シリーズ累計30万部突破の人気BLコミックが待望のドラマ化!「4月の東京は…」。
全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。
早速見てみましょう!
登場人物とあらすじ
引用:4月の東京は… | ドラマシャワー | MBS 毎日放送
初恋に囚われた広告代理店社員×10年前の秘密を抱えるアートディレクター のお話。
<あらすじ>
10年ぶりにアメリカから帰国した滝沢和真は、新入社員として入社した広告代理店で中学時代の親友、そして初めての相手である石原蓮と再会する。
思いがけない展開に盛り上がる和真。だが蓮はなぜかそっけない態度で中学時代の話題を避けようとする。
そんな中、ある夜2人は再び関係を持ってしまい──!?
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予告編・予告動画
こんな人におすすめ
- 「4月の東京は…」原作が好き📚
- 初恋ものが好き🥹
- 一途な両片想いにときめく💕
本作をもっとよく知るための小ネタ
①広告代理店の人事部社員で、初恋の相手・蓮を一途に思う滝沢和真役には、櫻井佑樹。櫻井は2022年11月に劇団EXILEに加入。幅広い活躍ぶりが注目を浴びる櫻井が、本作で初めての主演を務める。
同じ広告代理店にアートディレクターとして勤め、10年前のある秘密を抱える石原蓮役には、髙松アロハ。髙松は2022年8月にメインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」に加入。2023年3月にはTikTokに投稿されたダンス動画が120万回以上再生されるなど注目を集める。俳優としての魅力を輝かせてきた髙松も本作が初めての主演作となる。
引用:4月の東京は… | ドラマシャワー | MBS 毎日放送
②本作の監督を務めるのは、2015年、『ぼくらのさいご』で田辺・弁慶映画祭コンペティション部門映画.com賞を受賞、また横濱HAPPY MUS!C映画祭音楽映像部門最優秀賞を受賞した石橋夕帆。儚く美しい映像表現や繊細な人物描写に定評のある石橋が、すれ違う2人のもどかしく切ない恋を色鮮やかに描く。
引用:4月の東京は… | ドラマシャワー | MBS 毎日放送
③髙松「いつもの会話のリズムで自然な演技をするように意識していました。あとは声です。地声になると無意識に声が結構低くなってしまうので、気を付けました。泣きそうになるシーンは特に声が低くなってしまうので、蓮の声にするのに苦労しました」
引用:BLドラマ「4月の東京は…」櫻井佑樹、髙松アロハの不思議なパワーにびっくり? 役への思いから裏話までを語りつくす | TVガイドWeb
ネタバレ感想
第1話
<あらすじ>
新入社員として広告代理店に勤めることになった滝沢和真は、初恋の相手、そして初めての相手でもあるアートディレクターの石原蓮と10年ぶりに再会する。
思わぬ展開に心躍らせる和真だが、なぜか蓮の反応はそっけなく中学時代の話題を避けようとする。
距離感を掴めずにいる和真だったが、蓮がふとした瞬間に自分へ向ける視線が気になってしまい…。
新入社員として広告代理店に勤めることになった滝沢和真は、久々に初恋の人がいた東京に帰ってきて懐かしさを感じていました。社員に社内を案内してもらっていると、部長の真田が激怒して会議室から出てきます。アートディレクターの石原蓮は同僚に怒られるものの飄々としています。彼を見た瞬間、初恋の「蓮」だと思い出す和真。しかし、苗字が早乙女から石原に変わっています。感動で言葉を失う和真ですが、蓮の方はあっさりした態度で拍子抜けしてしまいます。
蓮と出会ったのは中学時代です。アメリカに長くいた和真を周りは面白がっていましたが、蓮だけは和真が疲れていないか気にかけて話しかけてくれました。
真田は部下には厳しく上司には甘い人で、和真は振り回されてばかりです。社長は日本語以外に英語と中国語を操る和真を目にかけてくれていますが、真田はそれが気に食わないようです。
帰宅した和真は蓮と再会したことに驚きつつも、苗字が変わっていたことに疑念を抱きます。
翌日、会議に出席した和真は蓮が眠そうにしているのを見て笑いを噛み殺します。蓮に話しかけようとしますが、真田から社長から指示された全社員への有給休暇についての説明書を今日中に仕上げろと言われ、海外派遣社員のみではと困惑すると、「新入社員のお前に何がわかる」と叱咤されます。
中学時代、和真は蓮に花火大会に誘われて浮き足立ちますが、蓮はみんなも誘っており、和真はそのうちの一人でしかありませんでした。それでも嬉しい和真は気合を入れて浴衣を着ますが、時間がかかってしまい、みんなとの集合時間には間に合いません。蓮はわざわざ和真を迎えにきて、二人きりで穴場で花火を見ようと誘ってくれます。
和真は両親が離婚して母と東京に来ることになり、ずっとアメリカに帰りたいと思っていたと打ち明けます。しかし東京には蓮がいるからと無邪気に喜ぶ和真に、蓮は何か言おうとしますが、口をつぐみます。
後日、社長は「私は海外派遣社員のみを対象にした説明書を求めていたんだが…君がミスするとは珍しいね」と真田を追求。真田は和真に責任をなすりつけ、自分は全社員を対象にしろなんて言っていないと和真を叱責します。それを聞いていた蓮は、ペンで録音していた真田の指示をその場で再生し、ミスを認めさせます。
助けてもらってしまったと落ち込む和真に、蓮は今日花火大会があるけどこのビルは穴場だから一緒に花火を見ようと誘ってくれます。やっと蓮と二人きりになれるとお土産にアイスを持って屋上に向かう和真ですが、そこにはたくさんの人に囲まれた蓮が。
他の社員は早々に潰れてしまい、和真と蓮は二人で花火を見上げます。蓮は和真の膝を勝手に膝枕にすると、「昔と同じだ」と嬉しそうに和真の頬に手を当てます。和真はまだ自分が蓮のことを好きなのだと気づきます。
第2話
<あらすじ>
初恋の相手・蓮と再会し、蓮への恋心をふたたび自覚した和真。
しかし中学時代の友人・松本秀や蓮をよく知るという八神龍之介と偶然出くわした和真は、10年前の出来事を隠すような彼らの様子が気になり、蓮を問いただすもはぐらかされてしまう。
そんななか、会社の打ち上げで酔いつぶれた蓮を和真が家まで送ることになり──。
毎日昼に1時間、蓮と時間を過ごすようになった和真。蓮のために手作りのお弁当を持っていっては褒められますが、蓮は昼の時間を捻出するためにかなり仕事を詰め込んでいるようで、和真は心配です。
そんな中、和真は中学時代の同級生である松本秀に再会します。秀は和真から蓮と一緒に働いていると聞いた後、夏休み明けに蓮に関して妙な噂が流れた後、急に姿を消したので不安だったと打ち明けます。その時病気で休んでいた和真は不思議そうな顔をします。そのまま場はお開きになりましたが、秀は同行していた彼女に「あの時のことは言えねえ…」と泣き出してしまいます。
秀と会ったことと、彼が三人で会いたいと言っていたことを蓮に話すと、蓮は「会いたくないし、和真も会わないでほしい」と硬い表情で言います。和真は自分が中学時代に1ヶ月間入院していた間のことを何も知らず、蓮と再会してからもその話題を避けていましたが、それが原因かもしれないと考えるようになります。
和真は社員から蓮がJCCの広告賞を受賞したので、表彰式に行くように説得してほしいと出先の蓮を捕まえるように言われます。和真が蓮を待っていると、蓮は八神龍之介というデザイナーと肩を組んで楽しげに現れます。
龍之介は「彼が和真くん?じゃあ俺たちの関係は言わないほうがいいのかな〜」と怪しげな匂わせをします。
和真は龍之介との関係を蓮に問いただしますが、蓮は「フランス留学時代の腐れ縁で、お前には何の関係ない」と何も答えてくれません。
中学時代、和真は秀が彼女を作ったと聞いて羨んでいましたが、蓮は「彼女とセックスしたいの?」と妙に真剣な表情で聞いてきます。
後日、蓮の家で一緒に宿題をしていると、蓮が席を外した時に彼の携帯に「大鳳公園の前で待ち合わせ、気持ちいいことしよう」とメールが届いたのを見てしまいます。和真は待ち合わせ場所で待ち伏せし、蓮を引き止めます。蓮は「俺はセックスがしたいだけ」と憤りますが、「それなら俺としよう」と和真は必死で言います。
会社での広告賞の祝賀会で蓮が潰れてしまったため、和真が家まで送ってやることに。「俺たち友達だから…」と言う和真を突き放す蓮。しかし和真は背中を向けた蓮を抱きしめて、「ベッドに行こう?」と誘うのでした。
第3話
<あらすじ>
ようやく念願叶って結ばれた和真と蓮。
しかし翌朝、和真は蓮から「特別な意味なんてない」と告げられてしまう。
両想いではなくあくまでもセフレとして付き合うことになった2人は、少しいびつな関係ながらも以前より楽しく過ごせるようになっていた。
中学時代、蓮から誘われて初体験をすることになった和真。太陽のような和真を安っぽいラブホのカビ臭いベッドに引き摺り込んだことに申し訳なくなり、涙が止まらなくなる蓮。その直後、和真は急性肺炎の後、髄膜炎を併発して1ヶ月間入院。目を覚ました時には蓮はもういませんでした。蓮とセックスしながら、「ずっと会いたかったよ」と涙ながらに彼を抱きしめる和真。
セックスした翌朝、食材を買ってきて朝食を作ってくれる和真。起き抜けの蓮に、彼の好きなアイスを差し出してくれます。
二人で朝食を食べながら「昨日のことだけじゃなく10年前のことを蓮の口から聞きたい」と和真は頼みますが、蓮は「昨日はセフレとしてした。プライベートはノータッチで」と和真を突き放します。
それから蓮とセフレになって1ヶ月が経ちました。セックス中には声を聞かせてもらえず、ただ挿入してイくだけ。終わったらぐずぐずせずにまっすぐ帰るのがルールです。
和真たちの勤める会社から独立した先輩社員・越智の事務所に仕事の手伝いに行く二人。もともと蓮は越智に憧れてインターンに入りましたが、それからもう4年が経ちました。懐かしがる越智に、蓮は会社を辞めた理由は真田かと直球で尋ねます。越智は「君と真田が同時に溺れていたら、社長はどちらを助けるかな?」と意地悪に質問し、蓮は「どっちも助けないと思います」とクールに返答。越智はひとしきり笑うと、「俺が辞めたのは真田に負けたから。俺は真田が平然と同じことを繰り返してることが許せない。真田の弱点を知ってるから必要になったら言ってね」とウインクします。
二人で一緒に帰りながら、和真が直帰予定だと聞いてセックスするかと誘う蓮。そのまま蓮の家で致した後、和真は一緒にシャワーを浴びようと誘いますが、蓮は異常に恥ずかしがって断ります。
その時、同僚の前田から蓮に「俳優の降谷康が覚醒剤所持と交通事故を起こした」と電話が入ります。
降谷康の降板で、会社で手がけているCMが一挙に差し替えなければならなくなります。2社はどうにかなりましたが、1社は蓮が人を使わず作り直すことに。一人だけ残業する蓮に、和真は待っていてもいいかと尋ねます。蓮が弱っている姿を見せないことにわだかまりを感じる和真。
数日後、ようやく家に帰れた蓮を労う和真。蓮は「今すぐしたい」と和真に抱きつきます。
第4話
<あらすじ>
仕事がひと段落した蓮は、和真と一緒に映画を見たりご飯を食べたりと、カップルのような甘い時間を過ごしていた。
ある日和真の部屋で、蓮は彼が必死に自分を探していた形跡を見つける。
出会った10年前の2人、そしてあの日の出来事について思い返し、思わず涙する蓮。
早速行為に及ぼうとする和真に、その前にカーテンを閉めて、など慌てふためく蓮。和真は「見られたくないなら俺が目を閉じるから、俺が耳を塞ぐから、俺の前では我慢しないで欲しい 大丈夫だよ 蓮」と蓮を抱きしめます。抱きしめられたままの蓮。
翌朝、和真がシャワーを浴びている間に仕事の電話が入り、慌ててペンと紙を借りようとあちこち探し回る蓮。そこでうっかり、和真が自分の居場所を調べていた資料を見つけてしまいます。ノートからわかるあまりの熱心さに、「あのバカ、世界中探す気かよ」と思わず泣いてしまいます。
中学で初めて和真に出会った時、蓮は「太陽の温もりをたっぷり含んだ子犬みたい」と思いました。仲良くなるうちに、「いつか大人になって恋をするなら和真みたいなやつがいい」と思うようになっていましたが、和真から当然女とセックスしたいと言われ、心がバラバラに。「ただセックスがしたいだけなら俺としよう」と和真が自分をラブホテルに連れ込んだ時には、和真はお人好しだから自分を見ていられなかったのだとすぐに理解しました。それでも、和真が好きだったので嬉しかったのです。
しかしその後突然和真の容態が急変し、医者から何をしていたのかと蓮は問い詰められます。和真に正しい措置をするためと言われ、自分の言葉が自分をどれだけ追い詰めるのか、蓮は分かっていましたが、和真を助けたい一心で「無理やり蓮にセックスさせました」と答えたのです。その瞬間、和真の母からは平手打ちされ「もう二度とうちの子に会わないで」と激怒されます。さらに「もう早乙女家の人間として置いておくわけにはいかない」と勘当され、強引にフランスへ留学させられることに。和真に会えない苦しみから、蓮は何度もリストカットするようになります。
出発直前、蓮は和真にこっそりと会いに行きました。「ただお前に会いたかった。好きになってごめん。お願いだから生きて」と和真に縋って泣きじゃくったのです。
シャワーを終えた和真に「明日は休みだし、ゆっくりしていかない?」と誘われ、初めて「そうしようかな」と答える蓮。和真は嬉しさのあまり挙動不審に。それからしばらく、蓮は和真の家で映画を見たり、和真が作ってくれた料理をいちゃつきながら食べたりと楽しい日々を送っていました。
二人の関係は順調でしたが、和真は仕事ができると有名だった契約社員の内海が辞めるらしいと報告を受けます。真田が内海の相談に乗っていたそうです。
降谷康は16人もの女性に対して性的暴行もしていたそうですが、降谷は逆に女性を虚偽の罪だとして訴えたらしく、ニュースになっています。最低だと吐き捨てる蓮。
女性が死んだように寝ているベッドサイドで、真田はタバコをくゆらせていました。
第5話
<あらすじ>
部長の真田から相変わらずいわれのない叱責を受ける和真。
一方蓮は同僚の前田から、真田に関する“ある告白”を受けていた。
前田を救うために動き出した蓮は、フランス留学時代の友人でデザイナーの八神に相談を持ちかけて…。
和真の母・苑子は和真が会社員になったからと新しいシャツを作ろうと思うと同僚に話します。喜んでくれますよと言われるも、帰国してから連絡もくれないし憎まれてるかもと自嘲気味にため息をこぼします。
和真は相変わらず真田に理不尽な叱責を受けており、それを横目に蓮は前田から「打ち合わせの後に喫茶店で話がしたい」と連絡を受けていました。
前田曰く、先月辞めた内海は「仕事の相談に乗る」といってきた真田に気づいたら犯されていたそうで、慌てて逃げ出して転んで入院していたとのこと。事実かと訝しむ蓮に、前田は「5年前私も同じ手口でやられた」と打ち明けます。前田の場合は未遂でしたが、それでも上にかけあったもののその事実は揉み消されたのだそうです。なぜそんなやつと一緒に仕事ができるのかと言う蓮に、前田は「私は一度だって平気じゃなかった」「世の中の空気的に告発しても無駄だったし今の仕事を続けたかった」と告白します。
越智に相談に行く蓮。越智は「事実だと思うよ。俺たちの時にも同じことがあって、被害者が大ごとにしたがらなかったから告訴にはならなかったんだ。せめて真田を引き摺り下ろしたいと思って社長に掛け合ったけど、ご覧の通り。俺たちの時は被害から1年経ってて証拠もなかったけど今回は違うから」と徹底的に戦うように促されます。
蓮は内部告発にかかる弁護士紹介してくれないかと、八神に頼みます。金曜21時にと約束を取り付けると、「あいつとは上手くやってる?」と和真のことを匂わされ、誤魔化します。
電話を切ると、「もう10年か」と感慨深げに言う八神。通っていたフランスの全寮制アートスクールの中等部に転入してきた蓮に、八神は物珍しげに声をかけます。蓮は何度も電話をかけていましたが、話している様子はありませんでした。声をかけても無視され、嫌なやつだなと不機嫌になる八神。
しかしフランス語を話せず学校で孤立して生きる目的を失いかけている蓮を放っておけません。「からまれて」と怪我だらけの蓮を見るに見かねて病院に連れて行こうとしますが「病院は嫌」と激しく抵抗されます。
「人生一度きりなんだから好きなように生きろよ」と八神がアドバイスすると、蓮は「電話がしたい」と公衆電話に向かいます。携帯を貸してやると言っても、携帯は番号が残るからダメと聞きません。和真の携帯に電話をかけたものの「おかけになった電話番号は現在使われておりません」と返ってきて、蓮は「留守番につながるだけできっと生きてるって思えたのき、俺と和真を繋ぐものがなくなった」と打ちひしがれます。すぐさま同級生の秀に電話をします。すると、彼から和真は退院後すぐにアメリカに帰ったこと、学校で変な噂が流れていることを知らされ、蓮は電話を切ります。「生きてた。よかった」と泣きじゃくる蓮を見つめる八神。「初恋はみんなバカになるもんだよな」とつぶやきます。
蓮は「いつか日本に帰り、和真が帰ってくるのを待とう。そしてもう一度東京であいつと会おう」とそれだけを心の支えにして生きていました。
今の会社で働き始めてしばらく経った頃、社内で事務員とぶつかり新入社員の履歴書が散らばったので集めてやっていた時に、和真が新入社員で入ってくるのをたまたま知ったのでした。必死で泣くのを堪えました。3月の最後の日のことでした。
和真に会えて嬉しかった蓮は、「今のこれは奇跡だ」と思いながら、自分の家でおかえりと和真が迎えてくれる事実を噛み締めます。「神様 他の何を奪ってもいいからこの奇跡だけは奪わないでほしい」と祈る蓮。
翌朝、「洗濯して着る服がない」と騒ぐ蓮に、「これ着て行きなよ」と高級そうなシャツをおろす和真。「今日は早く帰れるから」と蓮が言うと、和真は「蓮の家で待ってるね」と嬉しそうに返してくれます。
カフェで、内海から証言をまとめた前田に、弁護士を紹介してもらった報告する蓮。カフェから出て仕事の電話をしていると、たまたま通りかかった苑子に「早乙女くん?」と声をかけられます。
第6話
<あらすじ>
和真の母・苑子と偶然出くわした蓮。
身に着けているシャツを一目見た苑子から、今でも和真と蓮に付き合いがあることを見抜かれてしまう。
10年前の出来事を責められ、当時の記憶を思い返した蓮は和真の前から姿を消してしまい…?
苑子から「名刺をもらえる?」と言われ、名刺を差し出す蓮。会社は偶然一緒でプライベートで会ったことはないと言ったものの、「10年前もそう言ってあの子と寝てたでしょ」と言う苑子の手には、今朝和真がシャツを出してきてくれたショッパーバッグと同じロゴの袋が。そこで和真は自分が今着ているのは苑子の手がけているブランドのものなのだと気づきます。「そのシャツ、あなたには合わない」と言い捨てて苑子は去っていきます。
道に突っ伏し、「好きになってごめん」と泣きじゃくる蓮。
和真はなかなか帰ってこない蓮を心配していましたが、いよいよ雨が降り始めたので、傘を持って最寄駅へと向かいます。すぐに帰ってくるからと作った料理にラップもせずに出てきた和真。「俺たちが帰るのはカビ臭いラブホテルじゃなく、暖かい家だ 俺たちはきっと大丈夫」と蓮を待ちながら自分に言い聞かせる和真。しかし蓮はまた消えてしまいました。次の、日蓮は会社を辞めていました。
真田は蓮の消えた翌日から休暇に入っています。蓮の個人情報を知ろうとしても、真田以上の役職者でなければ見ることができません。
その時、前田から「石原さんのことで相談が」とメールが入ります。蓮が会社を辞めたことに申し訳なさを感じている様子の前田は、和真に「私が真田さんのレイプ事件について相談したせいだ」と謝ります。和真は「違います。蓮は助けてくれますから大丈夫」と前田を安心させます。
誰もいないがらんとした部屋に帰宅した和真は、蓮がいつも手首に巻いているリストバンドは何なのか尋ねたことを思い出します。「願掛けみたいなもの」と答える蓮に、「いつか聞かせてね、蓮の願い事」と言ったのだったっけ。
その頃、真田は部下から「これ以上社長にごまかせませんよ」と困った様子の連絡を受けていました。「俺がパワハラ揉み消してやったこと忘れたか?」と脅す真田に、「来週には社長が出張から帰られますからそれまでに戻ってください」と言って電話を切ろうとする部下。真田は最後に「俺を外部機関に告白したのは石原だな?あいつ今どこにいる」と尋ねます。
第7話
<あらすじ>
姿を消してしまった蓮を探す和真は、八神に蓮の居場所を教えてほしいと懇願する。
その姿を見た八神は、10年前蓮に何が起きていたのか、和真に全ての真相を告げる。
居ても立っても居られなくなった和真は蓮の元へ走るが、向かう先には激昂する真田の姿があった──。
「なぜ蓮だけが特別なのか分からないけど、これまで生きてきて蓮以上に大切に思えた人はいない」と思いながら、蓮の行方を知っているであろう八神を待つ和真。
一方、蓮は「間違ってるのは分かってるから、俺から終わらせないと。あいつお人好しだから、俺の人生に巻き込むなんてできない」と八神にこぼします。
「蓮のこと、何も分かってなかった。肝心なところで踏み込めなくて、頼りになんてしてもらえるはずがない。今度こそ間違わない」と決意して八神に蓮の居場所を尋ねる和真ですが、八神からは「蓮を探してどうするつもりだよ。お前、ゲイでもないくせに」と切り捨てられます。
「男でも女でもどうでもいい。蓮以外の人間に興味はありません。俺にとって大事なのは蓮だけです」と言い切る和真に、八神は和真の知らなかった蓮の過去を話し始めます。
「あいつが入学してきた時、みんな驚いた。フランス語一言も話せなかったからなりそれがどういう意味が分かるか?あいつの親は罰として言葉の通じない外国に我が子を捨てたんだただ。お前を守るためにあいつは全部失ったんだ」「ほんとに何も知らなかったのか?いくらガキだったからっておかしいと思わなかったのか?都合よく見て見ないふりをしてたんじゃないのか」と和真を責める八神。蓮は八神にフランス語を教えてくれと頼みに来た時、「あいつが帰ってくるのを待つんだ。東京で」と決意を語ったのだそうです。
蓮への気持ちが溢れて泣いてしまう和真。
「蓮は今会社に荷物を取りに行ってる」と言われ、会社へと走る和真。別れる間際、八神は「俺ともやろうとしたけどできなかった。あいつがセックスできるのは、あいつが心に決めたやつだけ」と言います。
その頃、蓮は誰もいない社内でなぜか真田と出くわしてしまいます。穏便に彼を避けようとする蓮でしたが、真田に殴られ、レイプされそうになります。
暴力への恐怖に縮こまる蓮は、頭の片隅で和真との幸せだった日々を思い出していました。「穏やかな恋に憧れていた。出会った時からお前だけが俺の世界だった。好きだ、和真」と心の中でつぶやく蓮。
第8話
<あらすじ>
和真が会社にたどり着くと、そこには真田から乱暴をされている蓮の姿があった。
蓮を犯そうとする真田に怒りが抑えられない和真。
蓮を助けることに成功するも気付くと蓮は消えていた。
和真が会社に着くと、真田にレイプされそうになっている蓮の姿が。真田を問いただすと、「こいつは誰にでも足を開くやつなんだよ。嫌がってるのはそういうプレイだ」と言い訳してきます。蓮が胸元に入れていたペン型の盗聴器が転がっているのを見つけた和真が再生すると、そこには真田が蓮を恫喝しレイプするまでの一部始終が記録されていました。
気が動転した蓮は服を着るのもそこそこに会社から逃げ出します。慌てて追いかける和真。追いつきそうになった時、蓮は「来るな!来たら死んでやる」と叫びます。和真は恐る恐る蓮に近づくと、「蓮、遅くなってごめん。一人にしてごめん。全部背負わせて、守れなくてごめん。これからは俺が守るからり大好きだよ。そばにいてくれ。必ず幸せにする。もう離れたくない。愛してるよ」と涙ながらに蓮にキスします。
その頃、苑子は同僚から「まだ渡してないの?」と手作りのシャツを指して言われます。苑子は和真の入院中に蓮が会いにきた時のことを話し始めます。蓮を見つけた苑子は怒りのままに追い返そうとしますが、あまりに悲痛な愛の告白を聞いていると、そうするのはあまりに哀れに思えてやめてしまいました。翌朝奇跡が起こり、和真は目を覚ましましたが、第一声は「蓮はどこ?」。苑子は二人が結ばれるのを恐れるがあまり、和真を無理やりアメリカに行かせました。「二人がまた出会ったらもう離れない。あれほどの愛を私は知らない」と不安げに言う苑子。
遅くまで警察に拘束され疲れ果てた二人は、和真の家のベッドで目を覚まします。風呂に入りたいからと服を脱いだ蓮の裸を見て、和真は「蓮はいつだってきれいだ」と全身にキスしていきます。リストバンドの上からキスをした和真を見て、蓮は「お前に外してほしい」と頼みます。
後日、社長に真田にレイプされかけた時の音声を聞かせる蓮。しかし社長は「このまま忘れた方が君のためなんじゃないか。男が好きだと勘違いされては君も困るだろ?」と脅してきます。蓮は「こちらでお世話になったおかげで奨学金を返済できました。ありがとうございました」と深々と礼をすると去っていきます。
立ち寄った職場では「会社を立ち上げるなら私も連れていってください」と社員たちに頼まれますが、「数年間はろくな給料払えないからダメ」と答える蓮。前田も「連れてって」と頼みますが、「二人とも同時に抜けるなんてダメですよ」と部下たちからブーイングを受けてしまいます。
和真は蓮とともに苑子に会いに行き、「中学の時から好きだった。一生一緒にいたいと思ってます」と宣言します。苑子は「あの時怒ったのはゲイだからじゃなくて、未成年のあなたたちが大人に隠れて責任の取れないことをしたから」と言った後、蓮に「あなたも家に連絡入れなさい。取り次いでもらえなくてもお父様の耳には入るから」と言って去っていきます。不可能に思えたことも、勇気を出して向き合えばうまくいくこともあると思う和真。
和真に抱きしめられたままソファーに座る蓮は、「和真は太陽みたいだ。隠し事がなくて、あったかくて、触ってもらうたびにもっとあたたかくなる気がする」と笑います。「俺が俺でいられるのは蓮がいるからだよ」と言う和真。蓮は体を離すと「俺はいつかお前の足を引っ張るかも」と不安げに言いますが、和真は「俺は蓮に導かれてここまできたんだだから。もう絶対に見失わない。蓮は俺の全てで、俺の命で、俺の4月の東京だ」と蓮を見つめて言い切ります。
ーー東京は懐かしい場所だった。今は、俺の全てがある場所だ。
まとめ

原作既読です。めちゃくちゃよかった…!
原作ファンだからこそ、原作の重要なポイントは絶対外してほしくないと思いながら不安な気持ちで見ていたのですが、尺の都合上やや端折ったりするところやシーンが前後するところはあれど、基本的にファンが「ここは入れてほしい!」と思うシーンやセリフがちゃんと入っていてホッとしました。原作愛を感じる実写化作品で、もっと多くの人に見てほしいと感じました!

原作とドラマの大きな違いを挙げるならば、「和真の蓮に対する想いの強さ」の表現がドラマは弱かったかなと感じました。(これは他の二人も感じていたようです)
それは多分、和真の蓮への執着心、もっと言えば狂気めいたものがあまり感じられなかったからだと思うんです。蓮はフランスに行ってなお和真を追い求めていましたが、和真がアメリカにいた頃のことは原作でも触れられていなかったので、それ以外の部分で蓮への執着を見せなくては釣り合いが取れないのに、そこが弱かったというか、いまいち伝わってこなかったなと思いました。櫻井佑樹さんの演技はとても上手だったと思うのですが、何が足りないんだろうな…いまいち自分でもその「足りなさ」の理由がよく分からないままです。

二人とも話したのですが、八神役の古川毅さんの演技が良かったですね。目力がある、セリフの言い方に重みがある、セリフへの感情の乗せ方が上手い、いろんな側面から良さを褒めることはできるのですが、特に「ここぞ!」というシーンでバシッとかっこよさを決められる力というか。それが古川さんはずば抜けていたなと感じました。古川さんの他の出演作品もぜひ見てみたいですし、BL作品の主役になる未来も期待しています。
今回3人が見た「4月の東京は…」は、Huluで無料視聴できます。
ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨