タイBLドラマ「boyband The Series」の全話ネタバレ感想・あらすじ・評価・動画配信|実在アイドルたちがリアル芸能BLを演じる!

ドラマ

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アイドルグループ内で、決して知られてはいけない禁断の恋…!?リアルアイドルが送る、現実と錯覚必至の胸キュンラブストーリー!「boyband The Series」

全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:BOYBAND The Series」公式サイト

謎多き極貧青年 と 親の反対を押し切ってアイドルを夢見る大学生 のお話。

<あらすじ>
世界的なボーイズアイドルになることを夢見る少年たちは、練習生として、日々、歌やダンスの厳しいトレーニングに明け暮れる。
彼らは、芸能界の女王セレナの所属会社である、ワールドスターの下で、激しい競争に耐えている。
そんな彼らには、グループ内恋愛禁止というルールがあって…。

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こんな人におすすめ

  • アイドルBLにワクワクする!🎙️✨
  • タイの芸能界モノドラマが観たい🇹🇭
  • XIのファンだ☺️💕

 

本作をもっとよく知るための小ネタ

作中でアイドルを目指す少年たちが、ボーイズグループ「VR1」を結成するのですが、このメンバーを演じるのは、実際にオーディションで勝ち残り昨年タイでメジャーデビューも果たした「XI(エックスアイ)」のメンバー。実際にアイドルとして活動している彼らのステージシーンは圧巻です。

②監督は「Together with me」で監督を務めたジェット・ブンヨープラカーン、脚本は「Cutie Pie」シリーズを手掛けるピアンパイトゥーン・サータラワーハが担当する。

 

ネタバレ感想

第1話

<あらすじ>
アユタヤでゾウの世話に、観光客向けダンスショー、そしてレストランのウェイターの仕事を掛け持ちする、貧しくもひたむきな青年トップ。
彼を遠くから眺めていたのは、なんとアイドルの卵を発掘するアーティスト・マネージャーのマダム・ポリーだった。
マダム・ポリーは容姿端麗でダンスの才能もあるトップをスカウトし、アイドルへの道を勧める。

タイの世界的ボーイズグループ「VR1」のコンサートがいよいよ始まります。ヘアメイクをされたジュジュはどこか緊張しています。あと30分で開演にも関わらず、メンバーであるトップの姿が見当たりません。
トップはバイクで急いで会場に向かっていました。途中で男性にぶつかりますが、ファンたちの追っかけから逃げ切り、どうにか楽屋入りします。メイク担当のマダムに化粧をお願いするトップ。

VR1は円陣を組み、舞台に向かいます。「ここまで来たな」と手を握り合い、額を合わせるトップとジュジュ。

舞いながら剣術を披露するトップ。マダムポリーはそんな彼を見て「アユタヤの宝石を見つけたわ」とひとり言をいいます。トップの父は、息子に夢はたくさん持つといいとアドバイスします。
昼はゾウの世話に、観光客向けダンスショー、夜はレストランのウェイターの仕事を掛け持ちするトップ。そこにマダムポリーが現れ、自分はアーティスト・マネージャーであると自己紹介した上で、トップが韓国で練習生をしていたことを知っているからアイドルにならないかとスカウトしてきます。アイドルなら1時間でこの店で働く1ヶ月の給料がもらえると言われ、揺れるトップ。

丁寧に身支度を整えて車で出勤したジュジュですが、道を歩いていたトップのリュックがジュジュの車のサイドミラーに引っかかってしまいます。慌てて追いかけるトップ。どうにかリュックは取り返せましたが、二人の仲は険悪です。

音楽会社「ワールドスター」のオーディションに来た、ジュジュとトップ。「田舎者もオーディションかよ」とジュジュに言われ、トップはイラッとします。

世界クラスのボーイズグループを作る審査員として呼ばれたのは、ワールドスターの社長・セレーナ。彼女は「夢のために人生の全てを賭けられる6人を探しに来た」と言います。「候補者を見たい」と言うセレーナは、「自分に才能があると思うならステージへ」と呼びかけます。次々とステージでダンスを披露する参加者たち。渋い顔のセレーナ。

セレーナは参加者のステージを止めると、「まだまだね。サンは途中で疲れが見えたし、プックポンは体の軸がブレてた。でもあなたたちを試金石にするわ」と宣言します。「二人を超えられないなら帰っていいわ」と言われ、続々と参加者が帰っていきます。
ジュジュはセレーナに可愛いと言われますが、音がズレているし踊れるかも分からないと酷評されます。しかし可能性を評価され、残留できます。
最後の参加者はトップ。韓国で練習生をしていましたが、母の足が悪化したことでタイに帰らざるを得なかったのでした。見事なブレイクダンスを披露するトップ。しかし口を開いた瞬間、訛りを感じてセレーナは彼を落とそうとします。しかも、もしアイドルになれなければ元の生活に戻るとトップが言うと、セレーナは「アイドルに全身全霊を賭けている人しか要らない」と厳しく切り捨てます。

トイレでジュジュはトップに「田舎者」「韓国での経験を鼻にかけるな」と喧嘩腰で話しかけます。トップは怒り心頭でトイレを後にします。

40人いた候補生のうち20人に絞られた候補生が次々に名前を呼ばれます。サン、ケン、タイガー、パオパオ…トップも候補生に入りました。早速、明日から練習が朝8時から夜6時まで開始されます。月曜から金曜までみっちりレッスンが入れられるとのことで、練習生たちは顔が引き攣ります。さらに、ワールドスターのスター同士でデートも恋愛も禁止だと言い渡されます。

 

第2話

<あらすじ>
ワールドスターのオーディションを通った練習生20名のトレーニングが始まった。
初日に、まず行われたのはランニングやハードルなど、まるで体育の授業のようなトレーニング。
本格的なレッスンを期待していた練習生は愚痴をこぼす。

「VR1」のライブに熱狂する観客たち。

朝、屋台で焼き串を買うトップ。会社に来て食べていると、同じ候補生のカムパンが食べたそうにしています。
もう8時なのにのんびりと食事をしていたトップたちを見て、セレーナは「さっさと準備運動しなさいよ」と激怒します。

同事務所の他の女性アイドルの練習を見て大喜びする候補生たち。
しかしそんな楽しい時間は束の間。すぐさま練習に入ります。ランニング、ストレッチ、ダンス…と息をつく暇もなくスケジュールをこなしていきます。練習風景を厳しい目で見つめるセレーナは、「今日のダンスのレッスンは甘かったから明日は気を引き締めて」と厳しい言葉を浴びせます。午後はさらに厳しい歌のレッスンが待っています。気分が悪い、もう無理だという候補生たちには、「帰りなさい」と叱責します。

オーディション前、ジュジュはマダムポリーにスカウトされます。ジュジュは医師志望です。アイドルになれば医師より稼げると言われ、ジュジュはオーディションを受けたのでした。

あまりの過酷な練習に嘔吐するジュジュに、ヤードムを貸してくれるリュウ。二人は休憩時間に一緒に食事を食べにいきます。

昼食にエッグヌードルを食べながら、東北弁で話すジェフとトップ。ジェフは幼い頃からバンコクと行き来をする生活をしていたらしく、ローイエットでは老若男女にダンスを教えていたそうです。トップは故郷はコーンケーンで、アユタヤでは1年間働いていたと打ち上げます。ジェフはコーンケーンに彼女がいたと泣き出し、リュウはウェットティッシュを差し出します。リュウはジュジュを誘い、ジェフとトップの横に座ってエッグヌードルを食べ始めます。
そこにリュウ宛にファンから差し入れがあるからみんなで分けてとモスと呼ばれるマネージャーがやってきます。ファンの気持ちを慮って道端では食べないでと怒られ、肩をすくめるリュウ。

水泳のレッスンに勤しむ候補生たち。ケンは足が攣った他の候補生を救助しますが、それを見ていたボーカル指導のキン先生はなぜか戸惑ったように目を逸らします。プールサイドで発声練習をしますが、ケンはひときわ美声で、監視カメラから見ていたセレーナを魅了します。

ダンスのレッスンで、ジュジュはついていけません。同じチームなのだから一緒に頑張ろうと励ますリュウに対し、サンは足手纏いだと鼻で笑います。ジュジュを心配するトップですが、ジュジュには無視されてしまいます。

練習を終えて屋台で買い物をしようとしていた、ジュジュとリュウ・トップとジェフの4人。すると、ジュジュが突然バイクに乗った男に荷物をひったくられてしまいます。トゥクトゥクに飛び乗った4人は、男を追いかけ、追いつくと、トップは男と殴り合い、戦いを制します。ジュジュは「大変だった」と大袈裟に言いますが、何も言わないトップを褒めるジェフ。

ダンスの練習を再開するジュジュですが、サンから「諦めろよ」と煽られ、喧嘩しそうになります。トップに諌められ、2人だけだブレイクダンスの練習をします。練習中、倒れたジュジュを庇おうとトップが下になってしまい、2人は至近距離で見つめ合います「ありがとな」とぎこちなくお礼を言うジュジュ。

セレーナとマダムポリーの前でダンスを披露する候補生たち。セレーナに「全力で踊った?」と言われ、ジャックは「今日は疲れていたので…」と言い訳したために、クビを宣告されます。ジャックは逆ギレし、セレーナをペテン師呼ばわりして去ってしまいます。翌日は朝から演技のレッスンの予定です。
ボーカル指導のキン先生を食事に誘うケン。キンは以前、初対面のケンに23歳だと自己申告したことを訂正し35歳だと言いますが、ケンは気にしていない様子です。

ジュジュに「ありがとう」と改めてお礼を言われるトップ。4人でレッスン後にソムタムを食べに行こうとジェフが誘ってくれますが、トップのもとに誰かから急に電話が入り、彼は先に帰ってしまいます。

 

第3話

<あらすじ>
ワールドスターでのトレーニング開始から3か月が経ち、練習生たちは厳しいトレーニングにも少しずつ慣れ、お互い仲良くなり始めていた。
しかし、まだ最終的に選ばれる6人のメンバーが決められることはなく、競争は次第に激しさを増していく。
いつ決まるのかも分からないという状況下で、毎日の過酷なトレーニングに耐える練習生たちは、少しずつ不満をため始めていた。

3ヶ月後、「もっと候補生の人数を落とさなきゃ」と言うセレーナ。マダムポリーは才能の原石たちだから惜しいと寂しげに言います。

その時、「ワールドスター」事務所にたくさんの取材陣が押し寄せます。新しいアイドルを養成中とのことだが、裁判はどうなったのか…マダムポリーはアーティストからお金を横領した容疑があるとか…そこにジャックが現れたため、彼が記者たちにタレコミをしたのだと分かります。「パヌさんもこのプロジェクトに参加していますか」という記者の質問に凍りつくセレーナ。遠目に騒ぎを見て、不安を覚える候補生たち。

5年前、セレーナはパヌに契約書を突きつけます。「別れたい。もうこれ以上一緒にいられない」と言った彼女に、パヌは「スターダムは俺のものだ」と言い放ちます。セレーナは「私が作り上げた会社よ!」と反論しますが、パヌは「なんでも手に入ると思うなよ!この業界でやっていけなくしてやる!」と激怒するパヌ。

田舎に引きこもっていたセレーナでしたが、ある日、マダムポリーが彼女のもとを訪ねてきます。マダムポリーは「アーティスト養成会社はたくさんあっても、あなたほどの手腕の人はいない。私、管理していたアーティストに裏切られたの。あなたと同じよ。名誉とお金を取り戻さなきゃ」とセレーナを焚き付けます。セレーナはすっかり情熱を失っていましたが、マダムポリーの「私は絶対に諦めない」という言葉に引っ掛かりを覚えます。その後も飽きるほどセレーナのもとに通ってくるマダムポリー。6人組のボーイズグループを作りたいというマダムポリーの願いに渋るセレーナですが、100人の候補生の中から6人に絞ろうと提案します。

ジェフはエステラのダンスを褒めると、彼はリサという同じ女性候補生のダンスもうまいとにやけます。そこにリサが現れ、ジェフにバスケをしないかと挑発的に誘います。ジェフはボロ負けし、エステラは「下手くそ!」と言われて真っ赤になります。

トイレの個室でタバコを吸っていたジュジュは、ジャックがクビを宣告された時のことを思い出していました。電話をしながらトイレにトップが入ってきます。「お金なら足りてる。母さんに薬を飲むよう言ってくれよ」と言うトップに、「彼女か?」と尋ねるジュジュ、中2の妹だと答えるトップですが、父の存在を聞かれると黙ってしまいます。ジュジュは自分は父子家庭だと打ち明け、候補生となっていることは言えずにおり、勉強に集中してほしいと思われていると言います。

エンタメ系のネットニュースサイトに悪い噂を書き立てられるのでは、新ボーイズグループに悪影響が出るのではと心配がるセレーナ。マダムポリーは「黙らないなら差し止め要求をすると言っておいたわ」とウインクします。セレーナは噂を信じるなら辞めていいと候補生たちに言い渡し、候補生たちはレッスンを続けます。

サンはポックポンに「ジャックは最低だ」と言い、「セレーナはどうだ」と言います。2人はレッスンと仕事を掛け持ちしており、いつになったら結果が出るのかとイライラしています。「3ヶ月やろうが3年やろうが負け犬は変わらない。今日中にメンバーを決めてほしいよな」と言うサン。サンは地方出身であるトップとジェフのことを下に見ています。

リュウのファンクラブがアイスのフードトラックを差し入れしてくれます。ジュジュとリュウ、タイガーとケンはアイスを食べながら写真を撮ってもらいます。リュウはアイスへのお礼動画をアップすることで、世間の目をセレーナたちから自分に逸そうとします。

懸命に個人練習を続けるリュウのもとに、モスから電話がかかってきます。浮かない顔のリュウ。ジュジュが話を聞こうとすると、「モスさんがオーディションへの参加をよく思っていなくて、ツアーに参加してほしいと思ってるみたいで…」と言葉を濁します。「セレーナさんを信じろよ。余計なことは考えるな」と言うジュジュの言葉に勇気づけられるリュウ。

セレーナや候補生たちの前でダンスを披露するサンとポックポン。ダンスの完成度は高く、ジュジュとリュウは「すごいな」と感嘆します。ポックポンを自分の腰巾着だと言うサン。サンは審査員気取りで、候補生たちをジャッジしていきます。ヨックは無邪気に「じゃあ誰がメンバーに入ると思う?」と聞きますが、その横でカムパンはイライラしています。

その後も、レッスン中にジュジュがトイレに閉じ込められたり、エステラの靴が隠されたり、リュウのアイストラックのゴミがぶちまけられたり、ジェフのリュックに激臭のナンプラーが入れられたりと、嫌がらせが立て続けに起きます。「臆病者め!出てこい!」とジュジュは起こりますが、他の候補生たちは見向きもしません。ただ1人、サンだけがにやりとしていました。ジュジュは犯人を探すと意気込みます。

セレーナはいじめの主犯を見つけようと、「どれだけ実力があろうと関係ない。いじめは最低の行為よ」と言い渡します。セレーナは候補生たちにアイスのインスタのアカウントを共有し、「あなたのフォロワーの中に私を恨む人がいるようね」と言います。ジャックが鍵垢だったアイスの投稿内容を記者に流していたのです。アイスの投稿にはセレーナへの愚痴が綴られていました。アイスは謝罪しますが、セレーナは彼にクビを宣告します。

問題だらけで疲れたというジェフと3人に、ジュジュは昼食を奢ってくれます。実家に仕送りしているトップは奢らなくていいと言う3人。4人は楽しく食事をしていましたが、サンは「ここは臭くて食事なんてできそうもない」と大声で喚き立てます。「お前には実力不足だから諦めろよ」とジュジュを挑発し、サンは去っていきます。

1人でバスケを練習するリサに近づくエステラ。ボールを顔面で受け止めた彼に上から目線で謝るリサですが、エステラは彼女に惚れきっており、彼女のキツい言葉も気にならないようです。エステラはリサにバスケを教えてほしいと頼みます。

キン先生が教室から帰ろうとしていると、ケンが「歌唱のクラスで分からないことがあるから」と彼女を呼び止めます。キン先生は思わずときめきそうになりますが、「授業中に聞いて。誰も特別扱いしないようにと言われているの」とケンを牽制します。

ジュジュは「嫌がらせの犯人はサンのはずだ」とリュウにこぼします。リュウはジュジュがタバコを吸っていることを指摘し、セレーナにバレたらクビにされるぞと指摘します。

事務所から帰る2人を見ていたセレーナは、マダムポリーに「これからもっとスピードを上げるわ。誰がいいかは検討がついてる」と言います。マダムポリーは「現段階で最も優秀な1人は誰だと思う?」と尋ね、セレーナは「サンね」と即答。逆に、基準に満たないのはジェフだと言います。

「VR1」としてステージで踊るジェフ。

 

第4話

<あらすじ>
ある朝、自宅でレッスンに行く身支度をしていたトップは扇風機に足をぶつけてケガをしてしまう。
ワールドスターのスタジオでは、ジュジュやジェフたちがレッスンの時間が近くなっても姿を現わさないトップを心配していた。
特に、トップがいなくなってしまう夢を見たジュジュは、その夢が前兆であったのではないかと不安になるが、時間ギリギリにトップが現れる。

VR1としてステージで歌い踊るジュジュとトップですが、突然自分1人になってしまう…という夢をみるジュジュ。嫌な夢だったと顔を顰めて起きます。

起床したトップは服を着替えて会社に向かおうとしますが、扇風機に足の小指をぶつけて流血してしまいます。塗り薬でどうにか凌ぎますが、トップはなかなか会社に来ません。彼がクビになるのではと気が気ではないジュジュ。ゾウの軟膏を塗ったと言う彼に「臭い」と顔を顰めるジェフ。そこにセレーナが現れ、「アーティストは常に万全の状態でなければならない」と言い、候補生たちにすぐさまダンスの練習に移るように命じます。足を庇うトップを心配そうに手助けしようとするジュジュとジェフ。リュウは冷却スプレーで応急処置をした上でスプレーをプレゼントまでしてくれます。

セレーナは候補生たちのダンスを見て「よくできている」と評価すると、「現実では全く知らない人と組むかもしれない。グループをバラバラにして新しいグループを作る。すぐに踊って見せて」と言い渡します。懸命に踊るトップがよろめいた時、パオパオという別の候補生が大きく転倒します。救急車を呼べと大騒ぎになります。
2週間休めば良くなると縋るように言うパオパオですが、セレーナは「ショーは続けなくてはいけないのよ。弱っている人を待ってる暇はないわ」と冷たく言い渡します。暗い雰囲気に鳴る候補生たち。

パオパオが気の毒だと言うジェフとジュジュ。パオパオを励ましに行こうと言うリュウに、トップはセレーナを説得しようとしますが、ジュジュたちに「今何か進言しても保身のためだと思われるだけだ」と諌められます。午後も候補生たちのダンスをチェックするセレーナ。

翌日もトップはクビを覚悟でセレーナを説得したいと言い、ジュジュはトップは自分よりダンスが上手いのだから残るべきだ、自分がセレーナにパオパオを残すべきだと言いに行くと提案します。トップは「残すかどうかは突発的な怪我を理由にではなくスキルで判断すべき」と言いますが、「踊れないパオパオの代わりに誰かがクビになるのにいいの?」と問い詰めます。結果、多数決でパオパオを残留させるか決めることになります。ジュジュたち7名は残留させるべきと挙手しますが、全候補生は15名。過半数を下回ったため、パオパオはクビになります。自分の決定に疑問を持つ人は自分が正しいと思うなら票を集めてから来いと命じるセレーナ。
今日のクビを命じられたのはアッタ。パオパオのクビを喜んでいたという理由でした。

翌日、パオパオが事務所に来て「危険を冒してまで僕を守ってくれてありがとう」とジュジュたちにお礼を言います。再び立ち上がる日を待っているとトップに励まされ、微笑むパオパオ。皆でソムタムを食べに行きます。
ダンスの練習をしたり、サッカーをしたり、共に過ごす時間を楽しみます。

ボーカル練習を終えて帰るトップたち。ジュジュは後片付けをしてから帰ると言い、1人スタジオに残り、居残り練習をします。しかし部屋から妙な音が聞こえてきたので、ジュジュは早々に帰ることにします。恐る恐る事務所を後にしていると、トップが突然現れてジュジュは思わず大声をあげてしまいます。恐怖のあまりトップに抱きつくジュジュ。トップはジュジュを歌の練習に誘いにきたのでした。
肺活量を鍛えるためにプールで歌の練習をしようと言うトップ。水遊びをしたり腹筋をしたりして楽しむ2人。

家に帰ったらジュジュは、父に「こんなに夜遅くまで何をしてたんだ?」と問い詰められます。個別指導だと嘯くジュジュ。勉強のためなら何をしても構わないが、それ以外は許さないと言われます。

リュウは事務所でジュジュとチェスをしていました。学生時代が懐かしい、あの頃は楽しかったと言うリュウに、アーティストの方がずっと楽しいだろうにと不思議がるジュジュ。リュウは「最初は楽しいけれど、しばらくすると寂しくなるよ。仲間ができてもすぐに別れなければならないかもしれないし」と言い、言葉を濁します。マネージャーのモスはたくさん仕事を取ってきてはリュウに裁いてほしいと願っていますが、リュウは今の練習をもっと続けたいと考えています。ジュジュも父と自分をリュウの境遇に投影して、共感します。ジュジュは自分の可能性を父に見せたいと言い、リュウもそうしたらいいと促します。

キン先生のボーカルのレッスン中、父から電話がかかってくるジュジュ。今日も遅くなるのか、今何しているのかという確認の電話でした。電話の後は、キン先生の前で練習の成果を出すことができました。

しかし、レッスン室にジュジュの父が怒鳴り込んできて、ジュジュを引っ張り出してしまいます。ジュジュの父は息子を医者にしたかったようです。ジュジュの父は携帯のGPSを辿って事務所にたどり着いたようです。セレーナに向かって「お前がたぶらかしたんだな!個別指導の契約書だと騙されて、事務所への入所にサインしたんだ!」と激怒する父。セレーナは「まず息子さんの話を聞いてください。息子さんはあなたの所有物ではありません」と言い放ちます。

ジュジュは父に家を追い出されてしまい、トップの家に転がり込むことに。トップは友達なんだから気にするなと慰め、しばらく自分の家に泊まるように勧めます。熱帯魚にもパートナーがいるのになぜ自分にはいないのかとぼやくジュジュ。明日授業に出た後は母に会いに行き、意見を聞く予定です。2人で美味しく夕食を食べた後は、1つのベッドで眠ります。向かい合って寝ると気まずく、2人はなるべく顔を合わせないようにします。

朝から海辺でダンスの練習をするトップとジュジュ。爽やかな汗を流します。
事務所を出ると雨が降っていました。1人で母に会いに行かせるのが不安なトップ。相合傘をして、母の住むクラビへ一緒に行くことに。

 

第5話

<あらすじ>
ジュジュの母親を訪ねるためクラビを訪れたジュジュとトップ。
父親とは異なり、自分の夢に理解を示し、応援してくれる母親の言葉にジュジュは安心し、久しぶりの家族との再会を心行くまで楽しむ。
美しい自然に囲まれた地で、おいしい食事に美しい景色、伝統文化などで短い旅行をのんびりと楽しんだ2人は、お互いの家族のことや、過去のことなど、より深い話もし、今まで以上に仲を深めていく。

クラビへと車を走らせる2人。ジュジュの祖父母と母、ネンおじさんの3人はダンス教室を経営しています。ノーラーやナン・タルンと呼ばれるダンスを教えており、祖父は影絵師もしています。見せてやると嬉しそうな祖父に、思わず笑みが溢れるジュジュ。
トップとジュジュも生徒たちにまじってダンスを踊りますが、うまくいかず思わず笑い出してしまいます。

事務所との契約者に、内容も読まずにサインしてくれる母。「あなたを信頼しているから」と言われ、ジュジュは微笑みます。「あなたを父親の元に残したことを後悔してる。闘うべきだった」と言う母に、「僕のことを理解してくれないことが辛い」と打ち明けるジュジュ。医者にはなれるかもしれないが、やりたいことではないと言い、歌やダンスを踊っていると「ここが自分の居場所だ」と思えると言います。

クラビの地元料理に舌鼓を打つトップとジュジュ。2人でSUPを楽しみ、美しい海を堪能します。最高の風景だと言われ、嬉しくなるジュジュ。海辺でダンスの練習をして、疲れた頃に叔父さんに夕食を振舞ってもらいます。バンコクに戻ればまた練習漬けの日々だと思うと、少し憂鬱です。

その夜、買ったのしいかを海辺で食べる2人。ジュジュは自分の生い立ちを話し始めます。女優の母はジュジュを育てるために父に夢を諦めさせられたのです。両親が離婚したのはジュジュが7歳の時です。その時は何でも買い与えてくれる父が好きで、バンコクにいたかったので父を選びましたが、今は後悔しているようです。
ジュジュはトップに韓国で何があったのかと尋ねます。父が借金を作って逃げたからだと答えます。夢を追いたくて韓国で練習生になったものの、母が交通事故に遭い、歩けなくなったため、帰国するほかなかったのでした。
ジュジュはトップにアイドルになる夢を叶えてほしいと真剣に言います。トップは誰にも言わないでほしいと言い、ジュジュに顔を近づけますが、直前まで食べていたのしいかの臭いが臭すぎてジュジュは顔を背けてしまいます。

その晩、ジュジュの祖父による影絵の舞台が催されました。トップとジュジュも手伝います。「幸せになるんだぞ」とジュジュを抱きしめて送り出してくれる祖父。母も別れがたそうです。パヌという人から電話がかかっていたぞと言われるトップ。バンコクに帰ると激怒するジュジュ。騙していたのかとトップに詰め寄ります。

トップはマダムポリーからスカウトを受けましたが、アイドルになるつもりはありませんでした。しかしパヌから連絡があり、アイドルにしてやると前金が支払われたのでバンコクまで来たのでした。その前金のおかげで、トップは父の借金を返済できたのです。
「つまりデビューは確約されてるってことか」と尋ねるジュジュに、「セレーナさん次第だから頑張らないと」と答えるトップ。パヌがなぜそんなことをするのか分からないジュジュですが、トップはは毎日セレーナの言動を報告するようにパヌに言いつけられているのだと告白します。その見返りに1000万バーツ(日本円で約4200万円)ももらっていたのです。トップは、指導も受けられたし友人もできて最初は嬉しかったものの、今はもうこんなことはやめたいと弱音を吐きます。しかし、報告を止めれば全額返済しなくてはいけません。「君を助ける方法が分からない」と涙するジュジュを抱きしめるトップ。「君を愛してしまっているのに…」と泣くジュジュに、トップはキスします。トップは、「俺がどうなっても君は自分の夢を追うんだ」とジュジュに約束させます。

父に母は夢を応援してくれたことを報告するジュジュ。「車のキーを置いていけ。出て行くなら全て置いていけ」と言う父。「夢を追う人を皆追い出して、虚しくない?」と言い返すも、憔悴しきった様子でトップの家に居候を始めるジュジュ。

8ヶ月後、候補生たちは練習を始めてから1年が経っていました。練習内容の難易度は上がっており、残っている候補生は12名です。誰が選ばれるのかはまだ分かりません。

帰宅中のマダムポリーはポックポンから「あの件ですが、彼女はもう心を決めましたか?」と尋ねられます。「俺に言い寄ってきたことも彼女に密告しますよ」と逆に脅され、無視するマダムポリー。

セレーナから1人ずつオリジナルソング作りを命じられる候補生。作詞作曲も全て自分でやらなければなりません。「大切なのは感情で、音は後からついてくる」と言うフルーク。ジェフの今朝見た夢の内容をもとに歌を即興で作り上げるフルークに、候補生たちは尊敬の念を抱きます。
キン先生とタイガー、ジュジュとトップに恋の匂いを感じ取るマダムポリー。それぞれを物理的に引き離します。

タイガーは曲はできたけれど自信がないと言いながらジュジュに歌を聴かせてくれます。すごくいいと褒めちぎるジュジュですが、タイガーはもっとサンみたいになりたいと言います。ジュジュも、「サンは嫌いだけれど僕も彼みたいに上手くなりたい」と告げます。

セレーナから呼び出されたジュジュ。父から託されたと車の鍵や小切手を渡されますが、ジュジュは「自分の力で成功したいから返してほしい」と頼みます。セレーナは「私は返さない。成功したら自分で返しなさい」と言い渡します。

キン先生はケンが歌の練習をしているのを見てしまいます。歌詞は明らかにキン先生への告げられない想いを歌っていました。その場を立ち去ってしまうキン先生。

トップはジュジュへの想いをストレートに歌詞にして歌います。
セレーナは候補生たちの歌を聴き、ケンがずば抜けていたと評価します。また、候補生となって1年の節目ということで最後の課題を出し、その結果によってデビューするメンバーを決めると発表します。候補生を10人を5人ずつ2チームに分けます。残ったコプターとタイガーはクビになります。コプターは感情のコントロールが苦手なところが、タイガーは能力が横並びで特に優れた能力がないところが問題だと指摘します。
セレーナは「これから1週間の間に、審査員をあっと言わせるパフォーマンスを用意して」と候補生たちに命じます。

ジュジュとトップはチームが分かれてしまいました。どちらのチームが勝つか不安なジュジュに、どんな結果になっても大丈夫だと背中を押すトップ。そこにパヌから電話が。

 

第6話

<あらすじ>
10名のファイナリストに選ばれたリュウが突然事故に遭い病院に運ばれる。
幸い命に別状はなかったが最終選考から外されてしまう。
リュウの代わりに急遽選ばれたのはファイナリストに残れなかったタイガー。

帰宅したリュウは、家の近くの車道を亀が歩いているのを見つけ、歩道に移動させてやります。するとそこにバイクが突っ込んできて、事故に遭ってしまいます。
翌日、リュウが昏睡状態だと知らされ、セレーナからは「リュウは最終選考までに戻れなさそうだから、彼の代わりにタイガーを入れることにする」と言われます。
セレーナは「全員できる限り練習を続けて」と候補生たちに喝を入れます。

マダムポリーはセレーナにリュウが危篤状態から回復状態に移りつつあると報告します。脳に損傷がなかったのが不幸中の幸いでした。リュウの弟にはできるだけの支援をすると伝えてほしいと言うセレーナ。
タイガーが入ったことに不満を覚えるサン、ポックポン・ヨック・トップらが何を考えているか分からないのも不安だと打ち明けます。マダムポリーは自分を買収しようとしたポックポンに不信感を抱いていると言い、「能力はあるけれど、今後判断を間違えるかもしれない」と提言します。

「リュウがいるチームが絶対勝つよ。フォロワー数が20万を超えてるし、グループを売るためには有名人が必要だから」と言うポックポン。ポックポンは「俺の計画にはチームの力が必要だ」とサンたちに言い、何かを企んでいるようです。

ジュジュが倒れたと練習室に駆け込んでくるサン。トップは慌ててジュジュの様子を見に行きますが、彼はいつも通りで、トップはサンに騙されたことに気づきます。練習室に戻ると、勝手にダンスステップが変えられていました。憤るトップ。

リュウの見舞いに行きたいトップとジュジュ。最終選考後に行こうと約束する2人。事務所を2人で出ると、パヌの乗った車がトップに近づきます。車に乗るとどこかへ行くトップ。それを見ていたカムパン。

パヌは必ずデビューしてもらわなければ困るとトップに言い、結果が分かり次第、自分の会社に移籍するように迫ります。パヌはトップを失った時のセレーナの顔が見ものだと笑います。パヌはジュジュもよければ迎え入れると言い、トップはそのままジュジュに伝えます。トップとは離れたくないしデビューもしたいが、セレーナを裏切りたくないと言うトップ。ジュジュは「君の味方だけれど、パヌの側にはつかない。正しい方法で成功を掴もう」と言い、トップは「そんな君が好きだ」とにやけます。
寝ぼけるトップを抱きしめ、キスをするジュジュ。

最終オーディション日、候補生たちは衣装を着て舞台に並んでいます。ファンたちが会場いっぱいに集まり、それぞれお手製の応援ボードを持っています。
最終的にデビューメンバーとして選ばれるのはたったの5名です。

ファイナリスト全員のVTRが流れ、その後は個々人のダンスを舞台で表現します。そしていよいよグループでの舞台が始まります。
舞台裏で、トップは「セレーナさんを裏切らない方法を選ぶ」と言い、ジュジュと抱き合い、キスします。

全員がカリスマ性に溢れていて、選ぶことができないと絶賛する審査員たち。セレーナもマダムポリーも、まだ候補生たちの作ってきたダンスは見ていないけれど、きっと良いものに違いないと嬉しそうです。

キン先生に呼び止められるケン。「あの時、何を質問したかったの?」と問われ、ケンは「ただ先生と話がしたかったんです」と打ち明けます。そして、キン先生のために書いた曲なのだと言い、自分で作った歌を彼女の演奏で歌い上げます。歌う2人の姿を見て落ち込むタイガー。キン先生は「勝つといいわね。でももう会えなくなる」と寂しげに言い、会社を辞めることを打ち明けます。ケンと付き合いたいから辞めるのだと言われ、ケンの瞳が輝きます。

ステージ上では候補生たちによる、5人vs5人のダンスバトルが行われていました。興奮するセレーナとマダムポリー。セレーナは両チームの健闘を讃え、マダムポリーのお陰だと言います。マダムポリーは見せたいものがあると言い、候補生たちの練習している様子の動画を大画面に映します。
そして画面にリュウが映し出され、候補生たちへの応援メッセージを語ります。「特に、ジュジュ、いつもありがとう」というリュウの言葉に思わず涙するジュジュ。

セレーナは、ワールドスター初のアイドルとしてデビューするのはチームAだと発表します。サンはマイクを受け取ると、自分を含めたヨック、ポックポン、カムパンの4人は辞退すると言い出します。事態が飲み込めないセレーナとマダムポリー。

そこに現れたのはパヌ。パヌは「私のアーティストを返してもらうよ」と言い、4人は自分からパヌに育ててほしいと言ってきたのだと嘲笑します。そして、自分がここに来たのは頼まれたからだと言います。

実は随分前からポックパンはパヌから「勝者を1人引き抜くごとに20万バーツ(約85万円)支払う」と命じられていたのです。トップはパヌに奨学金を出してもらったことを打ち明け、「正しい道を選びたいから」とセレーナのもとに残ると決意します。パヌからは借金に利息もつけて請求すると言われ、動揺するトップ。

なぜこんな仕打ちをするのかと言うセレーナに、「お前を潰したいだけだ。トップがこれほどの借金を背負ったのもお前のせいだ」と言い放ち、去っていくパヌとサンたち。

しかも、トップとジュジュがキスしているところが大画面に映し出されてしまいます。セレーナは激怒。「こんなことで私が潰せるとでも?」とつぶやきます。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

かなり良いところで終わってしまったので、「え、ええー!!」と思わず絶叫してしまいました😂 続きがめちゃくちゃ気になります!!
トップとジュジュの恋の行方もですが、そもそもワールドスターからアイドルを輩出できるのか?トップはパヌへの借金をどうやって返済していくのか?など、不安が山積みで…。シーズン2で全ての不安が解消されることを祈っています…!トップアイドルになった候補生の皆が見たいよー!!😭✨

小錦あや
小錦あや

パヌがあれほどセレーナを憎んでいるのはなぜなんでしょうね。セレーナがしごでき人間だから妬んでいるのか?あれほど大勢の人の前で堂々と他社の新人アイドルを引き抜くなんて、パヌもセレーナのことに関してはなりふり構っていられない感じというか、感情的すぎるのが気になります。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

XIはすでにデビューしている実在のアイドルグループとのことですが、こんなBLドラマを作ったらもうファンはそんな目でしか見られないのでは…!?特にトップとジュジュのファンは、ドラマ外でも2人の絡みを期待しちゃいそう…。2人が本当に恋愛関係にないのならば辛いのではないかと心配になってしまいました💦余計なお世話かもしれませんが💦

今回3人が見た「boyband The Series」は、Amazonプライムビデオで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

引用:BOYBAND The Series」公式サイト

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