チャンスのチキンロールの作り方・レシピ(イーライ・イーストン「月への吠えかた教えます」)

BL飯

イーライ・イーストン「月への吠えかた教えます」に登場する、‪チャンスのチキンロール‬を作りました!🐔

作品の舞台、アメリカで人気のレシピを参考にしています。

作る時のコツなども紹介しているので、ぜひ見ていってください😆

チャンスのチキンロールとは?


この料理は、天涯孤独かつ共同経営者に裏切られ全てを失った植物研究者のティム(受)が、迷い犬のチャンス(チャンスは、実はこの街の保安官ランス(攻)。チャンスは人間に変身できる犬なのだ!)と出会い、彼に自分のチキンロールを分けてあげながら貧乏で孤独な生活の不安を吐露する…という場面で登場します。

ティムの人生は「忍耐」の連続でした。

幼少期は実父に虐待を受け、大人になってからは共同経営者に安い給料と狭い寝床しか与えられず、ひたすら「お金になる植物」の研究をさせられていました。

そんな彼が、「もう我慢なんてしたくない、自分の思うままに人生を歩みたい」とひとり涙し震える姿に、チャンスも読者も心を揺さぶられます。

ティムも食べていたチキンロール、どんな味なのだろう?と気になり、作ってみることにしました💪❤️

 

レシピの考察

本作の舞台はアメリカなので、アメリカで人気のレシピを参考にします。参考にしたレシピはこちら👇

レシピを見てひっかかったのは

  • エメンタールチーズ
  • コンデンスチキンスープ
  • シリアルクランブル

の3つ。それぞれどこに売ってるのか調べました。

まず、エメンタールチーズ。エメンタールチーズは、チーズフォンデュによく使われるチーズのことだそう🧀

普通のスーパーやカルディでは見つからなかったので、「オーダーチーズ」というチーズ専門通販店で買いました。Amazonで出品されている商品よりやや安めです。

次に、コンデンスチキンスープ。これは、キャンベルのクリームチキン味のことでした。カルディで探したんですが、なぜかこの味だけは売っておらず…でもAmazonで買えました!

4缶からしか買えなかったんですが、グラタンとかスープに使えるので重宝してます👌

最後に、シリアルクランブル。シリアルクランブルはこういうやつ↓なんですが

どうやら日本では一般的に流通していないようです。

同じケロッグ製で似たパッケージのコーンフレークがあったので、それを自力で細かく砕いてクランブルにすることにします。

ケロッグ コーンフレーク 180g×6袋
ケロッグ
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材料(1人分)

・鶏胸肉…1
・ハム広げた鶏肉を覆うくらい
・エメンタールチーズ…2.5cmの厚さで、広げた鶏肉の幅に合うくらい
・塩と胡椒少々
・タイム少々
・溶かしたバター…8g
・シリアルクランブル…10g
・コンデンスチキンスープ…51g
・サワークリーム…27g
・レモン汁少々

 

チキンロールの作り方

1.オーブンを200度に予熱する

2.鶏の胸肉を約3mmの厚さまで叩いて薄くする

鶏ムネ肉の上にハム、チーズを置き、タイムと塩とコショウを軽く振りかけます。

鶏ムネ肉を巻き、つまようじで留めます。

3.溶かしたバターを小さなボウルに入れ、別のボウルに砕いたシリアルを入れる。バターにチキンロールを浸した後、パン粉の上で転がし、十分にコーティングする。

軽く油を塗った皿にロールを入れます。

4.オーブンで30分〜40分焼く

コルドンブルーソースをかけて、完成!

 

コルドンブルーソースの作り方

1.鍋にスープ、サワークリーム、レモン汁を入れる

2.弱火で熱し、時々かき混ぜて、完成!

 

感想

うっっっま!!!!!!めちゃくちゃうまい!!!!!

特にこのコルドンブルーソース。

完全に神のソース…これは完全に優勝しましたね…(?)

レモンとサワークリームの爽やかさがチーズのくどさを消してくれるので、永遠に食べられます🍋

タイムの香りが最っっっ高です🌱

食べた瞬間鼻に香りが抜けていって、まるでスイスの草原を走り抜けているみたい。ヨーロレイヒー♪

見た目もおしゃれだし、ホームパーティーとかにも良さそうじゃないですか!?✨

あまりに美味しすぎて、一気に一人分食べちゃいましたw もはや飲み物w

いや〜〜おいしかった!!

これはコルドンブルーソースがいかにうまく作れたかでおいしさが決まる気がします。

チキンロールは特にソースにこだわるべし😋✨

かわいいボーダーコリーが実は人間になれる魔法の犬だったら…?という素敵な物語「月への吠えかた教えます」。

ぜひ、本編を読んで涙しつつ、作ってみてください〜!!

月への吠えかた教えます 「月吠え」シリーズ
作者:イーライ・イーストン
人生に挫折したティムは新種のバラをつくることで負け犬人生をやり直そうと、ひとりマッドクリークにやってきた。ところがその街は、人間に変身できる能力を持つ、特別な犬たちが暮らす犬たちの楽園だったのだ。よそ者にも優しいその街で、保安官・ランスはティムがマリファナ栽培に関わっているのではないかと疑っていた。

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