ドラマ「his〜恋するつもりなんてなかった〜」の全話ネタバレ感想・あらすじ・評価・動画配信|世界一ぎこちなくて、もどかしくて、そして純粋なラブストーリー

ドラマ

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普通の男子高校生二人の間に芽生えた友情が、やがて恋に発展していく世界一ピュアな恋愛物語、「his〜恋するつもりなんてなかった〜」

全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:his ~恋するつもりなんてなかった~ | Hulu(フールー)

謎めいた一匹狼のサーファーと、単身赴任の父親を訪ねてきた高校3年生男子 のお話。

<あらすじ>
神奈川県藤沢市の海の見える町に訳あって親と離れ一人で暮らす、高校2年生の日比野渚(17)。
サーフィンが好きな渚は、江の島の旅館で風呂洗いのアルバイトをしつつ、自宅でサーフショップを経営する熊切雄作を慕い、店を頻繁に出入りする日々を送る。
そんなある日、春休みを利用し名古屋から単身赴任中の父親を訪ね遊びに来た井川迅(17)と出会う。

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こんな人におすすめ

  • 異性愛と同性愛の間で葛藤する青年の心を見つめたい👀
  • 繊細で丁寧な心理描写のあるBLドラマが観たい📺
  • 恋や愛について今一度考え直したい🫶

 

本作をもっとよく知るための小ネタ

①昨今のBLドラマには珍しく、メ〜テレによるオリジナル脚本です。

②監督は、「愛がなんだ」で恋愛映画の旗手として揺るぎないポジションを確立した、今泉力哉氏です。

③本ドラマは映画「his」の前日譚という位置付けのため、映画「his」も併せて観ると理解しやすいです。映画では井川迅を宮沢氷魚(「his」が映画初主演)と日比野渚を藤原季節が演じています。

 

ネタバレ感想

第1話

<あらすじ>
神奈川県、江ノ島に訳あって親と離れ一人で暮らす、高校生の日比野渚(17)。
サーフィンが好きな渚は、江の島の旅館でアルバイトをしつつ、自宅でサーフショップを経営する熊切雄作を慕い、店を頻繁に出入りする日々を送る。
3月のある日、井川迅(17)が、春休みを利用し名古屋から単身赴任中の父親を訪ね遊びに来る。

神奈川県、江ノ島の海でサーフィンを楽しむ日比野渚。

2006年3月、井川迅は鵠沼海岸駅からエリアガイドを見ながら改札を出てきました。春休みを利用し、荷物を抱えて名古屋から単身赴任中の父・司の住むマンションへと向かいます。
過干渉な母が自分と二人暮らしになってから口数少なになったと司に報告します。母からもたされた味噌煮込みうどんを司に作ってもらい、一緒に食べます。昼寝をしていた迅は、急にピンチヒッターで10日間小笠原諸島へと仕事に行くことになった司を見送ります。母に司の様子を伝え、2〜3日で名古屋へ戻る予定だと電話します。

海岸に来た迅は、趣味の写真を撮ります。
すると、彼女らしき女性から怒られている渚と偶然出会います。プレゼントしたブレスレットをなぜつけないのか、クールぶるなと激怒して去っていく彼女を追いかけようと、渚は迅に「見てて」とサーフボードを預けていってしまいます。

大学の入学式のため、母・梓とスーツを買いに行ったら千歌ですが、どれも地味な色合いなのが気に入りません。梓から自分の晴れ着を貸してやろうかと言われますが、趣味が違うんだから放っておいてと一方的に激怒します。サーフショップを経営する父・雄作に「渚はもう海?」と聞くと朝からそのようだと返事が返ってきます。

渚を待っている間、ぼーっと海鳥を見つめていた迅は、うっかり海に落ちてずぶ濡れになってしまいます。呆然としながら海から上がってくると、千歌が「このボード、渚のでしょ。盗んだの?」と問い詰めてきます。迅がうまく答えられないでいると、千歌は迅の頬を思いきり叩きます。
よくよく話を聞くと渚にボードを預けられたということで、千歌は雄作のサーフショップでシャワーを浴びさせてやります。シャワーを浴びた後、殴ったことを謝る千歌。
海から落ちた時に財布と鍵をなくした迅は、司にも相談できず困惑していました。千歌は自分の家に泊めてやれないかと雄作と梓に相談し、快諾してもらいます。そこに渚が「ボードが盗まれた」と店に入ってきて、迅とばっちり目が合います。

千歌の家族と渚とともに夕食を食べる迅。迅は来年から高校3年生で、渚と同い年です。千歌は1つ歳上です。千歌は近くの公立高校に通っており、渚は少し遠くの私立高校に通っているようです。渚は実家が東京で、半年前に転校してきたのだと千歌は説明します。梓がなぜ転校してきたのか尋ねると、渚は「サーフィンやりたいから」とだけ言って、さっさと席を立ってしまいます。

渚は雄作に教えられながら、サーフボードのケアを始めます、そんな渚の横顔を、千歌は楽しそうに眺めます。ケアを終えるとどこかへ帰っていく渚。家が近くなのかと迅が尋ねると、江ノ島にある旅館で住み込みのバイトをしているのだと千歌が説明してくれます。さらに、千歌は渚が揉めていたのは松子という女性だと匂わせると、面白そうに家の中に消えていきます。
眠れない迅は、昼間撮った写真を見返します。松子と渚の写真もあり、迅は渚の顔をなんとはなしに見つめます。

翌日、迅は千歌とランチをします。明日にしか鍵が受け取れないため、もう一晩、千歌の家でお世話になることに。そこに千歌の後輩・亜子が同席してきます。千歌は用事があるからと先に帰ってしまい、迅は亜子と2人きりにさせられてしまいます。なぜこちらに来たのかと聞かれるのに答えつつ、亜子の持っているカメラに興味を示す迅。フィルムは入っていないからと言いつつ、亜子はふざけて何度も迅の顔を撮ります。

千歌は渚の勤める旅館に来ました。なぜ来たのかと無愛想な渚は、「あいつまだいるのかよ」と迅に対して当たりの強い言い方をします。千歌はここにはたまたま寄っただけだからと言いつつも、「今夜もご飯食べに来るでしょ?」とどこか嬉しそうに尋ねます。渚が頷くと、千歌は満足したように帰っていきます。帰り道、千歌は渚との恋愛成就を絵馬に書いて神社に飾ります。しかし、松子と渚の恋愛成就を願う絵馬を見つけてしまい、千歌はその絵馬を覆い隠すように上から絵馬を飾ってしまいます。

亜子はカメラを持っている理由を「私は自分が無個性な人間なのが恥ずかしいの。カメラを持ってたら個性的な人間になれてるような自信が持てるの」と迅に説明します。迅はすでに亜子は個性的だと褒め、「自分を変えようと行動に移すのはすごいと思うよ。僕は思うだけで何もしないから」と言いながら海を見つめます。亜子は猫の餌を買うのを頼まれていたからと言うなり、いきなり迅を置いて走り出してしまいます。海辺に1人取り残される迅。

迅のために江ノ島で買ってきたたこせんをなぜか食べている雄作と梓にキレる千歌。迅は全く気にしておらず、渚は食べもせず本に没頭しています。明日朝にはスペアキーを受け取れることになったと説明する迅に、雄作は「せっかくならサーフィンでもやって帰れば」と強く勧めます。渚に話を振りますが、彼は無言。さらにはさっさと帰宅してしまいます。

司の部屋を出た迅は、なぜかマンションの下にサーフボードを積んだ自転車とともにいた渚とかちあいます。
「今から名古屋に帰んの?その前にちょっと付き合えよ」と言い、強引にサーフィンをさせる渚。「やっぱりいい…」とやめようとする迅を、「いいから」と引き留めて海に向かわせます。

 

第2話

<あらすじ>
渚に誘われ江の島に残ることになった迅。
迅は、初めてサーフィンを経験することに。
サーフィンを終え着替える2人。

ほとんど波に乗れないままサーフィンを終えて、打ち寄せる波を見つめる迅。「そろそろ帰らないと」と言いますが、「波に乗れるようになるまでいろよ。家の鍵がなくても雄作さん家に泊めてもらえばいいだろ」と渚は勝手に決めて、サーフボードを撤収させてしまいます。
渚が梓に相談すると、梓はあっさりと「春休みが終わるまでいなさいよ」と快諾。「食事は自分で何とかしますので」と遠慮する迅ですが、「渚くんもうちで食べてるし、1人分増えたところでどうってことないわよ」と鷹揚な梓。「それにしても渚が自分から誘うなんて珍しいな」とつぶやく雄作に、「迅くんと友達になりたいんでしょ」と梓は嬉しそうです。

その頃、千歌はカラオケ店でアルバイトをしていました。同僚の男性店員・住澤から「千歌ちゃんって大学で何のサークルに入るの?俺は大学時代、定点観測同好会に入ってたよ。ある対象物を定点観測し続けるんだけど…」と嬉しそうに話しかけられ、千歌は生返事をし続けます。そこでオーダーが入り、酒を部屋に届けますが、なんとそこには松子とその友人達が。明らかに嫌そうな表情になる千歌ですが、松子の方は気づいていません。
「歳上の女がキレたらもう終わったって思うんじゃない?」「てか何でキレたの?」と騒ぐ友人達に、「ホワイトデーに何もくれなかったから。てかまだ付き合ってるし!いい加減な気持ちで女と付き合うと痛い目に遭うって教えてやんないと!」と息巻く松子。松子は千歌に気付き、「くまちか!mixiやってる?友達申請していい?」と人懐っこく話しかけてきますが、千歌は「mixiやってないので」と愛想笑いをして部屋を出ていきます。部屋を出るなり、「嫌われ松子が!」と悪態をつく千歌。

サーフショップでは、雄作が渚のサーフボードをケアしてやっていました。雄作のかたわらに立ってその様子を興味深そうに見つめる渚。
mixiでは、松子が「あなたのことを考える切なくて、狂おしい」とロマンチックな日記を書いていました。それを見て「ケータイ小説かよ」と嘲笑する千歌。その横で迅は梓とオセロをしていました。迅は梓にアイスを買ってくるように頼まれ、千歌もついていくことに。
コンビニから帰りながらアイスを食べつつ、千歌の恋愛相談を受ける迅。渚に自分の恋心が全く気付かれていないと嘆く千歌。去年の今頃に雄作のサーフショップに来るようになった渚のことが、千歌はずっと気になっていたのです。「松子がまた渚にちょっかいを出していたら私に知らせて」と言われ、「でも、好きなら告白したら?」と提案する迅。「タイミングが来たらね」と言いつつも、迅と会ってまだ間もないのに個人的な話をしていることにおかしくなる千歌。
亜子から先に帰ったことを謝っておいてと言われたと千歌から言われ、「亜子さん、猫の餌を買わなきゃいけなかったらしくて」と返す迅。「亜子、猫なんて飼ってたっけ?」と千歌は首をひねります。

いつものように渚とサーフィンをしながら、迅はずっと渚のことを目で追っていました。ウェットスーツを脱ぐ迅の背中を見ながら、鼓動が高鳴るのを感じる渚。視線に気づいた迅は振り返りますが、渚は何事もなかったかのような顔をして「アルバイトしないか?」と自分のアルバイト先に迅を連れていきます。

アルバイト先の店長である横溝は、雄作と渚の紹介ならと迅を快く受け入れます。旅館内を案内してくれる横溝についていく迅。渚はこっそりと迅を目で追います。松子から急に電話がかかってきますが、渚はため息をついて携帯を見なかったふりをします。迅は早速翌日から勤務することに。渚は「今日は俺、雄作さん家に行けないから言っといて」と言うと同時に、「よかったら自転車乗っていけよ。明日返してくれればいいから」と自転車乗って鍵を渡します。「ありがとう」と意外そうな顔をする迅を置いて、渚はさっさと仕事場に戻ります。しかし、渚は1人になると、「井川、迅」と嬉しそうに名前を噛み締めて微笑んでいました。

雄作の家では、夕食の準備をしていました。渚の意外な世話焼きっぷりに驚く雄作と梓。なぜ夕食を食べに来てくれないのかと残念がる千歌に、梓が「渚くんはイケメンだから他の誰かと食べたい時もあるでしょ」と言ったため、千歌は急に機嫌が悪くなります。とその時、千歌の携帯が鳴ります。渚からの電話に浮き足立つ千歌。「夕食食べに来る?」と嬉しそうな千歌に、渚は「迅いる?迅に変わって。出てこれるか?今から向かうから」とだけ言って切ってしまいます。

迅はなんと渚に松子との別れ話の現場に連れてこられてしまいます。松子曰く、付き合おうと言ったのは渚の方からだそうです。渚は松子の嫌いなところをあげつらいますが、松子は「本当はホテル行ったのに勃たなかったから恥ずかしいんでしょ」と大声で言って、カフェを出て行ってしまいます。それをこっそり見ていた千歌はにんまり。千歌に呼び出された亜子は好き勝手に料理を頼んで楽しんでいます。
渚と迅は気分転換にボーリングへ。千歌は後をつけ、「亜子がボーリング大会に出たいから」と渚たちに混ぜてもらいます。ガーター続きの千歌にアドバイスをする渚。千歌はもっと丁寧に教えてと口を尖らせます。迅の方が上手いからと言う渚ですが、迅は亜子に手取り足取りボーリングを教え中。後で教えてやると渚に言われ、嬉しそうな千歌。しかしその時、渚が急に「部屋の鍵なくした!」と叫びます。千歌は実家を、渚と迅はサーフショップの更衣室を探します。鍵を見つけたものの隙間に入ってしまい、2人で地べたに這いつくばって鍵を手繰り寄せます。思ったよりも近くにあった互いの顔に驚く渚。飛び起きた渚に、迅ははにかみながら鍵を渡します。ほっとして笑顔を漏らす渚。
千歌から「今日は泊まっていったら」と言われ、2人は頷きます。

渚と迅は同じ部屋で寝ることに。渚は寝ている迅の首筋に触れようとしますが、迅が寝返りをうったので慌てて飛び退きます。迅の寝顔を見つめながら、思わず微笑んでしまう渚。こっそり顔を近づけ、眠ります。

 

第3話

<あらすじ>
迅への恋心に気づいてしまった渚。
一方、千歌の恋も動き始める。
さらに、千歌の高校の後輩の亜子の恋も動き出す。

千歌はしっかりメイクをすると、渚への告白の練習を何度も鏡の前で繰り返していました。雄作から声をかけられて驚き、告白の練習を聞かれたのではと焦りますが、雄作はいつもと変わらぬ様子です。梓、渚、迅とともに朝食をとる千歌。渚は迅を連れて自転車で出ていきます。千歌は渚の寝ていた布団に潜り込み、彼の匂いを胸いっぱいに吸い込みます。そこを雄作に見られ、千歌は気まずそうに笑います。しかし実はその布団は迅が寝ていたのでした。

バイト先で暇そうな千歌に、住澤は一生懸命話しかけます。木が好きで家具屋に就職したものの、営業職が自分に合わなかった、人が苦手だったから辞めたのだと説明するも、千歌に「私のことも苦手なんだ」と言われ、「いや、君のことはむしろ」と言いかけてやめてしまいます。そこに亜子が訪ねてきたからです。

亜子は迅が自分のどうでもいい話に付き合ってくれたことや、自分を褒めてくれたので好きになったのだと打ち明けます。迅に告白するのかと問われ、亜子はやめておくと言います。もしうまくいって付き合ってもいつか別れるだろうから、ずっと片想いの方がいいと言う亜子。千歌は好きな気持ちを渚に伝えたいという思いはあるものの、タイミング待ちだと言います。

渚と迅は旅館でバイト中です。バイト先の店長・横溝の息子とじゃれて遊んでいるのを、迅は楽しそうに見つめます。
休憩中に、パトリシア・ハイスミスの「太陽がいっぱい」を読む渚。迅が興味を示すと、渚は「読んだら感想教えて。迅がどんな感想持つか知りたい」と迅を見つめます。
迅に母から電話が入ります。司が戻るのは来月の4か5日になるらしいよ…と伝えているのを聞いて、寂しさを覚える渚。

駄菓子屋でお菓子を大量に買う渚。渚って面白いやつだなと迅に言われ、嬉しそうな渚。千歌の家で千歌と一緒に楽しそうに駄菓子を食べる迅。それを見て2人はいい仲なのかと勘違いをする梓。
渚はサーフボードを手入れしながら、雄作に「もし人生をやり直せるなら同じ人生を選ぶ?」と尋ねます。雄作は「サーフィンすることは英語でgo surfingって言うだろ。波に乗って前に進むしかないんだよ。だから俺は別の人生でもgo surfingするね」と笑います。かっこつけようとしたでしょと笑う渚に照れる雄作。そこに梓が現れ、迅と千歌がいい雰囲気だったから2人きりにしてあげたとはにかみます。さらに雄作が「そういえば千歌が鏡に向かって告白の練習をしてた」と言ったので、2人は千歌が迅のことを好きなのだと勘違いしてしまいます。途端に静かになる渚。
迅は千歌から、告白する前に渚に自分の印象がどうなのか知っておきたいからそれとなく探りを入れてくれと頼まれます。快諾する迅。それと同時に、千歌は「亜子がまた迅くんと会いたがってるから、連絡先教えていいよね?」と尋ねてきます。了承する迅。すぐに亜子から連絡が来て、一緒に夕食を食べようと誘われます。その一部始終を立ち聞きしていた渚は、黙って立ち去ります。

仕事中、イライラしているように見える渚を心配する迅。迅は千歌のことをどう思うかと尋ねます。渚はお前が千歌のことを好きなら付き合えばいいだろと迅を突き放しますが、迅は「千歌さんが好きなのはお前だよ」と訂正します。途端に笑顔になる渚。千歌をどう思うのか改めて尋ねる迅をはぐらかすと、渚は「秘密の場所」に迅を連れていくと楽しげに一方的に宣言します。

海を一望できる遠台に来た渚と迅。渚は突然「江ノ島に伝わる伝説って知ってる?鎌倉の僧侶が江ノ島にお参りに来た時、1人の美しい少年に出会った。僧侶はその少年に一目惚れし、鎌倉に戻ってからも少年のことが忘れられず何度も手紙を出したけれど返事は返って来ず、しびれを切らして江ノ島に来たけれど少年とは会えなかった。少年は身投げした後だったんだ。僧侶もあとを追って身投げした。おしまい」と話し始めます。どうして少年が自殺したのかと迅が尋ねると、渚は「少年は僧侶が来る直前に、自分を探しに来た人がいたら、あなたへの想いが募って身を投げると伝えてくれって言い残したらしい」と言います。「両想いだったってこと?」と迅が言うと、「迅はどう思う?もし男に好きになられたらどうする?やっぱキモい?」と渚は不安気に尋ねます。「想像できないや」と言う迅に、落ち込んだように「そっか…」と相槌を打つ渚。2人は海を眺めますが、迅は「この後約束があるから帰るよ」と帰ってしまいます。海を前に立ち尽くす渚。

大量の餃子パーティーをする千歌の家族。梓は迅たちも夕食に呼べばと千歌に言いますが、千歌は、迅は亜子と夕食を食べに行っているからと何の気なしに返します。梓は千歌が迅を好きだと勘違いしているので、亜子から迅を取り返さねばと取り乱しますが、千歌は、迅のことは友達としてしか好きじゃないからと呆れたように梓を睨みます。「だったらあんた誰に告白の練習してたの?」と尋ねられ、咽せる千歌。

そこで急に渚が千歌を呼び出します。千歌は渚を夕食に誘いますが、渚は突然千歌にキスします。千歌は一度は「何でこんな時に」と怒り、渚も「ごめん、俺何が何だか…」と離れようとしますが、千歌から引き寄せられキスされます。

 

第4話

<あらすじ>
自分の想いを封印するかのように、千歌と付き合い始めた渚。
一方、迅に恋心を抱く亜子は、告白しないことを選択する。
そんな亜子は、迅に芽生え始めたある気持ちに気づく…。

亜子はカフェで「いつでも泣ける」という特技を迅に披露していました。自分を知るために参加した俳優のワークショップで学んだのだと言います。自分を知れば、自分を愛せる。そうすればもっと素直になれると思うと言う亜子。

千歌は住澤から「何かが変わったと思わない?」と尋ねられますが、「春だからですよ!住澤さんもご飯食べる相手とか変えてみたらどうですか?」と楽しげに返します。

雄作は渚を子供だと思っていたと梓にこぼしますが、梓は「こっちにきてから結構女の子とお盛んなのよ。千歌の高校の先輩とも付き合ってたし」とにやつきます。そんなチャラいやつのために飯を食わせてやったりサーフィン教えてやったりしてたのか俺はと雄作は憤りますが、梓は「渚くんはいい家の真面目な子だと思うけどね」とフォローします。怒りがムラムラに変わった雄作は梓にセックスしないかと隠語で誘います。

旅館の窓を拭く渚と迅。「千歌さんから聞いたよ。すごく喜んでた」と言う迅に、「迅はどう思う?」と尋ねる渚。「良かったと思うけど」と答える迅に、「わざわざ祝福してくれてサンキュー」と乱暴に言って立ち去る渚。

駅前で千歌と待ち合わせしていた渚は、通り過ぎていくサーファー2人組が「俺らいつもつるんでるからそっち系だと思われてるみてえ」「まじ勘弁」とふざけているのを聞きながら、虚な表情をします。
千歌と水族館に来た渚。「キスしたければしていいよ」と言われるも、「したくないわけじゃないけど、今の関係を大切にしたくて」とぼうっと水槽を眺める渚。千歌は喜びます。カタクチイワシの繁殖に関する展示をしげしげと見つめる渚。
帰宅した千歌は迅がいないことを不思議に思い、雄作と梓に尋ねます。迅は宿題をするために家に帰っているようです。迅がそろそろ帰ってしまうことを残念がる千歌。梓は突然「千歌にプレゼント」と箱を渡します。入学祝いかと喜ぶ千歌ですが、堤を開けると中はなんとコンドーム。梓は「渚くんと付き合い始めたんでしょ?望まない妊娠をして傷つくのは女の方なんだから」と理解あるような表情で千歌に寄り添います。「いや千歌はまだ子供なんだからそんなもの…」と渋る雄作。千歌は2人の言葉に嫌気がさし、コンドームを乱暴に取ると自分の部屋に立て篭もります。

渚に借りた「太陽がいっぱい」の文庫本を読む迅。隣を見ると渚が眠っているような気がします。それは渚も同じでした。

ウェットスーツ姿でサーフボードを運ぶ渚と千歌。近くを、迅と亜子が通り過ぎていきます。千歌は2人はこれからきっとデートだと嬉しそうに言います。「2人は付き合ってるの」と淡々と尋ねる渚に、「亜子に聞いたらそういう話は出てないみたいだけど、私たちだって付き合うとかそういう話は出てないけど…なわけだし」と千歌は頬を染めます。

迅と亜子は2人で俳優のワークショップに通っていました。「付き合ってください」「ごめんなさい」というやり取りを演技でする2人ですが、亜子は実際に告白したような気分になります。演技を褒められ、なんとも言えない気持ちになる亜子。嬉しそうな迅。
ワークショップが終わると、迅は主催者のもとに駆け寄ります。「本当の自分を知られるのが怖くて、ずっと演技をし続けるとどうなりますか?」と尋ねる迅に、主催者は「演技って自分を隠すためじゃなくて、自分を開くためにあるんだ。でも怖いって気持ちは大事だから大切にしたらいいよ」と背中を押します。迅は亜子にワークショップに参加させてくれてありがとうと感謝します。

亜子はワークショップの内容を1人で反芻しながら帰宅します。「ごめんなさい。他に気になる人がいるんです。でも、ありがとう」と迅の言葉を繰り返し、泣きながらアイスを食べる亜子。

横溝からお給料をもらう迅。「本当は渚くん1人で十分だったんだけど、彼がどうしてもって言うから」と言う横溝に、迅は謝ります。今日に限って風邪をひいたらしい渚のもとに、迅は寄って帰るつもりです。部屋の戸を開けようとしますが、鍵がかかっています。迅は戸越しに渚に「風邪大丈夫?寝てる?」と声をかけます。「いろいろありがとうね。うまく言えないけど。本ここに置いておくね」とそっと本を置く迅ですが、実は部屋はもぬけの空でした。

渚は近所のコンビニをうろついています。渚をつけているのは住澤です。渚はコンビニで、迅が千歌の家で借りたシャンプーを見つけると、思わず香りを嗅ぎます。「お金が足りないのでシャンプーやめます」と会計時に言う渚に、住澤は後ろから「一緒に会計お願いします」と申し出ます。

住澤は渚をカフェに誘い、「大学時代に定点観測同好会にいたせいか、観察するのが好きで…」と説明します。「それってもしかして好きな人が使ってるシャンプーと同じ匂い?その相手には付き合おうって言った?」と尋ねられ、静かに横に首を振る渚。「伝えたら、たぶん壊れちゃうから。今の関係を大切にしたくて」と言う渚に、「好きな人に好きって伝えられない苦しさは分かるよ。僕も今、絶賛片想い中なんだ。まあ最近彼氏できたみたいなんだけどね。彼女が幸せならいいんだけど」と住澤は自分語りを始めます。明らかに無理をしている住澤を無言で見つめる渚。

旅館に帰ってきた渚は、迅に貸した本が部屋の前に置かれていることに気づきます。そこに千歌が慌ててやってきます。「風邪ひいてバイト休んだって迅くんに聞いたから」と物資を渡す千歌に、「迅は?」と尋ねる渚。「今ウチにいるよ。明後日名古屋に帰るって」と言う千歌に、「迅に会ってくる」と渚は飛び出します。「ちょっと待って」と渚の手を掴む千歌ですが、渚はものすごい力でその手を振り解きます。「ごめん」と謝る渚に、「渚ってもしかして迅くんのこと…ごめん、私変なこと心配して」と千歌は慌てて打ち消します。しかし渚は、「変なことなんかじゃない。俺にとってはそれが当たり前だから」と言い、階段を走って降りていきます。千歌は渚を全速力で追いかけます。

 

第5話

<あらすじ>
迅が名古屋に戻る日が間近に迫ってきた。
渚の迅に対する想いに気づいた千歌と亜子。
千歌は、渚に自分の想いを迅に伝えるよう説得する。

自転車で爆走する渚を「なんで?どうしてなの?」と問いながら追いかける千歌。渚しか見ていなかったせいで自転車で横転してしまいますが、松子に「大丈夫?」と声をかけられ、途端に不機嫌な顔になります。

雄作のサーフショップに来た渚は「さっきお父さんが帰ってきたからってマンションに向かったよ」と伝えます。梓は千歌に会わなかったかと渚に尋ねますが、渚は全く話を聞かずに店を飛び出してしまいます。梓は「もしかして…」と何かを勘ぐります。

千歌は松子から「最初は渚のこと、クールでかっこいい年下の男の子だと思ってたの。でもだんだんとクールじゃなくて、私に興味がないだけだって気づいたの。もしかして他に好きな子ができたのかって思ったら大当たり。私との別れ話の場にその子を連れてきたの。それって『俺はこの子が好きだ』って言ってるのと同じでしょ。頭にきたけど、別れることにしたの。他に好きな人ができたなら、しょうがないじゃん」と言いながら酒を煽る松子の横で、黙ってジュースを啜る千歌。

司のマンションに来た渚ですが、オートロック式のマンションなので入ることができません。苛立ったように何度も戸の引き手を動かす渚。

迅は朝早くに帰るつもりだと司に相談していました。親子の時間が取れなくて悪かったと言う司に、「これくらいでいい。それに、こっちに来て良かったよ」と噛み締めるように言う迅。夏休みも来ていいぞと言いながらも、受験生だからそんな暇はないかとひとりごつ司。迅は、東京の大学を受験すると宣言します。司は「母さん1人になるぞ」も心配しつつも迅の決断を応援してくれます。

マンションの前でぼうっと立ち尽くす渚を亜子は写真に撮ります。帰宅した千歌は梓に渚の体調を心配されますが、「今まで高校の先輩と話してたの」と言い、平気な顔をしてお風呂に向かいます。千歌は風呂に浸かりながら、渚の「俺にとっては普通だから」という言葉を反芻して涙します。
風呂からあがった千歌は、梓からの手紙が食卓に置かれていることに気づきます。

渚は海辺で1人、海を見つめていました。

梓からの手紙はこうです。
「千歌へ それはママが若い頃大失恋をした時、教えてもらった失恋から立ち直る方法です。その1 高級レストランで一番高い骨付き肉を注文する。その2 本能のままその骨付き肉を貪る。その3 残った骨を箱に入れて持ち帰る。その4 骨を入れた箱を土の中に埋める。 こうすればあなたを振った相手は死んだも同然。すぐに記憶から消えます」
千歌はその通りにして公園に骨を埋めようとしますが、清掃員に注意され、骨は持っていかれてしまいます。千歌は「私の恋の終わりにはこれが相応しいかも」とつぶやき、堀った穴に向かって「くそったれー!」と叫び、一緒にいた亜子は思わず笑ってしまいます。

渚が好きな相手は迅なのではと言う亜子に、「なんで知ってるの」と驚く千歌。迅もきっと渚のことを好きだと言う亜子に、「ってことは、ウチら2人とも同じ悲劇に見舞われたってこと?」と言う千歌。「悲劇なのか喜劇なのか分からないですけど、どうします?このままだと迅くんも渚くんも想いを伝え合わないままになっちゃいますよ」と見つめてくる亜子に、「別にいいよ。なんで振られたウチらが心配しなきゃいけないの」とふてくされる千歌。亜子が負けじと見つめてくるので、千歌は見つめ返します。

最後にサーフィンを楽しむ迅のもとに、亜子が会いに来ます。

迅が息を吹きかけて綺麗にしていた窓に、同じように息を吹きかけて窓を吹く渚。横溝は「迅くん、また夏休みにこっち来るかな?」と親しげに尋ねてきますが、渚は「さあ」と気のない返事です。横溝の息子が近寄ってきて、「渚、お客さん。もう帰っちゃうかも」と言うので、渚は慌ててロビーに行きます。そこにいたのは千歌でした。「そんながっかりしないでよ」と苦笑する千歌。

「思春期になると異性への興味が高まるって保健体育で習ったけど、俺の場合は逆で同性にしか惹かれなかったから『俺は普通じゃないんだ』って相当悩んだよ」「相談できる相手なんていなかった。でも高校で気の合う友達ができて、こいつなら受け入れてくれるかもって思って告白したら、そういう気はないゴメンって言われて…しばらく経ったら学校中に噂が広まってて、親がビビって、俺だけこっちに越してきたってわけ」と、渚は千歌に自分がゲイであることを告白します。
渚は自分が傷つけられたことではなく、「あいつは男が好きなわけじゃないのに、俺と一緒に噂を流されて辛かったと思う」と友人のことを気にかけます。
そして、「自分も女の人と付き合えば女の人を好きになれるかもしれないって思って…それで付き合ってみたけど、でもやっぱりなんか違った。俺は男の人のことが好きなんだってより気付かされただけだった。ごめん」と千歌に謝ります。
「そんなに迅くんのことを思ってるなら、伝えれば?」と言う千歌を、「いい。あの時みたいに迅を傷つけたくないから」と渚は拒絶します。しかし千歌は「傷つくか傷つかないか決めるのは迅くんでしょ!誰かを好きになったら誰かを傷つけたり傷ついたりするのは当たり前じゃん!弱虫!迅くんに好きって言って!じゃなきゃ、私も松子先輩も浮かばれないの!」と千歌は鼻血を出しながら激怒します。本気で怒ってくれた千歌に感謝する渚。

「迅くんは、渚くんのことどう思ってる?好き?」と、司のマンションの下で立ちぼうけしている渚の写真を見せながら、亜子は迅に尋ねます。「好きなのかどうかは分かんない。けど、僕も渚に会いたいって思うことはある」と言う迅に、「それって好きってことだよ」と諭す亜子。「好きより会いたいの方が、なんか本当な気がするよ」と言う亜子に、「じゃあ僕初めて人を好きになったのかも」と迅はつぶやきます。亜子は渚に気持ちを伝えてみたらと促しますが、「渚を困らせたくないし、何で言っていいかわかんないや…」と迅は後ろ向きです。
帰宅した迅は自分のカメラで初めて撮った渚のデータを見返し、削除します。

亜子は千歌に迅の回答を伝え、「迅くんから告白することはないと思います」と落胆した様子で言います。「渚といい、迅くんといい、男ってなんでこんな臆病なわけ?こっちは頑張って背中を押してあげてるのに」と激怒する千歌ですが、亜子は偶然にも海辺で立ちすくむ迅を見つけてしまいます。

迅に声をかけながら走り寄ってくる渚。渚は「俺、初めて会った時から迅のこと気になってた」と告白します。「僕は逆。日が経てば経つほど、渚のことが気になって…」と言う迅に、渚は「もし迷惑じゃなかったら、これからも迅のこと好きでいたい」と縋るように言います。迅は「僕も。渚のこと好きでいたい」と言い、渚に抱きつきます。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

迅が最後まで「恋がよく分からない…」と悩んでいる様子だったので、渚と結ばれるのだろうかと、ひたすらハラハラ。
渚はすでに自分がゲイという自覚があり、しかも迅に一目惚れしていたので、あとは迅にアタックするだけだ…!!とは思っていました。とはいえ、渚も過去にゲイであることが周囲にバレたことでトラウマを背負っていて、そう簡単には恋心を打ち明けられないだろうなとは思ったのですが…。
最後の「ずっと好きでいていい?」は、あまりにも甘酢っぱすぎてキュンキュンが止まらなかったです!!はあ〜青春!!たまりません。

小錦あや
小錦あや

千歌も亜子も全く別ジャンルの女性ですが、二人に共通しているのは、根っこが利他的ってところですよね。
千歌は渚の心が自分に向いていないと知ればすっぱり別れを決意するし、亜子も迅への思いをすっぱり断ち切る。芯が強くて、決断力があるというか。見ていてすごく味方になりたくなるキャラクターだなあと思いました。
渚と迅は自分たちの恋心を(ある意味で)弄んだのに、逆に二人の恋路を懸命に応援しようとする姿勢がいじらしくて、思わず泣いてしまいました。千歌と亜子には、二人を幸せにしてくれる素敵な人が必ず現れるよ!とエールを送りたくなります。

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

映画を先に観ていたので、ドラマの最後がこんな終わり方だったとは…と意外でした。なんというか、映画での二人の拗れようからして、ドラマでは二人が肉体関係にあったとかそういうディープなところまで描くのかとてっきり思い込んでいて。
でも、渚がどれほど傷つきやすく繊細な心を持っているのか、恋をすることに罪悪感や苦しみをどれだけ感じていたのか、臆病になっているのか、全五話を通してすごく丁寧に彼の心の揺れ動くさまが描かれていると思いました。すごく良かったです。
できることなら、映画に至るまでの二人をもっと事細かに追ってほしい。それだけの話数がほしかったです!

今回3人が見た「his〜恋するつもりなんてなかった〜」は、Amazonプライムビデオ、Huluで無料視聴できます。

ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨

引用:his ~恋するつもりなんてなかった~ | Hulu(フールー)

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