アレクサンドル・ヴォイノフ「SKYBOUND」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
1945年のドイツ軍、飛行機の整備兵のフェリクスはエースパイロットの少尉にあこがれの眼差しを向けていた。
そんなある週末、フェリックスは少尉の故郷に誘われ甘い、週末を共に過ごすが―。
こんな人におすすめ
- 戦う男の物語が好き💪
- 戦争モノの悲壮感や戦々恐々とした雰囲気が好き🔥
- 禁忌感、背徳感にゾクゾクしたい🥺
ネタバレ感想
いつ死んでもおかしくない2人が、死を覚悟した上で静かに愛を打ち明け合うシーンに号泣しました…🤦♀️
山深い夜の静けさ、立ちのぼる高貴なコニャックの香り、古寂びたピアノがまるで目の前に見えるようで、胸が締めつけられます。
はああ、余韻がすごい…まるで何時間も映画を見た後のような読後感…。
すごかった…よかった…と、呆然としています。
戦後、2人はきっと幸せに暮らしたと私は信じている…。
ヴォイノフさんは戦争をテーマにしたM/Mロマンス小説をいくつも書かれているようなので、他作品も読んでみたいです📚
あっ、死ネタじゃないので、ハピエン好きも安心して読めます!!👍✨
まとめ
尾上与一先生「1945シリーズ」好きには、特にオススメしたい作品です。
WWⅡ、敗戦直前のドイツが舞台。
戦禍が続く地獄のような日々の中、ひっそり愛を確かめ合う2人に涙が溢れました。
短編とは思えない重厚なテーマ、繊細な心理描写に心奪われる名作🇩🇪