ドラマ「恋をするなら二度目が上等」(2024)の全話ネタバレ感想・あらすじ・評価・動画配信|クセ者大学准教授×ビジネス書編集者の、再会ドラマティックLOVE♡

ドラマ

「アマプラ同時上映会」第197弾!

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素直になれない<オーバー30男子>の偶然の再会から始まる、駆け引きだらけの「二度目」の恋、「恋をするなら二度目が上等」

全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:恋をするなら二度目が上等 | ドラマイズム | MBS 毎日放送

クセモノ大学准教授×出版社編集者 のお話。

<あらすじ>
ある日、ビジネス誌の中堅編集者・宮田晃啓は、経済コラムの執筆依頼のため、売れっ子の大学准教授岩永崇のもとを訪れる。
しかしそれは、高校時代に別れた…《初恋相手》だった―!

 

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予告編・予告動画

 

こんな人におすすめ

  • 謎多きキャラクターに惹かれる❓
  • ツンデレ受けが好き😊
  • 大人だからこそ拗れる恋が見たい👀

 

本作をもっとよく知るための小ネタ

①ビジネス誌の編集者で、現実思考な30歳・宮田晃啓役には、今最も旬なダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEのパフォーマーとしても活躍し、舞台「ロミオとジュリエット」では主人公・ロミオ役を好演、ドラマ「自転しながら公転する」「シガテラ」「顔だけ先生」など話題作への出演が絶えない、長谷川慎が決定!
売れっ子の大学准教授・岩永崇役には、「仮面ライダーセイバー」や日曜劇場「VIVANT」、恋愛リアリティシリーズ「オオカミちゃんには騙されない」出演など俳優としても躍進する傍ら、モデル・カメラマンとマルチな才能を発揮する、古屋呂敏が決定!

引用:恋をするなら二度目が上等 | ドラマイズム | MBS 毎日放送

監督は、ドラマ「ジャックフロスト」や映画『よだかの片思い』で監督を務め、瑞々しく美しい映像表現で魅了する安川有果、脚本はドラマ「妖怪シェアハウス」や「ワンルームエンジェル」で脚本を務めた、綿種アヤのタッグで描きます。

引用:恋をするなら二度目が上等 | ドラマイズム | MBS 毎日放送

③脚本、原作を読んだときの印象は?
古屋「難しい世界(笑)。僕は1歳しか違わないので、「分かるな」と共感するシーンもたくさんありました。20代前半は相手のことが好きという気持ちだけで突っ走ることができるんですが、30代になると責任や環境、まわりの人の生活環境の変化による焦りとかあるんですよね。そんな中で30歳がゆえにあれこれ考えてしまうことによって生まれる“ひずみ”が、このドラマの中にいっぱい詰め込まれているんです。嫌だなと思いつつもやってしまう、そこに共感できましたね。

引用:【長谷川慎(THE RAMPAGE)×古屋呂敏 インタビュー】現場での“ハグ”がふたりの習慣に!!「あれ?僕、長谷川慎に落とされかかったんのか!?」と(笑)。古屋呂敏が撮影中に思わずキュンとした瞬間とは。<ドラマ『恋をするなら二度目が上等』> | Emo!miu|エモミュー

 

ネタバレ感想

第1話

<あらすじ>
ビジネス誌・編集者の宮田晃啓は、新しいコラムの依頼で大学准教授の岩永崇のもとを訪れる。
しかしそれは、高校時代に別れた<初恋相手>だった――。
とびきりの美形、名家生まれの金持ち、ものすごい秀才…何拍子も揃った崇に、宮田は高校時代、夢中で恋をしていた…。

高校時代、星澤先輩と両想いだった宮田は、「このまま先輩の行きたいところまで行きたい」と駆け落ちを懇願したことがありました。

12年も住んだ東京にも、8年続けた雑誌編集の仕事にも随分慣れた宮田。新しいコラムの依頼で、大学准教授の岩永崇のもとを訪れることに。しかし岩永はなんと高校時代好きだったあの星澤先輩その人。高校卒業と同時に養子に出され、苗字が変わったのだそうです。岩永は親しげに声をかけてきて、「あの時みたいに先輩って呼んでよ」と絡んできますが、宮田は必死で仕事の顔を崩しません。
パソコンが壊れたと言ってわざわざ宮田を呼び出す岩永。岩永は「どうしてあの日来なかったの?ずっと待ってたのに」とまた過去のことを持ち出し、宮田はとうとう「あなたは俺のこと好きじゃなかったくせに」と激怒。しかし怒りを堪え、結婚予定の彼女もいるからとビジネスパートナーとして付き合いたいとはっきり主張します。

その夜、彼女のあことデートしますが、宮田は心ここに在らず。あこには両親と会ってくれと言われますが、気乗りしない宮田の態度と岩永からの急な電話に、あこは怒って帰ってしまいます。
岩永に金の持ち合わせがないとホテルのバーに呼び出された宮田。岩永は「結婚はしない方がいいよ。君は僕しか好きになれないから」とホテルの部屋に行こうと誘ってきます。宮田が「助手の彼が泣きますよ」と言うと、岩永は「一度寝ただけだよ」と悪びれもせずに言います。「最低」とどけ吐き捨てて帰宅する宮田。

岩永が表紙を飾った号はなんと数年ぶりの完売。喜びにわく編集部を尻目に、宮田は複雑な気持ちです。編集長がWEBの長期連載を岩永に任せたいと新しい仕事を提案してきたため、宮田は嫌々岩永に伝えることに。岩永に断られ、宮田はもう担当は続けられないと申し出ます。岩永はあっさり受け入れるかと思いきや、ディナーに行こうと提案してきます。

蕎麦屋の個室で日本酒をかっくらう二人。泥酔した宮田は岩永の家にお持ち帰りされてしまいます。目覚めた宮田は慌てて帰ろうとしますが、岩永は「一度も寝たことがない、たった一度キスしただけ。でも僕は覚えてるよ。温かくて、愛おしかった」と言い、宮田にキスします。宮田は流されるままにキスしてしまいますが、ハッと気づいて部屋を飛び出します。ずっと心の奥で岩永を欲していたことに気づきたくなかったと思いながら。

 

第2話

<あらすじ>
元恋人・岩永崇と酔った勢いでキスをしてしまった…宮田晃啓は猛烈に反省していた。
「二度目の恋は絶対にない!」と強く誓った宮田は、編集長に崇の担当を替えてほしいと直談判をするが…あえなく失敗。
そして、仕事で崇の研究室に呼び出された宮田は、崇に好意を寄せる助手・白石から思わぬ言葉を浴びせられる。

宮田は編集長に担当替えを懇願しますも、岩永が先に「宮田以外の担当は嫌だ」と編集長に伝えており、希望はなかったことにされてしまいます。
岩永の研究室に向かうと、しばらく待つように助手の白石から言われます。白石は宮田を「クソビッチ」と呼び、岩永から目をかけられていい気になるなよと脅してきます。

岩永に振り回されたくないと思った宮田は計画よりも早くあこにプロポーズすることを決意。給料3ヶ月分の指輪を買って、ムーディーなレストランでプロポーズしますが、あこからは「私は恋愛して結婚したいの」と振られてしまいます。むしゃくしゃした宮田は岩永を呼んで「あんたのせいで俺の人生はめちゃくちゃになった」と愚痴を言いますが、「責任とって僕が付き合おうか?」と逆に色っぽく囁かれて逆上します。

あこに振られて落ち込む宮田ですが、自分はいつもと変わらないと懸命に言い聞かせます。一方その頃、岩永は白石に言い寄られていましたが、自分はセフレも恋人もほしくないと言って彼を拒絶します。

「デートスポットの経済学(仮)の取材を兼ねて」と岩永に植物園に誘われた宮田。「先生に振り回されたくない」とため息をつく宮田に、「僕は君に振り回されたいけど」と飄々と言う岩永。岩永はかつて宮田が自分と一緒に駆け落ちするかを友人と賭けたと告白し、自分は駆け落ちしない方に賭けて心を守ろうとしたのだと言います。「でも大人になった今ならちゃんとやり直せる」とキスしようとする岩永から距離を取ると、宮田は「俺がそう易々と流されると思ったら大間違いですよ!」と啖呵を切ると、締め切りを再度叫んで去っていきます。岩永は宮田の背中を見つめながら、自分の方こそ宮田に再燃させられた恋心の責任をとってほしいよと笑います。

 

第3話

<あらすじ>
「崇とは恋人にならない!」そう宣言した宮田晃啓だったが、海外帰りの岩永崇から、まるで恋人かのように高価なお土産を渡されたり、強引にランチに誘われたり…相変わらず崇のペースに狂わされていた。
一方、宮田は新しいWEB雑誌のリーダーを務めることになり、崇に新連載を依頼しに行くが…助手・白石優人からまたもや皮肉交じりのことを言われてしまう。
そして、原稿の締め切りとなっても崇と連絡が取れなくなってしまい…事件勃発!

学会でインドネシアへ行った岩永は、宮田に純白の真珠をプレゼントに買ってきます。「仕事相手にこんなのは高価すぎます」と辞退する宮田に、「君を落とそうと思ってるから」と飄々と言う岩永。岩永はプレゼントを受け取ってくれないなら一緒に昼食に行こうと誘ってきますが、振り向けば二人を睨みつける白石の姿が。思わず宮田は「かわいそうに」と心の中でつぶやいてしまいます。

編集部では、同期たちが次々と辞めていき、結局同期では自分だけになってしまったと後輩たちが嘆いていました。そういえば、宮田ももう30歳です。恋愛でフワフワしていられる歳じゃないと自分に言い聞かせます。
その後の会議では、紙媒体は40代以上が対象にも関わらず売れ行きは苦戦しており、新しい若いキャリア女子向けウェブ雑誌は宮田が担当してくれと頼まれます。困惑しながらも引き受けると、「岩永先生に新連載をお願いしてよ」と頼まれ、愕然とします。

翌日、岩永に新連載を頼みに行く宮田。岩永は渋りますが、「宮田くんと会える機会が増えるから」と最後は快諾してくれました。
岩永が急な電話に出ることになり、見送りは白石がしてくれることに。話をしようと言われて困惑する宮田に、白石はもう岩永を諦めようと思うと言い出します。労おうとする宮田に「なんて言うと思ったか?お前なんかお呼びじゃねえんだよ」と罵倒して去っていく白石。
帰宅した宮田は、「恋愛をそこまでできるパワーすごいな…」と思わず呟いてしまいます。自分にも同じように恋愛に賭けていた頃がありました。高校時代に岩永を好きだった頃、岩永が東京の大学に行くと言うので、地元の大学に進学するつもりの宮田は「先輩ならなりたいものになれます。応援してます」と本気で応援していました。岩永から「どうして応援してくれるの?」と問われて、「先輩のことが好きだから…」と返したことを思い出す宮田。あの時も自分は岩永に揶揄われていたのだと思います。

岩永の原稿が上がってくるはずの日にも関わらず、彼と連絡が取れなくなりパニックになる宮田。どうやら白石が「今週は休載だそうです」と嘘の連絡をしていたようで、岩永は山奥の温泉へと旅行に行ってしまったようです。
宮田は慌てて旅館まで行き、原稿を書いてもらいます。しかし通行止めで帰れなくなってしまい、急遽岩永の部屋に一緒に泊めてもらうことに。
布団に潜り込むと「どうして僕を構うんですか」と問う宮田。「かわいいからだよ」と岩永に返され、「そういうのはいいですって」と怒ります。しかし岩永は「それ以上言ったら怒るよ」と言うなり、宮田にキスして浴衣を脱がせます。「ごめんね」と最中に岩永に謝られ、「謝るな。好きだったら謝るな」と唇を噛み締める宮田。脳裏には、高校時代に岩永からキスをしておきながら「初めて?ごめんね」と謝られた時のことが浮かんでいました。「逃げられなかったあの頃のように先輩の気持ちに期待したくない。もうこれ以上持っていかれるなんて」と心の中でつぶやく宮田。
翌朝、ひと足先に身支度を整えた宮田は「やっちゃったけど付き合いたいとか考えてないんで」と言って帰っていきます。「そう来ますか」と独り言を言う岩永。

後日、大学に来た宮田に白石が「温泉お疲れ様でした。編集さんって枕もするんですね」と笑顔で話しかけてきます。宮田は「冗談でも枕とか言うな。俺を脅しても無駄だから。お前のガキっぽい嫉妬のおかげでどれだけの人に迷惑がかかったと思ってる?仕事舐めんな、反省しろ」と激怒します。
岩永に会うと、彼から「僕とは付き合わないんだよね?」と確認されます。「先輩とは恋人になりません。あなたに負けてるからです。仕事も気持ちもセックスも、負けてる。これじゃ、高校時代の俺が浮かばれません。俺は本気で駆け落ちするつもりでいました。俺がどれだけ傷ついたかわかります?まだ高校生だったんです。先輩は全然必死じゃない。なんでも手に入ると思ってる!」と啖呵を切ると、部屋を出る宮田。岩永は顔に張り付けていた笑顔を急に失くすと、ため息を吐きます。実際、心のどこかで宮田を余裕で手に入れられると思っていたからです。

 

第4話

<あらすじ>
宮田晃啓のもとに、岩永崇から原稿の締め切りを延ばしてほしいという連絡が。
珍しく思った宮田は、温泉での一件もあり、またもや助手の白石優人が自分に嫌がらせをしているのではと思い、崇の家へと向かう。
しかしそこには風邪をひいてすっかり憔悴した崇の姿が――。

岩永の雑誌記事を職場で嬉しそうに見つめる宮田。同僚から資料を渡され、そこに書いてあった「守矢美沙」の名前を見て、以前大学教授と不倫した先輩のことを思い出します。先輩は「だめだと分かっていたのにハマってしまった」と恋を語り、その美しさに宮田は引き込まれたのでした。

その時、岩永から「締め切り伸ばしてもらえないか」とメールが入ります。珍しいと思いながらも了承の返事を送る宮田ですが、もしかしたらまた白石の策略かもしれないと、岩永個人の携帯に電話します。すると岩永が体調を崩している様子だったため、宮田はお見舞いに行くことに。
岩永の家には白石がおり、「二人で美味しくいただきますね」と宮田のお見舞いの品を笑顔で受け取りますが、宮田は「全部一人分です」と笑顔で返すのでした。白石は資料をもらって帰って行き、宮田はやつれた岩永に「昔は綺麗だと思ってたけど、先輩も普通におっさんになったんですね」としみじみと言います。何も言わないものの宮田を引き留めたがっている岩永を察して、宮田は「先輩が寝るまでここにいます」と彼に言い聞かせます。岩永が眠ると、そっと寝顔にキスする宮田。帰宅してシャワーを浴びながら、岩永のことを思い出して自慰をしてしまいます。すっかり沼にハマっているな…と自覚する宮田。

起床した岩永は「アイスは冷凍庫を入れておいたので、食べてください」という宮田のメモを見て微笑みます。冷蔵庫には、学生時代からの好物であるチョコプリンが入っています。
同じ頃、岩永に買ったものと同じプリンを食べながら職場で微笑む宮田。

立ち上げたばかりのウェブ雑誌がランキング一位になり、編集長と祝杯をあげます。いい気分なのにどこか寂しいと感じる宮田。泥酔して家に帰っていると、「チョコのプリンありがとう。僕の好きなもの覚えててくれたんだね」と岩永から連絡が来ます。あまりの嬉しさで岩永の家に突撃してしまう宮田。宮田は「褒めてください」と岩永にじゃれつきます。岩永は宮田に告白しようとしますが、宮田は「手に入れたら全部失うかもしれないから付き合いません。30歳になってから現実が見えすぎてきたんです」と拒絶。岩永は「僕はそういう時に”世界が明日終わるなら”と仮定して行動するよ」とアドバイスするものの、宮田の心は動きません。「安心してくれていいのに」とぼやく岩永を見つめながら、「先輩から抜け出せない」と心の中でつぶやく宮田。
「お見舞いのお礼にディナーとかどう?君に色々してあげたいんだよ」と言う岩永に、宮田は提案します。

後日、寂れた居酒屋のカウンター席に座る二人。「ここでいいの?」と不安そうな岩永に、「ここがいいんです。ここのレバカツがおいしすぎて夢に出てきたんですよ」と胸を張る宮田。「カニクリームコロッケは絶対」と注文する宮田に、「学生時代のお弁当によく入ってたよね」と懐かしそうに言う岩永。学生時代、宮田が美味しそうに食べる冷凍のカニクリームコロッケを、岩永は「あーん」で食べさせてもらったことがありました。
「たくさん食べてきたけど、学生時代のが一番美味しかったと思います」と言う宮田に、「僕も君と食べたからそう思う」と笑う岩永。

店からの帰り道、また宮田を口説こうとする岩永。宮田は「もうやめませんか?その話。どうせいっときの遊びでしょ?残りの人生を無駄にしたくないんです」と反発します。岩永は「違うってずっと言ってるのに」と寂しそうに言います。「俺を思って枕を濡らしました?俺を思って一人でしました?対等じゃないと嫌です」と言う宮田に、「愛の重さは測れないけど、残りの人生を君と過ごしたい。まずは僕と恋をしようよ」と頼む岩永。宮田は自分からキスして、「言っとくけど三度目はないですからね、先輩」と念を押します。

その夜、岩永の家でセックスする二人。「セックスうまいの腹立つな」とぼやく宮田に、「愛してるよ宮田くん」と囁く岩永。宮田は「俺もです」と微笑むのでした。

翌日、椙本ワイナリーの椙本という男と仕事の関係で出会う宮田。椙本は宮田の4年先輩らしく、「星澤(岩永)くんとは浅からぬ縁がありまして」と切り出します。

 

第5話

<あらすじ>
宮田晃啓は取材で椙本恭介が経営するワイナリーを訪れていた。そして思いがけず、崇との駆け落ちを決めた高校時代…別れの原因となった“1通のメール”を送ってきた人物が椙本であったことを知る――。
副編集長に昇進した宮田は、崇にレストランでお祝いをしてもらい、99本のバラの花束とともに合鍵をプレゼントされる。
崇の粋な計らいに嬉しい反面、好きという気持ちだけで突っ走って昔のような思いをしたら…と、二度目の恋の進め方に悩んでいた。

25万円が貯まった通帳を確認して、しばらく先輩と過ごせると微笑む宮田。しかしその時「かわいそうな宮田くん。君が駆け落ちする方に賭けてあげたよ」と事後の宮田の写真が添付したメールが送られてきます。思わず川に向かって携帯を投げ捨てる宮田。悲しさよりも、猛烈な恥ずかしさに襲われました。

「留学先でワインに出会って恋したんです。これしか愛せないと思いました。今は甲州ワインのブランド価値を高めて世界に発信したい。愛するだけじゃダメで、それをどう守れるかが重要なんです」とインタビューに答える椙本。取材を終えて帰ろうとすると、「崇は君のものにはならないよ。僕はしない方に賭けたけど、駆け落ちする噂が広まったせいで崇は養子に出されたんだよ」と椙本が耳打ちしてきます。

写真送ってきたのはあいつだったのかと10年越しに知る宮田。岩永は無邪気に「改めて副編集長おめでとう」と豪勢なレストランで100本のバラの花束と合鍵を渡してきて、「一緒に暮らそう」と誘ってきます。宮田はぎこちなく微笑み、好きなだけで突っ走ったら昔のような思いをしそうだと不安を覚えます。

岩永に会いにきた椙本。妹のレナが海外結婚をしたので家業を継いでほしいと岩永の母の言葉を伝える椙本に、「自分で養子に出したくせに今更何を」と吐き捨てる岩永。「今までたくさん迷惑をかけた分お返しをしないと」と言う椙本ですが、「実家に戻る以外は協力すると伝えて」と岩永は冷たく突き放します。

岩永に会いにきた宮田。実家から送られたらしい高級肉を見て「さすが実家が太いな」と思うと同時に、肉に合わせるワインを探していると椙本のワイナリーのものだったので、宮田は椙本が岩永の昔の男なのだろうと察します。岩永は「彼はうちの分家筋で教育係だった兄みたいな人だよ」と笑いながら話します。

後日、椙本にインタビュー場所として指定されてのは岩永の研究室。宮田が向かうと椙本は、「岩永先生はご実家から後を継ぐように熱望されてるんですよ。知りませんでした?岩永先生の親御さんさ養子に出す理由になったあなたを恨んでるんです」とわざとらしく言ってきます。岩永は「部外者に話すことじゃない」とぴしゃり。しかし宮田は「先輩は俺の恋人ですし、いくら先輩の家族でも勝手に人生を変えるのはどうかと思います」と言い放ちます。「このことはお母様に報告させていただきますね」と去っていく椙本。「この先別れたら勝手にしてください。俺は部外者なので」と岩永を突き放す宮田。

後日、岩永の家で宮田手作りのカレーを食べながら、実家の話になります。岩永にはぐらかされ「逃げないでください」と怒る宮田ですが、「逃げてるのは君の方じゃないかな。今はそっとしておいてほしい」と言い返す岩永。
そこにレナを伴い、椙本が訪ねてきます。「俺がお兄さんとお母様の仲をこじれさせてしまって」と謝る宮田に、レナは「兄を愛してるんですよね?兄をよろしく頼みます」と頭を下げてきます。

実家の事情を話してもらえず苛立つ宮田は「俺たちもう別れた方がいいんですかね」と言います。するとなんと岩永は「そうだね、一旦距離を置こうか」と同意するのでした。

 

第6話

<あらすじ>
お互いに距離を置くことにした、宮田晃啓と岩永崇。
「別れたほうがいい――」思ってもいないことをなぜ言ってしまったのか、宮田は後悔していた。
ふとした拍子に崇のことばかり考えてしまい、仕事が手につかず…崇の家に向かうが、静まり返った部屋にその姿はなかった。

仕事が手につかない宮田。「担当を変えてほしいって言われたから心配だったけど、素晴らしい編集者だから副編集長の仕事に集中してほしいなんて岩永先生とはいい関係みたいじゃないか。頑張ってくれよ」と編集長に叱咤激励されます。
あれから連絡は一度もなく、「先輩にとって俺はそんなもんだったのかよ」とふてくされる宮田。そんな中、白石から「しばらく休載させてください」と連絡があり、慌てて岩永の研究室に駆けつけます。すると白石から「先生と別れたんですよね?僕、先生の顔を見てると気持ちが分かるんですよね。分からないなら、足りないんじゃないですか?愛が」と侮蔑したように言われ、落ち込む宮田。白石は「先生は実家の山梨に戻られるそうですよ。先生は言わないでと言っていたけど、顔は言ってほしそうだったので」とため息を吐きながら教えてくれます。

その頃、岩永の実家では、「あの時は私も必死だったのよ」と岩永の母が息子を説得しようと躍起になっていました。しかし岩永は「お母さんはあの時、世間体を取ったんだよ。そのおかげで、人に愛されるためには自分を隠さなきゃいけないと知った。そのおかげで多くの人に今は慕われてるから感謝してる。でも今更後を継げだなんて、どれだけおかしいことを言ってるか分かってますか」と反論します。
母との話の後、「恭介さんはいいんですか。母の使い走りみたいなことをさせられて」と不満をぶつける岩永。さらに、「宮田くんに賭けの話をしたのは恭介さんですよね。僕は彼が来る方に賭けた」と言う岩永。椙本が頷くと、「写真を送らなくても別れただろうからこれでよかったけど」と岩永は寂しそうに言います。

山梨に来た宮田は、高校時代のことを思い出します。
「本当に一人になりたい時にここに来るんだ」と秘密の場所を教えてくれた岩永。「いつも完璧な先輩の時折見せる寂しそうな表情が気になっていた」と宮田は思い出します。そういえば、岩永の弱っている姿を見たのはあの一度きりでした。誰にも弱音を吐けない岩永はあの時から何も変わってないんじゃないかと宮田は思います。

椙本から電話を受け、山梨にいると言う宮田。「崇が宮田くんの名前を出さなかったのは、家のゴタゴタに巻き込みたくなかったんだよ」と家に近づかないように牽制する椙本に、宮田は「もう子供じゃないんで」で言い放ちます。「先輩はいつもそうだ。カッコつけて一人で背負おうとする」と宮田は思います。

その頃、岩永は「僕は自分で選んだ仕事が好きだから、後は継ぎません。それに、僕には愛する人がいます」と母に告げ、彼の母は「まさかあの人じゃないでしょうね」と息子を睨みつけます。

岩永の実家を宮田に案内してくれる椙本。「先輩のこと、好きでしたか」と問う宮田に、「好きだったよ」とあっさり答えた後、「写真のことごめんね。崇は君を傷つけたことをずっと後悔してたと思うよ」と謝る椙本。
椙本の手引きで岩永に会えた宮田は、「お母様に会わせてください。俺、もう部外者は嫌ですから」ときっぱりと言います。

岩永の母に向かって宮田は「10年前に息子さんと駆け落ちしようとした宮田です。家族の仲を引き裂いてしまい申し訳ありませんでした。仕事で偶然再会して今は公私ともにお付き合いさせていただいています」と報告します。岩永の母は「あなたのせいでうちはめちゃくちゃになった」と詰りますが、岩永は「あなたのおかげで家から離れる自由を得た。これからは二人で生きていきます」と宣言。岩永の母は「あなたが家を継ぐ気がないことも、二人の気持ちもよく分かりました。好きにしなさい」と突き放します。

「落ち着いたらまた母と話をしにきます」と椙本に言う岩永に、「その時は僕も隣にいます」と添える宮田。「宮田くん、崇をよろしく」と椙本は微笑みます。

かつて岩永が教えてくれた秘密の場所で横に並んで寝そべりながら、宮田は「先輩、俺ずっとそばにいますからね。愛してます。なんでもサラッとかっこよくこなす先輩が好きでした。でも、弱いところもカッコ悪いところも全部見せてください。高校生の時にどこか寂しそうな先輩を見るたびに守りたいって思ってたんです。あの頃から愛してました」と告白します。キスする二人。「このままどこか遠くに行っちゃおうか」と言う岩永に、「東京に戻るだけですよね」と突っ込む宮田。
東京に戻った二人。宮田は「一生一緒です。どこまでも」と岩永の手を握りながら誓います。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

岩永単体でもなかなか難攻不落なのに、椙本や白石など当て馬も出てきて、この恋どうなっちゃうの…!?とずっとハラハラしていました。思っていたよりもずっと宮田が熱い男で、共感できる部分が多かったし、岩永が何を考えてるのか分からないキャラだっただけに、宮田がいざという時に押せ押せ状態なのがすごく心強かったです。

小錦あや
小錦あや

岩永は序盤からずっといまいち掴めないキャラだなと思っていたんですが、彼が良い面ばかりを見せて弱い面を隠したがるのは、宮田が(密かに)そう望んでいたからと知って切ない気持ちになってしまいました。岩永はピエロというか、人のために演じてしまうところがある人なんだなと。飄々としているように見えて、人の評価をすごく気にしてしまう人なんですね。岩永が宮田に弱みを見せられるようになったらいいな。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

宮田が斜に構えたクールキャラかと思いきや、結構情熱的な愛の人なのが意外性大でしたね。岩永もマイペースな俺様キャラかと思いきや、実は結構繊細というか、他人の評価を気にするところがあって。最終回ではそれぞれのキャラクターたちが第一印象と全く違う印象になったのがとても面白かったし、そこまで踏み込んで描いてくださったことが嬉しかったです。

今回3人が見た「恋をするなら二度目が上等」は、Amazonプライムビデオ、Huluで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

引用:恋をするなら二度目が上等 | ドラマイズム | MBS 毎日放送

 

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