンはハヨンに「せめてジニョクなら…お父さんにはバレないようにね」と釘を刺します。
ジニョクは「ハヨンとの関係は?ハヨンは可愛いですよね。明るくて正直でしっかり者だ。見た目よりずっと多くのものを背負ってる。失うものも多いということです。一時の気まぐれで振り回さないでください。彼は後継者なんです」とヨンソクをたしなめます。「俺には彼しかいない。彼だけを守りたい。”気まぐれ”?俺は彼の手を離さない。後継者だろうと関係ない」とヨンソクが宣言するのを、ハヨンとハジンは聞いて赤面します。
自然と酒を飲み比べするヨンソクとジニョク。ビール4缶でべろべろになってしまった2人。ヨンソクはハジンに向かって「ハヨン」と手を伸ばしますが、軽くあしらわれます。ヨンソクをベッドに寝かせると、彼は「行くな、ハヨン」とハヨンの手を握って引き留めます。嬉しそうなハヨン。
翌朝、ハヨンと2人きりで朝食を取るヨンソク。ハジンが作ったという朝食を2人で食べます。料理上手が好きだと言うハヨンのために料理教室に通おうと張り切るヨンソク。
ハヨンとともに出社するヨンソク。シンビに「二度目の月」の最終話を送ったと胸を張ります。Jメディアとの会議で、最終話を変更したとの議題になります。あんなに拒絶していたのにと当てこするハジンに、「ハッピーエンドにしたくて」とハヨンを見てにやつくヨンソク。連載終了の打ち上げをしようと企画するシンビ。
「俺たちのことは姉や会社にはまだ秘密にしたいんです」と言うハヨンに、「ジニョクには?」と嫉妬を露わにするヨンソク。「君が好きだから嫉妬する」と堂々と言う彼に、ハヨンは「同じ気持ちだから分かります」と笑います。
ハヨンを質問攻めにするヨンソク。好きな色は?好きな本は?その理由は?と尋ねては、書き留めていきます。これまで恋愛小説は読まなかったし、主人公にも共感できなかったけれど、「二度目の月」はすごく没頭できると話すハヨン。ヨンソクは「君の話だから…いや、君に出会えることを想像しながら書いたから」と言います。「他の人にも言ってるんでしょう」と言うハヨンに、「いや、ハヨン君が初恋だ!」とヨンソクは叫びます。苦笑するハヨン。
ハヨンは会社に忘れ物をしたから一緒に来てほしいと言い、ヨンソクは頷きます。ケーキで祝われ、あとは君たちだけでと帰ろうとするヨンソクをハヨンは引き留めます。ヨンソクはハヨンがいるならと打ち上げに参加することに。
ハヨンを愛おしげに見つめるヨンソクに、シンビはそんなにハヨンが好きかと尋ねます。ずっと探し求めていたからかと尋ねられ、「ハヨンだからだ。前世の上品さはないし、男だし、何もかも違うけど、ハヨンだから好きなんだ」と答えるヨンソク。二次会に連れていかれそうになるハヨンを引き留めて、ヨンソクは自宅に連れ帰ります。「がやがやしたところは嫌いだったけど、ハヨン君がいるならいいかもな」と嬉しそうなヨンソク。その晩、2人は呼び捨てで呼び合おうと決めます。
ハヨンはヨンソクの家で伏せられていた写真立てを見てしまい、記憶が混濁します。写真を叩きつけると、ハヨンは家を出ていきます。割れた写真立てを見たヨンソクは、慌ててハヨンを探します。
ハヨンはヨンソクが好きなのは本当に自分なのかと猜疑心に駆られます。「行くな」と言ったのも、もしかしたら姉に言いたかったのではないか?公園でぼんやりするハヨン。ヨンソクはハヨンを探しながらシンビに電話します。
涙するハヨンを抱きしめるジニョク。その現場を見てしまうヨンソク。
ハヨンを質問責めにしていた時、ヨンソクは最後に「生涯俺を愛してくれますか?」と質問を付け加えました。
#6(最終話) 最後の初恋
<あらすじ>
写真を見て前世の記憶がよみがえったハヨン。
ヨンソクが好きなのは今の自分なのか、過去の彼女なのかで混乱する。
苦しむハヨンを見て、一緒にアメリカへ戻ろうと誘うジニョク。
ハヨンと話をしようとするヨンソク。ハヨンはジニョクを先に返します。「先生は誰なんですか?最初から全部知ってたのにどうして黙ってたんですか?嘘をついたんですね。前世の彼女を忘れられないだけだ!」とヨンソクを責めるハヨン。「先生が好きなのが誰なのか分からない!先生のせいでめちゃくちゃだ!もう会いたくありません。もう終わりにしたい」と言うと、ハヨンは去っていきます。呆然と立ち尽くすヨンソク。
会社に来たソヨンはどちらが現実で小説なのか分からなくなっていました。ヨンソクと通じ合えたと思ったのに、もう何も分かりません。ハジンから電話がかかってきますが、ハヨンは「姉さんには会えない」と電話を切ります。
ヨンソクは家で1人考え込んでいました。しばらくして、壊された写真立ての破片を拾い集めながら、ヨンソクは泣きじゃくります。
そのままリビングで夜を明かし、来るはずのないハヨンのことを考え続けていました。
シンビに「ハヨンが来ないんだ」と電話すると、「連載は終わったんだからそっちには行かないわよ」と冷たく言われてしまい、ヨンソクは電話を切ります。シンビの机にはハヨンの退職願が。
ヨンソクの部屋に来たシンビは退職願を見せて何があったのかを尋ねます。「ハヨンは前世で出会ったこと、生まれ変わって再会したこと全てを知ってしまったみたいだ。写真を見て…」と言うヨンソクを、なんて不用心なと叱るシンビ。探してあげると言われますが、「俺のせいで苦しくて怖くて会いたくないと言っていた。俺が苦しめたのに会えるはずない」と言うヨンソク。ヨンソクもハヨンが消えてめちゃくちゃでした。この先彼のいない人生を思うと苦しくて怖いとヨンソクはつぶやきます。
「自分の好きな人は前世のハヨンなのか今のハヨンなのかと問われて何も答えられなかった。俺が勝手すぎたみたいだ。でも今好きなのは今の男のハヨンだよ。どうすればいい?」と涙します。ヨンソクを慰めるシンビ。
ホテルで悩むハヨンに朝食を持ってきてくれたジニョク。「来シーズンはアメリカに戻るから一緒に行こう。大学院に通うつもりだったろ?アメリカで暮らそう」と誘われ、ハヨンは揺れます。
ハヨンは家出したことをハジンに電話で謝ると、服装を整えて父に会うと宣言します。「どうしたの?先生が浮気でもした?」と尋ねるハジンに、「付き合ってないよ」と返すハヨン。
シンビに「ハヨンを見つけた」と言われ、慌てて向かうヨンソク。そこにはジニョクもいました。「2人でアメリカに戻ります。少なくとも2年は戻らない。告白もします。そろそろハヨンは来るはずだ。あなたがいたらハヨンは嫌がるのでは?」と言うジニョク。ヨンソクは失意のうちに引き返します。ハヨンはジニョクを見つけると嬉しそうに走り寄り、2人で歩みを進めます。
1ヶ月後、「二度目の月」の映画化が話題となり、ヨンソクはまたテレビに出演していました。「誤解から彼と喧嘩別れをしてしまいました。会いたいけれど彼の気持ちが分かりません。どうしたらいいですか?」と視聴者から寄せられた質問に、「絶対に会うべきです。以前はそう思っていましたが、身勝手かもとも思います。自分の気持ちよりも相手の気持ちが大事だと思ったんです」と言うヨンソク。その番組をリアルタイムでハヨンも見ていました。「でもまずは自分の気持ちを伝えて誤解を解くべきでは?元に戻れなくても、誤解を残したままでは後悔すると思うんです」と司会者に言われ、「忘れたい傷を思い出させるかもしれない」とヨンソクは返します。「でも傷つけあうことはよくあると思うんです。自分が傷ついても傷つけても、そこを乗り越えてこそ前に進める。傷つけあうのも、相手が目の前にいるからです。人生において、弁明する機会さえ失ってしまうこともあります」と言われ、考えを改めるヨンソク。視聴者からの質問を読み上げようとして、「デビット」という名前で「会いたいです」とコメントが寄せられているのを見つけます。それを見ながら涙するハヨン。
「ハヨンは今夜の飛行機でアメリカに発ちます。引き留めてくれるのを待ってるはずです」とハジンから電話を受けるヨンソク。マンションの下でジニョクとハグをしていたハヨンを見て一度は引き下がるヨンソクでしたが、「行くな!俺が好きなのはチョン・ハヨンだ。君は君で俺は俺でしかない。好きなのは今目の前にいる君だけだ。このまま別れても伝えたかった。愛してるのは今のハヨン。君だ」と泣き叫びます。ジニョクは「来シーズンは必ず試合を観にこいよ」と言うと、フライト時間が迫っているからと笑顔で去っていきます。
「僕がいなくなると誰かから聞いた?来るのが遅いよ」と笑うハヨンを、ヨンソクは「愛してる」と抱きしめます。
ヨンソクの部屋で映画「二度目の月」を見終えて、2人は嬉しそうにキスするのでした。
まとめ
ジニョクがいい当て馬でしたねえ。300年前は両班だったという設定もニクい!ハヨンを取り合うライバルとして、過去では時代と身分差ゆえに到底勝てない相手だったけど、現代では愛の力で勝つというのがなんとも嬉しかったです✊🔥
ヨンソク役のチン・ゴンさんの演技が熱くて、どの時代でもどんなシーンでもハヨンを愛してるのが伝わってきて最高でした!!
ハヨン役のチョン・チャンハさんは本業がTikToker(珍しい!BL作品では初めてそういった方の演技を見ました)ということで、演技に不慣れな感じが伝わってきました。うぶな新入社員役とはいえ、大企業の御曹司だし、もう少しふてぶてしさというか、図太さのようなものがあったらよかったかな…。
あと、ヨンソクは300年も生きていたらもっと人間の機微とかに疎くなるように思う(時間の感覚が人より長いせいで、相手に拒絶されたり好かれたりしても反応が鈍くなりそう)のですが、そこが普通の人間と同じっていうのはちょっと違和感があったかな。長寿なら長寿ならではの特性があってほしかったです。
「初恋だけ3度目」って、もうタイトルからして「どういうこと?」って惹きつけられますよね。何か願いを叶えてやると言われた時に、「初恋を成就させてほしい」と願うヨンソクのロマンチストっぷりにきゅんきゅんしました。1度目と2度目の初恋ではハヨンは何も思い出さなかったのに、どうして3度目でだけは思い出したんでしょうね。2度目でも1度目の時代のものを見たら思い出していたのかな?
大筋のストーリーとしては王道の転生ものなんですが、なんといっても「初恋」を3度も繰り返しているというのが可愛くていいですよね。かわいいお話でした。
今回3人が見た「初恋だけ3度目」は、Amazonプライムビデオ、ABEMAプレミアム、Huluで無料視聴できます。
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