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	<title>たこわさ | Shippers</title>
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	<description>おすすめBL作品紹介サイト</description>
	<lastBuildDate>Mon, 11 Aug 2025 10:36:46 +0000</lastBuildDate>
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	<title>たこわさ | Shippers</title>
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	<item>
		<title>ドラマCD「愛の蜜に酔え！」のあらすじ・ネタバレ感想・レビュー｜究極のすれ違い！溺愛王子様と幸薄男子の運命愛</title>
		<link>https://blmania.net/goods/be-drunk-on-the-nectar-of-love-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 11 Aug 2025 10:33:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[グッズ]]></category>
		<category><![CDATA[フィフスアベニュー]]></category>
		<category><![CDATA[花丸文庫]]></category>
		<category><![CDATA[村瀬歩]]></category>
		<category><![CDATA[小野友樹]]></category>
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					<description><![CDATA[ドラマCD「愛の蜜に酔え！」を聴きました。 ドラマCD「愛の蜜に酔え！」は、樋口美沙緒先生原作の人気BL小説シリーズ「ムシシリーズ」の第2巻を音声化した作品です。樋口先生が難産の末に生み出した作品ということもあり、先生ご [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="background-color: #ffff99;">ドラマCD「愛の蜜に酔え！」</span></strong>を聴きました。</p>
<p>ドラマCD「愛の蜜に酔え！」は、樋口美沙緒先生原作の人気BL小説シリーズ「ムシシリーズ」の第2巻を音声化した作品です。樋口先生が難産の末に生み出した作品ということもあり、先生ご自身も含めて思い入れの深い方が多い印象です。</p>
<p>主役カップルを演じる小野友樹さんと村瀬歩さんは、多くの映像作品で主役を務めておられるのでご存じの方も多いはず。高い実力と人気で有名なお二人です。</p>
<p>以下、登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-22307"></span></p>
<h2>登場人物とあらすじ</h2>
<p style="text-align: right;"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://www.e-fifth.net/window/cd/bl/images/newcd/1507/ainomitsu_top.jpg" width="701" height="401" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.e-fifth.net/window/cd/bl/1507_ainomitsu.html">fifth avenue 【「愛の蜜に酔え！」特設ページ】</a></span></p>
<p><strong>有賀一族の次期王候補・里久に対してのみ冷淡な高3（演：小野友樹さん）×天涯孤独の病弱な絶滅危惧種・高1（演：村瀬歩さん）</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
クロシジミチョウ出身で天涯孤独の里久は、クロオオアリ種の有賀家で世話になっている。<br />
<strong>次期王候補で片想いの人でもある綾人が病気と知り、治療のため星北学園に編入するが！？</strong></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span style="font-size: x-large;"><span style="background-color: #c6efff;"><b>原作小説「愛の蜜に酔え！」について</b></span></span></h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>原作「愛の蜜に酔え！」は、樋口美沙緒先生が書かれたBL小説です。</strong></span></p>
<p>本作は、「ムシシリーズ」という、絶滅しかけた人類が節足動物と融合した社会で起きる物語がつづられた、（基本的には）1巻完結の作品シリーズのうちの2巻目です。</p>
<p>原作小説に関する詳しいネタバレ感想は、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/novel/the-insect-series-review" title="樋口美沙緒「ムシ」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜ムシと人間が融合した人類の超設定にハマる人続出！！" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/むし-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/むし-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/むし-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/むし-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/むし-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/むし.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">樋口美沙緒「ムシ」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜ムシと人間が融合した人類の超設定にハマる人続出！！</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">ムシ擬人化チックファンタジー！樋口美沙緒先生「ムシ」シリーズを読みました。登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.08.01</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>こんな人におすすめ</h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>強大な「家」「一族」を背負う人を好きになってしまったら…？と妄想したい&#x1f3e0;</strong></li>
<li><strong>過酷な運命に翻弄され、愛し合う二人が何度もすれ違う姿が見たい&#x1f62d;</strong></li>
<li><strong>どんなに周囲が反対しようと、強い愛で互いを決して離さないカップルが好きだ&#x1f468;&#x200d;&#x2764;&#xfe0f;&#x200d;&#x1f48b;&#x200d;&#x1f468;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ムシシリーズのドラマCDについて</h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズのドラマCDは全作品が音源化されているわけではありません。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>原作シリーズは2025年8月時点で10巻まで刊行済みですが、ドラマCDになったのは全6作品のみです。</strong></span></p>
<p>原作第1巻「愛の巣へ落ちろ！」〜第5巻の「愛の本能に従え！」までは刊行順に音源化されていますが、それ以降は、なぜか第9巻の「愛の夜明けを待て！」だけが音源化されています。（理由は謎です）</p>
<p>本作は原作同様、2番目に音源化されました。</p>
<p>本作は、ムシシリーズの他作品とは違い、完全に独立したお話になっています。なので、ムシシリーズの世界観やキャラクターについての前提知識がなくても楽しめますよ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>本作をもっとよく知るための小ネタ</h2>
<p>①このCDの聴きどころ・オススメポイント・力を入れて演じた点を教えて下さい！<br />
村瀬歩さん<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「特に意識していたのは、綾人さんに関することで悩むのはいいけど、それ以外のことでうじうじして引きずったりするのを、お芝居の面であざとく出さないようにする、というところでした」</strong></span></p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="http://fifthavenue.blog89.fc2.com/blog-entry-401.html">Ｉ愛の蜜に酔え！キャストインタビュー | フィフスアベニュー　ブログ</a></span></p>
<p>②このCDの聴きどころ・オススメポイント・力を入れて演じた点を教えて下さい！<br />
小野友樹さん「オススメポイントは台詞まわしです。「翅が出たのか。……甘露も、出てきたな」とか、「蟻酸を中に垂らすだけだから」とか、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシと人が融合したからこそ生まれた台詞を楽しんでいただければと思います！演じる上でも、この世界としては普通のことだからこそ、自然に聴こえるようにしたいと思って、一生懸命演じました。</strong></span>でも実は、収録の合間などは村瀬くんと、「蟻酸でたね」とか話していました（笑）」</p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="http://fifthavenue.blog89.fc2.com/blog-entry-401.html">Ｉ愛の蜜に酔え！キャストインタビュー | フィフスアベニュー　ブログ</a></span></p>
<p>③収録のご感想をお願いします！<br />
有塚役……西山宏太朗さん<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>僕は、BL作品で絡みのある役が初めてでした。</strong></span>そういう緊張もあったのですが、ムシをテーマにした特殊な世界観の中で経験させていただけたことが、とても楽しかったです。</p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="http://fifthavenue.blog89.fc2.com/blog-entry-401.html">Ｉ愛の蜜に酔え！キャストインタビュー | フィフスアベニュー　ブログ</a></span></p>
<h2>ネタバレ感想</h2>
<h3>①猛々しさの中に高貴さが滲む小野さん演じる綾人の「脆さ」がいい</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22308 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/Z2MELRJQFWBn0NX1754907721_1754907730.png" alt="" width="230" height="230" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/Z2MELRJQFWBn0NX1754907721_1754907730.png 230w, https://blmania.net/wp-content/uploads/Z2MELRJQFWBn0NX1754907721_1754907730-150x150.png 150w" sizes="(max-width: 230px) 100vw, 230px" /></p>
<p>小野友樹さんといえば押しも押されもせぬ美声の持ち主として有名ですが、最初に綾人としての演技を聴いた時は、その声の良さにはもちろん感動するも、「ちょっと大袈裟かも？」と違和感を感じました。<br />
というのも、自分の中では綾人は「王子様」というイメージが強かったので、同級生や里久との普段の会話に、こんなに言葉に感情の起伏を乗せるかな？もっと奥ゆかしい上品な感じじゃないかな？と疑問があったんです。<br />
でも、よく考えたら作品前半では綾人は感情が昂りやすくグンタイアリ化する病気にかかっていたわけで、綾人の感情表現は荒々しくて当然かも、と納得できました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>作品前半では病気にかかっているせいもあって、綾人は「怒り」を示すシーンがとても多かったです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>爆発しそうな怒りを必死で抑えつけながら皮肉を言うとか、昂った怒りをそのままぶつけるとか、綾人の怒りのバリエーションをたくさん聴いていると、小野さんがその怒りに潜む綾人の繊細な感情を表現しようと苦心されているのが感じられて良かったです。</strong></span><br />
特に、怒りを押し殺しながら里久を抱くシーンはそれを感じられました。最初は乱暴に抱こうとしたのに、里久が泣くからかわいそうでどんどん怒りが萎んでいって、最後は抱きしめてしまう…という、その変化していく声の演技がすごく自然で、綾人の心の中で里久への憎しみと愛しさがせめぎ合っているのを手に取るように感じられました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>小野さんの演技でとりわけ好きだったのが、</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「苦労をかけてごめん、必ず守るから、必ず幸せにするから」と手紙に書いて、里久を攫いにくるシーン。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>そして、里久と両想いだと分かって「ごめんな、愛してるんだよ」と謝りながら里久を抱きしめるシーンです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「苦労をかけてごめん」のセリフは手紙の文言なのですが、ドラマCDでは綾人が読み上げる形になっていたので、里久を攫おうと決意していた当時の綾人の気持ちが痛いほど伝わってきて、「これは原作（小説）ではできない楽しみ方だな」とありがたかったです。</strong></span><br />
その後に続く「あの日、3時間待ちました」の手紙の朗読も同じくらい好きだけど、あまりにも小野さんの綾人の声が悲痛で聴いているのが辛かった…。そう感じさせられるくらい、小野さんの綾人の演技は感情を揺さぶられるものでした。</p>
<p>「ごめんな、愛してるんだよ」は、作品のほぼラストに綾人が里久に伝える言葉ですね。<br />
綾人が謝ったのは、可愛い里久をただ真綿に包むように愛したかっただけなのに、自分が里久を愛して、里久もそれに応えてくれたがためにこんなに苦労をかけてごめん…というような意味ゆえだと思うのですが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「ごめん」の申し訳なさと同じくらい、その後の「愛してるんだよ」が一生懸命なんですよね。まるで里久に縋って、赦しを乞うてるみたいに聞こえるんです。短い言葉の中で、里久への綾人への深すぎる（がゆえに苦しみも大きい）愛が込められていて、声優さんって本当にすごい…と感嘆してしまいます。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>②どこまでも可憐、同時に芯の強さも感じさせる村瀬さんの繊細な演技に感動</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22309 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/fdlaFGLxN1K0dwr1754907867_1754907872.png" alt="" width="216" height="230" /></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>村瀬さんの里久の声は、聴いた瞬間に「村瀬さんしか里久を演じられない！！」と思ったくらい、自分の理想の声でした。</strong></span><br />
どこまでも可憐でちょっと天然っぽいところもあるのに、いざとなると芯が強くてかっこいい…そんな里久が、繊細な演技で丁寧に表現されていて、感動でした。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>村瀬さんの演技でとりわけ好きだったのが、「どうして嫌いになったの？また好きって言ってくれるって言ったのに」と朦朧とした意識の中で綾人を問い詰めるシーン。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>そして、綾人に初めて自分から会いに行って、「綾人さん、好き。大好き…」と告白するシーンです。</strong></span></p>
<p>「どうして嫌いになったの？」のシーンに至るまで、本当に本当に長くて複雑なすれ違いが、綾人と里久の間で起きていて…。もう一生拗れたまま二人は喧嘩別れ（というか里久が死んでしまうのでは）してしまうのではと不安でしたが、蟻塚に大量の薬を飲まされて瀕死になったことをきっかけに、里久がようやく本音を話せるんですよね。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ずっと「綾人さんに迷惑をかけたくない」と我慢していた気持ちを初めてここで吐露するわけですが、村瀬さんの演技が本当に上手い。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>原作既読なので里久が何を言うかを知っていてもなお、語彙力が消し飛ぶほどです。</strong></span>泣きじゃくりながら、「俺を好きだって言ってくれた綾人さんに会いたい」と言う里久を、綾人はよく抱きしめ殺さずにいられたなと感動します&#x1f602; <span style="background-color: #ffff99;"><strong>里久の青ざめた小さな頬を涙がぽろぽろ伝う様子が眼に浮かぶようで…ただ、綾人が好きで、大好きで、でも綾人に迷惑をかけないようにその気持ちを我慢してたのはダメだったのかと、純粋に苦しむ里久の無垢な声に、胸が掻きむしられます。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「綾人さん、好き。大好き…」と、好きをめちゃくちゃ言いまくる里久は原作の中でも目立つエピソードではありましたが、音声で聴いた時の破壊力は想像を遥かに超えていました。「好き」「大好き」を十何回と繰り返すんですが、全部声音が違うんですよ。</strong></span><br />
最初は切羽詰まったように、中盤からは胸につかえて苦しい思いを吐き出すように、終盤は噛み締めるように…。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>里久が綾人と出会ってから10年近く育ててきた「大好き」の気持ちが、あますところなく、この怒涛の告白に表れていると感じられました。</strong></span><br />
だからこそ、聴いてる人の胸に響くんです。里久は小さな体に、こんなに重くてたくさんの綾人への「好き」の気持ちを溜め込んでいたんだね、言えなくて苦しかったね…って、ただただ涙が溢れてくるんです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>村瀬さんの里久の声の演技は、基本的にとにかく可憐！！</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>でも、前半の里久はどこか生きていること自体が申し訳なさそうな弱々しい印象が強かったのですが、後半の記憶をなくしてからの里久は「綾人さんと愛し合って、幸せになりたい」という芯の強さが加わっていて、同じ人なのにぐっと印象が変わって面白かったです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>原作を読んでいた時も、綾人の愛のために里久がそうして変わっていく様子が大好きだったので、それが音声としても聴けて感無量でした。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>③原作そのまま！忠実なストーリー展開に原作派も感謝</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-10989 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/6B18D443-A810-49F6-AB6F-5ED91CF28EF9.png" alt="" width="217" height="230" /></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>BL小説のドラマCDは、どうしても原作の方が長くなってしまうもの。ドラマCDの尺に合わせて内容が端折られることはままあることですが、本作は長編かつ複雑な展開にも関わらず、まさかの100%原作そのまま（だと思います）！</strong></span></p>
<p>個人的に、「どれだけ長くなってもいいから原作をそのままドラマCD化してほしい！」と思う原作重視派なので、これはすごく嬉しかったです。<br />
内容が端折られたり、エピソードの前後が入れ替わってたりしても、大筋が同じならいいじゃない？と思われがちですが、自分は原作で自分が思い描いていた攻め・受けの声をドラマCDと照らし合わせて、「この時、このキャラクターはこんな言い方をしていたのか」「ということは、こういう感情だったってこと？」と答え合わせ（？）するのが好きなので、なるべく原作そのままがいいんですよね。</p>
<p>ドラマCDはなるべく原作そのままがいい！という方には、「愛の蜜に酔え！」はすごく嬉しい構成だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズの中でも、私が一番大好きなのがこの「愛の蜜に酔え！」。</strong></span></p>
<p>あまりにも綾人と里久が大好きすぎて大事に思っていたので、どんなキャスティングでも納得できないかもしれない…とモンペ化しかけていたのですが、小野友樹さん×村瀬歩さんというこれ以上ないほどの豪華カップリングだと知った時は思わず歓喜の悲鳴を上げました&#x1f602;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>小野さんは、猛々しくも高貴さ溢れる「王子様」な綾人。村瀬さんは、芯が強く可憐で愛らしい里久。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>お二人とも、まさに理想通り、どころか、それを遥かに超えた演技で、私たちムシシリーズファンを魅了してくださいました。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>すれ違い愛が好き、身分差のある恋が好き、王子様攻めが好き、不憫健気受けが好き…という方には、絶対に刺さる作品です！</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ぜひとも、一人でも多くの方に聴いてほしい名盤です&#x1f41c;&#x1f98b;&#x2728;</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left" style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-medium aligncenter" src="https://m.media-amazon.com/images/I/71T5lFOnC-L._UF1000,1000_QL80_.jpg" width="1000" height="1000" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/3J8mgH9">Amazon.co.jp: 愛の蜜に酔え!: ミュージック</a></span></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の蜜に酔え！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
クロシジミチョウ出身で天涯孤独の里久は、クロオオアリ種の有賀家で世話になっている。次期王候補で片想いの人でもある綾人が病気と知り、治療のため星北学園に編入するが！？</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/45FBwUN"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13206 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/amazon.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/24201d1f.1d1d1f00.24201d20.e83f4079/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Frenet20%2Fr0012224815%2F&amp;link_type=hybrid_url&amp;ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJoeWJyaWRfdXJsIiwic2l6ZSI6IjI0MHgyNDAiLCJuYW0iOjEsIm5hbXAiOiJyaWdodCIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MSwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjEsImJidG4iOjEsInByb2QiOjAsImFtcCI6ZmFsc2V9"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13209 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/rakuten.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>中庭みかな「片恋のスピカ」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜乙女座でひときわ輝くスピカのような彼に、僕は片想いしている</title>
		<link>https://blmania.net/novel/one-sided-love-spica-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 08 Aug 2025 10:35:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎コミックス]]></category>
		<category><![CDATA[中庭みかな]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎ルチル文庫]]></category>
		<category><![CDATA[さがのひを]]></category>
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					<description><![CDATA[中庭みかな先生「片恋のスピカ」を読みました！ 中庭みかな先生作品の中でも、特に星ー乙女座のスピカーをテーマにした本作は、登場人物ひとりひとりが、夜空に輝く星のように個性的に輝いています。明るい星もあれば、暗い星もあり…。 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="background-color: #ffff99;">中庭みかな先生「片恋のスピカ」</span></strong>を読みました！</p>
<p>中庭みかな先生作品の中でも、特に星ー乙女座のスピカーをテーマにした本作は、登場人物ひとりひとりが、夜空に輝く星のように個性的に輝いています。明るい星もあれば、暗い星もあり…。<br />
彼らがそれぞれに光るさまを観ていると、まるで天体観測のようで、ワクワクさせられますよ。</p>
<p>以下、登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-22153"></span></p>
<h2>登場人物とあらすじ</h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29634305.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29634305_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>謎多き図書館職員×トラウマ持ちの半引きこもりアルバイト</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
勤めていた会社を辞め、ほとんど引きこもるように暮らしていた乙矢。<br />
外の世界へと連れ出してくれたのは、貸出カウンター越しに出会った図書館職員の霧島柊吾さん。<br />
<strong>彼に憧れるまま図書館でバイトを始めた乙矢だったが、胸に燻る想いを誰にも知らせるつもりはない。</strong></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2>こんな人におすすめ</h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>両片想いのモダモダ感が好き&#x2194;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>傷を抱えた主人公が、恋を通して成長していくさまを見つめたい&#x1f4aa;</strong></li>
<li><strong>紳士的で優しい一途な攻めにときめく&#x1f495;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネタバレ感想</h2>
<h3>片恋のスピカ</h3>
<p>3ヶ月前から市立図書館のアルバイトとして働く眞鍋乙矢は、同僚の市役所職員である霧島柊吾に密かに片想いをしています。温和な見た目そのままに優しい柊吾を尊敬し、恋慕を募らせる乙矢でしたが、彼がゲイらしき男に絡まれているのを見て、つい「気持ち悪い」と言ってしまって…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>主人公（受け）の眞鍋乙矢は、物心ついた時からずっと周囲に「オトメちゃん」と呼ばれることで、ゲイであることを当てこすられ続けていました。</strong></span><br />
漢字のイメージでその人をからかうのって、あるあるですよね…。しかも一旦そういうキャラとみなされると、学校のような小さなコミュニティではすぐに広まる上になかなかそのイメージって覆せなくて、しんどい思いをする…。<br />
乙矢自身はとても繊細で傷つきやすい性格ゆえに、和を乱すことを恐れるがあまり「俺がゲイなのを馬鹿にしないで」「俺は&#8221;乙矢&#8221;で、&#8221;オトメちゃん&#8221;じゃない」と注意することもできず、ずっと我慢し続けて、最後は心も体も壊してしまいます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>中庭みかな先生は、キャラクターの心の動きを丁寧に追ってくださるところが魅力の一つだと感じているのですが、本作もまさにそうで。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>人にも物にも遠慮しすぎて生きづらいのではないかと思うほど、あまりにも周りのことを考えすぎてしまう乙矢が、人を不快にさせたくないと自分の気持ちを押し殺して、少しずつ心が壊れていく様子は、まるで静かに佇む砂の城が、荒い海の波に少しずつ侵食されていくのを見ているかのようでした。</strong></span><br />
凶暴で大きすぎる力に、美しいものが削られ、小さく、そして見えなくなっていく姿を、ただ目で追うことしかできない無力感を、読みながらずっと感じていました。<br />
できることなら、本の中に強引に割り込んで、「乙矢を侮辱するな！！」と叫んで回りたい。なのに、私はただ見ていることしかできない。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>人の心が壊れていくさまを、みかな先生はまざまざと鮮烈に描いていて、だからこそ辛さが倍増します。辛いです。</strong></span></p>
<p>でも、そんな乙矢を救ったのが、攻めの霧島柊吾でした。<br />
乙矢は思い切って柊吾に告白しようと思っていた矢先、偶然会った元同僚に、ゲイ弄りをされたせいで会社を辞めたことを一方的に暴露され、挙げ句の果てには「嫌なら嫌って言えば良かったのに」と同じ口で詰られるのです。乙矢は自分が、柊吾が嫌っていたゲイであると打ち明ける羽目に。<br />
結果的には、柊吾がゲイ嫌いというのが乙矢の勘違いで、柊吾も乙矢のことを好きだったからこそ、この「元同僚の勝手にカミングアウト事件」はさほど大きな心の傷にならずに済みました。<br />
でも、前の会社での心の傷を、柊吾を愛することでようやく癒し始めていたのに、過去の亡霊（元同僚）が勝手にカミングアウトしてきて、乙矢はきっと相当に絶望したと思います。ようやく立ち直ろうと頑張り始めていたのに…と。<br />
そこで柊吾が傷ついた乙矢を受け止めてくれてホッとしたし、それが二人が恋愛という新しい関係を築くきっかけになったのは不幸中の幸いでした。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>こうしてあらすじをざっくりと追ってみると、本作は決して複雑な構造はしていません。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>名前の特殊さゆえにゲイいじりをされたトラウマ持ちの乙矢が、柊吾に出会って、片想いをする中でその傷を癒していく物語。至ってシンプルです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しかし、シンプルだからこそ、中庭みかな先生の心理描写力が光るんですよね。</strong></span><br />
ゲイいじりをされている時に乙矢がどれだけ苦しい思いを我慢していたか、柊吾にどんな熱い片想いの気持ちを抱いていたか…それが、誰にでも分かる平易な言葉づかいで、でもその文章は中庭みかな先生しか思い浮かばないというような独創性ある書き方で…一文一文がひしひしと胸に迫ってくるんです。</p>
<p>私が作中の心理描写で一番好きなのは、この文章です。</p>
<blockquote><p><strong>乙女座で一番明るい星は、スピカという名前の1等星だ。だからあの日、柊吾が優しく両手のひらで包み込んでくれた銀色の小さな星は、乙矢にとってのスピカだった。空で、星が光るように、ただそこにいてくれるだけでいい。何も求めない。それが、乙矢の片想いだった。</strong></p></blockquote>
<p>乙矢はまだ前職のトラウマでほぼ引きこもり状態だった時、ふらりと市立図書館に来て、そこに飾られていた七夕飾りから落ちたおりがみの星を、柊吾に届けるんです。<br />
そして、図書カードを作る時に「乙矢」という名前を書いて、「変な名前だと言われるのではないか」と怯える乙矢に、「僕は乙女座なんですよ」と柊吾は話しかけます。<br />
柊吾はおりがみの星を大事そうに届けてくれた乙矢に一目惚れし、乙矢もまた自分の名前を馬鹿にせずに「僕も」と乙女座の話をしてくれた柊吾に惹かれます。<br />
柊吾は乙女座でひときわ美しく光るスピカのようだ、と、心の中で星空をまぶしげに見つめる乙矢を想像すると、そのロマンチックさに胸がドキドキします。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>また、本作は純文学的な地の文も見どころで、例えば、私が特に好きなのはこれらの文章です。</strong></span></p>
<blockquote><p><strong>冷たい夜の空気の中、好きな人のぬくもりが伝わってくる。冬に恋人たちがくっつきたがる理由がわかる気がした。温かくて、心の中がしんと明るくなる。</strong></p></blockquote>
<p>想いを打ち明ける次の声のために含んだ空気には、すぐ隣にいる人の優しい気配が溶け込んでいる気がして、甘く感じた。</p>
<p>「心の中がしんと明るくなる」とか「隣にいる人の優しい気配が溶け込んでいる気がして、（空気が）甘く感じた」とか、単語自体は全然難しくないのに、しっかり情景を想像できて、しかもロマンチック。でもしっかり独創的で、中庭みかな先生ならではの、繊細で美しい言葉づかいだなあと感じます。</p>
<p>本作は、片恋の「スピカ」というタイトルの通り、主人公が「乙矢」と乙女座を思わせる名前に始まり、恋人となる柊吾との出会いのきっかけがおりがみの星であったり、二人の恋人になって初めてのデート先がプラネタリウムであったりと、星にまつわる物語になっています。<br />
それゆえに、中庭みかな先生作品の真骨頂である、「繊細な/ロマンチックな表現の美しさ」を噛み締められる一冊でもあります。<br />
星という言葉からイメージされる、どこか敬虔で、きらきらと輝いていて、美しくて、でも不思議と寂しさもあるような…本作は、そんな一冊となっています。</p>
<p>ここから先は星の海<br />
乙矢と付き合い始めた柊吾ですが、ウブな反応を見せる乙矢が可愛くて、キスより先の関係はまだ築けていません。そんな中、浮浪者のアラシさんが乙矢に急接近して…。</p>
<p>冒頭では、ウブな乙矢が百戦錬磨（？）の柊吾の仕掛けるキスにどぎまぎしている様子がかわいくて、ただただ愛おしいばかりでした。本編とは違って本作は柊吾視点なので、余計に乙矢のかわいさが強く感じられたんですよね。その後、このことがどれほど拗れるか知りもせずに…。</p>
<p>本作では、柊吾がなぜこれまでの恋人（例えば勇実）とは全く正反対の乙矢を好きになったのかが語られます。</p>
<p>・よく似た孤独を知っている気がして、共鳴するように興味を惹かれた。その優しい弱さと寂しさを知れば知るほど、深みにはまった。<br />
・乙矢と一緒にいると、柊吾はなぜか息が楽になる。彼が柊吾よりずっと生きるのが苦しそうに見えたからかもしれない。そんなに怖がらなくてもいいよ、と乙矢に優しくしたいという思いが、知らず知らず、自分自身も癒すのだろう。そうして乙矢がまたそれ以上の優しさを返してくれる。<br />
・かつて勇実に心惹かれたのは、自分にどこか似た風貌を持っていたからだ。それが鏡に映る自分を慰撫する行為だったのだと、今ならわかる。</p>
<p>派手な容貌をした、自分と似た背格好の恋人ばかりを求めたのは、自分自身を慰めたかったから。でも、勇実が家のために女性と結婚すると分かった時、柊吾はそうして擬似的に自分を慰める行為の虚しさに気付いたのかもなと思います。<br />
そしてちょうど同時期に乙矢に出会ったから、自分に似た孤独を持って生きるのが苦しそうな乙矢を慰めたいと思いはじめ、そして乙矢から返される不器用な優しさに惹かれていった…。<br />
本編は乙矢視点ということもあって、柊吾のこれまでの人生や感情の起伏があまり見えなかっただけに、「柊吾さん、そんなふうに考えていたの！」と驚くポイントが多かったです。</p>
<p>そして、勇実の結婚式への出欠をどうするかという相談をきっかけに、乙矢は柊吾を「違う世界に住んでる人みたい」と突き放し、距離を置くようになってしまいます。これまで遊びの恋しかしたことのなかった柊吾はひどくショックを受けて、どうにか元通りになろうとするのですが、焦るあまりに普段はしない迂闊な言動などで余計に乙矢から嫌われてしまいます。<br />
トドメが、二人の勤務する図書館に入り浸っている浮浪者のアラシさんが、乙矢に急接近する事件の勃発。二人はこの事件を通して仲直りするのですが、これがとにかく切ない…。</p>
<p>アラシさんは乙矢の帰りを待ち伏せして、何か危害を加える…のかと思いきや、なんとお姫様にするように跪いて、綺麗にラッピングされた白い花をプレゼントし、「月に一緒に来てほしい」と頼むんです。<br />
私、これを読んだ時に、胸が張り裂けそうでした。主役カプのこと以外でこんなに心動かされるのは、初めてかもしれないと思うほどでした。<br />
柊吾はアラシさんのことを、こう評しています。</p>
<p>アラシさんは、いつか迎える生涯の果てにいる柊吾だった。自分でもはっきりと意識しない不安を映し出す、鏡のような存在だった。だから怖かった。</p>
<p>誰にも気にかけても優しくもしてもらえず、自分からも人との縁を作ることを拒絶し、ただ自分の掲げた目的のためだけに生きている人。誰にも迷惑をかけていなくても、ただいるだけで「危険人物」だと白い目で見られる。<br />
柊吾は自分の将来の姿をアラシさんに重ねていましたが、私も自分自身に対して同じことを感じました。<br />
自分の未来をアラシさんに重ねたからこそ、ただ一人自分を気にかけてくれる乙矢を、まるでお姫様を迎えに行くみたいにアラシさんが誘った気持ちが痛いほどよく分かったんです。<br />
月に行くという荒唐無稽に思える計画を真剣に聞いてくれた乙矢なら、自分と同じ夢を見て、一緒に人生を歩んでくれるんじゃないか、って…アラシさんはそう思ったんじゃないでしょうか。今の自分にできる渾身のプロポーズを、乙矢にしたんじゃないでしょうか。<br />
柊吾も乙矢も、アラシさんを馬鹿にしたり笑ったりしませんでした。ただ、恋人のいる星から離れられないと誠実に断ってくれたのが、私は嬉しかった…。アラシさんの真摯な愛の告白を、真正面から受け止めてくれた乙矢に頭が下がる思いでした。</p>
<p>アラシさんの素直な感情に感化されてか、柊吾と乙矢は自分たちの関係をきちんと見直します。そこで、乙矢は、柊吾が自分を子供扱いして恋人らしく先に進もうとしないことに焦りを抱いていたこと、柊吾は、初めて本気に好きになった乙矢を前に一人で舞い上がり、乙矢の気持ちを蔑ろにしていたことを吐露しあい、心も体も結ばれるんですね。<br />
そして、家族へのカミングアウト、前職でのスキルを活かした仕事の受注など、明るい未来が感じられる終わりになっていました。</p>
<p>今回は、柊吾も乙矢も、優しすぎるがあまりにお互いの心の深いところに踏み込めず、それで関係がどんどん悪化して…という負のループに入ってしまいました。<br />
でも、これからの二人はきっと同じことは繰り返さないと思います。お互いにどれほど深く愛しているかを知った二人は、この関係が簡単に手放せるものではないと分かったはずだから。この一件で、二人はこの愛が死ぬまで（もしかしたらその後だって）続くのだと痛感したのではと思います。<br />
これから二人が何か大きな壁にぶち当たったとしても、その時はこの時よりもっとお互いに気持ちや考えをぶつけられるようになっているのではないかな。<br />
恋をして、その苦しみに揉まれながら成長していく二人を見て、ああいつまでもこうして見つめていたいなあと幸せな気持ちにさせられました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>苗字や名前、顔や体格、国籍やセクシャリティ…そういったものを理由に、「いじられ」ることって、誰しも経験があるのではないかと思います。<br />
嫌だと反発しても、余計に面白がってやめてもらえず、とても辛い思いをする…そんな苦しい思いが心と体を蝕み尽くした時、いっそのこと死んでしまいたいと思うこともあるでしょう。<br />
本作の主人公である眞鍋乙矢は、まさにそういった苦悩を背負った人です。</p>
<p>そして、そんな乙矢の心を癒すきっかけになったのが、図書館勤務の公務員・霧島柊吾。<br />
柊吾はありのままの容姿を家族からさえも否定され続けてきた人なのですが、二人は互いの持つ寂しさや苦しみに惹かれ合うように、少しずつ距離を縮めていきます。</p>
<p>時には傷つけ、諦め、それでもやはり愛してしまったりして…片想いだと知っていても、愛することをやめられない、健気で一途な二人の姿は、痛々しいほど切なくて、胸を掴まれます。</p>
<p>柊吾、乙矢、それぞれの中に自分と似たものを見つけたあなた。ぜひとも読んでみてください。読後、心の脆くて柔らかい部分を、そっと抱きしめられたような気持ちになるはずです。<br />
もし今あなたの心が、光の一切ない真っ暗な夜空のようだと思うなら、本作はきっとその心を導くスピカのような存在になってくれるでしょう。<br />
悲しいほどの優しさに溢れた本作を、読んでみませんか？</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_29634305.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/29634305_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">片恋のスピカ</span></strong><br />
作者：作者名<br />
勤めていた会社を辞め、ほとんど引きこもるように暮らしていた乙矢。外の世界へと連れ出してくれたのは、貸出カウンター越しに出会った図書館職員の霧島柊吾さん。彼に憧れるまま図書館でバイトを始めた乙矢だったが、胸に燻る想いを誰にも知らせるつもりはない。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「片恋のスピカ」の同人誌情報</h2>
<h3>Sucre glace</h3>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://booth.pximg.net/f3ac3790-62a0-41d8-970d-1326af861c3f/i/6147715/a63ed497-5e65-43d9-bc0a-296c11c69596_base_resized.jpg" width="354" height="533" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://booth.pm/ja/items/6147715">Sucre glace &#8211; トルタンタタ</a></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>2024/09/19発行の同人誌「Sucre glace」には、書店特典SS・書き下ろしSSの2本が収録されています。</strong></span><br />
それぞれ、乙矢のエプロンの紐のお話と、柊吾と乙矢お互いの体臭の香りにまつわるお話です。</p>
<p>ネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/fanzine/sucre-glace-review" title="中庭みかな 同人誌「Sucre glace」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜中庭みかな先生作品商業作品特典SS+書き下ろしSSまとめ集" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-120.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">中庭みかな 同人誌「Sucre glace」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜中庭みかな先生作品商業作品特典SS+書き下ろしSSまとめ集</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">中庭みかな先生の同人誌「Sucre glace」を読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2024.10.26</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ひめくりスピカ</h3>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-medium aligncenter" src="https://booth.pximg.net/c/620x620/f3ac3790-62a0-41d8-970d-1326af861c3f/i/5182230/5aed6bb2-cd82-4dff-806e-7ccedf91e5ec_base_resized.jpg" width="459" height="620" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://booth.pm/en/items/5182230?BOOTH-APP-CLIENT-VERSION=%2Bnvvurdsi%3D%2B%27A%3D0%2Fsearch%2FEternity%2Fbrowse%2FAudio+Goods+%28Other%29%3Fmax_price%3D0">「ひめくりスピカ」トルタンタタ-booth</a></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>2023/10/08発行の同人誌「ひめくりスピカ」には、中庭みかな先生の個人ブログに掲載等の5話＋新規書き下ろし6話、計短編11本が掲載されています。</strong></span><br />
ほのぼのから、特別にえっちな二人まで、乙矢と柊吾さんの仲良しな日常のお話です。</p>
<p>ネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/fanzine/daily-spica-review" title="中庭みかな「ひめくりスピカ」のあらすじ・ネタバレ感想｜乙矢と柊吾さんの甘く愛しい日々" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-40.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">中庭みかな「ひめくりスピカ」のあらすじ・ネタバレ感想｜乙矢と柊吾さんの甘く愛しい日々</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">中庭みかな先生「ひめくりスピカ」を読みました！前職でひどい「いじり」を受け辞職した青年の、物腰柔らかな図書館職員への片想いから始まる、優しくて泣けるBL小説、「片恋のスピカ」の同人誌です。登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2023.11.13</div></div></div></div></a>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」のあらすじ・感想・レビュー｜生まれて生きることに何の意味がある？</title>
		<link>https://blmania.net/goods/let-love-judge-you-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 07 Aug 2025 14:00:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[グッズ]]></category>
		<category><![CDATA[街子マドカ]]></category>
		<category><![CDATA[斉藤壮馬]]></category>
		<category><![CDATA[興津和幸]]></category>
		<category><![CDATA[フィフスアベニュー]]></category>
		<category><![CDATA[花丸文庫]]></category>
		<category><![CDATA[平川大輔]]></category>
		<category><![CDATA[松岡禎丞]]></category>
		<category><![CDATA[樋口美沙緒]]></category>
		<category><![CDATA[白泉社]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=22228</guid>

					<description><![CDATA[ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」を聴きました。 ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」は、樋口美沙緒先生原作の人気BL小説シリーズ「ムシシリーズ」の第3巻を音声化した作品です。ムシシリーズの中でも特に「泣ける」「感動した」と、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="background-color: #ffff99;">ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」</span></strong>を聴きました。</p>
<p>ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」は、樋口美沙緒先生原作の人気BL小説シリーズ「ムシシリーズ」の第3巻を音声化した作品です。ムシシリーズの中でも特に「泣ける」「感動した」と、強く心動かされた人の多い作品で有名ですね。</p>
<p>主役カップルを演じる興津和幸さんと斉藤壮馬さんも実力派声優さんということもあり、発売当時から現在まで、長く高い評価を得ています。</p>
<p>以下、登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-22228"></span></p>
<h2>登場人物とあらすじ</h2>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://e-fifth.net/wp/wp-content/uploads/mushi_link.jpg" width="400" height="229" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://e-fifth.net/faca0191/">愛の裁きを受けろ！【初回限定版】｜フィフスアベニュー</a></span></p>
<p><strong>ロウクラス嫌いの暇を持て余した金持ちハイクラス大4（演：興津和幸さん）×30歳まで生きられない短命かつ病弱な聾者の大1（演：斉藤壮馬さん）</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>タランチュラ出身でハイクラス種屈指の名家に生まれた七雲陶也は、空虚な毎日を送っている大学生。</strong><br />
退屈を紛らわすためのクラブ通いにもうんざりしていたある日、陶也はロウクラス種の郁と出会う。<br />
カイコガという起源種のせいで口がきけず体も弱い郁は、陶也のことを好きなのだという。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span style="font-size: x-large;"><span style="background-color: #c6efff;"><b>原作小説「愛の裁きを受けろ！」について</b></span></span></h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>原作「愛の裁きを受けろ！」は、樋口美沙緒先生が書かれたBL小説です。</strong></span></p>
<p>本作は、「ムシシリーズ」という、絶滅しかけた人類が節足動物と融合した社会で起きる物語がつづられた、（基本的には）1巻完結の作品シリーズのうちの3巻目です。</p>
<p>原作小説に関する詳しいネタバレ感想は、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/novel/the-insect-series-review" title="樋口美沙緒「ムシ」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜ムシと人間が融合した人類の超設定にハマる人続出！！" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/むし-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/むし-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/むし-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/むし-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/むし-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/むし.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">樋口美沙緒「ムシ」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜ムシと人間が融合した人類の超設定にハマる人続出！！</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">ムシ擬人化チックファンタジー！樋口美沙緒先生「ムシ」シリーズを読みました。登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.08.01</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>こんな人におすすめ</h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>樋口美沙緒先生、ムシシリーズのファンだ&#x1f98b;</strong></li>
<li><strong>死生観と愛について今一度再考したい&#x1f495;</strong></li>
<li><strong>生まれて、生きてきたことに何の意味があるのか？と考えてみたい&#x1f4ad;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ムシシリーズのドラマCDについて</h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズのドラマCDは全作品が音源化されているわけではありません。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>原作シリーズは2025年8月時点で10巻まで刊行済みですが、ドラマCDになったのは全6作品のみです。</strong></span></p>
<p>原作第1巻「愛の巣へ落ちろ！」〜第5巻の「愛の本能に従え！」までは刊行順に音源化されていますが、それ以降は、なぜか第9巻の「愛の夜明けを待て！」だけが音源化されています。（理由は謎です）</p>
<p>本作は原作同様、3番目に音源化されました。</p>
<p>本作中の主要な登場キャラクターたち（澄也、兜、篤郎）は、ドラマCD第1作目「愛の巣へ落ちろ！」とドラマCD第4作目「愛の罠にはまれ！」で主役として登場するので、本作を聴いて気になった方は、ぜひその2作品もチェックしてみてくださいね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>本作をもっとよく知るための小ネタ</h2>
<p>①今作のおすすめポイントや、印象に残ったシーンを教えてください！<br />
斉藤壮馬さん まずストーリーと、各々がもがきながらも生きているというところを聴いていただきたいなと思います。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>郁くんとしてはラストに向けて陶也さんとお互いの想いが同じ方向へ向いていく過程は、興津さんと一緒にやらせていただいて、実際僕自身もグッと来て、泣くところは何ならちょっと本当に泣いていて、次のモノローグはちょっと鼻声になっているみたいな感じでやっておりますので、そういった部分もぜひ聴いていただきたいです。</strong></span></p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="http://fifthavenue.blog89.fc2.com/blog-entry-498.html">愛の裁きを受けろ！キャストインタビュー | フィフスアベニュー　ブログ</a></span></p>
<p>②今作のおすすめポイントや、印象に残ったシーンを教えてください！<br />
平川大輔さん <span style="background-color: #ffff99;"><strong>我々は喋るのが仕事なのですけれども、その我々が喋ることができない人を演じるということで、台本を読んでいた時に、壮馬くんがどんな風に演じるんだろうなって思っていました。</strong></span>現場に伺わせていただいて実際に聴くと、色々と研究をされて来たのだろうなというのがすごく伝わってきました。<br />
言葉が上手く出てこなくても伝えることができると思える、素晴らしいお芝居だったので、そういった部分は聴きどころじゃないかと感じました。</p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="http://fifthavenue.blog89.fc2.com/blog-entry-498.html">愛の裁きを受けろ！キャストインタビュー | フィフスアベニュー　ブログ</a></span></p>
<p>③「生きること・死ぬこと」をテーマに背負った子を、どう表現して、作品の本質を演じきるかというところまで、役者さんが下りてきてくださるだろうか……という不安が、原作者としてはありました。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>私は作品を作る時、一年以上、『愛の裁きを受けろ！』に関しては、およそ三年かけてそのテーマを練って、作品の本質的なところに下りていっているので、作家の感覚からすると、そんな短期間に本質が掴めるんだろうかっていう不安はあるものなんです。</strong></span></p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://note.com/misahigu/n/n4f7935b75889">『愛の裁きを受けろ！』収録レポートみたいな感想（興津和幸さん×斉藤壮馬さん//平川大輔さん・松岡禎丞さん）｜樋口美沙緒</a></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネタバレ感想</h2>
<h3>①陶也の「郁と付き合う前」と「郁と別れた後」の変化っぷりがすごい</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-14895 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/DB83C583-8638-4613-AA7C-123FF4D25BCE.png" alt="" width="230" height="230" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/DB83C583-8638-4613-AA7C-123FF4D25BCE.png 230w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DB83C583-8638-4613-AA7C-123FF4D25BCE-100x100.png 100w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DB83C583-8638-4613-AA7C-123FF4D25BCE-150x150.png 150w" sizes="(max-width: 230px) 100vw, 230px" /></p>
<p>郁と付き合う前の陶也は、原作では「孤独（だけど、本人はそれに気づいていない）」「人生に膿んでいる」という雰囲気をさまざまな表現から感じましたが、声優さんはそれを声だけで表現しなくてはいけないわけで…できるのかな？と疑いながら聴き始めました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>原作もドラマCDも、七雲家で開催されたパーティーで、酔った陶也とハイクラスの参加者に襲われそうになっていた郁が出会うところから始まるのですが、ここの陶也の声の演技がまさに理想そのもので…！「原作で読んだ通りだ！！」って思いました。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「幸福の紛いものならたくさん持ってる」と陶也がくだを巻くくだりなんか特に良くて、本物の幸福は持っていないという物悲しさ、紛い物なら持ってるという自嘲、自分は一生本物の幸せなんて手に入れられないんだという諦めがないまぜになった感情を、たった一言のセリフで、言い方一つで表現していて、こ、これがプロ…とドギマギさせられます。</strong></span></p>
<p>それに、郁と別れた後の、紳士的で朗らかな陶也の演技も素晴らしいです。<br />
原作では、陶也は郁がそばにいない間も、善行を重ねればそれが巡り巡って郁を幸せにするはずだと信じて生きていました。郁という存在に出会わせてもらったお礼を、神様に善行という形で返し続けているのだと。自分ではなく郁に少しでも幸せなことが起こるようにと、陶也は祈るように生活していたんです。<br />
ドラマCDの、郁と別れた後の陶也からは、原作と全く同じ感覚を受けました。<br />
クライアント（だけど、ロウクラスだからそんなに金払いがいいわけではない）八百屋さんにも優しく接するとか、愛する郁を傷つけて殺したいほど憎んでいる篤郎にさえ感情的にならずに接するとか、そういう<span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也の言葉一つ一つから、甘やかで優しい声音の底にある、郁への溢れんばかりの愛と、近く訪れるであろう郁の死へ覚悟が感じられます。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>郁と別れて4年間、そして4年後の陶也は、ただ話し方が優しくなっただけではなくて、明らかに「郁に出会えて、生まれた時からの孤独から抜け出した」「郁への溢れる愛の中で生きている」「自分と郁はおたがいに出会うために生まれてきた」のだという彼の郁への思いが、全ての言動に滲んでいて、その深い愛の鱗片をセリフから感じるたびに、震えるほどに感動させられます&#x1f62d;</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>②郁の「陶也と付き合えない理由」に涙止まらず</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-15225 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/49881525-F6AA-49F0-B76E-84FF3A5BB145.png" alt="" width="180" height="230" /></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>郁のセリフ・独白の中で一番好きなのが、再会した陶也を愛しているものの「付き合えない」と突き放すシーンです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「いつかは陶也さんは俺が死ぬのを待つようになります！」と叫ぶ郁。郁は声が出せないので、原作では唇の動きを陶也が読み取っていましたが、ドラマCDでは斉藤壮馬さんの叫び声で聴けたのが感無量でした。</strong></span></p>
<p>それに、この叫び方が凄まじかった。まるで血を吐くような、喉の奥から搾り出したような叫び声でした。もう何十年と…それこそ、生まれてからずっとこう思わない日はなかったというような、ずっしりと重くて、窒息しそうなほど苦しい悲鳴。<br />
本当は誰よりも自分の死を恐れている郁は、自分を愛してくれる人々が「もうあの子が死ぬかもしれないと不安にならなくていいんだね」と、自分が死んだ後にホッとするのが嫌だった…特に愛する陶也にそう思われるのが嫌だったから付き合えないのだと吐き出します。</p>
<p>郁が陶也に付き合えない理由をそう話すのを聴きながら、私は知らぬ間に郁の声を「斉藤壮馬さん」として認識していないことに驚きました。完全に「郁」の叫びとして聴いていたんです。「郁が、叫んでる」と感じた時、私は涙が止まりませんでした。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>斉藤壮馬さんに郁が、郁に斉藤壮馬さんが乗り移ったような、完全に二人は一人として、生きていました。そう思わせるほど、斉藤壮馬さんの語る郁の言葉には人生の厚みと重み、深みがあり、彼以外では郁の人生を表せなかったのではと感じます。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>③ドラマCDでは原作とは違う視点からも楽しめる</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-12173 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/D9823FF5-689A-48C9-BFC0-B5D0A20C81A2.png" alt="" width="294" height="230" /></p>
<p>私は原作の大ファンゆえに、ドラマCDにはさほど期待していませんでした。普段からそんなに音楽を聴く方ではありませんし、結局は原作が最高だしな…という気持ちだったんです。<br />
特に、「愛の裁きを受けろ！」は郁が聾者なこともあり、音声化は難しいと思っていたし、健常者が聾者の方の真似をしても、さほど真に迫った演技・作品はできないような気がしていました。</p>
<p>でも、実際にドラマCDを聴いてみて、聴く前に自分が持っていた批判的な考え方や偏見が、どんなに狭い視野で考えられたものかを反省しました。</p>
<p>まず、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>音声化されたことで一番良かったと感じたのは、「登場キャラクターたちへの共感度・感情移入度が、小説を読んだ場合よりも高くなる」ことです。</strong></span><br />
私が原作小説を読んだ時は、兜や篤郎といった主役カプ以外のキャラクターたちは、ただ主役カプたちの間に波乱を起こしたり、仲を繋いだりする「装置」としてしか認識していませんでした。なので、当然それぞれのキャラに思い入れなどありませんでした。<br />
でも、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>音声化されたことで、周辺キャラクターたちが「存在する」ことがよりはっきりと感じられるようになり、それぞれのキャラクターが何を考えてその行動をしたのか、その言葉を発したのかをよく考えられるようになったんです。</strong></span><br />
声優さんたちが繊細な演技をしてくださるので、篤郎については「なぜ郁にそこまでの反発や加害を加えなければ彼は生きていけなかったのか」を、兜については「いつも飄々として&#8221;いい人&#8221;っぽいけれど、腹の底では一体何を考えているのか」を考えては、「このシーンではきっと彼はこう考えていたのだろう」と原作への理解を深められました。</p>
<p>また、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>聾者である郁の演技についても、独白という形でセリフを読み上げるシーンが多かったのですが、その独白シーンでの声の演技が感激するほど丁寧で…</strong></span>起源種がカイコガゆえに、少しずつ体の機能が衰え、死に至ってゆく過去と未来を噛み締める諦めや、それでも今できることを頑張りたいという健気な明るさが、声から透けて感じられるんですよね。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>聾者としての人生の積み重ねが見える声の演技というか…。衝撃でした。</strong></span><br />
それに、声を出す時の演技も真剣そのもので、 「聾者当事者が演じていないのに、真に迫った作品ができるわけがない」というのは暴論だと反省しました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ドラマCD化されたからこそ、原作をより深く理解できるし、ドラマCDならではの演出も面白く、愛する「愛の裁きを受けろ！」の世界をいろんな角度から楽しむことができました。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>興津和幸さんの、色っぽく、芯の強い、愛に生きる陶也の演技。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>斉藤壮馬さんの、今にも吹き飛びそうに繊細なのに、頑固で、孤独に苦しむ郁の演技。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>どちらもが唯一無二に素晴らしく、このお二人でなければ陶也と郁の恋は、これほど完璧に再現できなかったと感じさせられました。</strong></span></p>
<p>脇を固める兜（平川大輔さん）と篤郎（松岡禎丞さん）の丁寧かつ感情の溢れる演技も光り、登場キャラクター全員が、陶也と郁が固く愛し合うにいたるまでの物語を全力で作り上げてくださっていました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>各人が「愛の裁きを受けろ！」という物語のパズルのピースというよりは、それぞれの熱の入った演技のおかげで、相乗効果が生まれて、物語がどんどんよくなっていくような…ストーリーは変わらなくても、そこにこもった熱量はこれ以上ないほど高まっている感じがしました。</strong></span></p>
<p>「愛の裁きを受けろ！」が、ドラマCD化されて、本当に嬉しいです。<br />
聴くたびに大泣きしてしまうけれど、聴いた後のこの幸せな気持ちは何ものにも代え難いですね。<br />
たくさんの人に、この感動を味わってほしいです。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left" style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://m.media-amazon.com/images/I/91nPY7kICrL._SY200_QL15_.jpg" width="201" height="200" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/4mwKppe">Amazon.co.jp: 愛の裁きを受けろ!(初回限定盤): ミュージック</a></span></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の裁きを受けろ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
タランチュラ出身でハイクラス種屈指の名家に生まれた七雲陶也は、空虚な毎日を送っている大学生。退屈を紛らわすためのクラブ通いにもうんざりしていたある日、陶也はロウクラス種の郁と出会う。カイコガという起源種のせいで口がきけず体も弱い郁は、陶也のことを好きなのだという。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/45F2Cvd"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13206 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/amazon.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/16dbae1b.b0c9423b.16dbae1c.e03aa431/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbookoffonline%2F0018726694%2F&amp;link_type=hybrid_url&amp;ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJoeWJyaWRfdXJsIiwic2l6ZSI6IjI0MHgyNDAiLCJuYW0iOjEsIm5hbXAiOiJyaWdodCIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MSwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjEsImJidG4iOjEsInByb2QiOjAsImFtcCI6ZmFsc2V9"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13209 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/rakuten.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ジェームズ・ウェルカー「BLが開く扉―変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー―」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜BLは政治的であり個人的だ</title>
		<link>https://blmania.net/criticism/transforming-sexuality-and-gender-in-asia-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 03 Aug 2025 14:17:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[批評・社会論]]></category>
		<category><![CDATA[守如子]]></category>
		<category><![CDATA[ジェームズ・ウェルカー]]></category>
		<category><![CDATA[ワン・ペイティ]]></category>
		<category><![CDATA[青土社]]></category>
		<category><![CDATA[石田仁]]></category>
		<category><![CDATA[金孝眞]]></category>
		<category><![CDATA[シュウ・ヤンルイ]]></category>
		<category><![CDATA[ヤン・リン]]></category>
		<category><![CDATA[長池一美]]></category>
		<category><![CDATA[藤本由香里]]></category>
		<category><![CDATA[トーマス・ボーディネット]]></category>
		<category><![CDATA[堀あきこ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=22126</guid>

					<description><![CDATA[中国、韓国、香港、台湾、タイ、インド、インドネシア、そして日本を対象として、とある国際シンポジウムをもとに、アジア諸国におけるBLの変容に関する研究成果をまとめた、ジェームズ・ウェルカー「BLが開く扉―変容するアジアのセ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>中国、韓国、香港、台湾、タイ、インド、インドネシア、そして日本を対象として、とある国際シンポジウムをもとに、アジア諸国におけるBLの変容に関する研究成果をまとめた、<strong><span style="background-color: #ffff99;">ジェームズ・ウェルカー「BLが開く扉―変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー―」</span></strong>を読みました！</p>
<p>あらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-22126"></span></p>
<h2>登場人物とあらすじ</h2>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://m.media-amazon.com/images/I/81DIHgOvz5L.jpg" width="1539" height="2245" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/4lYMSZZ">Amazon.co.jp: BLが開く扉　―変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー― : ジェームズ・ウェルカー: 本</a></span></p>
<p><strong>BLから見るアジアのジェンダー問題の現状</strong> に関するお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
BLはアジアでは独自の変容を遂げ、大きな社会的影響力を持っていた。<br />
<strong>BL分析から見えるアジアの現状と日本の特異性――世界のBL、LGBTQ+、マンガ研究の第一人者たちがいま解き明かす。</strong></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2>こんな人におすすめ</h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>東アジア各国におけるBLファンダムの歴史をざっくりと知りたい&#x1f30f;</strong></li>
<li><strong>東アジアのBLファンダムとLGBT当事者たちの関係が気になる&#x1f91d;</strong></li>
<li><strong>BL作品そのもの・BLファンダムを学術的に捉えてみたい&#x270f;&#xfe0f;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネタバレ感想</h2>
<p>全14章から成る本作ですが、特に興味を惹かれた章についてのみネタバレ感想を書いていきます。</p>
<h3>フェミニズムの時代 、BLの意味を問い直す 2010年代韓国のインターネットにおける脱BL言説をめぐって</h3>
<p>この批評では、東アジアでは日本と並んでBLの発祥国と認識されている<span style="background-color: #ffff99;"><strong>韓国において、2018年8月頃から主に韓国語ベースのTwitter（現X）において、フェミニズム運動の一環として「BLの消費をやめるべきだ」という言説が主張されている</strong></span>ことを明らかにしています。<br />
正直に言うと、長年BL作品をただ読むことに没頭していた私は、フェミニズムとBLが結びつくとは考えたこともありませんでした。たしかにBLを愛する人の割合は女性が多いけれど、BLはあくまで妄想、想像上のものであり、女性に対する現実での差別・不平等との関係性はあまりにもかけ離れて感じられたのです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「脱BL」は大きく3つのロジックに基づいており、①ゲイとゲイ・セックスに対する嫌悪からの脱BL ②BLの攻め/受け関係は挿入権力を中心にしており、現実の男女における権力関係を膠着化・強化しているという批判 ③男性の表象がメインで女性が排除されるジャンルだという批判 から成っています。</strong></span></p>
<p>①は例えば<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「アナルセックスってすごく汚いんだよ。挿入するちんこにうんちがついたりするんだよ！」といった批判</strong></span>で、私はあまりぴんときませんでした。<br />
というのも、BLはゲイの人々の恋愛を描いているのであり、ゲイの人々は実在しています。彼らがいるからこそBLが成り立つのであって、BLを深く愛する人ほど、ゲイやゲイ・セックスへの嫌悪という気持ちは生まれづらいのではと感じました。嫌悪感を感じて脱BLした人々は、BLは完全に架空の関係性だと思っているのでしょうか？<br />
②は<span style="background-color: #ffff99;"><strong>BLの攻め＝男性、受け＝女性とみなし、挿入する側が挿入される側を性行為という暴力によって支配しているこの状態は、男性が女性を支配している現実を支持するのと同義になっている、という批判です。</strong></span><br />
これは後で紹介する章で反論がなされていますが、BLにおいて攻めが受けに挿入をするのは事実ですが、だからといって権力関係がすなわち攻め＞受けになるわけではないんですよね。「惚れた方が負け」という言葉がありますが、何もかもを持っているスパダリ攻めの方が、何も持っていない受けに対して激しい執着心を抱いている…という構図は、BLではお馴染みです。むしろ、BLは男同士かつ恋愛の話だからこそ、そういった権力関係から解き放たれていると考えられます。<br />
③は、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>BLは終始男性の物語であり、女性が排除されていることから、女性ナラティブ（の物語）ではない＝男性、特にゲイへの憧れを強めさせるという批判です。</strong></span><br />
BLそのものがゲイ男性を性的消費していることから、女性ナラティブであると私は思います。なので、作中に女性キャラクターが登場しなかったり、女性キャラクターが露悪的に描かれていたからといって、BL＝ゲイ男性を賞賛している、女性にとって悪だ、とは思いません。</p>
<p>脱BLは刺激的な言説であるとは感じましたが、自分はあまり共感できませんでした。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>脱BLのベースには、ミサンドリーがあるような気がしています。確かに現実で我々女性は男性から抑圧されていますが、だからといって男性、ゲイ男性を娯楽の中からも締め出すのは、逆に女性差別からの逃避なのではと感じてしまいました。</strong></span>フェミニズムの理想を実現したいのならば、間違いなく男性の応援が必要です。嫌悪し排除するのではなく、誰と手を携えてよりよく社会を変えていけるのかを模索したいと自分は感じました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ゲイファンのファン 想像と存在の間から立ち上がるタイのボーイズラブ</h3>
<p>タイといえば…「BLドラマ」！と、身の回りの腐女子たちが口を揃えて言うようになったのは、かの有名なタイBLドラマ「2gether」が、2020年に放送されるなりアジア全土で大ヒットを記録してからだと思います。「2gether」以降もタイBLドラマは快進撃を続けており、BLドラマの主役カップルを演じた俳優さんたちが日本や中国、韓国でファンミーティングを頻繁に開くなど、ワールドワイドにその魅力が知られています。<br />
さらにはそのようなBLジャンルの盛り上がりによって議論が活性化したのか、タイでは2025年1月23日から同性婚が合法化。東南アジアではタイが初めての例となりました。<br />
日本では、ゲイと腐女子の間には高い壁があるように私は感じています。それゆえに、タイではなぜBLという、いわゆる「ファンタジーなゲイ・ロマンス」を愛する腐女子たちが、現実のゲイたちと手を取り合い、社会に良い影響を及ぼせたのかを知りたいと思いました。その理解のために、大きな助けとなったのが本章です。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本章では、タイの腐女子たちがどんな風にBL作品を楽しんでいるのか、さらに、タイのゲイたちはそんな腐女子たちの動きを受けてどのように変化しているのかを詳しく説明してくれます。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>一番興味深かったのは、タイのリアルなゲイカップルたちが、腐女子たちからの人気を受けて、いわゆるBLの美的様式を体現しようと積極的に動いていることです。</strong></span><br />
日本でも若くフェミニンなゲイカップルが、YouTubeや Instagramなどで活動していますが、日本の腐女子たちは、タイの腐女子たちが母国のゲイカップルたちを支持するほどには、熱狂していないように感じます。<br />
日本の腐女子たちは、タイの腐女子たちほど「ナマモノ」（現実のゲイカップル）への欲望が高くないのかもしれません。逆に言えば、なぜタイの腐女子はこれほどまでに「リアルなゲイ」たちに「理想的なBL仕草」を求めるのでしょうか？本章ではそこまでは言及されていませんでしたが、気になるところです。</p>
<p>ただ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>タイにおいてもマスキュリンなゲイ男性たちは多数います。彼らはBL的イメージを積極的に拒否していますが、「BL人気はおそらくタイ社会において、現実上の同性愛に対する寛容性の向上に貢献している」と著者は書いています。</strong></span><br />
日本もタイも家父長制的、ゲイフォビア的な社会的風潮はさほど変わらないと思っていたのですが、日本ではマスキュリンなゲイ男性たちの声がとりわけ大きく聞こえるように感じます。もしくは、タイでは腐女子たちが彼らの声を上回るほどに、ゲイのロマンスを現実上でも想像上でも強く支持をしたということなのでしょうか。</p>
<p>一腐女子としては、タイでのBLブームが一時的なものに留まらず、同性婚の合法化という形で社会にまで素晴らしい影響を及ぼしたことは、とても眩しく、ぜひ日本もその後を追いたい！そのために自分は何ができるだろうかと考えさせられました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ラブ&amp;エロの「やさしい世界」のクィアな欲望</h3>
<p>私は10代でBLに出会い、それからはずっとその時々で情熱の高低はあれど20年近くこのジャンルを愛し続けてきました。<br />
ただ、な<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ぜ自分がヘテロの恋愛物語に居心地の悪さを感じ、BLではそれを感じないのか。なぜBLでの恋愛や性愛の描写はすんなりと、しかもどこか清々しくさえ感じるのか。そういった疑問を感じながらも、それ以上に問いを深めることができずにいました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本章では、腐女子の人々のそういった「なぜ私はBLがこれほど好きなのだろう？」という疑問に正面から答えてくれています。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>BLはヘテロノーマティリティ（異性愛が当たり前という社会規範）が蔓延するジェンダー秩序への抵抗であり、現実の女性差別との戦いの一つであると筆者は語ります。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>また、腐女子たちは「愛されるファンタジーとして受けに自己を投影している」というだけではなく、「性差別のある社会で抑圧される地位にある女性たちが、人として対等に向き合える場として、権力構造を転じさせることのできる恋愛という設定を選んだ」と考えられるとも語っています。</strong></span></p>
<p>これは長年自分のことながら理解できていなかった、「なぜ私はBLを愛するのか」の答えだと感じました。<br />
30年近く女性として生きてきた私の感覚として、日本では「女に生まれて良かった」よりも「女でなければこんな嫌な思いをしたくて済んだのに」と辛く思うことの方が圧倒的に多いです。<br />
特に私が九州の田舎出身というのもありますが、圧倒的な男性優位社会、根強い家父長制、ミソジニー、そして当然のように行われるあらゆる女性の性的消費…まだ齢一桁の頃から、ヘテロ男性たちの無自覚で傲慢なこれらの行いや考えに振り回され、私は10代にして、女性として生きることに疲れ果てていました。恋愛に夢中になる同世代を横目に、そんなものの何がいいのかと膿んだ気持ちを持て余していました。<br />
そんな時に出会ったのが、BLです。BLの中では、男性だから、女性だから、優位に立つという考え方はありません。攻めも受けも、互いにどんな社会的立場であっても、恋愛という土俵の上で平等です。どちらかがいつも一方的に性的消費されたり、暴力、妊娠や出産の不安に怯えたりすることもありません。きっと私にとって、BL作品の中の恋愛は、理想の恋愛だったのだと思います。こんなふうに、平等に人として恋がしたいと願ったからこそ、これほど長い間このジャンルを愛してきたのだと思います。</p>
<p>また、 <span style="background-color: #ffff99;"><strong>「BLが男性同士の恋愛をテーマに描き、拡散し続けていることは、同時に、社会的・政治的多元主義を支持する政治的表明となり、それは社会秩序や体制に対する脅威となると言えるだろう」とも筆者は語っており、私はこの言葉に強く励まされました。</strong></span><br />
BLを愛するということは何の役にも立たないような、役に立つ趣味でなければ人前で堂々とは話せないような、そんな自虐的な気持ちで、BLを愛していることを隠し続けてきたからです。<br />
でも、BLを愛することが社会的・政治的多元主義を支持する政治的表明となるならば、自分たちの存在は性的マイノリティーの人々を勇気づけることができるのかもしれない、自分がBLを愛する心は決して恥ずかしいものではないと思えたのです。</p>
<p>最後に、本章で最も感銘を受けた文章を引用します。</p>
<blockquote><p><strong>ロマンティックなラブとエロでできた現在のBLは自分の存在がそのままで認められ、傷ついても立ち上がることができるよう恋する2人が幸せになれるよう、周囲の人々が応援してくれるやさしい世界だ。そこではラブに終始し、LGBTQの問題を捉えない作品も多い。政治的に正しくないとされるようなBLも、またクィアな欲望とリンクし、ジェンダーとセクシュアリティーにおいて、周縁化（社会の主流から外れた人々や集団が、政治的、経済的、文化的な影響力を持つ機会を制限される状態）された人々が生き延びるためのやさしい世界として存在しているのだ。（中略）</strong><br />
<strong>BLを正しさだけで論じるのではなく、混沌とした世界で描かれる多様な生と性のナラティブをクィアな欲望と位置づけ、そこから差別を捉え直す抵抗方法もまた必要だと考える。</strong></p></blockquote>
<p>簡単に言えば「どんなBL作品をも多様な欲望として受け入れて、差別を改めて捉え直そう」ということなのですが、自分の中でのBLの捉え方や意識が、この文章を読んで少し変わりました。<br />
ただBLを娯楽として消費するのもいいけれど、その一歩先も考えたいと思うようになったんです。BLを通して、性的マイノリティーや女性が差別されている現状を見つめ直したり、差別に立ち向かう勇気をもらったり、もっと自分から「苦しい」と感じている現状を打破するために動こうと思えるようになりました。</p>
<p>BLは、私の力の源です。BLに生きる元気と勇気をもらってきました。これからもBLを愛し、楽しみ続けられるように、自分にできることを考えて行動したいです。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>BLの起源と言われる日本・韓国を始めとして、タイ・中国・台湾・インドネシア・インド…といった、東アジアのさまざまな国々におけるBLの現在（と言っても、本作が刊行されたのは2019年10月なので、それ以前の状況だと思うのですが）を知られて、とても勉強になりました。</strong></span></p>
<p>電子書籍がないので電子派には少し購入のハードルが高いかもしれませんが、本作のように東アジアのBLの状況を網羅的に批評した書籍はほとんど見かけないので、BLを愛する者の基礎知識・前提知識として本作を持っておくと良いよ〜と、私はおすすめしたいです&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作はBLの歴史を知られるだけでなく、なぜ自分がBLを好きなのか分からない腐女子にとっても、読みながら自分を見つめ直す良い機会になると感じました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>さまざまな国のさまざまな腐女子が登場し、彼女たちの考え方が理論的に露わになるので、自分はBLの何にときめいているのか、何に嫌悪を感じるのか、BLを読んでどうしたいのか、を自然と考えさせられます。</strong></span></p>
<p>BLを愛する誰もが一度立ち止まって、自分自身について考えることができる良い一冊でした&#x1f4da;&#x2728;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left">
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://m.media-amazon.com/images/I/81DIHgOvz5L.jpg" width="1539" height="2245" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/4lYMSZZ">Amazon.co.jp: BLが開く扉　―変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー― : ジェームズ・ウェルカー: 本</a></span></p>
</div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">BLが開く扉―変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー―</span></strong><br />
作者：ジェームズ・ウェルカー<br />
アジアではBLが独自の変容を遂げ、大きな社会的影響力を持っていた。BL分析から見えるアジアの現状と日本の特異性―――世界のBL、LGBT(Q)、マンガ研究の第一人者たちがいま解き明かす。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>樋口美沙緒「ムシ」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜ムシと人間が融合した人類の超設定にハマる人続出！！</title>
		<link>https://blmania.net/novel/the-insect-series-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 01 Aug 2025 03:16:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[樋口美沙緒]]></category>
		<category><![CDATA[白泉社]]></category>
		<category><![CDATA[街子マドカ]]></category>
		<category><![CDATA[花丸文庫]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21974</guid>

					<description><![CDATA[ムシ擬人化チックファンタジー！樋口美沙緒先生「ムシ」シリーズを読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728; 登 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ムシ擬人化チックファンタジー！<strong><span style="background-color: #ffff99;">樋口美沙緒先生「ムシ」シリーズ</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21974"></span></p>
<h2>登場人物とあらすじ</h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_26835932.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_11%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/26835932_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>ハイクラス種タランチュラ、高校3年生×ロウクラス種シジミチョウ、高校1年生</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>シジミチョウ出身で庶民の翼は、ハイクラス名家の御曹司でタランチュラ出身の澄也に憧れ星北学園に入学。</strong><br />
しかし実際の澄也は超嫌な奴で、あげくにすぐに手を出され！？</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2>こんな人におすすめ</h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>擬人化モノが好き&#x1f465;</strong></li>
<li><strong>蝶やクモなど、虫が好き&#x1f577;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>愛について深く考えたい&#x1f4ad;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ムシシリーズの読む順番</h2>
<p>基本的には、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>刊行順に読むのがおすすめ</strong></span>です。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22086 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/刊行順-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<div class="blank-box bb-blue"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」→「愛の蜜に酔え！」→「愛の裁きを受けろ！」→「愛の罠にはまれ！」→「愛の本能に従え！」→「愛の在り処をさがせ！」→「愛の在り処に誓え！」→「愛の星をつかめ！」→「もしも薔薇を手に入れたなら」→「愛の夜明けを待て！」→「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」→「Love Celebrate！Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」→「愛の嘘を暴け！」</strong></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>ただ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>作品内の時系列に従って読みたい方</strong></span>は、</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22085 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/時系列順-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<div class="blank-box bb-blue"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」→「愛の裁きを受けろ！」→「愛の罠にはまれ！」→「愛の在り処をさがせ！」→「愛の在り処に誓え！」→「愛の嘘を暴け！」→「愛の星をつかめ！」→「もしも薔薇を手に入れたなら」→「愛の本能に従え！」→「愛の夜明けを待て！」→「愛の蜜に酔え！」→「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」→「Love Celebrate！Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」</strong></div>
<p>の順番がおすすめです。</p>
<p>というのも、それぞれの作品のカップリング内容は</p>
<div class="blank-box bb-blue">
<ul>
<li><strong>「愛の巣へ落ちろ！」→七雲澄也（高3）×青木翼（高1）</strong></li>
<li><strong>「愛の裁きを受けろ！」→澄也のいとこ・七雲陶也（大4）×蜂須賀郁（大1）</strong></li>
<li><strong>「愛の罠にはまれ！」→澄也の親友・兜甲作（弁護士）×郁の弟・蜂須賀篤郎（アルバイト保育士）</strong></li>
<li><strong>「愛の在り処をさがせ！」→シモン×澄也の患者・並木葵</strong></li>
<li><strong>「愛の在り処に誓え！」→同上（上の続編）</strong></li>
<li><strong>「愛の嘘を暴け！」→シモンの親友・フリッツ（医者）×シモンの弟・テオドール（大4）</strong></li>
<li><strong>「愛の星をつかめ！」→翼の親友・白木央太（パティシエ）×澄也の親友・雀真耶（学校の副理事長）</strong></li>
<li><strong>「もしも薔薇を手に入れたなら」→同上（上の番外編）</strong></li>
<li><strong>「愛の本能に従え！」→村崎大和（高1）×七安歩（高1） ※澄也が保険医、真耶が副理事長として登場</strong></li>
<li><strong>「愛の夜明けを待て！」→大和のいとこ・志波久史×大和の初恋相手・黄辺高也</strong></li>
<li><strong>「愛の蜜に酔え！」→有賀綾人（高3）×黒木里久（高1）</strong></li>
<li><strong>「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」→「愛の巣〜」「愛の蜜〜」「愛の裁き〜」3カップルのお話</strong></li>
<li><strong>「Love Celebrate！Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」→「愛の罠〜」「愛の本能〜」「愛の在り処〜」「愛の星〜」4カップルのお話</strong></li>
</ul>
</div>
<p>となっているので、刊行順と作中の時系列が微妙にズレているんですよね。</p>
<p>とはいえ、それぞれの単行本ごとに物語は独立しているので、時系列順に読まなかったからといって、内容的に混乱することはないです。好きな順序で読まれてみてください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネタバレ感想</h2>
<h3>愛の巣へ落ちろ！</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22089 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の巣-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の巣へ落ちろ！</h4>
<p>滅亡の危機に瀕した人類は、節足動物と融合し、身体能力に優れた「ハイクラス」と病弱な「ロウクラス」という階級を生み出しました。ハイクラスばかりが通う星北学園に入学した、シジミチョウ（ロウクラス）起源の青木翼は、受験のきっかけとなったメキシカン・レッドニータランチュラ（ハイクラス）期限の七雲澄也に会いに行きますが、「シジミチョウは嫌いだ」と吐き捨てられてしまいます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>シジミチョウの中でも、性モザイクと呼ばれる短命種であることから、特別に病弱な翼。それゆえに「何もしなくていい」と過保護に育てられていましたが、心は元気いっぱいな翼はそんな生活を「生きている気がしなかった」と言います。</strong></span><br />
自分が翼の親ならば、翼の母と同じことをしただろうなと思ってしまうのが、愛情表現の難しいところで…。翼の母は、翼を世界一愛しているからこそ、傷つけたくない、苦しめたくないんですよね。だから、「頑張らなくていい」「ただそばにいてくれればいい」と言う…。でも、それは本人にしてみれば、輝く未来に踏み出す機会を奪われ続けてきたのと同じことで…。翼に傷ついてほしくないときっととても不安に思いながらも、星北学園に入学を許した両親は本当に偉いし、息子のことを愛しているんだと伝わってきました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」で印象的なのは、ハイクラスによるロウクラスいじめです。</strong></span><br />
澄也が勝手に欲情して翼を襲ったのに、「ハイクラスに庇護してもらうために売春したんだろう」と決めつけて翼をバカにしたり、「ロウクラスなんかに入部されたらうちの看板が傷つく」と部活の見学さえ許さなかったり、ほとんどのハイクラスは、「ロウクラス＝バカで体が小さくて弱くて、自分たちハイクラスのおこぼれをもらおうと狙っている卑しい種」というふうに思っているようでした。そもそも、同じ人間として見ていないというか、バカにしていい存在、傷つけていい存在だと思っているようで…。<br />
身の回りにロウクラスが多かった翼はそういった差別に遭ってこなかったので、星北学園に入学してから面食らっていました。</p>
<blockquote><p><strong>命の価値にも、存在の価値にも、階級があるのかよ……？</strong></p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>と呆然とつぶやくシーンがあるのですが、作中で一番かもと思うくらいこのセリフは印象に残っています。<br />
</strong></span>命の価値も、存在の価値も、階級があるはずがない。なのに、ハイクラスの社会では、まるでロウクラスの命の価値も、存在の価値も、その社会的階級に比例するように低く思われている…。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>読みながら、これって現実社会でもいろんな場面で起こってるなと思いました。</strong></span>女だから、年下だから、地方出身だから、性的指向がマイノリティだから…いろんな理由で私たちは差別される可能性があって、ここまであからさまではないにしろ、「私の命の価値って、存在価値って、こんなに低く思われてるの？」と差別されて愕然とすることってありますよね。だから、翼の苦しみって全然創作上だけのことじゃなくて、すごく「読者である私たち」に近い感覚だなと思いました。</p>
<p>結局、翼は自分をいじめるハイクラスたちに</p>
<blockquote><p><strong>お前ら、他人の足引っ張るのがそんなに面白いか？他人を蔑むのが、そんなに楽しいか？そうやって自分は偉くなったつもりかよ！誰だって明日死ぬかもしれない。命は必ず限りがあるんだ。そんなくだらないことに人生使ってる時間、もったいないと思わないのかよ！？誰も自分の人生を生きてくれない、自分の足で生き抜くんだ！</strong></p></blockquote>
<p>と啖呵を切ります。<br />
翼は短命だから余計に「明日死ぬかもしれない」という言葉に切迫感がありますが、私たちだって予期せぬ事故や病で明日死ぬ可能性は多分にあります。<strong><span style="background-color: #ffff99;">自分の足で生き抜くんだと叫ぶ翼からは、命の火が迸っているのを感じられて、ああ、こんなふうに生きねばと反省させられます。</span></strong></p>
<p>また、作中で澄也が</p>
<blockquote><p><strong>恵まれているかどうかはただの境遇であって幸せとは関係ない。幸せな人間というのは、自分の人生を生ききったヤツのことだ。</strong></p></blockquote>
<p>と言うのですが、これもしみじみと真理だなと思うのです。<br />
「自分の人生を生ききる」ってものすごく難しくて、親のために人生を生きてる人、周囲に合わせてなんとなく人生を生きてる人って結構いると思います。自分の幸せって何？自分は今、自分の人生を生きられてる？って、澄也の言葉がぐさりと胸に刺さります。</p>
<p>また、作中で私が一番好きなのは、翼のこのセリフ。</p>
<blockquote><p><strong>生まれて、生きて、死んでいくことにもし価値があるのなら、それは誰かが自分を必要としてくれること。自分がいることで、誰かを支えていられること。ずっと、心のどこかでそう思ってきた。そうと確信していたわけではなくて、そうなれたらいいのにと願っていた。誰かに必要とされ、誰かを支えていたい。そうすれば、自分は生き抜いたのだと思うことができる……。</strong></p></blockquote>
<p>生まれて、生きて、死ぬ。それは生まれたものが必ず迎える運命です。いつか死ぬ時までに自分はどう生きたいのか。そう考えた時に、翼は「誰かに必要とされ、誰かを支えたい」と彼なりの答えを出しています。じゃあ、私はどうだろうか？そう考えさせられます。人生は一度きり。私にとって最高の人生とは、何なのでしょう。<br />
「愛の巣へ落ちろ！」を読むたびに、それを考えさせられますが、いつまで経っても答えは出ません。こうして死ぬまで考え続けるのかも。<br />
普段は、いつか必ず自分が死ぬことを直視するのが怖くて、日々に没頭している私。でも、「愛の巣へ落ちろ！」を読むと、ふと立ち止まりたくなります。自分の人生はこれでいいんだっけ？と。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」は、高速で過ぎていく日々の中で、一旦立ち止まり、自分の価値やこれからの生き方について考える勇気をくれる名作です。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>愛とはかくも、恐ろしきもの</h4>
<p>翼にまとわりつくハイクラスの生徒たちに嫉妬した澄也は、公の場所で翼にえっちないたずらをしかけます。しかし、「簡単な体だな」と澄也が言うので、翼はひどく傷ついて涙してしまいます。</p>
<p>敏感な体を持つ翼に澄也が「簡単な体だな」って言った時には、瞬間湯沸かし器みたいに激怒しかけました&#x1f602; 言い方があるでしょ！とも思ったし、そもそも翼が嫌がってるのに嫉妬を理由に強引に抱くな！とも思って。</p>
<p>でも、澄也はこの時、</p>
<blockquote><p><strong>簡単すぎる翼が、かわいい。どんなに強がっても、どんなに気丈でも、結局は澄也に従順な翼の体がかわいい、と思う。それが翼の、澄也への愛情のせいだと知っているからだ。</strong></p></blockquote>
<p>と思ってたんですよね。そんなに敏感なのは俺が好きだからなんだな、と澄也からしたら愛情を噛み締めていた最中の言葉だったんです。完璧人間に見えた澄也が、翼との恋の前ではなんともポンコツで、なんだかそこも愛おしくなりました。</p>
<p>結局、澄也はなぜ翼が怒っているのかを本人教えてもらって、どうにか仲直りをするのですが、そういう<span style="background-color: #ffff99;"><strong>些細な喧嘩も含めて「幸福」なんだと噛み締めている澄也がとてつもなく大人に感じられました。</strong></span>少し前まで、翼を好きだと認めることさえできなかったのに…。愛は人を大きく成長させるんだなあ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」は、2013年12月25日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>前野智昭さん×下野紘さんという豪華な布陣です&#x2728;&#xfe0f;</p>
<p>ドラマCD「愛の巣へ落ちろ！」の詳しいネタバレは、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
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<a target="_self" href="https://blmania.net/goods/fall-in-the-nest-of-love-review" title="樋口美沙緒「愛の巣へ落ちろ！」ドラマCDのネタバレ感想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6-240x135.png 240w, https://blmania.net/wp-content/uploads/DE5DC5D9-80D3-40BF-9A31-F0BB4CD6FEC6.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">樋口美沙緒「愛の巣へ落ちろ！」ドラマCDのネタバレ感想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">樋口美沙緒先生「愛の巣は落ちろ！」のドラマCDを聴きました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.12.28</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h5>コミカライズ</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の巣へ落ちろ！」は、2020年1月29日にコミカライズもされています！<br />
</strong></span>小説が苦手な方はまず漫画版でざっくり内容を知ってから小説版に入るのも良いかも&#x1f44c;&#x2728;</p>
<p>コミック版「愛の巣へ落ちろ！」の詳しいネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/comic/fall-in-love-the-love-nest-series-review" title="南十字明日菜・樋口美沙緒「愛の巣へ落ちろ！」シリーズのネタバレ感想｜タランチュラ×シジミチョウのムシ擬人化学園BL" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-196.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">南十字明日菜・樋口美沙緒「愛の巣へ落ちろ！」シリーズのネタバレ感想｜タランチュラ×シジミチョウのムシ擬人化学園BL</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">南十字明日菜・樋口美沙緒先生「愛の巣へ落ちろ！」シリーズを読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.10.12</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
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<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_26835932.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_11%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/26835932_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の巣へ落ちろ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
シジミチョウ出身で庶民の翼は、ハイクラス名家の御曹司でタランチュラ出身の澄也に憧れ星北学園に入学。しかし実際の澄也は超嫌な奴で、あげくにすぐに手を出され！？</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>愛の蜜に酔え！</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22090 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の蜜に酔え！</h4>
<p>ハイクラスのクロオオアリの庇護なしでは生きられない、絶滅危惧種のクロシジミチョウを起源に持つ黒木里久は、クロオオアリ一族である有賀家の王候補である有賀綾人に淡い想いを抱いていました。彼も里久を好きだと言ってくれたのに、ある時急に「さようなら。俺は王になる。だからお前には、もう二度と会わない」と手紙で別れを告げてきて…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズの中で一番好きな作品です。樋口美沙緒先生作品の中でもトップ3に入るくらい大好き。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>その理由は、この作品は攻めも受けも「お互いが世界のすべて」だから。</strong></span>愛する人を守るためなら世界を敵に回してもいいと本気で考える二人に、私は羨望を抱いています。それほど愛していると思える人に出会えた二人が眩しいし、自分の愛する気持ちを信じて行動できる勇気はなかなか持てるものではないと思うからです。<br />
言葉と行動を尽くして愛する人を慈しみ、守ろうとする二人の姿は、私の理想の恋人像そのもの。何度読んでも、二人のすれ違いには涙するし、両想いになってからもその尊さに涙してしまいます。</p>
<p>大好きなセリフは、たくさんありすぎて…正直に言うと選びきれません。全ページ、全行が見所かつ名言だと言いたいくらい。<br />
その中でも、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作のテーマである、「弱さ」に関するセリフは特に心に刺さりました。</strong></span><br />
クロシジミチョウはクロオオアリの庇護なしでは生きられない弱い虫です。それゆえに、クロシジミチョウは<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「生きるために、クロオオアリの娼婦になってる種のくせに」</strong></span>と馬鹿にされることも多々。里久自身も、クロオオアリである有賀家から与えられる蟻酸なしでは死んでしまうことをよく理解しており、有賀家に対して強い引け目を感じていました。<br />
しかし、里久を愛するがゆえに、完璧超人の綾人がすべてをなくしてボロボロになってしまう姿を見て、里久はこう思うのです。</p>
<blockquote><p><strong>クロシジミは、クロオオアリの助けがなければ生きていけない。それはとても特殊なようでいて、本当は大したことじゃないように、初めて感じた。大きな体でたくさんの能力に恵まれた綾人でさえ、たった一人で誰の助けも借りずに闘ったせいで、傷ついて苦しんでいる。本当は誰だって、誰かの助けがなければ生きていくのは難しいのだ。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>今の里久は、知っている。綾人が本当はたった一人で、なにもかも背負おうとする人だということ。里久にどんな傷も与えたくない人だということ。そしてそれができずに、傷つき、苦しんでいる弱い人なのだということも。</strong></p></blockquote>
<p>助けてもらわなければ生きていけないことは、引け目を感じることではない。誰もが助け合って生きている。それは当たり前のことかもしれませんが、私たちはそのことを普段忘れて生きているように思います。特に真面目な人ほど、自分一人でなんでもやろうと抱え込んで苦しんでいる…。その<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「なんでもできる」強さも、ある意味で弱さなのだと…。</strong></span><br />
たった一人で悩まないでいいんだよ。弱さは誰にでも当然あるもので、周りに頼っていいんだよ。里久の言葉を読みながら、そう言われているような気持ちになりました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>お互いが世界のすべてだった二人が、世間の悪意に汚され、一度は愛を失い、それでも互いを慈しみ、また愛し合うまでの物語。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ドラマチックで、切なくて、どこまでも優しさと甘さに満ちているBL小説の名作です。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>王子様のお人形</h4>
<p>綾人と同棲しはじめた里久。綾人は里久とともに過ごす時間をこれ以上ないほど幸せに感じていましたが、里久がどんどん世界を広げていくさまに一抹の寂しさも感じていて…。</p>
<p>綾人の</p>
<blockquote><p><strong>もう、俺のガラスケースの中には入れられないんだな……里久は。</strong></p></blockquote>
<p>という落胆の気持ちはすごくよく分かります。<br />
里久のことが何よりも大切だから、汚い世間の目には触れさせずに、傷つけずに、大事に守りたいと綾人は思っているんですよね。でも、守られているだけの里久だったら両想いにもなれなかったから、悩ましいところなんですが…。</p>
<p>里久の絵付けした食器が使われていくほど、私も寂しさを感じていました。もう「綾人にだけ特別にあげる」ことはなくなっめしまったんだな…と。二人の出会いは、里久の絵付けした食器だったからこそ、その大切な思い出の濃度がどんどん薄れていくようで…。</p>
<p>でも、</p>
<blockquote><p><strong>お店の食器も、全部、綾人さんとの思い出を描いてるんです。だっておれ、毎日描いても描ききれないくらい、幸せなんですもん。</strong></p></blockquote>
<p>と里久が言うのを聞いて、嬉しさのあまり、とろけちゃいました。なんてかわいいことを言うの、里久…！！それに、まさか綾人との思い出を絵にしているとは思いもしませんでした。こんな惚気の仕方もあるのか（笑顔）</p>
<p>どんどん里久の世界は広がるけれど、里久は絶対に綾人の腕の中に戻ってきてくれる…傷ついても自分が癒してあげられる、そう思うと、自由に羽ばたいでおいでと笑顔で送り出せそうですよね。<br />
綾人、里久の惚気を聞いて嬉しかっただろうなあ。読みながらにやにやしてしまいました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の蜜に酔え！」は、2015年7月10日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>小野友樹さん×村瀬歩さんという、うっとりするほど甘く素敵なお声のお二人です&#x1f339;</p>
<p>ドラマCD「愛の蜜に酔え！」の詳しいネタバレ感想は、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/goods/be-drunk-on-the-nectar-of-love-review" title="ドラマCD「愛の蜜に酔え！」のあらすじ・ネタバレ感想・レビュー｜究極のすれ違い！溺愛王子様と幸薄男子の運命愛" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の蜜-1.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">ドラマCD「愛の蜜に酔え！」のあらすじ・ネタバレ感想・レビュー｜究極のすれ違い！溺愛王子様と幸薄男子の運命愛</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">ドラマCD「愛の蜜に酔え！」を聴きました。樋口美沙緒先生原作の人気BL小説シリーズ「ムシシリーズ」の第2巻を音声化した作品です。主役カップルは小野友樹さん×村瀬歩さんが演じられます。以下、登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.08.11</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
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<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_26835933.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_11%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/26835933_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の蜜に酔え！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
ロウクラス種シジミチョウ科出身の里久は、絶滅危惧種の為ハイクラス名家でクロオオアリの有賀家に保護されている。管理された生活の中、有賀家の「王」になる綾人だけは里久に優しかったが、綾人が高校に行ってからは会うことも手紙さえも拒否されていた。それでも綾人だけを想い続ける里久は、ある日綾人が病気にかかり治療には自分が必要だと知らされ、綾人の元へ急ぐ。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>愛の裁きを受けろ！</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22095 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/裁き-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の裁きを受けろ！</h4>
<p>カイコガを起源とする蜂須賀郁は、父に連れられて参加した七雲家の社交パーティーで、ブラジリアンホワイトニータランチュラを起源とする七雲陶也に偶然助けられ、「生きるのに飽きた」という彼に一目惚れします。友人の紹介で、期間限定の恋人になれた二人でしたが…。</p>
<p>BL小説には珍しく、本作は攻めの陶也視点です。序盤だけ受けの郁視点なんですが、そこでの郁のモノローグが自分はかなり印象的でした。</p>
<blockquote><p><strong>（郁は知っている。）本当はどんなにたくさんのものに恵まれていても、それは幸せのようなものでしかなくて、本当の幸せはもっとべつのところにあるということを。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>父の望むように生きてあげたいという情と、傷つくことへの恐怖が、郁を不自由にしている。けれど積み上げられた幸福のまがい物に、本当は、倦んでいるのだ。</strong></p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>郁は父の愛玩動物のようになっている自分を「幸福の紛いものに囲まれている」と自嘲しており、「本当の幸せ」を得たいと焦がれています。</strong></span><br />
郁は年相応に自立した生活を送りたい、それで自分が傷ついても構わないと考えていますが、郁の父は郁を愛するがゆえに、彼を傷つけないように、守ろうと必死なんですよね。その父の愛は「幸福の紛いもの」だと断言する郁の冷静な視点に衝撃を受けました。<br />
誰だってなるべく傷つきたくないものだろうし、強い誰かに守ってもらえるなら幸せじゃないかと私は思っていたからです。なので、郁のお父さんの気持ちが痛いほど分かるんです。でも、郁にとってはそれは本当の幸せではないのだ…。<br />
とはいえ、たしかに何から何まで管理されて、用意された幸福を享受し続ける生活は辛いだろうとも想像できて。もし自分が郁の両親だったら、短命だと分かっている息子に対して、どうすれば悔いなく愛せるのか、守れるのか…郁の好きにさせたい気持ちと、守りたい気持ちの間で、苦しいです。</p>
<p>また、陶也は郁とお試しで交際するうちに、澄也を失ってから「半身を無くした」と思うほどに落ち込んでいましたが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>幸福の紛いものに囲まれる日々に倦んで、心に空いた穴を、郁を守り愛することで埋めたいと望んでいる自分に気づいていきます。</strong></span></p>
<p>そして、ロウクラスを侮蔑する郁の弟・篤郎を見ながら</p>
<blockquote><p><strong>篤郎は自分と似ているのかもしれない──階級意識と愛情乞食を一緒くたにして、自分の心を自分でがんじがらめにし、孤独にしているのに、それに気づいていない。</strong></p></blockquote>
<p>と評します。</p>
<p>最終的に陶也は郁から「篤郎への申し訳なさから、交際を続けるのは難しい」と別れを切り出されるのですが、</p>
<blockquote><p><strong>もしもいつかまた、郁と出会えたら。その時には、せめて今よりもいい自分になっていたい。郁との未来を、今度こそ思い描ける自分に変わっていようと陶也は決めた。</strong></p></blockquote>
<p>と、ロウクラス専門の弁護士になると誓います。</p>
<p>「愛の巣へ落ちろ！」での陶也の最低男っぷりを知っているからこそ、郁と出会ってからの陶也の豹変ぶりには驚かされます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>紛いものの幸福を眺めて万能感に浸って思考停止していたけれど、郁という自分とは対極にいる人間（体の弱さや寿命の短さという意味で）と存在と対峙したことで、それまで積み上げてきた彼なりの常識をすべてとっぱらわなくてはいけなくなり、そこで初めて自分が本当はどんな幸福を求めていたのかを再考できたのかも。</strong></span><br />
それにしても、「階級意識と愛情乞食を一緒くたにして、自分の心を自分でがんじがらめにし、孤独にしているのに、それに気づいていない」はあまりにも的確な表現すぎて…。<br />
最後に、陶也は郁との未来が描けなかったからという理由で別れを受け入れましたが、いつかそれは描けるようになるのかな。未来が描けるってどういうことなんだろう、愛してるだけじゃだめなのかな…と悩んでしまいました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>続・愛の裁きを受けろ！</h4>
<p>七雲陶也と別れて4年、蜂須賀郁は細々と筆耕の仕事をして一人暮らしをしていました。父に頼み込んで今の生活を手に入れたものの、周囲からの腫れ物に触るような扱いに傷つく日々。そんな中、郁は行方不明になっていた篤郎の居場所を突き止めて…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「30歳まで生きられたらいい方」と言われてきた郁は、今27歳。あと3年以内に自分は死ぬだろうから、自分が死んで空ける穴を小さくするために生きなければと、篤郎と家族の仲を取り持つために必死です。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>ただ、郁は、そうして生に執着がないふりをしながらも、本心では、自分が死んだ時、愛する人に「あの子を失うことをもう恐れなくてよくなった」とホッとされたくない、その人の自分への愛がほんの少しでも怯えに浸食されるのを見たくないという死への怯えとわがままから、誰をも愛さず、愛されないように努めていました。</strong></span></p>
<p>しかし、そんな郁と再会した<span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也は「自分が、死ぬときのために生きてるのか？」と郁に怒ります。</strong></span>そして、ようやく郁に再会した陶也はプロポーズするんです。<br />
その言葉が本当に本当に素敵で…作中で一番好きだし、めちゃ泣きました。「続・愛の裁きを受けろ！」は全ムシシリーズの中で最も愛の名言が多い作品だと思うのですが、その中でも陶也のプロポーズの言葉はぶっちぎりNo. 1です。</p>
<blockquote><p><strong>俺は、たぶん郁と出会うために生きてきたと思ってるよ。そしてお前は、俺と会うために生まれてきてくれたんだ。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>本当のことを言うと、俺は、生まれてからずっと孤独だったと思う。もっとも俺はお前に出会うまで、自分が孤独だなんて、知らなかった。四年間、お前に会えない間、俺はとても苦しかった。でもお前を愛していたから、一度も孤独にはならなかった。一度も。お前がもしいつか俺より先に死んでしまったら、俺は泣くだろう。思い出すたび、苦しいと思う。でも、きっともう二度と、孤独にはならない。</strong></p></blockquote>
<p>「生まれてからずっと孤独」だったのに、「お前を愛していたから、一度も孤独にはならなかった」し、郁を失ったとしても、郁との思い出があれば「二度と孤独にはならない」とはっきりと言い切る陶也。<br />
孤独というのは計り知れないほど深いものです。隙間があれば心に忍び込み、人を揺らがせます。なのに、陶也は郁と愛し合えた思い出さえあれば、もう二度と自分は孤独にならないと言います。それは、どれほど深く強い愛なのか…想像を遥かに超えています。言葉では言い表せないほど、陶也が郁を求め、郁以外では駄目なのだと強く願っていることが感じられますよね。</p>
<p>この陶也の愛の告白に、郁はいよいよ観念して<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛してしまったら仕方ない」</strong></span>（翼のアドバイスもあり&#x263a;&#xfe0f;&#x2665;&#xfe0f;）と腹を括ります。そして、</p>
<blockquote><p><strong>生まれて生きて、死んでいくことに、もしも意味があるとするのなら、それは愛すること、愛されることなのかもしれない。それなら郁は、残りの時間のすべてを、たとえ短くても陶也に愛されることに、陶也を愛することに使おうと決めた。</strong></p></blockquote>
<p>と、陶也を愛し、彼に愛されて生きていくことを決意するんです。</p>
<p>私は「愛の裁きを受けろ！」で、郁がなぜ陶也との別れを選んだのかがいまいち分かっていませんでした。だって、郁も陶也もお互いをはっきりと愛しているのに、どうして篤郎に気兼ねして別れなければならないの、恋愛は二人の問題でしょう、とモヤモヤしていたんです。<br />
でも、篤郎を引き合いに出したのは言葉のあやで、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本当は、郁は陶也が自分の死に怯えている姿を父と重ね合わせて苦しかったからだったのだ</strong></span>とやっと分かりました。それに、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也の方も、郁の父と同じように、郁の死後についてある意味で真剣に考えられていなかった、郁の死を看取る決意を本当にはできていなかったから、郁も陶也も「このままでは二人とも幸せな未来を掴めない」と思ったんですね。</strong></span></p>
<p>4年という長い歳月が、特に陶也をぐんと大人にしましたよね。陶也のひたむきな愛が郁に届いてよかったと、何度読んでも涙が溢れます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>Something good</h4>
<p>ロウクラス専門弁護士として、薄給ながら忙しい日々を送る陶也は、郁と出会えない日々の中でも彼を思い出しては、贈りたいものをぽつぽつと買い込んでいました。クリスマスが迫ったある日、子どもに「善いことをしたら、ちゃんとお返しがくるのよ」と言い聞かせる母親を見て、陶也は自分がする「善いこと」について考えます。</p>
<p>陶也って聖人みたいだと思うことがあります。それを印象付ける一番のエピソードがこのお話です。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也は郁と会えない間、ずっと「善いこと」をし続けます。その理由も、どんな善いことをしたかも、陶也は誰にも言いません。ただ、黙々と、善いことを重ね続けます。その理由が彼の独白で語られるのですが…。</strong></span></p>
<blockquote><p><strong>自分には、サンタクロースはいらない。贈り物はいらない。一生涯、なにもいらない。ただ郁に必要な幸福を、ありったけ、陶也の善いことの見返りを贈りたい。次に二人が出会えるとしたらそれは、陶也のためではない。郁のためだと、陶也は固く信じている。そして、それでいいのだ。ただこの世界のどこかで、郁が生きていてくれさえしたら……。</strong></p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也は、自分のかつての負債を引き受けてくれたように、自分が善いことをすることで郁にそのお返しが戻ってきたらいいと信じてる</strong></span>んですね。郁と再会してからも、陶也のその考え方は変わりません。</p>
<blockquote><p><strong>郁からはもう、一生分の贈り物をもらっている。郁がこうして陶也のそばにいてくれるだけで、陶也は、死ぬまで贈り物をされ続けるだろう。そのために陶也はただ、今日も明日も明後日も、善い人間であろうと思える。</strong></p></blockquote>
<p>澄也を失ってからまるで廃人のようになり、ロウクラスなんかと侮蔑し、紛いものの幸福の中でつまらなさそうに生きていた陶也が…今は郁の幸せのためにただひたすらに善いことをしようと努めている…。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>陶也の郁への愛の純粋さ、ひたむきさ。それはもはや神に遣える敬虔な信徒のよう</strong></span>で、その真っ直ぐな美しさに私は涙を堪えきれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の裁きを受けろ！」は、2016年11月18日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>興津和幸さん×斉藤壮馬さんという、どこか儚く色っぽいお声のお二人の共演です&#x2665;&#xfe0f;</p>
<p>ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」の詳しいネタバレは、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/goods/let-love-judge-you-review" title="ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」のあらすじ・感想・レビュー｜生まれて生きることに何の意味がある？" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/愛の裁き.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」のあらすじ・感想・レビュー｜生まれて生きることに何の意味がある？</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">ドラマCD「愛の裁きを受けろ！」は、樋口美沙緒先生原作の人気BL小説シリーズ「ムシシリーズ」の第3巻を音声化した作品です。ムシシリーズの中でも特に「泣ける」「感動した」と、強く心動かされた人の多い作品で有名ですね。以下、登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.08.07</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の裁きを受けろ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
タランチュラ出身でハイクラス取屈指の名家に生まれた七雲陶也は、空虚な毎日を送っている大学生。退屈を紛らわすためのクラブ通いにもうんざりしていたある日、陶也はロウクラス種の郁と出会う。カイコガという起源種のせいで口が聞けず体も弱い郁は、陶也のことを好きなのだという。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>愛の罠にはまれ！</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22098 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/罠.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/罠.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/罠-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/罠-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/罠-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/罠-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<p>15歳でドラッグにハマり24歳で薬物嗜癖の更正施設に入るまで廃人同然の生活を送っていた蜂須賀篤郎は、「かわいそうな子」を愛して楽しむ、元同級生で政治家秘書の兜甲作に「付き合おう」と口説かれます。しかし、30歳になれば許嫁と結婚するから期限付きの恋愛だとも言われ、篤郎は「愛はそんなものじゃない」と反発します。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の裁きを受けろ！」の受け・蜂須賀郁の弟である篤郎が本作の主人公です。ハイクラスの友人たちに郁を薬漬けにさせた上、レイプさせた篤郎でしたが、本作では薬への依存生活からすっかり抜け出し、郁への罪悪感を抱きながら希死念慮と戦う日々を送っています。</strong></span></p>
<p>篤郎といえば、兜の「期限付きの恋愛」の提案に対して怒りを露わにするシーンが思い出深いです。</p>
<blockquote><p><strong>お前は誰かに、愛されたいと思って、でも愛されなくて泣いたこと、あるか？愛されてなかったらと思うと怖くて、たった一言が言えない苦しみを、味わったことは？　愛したことで、相手を傷つけて……もう二度と、取り返しがつかない。そんな痛みを、経験したこと、あるか？そんなふうに冷静に……相手が望んだから離れられるようなら……それは愛じゃない。愛じゃないんだよ。それはただの親切で……愛とは、言わない──。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>お前はそれなりの愛しか、一生知らない。一生、それなりにしか、人を愛さない。</strong></p></blockquote>
<p>兜の言う愛は、本当に愛なのだろうか？と思いながら読んでいただけに、「それなりの愛」「親切」という篤郎の言葉はこれ以上なくしっくりくるものでした。</p>
<p>また、篤郎は兜への愛を自覚した後に</p>
<blockquote><p><strong>愛は痛みと苦しみの裏腹にあるもの。けれど愛していれば、きっと愛していれば、その愛がまたいつか、喜びを、生きていく力をくれる。だから人は愛することを、やめられないのではないだろうか？その愛がいつか痛みに変わっても、もっと同じくらいの強さで、愛は、生きる力をくれることを、心のどこかで誰もが知っている……。</strong></p></blockquote>
<p>と独白しています。郁を、兜を、痛い苦しいと思いながらも愛さずにはいられなかったのは、その愛が篤郎を生かしていたから。<br />
郁のためにと行動すれば父から怒られる、兜を愛しても酷い言葉しか返ってこない、それでも、郁の嬉しそうな顔や、兜の不器用な愛を感じていたから、それに篤郎は生きる喜びを見出していたから、愛さずにはいられなかったんですね。「愛が生きる力をくれる」から、「人は愛するのをやめられない」というのは、私の心にとても深く響きました。</p>
<p>また、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作で大活躍するのが、澄也や兜の幼馴染である雀真耶こと、真耶様！</strong></span><br />
真耶は兜の篤郎レイプ・妊娠事件にいたく憤慨し、篤郎を守り育てます。その中で、二つの重要な言葉を残しています。</p>
<blockquote><p><strong>きみの罪と、兜のしたことは、まったく別の問題だよ。裁きを下すのは人間じゃない。法や世界の理、それから自分自身だ。高潔に生きるために必要なのは、感情じゃない。意志だ。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>償いたいなら、きみは辛くても、幸せになる努力をしなければ。……幸福になるためには、それなりに苦しむことも、必要なんだよ。運じゃなく、意志の力で、なるものだからね。</strong></p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>郁への罪の意識で苦しむ篤郎に、「償いたいなら幸せになる努力をしろ」と喝を入れるのです。悪いことをした人は、一生懺悔し続け、日陰を歩く生活を続けなければならない…のではなく、真耶様は「幸せになるために苦しむことが償い」なのだと言うんですね。</strong><strong>幸せになるには意志が必要だからと。これは目から鱗でした。</strong></span><br />
過ちを犯した人はどう生きるべきなのか、一生幸せになってはいけないのか…犯罪事件を見聞きするたびに感じていたモヤモヤとした疑問が晴れていくようでした。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作はムシシリーズの中でもかなり特殊な作品だと思います。受けが前科者というかなりヘビーな設定なので、更生をどう描くかというところが焦点になっていました。</strong></span>特に、篤郎が事件を起こした理由が、「郁を愛するがゆえに、失うことが怖くて自分から郁を壊そうとした」というものだったので、愛と罪について深く考えさせられる一冊になっていると思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の罠にはまれ！」は、2016年12月26日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>平川大輔さん×松岡禎丞さんという、力強くも繊細な演技が光るお二人です&#x1f4aa;</p>
<p>ドラマCD「愛の罠にはまれ！」の詳しいネタバレは、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/goods/fall-into-a-live-trap-review" title="ドラマCD 樋口美沙緒「愛の罠にはまれ！」のネタバレ感想｜愛することを自分に禁じた男と本物の愛に飢えた男の、すれ違い愛" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC-160x90.jpg 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC-768x432.jpg 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC-120x68.jpg 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC-320x180.jpg 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/088B8A88-EEF1-4ACB-A3A0-4ADED304BEAC.jpg 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">ドラマCD 樋口美沙緒「愛の罠にはまれ！」のネタバレ感想｜愛することを自分に禁じた男と本物の愛に飢えた男の、すれ違い愛</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">ドラマCD版 樋口美沙緒先生「愛の罠にはまれ！」を聴きました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2021.05.30</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_26835880.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_09%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/26835880_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の罠にはまれ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
ハイクラス種オオスズメバチ出身の篤郎は、過去に深く傷つけた義理の兄・郁への罪悪感から立ち直れず、幸せになってはいけないと自分を責め続けて生きていた。そんなある日、以前の篤郎を知り尽くしたヘラクレスオオカブト出身の兜と再会する。今は有名政治家の秘書をしているという博愛主義の兜。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>愛の本能に従え！</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22097 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/本能.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/本能.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/本能-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/本能-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/本能-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/本能-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の本能に従え！</h4>
<p>アニソモルファとヤスマツトビナナフシのハーフである七安歩は、異形再生治療（体を女性化すること）に失敗した星北学園高校一年生。そのために実の親に捨てられ、誰にも愛されない苦しみを抱えながら、気配を殺して生きる歩でしたが、オオムラサキの特性ゆえに「寝取り寝取られ」性癖のある同級生・村崎大和に強姦されて…。</p>
<p>ヤスマツトビナナフシの特性ゆえに存在感のない歩ですが、「誰からも愛されない自分を変えたい」と思っているところから物語は始まります。歩をイメチェンさせようと頑張る後家スオウとチグサの双子コンビの奮闘も微笑ましいのですが、どんなに頑張っても自分の存在に気づいてもらえない歩の不憫さがかわいそうであり愛おしくもあり…。</p>
<p>そして、歩はどこででも脇役な自分とは違い、どこででも主役な大和への強烈な憧れと淡い恋慕をひっそりと抱いています…が、オオムラサキの特性である「同じ種の恋人を寝取ったり寝取られたりする」という複数プレイに巻き込まれてしまい、大和に強姦されてしまいます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本作のテーマは「本能（性欲）は愛か？」</strong></span>なのですが、まさに大和の歩への愛し方がこの問題そのものなんですね。<br />
大和は自分の「寝取り寝取られ」の本能を抑えたいと長年願い続けてきたんですが、実は歩はアニソモルファの血のせいでかなり精豪気味。なので、歩とセックスすると精を搾り尽くされるということもあり（一番は、好きな人とセックスすることで心が満たされるからだと思うのですが）、歩への気持ちはどうなのか考える以前に、「歩と寝れば、寝取り寝取られ本能に乗っ取られずに済む」と大喜びします。<br />
セフレかつ幼馴染の黄辺から、「歩くんのこと好きなの？」と恋しているのかと問われても、「恋はよく分からないけど、本能を抑えるのに都合のいい相手だから」と悪気なく言ってしまう、デリカシーのない大和&#x1f602;</p>
<p>とはいえ、歩の方も、アニソモルファの血が暴走するとフェロモンを撒き散らして誰彼かまわずセックスしたくなるので、それを抑えるために3日に一度はセックスをする必要があり、その意味で、歩にとっても大和は「本能に都合のいい相手」です。<br />
しかし、歩は大和のことをもともと好きでしたし、抱かれるほど心が彼に傾くんですね。でも、大和は歩といきなり体の関係から始まったので、恋とか好きとかはよく分からない状態。それ以前に、寝取り寝取られ本能をとにかく抑えたい。彼の望みはそれだけ。<br />
そういうわけで、大和と歩はすれ違ってしまいます&#x1f622;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>歩ははじめ、「本能（性欲）ではなく、愛されたい」と主張します。</strong></span>けれど、徐々に</p>
<blockquote><p><strong>誰かと抱き合って幸せになりたいっていう欲なら……それは愛に近い気もする。</strong></p></blockquote>
<p>と考えるようになっていきます。</p>
<p>一方の大和も、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>はじめは歩を寝取り寝取られ癖を抑えるための性具のような感覚で見ていた（かもしれない）のですが、どんどん歩と抱き合うこと自体に幸せを感じ始め</strong></span></p>
<blockquote><p><strong>心と本能って、分けられないんだ。どっちの俺も、お前がほしいと思ってる。</strong></p></blockquote>
<p>と打ち明けるようになります。</p>
<p>本能（性欲）が先か、心（愛）が先か。もしくは、心（愛）の方が、本能（性欲）よりも大切なのか。<br />
一見、心（愛）こそが全てと思われがちですが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>本能（性欲）の根源も結局は心（愛）だから、二つは私という車を動かす両輪のようなものなんですよね。二つの概念は対立するものではない、と分かったのは、個人的に目からウロコでした。</strong></span></p>
<p>本能（性欲）と心（愛）の関係は複雑に感じられますが、歩と大和が高校一年生なりに、いや、だからこそ？、真っ直ぐにこの問題に体当たりでぶつかっているので、とても歯切れ良く心地よく考えることができました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>青春のまばゆさと、痛みと切なさに溢れた、ムシシリーズ一清々しくてキュートな二人のラブストーリーです。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>本能は恐ろしい</h4>
<p>寝取り寝取られ癖のせいで離婚済みの二人の兄から「浮気されないように気をつけろ」と注意される大和。歩に限ってそんなことはあり得ないと思いつつも、心配になってしまい…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本編は歩視点でしたが、こちらは大和視点。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>大和がどれほど歩を可愛いと思っているかが赤裸々に語られ、読んでいる読者が赤面してしまうほど&#x1f602; ラブダダ漏れで大和も可愛すぎる！</strong></span><br />
幼い頃からハイクラスに囲まれて育ってきた大和は、ハイクラスならではの「デカい」「強い」「声が大きい」人間たちは見慣れていても、ハイクラスとはいえあまり目立たない起源種を持つ歩のようなそっとしたか弱い存在はほとんど出会ったことがないからか、特別庇護欲をそそられるようです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>大和は「この可愛い歩を自分に引き留めるためにどうすればいいか、考えなければ」と真剣に頭を悩ませていましたが、大和のそのストレートな愛情こそが歩を引き留める鍵だよ〜とニヨニヨしてしまいました&#x1f606;&#x1f495;</strong></span><br />
まったく素直なラブラブカップルめ！最高です&#x1f44d;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の本能に従え！」は、2020年11月18日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>内田雄馬さん×天﨑滉平さんという、フレッシュな魅力あふれるお声のお二人です&#x1f3be;</p>
<p>ドラマCD「愛の本能に従え！」の詳しいネタバレは、こちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/goods/act-on-your-love-instinct-review" title="樋口美沙緒「愛の本能に従え！」ドラマCDのネタバレ感想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C-240x135.png 240w, https://blmania.net/wp-content/uploads/6C738AB6-F9E3-4766-B303-707737D3783C.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">樋口美沙緒「愛の本能に従え！」ドラマCDのネタバレ感想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">樋口美沙緒「愛の本能に従え！」ドラマCDを聴きました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2021.01.01</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_27654076.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_08%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/27654076_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の本能に従え！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
女であることが至上の一族に生まれ、最後の砦だった性の異形再生にも失敗したハイクラス種ナナフシ出身の歩は、卒業まで性交渉しないと約束させられ、一族を追われる形で星北学園に入学した。目立たないことが取り柄の自分は、誰にも必要とされないと途方に暮れていたそんなある日、ハイクラス種オオムラサキ出身の大和と寮で同室になることに。野性的な大和に憧れていた歩は胸を高鳴らせるが、大和とその従兄弟の寝取りゲームにまきこまれ、強引に体を開かれてしまう。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>愛の在り処をさがせ！</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22096 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/在り処-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<p>性モザイクの男子高校生・並木葵は、同じ性モザイクの尊敬する七雲翼が一人息子を幸せそうに育てているのを見て、「自分も子供を産めば幸せになれるはず」と思うようになります。虚弱で短命な性モザイクと結婚したいという男性はなかなか見つかりませんでしたが、ケルドアという小国の太公が性モザイクを結婚相手に探していると聞き、前のめりに応募することに。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズの中で、唯一2巻にわたって恋物語が綴られたカップルがこの「シモン×葵」です。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>二人の愛の物語はスケールもひときわ大きければ、愛の問答も深く、かなり読み応えのあるものになっています。</strong></span></p>
<p>これまでは日本の中での話に限られていましたが、攻めのシモンはケルドアという国の太公（皇族のようなイメージ）様！日本のいち男子高校生が、卒業後にケルドア国の太公家に輿入れという、なんとも夢のある序章になっています。</p>
<p>さらに、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>葵は15人もの優秀な兄と姉がおり、虚弱で短命な葵は忙しい母親から「ハズレ」のような扱いをされてきたという過去を持っています。それゆえに、愛したい・愛されたい・淋しくなくなりたいという気持ちが人一倍強く、同じ性モザイクの翼が楽しそうに子育てしているのを見て「子供ができれば幸せになれる」と盲信している節があります。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>対して、シモンは母から異常な執着を向けられ、「グーティ・サファイア・オーナメンタル」という種としてしか愛されなかった（個人として誰からも愛されなかった）という過去を持っています。それゆえに、シモンは母の言う愛がいわゆる愛ならば、それはエゴだと思い続けてきました。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛を理解できないシモンと、愛し愛されたい葵。この物語では、愛とは何なのか、愛されない淋しさはどうすればなくなるのかを考えていきます。</strong></span></p>
<p>はじめは、葵は「愛されれば淋しさはなくなるはず」だと信じてケルドアに飛びますが、迎え入れてくれたシモンは愛を知らず、むしろ愛という名の元に押しつけられるエゴを憎んでいました。<br />
シモンを愛したい、愛されたいと願う中で、葵は一つの答えに辿り着きます。</p>
<blockquote><p><strong>たとえ一生、愛しているとは言われなくても。たとえ一生、淋しさはなくならなくても。愛されたいから愛するのではなく、愛したいから愛して。淋しくなくなるために愛するのではなく、淋しいから愛するのだと思えば、一緒にいることはきっと難しくない。</strong></p></blockquote>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>シモンは個人として誰かに愛された経験がありません。それゆえに、大切な人をどう扱ったら良いのかが分からず、実の弟テオや葵が、母や側近、メイドたちに傷つけられそうになった時に、自分から遠ざけて見守るということしかできませんでした。それが彼なりの愛の表現だったのです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>シモンからどんなに遠ざけられようと、葵は彼に愛を伝えるために、彼を愛で支えるために、そばにいようと決意するのです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛されたいから、淋しくなりたくないからではなく、ただ、愛したいから、愛する人のそばにいる。その行動こそが愛なのだと葵は考えるのです。</strong></span></p>
<p>愛されなかったという過去は、とても辛いものです。特に家族という近しい存在から愛されなかった経験は、私たちの心を一際傷つけます。<br />
葵は、自分を愛さなかった、傷つけた、母を許そうとしたと独白しています。ただ、子供を愛せない親よりも、愛されない子供の方がずっと深く傷ついているのだとも言っています。<br />
親が子供を愛さなかったことは親自身にどれほどの傷を心に残すのか分かりませんが、少なくとも親から愛されなかったという経験は、子供が成長してからも、何度もフラッシュバックしては、その子の自信や尊厳を根こそぎ奪っていきます。葵が「親に愛されなかったことは子供にとって一生の傷になる」という意味は、とてもよく分かります。<br />
でも、起こってしまった過去（愛されなかったという事実）は変えられません。そして、自分を愛さなかった人を変える（自分を愛してくれるようになる、自分を傷つけた過去を謝ってくれるなど）ことも難しいことでしょう。では、どうしたらいいのか。<br />
愛されること、淋しさを消してくれることを他人にまず求めるのではなく、自分が愛したいから他人を愛するのだと、淋しいから一緒にいればいいのだと、葵は教えてくれました。</p>
<p>人はひとりで生きていきたくても、なかなかそうできないものです。淋しさを感じたり、愛したい・愛されたいと思ったり、悩みまどう人は多いと思います。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>葵の言う「許し」や「淋しさ」「愛」に対する一つの答えは、自分を含めて、似た傷を持つ人々の希望や生きる指針になると感じました。</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の在り処をさがせ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
ハイクラスの身ながら短命な性モザイクで生まれたナミアゲハ出身の葵は、十八年間空気のように扱われて生きてきた。生きている間に、せめて誰かに必要とされたいと、性モザイクを探していたケルドア公国の大公との縁談を受けることにした葵だったが、葵の役割は、絶滅危機にあるグーティ・サファイア・オーナメンタル・タランチュラの最後の一人、美しくも冷徹な大公シモンと月に七日交わり、跡継ぎをつくることだった。できなければ離縁されると知り、その過酷な条件に心を痛める葵だったが──。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>愛の在り処に誓え！</h3>
<h4>愛の在り処に誓え！</h4>
<p>葵を、空を、テオを、愛するがゆえに一人ぼっちになろうと決意したシモンに、愛ゆえに「誰からも愛されなくてもシモンを一人にしない」と覚悟してテオドア公国へ向かった葵と空。空は国民悲願のグーティということで熱狂とともに受け入れられたが、葵はタランチュラではないというだけで侮蔑どころか殺意を向けられ…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛や情に関する情緒が7歳（母のアリエナに死んだ兄たちと自分を混同された）時点で止まっているシモンですが、葵が命の危機に晒されたことで、否が応でも、自分の葵に対する感情・愛と情について深く考えさせられることになる…というのが、この巻のメイントピックです。</strong></span><br />
前作は全編葵視点ですが、本作はシモン視点も多めなので、鉄面皮の下でシモンが何を考えているのかが分かって面白いです。</p>
<p>シモンは葵を愛するがゆえに、葵を傷つける全てのものを許さず、それらを葵から遠ざけようとします。葵を傷つける国民がいれば感情のままに激怒し、左遷させることを徹底していました。しかし、自分たちに仕える全ての人間が信用できなくなった時、シモンは「葵を閉じ込めるしかない」と思い詰めます。<br />
けれど、シモンはそれを実行しようと思いながらも、同時に「こんな激情はまるで母のようだ」と恐れ慄いてもいました。そばにいたいと懇願してくる葵を跳ね除けて、葵を守るという理由で彼を監禁しようとする<span style="background-color: #ffff99;"><strong>自分の愛は恐ろしい、醜い…</strong></span>と。<br />
自分自身の愛に怯えるシモンに、葵は言うんです。</p>
<blockquote><p><strong>アリエナ様は、いつだって自分のために苦しんでた。でも……お前は違う。……お前は俺が傷つくことに、苦しんでる。国民を愛せなくなることに、苦しんでる。お前はいつも、誰かのために苦しんでる。</strong></p></blockquote>
<p>そして、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「お前はいい子だよ」とシモンを抱きしめるんです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>葵に自分のありのままの愛のあり方を許されたことで、シモンは己の弱さを再確認し、その上で葵の愛を信じて、彼に寄り添ってもらいながら生きていこうと決めるのです。</strong></span></p>
<blockquote><p><strong>相手の強さを信じるには、愛がいる。できることはなんでもしようと、常に手を差し伸べるには、情が必要だった。</strong></p></blockquote>
<p>というシモンの独白は深く、長い間、愛など単なるエゴだと切り捨てて生きてきたシモンがこんなにも変わるなんてと涙が溢れました&#x1f62d;<br />
例えば母が子を育てるように、何かをしてあげること、与えることももちろん愛ではありますが、シモンと葵のように、嬉しい時も辛い時も、ただそばに寄り添って、愛する人の努力を陰ながら支えてあげること。それもまた立派な愛（逆に言えば、愛する人が傷つけられるのが辛いからと、自分から遠ざけたり監禁したりすることは、一時的な解決にはなっても、長い目で見ればそれは愛ではないのかもしれない）なのだとしみじみと感じました。</p>
<p>歪んだ親子愛から始まった、シモンと葵の凸凹な恋の物語。二人が空という子を持つことで、親としてと恋人としての二つの種類の愛について考えさせられました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>愛の在り処は今もまだ</h4>
<p>5人ものグーティの親となった、シモンと葵。毎夏恒例、海沿いの別荘地へ家族で遊びに行き、シモンは幼い頃のことを思い出します。</p>
<p>短命な性モザイクの葵は、もうそろそろ30歳。澄也の研究のおかげで性モザイクの寿命は飛躍的に延びたものの、いつまで生きられるから未知数です。いつ死んでもいいというように精一杯生きている葵に、胸が苦しくなります。</p>
<p>本編ではずっと「セックス＝子作りの義務作業」と苦痛を感じていたシモンですが、葵に自分の愛をありのまま受け入れられてからというもの、葵とのセックスに幸福感を抱くようになります。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>閨の中でだけ、「私のアオイ」と囁くなんてずるすぎる！！</strong></span>そんなの骨抜きになっちゃうよ〜とドキドキしちゃいました。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>もし自分が沖まで泳いだら自分を見ていてくれるかと問うシモンには泣いてしまいました。</strong></span>シモンの父も母も、グーティという種だけが大切で、シモンを一人の子どもとしては愛してくれなかったということがひしひしと感じられるエピソードですよね。葵が当然だというように笑うのが愛おしくて、それにも胸が熱くなりました。葵にとっては、大切な人を慈しむことは当然で、笑ってしまうくらい当たり前のことなんですよね。</p>
<p>二人と子供達が飽きるほど、シモンと葵がこの海岸に何度でも来られますようにと祈らずにはいられないお話でした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>悩める太公シモン・ケルドア（電子限定書き下ろしSS）</h4>
<p>懐妊中の葵に何かしてあげたいシモン。しかし、駆けつけてくれた翼は葵になんでもしてくれ、シモンは途方に暮れてしまいます。しかしそんな中、空もシモンと同じように寂しさを抱えていて…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「赤ちゃんのために頑張ってる葵を助けたい」と思いながらも、赤ちゃんに葵を取られたようで寂しい空。そして、同じく葵のために何かしたいと思うのに、翼に全ての役割を取られたように思って寂しいシモン。</strong></span></p>
<p>幼稚園から帰ったらパパと遊ぼう、そのあとはママとおやつを食べよう、と提案してくれるシモン…パパとして理想的すぎる！と咽び泣いてしまいそうになりました&#x1f62d;<br />
自分は父から愛を受けたことがないのに、こんなにも子供の心に寄り添って優しく子育てができるなんて…シモンの努力に感動します。素直にシモンの提案に乗ってくれる空もいい子すぎる。</p>
<p>最後に、翼と張り合わなくていいのだと分かるのもいいですよね。たしかに、シモンと翼では全然立場が違うのだから、張り合う必要なんてないんだった、とハッとさせられました。シモンは、本人は意図してなくても、ちゃんと葵が求めてるものを汲んであげられてる良いパパだよと抱きしめたくなりました。</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_28811984.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_06%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/28811984_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の在り処に誓え！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
たった一人で国と共に滅ぶ道を選んだ大公・シモン。 葵にも息子の空にも国や種を背負う苦しみを味わわせたくないがゆえのその選択が、シモンなりの愛だと知った葵は、彼を一人にしないために空と一緒にケルドア公国へ向かった。ところが、シモンの種を受け継いだ空は祝福されるも、ナミアゲハの葵は冷遇され、城の使用人から粗雑に扱われてしまう。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>愛の星をつかめ！</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22101 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/星.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/星.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/星-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/星-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/星-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/星-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の星をつかめ！</h4>
<p>ハイクラスの子息が通う星北学園の副理事長 兼 ヒメスズメバチの名門である雀一族の当主代理である雀真耶は、誰にでも平等に接する清く正しい麗人です。しかし、近々姉が当主になるため、真耶はお役御免に。「代理」ばかりの人生だと嘆息する真耶の前に現れたのは、長年かわいがっている弟分の白木央太で…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズを愛する全ての読者が大好きであろうキャラといえば、そう。雀真耶様です。</strong></span></p>
<p>どうしても「様」をつけたくなってしまうのは、それほどまでに真耶様が多くのムシシリーズキャラに対して、時に厳格な父のように鞭を振るって進むべき先を示し、時に母のように溢れる慈愛で傷ついた心を包んできてくれたからです。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>これまでのほとんどの巻で、攻めの勘違いや暴走によって傷つけられた受けたちを、真耶様がどれほど救ってきたか…。真耶様の活躍なくしてムシシリーズは語れないと言い切れるほどです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>誰もが「高潔」「清い」「正しい」と口を揃えて崇め奉る真耶様ですが、本作ではそんな彼の意外な内面と事実が明らかになります。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>それは、真耶様は確かにほんの少しの正義感と信念を遵守して生きているけれど、彼にはそれ「だけ」しかないということ。そして、女性優位のヒメスズメバチを起源とする雀家において、男性である真耶様は「望まれずに生まれてきた子」であり、「要らない子」であると生まれてこの方ずっと家族から突きつけられ続けてきたということです。</strong></span></p>
<p>ポラリスのように輝く母を筆頭に、真耶様の周りの人々は誰しもが愛し愛され、懸命に命を燃やし、星のように光っています。けれど、真耶様は人々の羨望などの幻を通してしか光ることができない透明な星だと自覚して生きてきました。そしてそんな真耶様の苦悩を、同じく望まれないスジボソヤマキチョウを起源として生まれてきてしまった白木央太だけが知っていました。</p>
<p>自分の本質について、真耶様はこう語っています。</p>
<blockquote><p><strong>清く正しく、高潔に。そう生きようとする自分を支えていたのは、強さではない。期待しないこと、諦めることでなんとか保った、弱い自我だ。どう生きても、母の望んだ自分にはなれないと知りながら──それでもせめて表面だけは、清く正しくあろうとしてきた。本当は透明でも、誰かの視線を浴びたときだけは、それなりに輝いて見えるように。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>ちっぽけなプライドで覆った、大きな虚ろ。それが雀真耶の本質だった。こんなみじめな自分を、知りたくなかった。けれどもう隠すこともできない。すべて吐き出して、真耶はひたすらに苦しかった。悲しかった。自分が情けなくて、虚しく、みっともなかった。「傷つきたくないから、僕は、誰も、愛せない……」</strong></p></blockquote>
<p>そして、央太については、こう語っています。</p>
<blockquote><p><strong>空っぽの心の中に、もし央太が入ってきたら。真耶は自分が、心のどこかで、そう考えたのだと思う。いつか母にそうしてきたように、央太を自分の星にしてしまう。きっと真耶は央太の星を拠り所にし、生きるよすがにし、道しるべにしてしまう。生きる意味にしてしまう。その気持ちは重たすぎて、もはや愛と呼べるかさえ分からない。そして再びその星を失ってしまったら、今度はどうやって生きていけばいいか分からない──。</strong></p></blockquote>
<p>だから、いつも正しいことしかしない真耶様だけれど、央太を愛するのが怖くて逃げ続けた…ということでした。</p>
<p>正直に言って、真耶様が自分のことを透明な星だと考えていたなんて、思いもしませんでした。いつだって、強くて、美しくて、優しい真耶様。常に正しく、非の打ち所がない真耶様。これまでのムシシリーズを読んできて私はそう感じていたからこそ、余計に真耶様の自己評価の低さと深い孤独に衝撃を受け、真耶様がどんなに自分では「見せかけだけ」だと感じていたとしても、その正しさや高潔な生き方は、ほとんどの人はしたくてもできないし、その頑固で一途な馬鹿正直さと真面目さに多くの人が救われているのだと、彼を抱きしめたくなりました。</p>
<p>それに、意外といえば央太もでした。<br />
央太が真耶様を先輩として好きなのは1巻の「愛の巣へ落ちろ！」で感じていましたが、よもや性欲を伴った好意だったとは。それに、これまでのムシシリーズのどのカップルよりも狂気を感じる執着攻め（しかもセックスも抜群に上手い）で、高校時代はあんなに天使みたいに可愛かった央太がこんなに変わるなんて…と衝撃でした。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>真耶様ほど自分に興味がない人、そして万人に対して平等に優しい人から愛し愛されるには、央太くらいの激しい執着心と真耶様の孤独への深い理解が必要だな…と感じさせられました。真耶様はこれから央太のために生きていくのだなと思うと、真耶様の相変わらずな真っ直ぐさになんだか涙が出てきます。ピュアで、こうと決めた生き方しかできない真耶様の不器用さが本当に愛おしいです。</strong></span>央太、死ぬまで真耶様を大事にしてね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>愛の星は甘すぎる</h4>
<p>付き合って2週間、央太に食事から洗濯まで家事の全てをこなされて困惑する真耶。恋人はギブアンドテイクの平等な立場であるべきと考え、央太を喜ばせようと手料理を作ってみようと思い立ちます。</p>
<p>真耶様の央太との付き合い方のスタンスは、結構独特です。</p>
<blockquote><p><strong>真耶は央太の愛を信じているけれど、一生続くとはあまり思っていない。もし続かなくてもべつに構わないと覚悟して、央太に自分の全部をあげている。</strong></p></blockquote>
<p>真耶様は央太に全てをあげるけれど、わざわざそれを口に出して言うつもりは全くないようです。自分の生活を央太のために変える覚悟はあるけれど、求められなければ現状維持。というのも、真耶様は恋人らしい生活というのがいまいち分からないからこうなるんですね。口に出して言わないのは、真耶様のプライドの高さゆえでしょうが、全てをあげたいと思っているのに求められなければ変えないのは、交際経験がないゆえの不器用さのように感じます。</p>
<p>結局、真耶様が央太に上手に手料理を作ってあげたことは喜ばれるんですが…央太は心の中で「早く僕なしじゃ、いられないようになってもらわないと」とぼやいています。</p>
<blockquote><p><strong>真耶を構成するものは、なるべく自分でありたいのだ。体に入る食べ物や飲み物も自分が選び、与えたい。爪の先から髪の毛、肌の皺の一本にいたるまで、央太がきれいにしてやりたい。甘ったるい言葉を浴びせ、週末には気持ちいいだけのセックスをして、仕事で疲れた心を癒し、いつでも甘えてもらえるようにしたい。甘いものしか、真耶に与えたくないし、それに毒されてくれないと困る。</strong></p></blockquote>
<p>とも独白していて、真耶様の生活に手も口も出すのは、どうやら世話焼きゆえではなく激しい独占欲ゆえのようです。<br />
央太は真耶様に自分のそういったやや狂人的にも感じられる執着心について罪悪感を抱いているようで、「僕の一生を捧げるから、それで許してね……」とも言っています。<br />
「愛の蜜に酔え！」では、綾人は里久を一生ガラスケースに入れて大事にしたいと思っていたのに、汚い大人たちに里久が傷つけられて打ちひしがれていましたよね。最後には、ケースの中には入れておけないけれど、里久はいつでも自分の腕の中に戻ってきてくれるから良いのだと納得していました。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>真耶様は自分一人で世間の汚さに立ち向かい、打ち倒せる強さを持っているけれど、一人でいる時の真耶様は生真面目すぎて脆い、純粋培養の繊細ないち青年です。そんな、真耶様の一番弱いところはほとんどの人が見ることはないでしょうが、央太はそこをガラスケースに入れて守り続ける役目を果たしたいと思っているのかな、と感じました。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>真耶と愉快な仲間たち？（電子限定書き下ろしSS）</h4>
<p>寧々の結婚式でパフォーマンスを依頼された央太。参列した真耶は、親友の澄也や兜に央太との関係を揶揄われます。央太はそんな真耶を微笑ましく見つめますが、そんな彼に殺気のこもった視線を送る女性たちが…。</p>
<p>央太と付き合って半年にもなるのに、誰にも交際の事実を打ち明けない真耶様…衝撃です。せめて澄也と兜カップルには報告しても良いのでは！？あんなに人気者なのに、誰も自分に興味がないと思い込みすぎだよ…！と、あまりの自己肯定感の低さに切なくなります。</p>
<p>このお話で意外だったのが、寧々の発言です。</p>
<blockquote><p><strong>べつにあたしは、あの子に恋人なんていなくてもいいって思ってるの。それがあの子を悲しませるような相手ならね。</strong></p></blockquote>
<p>あれだけ恋人を作れって真耶様にせっついて、挙げ句の果てには「欠陥人間」と侮蔑し続けていたのに！？と怒りを感じたのですが、どうやら寧々なりに真耶様を心配していた様子。</p>
<blockquote><p><strong>寧々の本音は、真耶を手放すことでも、自立させることでも、恋人を作らせることにもないのだ。央太が真耶を本当に悲しませたら、たぶんあっという間に真耶は雀家のかごの中に戻されるし、央太の体は切り刻まれてしまうだろう。雀真耶はヒメスズメバチの巣のなかの、大事な宝物だった。央太にとっても、真耶はしまいこんで汚したくない存在なのと同じように。</strong></p></blockquote>
<p>真耶様は一人で孤独を抱え込んでいたけれど、3人のお姉さんたちは彼女たちなりに真耶様を案じていたんですね。<br />
真耶様オタクとしては、「雀真耶はヒメスズメバチの巣のなかの、大事な宝物だった」はあまりにも感動的すぎて、涙が止まらなかったです。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>真耶様は自分を要らない子だと思って、一人で立てるように懸命に生きてきたけれど、もしかしたらお姉さんたちは弟にもっと頼って欲しいと思っているのかもしれませんね。</strong></span></p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の星をつかめ！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
ハイクラス種ヒメスズメバチの名門で、女王バチ本家の末弟として生まれた真耶は、幼いころから当主代理として家に尽くし、長じてからはハイクラスが集う名門校・星北学園の副理事として清く正しい人生を歩んできた。容姿も性格もすべてが完璧。周囲からは高嶺の花と尊ばれてきた真耶だったが、その実、恋愛にはまったく興味がなく、次期当主の姉には欠陥人間とまで言われる始末。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>もしも薔薇を手に入れたなら</h3>
<p>真耶と付き合い始めて半年になる央太ですが、付き合う前と後でほとんど変わらない真耶の様子に寂しさを感じていました。そんな中、兄弟子のジャン・ラエルが来日し、真耶にパリ時代の央太について赤裸々に話すという事件が勃発し…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>央太が真耶を愛する理由と、なぜ真耶から捨てられることを恐れているのかの理由が語られます。</strong></span><br />
真耶を愛する理由はなんとなく分かっているつもりでしたが、自分の想像とは少し違っていました。真耶を愛するのは、彼がいつも公正で愛に溢れた人だから…つまり、他の人が真耶を好きな理由と央太が真耶を好きな理由は同じだと思っていたんです。<br />
でも実際は、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>央太はいろんな時に「ないかもしれない」と不安になる善性そのものを真耶が体現しているから好きなのだ</strong></span>と書かれていました。<br />
また、真耶から捨てられることを央太が異常に恐れるのは、</p>
<blockquote><p><strong>真耶の心には隙があるが、弱いわけではない。真耶はいつでも一人で生きていけるし、そうなっても不幸にならない術を知っている。真耶は多くをほしがらない。手の中にあるもので生きていける人なのだ。そして彼を愛している人は、真耶自身が思っているよりもたくさんいるのだ──。（僕は真耶兄さまがいなきゃ駄目だけど、真耶兄さまは、僕がいなくても、大丈夫）</strong></p></blockquote>
<p>央太は真耶としか生きていけないけれど、真耶は央太でなくても良く、最悪一人でも生きていける強さがあるから…ということでした。そのため、央太は真耶に必要とされたくて、家事のすべてを担い、自分に依存するように仕向けているのでした。</p>
<p>央太は、星の王子さまの薔薇はまるで真耶のようだと言います。</p>
<blockquote><p><strong>（僕は尽くし疲れたりなんてしないな）むしろ怯えている。いつか美しい高嶺の花から、もうお世話はいらないよと言われてしまわないだろうかと。そうなってしまったら、自分は彼にとって、なんの魅力もなくなることを、央太はよく知っているから。</strong></p></blockquote>
<p>央太はツマベニチョウに突然変異してから、仕事も恋も何もかもが順調です。けれど、本当に愛しているのは、スジボソヤマキチョウの自分を叱ってくれた真耶なんですよね。だからなのか、央太は真耶に対してのスタンスがスジボソヤマキチョウの頃のままのように見えます。逆に言えば、真耶の前でだけはスジボソヤマキチョウの央太になれるということでもあるのかな。<br />
真耶にとって自分はお世話係でしかない…という引け目？は、央太があまりにも真耶を神格化しているから感じるのでしょうか。ただ、たしかに真耶の央太に対する淡白な態度は、彼に恋愛や性欲は必要なさそうだと感じさせはしますが…。<br />
読者が思っている以上に、真耶が人生をかけて央太のために生きようと思っている覚悟は、央太自身には伝わっていないのだな…と少し不安になってしまいました。</p>
<p>でも、最後に真耶から同棲を提案されていたから、央太の「真耶に尽くさなければいけない」「真耶は突然いなくなるかもしれない」という不安は少し解消されるかな？</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>央太は父の会社を継ぐかどうかの問題も抱えているし、真耶とも完全に両想いとは言えない（まだ、真耶のために尽くさなければ別れられると思っていそう）し、「愛の在り処」シリーズのように、もう一冊くらい単行本で二人の恋のその後についてしっかり読み込みたいです。</strong></span></p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">もしも薔薇を手に入れたなら</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
「お帰り真耶兄さま。お風呂にする？　ご飯にする？」星北学園の高嶺の花であり、長年の想い人でもあったヒメスズメバチの真耶とようやく結ばれた有名パティシエの央太は、尽くすのが仕事とばかりに朝な夕なと愛する真耶の世話を焼く毎日。けれど、念願の恋人の肩書きを与えられ、週末には体を重ねるようになっていても、央太の心は満たされず……。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>愛の夜明けを待て！</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22102 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/夜明け-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h4>愛の夜明けを待て！</h4>
<p>広告代理店に勤める黄辺高也は、高校時代に片想い相手の志波久史と従兄弟の村崎大和の間で行われる「寝取り寝取られゲーム」の性具代わりに使われてきた過去があります。爛れた学生時代を経て、黄辺は真面目に会社員生活を送っていましたが、ある日突然志波が「離婚したから家を追い出された。しばらく泊めて欲しい」と訪ねてきて…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ムシシリーズの中でも、異彩を放つ本作。理由は、いわゆる「いかにも両想い！ラブラブえっちでハピエン！」というラストではないからです。</strong></span></p>
<p>黄辺は長年志波に片想いしていましたが、志波は「世界にある愛の循環の中に自分はいない」「僕は愛せない人間だ（昔はそれで生きづらさを感じたけれど、今は何も感じない）」と返します。何かや誰かを愛することが好きな黄辺はショックを受けますが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>自分にとっての幸せは、志波を愛して生きることだから、ずっと志波を愛し続ける（志波が愛し返してくれるかは極論どうでもいいのだ）と、志波本人に宣言します。</strong></span></p>
<p>最終的に志波は、「綺麗なもの」の聖地巡礼を終えると、黄辺のもとに戻って来て、「ずっとここにいる」と言って黄辺を喜ばせます。<br />
明らかに両想いエンドではあるのですが、黄辺が志波に対してあまり愛され返されることを期待していない点は、他のムシシリーズ作品のカプと大きく違うところかなと思います。</p>
<blockquote><p><strong>どんなに世界から外れて見えても、愛の循環の中に久史もいるんだ。お前がどう感じてても、お前だってきっとどこかでそうと知らずに、ただ存在してるだけで、誰かに愛に似たものを与えてる。</strong></p></blockquote>
<p>黄辺は志波が「僕は人を愛せない」「親切は与えることができるけど」と言っていたことを思い出して、「存在しているだけで、愛に似たものを与えてるんだ」と話します。<br />
実際、黄辺は志波がそばにいてくれるだけで幸せなわけで、志波が特別、親切にしようとか愛そうとか努力しなくても、ただ生きているだけで「俺のそばにいて居心地が悪くないんだ」という安心と愛を与えてるんですよね。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛って特別な感情だとみんなが言うから、時に苦しくなるけれど、実際は愛ってそんなに大仰なものじゃないのかも、と、愛することに対して肩の力をもっと抜いていいのだとホッとしました。</strong></span></p>
<p>それに、志波が会社の資料に走り書いた</p>
<blockquote><p><strong>幸せとは、ありたい自分でいられること。</strong></p></blockquote>
<p>も大好きです。</p>
<p>ありたい自分でいられるなんて当然でしょ、と思われるかもしれないけれど、例えば、家族が精神や身体に疾患を患っていてヤングケアラーにならざるを得なかったとか、学校にいじめっ子がいて怯えながら過ごさなきゃいけないとか、生活のために仕事を嫌々やってるとか、振り返ってみると、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>日常の中で「ありたい自分」でいられる瞬間ってそんなに多くないんじゃないか？と思うんですよね。</strong></span>自分の生活に照らし合わせてみると、志波の言葉の重みが強く響きます。</p>
<p>ムシシリーズは愛や幸福について考えさせられるシリーズですが、黄辺や志波のそれらに対する考え方はとても卑近で分かりやすく、自分の生活に取り入れやすいなと感じました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>エピローグ</h4>
<p>志波と離別してから、黄辺は不幸せだと思いながら無味乾燥に生きるのをやめました。身近な人に親切にして、家庭菜園や猫を大切にして、週末には山登りをして…自分を、世界を愛する時間を大切にするようになったのです。</p>
<p>「綺麗なもの」の聖地巡礼をすると言ってふらりと会社を辞めてしまった志波。そんな志波を「ずっと愛し続ける。いつか戻って来て」と諦め半分に送り出した黄辺。</p>
<p>黄辺は志波が戻ってくることをどれくらい期待してるんだろう？志波は自分が愛の循環の中にいないと思っているし、黄辺に愛してると言われても困惑してるだけじゃないかな…黄辺のもとにはもう二度と戻らないんじゃないかな…と、黄辺の愛に満ちた淡々とした生活を読みながら不安な気持ちを抱いていました。期待すれば辛くなる、だから、黄辺には志波が帰ってくると期待してほしくないなと…。それこそ大和の言う通り、志波のことは忘れて、今の生活のままでいいじゃないかと…。</p>
<p>でも、志波は帰ってきた。それに、黄辺も、淡々とした一人の生活を楽しんでいるように見えて、本当はずっと志波を狂おしいほど求めていたのだと感じられて、胸が苦しくなりました。黄辺、心底志波のことを愛しているんだね…。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>志波はどんな気持ちで黄辺のもとに戻って来たのか、心のうちを教えて欲しいです。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>夜が明けてから</h4>
<p>2年ぶりに黄辺のもとへ戻ってきた志波は、古びた登山グッズや服を一切合切捨ててしまいます。戻って来たのは短期間だけですぐにどこかへ出発するのだろうと考えていた黄辺ですが、予想外にも志波は1週間、1ヶ月…と長く居座るようになり…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>一番衝撃だったのは、志波が週に3回も黄辺に甘々スローセックスを挑むようになったこと…！</strong></span><br />
大和に恋人ができてからは二人はほとんどセックスしていなかったようなので、志波はてっきりセックスが嫌いなのだと思っていました。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>志波は聖地巡礼の旅の間に何度も黄辺とセックスしたいと思ったと打ち明けていたけれど、旅の最中にセックスに対しての考え方が変わったのかな？</strong></span><br />
黄辺が志波を好きだから家賃を払う感覚でやってあげてるのかな…と最初は訝しんでいたのですが、そうではないのかも。志波に心境の変化の理由を聞きたいー！！</p>
<p>そしてトドメが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>志波の「ずっとここにいる」宣言。</strong></span>嬉しかったなあ。根無草みたいに、いつでも死へと飛んでいきそうな志波の、生きるための重しに黄辺はようやくなれたんだね…と思わず涙が溢れました。<br />
とはいえ、心変わりの激しい志波のことだから、「ずっと」がいつまでかは分からないけど…できるだけ長く、二人が二人なりに愛を感じ合いながら、幸せに暮らしていけたらいいなと願わずにはいられません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h5>ドラマCD</h5>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「愛の夜明けを待て！」は、2022年10月26日にドラマCDが発売されています！<br />
</strong></span>新垣樽助さん×土岐隼一さんという、アダルトで柔らかな美声を持つお二人です&#x2728;&#xfe0f;</p>
<p>詳しくは、<a rel="noopener" target="_blank" href="https://e-fifth.net/spsite/yoake/">こちら</a>をチェックしてみてくださいね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の夜明けを待て！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
ハイクラス種キベリタテハ出身の黄辺とオオムラサキ出身の志波は、幼少期から大学時代を共に過ごした幼馴染み。志波とは、思春期以降、セフレの関係だった黄辺だったが、志波の学生結婚を機に、二度と会わないと決め、想いを告げぬまま距離を置いた。いくら愛しても、志波には愛されないと知っていたからだ。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>愛の嘘を暴け！</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-22103 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘.png" alt="" width="1280" height="720" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘.png 1280w, https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/嘘-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<p>グーティサファイアオーナメンタルタランチュを神と崇めるケルドア公国太公家に次男として生まれた、レッドバードスパイダーのテオ。国中から「要らない子」とその存在を無視され続けたテオは、隣国ヴァイクに亡命し、愛される日々を送ります。しかし、傷ついたテオの心を癒すのは今も昔も幼馴染のフリッツだけで…。</p>
<p><strong><span style="font-size: 20px;">ムシシリーズイチ、穏やかで甘いお話でした。</span></strong></p>
<p>そもそもフリッツはテオを深く愛している（しかも性的対象としても意識している）というところからお話が始まるので、二人が乗り越えるべき壁はさほど高くないんですよね。<br />
とはいえ、お互いの幸せを願って身を引いてしまうタイプの二人なので、なかなか最後の一歩を踏み出せません。<br />
意外にもテオが強引に手綱を握ったことで両想いになって、ホッと一安心しました&#x263a;&#xfe0f;&#x1f495;</p>
<p>穏やかな恋物語なので、他のムシシリーズ作品ほど心抉られたセリフは多くないのですが…一番好きなのは、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>誰にも愛されないと苦しんでいた幼いテオにフリッツが「いつか世界中の人間が、お前を好きになる。俺の予言は当たるぞ。だからお前は、お前が好きなもののことだけ考えていればいい」と諭すシーン。</strong></span>なんて幸福な呪いの言葉だろうと思ったし、こんなふうに人を（相手がどんなに幼くても真剣に向き合って真摯な言葉をかけてくれる、）励ませるフリッツの愛情深さに胸が締め付けられました。</p>
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<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33621204.html%3Fcid%3Dip_ebpd_srslineup_01%26partnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33621204_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">愛の嘘を暴け！</span></strong><br />
作者：樋口美沙緒<br />
幼少期に母国ケルドアの事情で亡命同然に隣国ヴァイクへと追われたロウクラスのテオは、自分は周りから見ると「かわいそうな子」で「誰からも必要とされていない存在」だと自覚して生きてきた。わがままも言わず、真面目に堅実に。そんなテオを「世界一美しい」と讃え、実の弟のようにやさしく包んでくれたのは、兄・シモンの友人でありハイクラス屈指の貴族でタランチュラ出身のフリッツだった。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p>続巻、<strong>「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」</strong>と<strong>「Love Celebrate！Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」</strong>の詳しいネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/novel/love-celebrate-gold-mushi-series-10th-anniversary-review" title="樋口美沙緒「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」のネタバレ感想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1-240x135.png 240w, https://blmania.net/wp-content/uploads/B7FC1D36-5400-4A1E-8B80-640FB2FF23E1.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">樋口美沙緒「Love Celebrate！Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」のネタバレ感想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">樋口美沙緒先生「Love Celebrate！ Gold -ムシシリーズ10th Anniversary-」を読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.10.13</div></div></div></div></a>
</div>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/novel/love-celebrate-silver-mushi-series-10th-anniversary-review" title="樋口美沙緒「Love Celebrate！ Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」のネタバレ感想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8-240x135.png 240w, https://blmania.net/wp-content/uploads/C3695483-1661-4116-88E8-A3ABB58175C8.png 1200w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">樋口美沙緒「Love Celebrate！ Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」のネタバレ感想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">樋口美沙緒先生「Love Celebrate！ Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」を読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.10.13</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>「愛の巣へ落ちろ！」が2010年に刊行されてから早15年。2025年6月現在、ムシシリーズはなんと全11巻が刊行されています。まだまだ続きそうな予感です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>コミカライズされているのは、「愛の巣へ落ちろ！」のみ。全4巻＋番外編「愛の巣をはりきみを待つ」（※電子限定）です。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ドラマCD化されているのは、「愛の巣へ落ちろ！」「愛の蜜に酔え！」「愛の裁きを受けろ！」「愛の罠にはまれ！」「愛の本能に従え！」「愛の夜明けを待て！」の全6作品。</strong></span>ドラマCDに関して現在販売中なのは「愛の夜明けを待て！」のみなので、他作品は中古で買うしかなさそうです&#x1f4a7;（全作品、再販してほしい〜！！&#x1f62d;）</p>
<p>製造元であるフィフスアベニューの、ムシシリーズ作品販売ページは<a rel="noopener" target="_blank" href="https://e-fifth.net/tag/010-mushi/">こちら</a>。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>本を読み終えた時に、私を愛してくれる家族に感謝を伝えたくなったり、私も誰かを愛してみたいと思わせてくれたり、愛するという感情を大事にしたくなるのが、ムシシリーズの特徴です。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>愛ってなんだろう、愛って人生に必要なのかな…そんなふうに感じた時に、立ち帰りたくなるシリーズです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>あなたも、ムシシリーズを通して自分の半生、そして、誰かや何かを愛してきた軌跡を見つめ直してみませんか。</strong></span></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>冬至冬「グッドボーイ、抱いていいですよ」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜新たな扉が開かれる！狼人Sub×御曹司Domの運命の番</title>
		<link>https://blmania.net/comic/good-boy-you-can-hold-me-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 20 Jun 2025 10:17:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コミック]]></category>
		<category><![CDATA[双葉社]]></category>
		<category><![CDATA[マージナルコミックス]]></category>
		<category><![CDATA[冬至冬]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21925</guid>

					<description><![CDATA[ぶっきらぼうだけど優しい狼獣人Subと勝ち気で美人な最強Domが織りなす、“運命”をめぐるサブドムBL開幕！冬至冬先生「グッドボーイ、抱いていいですよ」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ぶっきらぼうだけど優しい狼獣人Subと勝ち気で美人な最強Domが織りなす、“運命”をめぐるサブドムBL開幕！<strong><span style="background-color: #ffff99;">冬至冬先生「グッドボーイ、抱いていいですよ」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21925"></span></p>
<h2>登場人物とあらすじ</h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33773421.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33773421_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>クールで不良な狼獣人Sub×女王様然とした人間の生徒会長Dom</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
Dom（人間）とSub（狼人）が共生する世界。<br />
私立才華高等学園の生徒会長・菖蒲は、“運命”の相手であるしょうぶにKissのコマンドを出して反応を楽しんでいた。<br />
<strong>運命＝主従契約を交わしたDomとSubは、生涯添い遂げると言われており、特別な空気感でいちゃつく２人は他の生徒から羨望の眼差しを向けられていたが、ある日、菖蒲の運命の座を狙う者が現れて&#8230;。</strong></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2>こんな人におすすめ</h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>変化球なドムサブものが読みたい&#x1f4da;</strong></li>
<li><strong>モフモフ、獣人ものが好き&#x1f43a;</strong></li>
<li><strong>クールでかっこいい女王様受けにキュンとする&#x1f451;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネタバレ感想</h2>
<h3>グッドボーイ、抱いていいですよ</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>由緒正しい名家・杜若家御曹司である杜若あやめは、名家の子息が多く在籍する伝統ある一貫校・才華高等学園のトップに君臨するDomであり生徒会長でもあります。彼には「運命」と呼ばれる、生涯添い遂げる契約をしたSubの狼人・しょうぶがおり、二人の仲睦まじさは学園内でも有名でした。しかし、新入生の紫蘭恵が「昔、僕を運命にしてくれると約束しましたよね」とあやめに発言したことをきっかけに、あやめの「運命」の座 争奪戦が始まります。</strong></span></p>
<p>「運命」とはクレイム（証のカラー（首輪）を授受すること）を交わしたDomとSubのこと。クレイムを交わすこと自体がこの世界では貴重なようですが、ただカラーを授受する行為でしかないので、Subの意思によって解除もできるようです。<br />
恵はしょうぶに契約解除を迫り、あやめに自分と契約してくれるように頼むのですが、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>意外にも普段余裕綽々で居丈高なあやめの方がしょうぶにガッツリ執着してるんですよね。</strong></span>恵の懇願をあっさり振り、身を引こうとするあやめにお仕置きするんです。</p>
<p>あやめとしょうぶの関係はすごく歪で、あやめは社会的名声が約束された何不自由ない生まれ育ち。一方、しょうぶは天涯孤独の孤児で、この世界だと群れを失った狼人は不幸の象徴と言われていて、「不幸の獣」といじめられバカにされてきたんですね。<br />
ただ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>あやめはそういう堅苦しい家に育ったせいで「Domとして恥ずかしくない言動を」と厳しく躾けられて、杜若家の操り人形と化していたんです。そんな中で、たまたまいじめられているしょうぶを見かけて救ってあげたことで、あやめは自分の意思で家族（群れ）を作る快感を初めて得たし、しょうぶは自分の家族（群れ）をもらって安心を得たわけです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>あやめにとってしょうぶは、精神的自由の象徴なのだと思います。規律正しい日々の中で、唯一甘えたり甘えられたりと人間的な自分を曝け出せる相手でもあったのではないかな。だから、しょうぶという存在に異常に執着するのだと思います。</strong></span><br />
一方でしょうぶは、一度家族という名の群れを失った経験があるからか、あやめは自分に群れをくれたという感謝はあれど、あやめの群れの一員ではなくなってもそばにいられたらいいと割とドライに考えているようです。<br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>しょうぶがあまり群れへの執着を持たないからこそ、あやめは「いつしょうぶが逃げ出してもおかしくない」と心の底では不安なのかもしれません。だから飴と鞭をきっちり使い分けて、自分の元に縛りつけようと思うのかも。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>好きなセリフはいくつもあるんですが、やっぱり一番はタイトルのセリフをあやめがしょうぶに言うシーンですね。「グッドボーイ、抱いていいですよ」。女王様な受けからヨシの命令が出た瞬間にその体にかぶりつく大型犬（狼ですが&#x1f43a;）攻め…良すぎる！</strong></span>物語ラストのラブ甘セックスに突入する時にこのセリフが出てきたので、「ここでタイトル回収か〜！」と脳内でアドレナリンがドバドバ出ました。華麗な伏線回収、ありがたいです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>描き下ろし①</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>久々のセックスでしょうぶがサブスペースに突入。あやめの乳首を執拗に吸って甘えるしょうぶですが…。</strong></span></p>
<p>サブスペースに入ったSubはその間の意識がないのだそう。あやめに甘えたかったのにずっと「Stay」させられていた反動でおっぱいを吸っちゃうしょうぶ…あまりにもかわいすぎる…！！<br />
しょうぶはあやめよりはるかに体のサイズは大きいし、あやめよりも精神的にも落ち着いているように見えるのに、心の底ではあやめに甘えたかったんだ…と思うと、愛おしさで自分の乳からもなんか出てきそうです。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「Subを甘やかしつつコントロールする サブスペースはDomの力の見せ所でもある」と、しょうぶに吸われて乳首イキしながらも己を律そうとするあやめもえっちでした&#x1f495;</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>描き下ろし②（電子限定）</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>最近忙しいあやめは、しょうぶとプレイできていません。強制的にサブスペースに入れて気持ちよくしてやろうかと提案するあやめですが…。</strong></span></p>
<p>しょうぶを手っ取り早く気持ちよくさせてやろうと強制的にサブスペースに入れるあやめですが、なんとしょうぶがビーストモードを発動！これはプレイが不完全燃焼な時に起きてしまう行動で、獣の如く荒々しくなってしまうというもの。<br />
お休みに入るとマーキングさせていたのに、あやめがそれを忘れてStayさせていたために起こってしまったようです。</p>
<p>あやめの体を貪るしょうぶはまさに獣のよう…！あやめに手綱を取られて大人しく従っているしょうぶしか見たことがなかったので、このビーストモードは意外なしょうぶの一面を見られてドキドキしました///</p>
<p>ただ、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>こうして獣のようにあやめを貪ることもまたしょうぶにとっては「甘え」の一種のようで…あやめを好きだからこそこうして時には激しく甘えたくなるのだなあと思うと、胸がほっこり温かくなります。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>由緒正しい名家・杜若家の御曹司である、女王様然とした高校生 杜若あやめ（Dom）と、彼の「運命」と呼ばれ、彼に従属している狼獣人のしょうぶ（Sub） 。</p>
<p>Sub、しかも天涯孤独という立場の弱さから、しょうぶがあやめに縋っている関係かと思いきや…実は、精神的支柱を求めるあやめの方が、しょうぶとの関係に強く執着しています。しょうぶを失うのではと思うだけで気が狂いそうに苦しむあやめ。<br />
普段は女王様然として気高く強い一面しか見せませんが、しょうぶの前では取り繕うことができない彼を見ていると、見てはいけないものを見ているようでドキドキさせられます。</p>
<p>しょうぶもまた、普段はクールに不良ぶっていますが、あやめの前ではかわいい従順わんこに早変わり。あやめよりずっと体格のいいしょうぶが、あやめにかしずいている姿を見ると、彼を心の底から信頼して愛しているのだなとしみじみ感じさせられます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>女王様Domと忠犬Subの、互いの心と体を愛で縛る調教恋愛譚。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>少し変化球なドムサブの世界を体感したいあなたにぴったりな一冊です&#x1f460;&#x2728;</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_33773421.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/33773421_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">グッドボーイ、抱いていいですよ</span></strong><br />
作者：冬至冬<br />
Dom（人間）とSub（狼人）が共生する世界。私立才華高等学園の生徒会長・菖蒲は、“運命”の相手であるしょうぶにKissのコマンドを出して反応を楽しんでいた。運命＝主従契約を交わしたDomとSubは、生涯添い遂げると言われており、特別な空気感でいちゃつく２人は他の生徒から羨望の眼差しを向けられていたが、ある日、菖蒲の運命の座を狙う者が現れて&#8230;。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>majoccoid「待ち合わせはさそり座のどこかで」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜大人気オリジナル同人誌が待望の商業化！</title>
		<link>https://blmania.net/comic/the-rendezvous-is-somewhere-in-scorpius-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 19 Jun 2025 08:51:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コミック]]></category>
		<category><![CDATA[majoccoid]]></category>
		<category><![CDATA[&.Emo comics]]></category>
		<category><![CDATA[海王社]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21923</guid>

					<description><![CDATA[「君は俺のことを好きになってはくれない」ーー、majoccoid先生「待ち合わせはさそり座のどこかで」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x26 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「君は俺のことを好きになってはくれない」ーー、<strong><span style="background-color: #ffff99;">majoccoid先生「待ち合わせはさそり座のどこかで」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21923"></span></p>
<h2>登場人物とあらすじ</h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_34322572.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/34322572_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>ロマンティックのゲイ高校生×アロマンティックの高校生</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>幼い頃に暮らしていた街に戻ってきた高校生・燦吏は、転校先で当時片想いをしていた少年・玲と偶然同じクラスになる。</strong><br />
玲も燦吏のことを覚えていて、運命のようなものを感じた燦吏は再び淡い恋心を抱き始める。<br />
しかし放課後に男とホテルに入って行く玲を目撃した燦吏は、大きなショックを受け、玲に問いかける。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2>こんな人におすすめ</h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>アロマンティックが主人公のBL作品を読みたい&#x1faf6;</strong></li>
<li><strong>優しくふんわりした幻想的な絵柄が好き&#x1f3a8;</strong></li>
<li><strong>さまざまな恋愛の形を知り、噛み締めたい&#x1f91d;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>本作をもっとよく知るための小ネタ</h2>
<p>①<span style="background-color: #ffff99;"><strong>恋愛感情を抱くことを「ロマンティック」、抱かないことを「アロマンティック」と表現します。アロマンティックの人は、家族愛や友情は感じることができても、恋愛感情を抱くことが難しい、または恋愛をしたいと思わないという特徴があります。</strong></span></p>
<p style="text-align: right;"><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.vogue.co.jp/change/article/identifying-unconscious-bias-29#:~:text=%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BB%96,%E3%81%AF%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82">恋愛感情・性欲を持たない「アロマンティック・アセクシュアル」のわたしが感じる疎外感。【アンコンシャスバイアスを探せ！】 | Vogue Japan</a></span></p>
<p>②majoccoid先生は本作で商業誌デビュー。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネタバレ感想</h2>
<h3>待ち合わせはさそり座のどこかで</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>高校2年生で転校してきた篁 燦吏は、同じ小学校時代に淡い片想いをしていた雪下 玲と再会し、想いを募らせていきます。しかし、玲は「（セフレはいるが、）人を好きになる気持ちが分からない」とアロマンティックであることを告白し、燦吏は自分の気持ちとどう折り合いをつけていくか悩みます。</strong></span></p>
<p>本作はロマンティック（他人に恋愛感情を抱く人）である燦吏と、アロマンティック（恋愛感情のない人）である玲の恋物語（？）です。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>一番刺さったのは、想いを隠して置けず「好きだ」と告白してきた燦吏に対して、玲が「人を好きにならないからって一人が平気なわけじゃない」「俺の気持ちを勝手に作って離れていこうとしないで。できるだけずっとそばにいてよ」と頼むシーン。</strong></span></p>
<p>これまで、玲は、大切な友人たちに 彼らの恋人＞友人（自分）と序列をつけられて傷ついたり、体の関係を持った人から「好きじゃないのにセックスするなんて、俺のことを馬鹿にしてたのか」と怒られたり侮蔑されたりして、苦しんできました。<br />
私はロマンティックな人間なので、恋愛感情がないということは想像することしかできません。でも、自分の気持ちを勝手に作られて怒られたり悲しまれたりする苦しい気持ちはなんとなく理解できます。<br />
それに、「人を好きにならないからって一人が平気なわけじゃない」は、すごく自分にとって玲の気持ちが分かりやすい一言でした。<br />
恋愛感情で好きにならないだけで、玲は友人たちのことはすごく大事にしてるんですよね。だからこそ、友人の方が恋人よりも序列が下だと言われるとショックを受けてしまう。自分はいつまで経っても誰かの大切な存在ではいられないのだと…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>アロマンティックな人物を主人公カップルに据えた商業BL作品は、本作が史上初なのではないでしょうか？</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>BL（ボーイズたちのラブ）というジャンルにおいて、新境地を切り拓いた作品だと感じました。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>エピローグ</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>文化祭「木犀祭」の軽音学部打ち上げに参加した玲は、ギターの上遠野なぎさから「ごめん」と謝られて…。</strong></span></p>
<p>なぎさ、本当にいい奴だ〜&#x1f62d;<br />
本人が玲いじめに加担していたわけじゃないのに、見て見ぬふりをしたからと真摯に謝ってくれて…。でも正直、もしなぎさが玲を庇ったとしても、玲となぎさは当時友人でもなんでもなかったわけで、いじめの被害者が二人になるだけだったんじゃないかな…。<br />
それでも、なぎさは手を差し伸べなかった自分を悔やんでいるというのが、本当に心根の優しい子だなと感動させられます。</p>
<p>そしてラストー！！<br />
みんなが呼んでる「燦くん」じゃなくて、「燦」と呼びたいって…。真っ赤になってる燦吏がかわいすぎるし、玲の小悪魔っぷりに心がぐらぐら揺らされます&#x1f608;&#x1f495;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>描き下ろし</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>玲が突然「燦」と呼ぶようになり、理由を知りたい燦吏ですが…。</strong></span></p>
<p>玲に「燦」と呼ばれただけで寝不足になる燦吏&#x1f602; 玲のこと好きすぎてかわいいです&#x1f602;</p>
<p>そして、秘密の理由がまたかわいすぎる…。<br />
これは私の勝手な解釈ですが、友人の延長線上にしか恋愛はないという人もいますよね。そういう人にとって、永遠に一番の友人＝恋人だと思うんです。玲には友人関係に優劣はあるのかな。もし玲にとっての永遠に一番の友人になれたのなら、それはもう世間的には恋人と同じくらい大切にされてるってことになるのではないかな、と思ったりしました。無理に恋愛に絡めて考える必要はないとは思うのですが。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>電子限定描き下ろし</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>全国模試の結果が返ってきた、燦吏と玲。</strong></span></p>
<p>玲はさすが優等生！燦吏は…頑張らないとですね&#x1f602;<br />
「俺に合わせて変えてもらうのは嫌だ」というのは、ロマンティックであることについても含まれていそうでしたね。</p>
<p>そして、ラストのネタバレに大歓喜〜！！二人が幸せな大学生活を送っていそうでほっこりしました。よかった&#x263a;&#xfe0f;&#x1f495;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>アロマンティックの同級生・玲に恋した、ロマンティックのゲイ・燦吏。恋愛感情が分からないと明言されてもなお、彼への恋心は止められず…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>アロマンティックに恋をするのはどういうことなのか。恋をされたアロマンティックがどんな気持ちになるのか。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>アロマンティック側、ロマンティック側のどちらもの心情を丁寧に描いていて、「恋愛感情がない」ということがどんな感情を生むのかをしっかり考えさせられる作品でした。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>誰もが恋愛するのは当然というような社会的風潮の中で、さまざまな愛の形があるのだと教えてくれる素晴らしい一冊です。</strong></span></p>
<p>同人誌では大学生の二人についても描かれているので、商業誌でも続編として刊行してもらえたら嬉しいなあ&#x263a;&#xfe0f;&#x1f495;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_34322572.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/34322572_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">待ち合わせはさそり座のどこかで</span></strong><br />
作者：majoccoid<br />
幼い頃に暮らしていた街に戻ってきた高校生・燦吏は、転校先で当時片想いをしていた少年・玲と偶然同じクラスになる。玲も燦吏のことを覚えていて、運命のようなものを感じた燦吏は再び淡い恋心を抱き始める。しかし放課後に男とホテルに入って行く玲を目撃した燦吏は、大きなショックを受け、玲に問いかける。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>Chovom「名のない花～あの頃の少年に会えるなら～」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜伯爵家跡取りの純情な身分差初恋</title>
		<link>https://blmania.net/comic/unnamed-flower-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 15 Jun 2025 15:42:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コミック]]></category>
		<category><![CDATA[レジンコミックス]]></category>
		<category><![CDATA[Chovom]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21850</guid>

					<description><![CDATA[それはきっと運命であり、恋だった…。言葉では表現できない二人の純粋な恋話！Chovom先生「名のない花～あの頃の少年に会えるなら～」を読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにが [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>それはきっと運命であり、恋だった…。言葉では表現できない二人の純粋な恋話！<strong><span style="background-color: #ffff99;">Chovom先生「名のない花～あの頃の少年に会えるなら～」</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21850"></span></p>
<h2>登場人物とあらすじ</h2>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://pbs.twimg.com/media/GNcfuaLbcAAWFla.jpg" width="720" height="450" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://x.com/beltoon_jp/status/1789960024338358324">BeLTOON(ベルトゥーン) X:『名のない花〜あの頃の 少年に会えるなら〜』</a></span></p>
<p><strong>田舎の薬屋子息×伯爵家嫡男</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>マルセリオン伯爵家の息子であるルアンは、仮病を使う兄に代わって過酷な後継者授業を受けていた。</strong><br />
ある日、授業にうんざりしていたルアンは、突然、邸宅を飛び出し森で道に迷ってしまう。<br />
しかし、そこで自分と同じぐらいの年の男の子に出会い、二人は次第に一緒に遊ぶようになって…。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2>こんな人におすすめ</h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>身分差のある恋が好き&#x2195;&#xfe0f;</strong></li>
<li><strong>絶望するほどしんどい展開があると燃える&#x1f525;</strong></li>
<li><strong>「純朴攻め×ツンデレ美人受け」と聞いてビビッときた&#x26a1;&#xfe0f;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>本作をもっとよく知るための小ネタ</h2>
<p>①Chovom先生は、BLウェブトゥーン「トライ・アゲイン〜三回目の結末は？〜」が代表作。本作はその次に描かれた最新作。</p>
<p>「トライ・アゲイン〜三回目の結末は？〜」のネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/comic/try-again-review" title="Chovom「トライ・アゲイン〜三回目の結末は？〜」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜腹黒イケメンヘテロリーマンの初恋相手は、高校時代に手ひどく振ったゲイ同級生！？" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-289-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-289-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-289-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-289-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-289-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/phonto-289.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">Chovom「トライ・アゲイン〜三回目の結末は？〜」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜腹黒イケメンヘテロリーマンの初恋相手は、高校時代に手ひどく振ったゲイ同級生！？</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">Chovom先生「トライ・アゲイン〜三回目の結末は？〜」を読みました。登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.06.06</div></div></div></div></a>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p>②本編は全16話だが、外伝が韓国の女性向けWEB漫画サイト「BOMTOON」（韓国の女性向けWEB漫画が日本語で読めるサイト「BELTOON」と同じ親会社）で連載中。2025年6月15日現在、全34話（外伝18話）が更新中。</p>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ko">안녕하세요! 이름없는꽃 34화(외전18화) 가 올라왔습니다! 재밌게 읽어주세요! 감사합니다!! &#x1f425;&#x1f4ac; <a rel="noopener" target="_blank" href="https://t.co/NKC6JOUung">https://t.co/NKC6JOUung</a> <a rel="noopener" target="_blank" href="https://t.co/txQhsPwyfD">pic.twitter.com/txQhsPwyfD</a></p>
<p>— 초봄 (@cho__vom) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/cho__vom/status/1933872686557704441?ref_src=twsrc%5Etfw">June 14, 2025</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネタバレ感想</h2>
<h3>本編</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>マルセリオン伯爵家次男のルアンは、病弱なふりをしている兄のせいで次期当主としてスパルタ教育を受けさせられて苦しんでいました。しかし、辛さのあまり逃亡した森の中で薬草好きの少年と出会い、彼と過ごす時間があまりにも幸せだったため「彼と結婚したい」と思うようになり…。</strong></span></p>
<p>あまりにも少年に会いに行くので、隣国リウスに留学させられたものの、それでもルアンの恋の炎は消えず。定期的に「執事のヘルディック宛」と称して少年に恋文を送り続けます。<br />
そしていよいよ帰国し、賞金かけて少年を探すルアン。しかし少年の名前を知らなかったため、金目的の村人が殺到！最後にようやくお目当ての少年・クローデンが現れますが、ルアンは「また金目的の奴が来た」と思い込み、クローデンを半殺しにして村に置き去りにさせます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ルアンがクローデンを分からなかったことも悲しいんですが、なにより、ルアンはクローデンとの思い出を宝物だと思ってすごくすごく大事にしてたんですね。「月日が流れても一目でわかる」「人ごみに紛れてても君を見つける」と手紙に何度も書いていて、だからこそクローデンは身分不相応だという不安や恐れを抱きながらも、勇気を出して、期待を込めてルアンに会いに行ったんです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>なのに、結果は…。ルアンは「どうして僕の思い出を汚すんだ 僕が探しているのはお前なんかじゃない」と絶望した表情でクローデンを罵倒するんです。クローデンはルアンのことを一目で分かったのに…。</strong></span><br />
ルアンは金目的の村人たちの悪意に晒されすぎて、やけっぱちになっていたんですね。それでも、その怒りは自分を騙そうとした村人たちに向けるべきであって、クローデンに向けるべきではなかったんですが…そこはルアンが精神的に幼いがゆえの過ちと言えるでしょう。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>クローデンは一命を取り留めたものの、「その告白がどんなに甘いものか期待していた」と自嘲します。ルアンはヘルディックに少年＝クローデンだと聞いて真実を確認しにきましたが、「俺たちは幼い頃の記憶を胸にしまって生きていくべきだったんだ。思い出は思い出として残すべきだったんだ」と思ったクローデンは、自分はルアンの探す少年ではないと否定します。</strong></span><br />
この時のクローデンの顔が…本当にしんどくて…。ルアンの部下たちに殴られて、元の顔の形がわからないくらいぼこぼこになってるんですよ。あちこちガーゼを当てているけれど血だらけで…。そして、あれだけ恋焦がれていたルアンの顔を見もしないんです。目を伏せて、全てを諦めたような表情をして…。<br />
ルアンもクローデンも、「立派な大人になって結婚しよう」と約束して、それだけを頼りにそれぞれ頑張ってきました。なのに、こんな再会ってないよ…（号泣）</p>
<p>クローデンの部屋の机の引き出しには、ルアンがクローデンに宛てたラブレターがきれいに保管されてるんです。それを見た時に、私はクローデンがどれだけルアンのことを好きなのかをすごく強く感じたんです。貴族と平民でも結婚できる、同性でも結婚できると近所の人たちが噂するのを聞いて喜んだり、ルアンと再会した時に恥ずかしくないようにと薬草の知識を深めたり体を鍛えたりして「かっこいい大人」を目指して頑張って…クローデンはずっとルアンを大切に思って待っていたのに&#x1f62d;</p>
<p>本編はここで終了ですが、外伝が韓国で連載中なので早く読みたいです！日本語訳版の連載はいつになるだろう…。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>伯爵家嫡男・ルアンと、小さな薬屋の息子・クローデンという、超身分差恋愛。しかし、ルアンがクローデンとの恋愛＆結婚に超乗り気で、クローデンのことがずーっと大大大好き！！全くよそ見せず！！なので、これはサクッと幸せにゴールイン&#x1f48d;&#x2728;しちゃうんじゃない？と楽観的に読み進めていたら…まさかの最終回で超・地獄展開！！読者たちは阿鼻叫喚です。</strong></span></p>
<p>本当に好きだったクローデンからは「金に目が眩んだから訪ねた」と嘘をつかれてしまったルアン。ルアンとのことは美しい思い出にしようと決めて心を閉ざしてしまったクローデン。<br />
外伝で二人は幸せになることができるんでしょうか？不安と期待で心が揺れます&#x1f62d;</p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left">
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://pbs.twimg.com/media/GNcfuaLbcAAWFla.jpg" width="720" height="450" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://x.com/beltoon_jp/status/1789960024338358324">BeLTOON(ベルトゥーン) X:『名のない花〜あの頃の 少年に会えるなら〜』</a></span></p>
</div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">名のない花～あの頃の少年に会えるなら～</span></strong><br />
作者：Chovom<br />
マルセリオン伯爵家の息子であるルアンは、仮病を使う兄に代わって過酷な後継者授業を受けていた。ある日、授業にうんざりしていたルアンは、突然、邸宅を飛び出し森で道に迷ってしまう。しかし、そこで自分と同じぐらいの年の男の子に出会い、二人は次第に一緒に遊ぶようになって…。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.beltoon.jp/detail/noname_flower"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13206 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/SgSLOHkP9VeSmH51749996758-1.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>葵居ゆゆ「うさぎみっくす」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜全編いちゃいちゃ「箱庭のうさぎ」番外編</title>
		<link>https://blmania.net/fanzine/rabbit-mix-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 15 Jun 2025 13:47:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[同人誌]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎コミックス]]></category>
		<category><![CDATA[葵居ゆゆ]]></category>
		<category><![CDATA[リンクスロマンス]]></category>
		<category><![CDATA[カワイチハル]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21841</guid>

					<description><![CDATA[葵居ゆゆ先生「箱庭のうさぎ」シリーズの同人誌、「うさぎみっくす」を読みました！ 本編である「箱庭のうさぎ」シリーズのネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f; 葵居ゆゆ「箱庭のうさぎ」シリーズのあらすじ・感想・ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="background-color: #ffff99;">葵居ゆゆ先生「箱庭のうさぎ」シリーズの同人誌、「うさぎみっくす」</span></strong>を読みました！</p>
<p>本編である「箱庭のうさぎ」シリーズのネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/novel/rabbit-in-a-box-garden-series-review" title="葵居ゆゆ「箱庭のうさぎ」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜溺愛パティシエ×異食症イラストレーターの共依存ラブ" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">葵居ゆゆ「箱庭のうさぎ」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜溺愛パティシエ×異食症イラストレーターの共依存ラブ</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">過去のトラウマが原因で食事ができない響太は、自分のためにパティシエになってくれた幼なじみの聖に淡い恋心を抱くが…、葵居ゆゆ先生「箱庭のうさぎ」シリーズを読みました。登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.06.11</div></div></div></div></a>
</div>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21841"></span></p>
<h2>登場人物とあらすじ</h2>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://m.media-amazon.com/images/I/81j+VKuwQWL._UF1000,1000_QL80_.jpg" width="705" height="1000" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/3HHX61j">Amazon.co.jp: うさぎみっくす (Papricalionブックス) 電子書籍: 葵居ゆゆ: Kindleストア</a></span></p>
<p><strong>寡黙なパティシエ×元異食症のイラストレーター </strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
「箱庭のうさぎ」番外編です。<br />
世話焼きで囲い込み系溺愛な攻（パティシエ）と、自分の不幸を自覚していない受（イラストレーター）の幼馴染カップル。<br />
<strong>本編途中の空白の二人や、続編『虹色のうさぎ』につながるお話など、甘くていちゃいちゃ幸せな短編集。</strong></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2>こんな人におすすめ</h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>「箱庭のうさぎ」シリーズの世界にもっと浸りたい&#x1f407;</strong></li>
<li><strong>お世話好き攻め×天然受けのえっちでかわいい短編集が読みたい&#x1f4da;</strong></li>
<li><strong>葵居ゆゆ先生の書く濡れ場が好き&#x1f51e;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネタバレ感想</h2>
<h3>うさぎの恋人</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>聖の両親に交際の報告に行った後、二人は帰国して初めてのセックスをしますが…。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>聖が「お前に負担をかけないように我慢してるのに、我慢できなくなったら響太なんか毎日気絶だぞ」って響太に凄むのに笑ってしまいました&#x1f602;</strong></span><br />
響太なりになるべく頑張ってエッチしてるつもりだけど、聖は耐えてきた15年分も含めてまだまだ足りないんだな〜と面白いです。<br />
でも、これから聖の食事以外もどんどん食べられるようになったら、体力もついて、毎日1〜2回はエッチできるようになるかな？エッチのカウントをなるべく少なくしようと画策してる聖もおかしかったです&#x1f602; 策士め！</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>うさぎの春</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>聖との交際記念パーティーに成原を招待する響太ですが、聖とのセックス事情について悩みを打ち明け初めて…。</strong></span></p>
<p>成原さんはもうお父さんを超えておじいちゃんの気分に&#x1f602; でも分かる気がするな〜響太は手のかかる息子というより、かわいくて仕方ない孫って感じで…。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太の「聖は特別すぎて好きの基準が分からない」は、あまりにも殺し文句！！</strong></span>とはいえ、成原の言う「響太を好きになれる予感がした」から好きになろうとしたというのもすごくよく分かるんですよね…。響太と聖みたいに、最初からお互いがスペシャルな関係で、それがずーっと続くってほんと奇跡ですよね。</p>
<p>セックスは普通どれくらいの頻度でするのかとか悩みながらも、「恋って難しい。でも聖がいないよりずっといい」と響太が思うところに彼の成長を感じました。聖と両想いになる前までは、恋について（両親のこともあって嫌悪するがゆえに）真剣に考えたことがなかったし、聖の幸せは女性と結婚して家庭を作って彼の両親に喜ばれることだと信じて疑わなかったけれど…ちゃんと恋と向き合って、聖がいないとダメだと素直に認められているところが偉い！！胸が熱くなりました&#x1f62d;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>恋人の休日</h3>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>とある休日、聖は響太を抱っこしたままセックスに及ぼうとしますが…。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>聖に後ろから抱っこされながらエッチ&#x1f495;</strong></span><br />
「聖が俺のこと抱っこするの、だいたいエッチなことするときじゃん」って恥ずかしそうに文句を言う響太がかわいくてかわいくて…響太の口から「抱っこ」って言葉が出るとめちゃくちゃにやけちゃいます。かわいすぎる。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>エッチの最中に聖が「アップルパイより成原さんより他の誰より俺がいいって言ったら達かせてやる」って甘く言葉責めするのも最高ですよね。</strong></span>聖は普段飄々としていて、何が来ようとどんと構えている感じがするけれど、響太のことに関しては逐一嫉妬したりと心を揺らすのがかわいくてたまらないです。それだけ響太を好きだってことですよね&#x263a;&#xfe0f;&#x1f495;<br />
あと、これに対して響太が「聖が世界で一番好きって言ったのに」って快感で泣きじゃくるのがまた良いしエッチ…（しみじみ） 響太に「世界で一番好き」なんて言われたら、聖じゃなくても昇天しちゃいそうなのに…すごい破壊力だ…。</p>
<p>エッチの後に、響太が「一回聞いたことでもまた言ってもらえたら嬉しい」と、「好き」と伝えることについて嬉しそうに言っていたのも胸キュンでした。<br />
響太が聖に素直に「好き」と言うのを想像するだけで、1巻で長い間苦しんでいた響太を思い出して胸が苦しくなるし、涙が溢れてきます&#x1f62d; 2巻でも、聖を幸せにしなきゃと焦るあまり、聖といちゃいちゃすることを自分に禁じていたし… 「好き」と言えるまで本当に長かったね…！<br />
これからは、やっと響太が心のままに聖を愛せるようになるかな？エッチなお話なんですが、それと同じくらいハートフルで、響太たちの日常にはホッとさせられます。</p>
<p>それに、聖も15年間も響太の親代わりのようなことをしながら待ち続けて…よく耐えましたよね。死ぬまでこのままかもしれないという不安と、無邪気な響太の寝顔に愛欲が湧いて苦しくなる日もあって…それでも決して響太の同意なく手を出すことなく、好意を押し付けもせず、ただじっと待って…本当に頑張りました&#x1f62d; 幸せそうな聖を見ていると、自分のエゴを押し付けずによくぞ頑張ったねと抱きしめたくなります&#x1f62d;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>両想いになった後の聖と響太の短編3本でした。（1本は成原に響太がのろけるお話なので、聖は不在）<br />
どれもラブラブ甘々で、顔がとろけそう&#x1fae0;&#x1f495;本編はシリアス展開もあって胸が痛くなる時もありましたが、本作ではとにかく幸せいっぱいな二人が目いっぱい見られます！！</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>15年間も響太に片想いしていた聖の不安と煮詰められた欲望、やっと聖への恋心に気づいた響太のヨチヨチ歩きな愛情、どちらもがかわいくて愛おしくてたまりません。読みながら、二人の尊さに本をぎゅっと抱きしめたくなります。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>「箱庭のうさぎ」シリーズを読み終えたけれど、もう少しこの世界に浸っていたい…！聖と響太のラブ甘エッチを思う存分楽しみたい…！というあなたにぜひおすすめな一冊です&#x1f407;&#x1f495;</strong></span></p>
<div class="blank-box">
<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left">
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://m.media-amazon.com/images/I/81j+VKuwQWL._UF1000,1000_QL80_.jpg" width="705" height="1000" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/3HHX61j">Amazon.co.jp: うさぎみっくす (Papricalionブックス) 電子書籍: 葵居ゆゆ: Kindleストア</a></span></p>
</div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">うさぎみっくす</span></strong><br />
作者：葵居ゆゆ<br />
『箱庭のうさぎ』番外編です。世話焼きで囲い込み系溺愛な攻（パティシエ）と、自分の不幸を自覚していない受（イラストレーター）の幼馴染カップル。本編途中の空白の二人や、続編『虹色のうさぎ』につながるお話など、甘くていちゃいちゃ幸せな短編集。</p>
<div style="text-align: center;"><span style="font-size: 16px;"><strong><span style="color: #ff00ff;">▼</span> 購入する【PR】 <span style="color: #ff00ff;">▼</span></strong></span></div>
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<div style="border: 1px solid #999999; margin: 10px; background: #ffffff; border-radius: 5px;"><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.dlsite.com/bl/work/=/product_id/RJ232039.html"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-13209 aligncenter" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/IMG_2232.png" alt="" width="144" height="60" /></a></div>
</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>葵居ゆゆ「箱庭のうさぎ」シリーズのあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜溺愛パティシエ×異食症イラストレーターの共依存ラブ</title>
		<link>https://blmania.net/novel/rabbit-in-a-box-garden-series-review</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[たこわさ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 11 Jun 2025 10:48:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小説]]></category>
		<category><![CDATA[幻冬舎コミックス]]></category>
		<category><![CDATA[葵居ゆゆ]]></category>
		<category><![CDATA[リンクスロマンス]]></category>
		<category><![CDATA[カワイチハル]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blmania.net/?p=21622</guid>

					<description><![CDATA[過去のトラウマが原因で食事ができない響太は、自分のためにパティシエになってくれた幼なじみの聖に淡い恋心を抱くが…、葵居ゆゆ先生「箱庭のうさぎ」シリーズを読みました！ 登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>過去のトラウマが原因で食事ができない響太は、自分のためにパティシエになってくれた幼なじみの聖に淡い恋心を抱くが…、<strong><span style="background-color: #ffff99;">葵居ゆゆ先生「箱庭のうさぎ」シリーズ</span></strong>を読みました！</p>
<p>登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します！&#x263a;&#xfe0f;&#x2728;<br />
<span id="more-21622"></span></p>
<h2>登場人物とあらすじ</h2>
<p><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_27750196.html%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/27750196_1.webp" border="0" /></a><br />
<strong>寡黙なパティシエ×異食症のイラストレーター</strong> のお話。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞<br />
<strong>小柄で透き通るような肌のイラストレーター・響太は、中学生の時のある出来事がきっかけで、幼なじみの聖が作ってくれる以外のものを食べられなくなってしまった。</strong><br />
そんな自分のためにパティシエになり、ずっとそばで優しく面倒を見てくれている聖の気持ちを嬉しく思いながらも、これ以上迷惑になってはいけないと距離を置こうとする響太。<br />
だが聖に「おまえ以上に大事なものなんてない」とまっすぐ告げられて―。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2>こんな人におすすめ</h2>
<div class="blank-box bb-yellow">
<ul>
<li><strong>共依存ものが好き&#x1f91d;</strong></li>
<li><strong>攻めは受けをとことん溺愛してほしい&#x1f495;</strong></li>
<li><strong>飯テロ作品に惹かれる&#x1f37d;&#xfe0f;</strong></li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>本作をもっとよく知るための小ネタ</h2>
<p>①葵居ゆゆ先生が本文の中で好きな箇所は</p>
<blockquote><p><strong>外したボタンを、響太はそっと道路に捨てた。聖も知らないような嘘くさい迷信でも、恋なんか、万が一にでも叶ったら困る。恋がしたそうだった聖に、ボタンちょうだい、と言われても、今捨ててしまえば、渡さなくてすむ。</strong></p></blockquote>
<p>自分でもそうと気づかず独占したいと思う危うい無垢さ。</p>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ja">外したボタンを、響太はそっと道路に捨てた。聖も知らないような嘘くさい迷信でも、恋なんか、万が一にでも叶ったら困る。恋がしたそうだった聖に、ボタンちょうだい、と言われても、今捨ててしまえば、渡さなくてすむ。<br />
――『箱庭のうさぎ』――<br />
自分でもそうと気づかず独占したいと思う危うい無垢さ。</p>
<p>— &#x1f3f3;&#xfe0f;&#x200d;&#x1f308;葵居＠転生モブ召使いだったのにご主人様に (@yuyualthaea) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/yuyualthaea/status/1032262332259299328?ref_src=twsrc%5Etfw">August 22, 2018</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p>② X（旧Twitter）にて「#うさぎさんちの晩ごはん」のハッシュタグで、聖と響太の小話が読める。</p>
<blockquote class="twitter-tweet">
<p dir="ltr" lang="ja">うさぎさんちの晩ごはん</p>
<p>休憩時間にスタッフルームでスマートフォンをチェックするのが、最近は聖のひそかな楽しみだった。<br />
もちろん、同居している可愛い恋人である響太からのメッセージを読むのが楽しいからだ。<a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%86%E3%81%95%E3%81%8E%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%99%A9%E3%81%94%E3%81%AF%E3%82%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#うさぎさんちの晩ごはん</a></p>
<p>— &#x1f3f3;&#xfe0f;&#x200d;&#x1f308;葵居＠転生モブ召使いだったのにご主人様に (@yuyualthaea) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/yuyualthaea/status/805024720940765184?ref_src=twsrc%5Etfw">December 3, 2016</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネタバレ感想</h2>
<h3>箱庭のうさぎ</h3>
<h4>箱庭のうさぎ</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>幼馴染の聖が作ったものか彼が一緒にいないと食べられない イラストレーターの利府響太は、病床にある彼の母が「結婚して孫の顔を見せて欲しい」と言っているからと、聖と距離を置くように彼の家族から命じられます。聖といつまでも一緒にいられると無邪気に信じていた響太は、「聖離れ」しようと必死で試行錯誤します。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太は聖の存在を心から求めているんですが、ただし、その「聖のそばにいたい」って気持ちは、恋心とイコールじゃないところが複雑なんですよね。</strong></span><br />
響太はネグレクト家庭で育ったんですが、比較的自分の面倒を見てくれていた母親が「好きな人と早く一緒に住みたいから」と家を出て行ってしまったことが原因で、「恋愛はわがままで欲張りになることだから嫌い」「聖を恋愛対象としては見ない」と思うようになります。<br />
響太が恋愛を嫌っていることは聖も知っているので（なにせ聖がネグレクト状態の響太を救い出して世話をしていた）、聖は早い段階で自分の響太への興味は恋によるものだと気づいてはいましたが、響太が恋愛を解禁するまで気持ちを打ち明けるのは待とうと決めていたのでした。</p>
<p>なのに、響太ときたら、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「お母さんのために女の人と恋愛した方がいい」「早く結婚して孫を作って安心させてあげて」と勝手に同居を解消して一人暮らしを始めたものの、何も食べられずに死にかけるわ、自分が独り身だから聖が心配するのだと思って恋人を作ろうとするわ、挙げ句の果てには「そばにいると辛いから」とロンドンへ逃げて暮らし始めようとするほどです。</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太なりに、「異食症の自分のせいで聖を縛りつけてしまっている」「自分のせいで聖はたくさんのことを犠牲にしている」という負目があり、聖を自由にしたいという思いからいつも逃げ出してしまう</strong></span>のですが…聖からしたら「また突拍子もないことを…！！」ってなりそうですよね&#x1f602;</p>
<p>私が好きな作中での響太のセリフは</p>
<blockquote><p><strong>聖の触れたものを食べて、聖のそばで眠り、聖に触れられて、聖の色を塗って──聖で、できてる。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>聖が世界中の人に嫌われて、なにか違うものになっても、聖がいいし、聖しかほしいって思ったことない。</strong></p></blockquote>
<p>響太の世界がどれだけ聖で埋め尽くされているのか、そして、響太がいかに聖だけを求めているのかが伝わってきますよね。これだけ一心に求められたらどんな人でも心を動かされそうなのに、ましてや好きな人からだったら、何もかもを投げ捨てて尽くしてあげたいと思うでしょう。</p>
<p>聖のセリフで好きなのは、</p>
<blockquote><p><strong>ほかのことより響太の方がずっと大事だからいいんだ。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>響太が馬鹿じゃなくなるまで、つきまとって離してやらないから、覚悟しておけ。</strong></p></blockquote>
<p>これは、バスケも上手だったのに響太の食事を作れるようになるために料理部に入った中学時代の聖に、響太が自分のために他のことを諦めさせてごめんと謝った時のセリフです。特に後者は、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太が「うさぎみたいに寂しくて死ねれば聖に迷惑をかけなくてすんだのに」と言った時のセリフ</strong></span>ですね。<br />
響太なんて馬鹿、嫌いだ、もう知らない…と突き放すのではなく、付き纏ってやるから覚悟しておけというところに、何があっても絶対に響太を一人にしないという聖の決意と覚悟が伝わってきて、寂しがりの響太のことを聖は本当によく分かっているなあ…と感動で泣きたくなります。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>自分を傷つけることが得意で、悪い方にばかり物事を考えては、変に思いきりがいい響太。そんな響太を責めることなく、優しく、あたたかく見守って、大事に慈しんできた聖。</strong></span><br />
最後は聖が「家族を捨てて響太を取る」と決意を示してくれたことで、響太も自分の恋心と正面から向き合って認めることができました。</p>
<p>聖と響太が末長くラブラブでいられますように。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>いただきます</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ロンドンから戻った聖と響太。響太は聖がいなくても食べられるように、や、聖とセックスしないように、と彼なりに何らかの理由があって努力している様子。聖はそんな響太を訝しんで話を聞くことにします。</strong></span></p>
<p>篠山さんと成原さんを呼んで恋人になりましたよの報告パーティーを開くんですが、特に響太は無自覚に聖とのイチャイチャを見せつけていて…。成原さんは大好きなキャラクターなので、二人のラブラブっぷりを見せつけられてるのはかわいそうだなという気持ちになったり…&#x1f602;</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>聖がいなくても食事ができるように努力していたのは、「外でごはんを一緒になんでもおいしく食べられた方が恋人っぽい」と思ったから。セックスをしたくなかったのは、「聖がいない時にもっとほしいと思ってしまうことが増える」のが不安だったから。</strong></span></p>
<p>言葉が足りなくて暴走しがちな響太ですが、聖がこうして異変に気づいてはたびたび言葉を引き出そうと努力してくれる（しそれを苦労だと思っていない）からこそ、二人は幸せでいられるんだなあとしみじみ感じました。それに、響太も本音を話した後はとても素直に何でも話せるようになるので、まず最初の一言が出ないだけなんですよね。聖は響太からその一言目を引き出すのがうまいし、言葉が出るまで待てる我慢強さもあって、やっぱり二人はお似合いのカップルだなと思わされました。</p>
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<div class="column-wrap column-2">
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<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">箱庭のうさぎ</span></strong><br />
作者：葵居ゆゆ<br />
小柄で透き通るような肌のイラストレーター・響太は、中学生の時のある出来事がきっかけで、幼なじみの聖が作ってくれる以外のものを食べられなくなってしまった。そんな自分のためにパティシエになり、ずっとそばで優しく面倒を見てくれている聖の気持ちを嬉しく思いながらも、これ以上迷惑になってはいけないと距離を置こうとする響太。だが聖に「おまえ以上に大事なものなんてない」とまっすぐ告げられて――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>虹色のうさぎ</h3>
<h4>虹色のうさぎ</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太は聖と恋人になれて幸せいっぱい。しかし、彼にたくさんの可能性や縁を自分のために捨てさせてきた負い目から、「聖には何も捨ててほしくない。今あるものは全部持ったまま幸せになってほしい」と思うようになります。そのためには自立しなければと、気が進まない仕事を引き受けたり、積極的に家事をするようにしたりと頑張るのですが…。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>無理をしながらも響太は、聖を幸せにしたいという思いと同じくらい「ほんとは変わりたくなんかない」「小さな家の中で聖だけを見て抱きしめ合っていたい」と感じている自分に気づきます。</strong></span><br />
響太がそう思うことは全然ダメなことじゃないと思うんです。だって、響太は小さい頃から聖以外から愛をもらったことがなくて、ようやく聖と両想いになって、これから二人で幸せな人生を作り始めるところだったんですから。生まれて初めて、聖という大好きな人を「恋人」と堂々と言って愛し合える立場になれて、響太でなくても誰もが浮かれるはずです。でも、響太は優しいから、自分が幸せなのと同じくらい、聖にも幸せになってほしいって切実に思うんですよね。それも、響太が聖のことを大好きだからこそ。響太が無理をしていることはなんとなく察せても何も言えない聖の気持ちも分かります。</p>
<p>そんな中、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>聖は交通事故に遭ってしまいます。響太は余計に「聖がもし自分より先に死んでしまったら、幸せにしてあげられない。だから一秒でも早く自立しなきゃ」と余計に焦るように。</strong></span><br />
この聖の事故は、響太にかなり大きなダメージをもたらします。これ以降、響太は聖が死ぬかもしれないという恐怖で不眠症になるほどです。<br />
これまでは漠然と「聖を幸せにしたい」と思っていた響太ですが、「聖の死」という恐怖がはっきりと目の前に現れたことで、響太はますます自分を追い詰めるようになっていきます。</p>
<p>ここで、前巻にも出てきた当て馬・成原がいいことを言ってくれるんです。<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「聖さんにとって幸せって何でしょうね？」</strong></span>と。しかし、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「聖を幸せにする＝甘えん坊の自分が自立して、聖の両親に「こんなにすごい人の恋人なら安心/幸せね」と思ってもらい、聖と彼の両親に仲良しに戻ってもらうこと」だと信じ込んでいる響太</strong></span>には全く届きません。成原はナイスアシストしてくれたのですが、響太は聖の事故以降、不安のあまりほとんど我を失っている状態なんですよね…。このあたりは、読みながら、むしろ響太が心労のあまり聖より先に死んでしまうのではと怖くて、これ以上事件が起きてくれるなと祈り続けていました。</p>
<p>結局、響太は些細なことがきっかけで「また聖が何かトラブルに巻き込まれているかも」と不安になって失神しかけ、そこでようやく自分が抱えている不安（聖を幸せにしたいのに、なかなか自立できない自分が不甲斐ないということ。聖がいつ死ぬか分からない以上、もっと頑張らなくてはいけないのに頑張れない自分が恥ずかしいということ）について聖に打ち明けられます。<br />
この後の聖の約束が、本当〜〜〜に素敵で…。</p>
<blockquote><p><strong>響太が生きてるうちは死なないって約束する。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>俺がうっかり響太より先に死んだら、俺のこと嫌いになっていいぞ。追いかけてきて、聖の馬鹿、大嫌いって言っていい。</strong></p></blockquote>
<blockquote><p><strong>俺が世界一つらいのはお前に嫌われることだから そうならないように約束を守るよ。</strong></p></blockquote>
<p>聖は、絶対に響太より先に死なない。だから、幸せにしなきゃなんて焦らなくていいと響太を抱きしめるんです。そして、自分が幸せなのは響太に甘えられることだと言って、「甘えたり寂しがることを響太が自分にだけしてくれることを嬉しいのが自分のダメなところだと思う」と自嘲しつつも、<span style="background-color: #ffff99;"><strong>「響太が抱っこしてとかお腹空いたとかおねだりしてくれたら、疲れがぶっとぶくらい幸せだ。幸せにしたいなら毎日思う存分甘えてくれ」「甘えてもらえないと悲しいし、幸せじゃない。響太がいないと、なんにも、意味がなくなるんだ」</strong></span>と甘えるんです。<br />
くあ〜！！！！！お世話好き攻め・聖の真骨頂きた〜！！！！！！&#x1f606;&#x1f495;<br />
響太に甘えてほしいと素直に言える聖、男前だなあと嬉しくなります。偉い。<br />
それに、聖が一番つらいのが響太に嫌われること、ってもうこれめちゃめちゃ良すぎませんか？あんなに文武両道で外見もカッコよくて仕事も家事もなんでもできる完璧超人の聖の唯一の弱点が、「響太に嫌われること」なんですよ…！？最高の口説き文句すぎるし、そんな弱点も含めてお前は最高の男なのかよ…と頭を抱えたくなります。</p>
<p>また、響太は素直なのでこれを聞いて、聖に「好き」ってストレートに伝えたり、くっついたり、えっちしようって誘ったりと久々に甘えるんですよ。これがまたとてつもなくかわいくて…。<br />
これまでずっと響太は「自立しなきゃ、大人にならなきゃ」と甘えたい気持ちを押さえつけてたので本人もほっとしただろうし、何より読者の自分は響太が聖にぺったり甘えてるのを見るのがかわいくてかわいくて大好きだったので、「やっとだ…！！」と感極まってしまいそうでした。<br />
最後の濡れ場はほんっっっとあまあまで、聖の言葉責めも炸裂します&#x1f606;&#x1f495;「（精液が）でるとこ、見て」って響太に言わせたりとか！それに、響太も快感のあまり「おしりでいっちゃう」って言っちゃったりして…&#x1f979;&#x1f495;もう、もう、かわいすぎます！！</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>個人的に本巻で一番刺さったのは、最後に響太が「ほんもののうさきじゃなくてよかったと心から思うくらい聖が好き」って言うシーンですね。</strong></span>前巻では聖と両想いにはなれたけど、響太は心の隅っこでずっと「ほんもののうさぎだったら聖に迷惑をかけずに済んだのに、自分が人間なばっかりにしぶとく生きてしまった」と、生きることに対して負い目を感じていたと思うんです。<br />
それが、本巻では聖にとことん愛されていると自覚することで、人間でよかった、引いては、生きててよかったと思えるようになったのが、本当に大きな成長で進歩だなと感じたんです。<br />
死んでもいいなんて思うことほど、人生でつらいことはないと思うんです。だから、響太が自分が生きていることを真っ直ぐ、無邪気に、肯定できるようになったことがすごく嬉しくて涙が出ました。<br />
響太、生きててくれてありがとう。（それはきっと聖も思っているはず）そして、聖とずっとずっと幸せでいてね、と祈るような気持ちで読み終えました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>うさぎのおやつ【電子限定おまけ】</h4>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>響太の好物のひとつ、ロッククッキーを作る聖。響太は「ロッククッキーは別腹だから」と次々と平らげていきますが…？</strong></span></p>
<p>聖と別々だと比較的少食なイメージの響太ですが、特に聖の作ったご飯はもりもり食べている印象があります。なかなか懐かない野生動物みたいでかわいいですよね。</p>
<p>お昼前にも関わらず、できたてのロッククッキーをどんどん食べちゃう響太。そんな響太がかわいくて仕方ない聖は、響太とのえっちをランチ後の「デザート」にしようとするんですが、響太は聖を「メインディッシュ」だと言うんですね。<br />
どちらの主張もあまあますぎてにやけます&#x1f601;&#x1f495;結局、響太はランチ後に聖に食べられちゃったのかな〜。</p>
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<div class="column-wrap column-2">
<div class="column-left"><a rel="nofollow noopener" target="_blank" href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3507472&amp;pid=889314242&amp;vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Febook%2Fpd_28208694.html%23productInfomation%3Fpartnerid%3D02vc01"><img loading="lazy" decoding="async" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3507472&amp;pid=889314242" width="0" height="1" border="0" /><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://img.honto.jp/item/2/265/360/28208694_1.webp" border="0" /></a></div>
<div class="column-right" style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 24px;">虹色のうさぎ</span></strong><br />
作者：葵居ゆゆ<br />
華奢で繊細な容姿のイラストレーター・響太は過去のある出来事が原因で、一人で食事が出来ずにいたのだが幼なじみで恋人の聖の変わることない一途な愛情によって、少しずつトラウマを克服しつつあった。大事にしてくれる聖の想いにこたえるため、響太も恋人としてふさわしくなろうと努力するものの、絵を描くことしかできない自分にはなにができるのか、悩みは尽きない。そんな響太に聖は「おまえが俺だけのものでいてくれればいい」と告げ――。</p>
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</div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>まとめ</h2>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>育ての親である祖母の死をきっかけに異食症に悩むイラストレーターの利府響太と、嬉々として彼の世話を焼くパティシエの幼馴染・伊旗聖の、波瀾万丈な恋物語を描いた、「箱庭のうさぎ」シリーズ。</strong></span></p>
<p>1巻では聖への好意を全く自覚していない響太が、「聖におまじない（キス）をしてもらうか、聖の作ったものしか食べられない」「聖の触れたものなら紙でもなんでも食べてしまう」という異食症を治そうともがきます。そのうち、聖への恋心にも気づいて…&#x1f495;</p>
<p>2巻では、紆余曲折を経て聖と恋人になった響太が、周囲からのアドバイスで「もっと自立した大人にならないと」と「聖立ち」を試みるようになります。「聖の幸せ」を願う響太ですが、響太とともに読者も自分自身の幸せについて考えさせられます。</p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>ただ人と人が好意を抱いて、そばにいて、セックスをして、それで終わり…ではないのが恋愛。恋愛の苦しいところも甘いところも、あますところなく全てを感じられる（ちょっと甘さが多いかもしれません&#x1f92d;&#x1f495;）のが、この「箱庭のうさぎ」シリーズです。</strong></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>甘えん坊の響太と、お世話好きな聖。正反対で凸凹の二人が、襲いくる困難にどう立ち向かい、乗り越えていくのか？</strong></span><br />
<span style="background-color: #ffff99;"><strong>あなたも二人とともに恋という難敵に立ち向かってみませんか。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「箱庭のうさぎ」シリーズの同人誌情報</h2>
<h3>うさぎみっくす</h3>
<p style="text-align: right;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-medium" src="https://m.media-amazon.com/images/I/81j+VKuwQWL._UF1000,1000_QL80_.jpg" width="705" height="1000" /><span style="font-size: 10px;">引用：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://amzn.to/3HHX61j">Amazon.co.jp: うさぎみっくす (Papricalionブックス) 電子書籍: 葵居ゆゆ: Kindleストア</a></span></p>
<p><span style="background-color: #ffff99;"><strong>2016/08/12発行の同人誌「うさぎみっくす」には、特典SS（ファンレター返礼版・HLB版・コミコミスタジオ版）をつなぐ短編3本が掲載されています。</strong></span><br />
それぞれ、ロンドンから帰国後の初エッチのお話、成原への惚気のお話、成原への嫉妬話のお話です。</p>
<p>ネタバレ感想はこちら&#x2b07;&#xfe0f;</p>
<div class="blogcard-type bct-together">

<a target="_self" href="https://blmania.net/fanzine/rabbit-mix-review" title="葵居ゆゆ「うさぎみっくす」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜全編いちゃいちゃ「箱庭のうさぎ」番外編" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1-160x90.png 160w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1-768x432.png 768w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1-120x68.png 120w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1-320x180.png 320w, https://blmania.net/wp-content/uploads/うさぎ-1.png 1280w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">葵居ゆゆ「うさぎみっくす」のあらすじ・感想・レビュー・試し読み｜全編いちゃいちゃ「箱庭のうさぎ」番外編</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">葵居ゆゆ先生「箱庭のうさぎ」シリーズの同人誌、「うさぎみっくす」を読みました！登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://blmania.net" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">blmania.net</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.06.15</div></div></div></div></a>
</div>
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