伊勢原ささら「僕とメル友と、素敵すぎる彼」のネタバレ感想|メル友はスパダリだった!工場夜景好きの会社員×内向的な大学生のメールから始まるピュア・ラブストーリー

小説

伊勢原ささら先生「僕とメル友と、素敵すぎる彼」を読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ


工場夜景好きの会社員×内向的な大学生 のお話。

<あらすじ>
内気な大学生の尚也は、高校時代に先輩に告白し手ひどく振られたことが原因で恋愛に臆病になっている。

リアルでの人付き合いが苦手で、「サヤカ」という女の子としてネット上での交流を楽しんでいた。

そこで知り合い、秘かに恋心を抱いていたメル友の「マサオ」から会いたいと言われ、妹の舞を身代わりに立て会いにいくが─!?

 

こんな人におすすめ

  • 小動物っぽいかわいい受けを愛でたい☺️❤️
  • スパダリ攻めの紳士的なアプローチにメロメロになりたい🌹✨
  • 両片想いのむずがゆさにニヤニヤしたい!

 

ネタバレ感想

「メル友」という言葉が懐かしいですよね〜。最近の10代の子たちは何て言うんだろう?ネッ友?

あと、尚也(受)の妹の舞ちゃんが元気でしっかり者で可愛すぎました!

アルプス亭の特別コースも美味しそうだったなあ…落ち込んだ時、陣内さん(攻)にホットレモンジンジャーで慰められたい人生だった…🍋

「子猫が霧吹きをかけられたようにブルッとしてしまう」「たくさんの子うさぎが全身にピタッとくっついてくるような優しい感覚」とかの表現が、牧歌的ですごく好きです🥺🌸

こういう、絵本で出てくるような柔らかな表現は、伊勢原先生ならでは!!!

ストレス社会で疲れ切った腐女子たちに読んで欲しいです。

舞ちゃんの「恋ってね、羽根がついてるの。舞い降りたときにちゃんと捕まえないと、またすぐどっかに飛んでっちゃうんだよ」が、すごく心に響きました。

まさにそうだ!って思ったし、なんて優しく軽やかであったかい比喩なんだろう…まさに恋!と、ほっこり☺️🌸

そして、一番好きな尚也のモノローグ

「幸せな結末なんて、自分には縁がないものと思っていた。夢はしょせん夢で、遠くから眺めて満足するものなのだと心のどこかで諦めていた。でも一生懸命想い続けて勇気を持って踏み出せば、夢はきっと現実になる。」

ディズニー「シンデレラ」の名曲「望むこと」を思い出しました😭🏰✨

 

まとめ

ラブラブ両片想いカプの純愛物語❤️

受の言動の比喩に子猫等の可愛い動物が使われてて超萌えます🥺🌸

心優しい紳士攻と不器用で健気な受のやり取りに心洗われる…😭✨

ピュアピュアな良作🏭🛳📸✨

小説花丸 僕と、メル友と、素敵すぎる彼
作者:伊勢原ささら
内気な大学生の尚也は、高校時代に先輩に告白し手ひどく振られたことが原因で恋愛に臆病になっている。リアルでの人付き合いが苦手で、「サヤカ」という女の子としてネット上での交流を楽しんでいた。そこで知り合い、秘かに恋心を抱いていたメル友の「マサオ」から会いたいと言われ、妹の舞を身代わりに立て会いにいくが─!?
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