台湾BLドラマ「Be Loved in House 約・定～I Do」の全話ネタバレ・あらすじ一覧｜傲慢攻め×ツンデレ部下のすれ違い愛

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「HIStory1 マイヒーロー」のアーロン・ライ他、フレッシュなイケメンたちが織り成す甘いラブストーリー！！「Be Loved in House 約・定～I Do」。

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登場人物とあらすじ

引用：Be Loved in House 約・定～I Do」動画・キャスト | 楽天TV

倒産寸前の彫金会社を買収した横暴上司×ゲイのツンデレ部下 のお話。

＜あらすじ＞
存続の危機に陥った精誠スタジオと、社員が住む家を買い取ったディレクター金予真は、就任直後、社員に「シングル規約」(社内恋愛禁止、結婚したら解雇)を通達するなど、冷徹な合理的な経営者。
仲間の社内結婚を後押ししようと、社員のリーダー石磊は、家でも厳しい規約を強いられながら同居生活をし、金予真の弱みを探そうとする。
しかし、勝手でわがままだと思った金予真の素顔を知る度に、石磊は彼を見直していく。

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こんな人におすすめ

 

 ネタバレ感想

規約第1条：割れたトルマリン

＜あらすじ＞
石磊（シー・レイ）と午思齊（ウー・スーチー）が住む部屋に白筱倩（バイ・シャオチエン）が夜食を持って訪ねてくる。
新社長の情報を聞き出そうと思ったようだが、石磊も前社長から電話で会社の売却を聞いただけ。
白筱倩は同僚で恋人・王靖（ワン・ジン）のプロポーズを受けるつもりだった。

石磊（シー・レイ）と午思齊（ウー・スーチー）が住む部屋に白筱倩（バイ・シャオチエン）が夜食を持って訪ねてきます。彼女は会社の古株である石磊から新社長の情報を聞き出そうとしますが、石磊も逃げ出した前社長から電話で会社の売却を聞いただけです。

白筱倩は同僚で恋人・王靖（ワン・ジン）のプロポーズを受けるつもりでした。翌朝、王靖がまさにプロポーズしようとした時、精誠（ジンチョン）スタジオの新社長・金予真（ジン・ユージェン）が出社し、社内恋愛禁止、在職者は結婚したら自主退職、という「シングル規約」を貼りだします。

金予真は極度の潔癖症のようで、手袋をし、デスクライトにも消毒液を振りかける有り様。「シングル規約」に文句を言う石磊を歯牙にもかけず、掃除を進めます。

黒沃珈琲では白筱倩がやけ酒しており、石磊は店員に見とれつつそれに付き合っていました。午思齊は店長に自分の初作品をプレゼントします。講師の資格を取ったお祝いに食事の予約も取りつけ、いい雰囲気です。

白筱倩を家まで送って帰宅すると、石磊と午思齊の部屋に金予真が引っ越してきていました。前社長から所有権を委譲されたと言うのです。追い出される2人。午思齊は店長の家に泊まることができましたが、石磊はあてがないので1日だけ同居することに。家の中でも規約を決めて行動させようとする金予真に、石磊はうんざりします。

 

規約第2条：アマゾナイト

＜あらすじ＞
黒沃珈琲に来た石磊が午思齊を心配していると、後ろで王靖は机に伏して起きず、白筱倩は朝から赤ワインを頼んでいた。
王靖が何も言わないと周囲に当たりちらした白筱倩が、「シングル規約」を作るなんて金予真には絶対秘密の過去があると、石磊に今のまま同居を続けて秘密を探り、規約を撤回させようと提案する。
しかし方法が浮かばない。

黒沃珈琲ではインフルエンサーが「店長の言兆綱さんも副店長の程珞さんも看板ネコもイケてる」と撮影をしています。

黒沃珈琲に来た石磊が午思齊を心配していると、後ろで王靖は机に伏して起きず、白筱倩は朝から赤ワインを頼んでいました。王靖が何も言わないと周囲に当たりちらした白筱倩が、「シングル規約」を作るなんて金予真には絶対秘密の過去があると、石磊に今のまま同居を続けて秘密を探り、規約を撤回させようと提案します。

そんな時、社長室に呼ばれた石磊は、ニッケルを含む原料を全て捨てるように言われます。今後は金属アレルギーにも対応しニーズに合わせたプランニングをすると、金予真が経営方針に定めたからでした。

金予真は過去に思いを馳せます。実は精誠スタジオでは以前からチタンを使用して金属アレルギーの人も身につけられるアクセサリーを作っており、その宣伝に石磊も参加していたのでした。「君ならできる」とつぶやく金予真。

金予真は先輩である言兆綱に会いに、黒沃珈琲へ向かいます。自分の知っている金予真と精誠スタジオの「金ディレクター」は別人のようだと言う言兆綱に金予真は目を逸らします。金予真が帰宅すると、「自分にもこの家に住む権利がある」と風呂上がりで半裸の石磊が迫ります。

金予真の秘密を探ろうと石磊は業務中も退勤後も彼を徹底的にマークします。彼を横目で見ながら料理をしていると、指先を切ってしまいます。石磊の傷の手当をする金予真。「傷の手当は慣れている」と言う彼に、「もしかしてこいつは変態殺人鬼なんじゃないか」と推理する石磊。それを同僚たちに言うと、大笑いされてしまいます。しかも、石磊の目の前で金予真はあっさりと、いつもつけていた手袋を外してしまいます。

鉱物の調達が遅れている理由を尋ねる金予真に、担当者の王靖が「シングル規約」で気落ちしているせいだとぬけぬけと言う石磊。呆れて「受注の件は何とかする」と言う金予真に、石磊は「僕とあなたで賭けをしましょう」と持ちかけます。

 

規約第3条：トパーズ

＜あらすじ＞
どちらが受注を多く取れるのか、石磊は金予真に賭けをしようと提案する。
最初は無駄だと受け流す金予真だが、石磊に煽られ受けて立つ事に。
石磊が勝てば「シングル規約」は取り消しに、金予真が勝った時の条件は“秘密”。

2週間でどちらが受注を多く取れるのか、石磊は金予真に賭けをしようと提案します。最初は無駄だと受け流す金予真ですが、石磊に煽られて受けて立つことに。石磊が勝てば「シングル規約」は取り消しに、金予真が勝った時の条件は“秘密”です。

石磊、王靖、白筱倩は協力して、黒沃珈琲で顧客リストに電話を掛けまくります。偶然店内にいたインフルエンサーもライブ配信してくれますが、なかなかうまく行きません。

白筱倩は石磊に、再び金予真の状況を偵察して欲しいと頼みます。金予真のいない隙に社長室に入り、何かないか探す石磊。どこかに連絡している気配はありません。自宅の寝室も偵察しますが、その時、突然入ってきた金予真に驚き、2人でベッドに倒れ込んでしまいます。「君を食ってやる」と耳元で囁きふざける金予真に怒る石磊。

そんな時、偶然風呂上がりの金予真の半裸を見てしまう石磊。腹のあたりに大きな切り傷のようなものがあります。

2週間後、石磊たちは1件も案件を取れませんでしたが、金予真は茵華グローバルという会社から案件を取ってきて、石磊に担当をさせます。受注が成功すれば会社の危機は脱せますが、賭けには金予真が勝ってしまいます。悩む石磊。

言兆綱は、賭けは賭けとして、会社を安定させる案件を取ってきた金予真にお礼をしてみてはと提案します。石磊は金予真に手料理をふるまうことにします。

一方、午思齊はいつも料理を任せっきりの言兆綱にお礼をしたいと料理を作りますが、その出来は壊滅的。結局出前を取ることになります。

 

規約第4条：金属アレルギー

＜あらすじ＞
会社の危機を脱するために金予真が取ってきた仕事のお礼に、石磊は料理を準備した。
石磊得意の玉ねぎスープを飲んだ金予真は、倒れて救急車で病院へ。
石磊は、金属アレルギーがあるから金予真が手袋をし、ニッケル除去と食べ物の分別を指示した事を知る。

石磊得意の玉ねぎスープを飲んだ金予真は、倒れて救急車で病院へ。石磊は、金属アレルギーがあるから金予真が手袋をし、ニッケル除去と食べ物の分別を指示した事を知りますが、帰り道、金予真は事実を素直に認めません。スーパーマンの弱点みたい、クリプトン星人かと石磊は笑います。

黒沃珈琲で言兆綱にそのことを話すと、彼はメニューを取り出します。メニューは全て分類されていました。それは彼の大学時代の新歓で後輩がアレルギーを起こしたためでした。その後輩は食べられるものが少ないためいつも食事は一人、人気があったけど「クリプトン星」とからかわれていて孤独だったと思うと、店を作る時にアレルギーの事を考えたと打ち明けます。その後輩とは、金予真でした。「冗談が過ぎる」と言兆綱に怒られ、石磊は「なぜ言さんはこんなに穏やかでいい人なのに金予真は…」と考え込みます。

茵華グローバルの麦会長にプレゼンをする金予真と石磊。金予真と麦会長は昔からの知り合いだったようです。石磊は先日の冗談を謝ります。

それはそうとして、麦会長に近づき金予真の弱みを聞き出そうとする石磊ですが、麦会長は金予真を褒めちぎります。麦会長は若い頃、家族をかえりみずに今も孤独だそうで、石磊は家族を大切にするようにと説教をされます。

石磊は金予真に麦会長の家族を探して仲を良くしたいと提案します。独自に麦会長の息子を探し出し、彼が幼少期に父のために描いた絵をもとにアクセサリーを作って麦会長に提出する石磊。息子からは「今度の土曜日に一緒に母さんの墓参りに行こう」という言葉も取ってきていました。麦会長は喜び、企画は受け入れられます。

プレゼンの帰り道、無理をしすぎた石磊は倒れてしまいます。

 

規約第5条：サファイア

＜あらすじ＞
茵華グローバル（株）の麦会長を納得させるために頑張った石磊は、会議の帰り道に倒れてしまう。
金予真は、高い熱を出した石磊を抱きかかえて帰宅…。
翌朝、すっかり元気になった石磊は黒沃珈琲の店長に、金予真は人の世話も出来るし、少し彼を見直したと話す。

金予真は、高い熱を出した石磊を抱きかかえて帰宅。風呂に入れたり寝汗を拭いてやったりと甲斐甲斐しく石磊の世話をします。

翌朝、すっかり元気になった石磊は黒沃珈琲で言兆綱に、金予真は看病してくれたし、少し彼を見直したと話します。しかし賭けは金予真の勝ちとなり、石磊は彼の言うことを聞かなければなりません。

程珞から近辺で空き巣が入ったと聞き、急いで帰宅した石磊は、自分の母親・藍娟が、空き巣と間違えられて金予真に通報されたと知ります。母親は、社長とは知らずに金予真が通報した事を問い詰めていましたが、社長と知るやいなや態度を豹変させます。金予真も藍娟には規約を無視して甘い態度を取ります。その日は石磊は金予真の部屋の床で眠ることになります。

夜中、トイレに起きた石磊は間違えて金予真のベッドに潜り込んでしまいます。寝ぼけた金予真に「行かないで」と抱き締められて、動けない石磊。

 

規約第6条：インジウムと銀

＜あらすじ＞
携帯のアラームで目覚めた金予真は、自分の腕枕で眠っている石磊を見つめていた。
その気配で石磊が目覚め、二人共状況に驚いてベッドから飛び起きた。
台所で藍娟が作った、ニッケル無しの朝食を食べる3人。

携帯のアラームで目覚めた金予真は、自分の腕枕で眠っている石磊を見つめていました。その気配で石磊が目覚め、二人共状況に驚いてベッドから飛び起きます。台所で藍娟が作った、ニッケル無しの朝食を食べる3人。藍娟は病院で働いていたのでアレルギーに関する知識は豊富です。石磊を話題にし、金予真と藍娟は意気投合します。

黒沃珈琲に午思齊が来ると、程珞は休暇で、猫のワンワンは急遽入院してしまったため、替わりにお店を手伝うことに。

帰宅途中の白筱倩は、丁度鉱物マーケットを視察してから帰社しようとしていた王靖と会い、金予真が誰かに手を挙げて挨拶するところを目撃します。その様子を見て白筱倩は何か裏があると考え、彼を尾行します。

金予真のせいで白筱倩が遊びに来なくなったと言兆綱に文句を言う石磊。言兆綱は公私ともに嫌っていたはずの金予真に石磊がほだされはじめていることを突っ込みます。そこに、まかない目当てに程珞と午思齊も集まってきます。言兆綱と午思齊の仲が怪しいと盛り上がる石磊と程珞。その様子を店の外から金予真はうっかり見てしまい、打ちひしがれます。

夜中、金予真がうなされているのを見て思わず彼の額を撫でる石磊。なぜうっかりそんなことをしてしまったのか自分に困惑する石磊ですが、実は金予真は起きており、にんまりしていました。

翌日、午思齊が初めて講師としてワークショップを開きます。ワークショップには言兆綱も参加します。指輪をつくりながら頬にキスしたりとスキンシップを繰り返す2人。すると参加者のうちの1人、慕囚良が「社長を待っている」と言い出します。

黒沃珈琲を貸し切り、慕囚良と一対一で話す金予真。王靖によると、1週間前から高額で妙な注文をする客がおり、契約内容は当事者しか知らないという妙なうわさがあるそうです。

慕囚良は「メインにラブラドライト、純銅を使いアンティーク風の処理をしたものを、見積もりの倍額出して購入したい。コンセプトは”ひそかに待ち続ける愛”」と金予真に告げます。金予真は快諾。石磊はシングル規約に反すると反発し、「あなたが担当してくれ」と怒りをぶつけます。

 

規約第7条：ストロベリークォーツ

＜あらすじ＞
石磊が会社規約に反すると抵抗した「ひそかに待ち続ける愛」というコンセプトで、相場の2倍の金額で仕事を受けた金予真は、会社でも家でもパソコンの前にいた。
朝早く出社した金予真は、ボサボサの頭でトボけた事ばかりして、さすがの社員も心配する。
石磊は気になるのに、協力すると言いだせず、金予真の後を付けて行って、不審者と間違われ、警察に職務質問されてしまう。

「ひそかに待ち続ける愛」というコンセプトで仕事を受けた金予真は、会社でも家でもパソコンの前にいます。石磊はいい気味だとほくそ笑みますが、朝早く出社した金予真はボサボサの頭でトボけた事ばかりして、さすがの社員たちも心配。石磊は金予真の様子が気になりますが協力すると言いだせず、金予真の後を付けて行って、不審者と間違われ、警察に職務質問されてしまいます。

この事を黒沃珈琲で同僚にからかわれていると、程珞に「次は気付かれないように」と耳打ちされます。彼女との距離を縮めるせっかくチャンスに気付かない石磊は、白筱倩に「好きな人ができたでしょう」と言われ、なぜか言葉に詰まります。

言兆綱の家で、午思齊は手先を動かす練習のために折り紙をしていました。料理を作る報酬は折り紙以外でもいいと言われ、2人の視線は絡まります。そして何度も口づける2人。

朝食を黒沃珈琲でとる石磊。石磊は案件を金予真に押しつけたことを少し後悔していました。金予真のことをもっと知りたいと言兆綱に尋ねたところ、金予真が初めて付き合った恋人に振られた直後、交通事故で傷を負ったと知らされます。シングル規約はそのせいかと想像する石磊。そこで石磊は話の流れで言兆綱と午思齊がキス以上の関係になったことを知り、愕然とします。「恋に落ちると想いを隠せなくなる」と言兆綱に言われ、石磊は口ごもります。

石磊は藍娟に早く仲直りするように注意されます。帰宅すると金予真は背中にアレルギーが出て軽いパニックになっていました。石磊は金予真をなだめて背中を掻いてやります。水を持ってこようとする石磊を引き止め、甘える金予真。

 

規約第8条:ラブラドライト

＜あらすじ＞
背中にアレルギーが出て辛そうに眠る金予真に気付き、石磊は母から貰った薬を塗ってあげる。
心配なのは、あなたが社長だから、同居人だからと、理由をはぐらかし、金予真の質問に素直に答えない。
会社に行くと白筱倩と王靖が、石磊が金予真の面倒を見すぎではないかと詰め寄られる。

背中にアレルギーが出て辛そうに眠る金予真に気づき、石磊は母から貰った薬を塗ってあげます。心配なのは、あなたが社長だから、同居人だからと、理由をはぐらかし、金予真の質問に素直に答えません。薬を塗る最中も、金予真の傷が気になる石磊。

会社に行くと白筱倩と王靖が、石磊が金予真の面倒を見すぎではないかと詰め寄ります。シングル規約が破棄されるまで闘うつもりの2人に石磊は、「創作には愛が役立つことを証明しよう」と言い出します。白筱倩と王靖に愛に関するアイデアを出して貰うことに。

家では、石磊が金予真を心配する様子を見た藍娟が、石磊は以前素直に気持ちを表現しなかったがあなたにだけは真っ直ぐだと、金予真に話します。初恋で結婚したと言う藍娟に、金予真は「一度きりの恋愛で経験できなかったことは？」と尋ねます。藍娟は回数は関係ないと言い、息子の恋愛が楽しみだとほほえみます。

その夜、石磊は金予真に彼の体調が心配だと打ち明けます。「星の王子さま」を例に出し、きっと失うのが怖かったからバラは拒絶したのだ、いわゆるツンデレだと笑う石磊。その時、彼の顔を覗き込もうとした金予真とうっかりキスしてしまいます。

金予真は石磊のアイデアを借りて一気に下書きを書き上げ、翌日から、石磊は白筱倩と王靖の力を借りて作品を仕上げます。依頼された作品はたった2週間で完成しました。金予真は作品に「B612の香り」という名前をつけて慕囚良に手渡します。慕囚良は喜び、早速入金すると約束してくれました。帰り道、いい雰囲気の金予真と石磊を白筱倩がこっそり見ていました。

金予真は黒沃珈琲の朝食を真似て振る舞ってくれたり、石磊の好きな飲物を買ってきてくれていたりと、態度が軟化しています。藍娟は自分が帰った後も金予真を気にかけるようにと石磊に釘を差します。

言兆綱と午思齊はデートでラブラブな様子です。

石磊は自分が金予真をとても気にかけていることを自覚し、藍娟に相談します。「自分の心に従いなさい。真くんはいい子だわ」と言われ、大泣きしてしまいます。

その頃、謎の男が慕囚良から「B612の香り」を受け取っていました。「傷つくのを恐れて傍観するのはつまらない」と言い、任務完了を告げます。

金予真は「床の寝心地を試したい」と言って石磊を抱き締めて寝ます。

 

規約第9条：キャッツアイ

＜あらすじ＞
やっと心が通じた金予真と石磊。
床の寝心地を確かめると言って金予真は、石磊を後ろから抱きしめて眠る。
翌朝、会社で金予真は「B612の香り」の売り上げはボーナスとして支給すると告げ、更に、出がけに君の布団をクリーニングに出したから、取って帰って欲しいと石磊に伝える。

「床の寝心地を確かめる」と言って金予真は、石磊を後ろから抱きしめて眠ります。うっかり藍娟が部屋に入ってしまい、2人は気まずげに顔を見合わせます。

翌朝、会社で金予真は「B612の香り」の売り上げはボーナスとして支給すると告げ、更に、出がけに石磊の布団をクリーニングに出したから、取って帰って欲しいと伝えます。ランチに出ようとする金予真に石磊は、食材が余っているからと、自分の作ったお弁当を手渡します。食べ終わると、皆の前で「洗っておいた」と金予真が石磊にお弁当箱を返し、夏に向け企画を考えているという石磊の話を聞き終わっても、まだデスクから離れない金予真。その様子を見ていた白筱倩と王靖は、2人の間で流れる微妙な空気に気づき始めます。

一方その頃、黒沃珈琲ではインフルエンサーの女性から言兆綱がラブレターを貰っていました。しかし女性は「好きな人がいる」と断られ、午思齊と親しげな様子を見せられます。「これもいいわ」と開き直る女性。

就業後、金予真は石磊に一緒に帰ろうかと誘いますが、白筱倩がいたせいで2人は別々に帰ることに。白筱倩は「金予真にシングル規約の件、よろしく」と笑顔で石磊に年を推します。

黒沃珈琲の前を通った金予真は言兆綱と午思齊が店の前でキスしているのを見て立ち尽くします。白筱倩と王靖だけでなく、午思齊も、さらに石磊は程珞を好きだと勘違いし「全員クビだ」と言い出します。「あんたはクズだ」と石磊に罵倒され、「そうだ、私はクズだ」と言い残して先に帰宅する金予真。

言兆綱は自分たちの関係のせいで仕事に支障が出るのは嫌だから秘密にしておこうと言いますが、午思齊は「あなたがいれば何も怖くない」と言兆綱を押し倒します。

翌日、午思齊は言兆綱と付き合っていることを金予真に告げて辞表を提出しますが、金予真は「3人だけの秘密だ」と石磊と午思齊の前で辞表を破り捨てます。石磊が「規約を撤回すればいい。…僕らはどんな関係なの」と詰め寄ると、金予真は言葉を失います。

黒沃珈琲に逃げてきた石磊を追いかける金予真。そこに白筱倩と王靖も訪れ、その隙に看板猫のワンワンが逃げてしまいます。全員総出でワンワンを捜索します。その間に車に轢かれそうになった金予真を石磊が助け、仲直り。程珞は「店長たちと同じに見える」と金予真と石磊を見つめながら言います。

金予真は石磊のベッドで寝続けます。金予真が寝ている間に彼の顔を撫でていると、目を覚ましてしまい、微妙な雰囲気になる2人。

翌日、石磊は王靖に「男を好きになった」と相談。王靖は「別にヘンじゃないよ。ありのままの自分でいい。障害があるかどうか思うのは自分次第だ」と言います。勇気づけられ職場に向かうと、そこでは金予真が謎の男に「久しぶり、金予真。いや、”リアル”かな」と、「B612の香り」を片手でいじりながら立ち話をしていました。

 

規定第10条：錫（すず）と銅

＜あらすじ＞
金予真の前に、突然遠山グループの後継者・易子同（イー・ズートン）が現れる。
慕囚良（ムー・チウリャン）を使い、「B612の香り」を作らせたのは彼だった。
精誠スタジオに業務提携を持ち掛ける易子同に、戸惑いながらも受け入れることにする金予真。

金予真の前に、突然遠山グループの後継者・易子同（イー・ズートン）が現れます。「昔のように”イー・ストーン”と呼んでくれ」とはぐらかしながらも、慕囚良（ムー・チウリャン）を使い、「B612の香り」を作らせたことを認めます。そして、大量生産の商品には興味がないこと、麦会長の評価が高いこと、金予真がいることがここに来た理由だと彼は言います。「あの日、入院したそうだな。なぜ私を責めない」と言う彼に、金予真は無言を貫きます。

精誠スタジオに業務提携を持ち掛ける易子同に、戸惑いながらも受け入れることにする金予真。

黒沃珈琲に来た石磊は易子同がいることに驚きます。言兆綱は「ためらいなく消えておいて突然現れるんだな」と嫌そうな表情です。易子同は「彼を助けにきました。”シングル規約”は私のせいでしょう？規約を撤回させることが彼と彼の部下のためでは？」と石磊の方を見ながら告げます。「今の精誠スタジオには君の力は必要ない」と言う言兆綱の言葉を無視して、「無視ですか、いいですよ。全て知っていますから」と意味深な言葉を残して帰る易子同。

石磊がバーでやけ酒をしていると、白筱倩に全てお見通しだと言われ、金予真との関係に背中を押されます。

午思齊は言兆綱に「前に不確実なものは求めないと言っていたけど、結婚に興味はある？」と甘えながら尋ねます。「誰とも結婚はできない、思齊は初恋だから僕と結婚したいと思うだけだ」と言う言兆綱に、「初めて本気になったという意味では言さんにとってもこれが初恋だ」と食い下がります。熱意に負け、言兆綱は午思齊からのプロポーズを受け入れます。

石磊はなんとなく家でも金予真を避けてしまいます。その翌日、王靖から易子同から前回からの派生で「唯一」というテーマを出されたと石磊は言われます。石磊だけがその話をよく聞いておらず、金予真は易子同とどこかへ出かけてしまいます。

家の石磊のベッドには金予真がいません。金予真の面影を探して悶々とする石磊。

言兆綱から易子同と石磊が黒沃珈琲で同席していたことを聞かされ、驚く金予真。「勇気が出ないのは僕にも分かるけど、傷つくのが怖くても相手に言わせようとするな」と言兆綱は金予真に苦言を呈します。言兆綱と程珞は金予真を心配します。

その後、石磊は言兆綱から「午思齊との関係を見逃してくれたお礼に」と金予真も含めたピクニックに誘われます。

午思齊は金予真と石磊がお互いを避けあっているのが怪しい、実は付き合っているのではと言兆綱とじゃれながら話します。

その晩、石磊が帰宅すると、突然金予真からベッドに押し倒されます。

 

規定第11条：メレダイヤ

＜あらすじ＞
金予真と易子同の関係が気になって仕方がない石磊。
自分のことを避けている石磊と何とか話がしたい金予真。
そんな中、言兆剛から誘われたピクニックに出かけた2人だったが、突然、易子同が現れた。

金予真と易子同の関係が気になって仕方がない石磊。自分のことを避けている石磊と何とか話がしたい金予真。そんな中、言兆剛から誘われたピクニックに金予真は石磊を強引に連れ出します。言兆剛と午思齊は相変わらずラブラブで、午思齊はキスマークまでつけています。

そこに突然、易子同が現れ、「彼の予定は把握してる。企画について話がある」と言い出します。金予真に近づく易子同を見て石磊はいたたまれず、その場を去ってしまいます。追いかけようとした金予真でしたが易子同に引き止められ、断念。

後日、ディレクター室に居座る易子同に金予真は「今回の案は前回と関連しているのだからリーダーも同席させるべき」と石磊を引き止めます。易子同は「この案件で強調したいのは”離れていても互いの気持ちを理解できる”という点だ。”リアル”、そうだよな」と言います。

ディレクター室で体を重ねる易子同と金予真を想像して夜中に飛び起きる石磊。気を取り直して翌日出勤しますが、易子同は国際提携と精誠スタジオの次の企画を連動させる予定で、これまでのボツ案をファイリングしてブラッシュアップしようと言い出します。仕事はでき、金予真のこと以外は人当たりもよい易子同。石磊は「彼はいい人のはずなのに…」とモヤモヤします。

その晩、易子同から「何か話したいことがあるんじゃないかと思って」とバーに誘われる石磊。易子同は7年前にアメリカの小会社で研修することになり突然渡米。金予真は麦会長からそれを知らされて易子同を追って空港へ慌てて向かい、その途中で事故に遭い、半年間も意識不明の重体だったのだそうです。努力して人脈を広げたのもきっと自分に会うためだ、金属アレルギーなのに金属を使った製品に興味を抱いたのは自分に見つけてほしかったからだと断言する易子同。

石磊は易子同こそが金予真にふさわしい相手なのだと感じ始めます。頑固だけれど不器用で優しい、彼のこれまでの行動を思い出します。「リアルのことを話している時、君の目は輝いているよ」と言われ、戸惑う石磊。

黒沃珈琲では金予真が言兆剛から「大学時代の君に戻ったみたいだ」と言われていました。「たしかに再会を願いましたが、こんなふうに現れるとは…」と言葉を濁す金予真。なぜ今更彼が現れたのかと思い悩む金予真に、言兆剛は「自分に正直になって」と背中を押します。帰宅後、金予真は石磊に易子同のことを話そうとしますが、石磊は易子同のことを褒め、さっさと寝てしまいます。

翌日、石磊と異常に仲良くする易子同を見て、金予真は湧き上がる怒りを感じます。

 

規定第12条：金石（ジンシー）盟約

＜あらすじ＞
会社で易子同と石磊の親密そうな様子を見た金予真は、不安になり易子同に石磊に手を出すなと詰め寄る。
だが易子同は、石磊は以前の金予真に少し似ていて、彼が自分を選べばいい環境を与えられるし、石磊は既に承諾したと答える。
焦った金予真は石磊に何か伝えようとするが、言葉につまってうまく伝えられない。

会社で易子同と石磊の親密そうな様子を見た金予真は、不安になり易子同に石磊に手を出すなと詰め寄ります。しかし易子同は、石磊は以前の金予真に少し似ていて、彼が自分を選べばいい環境を与えられるし、石磊は既に承諾したと答えます。

焦った金予真は「僕たちはどんな関係なの」という石磊のかつての問いに答えようとしますが、「手に入れなければ失わない」と思うと言葉がつまってうまく伝えられません。それを見て石磊は金予真に「恋愛をする決意をしたら辞めなければいけませんか」と尋ねます。易子同を「ストーン」と呼び、デートの約束もしている石磊に何も言えない金予真。

その晩、金予真は易子同と石磊が裸で睦み合う夢を見て絶叫し、起きてしまいます。黒沃珈琲に走る金予真は、「易子同は絶対に石磊を傷つける」と不安で叫びます。言兆剛は石磊が行きそうな場所をピックアップしてくれます。会社に一旦戻りシングル規約の紙を掴むと、金予真は易子同に告白した場所へと走り出します。

そこで石磊に会い、彼の目の前で規約を破り捨てると、「あの時の賭けは私の勝ちだ。借りは返してもらう」と彼の唇を奪います。易子同に「どうしてこんなことを？」と尋ねる白筱倩に、彼は「過去の恋を精算して、金予真には前に進んでほしかったんだ」と言い、去っていきます。王靖と午思齊はハッピーエンドを微笑ましく見つめます。

帰宅した金予真と石磊はベッドで激しく愛し合います。眠る石磊を見つめながら、金予真は「B612のバラは帰る場所を見つけた。王子は長い旅の途中でキツネに出会い、麦畑の色が好きだったと気づいたんだ」と心のなかで呟きます。

翌日、送別会にも出席せずに易子同は黒沃珈琲で1人ワインを嗜んでいました。実は今回の件は言兆剛も少し感づいていたようで「我々は共犯ですよ」と2人は乾杯します。

就業後、午思齊は言兆剛に指輪を渡しに来ます。言兆剛は淹れていたコーヒーを差し出すと「この一杯の名前は”I DO”」と告げて、指輪を左手薬指に受け取ります。

実は易子同とぐるになって石磊も金予真を騙していました。石磊に新しい規約を渡す金予真。「第一条、君を愛する。第二条、君を愛する。第三条、やはり君を愛する…」と読み上げ、2人は手をつなぎ歩いていきます。

 

番外編 約定の後

＜あらすじ＞
金予真が帰宅途中、突然慕囚良が現れて、易子同からとUSBを手渡す。
夜、石磊がソファで眠っているのが目に入ったため、金予真は着ていた上着を掛け、髪にキスをする。
その脇で、受け取ったUSBをパソコンに差し込むと、入っていたのは易子同からのメッセージと7年前の金予真との映像で…。

金予真が帰宅途中、突然慕囚良が現れて、易子同からとUSBを手渡します。

夜、石磊がソファで眠っているのが目に入ったため、金予真は着ていた上着を掛け、髪にキスを落とします。その脇で、受け取ったUSBをパソコンに差し込むと、入っていたのは易子同からのメッセージと7年前の金予真との映像でした。

「7年前、心から君を愛していた」というメッセージとともに流れる7年前に新居で会いを育む2人の映像が流れます。当時、易子同は「今週末にアメリカに行く、一緒にアメリカへ行こう」と金予真に言いながらも、実は渡米について話すつもりはなかったのです。「行かないで」と泣く金予真を振り切り、アメリカへ渡りました。

易子同は叔父である麦会長から「シングル規約」のことを聞き、自分が解決すべきだと思ったのだそう。石磊とバーで飲んだ日からずっと、易子同は金予真を救えるのは石磊だと確信し背中を押し続けていました。

2人で私を騙していたなんてと、目を覚ました石磊に金予真はいたずらをするように口づけを繰り返します。

 

まとめ

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