台湾BLドラマ「About Youth」のドラマ情報・全話ネタバレ・あらすじ・評価・動画配信|最悪な時に、最高の君に出会った。

ドラマ

「アマプラ同時上映会」第14弾!

当サイトの運営者3人が、Amazonプライムビデオでアニメやドラマ・映画を同時視聴する企画です🎬✨

高校を舞台にした青春の物語を、瑞々しい映像と音楽で描いた爽やかなラブストーリー、「About Youth」

全話のネタバレ・あらすじ一覧を掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:台湾BL『About Youth』の癒し系ストーリーと、フレッシュな俳優4人をフィーチャー!|Rakuten TV News

学校一の眉目秀麗男子×音楽を愛する地味男子 同級生同士 のお話。

<あらすじ>
イエ・グアンは成績優秀で容姿端麗ゆえに、いとも簡単に高校で一番人気の男子となる。
常に周囲の注目を集めていた彼が生徒会長に立候補することを発表したが、それは驚くようなことではなかった。
皆が驚いたのは、彼の対立候補者の名が発表された時だ。

 

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予告編・予告動画

 

こんな人におすすめ

  • 高校生たちの青春ラブを浴びたい💕
  • 家族愛、同性愛、友情愛……いろんな愛を噛み締めたい😬✨
  • 音楽の素敵なBLドラマを見たい♫

 

本作をもっとよく知るための小ネタ

本作「About Youth」は大ヒット台湾BLドラマ「HIStory」シリーズ全8作のプロデューサー張庭翡(ジャン・ティンフェイ)と、「HIStory 離れて、離さないで」「HIStory2 越界~君にアタック」「HIStory3 那一天~あの日」などで女性監督ならではの繊細な感性を光らせた蔡宓潔(ツァイ・ミージェ)監督が再び組んで制作しました。

②4人のフレッシュな台湾のイケメン達から目が離せない!沈駿と李振浩、徐碩廷と黄信赫、この2組のCPからまた新たなスターが誕生する予感です。
また、注目なのは沈駿のライブシーン。沈駿は2020年に台湾で実際に歌手デビューしている実力派で、劇中では77_KeZZというZ世代の新たなクリエイターの楽曲で主題歌『Take It Away』を歌っています。このシーンは、両親の期待が辛くなっている李振浩演じる葉廣をなぐさめる、重要なシーンとなっています。

本作「About Youth」の字幕翻訳を手がけたのは、台湾BLファンにおなじみでアジアドラマをこよなく愛する歐陽(オウヤン)ママ。
台湾リモートBLドラマ「隔離が終わったら、会いませんか?」に特別出演したり、そのほか台湾BLドラマのオンライン・オフラインイベントで司会も務める歐陽ママが「About Youth」全編の字幕翻訳に携わり、文字数制限がある中、オリジナル台詞を日本語に丁寧に仕上げてくれました。

 

 ネタバレ感想

第1話

<あらすじ>
葉広は、両親の希望する第一志望の学校に落ち、人生で最悪の日と思っていた日に、道に座り込んで雨に濡れている啓章に出会い、傘を差しだした。
1年後、高校で葉広は誕生日を後輩たちが大勢で祝うような、校内の人気者になっていた。
同じ高校に通う啓章は、地味な生徒だが、音楽が好きな彼は密かにバークレー音楽大学への留学を夢見ていた…。

第一志望の大学に落ちて絶望しながら夜の街を散歩していると、雨に濡れそぼった青年と出会います。よもや彼に世界を変えられることになるとはー。

女子生徒たちはスマホで撮ったイエ・グアンの写真を拡大しては歓声を上げ、彼の登校を待ち構えています。「私と付き合って」と看板を掲げ、ダンスで彼を魅了しようとする女子生徒もいますが、兄のチェン・ジュンウェイに「あんなブサイクのどこがいいんだ!」と邪魔をされて大喧嘩し始めます。山のような誕生日プレゼントを貰うグアンを遠巻きに見るメガネをかけた男子生徒・チージャンは、グアンから看板を渡されます。どうやら彼女の取り巻きの一人と思われたようです。「君のことが好きです」と書かれた看板を見て、一年前のあの夜のことを彼は覚えていないのだろうな…と思うチージャン。雨の中、傘もささずに泣いていた自分に、グアンは傘を差し掛けてくれたのです。

グアンが学校のグランドピアノで練習していると、親友のレイが万年筆のセットを誕生日プレゼントとしてくれます。レイはグアンの気に入らない男と頻繁に会っているようですが、レイは「言うほどひどい人じゃないよ」と言います。彼から思われているのかと尋ねるグアンに、今日思いをもらうのはお前だろと華麗にかわします。男から「かわいいレイちゃん、今日はあの服を着てきて」とチャットを貰うレイ。チージャンはピアノ室の前に、「今日だけじゃなく毎日を楽しく」と書いたメモ付きのジュースを置いて立ち去ります。

帰宅しようとしていたグアンは、ジュンウェイから「妹に手を出すな」と警告されます。父親が父母会会長だから2位、グアンとペアだから学園人気投票で優勝したんだろと煽られるレイですが、グアンは相手にしません。

生徒会会長になれば奨学金が与えられると聞き、目を輝かせるチージャン。バークレーにも行けるし、住居費や生活費も工面してもらえると知り興奮します。しかし地味な自分が勝ち得ることなどできるでしょうか?不安になっていると、友人二人から電話がかかってきます。とっておきのチケットを取ったとのことで、大喜びするチージャン。
電話の後、二人は具合の悪い女友達をおぶっていますが、彼女の彼氏が迎えにきます。彼氏はどう見てもチウチウことレイの彼氏で、二人は困惑。

チージャンはシャオピンの経営する店に向かいます。豪華なまかないを出してもらい、喜ぶチージャン。チージャンは食べるなり、亡き父を思い出します。「父の味に似てる」と言うと喜ぶシャオピン。

帰宅したグアンは母に誕生日を祝われますが、父にはもっと学業を頑張らないとと叱咤されます。仕事なのか、二人は慌てて外に出ていき、グアンは大量のプレゼントとご馳走に囲まれて立ち尽くします。

女装したレイが楽しげに街角で待っていると、待っていた男・チウチウが女と絡み合いながら歩いているのを見てしまいます。電話をしても、「今は出られない」とすげない対応。しかも、レイは二人で食べようとピザを持ってきていましたが、チウチウは女とピザを食べようと意気揚々と歩いていきます。レイはただその後ろ姿を見送ることしかできませんでした。

グアンはインスタライブで「みんな誕生日を祝ってくれてありがとう」と、いかにも充実した誕生日を装いますが、ライブを消した後は深いため息をつきます。
落ち込むグアンは夜の街に出かけますが、自転車を漕いでいると人にぶつかり、犬のうんちを踏んづけてしまいます。靴を拭こうとコンビニに寄ると、つまずいて人に飲み物かけてしまい弁償する羽目になった上、コンビニ前に停めていた自転車を盗まれてしまいます。さらには上から何か水が降ってきて、グアンが地団駄を踏もうとしますが、バランスを崩してこけそうになります。それをたまたま通りかかったチージャンが抱きしめます。

 

第2話

<あらすじ>
誕生日にひとり寂しく外に出て、ひどい目に合った葉広を、啓章は母親の店に連れてきた。
濡れた葉広にタオル渡し、暖かい卵スープを出す。
カフェでずっと待たされているレイは、やっと来た林翔と話している時、彼と連れの女性に傷付けられ、店を出る。

これまで飽きるほどたくさんのご馳走を食べてきたけれど、あの卵スープが一番美味しかったー。

「徐おばさんの店」でスープを飲む、グアンとチージャン。スープはチージャンが手づから作ったものです。チージャンはグアンの濡れた頭を拭いてやり、甲斐甲斐しく世話をします。このことは内密に、とグアンに恥ずかしげに言われ、チージャンは頷きます。
君と同級生だけど一年遅く入学したからと、バイクを見せるチージャン。グアンに家まで送ると提案します。誕生日まで勉強しなくてはいけないことに愚痴をこぼすグアンに同情するチージャン。

翌日、チージャンをクラスに探しにきたグアン。しかし彼は見つかりません。グアンが構内でチージャンを探していると、彼の近くを、描きたての油絵を持った生徒が通りがかります。それを見たジュンウェイは生徒に、「その絵を描かせたチェン先生が呼んでるぞ!」とわざと呼び止め、振り向かせます。その瞬間、絵がグアンに当たってしまい、グアンの足が絵の具まみれになってしまいます。ほくそ笑むジュンウェイ。
そこにチージャンが通りかかり、グアンが「これから海外からのお客様を構内の案内しないといけないのに」と困っているのを聞いて、自分のズボンを脱いで履き替えさせてくれます。恥ずかしそうに、でも感謝するグアン。物陰からそれを見ていたジュンウェイはほぞを噛みます。

完璧な案内を行ったグアンは、教員たちから高い評価を受けます。ほっとして教室に戻ると、自席に紅茶の紙パックが置いてあります。レイが「例の”紅茶天使”からか?」とグアンをからかいます。グアンにはいつも紅茶のパックを贈る謎の相手がおり、レイはそれを”紅茶天使”と呼んでいるのです。紅茶のパックには、「完璧でなくとも進むことに意味がある」とメモが書かれていました。レイはグアンが勉強だけでなく、彼の父親の希望で生徒会長の準備までして無理していることを心配しますが、同時に、グアンは「最近のレイは無理に笑ってる気がする」と内心レイを心配していました。

女装してカフェでチウチウを待つレイ。どれだけ待ってもチウチウは来ず、カフェ店員であるアージエンはレイを気遣います。するとそこにチウチウが足音荒く訪れ、レイから「遅い」と言われても「来たからいいだろ」と遅刻を詫びないどころかすぐに携帯をいじりだす始末。レイは痺れを切らしたように「どこか違わない?あんたがくれた口紅よ」と言いますが、チウチウはそれには気にも留めず、「約束のイタリアンは高すぎるからこの店でいいだろ」と面倒そうに言います。レイは「じゃあ、この店ならいくら頼んでもいいの?これと!これと!」と嫌がらせのように注文しようとすると、チウチウの彼女が乱入してきます。「もう付き纏うなよ」とチウチウがレイを乱暴な店から出そうとしますが、そこにアージエンが登場。「こいつの本性をご存知ですか?警察を呼びますよ」と携帯を出します。彼女は怒って帰り、チウチウは慌てた様子で彼女を追います。

レイは時間差で店を出ていきますが、アージエンはレイの後を追います。預かっていたケーキを持ってきてくれたのです。レイはその場に座り込むなり、ケーキにかぶりつきます。むせながらもケーキを貪るレイを見て、「奴にそんな価値はない」とアージエンは慰めますが、レイは聞く耳を持ちません。「あいつの車を壊しに行くけど、来る?」と尋ねるレイ。

グアンがタクシーでチージャンに会いに行くと、チージャンはちょうどバイクでどこかへ出かけるところでした。グアンが慌ててタクシーで追いかけると、着いたのはライブハウス。グアンは恐る恐る入ると、チージャンが生バンドをバックに楽しげに歌っていました。チージャンの歌を携帯に録音しながら、ノリノリで楽しむグアン。

 

第3話

<あらすじ>
ライブが終わって啓章は葉広を探すが、姿が見えなかった。
家に帰ると母から、背の高い痩せた知らない友達が、ライブ前に訪ねて来たと聞く。
葉広だと思った啓章は、卵スープを持って訪ね、警備員に預けた。

こうして違った僕が見つかるとは、知られるとは思ってたけど不安だよ。僕、どう見えてる?

録音したチージャンのライブを何度も聞くグアン。しかしハッと立ち止まります。フランス語の家庭教師の先生が来る時間です。先生に遅刻を怒られますが、どうにか取り繕えました。
先生を玄関まで見送って帰ろうとすると、警備員さんが「シューくんからです。レッスン前に帰られました」と卵スープを渡されます。卵スープを電子レンジで温めると、グアンは早速チージャンのバンドボーカルとしてのインスタアカウントをフォロー。「今度は僕にご馳走させて」とDMを送ります。大喜びするチージャン。そこにグアンの両親が帰宅します。母は「そんな体に悪そうなもの食べないで!」と言うなり、笑顔で卵スープをゴミ箱に捨ててしまいます。父はグアンが自分の呼びかけにすぐ返事しなかったことに激怒し、「頑張っても海誠にしか入れなかったくせに」とグアンを侮蔑し、もっと勉強するように叱咤します。

チージャンは店を閉めた母に、バークレーへ留学したいと伝えます。留学中に母を一人にしてしまうことが不安だと漏らしますが、母は「このお店の名前は「徐おばさんの店」よ。私はあんたよりうんと大人だし、大丈夫」と笑い飛ばします。また、夢は勇気を出して追いかけなきゃと背中を押され、チージャンは安堵します。学校で、チージャンは音楽留学したいことをグアンに打ち明けます。
それを見ていたジュンウェイは、自分も二人の邪魔をするために生徒会長に立候補しようと考えます。

チージャンにズボンを返そうと電話をかけるグアン。すると、電話越しに「金をくれ」と泥酔して店に押しかけてきた叔父をチージャンが必死で押し留めている音が聞こえて来ます。グアンはあわてて店に向かい、チージャンを叔父の暴力から庇おうとして負傷してしまいます。怪我したグアンの足を手当してくれるチージャン。チージャンも叔父のせいでやけどしたようです。服を脱がすグアン。「店の手伝いをするから、やけどは慣れてる」と言うチージャンですが、グアンは心配します。抱きしめるようにして薬を塗るグアンに、ときめくチージャン。

グアンはふと、チージャンの部屋に飾られている家族写真に目を留めます。そこには亡き父の姿が。チージャンは、プロミュージシャンだった父は、自分が中3の時に亡くなったと言います。浴槽で倒れてそのまま帰らぬ人となりました。しかし、そんな辛い経験をしても楽観的なチージャンを不思議がるグアン。チージャンは、父曰く「寝て起きれば忘れる」を心情にしているようです。チージャンとデモ音楽を聴いているうちに寝落ちるグアン。その寝顔を愛おしげに見つめるチージャン。

 

第4話

<あらすじ>
啓章の部屋で、2人でデモテープを聞いていると、椅子に掛けてある折りたたみ傘を見て、葉広が「似たような物を持っているかも」と言う。
その内ベッドで眠ってしまった葉広は、朝、朝食を食べ、啓章の制服を借りて登校する。
レイは阿健と林翔のバイクに傷をつけようとするが、思いとどまり、2人で夜市で憂さを晴らした…。

一番辛い時に現れてくれてありがとう。なぜかずっと言えなかったけど今ならきっと話してもいいよね…。

父を追って音楽を始めたチージャン。椅子に引っ掛けられている折り畳み傘を見て、グアンは「あの傘、同じのを持ってるかも。傘をなぜ室内に入れてるの」とおかしげに言います。言い淀むチージャン。「これは大切な傘で…。覚えてないだろうけど君がくれたんだ」と打ち明けますが、グアンは夢の中でした。

「もう金はない」と言って追い返しても、「お前の父親の残した金があるだろ!」と母との生活費まで奪い、殴ってくる叔父。あまりの惨めさに、豪雨の中、座り込んで涙するチージャン。泣きじゃくるチージャンに、グアンが傘をくれました。一番辛かった時、チージャンはグアンに出会いました。「また出会ってこんなに近くにいるなんて、夢みたいだ」と思うチージャン。

チウチウの車を前に金槌を振りかぶるレイ。しかし、振り下ろすことができません。レイは女装を解きます。レイとアージエンは、気晴らしに夜の屋台を見てまわります。楽しげなレイ。

チージャンの家で目を覚ましたグアン。できたての朝食を出され、「美しいものは、撮ってから」と写真を撮ると、美味しそうに朝食を食べ始めるグアン。「また作ってあげるよ」とデレデレのチージャン。必死でお金を貯めて買ったイヤホンを「あげる」とチージャンに言われ、驚くグアン。グアンが「音がいい」と気に入った様子だったので、チージャンは贈りたくなったのでした。チージャンの好意をありがたく受け取るグアン。
制服はチージャンのものを着て、一緒に登校しました。離れ際、「メガネがない方がいい」とグアンに囁くように言われ、照れるチージャン。仕返しのように、「僕の作る朝ごはんが好きならいつでもおいで」とチージャンが言うと、グアンは笑います。

二年のジュンウェイは、贈り物を使って生徒会長になるための票を集めようとします。取り巻きのナーミーはレイにも愛想よくしてしまい、ジュンウェイに怒られます。レイはチージャンと仲良さげなグアンが気になるようで、チージャンを紹介してと言いますが、グアンはなぜかもじもじしています。

インスタにチージャンのライブ映像が投稿され、チージャンは一躍学校の人気者に。どうやら、チージャンを応援する担任の先生が、生徒会長になるには人気が必要だからとアップロードしてくれたようです。残る問題は、政見放送です。
「生徒の多元的な発展が重要だ」と父から政見放送の準備のために口うるさくアドバイスされるグアン。そのことを思い出すだけで、グアンは気持ちが暗くなります。チージャンから紅茶の紙パックを渡されて、「君もこの紅茶を?」と驚くグアン。いつも「紅茶王子」がくれる紅茶も同じものなのです。グアンは父が悩みの種だとチージャンに辛そうに打ち明けます。チージャンは、「明日バンドの練習があるから、よかったら来て」と誘います。

身なりを気にしながら、グアンを街角で待つチージャン。グアンに会うと、嬉しそうに練習室に誘います。チージャンはバンドメンバーを紹介します。ベースのショーン、ドラマーのアリス、ギターのシァオシェの4人です。チージャンはグアンを見つめながら歌い、グアンは幸せそう。演奏の練習が終わると、みんなでピザを食べます。手で食べるのを躊躇うグアンでしたが、メンバーたちに「こうして食べるんだ」と教えられ、最後は笑顔で食します。とろけそうな笑顔でグアンを見つめるチージャン。

 

第5話

<あらすじ>
ブティックの中で阿健が洋服を見立ててもらおうとすると、レイはプリクラで写真を撮っていた。
可愛いから欲しいと阿健が言うと、じゃあ一緒に撮ろうと言って、レイは阿健を引っ張り込み抱きかかえる。
バンドの練習に連れて行った葉広を家まで送った啓章は、葉広が一瞬部屋を見て外に座るのを見ると、一緒に並んで座る…。

どうして恋愛は難しいの?君がいてくれてよかった。この一瞬の楽しさを永遠に残したい。ペンダント…まるで傷ついた僕の心。ねえ、直してくれる?ずっと守ってくれる?

アージエンとプリクラを撮るレイ。「一人で撮ってみてよ」と揉み合ううちに、レイのネックレスが落ちて壊れてしまい、アージエンは謝ります。レイは冷たい表情で、何を考えているのか分かりません。

グアンを家までバイクで送り届けるチージャン。「また誘って」と言うグアン。二人は離れがたさを表すように、一つのイヤホンで音楽を聴きます。

レイに唆され、目を閉じて縁石の上を歩くアージエン。バランスを崩してしまい、レイに抱きついてしまいます。「わざとだろ」と笑うレイは彼の頬にキスし、次は唇に。アージエンが戸惑うように「少し時間が欲しい」と言うと、レイは怒って去ってしまいます。

チージャンは学校でグアンに紅茶を奢り、二人は仲睦まじい様子。「化学の宿題がまだ終わっていない」と言うグアンを疑うレイ。グアンは「新しいレッスンが入って」と言葉を濁しますが、レイはなぜチージャンとの関係を隠すのかと怒りをもって迫ります。
ぼーっとしているグアンに、何か悩み事かと尋ねるチージャン。レイと喧嘩したと落ち込むグアンを、チージャンは「君は愛されてるから大丈夫」と言い、抜けたまつげを握らせて息を吹き込み、「これで幸運は君の手に」と微笑みます。一緒に勉強を続ける二人。

グアンは一人で勉強しているレイに近づき、仲直りしようとします。何でも話すと誓うから許してくれる?とかわいこぶって言うと、レイは呆れたように「バカ」と言い、「グアンマッサージ券10枚と1ヶ月間弁当の肩代わりで」と許してくれます。

アージエンは「あの日は本当にごめん。会って話せない?」とレイにチャットを送りますが、なかなか返事は来ません。

二人で焼き餅の美味しい店に来たグアンとチージャン。グアンが焼き餅を好物と知っていたようでチージャンははにかみますが、グアンにはこの後レッスンが残っています。一瞬申し訳なさそうな顔をするも、焼き餅を幸せそうに頬張るグアンを見て嬉しそうです。

アージエンはレイを待ち伏せし、「話を聞いてほしい」と言いますが、レイはつれないそぶり。食事に行こうと言われるも、考えてみると言って去ってしまいます。
アージエンは帰宅すると、壊れたネックレスを懸命に修理します。

一方、グアンの両親はレッスンの時間になってもグアンが帰ってこないため、家庭教師の先生に謝っていました。「成績は悪くなっていないものの、時折上の空で、とはいえ、とても元気そうだから、よく見てあげてください」と言う先生。
「グアンの様子がおかしいと先生も言っているわ」と不安そうな母。グアンが帰宅すると、「電話もせずにどこに行っていたの」と叱りつける母。「先生を1時間も待たせて!俺の業界でのメンツを潰したな!」と激怒する父。「自分の勉強もせずに何が「友達と食事」だ!」「あなたは間違ったことをしたのよ!謝りなさい!」「跪いて謝罪しろ!」「専門家に診させるか。呉教授に連絡しよう」と口々に言う両親を前に、グアンはひとり部屋にこもり、孤独を感じます。

 

第6話

<あらすじ>
レイの携帯には、話を聞いて欲しいと阿健からメッセージが何度も入っている。
困った阿健は、啓章にあるお願いをする。
学校でレイに声を掛けた啓章は、葉広が君の事で悩んでいると話す。

彼は一体どうしたら 僕を許してくれるだろうこの世界には冬空しか存在しないのか 僕らの間に張った氷はどうしたら溶ける?答えを教えてほしい アージエン

構内で食事を摂ろうとしたレイは、朝の8時から1時間おきにアージエンから「会って話したい」「返信してほしい」と連絡があることにうんざりします。
必死で勉強するチージャンのもとにアージエンから電話が。レイのことで助けてほしいと言う彼に快諾するチージャン。

チージャンは早速レイに会いに行き、グアンがレイのことで悩んでいるみたいだと相談し、同時に、彼との交友関係を認めてほしいと頼みます。レイはなぜ二年にもなって今更友達になるのかと訝しみますが、チージャンは「まさか友達になれると思ってなかったんだ」と、グアンとの出会いから話し始めます。人生で一番辛い時にグアンが助けてくれて、また会って近づくことができるなんて夢みたいだと言うチージャンに、「友達じゃ嫌なんだろ」と図星をつくレイ。レイは「グアンは何でもできるけど恋愛の才能は1%以下だぜ」とからかいます。
また、チージャンは「僕の兄貴分のアージエンが君に渡してほしいって」とネックレスを差し出します。「アージエンがこんなに誰かを想うのを初めて見た。どうか彼と一度話してほしい」と頼み込むチージャン。レイの部屋の下で連絡を待ち続けるアージエン。

グアンは両親から「お前には反省の機会を与えやったつもりだったが今後は厳しく管理する」と携帯にGPSを入れられます。自分にプライバシーはないのか、信じてくれないのかとグアンは訴えますが、「あなたのためよ」としか言われません。両親に失望し、コンビニに出かけるグアン。

外に出たグアンにチージャンが慌てて駆け寄ります。何かあったのと心配そうなチージャンに、「父は僕の成績と体面しか気にしてない」と悲しみを吐露しますが、チージャンは父の肩を持ったため、グアンは「君に何が分かる!君には僕の父みたいな父親はいないだろ!」と激怒しますが、自分の言葉に傷つき泣き出してしまいます。

歌の練習に身が入らないチージャン。
アージエンは一晩中レイの家の下で待っていました。朝イチでレイに朝食を手渡すアージエン。レイは根負けして、「後で電話する」と言って登校します。

グアンの両親は有名講師で、エリートを養成する秘訣をテレビ番組で語っています。「子どもには詰め込み教育ではなく自主的に学ばせるべき」と嬉々として語る父の姿を見ていられず、テレビを消すグアン。
徐おばさんの店に行きチージャンを探しますが、チージャンの母親に心配され、鶏そばをごちそうになります。チージャンを怒らせてしまったと不安がるグアンに、チージャンの母親は「あなたは何がやりたいの?」と尋ねます。分からないと答えるグアン。どんな親も子どもにより良くなってほしいと思っているんだ、チージャンとも両親とももっとよく話し合ってみてとアドバイスされ、グアンは元気が出ます。

学校で弾き語りの練習をしているチージャンを見つけたグアン。グアンは八つ当たりしたことをチージャンに謝ります。しかしチージャンも、自分とは違うプレッシャーに苛まれるグアンのことを分かっていなかったと謝ります。またケンカしてもこうして仲直りしようと言うグアン。
「ねえ、僕が君の太陽になるよ 明けない夜はないんだ 君が希望を持てるように」と笑顔で歌う二人。

 

第7話

<あらすじ>
葉広は父からの着信を無視し、空港の傍の公園で啓章にスケートボードを教わる。
帰り、啓章にバイクで送ってもらう葉広だが、その様子を葉広の母がみてしまう…。
阿健に待ち伏せをされたレイは、阿健のメッセージを消し独り善がりだったと言う。

誰かのシェルターになるのはどんな気持ち?僕は思う 傘をさして雨風から彼を守る 忘れないで 君の世界が雨なら僕がずっと傘をさすよ チージャン

焼き餅の美味しいお店に来た二人。父からの着信を見て青ざめるグアン。「店を出たら歩こう。ここじゃないどこかに行きたい」と言う彼に付き合うチージャン。グアンの口元についた食べかすをとってやり、チージャンは嬉しそうです。

レイに「話がしたい」と言うアージエンですが、レイは「話すことはない」と突き放すばかり。しかもアージエンからのメッセージも全て見ずに消したと言います。アージエンが「じゃあこうするしかない」とキスすると、レイは嬉しそうに受け入れます。

グアンは夜の公園でチージャンからスケートボードを習っています。楽しい時間を過ごす二人。バイクで家まで送る途中、グアンはチージャンの背中で眠ってしまいます。グアンを愛おしく思うチージャン。

レイは「アージエンと付き合うことになった」とグアンとチージャンに報告します。レイが頼んでいた飲み物をグアンと一緒に飲むチージャン。「告白はいつ?」とアージエンに急かされたチージャンは、はにかみます。

レイにじゃれつかれながらキーボードピアノを弾くアージエン。二人は深いキスをすると、レイが「メンが食べたい」と言うのでアージエンは準備することに。

グアンはチージャンともに夜の公園で大きなシャボン玉を作って遊びます。その様子を携帯で撮影して嬉しそうなチージャン。まあ遊びに行こうと誘うチージャンに、「どうしてそんなに優しいの?」と尋ねるグアン。「君のことが好きだから」と答えるチージャンに、グアンは幸せそうな笑顔を見せます。二人は付き合うことになり、グアンとチージャンはお休みとメッセージを送り合います。
しかし、グアンの家までチージャンが送っていきハグしようとしているところをグアンの母に目撃されてしまいます。そうとは知らない二人は名残惜しそうに別れます。

両親の前で突然「跪け」と言われるグアン。チージャンの存在を隠そうとするグアンに、母は「バンド?ひとり親?変な友達はいらない!朱に交われば赤くなるのよ!」と激怒します。「自分たちのメンツばっかり!愛してるなんて聞いたこともない」と言うグアンの頬を父は思い切り打ちます。「愛してるわ、あなたのためを思って…」と母はグアンを抱きしめますが、グアンの目はうつろです。

 

第8話

<あらすじ>
学生の宿命ともいえるテストが始まった。
最後の科目の英語のテストで、順調に答えを書いていた葉広は、ふと何かを決心したかのように消しゴムを取り出し、書いた答案を全部消し始める…。
テストが終わり啓章は葉広に電話するが一向につながらない。

僕が望むのは?悔いのないよう自分の意志で選びたい きっと君は応援してくれるよね グアン

試験で絶対にNo. 1を取れと両親にプレッシャーをかけられているグアン。父は「ティエン主任が採点をするのだから恥をかかせるな」とだけ連絡してきます。同級生たちは試験後にどこに食事に行くか相談していますが、グアンは浮かない顔です。今日の最後の試験は英語。順調に答案を書いていたグアンでしたが、父から言われた数々の暴言を思い出します。全ての答えを消し、そのまま教師に提出してどこかへ消えてしまいます。
チージャンはグアンに電話しますが、繋がりません。父親からの鬼電に虫を決め込むグアン。「白紙の答案を出すなんて!電話に出ないなら学校まで行くぞ」と脅す父親に、グアンは動画を送ります。
「白紙の答案は故意だ。自分のしたいことをしたいから。先生の言うことを聞け、100点はとったか、恥をかかせるな…そればかり。二人を喜ばせようと頑張った僕に残ったのは一位のタイトルだけ。二人が大事に思ってるのは僕の成績で、僕ではない。僕はただの17歳の高校生だ。友達と遊んだり誰かに話を聞いてもらいたいし抱きしめてほしい」と動画を撮りながら泣きます。それをチージャンは見てしまい、静かに近づくとグアンの隣に座り、彼を抱き寄せます。泣きじゃくるグアン。

グアンの両親は動画を見て、自分たちはグアンを追い詰めすぎたのではないかと思うようになります。グアンの父は息子を失敗させたくないと言いますが、母は「あなたが起業した時もまわりはみんな不安がってた。でもここまで成し遂げたじゃない。グアンに自分の道を好きに選ばせましょう」と提案します。

そんな中、学校の吹奏楽部が全員食中毒にかかる事件が発生。明日、生徒全員の前で吹奏楽部に演奏してもらわなければならないのにどうしようとグアンは焦り、慌ててチージャンに相談します。チージャンはアージエンに相談し、自分たちのバンドが代わりを務めるのはどうかという彼の提案に乗ります。ライブ配信とはいえ、全校生徒の前で演奏することになったチージャン。チージャンの母はどんな曲にするのかと言い、父の曲から選んでみてはと提案します。
翌日、グアンはキーボードとしてチージャンのバンドに加わり、ライブを立派にこなします。グアンの両親も、チージャンの母も、動画をライブで嬉しそうに見つめます。

ライブを終えると、生徒会長を辞退するとグアンは言い、自分の意思でなりたかったわけじゃないからとすっきりした顔で言います。チージャンは「君の方が優秀だから残念だ」と言いますが、グアンは「君を必ず当選させるぞ」と真剣に言い、チージャンははにかみます。チージャンは「君が誰を選ぼうと、僕は君を選ぶ」と言い、グアンにキスします。初めてキスをしたと言い、照れる二人。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

グアンとチージャンはもう初っ端から両片思い全開だったので、二人がお互いにときめいてる瞬間瞬間を見るたびにきゅんきゅんが止まらなかったです。かわいすぎる!
ただ、最初はグアンとチージャンは生徒会長の座を争っていたし、ダークホースでジュンウェイなんかも登場していたのに、最終的には生徒会長の座は君に譲るよとグアンが言ったので終わってしまったのが、ちょっと不完全燃焼というか、チージャンが生徒会長になるまで描いてほしかったかも!と思いました。
でももし続編があるなら、生徒会長選からなのかな?
チージャンは留学を希望しているので、グアンとは遠距離恋愛になることが確定していますよね。その間に二人の愛がどう変化するのかとかも、ぜひとも見たいです!!

小錦あや
小錦あや

個人的にツンデレ受けは大好きなのですが、レイがね…ツンデレというか、どこでツンを発動しているのかがわからなすぎて、アージエンが不憫でした。レイはなんであんなに怒っていたんですかね?別にアージエンってレイに嫌なことしてなくないですか…?レイにとっての何らかの地雷を踏んだのでしょうけれど、視聴者からはよく分からなかった(ここで地雷を踏んだんだろうなというシーンはわかりますが、理由が分からなかった)ので、レイがもう少し視聴者が共感できるキャラだと嬉しかったなと思います。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

終始爽やかで、勧善懲悪。観ていて気持ちの良いBLドラマでした。しかも台湾の昼、夜の町並みが美しくて、異国情緒にあふれる映像が素晴らしかった!
ただ、たこわさちゃんも言っていたように、生徒会長の話はどうなったの?もともとそれが話のメインだったんじゃないの?という感じもあり、ストーリーがちょっと尻切れトンボだったかな。ちょっと物足りなかったです。
でも、続編があるなら、話は別!楽しみが増えます。続編希望です。

今回3人が見た「About Youth」は、Amazonプライムビデオ、Abema、Huluで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

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