「アマプラ同時上映会」第72弾！
当サイトの運営者3人が、Amazonプライムビデオでアニメやドラマ・映画を同時視聴する企画です🎬✨
恋と友情の狭間で揺れる二人の主人公、彼らを見守る仲間たちを映し出した、「マティアス＆マキシム」。
早速見てみましょう！
登場人物とあらすじ
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引用：マティアス＆マキシム｜フジテレビの人気ドラマ・アニメ・TV番組の動画が見放題＜FOD＞
頑固で短気な弁護士×自分探し中のバーテン 幼馴染同士 のお話。
＜あらすじ＞
30歳のマティアスとマキシムは幼馴染で、その日も一緒に仲間のパーティへ向かうが、そこで彼らを待ち受けていたのは友達の妹からの、あるお願い。
彼女の撮る短編映画で男性同士のキスシーンを演じることになった二人だが、その偶然のキスをきっかけに秘めていた互いへの気持ちに気付き始める。
美しい婚約者のいるマティアスは、思いもよらぬ相手へ芽生えた感情と衝動に戸惑いを隠せない。
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予告編・予告動画
こんな人におすすめ
- 映像の美しいゲイ映画を観たい
- 家族愛、恋愛、友愛…いろんな愛を堪能したい
- 人生を楽しみながらも密かに悩みもがく青年たちを見つめたい
ネタバレ感想
マットとマックスは、2人とも30歳で幼なじみです。ある日リヴェットの妹エリカと友人のマチスが作る短編映画でキスシーンを演じることになります。高校時代に一度やったことがあるのだからいいじゃないかと言われるものの、突然ディープキスをすることになり狼狽える2人。
キスをした翌日、マットは居ても立っても居られず遠泳をして死にかけます。彼の錯乱した様子を見て、哀れに思う友人達。マックスのオーストラリアへの出発まであと12日です。
そんな中、マットは上司から昇進の話を持ちかけられます。「天職と思っていた仕事が最期は違うこともある」とにやりと言われ、動揺するマット。
一方、マックスは金遣いが荒くすさんだ生活をしている母の資金管理や身の回りの世話をしていましたが、オーストラリアへバーテンとして自分探しに向かうため叔母に後見人を任せることを伝えると母からは「独裁者」「顔を見せるな」と罵られます。弟ジュリアンには母は問題ないと伝え、一緒に飯でも食おうと帰ってこない連絡をし続けます。
リヴェットのホームパーティーに恋人と共に呼ばれたマットですが、まさかのエリカの映画を見るためと分かり衝撃を受けます。彼の母や叔母たちのつまらない会話にうんざりしていましたが、まさかの演技を褒められ、妙に苛立ちます。
マックスは叔母に後見人制度の話を伝えます。
マットはマカフィという女たらしのクズ弁護士を接待しろという上司の話を聞きながら、彼の部屋にあった植物がなくなっていることに気づき寂しさを覚えます。エレベーターで一緒になった女性のうなじを見つめ、自分のセクシャリティを再確認します。
マックスのオーストラリアへの出発まであと1週間です。
マックスは「私は大丈夫だから向こうへ行く前にお金を返して」と言われ大喧嘩になります。母に顔に唾を吐きかけられ、マックスは怒りのあまり鏡を割り、家の中は嵐のよう。
マットの母はマックスを送るパーティーを開きますが、マットがマカフィに捕まってなかなか来ないため怒り心頭です。
マットは母に促されてマックスに祝辞を送りますが、なぜかしどろもどろのひどいものに。婚約者のサラがそれを指摘すると、マットは全部あの映画のせいだと突然激昂します。
なんだかんだ言いながら二次会に来たマットですが、友人のフランクにイカサマをしたといちゃもんをつけたり、喧嘩の仲裁に入ったマックスに「あざ野郎」と吐き捨てたりとやけくそな言動を繰り返します。マットが謝罪したことでどうにか後日仲直りができました。
しかしそのホームパーティーの途中、マットは思わずマックスの拳に口づけ、それをきっかけに情熱的なキスを繰り返します。擦り合いをしようとした最中、ふとマットは我にかえります。マックスは金曜ではなく日曜に発つ、自分達の関係についてきちんと話し合おうと言いますがマットは無視して部屋を出て行ってしまいます。
マットは友人のケヴィンと、マックスも同じく別のストリップバーで憂さを晴らします。
しかしやりきれない思いが高まり、マットは朝焼けの街を疾走します。
出発の前日、マックスはマットの母に彼女の別れた元夫・ロナルドに推薦状を書いてほしいから電話番号を教えてもらえないかと言います。マックスに何度も頼んだけれど連絡が返ってこないらしくてと言うと、マットの母はすぐに対応してくれます。
マットの母を待っている間、マックスは7歳の頃にマットと描いた牧場の絵を見つけて胸が苦しくなります。
出発日当日、マットの父の事務所から連絡があり、3週間前に推薦のメールを送ったはずだがと言われ、マットはもしかして自分に行ってほしくなかったのかとマックスは混乱で涙します。空港へ行こうと家を出たマックスを待っていたのは友人たちで、マックスは思わず微笑みます。
まとめ
中盤までどっちがマティアスでどっちがマキシムなのか分からなかったですww 作中では、マットとマックスって呼び合ってるんですよね。
本作にははっきりした結論はないので、行間を読ませるタイプの作品ですね。ゲイとして生きるには、マティアスには覚悟が足りなかったんだなあ。にしても、マキシムの邪魔をするのはどうなのでしょうか…。
マティアスとマキシムのキスシーンがほんっとうに美しくて…あのシーンのためだけにでも観る価値はあると思いましたね。雨の降りしきる窓越しに、窓に押しつけられ貪るようにキスする2人…でもそれ以上の愛はない、愛って難しいなと悩んだまま見終えました。
ラララランドで一躍有名になったドラン監督作品。私は比較的この人の作品が苦手なのですが、やっぱり本作もさほど刺さらず…。ツレと楽しく馬鹿騒ぎするシーンって必要かなあ。自分が非社交的な人間だからかもしれませんが、こういう、人に迷惑かけるくらいの騒音で大騒ぎすることを青春だと思ってる人間が嫌いすぎる…絶対友達になりたくない…と思ってしまいました（小並感）
今回3人が見た「マティアス＆マキシム」は、Amazonプライムビデオ、Huluで無料視聴できます。
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